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― 火砕流のアノミー ―【 シリアス / 少人数群像劇 】/53


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20: アウラ/アルヴィオン [×]
2023-03-31 19:53:51





番号:⑤のD
名前:アウラ・フラートゥス
年齢:24歳

性格:おっとりしていて争い事を好まない穏やかな性格。柔和で常に微笑を浮かべて周りを見守るお母さんタイプで、仲間内で何かあれば仲裁に入ったりする。喜怒哀楽ははっきりしているものの上記の気質もあり怒の部分はあまり出ることはない。また、適応者となってからは有事の際は率先して魔の迎撃に出るといった勇敢さや高い行動力も兼ね備えるようになった。恋愛はあまり興味が無く縁もなかったのだが、ある時アルヴィオンと出会い交戦、相手が魔であるにも関わらず恋愛感情に目覚めた。以来アルヴィオンに対して湧く愛情に、魔に恋してるという仲間たちに対しての後ろめたさと、初めての恋愛感情に戸惑いを感じながら日々を過ごしている。

容姿:元々金に近い程明るい茶髪だったが、適応者となった影響かは不明だが緑髪に変化。腰まで伸びたロングヘアーをハーフアップにして束ねている。前髪は眉毛が隠れるくらいの長さで切り揃えている。整った長い睫毛に縁取られたアーモンドアイは垂れ目気味で細められている。瞳も元々青眼だったのが適応者になった際に碧眼に変化した。身長158cm。平均よりはやや小柄ではあるものの性格と反して身体を動かすことが好きだったのもあり、服の下は筋肉もついて引き締まった体格になっている。尚、女性らしい凹凸は大き過ぎず小さ過ぎず、服の上から目立つくらいにはある。服装は肩部の布がない肩出しの長袖の上にフード付きのロープを羽織る。下は足首まで届くマキシ丈のロングスカートで、靴下とスニーカーを履いている。適応者になってからは度重なる戦いのせいで服や靴は汚れてボロボロになりつつある。

備考:一人称は「私」。二人称は「名前に敬称付け」が基本だが、アルヴィオンのみ「アルくん」と呼んでいる。
レストランを経営するシェフの父とウェイトレスの母との間に生まれた一人っ子。小さい頃から身体を動かすことが好きであり、学生時代は運動や遊びで生傷が絶えなかったため両親から心配されてしまう。両親から咎められ“もう少し女性らしく”を意識した結果現在の性格が形成された。成人してからは両親のレストランで、母と同じウェイトレスとして働いており、噴火の際も勤務中だった。しかし大噴火が起き、流れて来た火砕流と降り注いだ灰により家族や共に働いて来た同僚を全て失い、自身は適応者として生き残る。悲しみに打ちひしがれる余裕は無く、今度は魔が出現し襲い掛かって来たので防衛本能的に風の奇跡を使い大鎌を生成。そこで初めて魔核を砕いて魔を倒した。そうして戦いながら生き延びていき、やがて魔に対しては襲うなら迎撃し、襲わないのなら可能な限りスルーするスタンスを取るようになる。一方で島や世界の謎に関しては気になってはおり、何故このような事態になったのか、魔や適応者のルーツ等は知りたいと思っていたのだが……とある魔との出会いにより全てが変わってしまう。アルヴィオンと恋に落ちた当初は魔だからと感情を抑え込もうとしたが、日々隠れて逢瀬を重ねていくにつれどんどん溢れていくと同時に愛する彼を苦しませている現状に心を痛めていく。そうして辿り着いた結論こそ「彼と同じ魔になれば良い」ということだった。以来世界の謎などそっちのけで、皆に隠れてアルヴィオンと逢瀬を重ねながら、彼と同じ魔に転生する方法を探している。


*ロルテスト

【 アウラ / 崩壊した都市内 】

(火砕流により崩壊した都市の外にて発見した魔と交戦していたのだが、突如として相対していた魔が逃走してしまったため追いかけっこをする羽目になってしまい。交戦中に奇跡を多用してしまい、かつ傷を負ってしまっているのもあり体力的には限界が近いのだがそれは追っている魔側も同様であり、両者共に満身創痍に近い状態で。休みたいのはどちらもなのだが、他の適応者に被害が及んでしまうため休む訳には行かないと疲れた身体で立ち上がり、弱まっているが移動には問題なく使える出力であるため奇跡を使い風の力で跳躍しながら魔を追っていき、やがて行き止まりへ着けば通り道を塞ぐ形で立ち塞がり)

……もう逃げ場はないわ。観念なさい。

(静かな声で魔にそう告げつつ、体力的にも出力的にもこれが最後の一撃になるだろうと思いながら大鎌を構えれば、向こうも応戦するべく構えている姿を確認して。そうして暫しの沈黙の後に飛び出したのは己の方からであり、奇跡を使い風の力を上乗せしたせいか相手が反応するよりも早く振り下ろし、身体を切り裂く手応えを確認すれば遠慮なく真っ二つにしようか。身体を裂く途中で核に引っ掛かれば砕くべく奇跡の力で刃の部分に風を生成、その勢いを借りて思いっきり大鎌を振り、魔核が砕かれる感覚と音が聞こえれば勝利を確信出来るだろう。魔の消滅を確認したのなら、安心感でその場にへたり込むも、その後に聞こえた遠吠えにくすりと笑みを浮かべながら、鎌を杖代わりに立ち上がってその場を去ろうかと)

ふぅ、なんとかなってよかった。……あ、アルくんが呼んでるわ。ふふ、もうひと頑張りね。


(/>10にて⑤のDをkeepしていた者でございます。pfが完成致しましたので、提出に参りました。サンプルロルと合わせて、お手隙の際で構いませんのでご確認よろしくお願い致します。また、不備や気になる点がございましたら何なりとお申し付けくださいませ。)








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