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届けられた招待状 〆/18


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自分のトピックを作る
■: 常連さん [×]
2022-08-07 20:04:10 




荘園への招待状を受け取った方限定。





1: 通りすがりさん [×]
2022-08-08 05:32:19




(/向こうにてお声かけした者です。招待状が届いたようでわくわくする素敵なお部屋をありがとうございます。これからよろしくお願いいたします…!

早速にはなりますが、こちら提供キャラはイソップ、ノートン、写真家の中でどなたになるか教えていただきたいです◎)






2: 常連さん [×]
2022-08-08 13:54:35




(/お越しいただきありがとうございます…!諦めかけていましたので、お声掛けいただけてとても嬉しかったです。
では写真家を提供いただいてもよろしいでしょうか?こちらは女性サバイバー、世界観設定は荘園での日常をと考えております。
通りすがりさん様はナワーブをご希望との旨承りました。世界観設定は如何しましょうか?荘園かあるいは衣装設定に基づいたストーリーなどの特殊なものも可能ですので遠慮なく仰ってくださいますと幸いです…!)




3: 通りすがりさん [×]
2022-08-08 19:19:39




(/第五人格のキャラたちが大好きで、こちらこそ遅い声かけにも関わらずお相手いただけてとても嬉しかったです!
写真家の提供、荘園軸ともに把握いたしました。こちらの世界観としましては、お言葉に甘えて特殊設定でも大丈夫でしょうか…?従軍時代のナワーブとその相棒のような関係性の創作男性を考えております。
また、pf作成において萌萎がございましたら教えていただきたいです◎)





4: 常連さん [×]
2022-08-08 22:13:18




(/世界観についてかしこまりました。背景推理は全て埋めているので雰囲気は掴めるのですが、軍隊や情勢そのものの知識に乏しいのでかなりフワッとしてしまうかもしれません…!萌えは萎え以外、萎えは女々しすぎる、受け受けしすぎる、メンヘラです。こちらの創作サバイバーもpf作成に取り掛かりたく存じますが、萌え萎え等ございましたら遠慮なく仰ってくださいますと幸いです!)




5: 通りすがりさん [×]
2022-08-08 23:47:03





(/ありがとうございます!グルカ兵時代のナワーブと話したい…!という願望なだけですので、一緒に夜の見張りをしたりオフの日に町を歩いたりとふわっと軍生活を楽しめれば大丈夫です。私も恐縮ながら特に知識量が多いわけではなく…!

萌萎も把握いたしました!早速pf作成させていただきます。こちらは萎:不必要なメンヘラ、永久愛なしで、あとは萎以外なんでも幅広く萌にあたります◎)





6: 常連さん [×]
2022-08-09 14:16:14




(/かしこまりました。ではそちらの設定に則らせていただきますね!
萌え萎えについても把握いたしましたので、こちらも早速pf作成に取り掛からせていただきます!少々お時間いただけますと幸いです…!)




7: 通りすがりさん [×]
2022-08-10 06:38:41





(/承知いたしました!早速にはなりますがこちらのpfが完成しましたので、お先に投下させていただきます。変更等可能ですので何か不備があればご遠慮なくおっしゃっていただければと思います◎よろしくお願いします…!!)


アロン・スレスタ

性別 / 男
年齢 / 20

容姿 / ナワーブよりやや高い身長。比較的細身だが華奢という印象はなく筋肉質で年相応に健康的な体型。ベージュアッシュの髪はさらりと細い髪質で、左側を耳に掛けたマッシュヘア。丸っこい二重の瞳は淡いブラウン、くっきりとした目鼻立ちで求心顔気味のお砂糖顔。全体的に色素が薄く肌も瞳の色も明るい。甘めの顔立ちに反して骨格はしっかりしており、首元や手足は男らしく骨張っている。感情が顔に出やすくころころと表情が変わりがち。

性格 / 柔らかい見た目に反して中身は少しガサツで脳筋。考えるより先に体が動くタイプのため、戦場でもよく言えば勇敢、悪く言えば恐れ知らずで危なっかしい動きをみせる。好きなものに対しても同様に一直線の犬系で、裏表なく思っていることがすぐ口に出る単純思考。言葉にしてから気恥ずかしさを自覚して照れることもしばしば。仲間には誰に対しても愛想良く社交的で、人間関係はかなり円滑なさっぱりした付き合いをしている。

備考 / ナワーブと同じ部隊のグルカ一般兵。弟が1人、妹が3人おり家族に金を作るために軍隊に入った。射撃や戦闘の腕はそこそこで、ナワーブほどではないが戦力としてはかなり動ける。訓練を受けていた頃から話すうちに自然と仲良くなり、今ではお互い相棒のような存在。ナワーブをよく慕っており、憧れるとともに分かりやすく好意的に付きまとっている。いつの間にかその好意は友情だけではなくなっていたが、今の関係が壊れるのを恐れ言い出せない。





8: 常連さん [×]
2022-08-10 19:36:45




トーリカ・クレイン

性別:女
年齢:21歳

容姿:オレンジブラウンの髪を胸元まで伸ばしており、毛先を緩く内巻きにしている。二重の丸目で瞳の色は翡翠色。細い眉に整った鼻筋、色付いた唇を持ち、年相応の穏やかそうな人物であるという第一印象を抱かれやすい。健康的な印象を与える血色の良い肌、女性らしい凹凸はあまり見られないものの引き締まった身体つき。服装は白のプレーリーブラウスに紺のハイウエストスカートとパンプスを愛用。落ち着いた色合いながらも生地の質感等から上質且つ高価なものであることを窺わせるものが多い。また職業柄なのか、日替わりで派手ではないブローチやブレスレット、ネックレスなどのアクセサリーを身に付けている。

性格:抱かれやすい第一印象に違わず、基本的には穏やかで仲間想いで面倒見が良い。率先してチェイス役となり救助にも積極的に赴く、ゲーム時以外ではハンターにも物怖じせず平等に接するなど、在り来りな優しさとコミュニケーション力を備えている。しかし死生観には独自のこだわりを持っており、これに関することには意見を譲らず対立されれば真っ向から立ち向かう我の強さを秘めている。また好きな相手には自分の制作したアクセサリーをプレゼントして身に付けてほしがるなど、独占欲もそれなりにある模様。

備考:職業は彫金師。代々彫金師の家系であり、アクセサリーや貴金属類の作成に幼少の頃から携わってきた。だが最愛の妹の死を切っ掛けに、”故人をいつも傍で感じる事が出来たなら”という想いから始めた独自研究の末に、現代でいうメモリアル・ダイヤモンドのように死者の骸を宝石へ変える術を編み出す。土葬が主であることと倫理的な問題で世間からの風当たりは強かったが、稀に彼女を頼って訪れる客もいた程度には需要があった。彼女の死生観はこれらの経験に基づいて形成されたもので、『命のサイクルを止めてはならないが、死後に遺されたものを己の傍に置いておけば離れ離れになることはない』という価値観故に、写真として本人を切り取って永遠に保存するというスタイルには異を唱えている。研究過程でデソルニエーズ伯爵の噂も耳に挟んでいたが、その際は都市伝説として切り捨てていた。しかしある日届いた招待状に記載されていた、デソルニエーズ伯爵に会わせてやるという一文を読んだことで彼の死生観や生死との付き合い方に興味を抱き荘園を訪れた。彼の考えは受け入れられないでいるが、初めてのゲームで顔を合わせた際に無自覚に一目惚れをしてしまったため、BJや片想い戦などのペアを組む特殊試合では何かと自ら絡んでいきがち。


(/pfの提出ありがとうございます!素敵な相棒さんで、ナワーブとどうなっていくのかワクワクしますね…!こちらも作成させていただきましたが、大分癖が強くなってしまった自覚がありますので萎え等にあたりましたら遠慮なくご指摘ください!)




9: 通りすがりさん [×]
2022-08-10 20:54:41




(/ご確認およびに素敵なpfありがとうございます!メモリアル・ダイアモンドという発想でときめきが止まりませんでした…死生観の相容れないジョゼフとどのように物語を紡いでいくのか楽しみでなりません。私の癖にもあまりにぶっ刺さる創作さまで、修正等あるわけもございません…!

さて、やりとりにあたって他に決めておくことはあるでしょうか?特になければお互い創作の方から初回を投下する形で始めようかと思っております◎)





10: 常連さん [×]
2022-08-10 23:15:23




(/ご確認とお褒めのお言葉ありがとうございます!特に詰めておきたいことなどもございませんので、互いに初回文投稿に移れたらと思います。改めましてこれからよろしくお願いいたします…!)




11: ジョゼフ/アロン [×]
2022-08-11 11:10:43




(/初回の方、任務中に仲間とはぐれて…という場面から始めさせていただきました。分かりにくい点などございましたらいつでもおっしゃってくださいませ!また、ロルに関しても文字数や形式なども合わせますのでぜひぜひお気軽に…◎こちらこそよろしくお願いいたします!)



アロン:
(長く伸びる木々の隙間から薄く透ける日差し、時折聞こえる鳥の鳴声だけが響く静寂。自分以外誰の姿も見えない森の中でじわりと疼く心細さに眉を下げながら緩く辺りを見回して。拠点のキャンプ地までの移動中、敵部隊に遭遇し散り散りになって隠れたせいですっかり仲間とはぐれてしまったらしい。近くに誰か居ないか探すため大木の陰から小さく顔を覗かせて、口元に手を添え大声で呼び掛けようとしてみるも、慌てて敵が通る可能性を思い出し小声に切り替えて)
おーい……っ、と…!…誰かいないか…?





12: ナワーブ/トーリカ [×]
2022-08-12 19:22:26




ナワーブ:
(ばたりと倒れた敵部隊の兵を見下ろせば、ナイフを握ったまま小さく溜息をつき。鬱蒼と茂る草木の中をしつこく追ってきた敵兵の一人と交戦したはいいが、いつの間にか周囲には仲間の影は一つもなく。各々隠密か交戦かを行っているのだろうが森の中ということもあり迅速な合流は難しいと察すれば、いつまた敵兵に襲われるかもわからないのでナイフは抜き身のまま茂みを掻き分けて進み。不意に奥の大木の傍で人影が動くのを微かに捉えれば、敵かあるいは味方か定かではないがそちらへと気配を殺して向かい。敵兵ならば排除しようと接近したところで、その人物の後ろ姿はよく見覚えがあるものだと気が付きそっと近寄れば、周囲への警戒は怠らずに囁くような小声で話しかけ)
アロン、俺だ。無事だったか。他の仲間は?

トーリカ:
(荘園に訪れてからはや一日が経った。てっきりすぐに伯爵に会わせてもらえるものだと思いきや、どうやらゲームなんてものをしなければならないらしい。ルールは同じく参加者であるナース服の女性に教えてもらったが困惑しかないというのが正直なところで。ここは二階建ての病院が大きな特徴となる聖心病院というステージらしいが、詳しいマップはまだ把握していない。暗号機を解読して脱出することがサバイバーである己たちの脱出条件とのことなのでその暗号機を探すべく病院内を歩いていれば、ぽつりと立っている写真機を見つけて。ステージの障害物というには明らかに異質なそれに近付き、遠慮がちな手つきでそっと触れれば率直な疑問を誰に聞かせるわけでもなく呟き)
写真機…?どうして病院にこんなものが?


(/シチュエーションの方かしこまりました。こちらこそ分かりにくい箇所等ございましたらご指摘いただきたく思います!こちらは荘園に訪れてから初めて参加するゲームという所から開始させていただきました。既に医師は参加確定させておりますが、必要でしたらサバイバーについてはお好きに設定して下さって構いませんので…!特に問題等なければ一度背後は失礼して、また〆の段階等が訪れましたら顔を出させていただこうかと思います!)




13: ジョゼフ/アロン [×]
2022-08-13 10:57:21




アロン:
(ゆらりと揺れた背後の空気に気付いた頃には、二人の距離は既にナイフの届く間合いに。相変わらず無駄の無い流石の足運びには、もし彼が敵だったならと冷たい汗が一筋背中を伝い思わず身体を硬直させるも、聞き慣れた声にほっと安堵の息を吐き出して表情を緩めつつ相手の方へと向き直り。最も気がかりだった相手の無事な姿を再び目に映すことが叶い、つい焼き付けるようにまじまじと見つめていたところ抜き身のままの刃が目に留まり、交戦後の可能性を案じ慌てた様子で両手を落ち着きなくさまよわせて)
ナワーブ…!良かった。俺は無事だ。けど、他ははぐれたっきり。見たところ一人みたいけど、そっちこそ大丈夫だったか?…まさか怪我とか…!


ジョゼフ:
(軽やかな足取りにひらりとコートを翻し、目元に掛かった一筋の髪束を細い指先で無造作に流して。ゲームは少し前に開始を告げたわけだが、特に慌てる様子もなく写真機の元まで余裕を滲ませた靴音を響かせ歩みを進めており。ひとまず写真世界を作り出すため最も近い病院内の写真機を目指していたところ、そこには予想外にどうも見覚えのない先客が。温かみのある長髪と小さく煌めくアクセサリーが目に付いて、好奇心から気配を殺し流れるように距離を詰めると不意に背後から静かな声を投げ掛けてみて。いつでも振り下ろせるサーベルはまだ気紛れに手元に収めたまま、今はただ曖昧な微笑だけを携えて)
私の写真機に興味がおありかな?…やあ、初めて見る顔だね。



(/お綺麗で素敵な描写をありがとうございます。シチュに関しても大変分かりやすく、諸々把握いたしました◎問題ございませんのでこちらも一旦背後は引っ込ませていただきますね。キャラの口調などのご希望や、展開相談などの際にはお気軽にお呼び出しいただければと思います!それではよろしくお願いいたします…!/蹴り可)





14: ナワーブ/トーリカ [×]
2022-08-14 21:29:48




ナワーブ:
(彼の姿を上から下までざっと目視して言葉通りに無事であることを確かめれば、抜き身のままだったナイフに彼の目線が行ったことに気が付き。ナイフの切っ先を地に向けて自身の肩口あたりの高さまで掲げれば、平然とした声音で逸れてからの経緯を伝えて。狼狽が顕著に出てしまうほど心配をしてくれていることになんだかむず痒い気持ちになりつつも彼を落ち着かせるために傷一つないことを正直に伝えれば、敵兵の気配も今のところは感じられないので一先ずナイフを鞘に収め。代わりに他の仲間の気配も察知できないほどに途方もなく広がる緑一面の景色をぐるりと見渡しつつ、僅かに眉根を寄せて辟易としたような声音で呟き)
いや、深追いしてきた敵兵と交戦しただけだ。練度も低かったし負傷はしていないからそう心配しなくていい、お前も無事でよかった。…日が出ているとはいえ森だ、他の仲間との合流には骨が折れそうだな。

トーリカ:
(唐突に背後から掛けられる声にびくりと肩を跳ねさせて振り返れば、手を伸ばせば届きそうなほどの至近距離に異様な容貌の男性がいつの間にか立っていて。写真を直接切り取ったかのようなモノクロの配色とひび割れのような黒線が全身に刻まれているその姿、そして今はまだ己に向けられてはいないサーベルに彼がハンターであるのだと直感で察知し。サーベルにどうしても行きがちになる視線を無理矢理持ち上げて彼を見上げれば、人の私物に不躾に触れたことへまずは謝罪を。その後に、己の胸に片手を当てれば素性を素直に明かして。彼が得物を下ろしている以上こちらも友好的に振る舞いはするが、片足は一歩引いていつでも逃げられる準備は整えて相手の出方を窺い)
びっ…くりした。ごめんなさい、病院に写真機があることが不思議でつい触ってしまったの。私はトーリカ、昨日荘園に訪れた彫金師よ。




15: ジョゼフ/アロン [×]
2022-08-16 01:34:45




アロン:
(彼の口から改めて何事もなかったと確認できたことで漸く深々と安堵の息を吐き、鈍色の刃の鋭い光が鞘に吸い込まれるにしたがって張り詰めた緊張感も少し緩和するようで。見渡す限りの深い森には溜め息の一つも出そうになるものだが、ひっそりと想い人の姿を一瞥してはこの状況に不釣り合いにも少しばかり浮かれる自分もいるわけで、思わず上がりそうな口角を手の甲で雑に拭っては怪しまれないよう平静を装い、鞄からコンパスを取り出してきびきび働くふりを。当初の目的であったキャンプ地の方角を磁針で確認して、それを相手にも見えるように傍まで近寄り示そうとして)
そうだな…この森じゃ見通しも効かないし、仲間を探しつつキャンプ地に向かった方が良いかもしれない。ほら、幸い磁石は生きてるみたいだ。


ジョゼフ:
(分かりやすく驚きを示す肩が向き直り、彼女の澄んだ深緑の瞳と真っ直ぐに視線が重なって。その瞳は目に見えて恐れや敵意に揺れることなくむしろ素直に此方を向いているようで、鬱屈とした荘園では珍しい反応に悪い気はせずただ穏やかな表情で静かに聞き入って。写真機に触れた云々は特に気に障ってもいない様子でさらりと流し__訪れたばかりのサバイバーの存在は噂で聞いたような聞かなかったような__彫金師という話の方に興味を示すとただでさえ感情の分かりにくい黒々とした瞳を、より大きく丸めて期待感を隠しもせず。彼女にだけ名乗らせるのは礼儀に反すると、習慣的でほぼ無意識のまま流れるように自分のことも軽く口に出して)
ああ、写真機のことは別に構わないさ。どのみち撮影は私にしか出来ないし。…つまりだ……私はジョゼフ、写真家をやっている。よろしくね、素敵な彫金師。





16: ナワーブ/トーリカ [×]
2022-08-17 19:00:45




ナワーブ:
(こういった際に己の気が回っていないことにまで気が付いて導いてくれる容量の良さは、数多くある彼の美点の一つであると常々考えている。たとえばこのコンパス然り、方針を提示してくれること然りだ。自慢の相棒、だなんて小っ恥ずかしくて滅多なことでもなければ口には出さないが、表情には多かれ少なかれ出てしまうものらしく。ゆるりと優しく目を細めれば自らも肩口が触れ合いかねない距離まで近寄って彼の手の内にあるユラユラと動く針先を覗きこみ。彼の提案に一つ頷きを返して日の高さと共に示す方向を確認すれば、自身の荷物を背負い直して一歩出した足で草を踏みしめ。そのまま進むかと思いきや、上体を捻り彼に振り向けば微かに口角を持ち上げて期待の言葉と共に彼の肩をぽんと叩こうとし)
よし、日が暮れる前に着きたいところだな。敵側もそう易々と踏み込んではこれないだろうが、鉢合わせした時は逸れないように切り抜けるぞ。…頼りにしている。

トーリカ:
(本来ならば端正と言って差し支えないであろうその顏にも広がる亀裂と闇を濃縮したような瞳のせいか些か表情の変化は分かりづらいものの、少なくとも悪印象は与えていないと感じ取ると同時に彼の肩書きに息を呑んで微かに目を見開き。よくよく見てみれば、どこか高貴な印象を与える衣装、そして優美な立ち居振る舞いにもしやとの期待を込めて口を開き。彼こそが目当ての人物かもしれない。いいや、正確にはその関係者か。耳に挟んだ噂は老年の男性の話であり、目の前の不気味な若々しさを持つ青年とは矛盾する。故に当人ではなく関係者であるかもしれないと思い至ればハンターとサバイバーという立場を忘れて少々高揚した声音で前のめり気味に問いを。既に意識は己の命を刈り取りかねない刃から外れて彼本人にのみ向いており)
ジョゼフさん……。そう、写真家。だから写真機がここにあるのね、納得がいったわ。唐突でごめんなさい、もしかして貴方はデソルニエーズ伯爵──の関係者だったりするのかしら?




17: ジョゼフ/アロン [×]
2022-08-19 15:25:02





アロン:
(仲間ならば当然の距離感だとは分かっていても、近付き感じる体温にどうしても小さく鼓動が音を立て。敵前では精悍なばかりの彼の柔らかな表情を見られるのは自分だけの特権だと浮かれては肩に置かれた手と相手の顔とをそわそわと見比べて、照れ隠しについ調子付いた口調でおどけてみせ。訓練でも戦地でも彼の強さは間近で目の当たりにしてきたわけで、むしろ守られるのは自分の場合の方が多かったのだが。仲間同士のスキンシップはどこまでが普通でどうしていたか、彼相手には今では思い出せなくなってしまった「普通」を懸命に装いながら肩に置かれた手を掬い上げるようにして軽く肩を組み返し相手の反対の肩へぽんと触れてから歩き出そうとして)
な、今さら何照れくさいこと言ってんだよ。…当たり前だろ、何かあったら俺が守ってやる!……なーんて、ナワーブの方が強いのは知ってるけど。


ジョゼフ:
(期待感を滲ませた声で呼ばれた名は聞き慣れた己の姓にほかならず、脈絡の無い展開に不可思議そうに緩やかに首を傾げて。デソルニエーズの名を持つ者といえば己か愛おしき半身か。愛おしい響きが消えるまで静かに思考に浸ってから、この荘園で指すのは自分のことで相違ないだろうと改めて名乗り。品のある穏やかな口調と面立ちに、上質な仕立ての衣服。相手の印象としては似た階級の出身で過去に何処かで会っていた、と考えられなくはないものの記憶の中に彼女は居らず。一度会った女性を忘れるような不躾な真似はしないだろう。自分の記憶には自信満々で、今ひとつ状況は飲み込めないままではありつつも高揚した声音を好意的に受け取っては警戒はせず、相手への純粋な疑問を投げかけるように穏やかに訊ね返してから相手の瞳をじっと見つめ返答を待って)
……?いかにも、私がジョゼフ・デソルニエーズ本人だが___何故その名を?君とは、今日初めて会ったのではなかったかな。






18: ナワーブ/トーリカ [×]
2022-08-21 22:31:37




ナワーブ:
(傭兵を続けるうちに感情が摩耗していく者も多い中、こうしていつも新鮮な反応を返してくれる彼がとても好ましいと伝えたならばどんな顔をするだろうかと肩に伝わった手の感触に思いを巡らせつつも、息を吐くような笑い声とともに自身の強さを否定した後に少し緩んでいた気を引き締め。瞳には鋭い光が宿り、彼とのやり取りで微かに上がっていた口角は引き結ばれて一文字に。敵には威圧を与えるような傭兵らしい顔つきを見せれば、彼よりも一歩前を歩き周囲へくまなく視線を配りつつたわいもない話題を投げ掛け。それは油断を促すものではなく、想定外の事態に見舞われている中でも多少の余裕を保つ支えになればとの意図で振ってみたもので)
はは、案外お前が思うほど強くはないかもしれないぞ。……さて、今後の作戦に支障が出ないといいが。これが終わったら久々の休暇なんだ、アクシデントは付き物とはいえ休みが潰れるのは困るな。

トーリカ:
(どこか物思いに耽るような雰囲気が滲んだことを感じ取りつつもそれに触れてよいものか逡巡し、結果として疑問は呈さず。よもや関係者ではなく本人であるとの答には年齢の矛盾に訝しげに首を傾げながらも、そもそも容貌からして人間かどうかも怪しいと思い直せば素直にその事実を飲み込み、彼からの問いには経緯を掻い摘んで白状し。あくまでちらと耳に挟んだ噂話。詳細などなにも知らず都市伝説に違いないと受け流していたそれの張本人が目の前に立っている現実に、声音こそ冷静さを保ちつつも興奮のあまり頬は僅かに紅潮し見上げる瞳は噂の主役を映して輝いており)
貴方が、ご本人…?──ええ、お会いしたのは初めてよ。けれど生や死に振り回されることなく大切な人とずっと一緒にいられる方法、それを探している時に偶然貴方の噂を聞いたことがあったの。曰く写真を通じてそれを可能にすることができる伯爵がいるらしいって。




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