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 ライラック( 〆 )/97


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自分のトピックを作る
3: 名無しさん [×]
2022-07-02 23:41:56




此方としましては少女漫画のような恋に憧れる女の子かあまり自分に自信が持てない子が良いかなあと思っております。どちらが良いでしょう?

恋になるまでの過程も好きなので此方としましても結ばれても結ばれなくても構いません。短期でもあるので続けながら考えるのも良いかと思います。

男の子ですが無口だったり冷たい態度だったりが苦手なので、それ以外でしたら大丈夫です。





4: 匿名さん [×]
2022-07-08 08:36:19




リアルが立て込んでおりまして、お返事が遅れて申し訳ございません…!

少女漫画のような恋に憧れる女の子なら、こちらは思春期真っ只中の男の子らしくちょっと照れ屋で面倒見の良い友達・幼馴染み、あまり自分に自信が持てない子なら、経験豊富で余裕たっぷりな人誑しのクラスメイトにしようかなと考えています。どちらの女の子でも愛せる自信がありますので、お好きな方を選んでいただければと思います。





5: 匿名さん [×]
2022-07-08 17:26:14




リアル大事ですのでお気になさらずに!

どちらも素敵な男の子で迷いますがあまり自分に自信が持てない子を動かせてもらいたいと思います。合わせてプロフィールも作成しました、こうして欲しい部分があれば仰って下さい。勝手に高校生の設定にしてしまいましたが変更可能ですので宜しくお願いします。

月岡 優菜 ( つきおか ゆうな ) / 高校一年

自然な茶髪のミディアムボブ、毛先が内側にカールしている。自信が持てない為に髪を結ぶ事は殆ど無い。少し垂れた二重の瞳、目鼻立ちは可愛い系、丸い眼鏡をかけている。

中学も冴えず過ごし周りは高校デビューを果たしていて自分もと思うも踏み切れず少しネガティブな所がある。本が好きで勉強もできる、得意な事があるとすれば料理でお弁当を自分で作って持ってきているが友達には親に作ってもらっていると言い続けている。怖いもの知らずな部分あり。





6: 匿名さん [×]
2022-07-09 00:44:01




優しいお言葉ありがとうございます。背後様もどうぞリアル優先でゆるくお付き合いください…!

pf確認しました。一歩踏み出せず足踏みしている感じや、お弁当を自分で作ったと言えない辺りがすごく「らしく」て可愛らしいです。こちらもpf作成しましたので、確認をお願いします。高校一年生ということでややソフトにしてみましたが、萌萎によって諸々変更可能ですので何かあれば遠慮なく。


 向坂 結月 ( さきさか ゆづき )

すっきりと清潔感のある長さに切り揃えられた黒髪。髪質は繊細で、手触りはさらさらとしている。中性的で端正な、品のある顔立ち。かっこいいという形容詞よりも綺麗という形容詞が似合う。すらっとした体格で身長173cm。伸び盛り。制服は特に着崩すことなく着用し、アクセサリーの類も身につけていない。

順風満帆すぎるほどに順風満帆な人生を送ってきた高校一年生の男の子。生まれ持った容姿と持ち前の人当たりの良さで、特に何もせずとも他人に好感を持たれる得な性格。これまでの人生に裏付けられた適度な自信によって、人との関わりに臆することはないが、特別積極的というわけでもない。来るもの拒まず去るもの追わずの姿勢で、気になった相手に時折気まぐれに声を掛けてみる程度。最近は、自身の周りにあまりいないタイプのクラスメイトのあの子が気になる様子。まだまだいたいけな少年のようでいて、どこか大人びている。外見が派手ではないために気づかれにくいが、割りに女性経験は豊富。一人称は「俺」。





7: 名無しさん [×]
2022-07-09 20:22:08




お気遣いありがとうございます、此方こそお付き合いお願いします!

此方の作成した女の子の特徴に気付いてくださり感謝です、ありがとうございます。結月くんも理想的で文句なんてありません!そのままでお願いします。





8: 匿名さん [×]
2022-07-10 14:44:01




結月を気に入っていただけたようで安心しました。早速初回に移りたいと思いますが、何かシチュエーションのご希望はありますか?





9: 名無しさん [×]
2022-07-10 19:46:09




何かお話できるきっかけがあればと思うのですが…。例えばどちらかが忘れ物をして貸してあげたり、廊下の角でぶつかって助けてあげたり、ゆくゆくはお弁当を作って結月くんに食べてもらいたいなとも思っています!





10: 匿名さん [×]
2022-07-11 19:21:05




そうですね…では、昼休みに優菜ちゃんがノートか何かを運んでいるところにぶつかって、結月がお手伝いする流れはいかがでしょうか? 優菜ちゃんのお弁当を食べられるだなんて今からわくわくが止まりません、二人が打ち解けたら是非に…!





11: 名無しさん [×]
2022-07-12 07:12:46




いいですね!ちょっと運命的な感じがします!結月くんに手伝ってもらえるなんて周りの女子から嫉妬されそうですが(笑)初回はどうしましょう?此方からでも大丈夫ですよ。キャラ弁なんか作って結月くんともっと打ち解けたらいいなあ、なんて思います!





12: 匿名さん [×]
2022-07-12 20:30:09




他の子とか友達が周りにいたら優菜ちゃん遠慮しちゃうかもしれないので、購買帰りに一人、というシチュエーションで考えています。お言葉に甘えて初回お願いしてもよろしいでしょうか? 優菜ちゃんキャラ弁作れるんですか!? 共通で好きなキャラクターでも、メジャーなキャラクターでも、優菜ちゃんしか知らないようなマイナーなキャラクターでも会話が弾みそうですね…!





13: 月岡 優菜 [×]
2022-07-13 06:52:29




了解しました!何を作るかは結月くんと仲良くなってから決めたいと思います!初回のほう回させて頂きました、やりにくいようであれば仰って下さいね。

( 学園内の昼休み周りの生徒がお昼ご飯や休憩をしている中ノートを持って来てほしいと先生から頼まれていた事を思い出せば教壇にあるノートを抱え教室を出ては少し足早に廊下を歩いていて )…先生に頼まれてたんだった、早く渡しに行かなくちゃ。





14: 向坂 結月 [×]
2022-07-14 08:39:57




初回ありがとうございます。この先はしばらく流れに任せて良さそうですね、背後は一旦引っ込ませていただきます。何かあればいつでもお呼びください!

お──……っと、( 購買の袋を揺らしながら教室へと戻っていると、曲がり角で誰かとぶつかる。自分より小柄な相手は、見ればクラスメイトの女の子だった。ぶつかった拍子に少しぐらついたノートの山を手のひらで上から押さえながら、そのまま顔を覗くようにして尋ね )ごめん。へーき?





15: 月岡 優菜 [×]
2022-07-14 22:18:27




どんな物語になるのか楽しみです!ありがとうございます、何かあれば相談しますね。此方の背後も引っ込みます。

──きゃっ!( 頭の中は急ぐ事しか考えておらず角を曲がると誰かとぶつかり思わず声を上げてしまい。ノートが落ちそうになる瞬間に此方も手を添え不意に目が合えばクラスメイトの男の子とわかり驚きのあまり少し俯き )私こそごめん。私は大丈夫…向坂くんは怪我してない?




16: 向坂 結月 [×]
2022-07-15 00:30:29




よかった。( 彼女の返事に素直に安堵の声を漏らす。「俺も大丈夫」と同じ言葉を返せば、未だ手のひらを置いたままのノートに目を落として。予想外の好機に会話を繋げようと、彼女の進行方向に立ち塞がったままで )えっと……何かの係?





17: 月岡 優菜 [×]
2022-07-15 21:39:52




私が前を見てなかったのが悪かったから…向坂くんも怪我しなくてよかった。( 謝罪の言葉を述べては相手に危害が無くて安心し。頼まれ事を思い出せば顔を上げるもノートに置かれた手と前に立たれたままの状態で行くにも行けず、ふと購買の袋が視界に入り )先生にノートを持ってきてって頼まれてて…職員室に行くところ。今からお昼?早く食べないと時間無くなっちゃうよ。





18: 向坂 結月 [×]
2022-07-16 00:00:15




それは月岡さんも一緒でしょ。( こちらを気遣うような言葉に、ふっと表情を緩める。昼休みはまだ自分が購買に行って戻るほどの時間しか過ぎていない。きっと彼女も昼食はとっていないだろうと推測して。彼女の抱えるノートを半分より気持ち多く持ち上げると、自然な動作で隣に並び )手伝うよ。





19: 月岡 優菜 [×]
2022-07-16 20:56:55




お互い様って事だね…。( 彼の優しさに触れ小さく頷き。いざ職員室へ行こうとするとノートを半分以上抱える相手に驚き止めよとするも遅く視線を追えば隣に立つ姿があり、ここまで異性とは関わった事が無く目を瞬かせれば一枚、一枚奪うように自分の方へ乗せ )い、いいよ!私が頼まれたんだし…自分で持って行けるから。





20: 向坂 結月 [×]
2022-07-17 01:14:51




えっ。待って待って、月岡さん。( 彼女の抱えるノートを半分引き受け、さて職員室へと気持ちが向かう中、彼女がとったのは予想外の行動。一枚一枚引き抜かれるノートに呆気に取られ、一拍遅れてその手を掴む。ぶつかったお詫びと称したところで、先程の言葉から察するに悪くないからと断られる未来が容易に想像できる。小さく息を吐き出すと、手伝いを申し出た理由の一つを正直に白状して )……わかった、ごめん。……本当は、月岡さんと話してみたくて。だから、俺も一緒に手伝わせて。





21: 月岡 優菜 [×]
2022-07-17 14:48:36




( 急いでノートを取っていれば自分の手を掴まれ静止し相手の手を見つめて。何で手伝うのか何で止めるのか状況が読めずにいた矢先に相手から思いがけない言葉を聞き頭の中で整理がつかず視線をやや下へと向け )…私と話?手伝ってくれるのは嬉しいけど…私と話してもつまんないよ。





22: 向坂 結月 [×]
2022-07-19 19:41:13




( 手を掴むと彼女は素直に動きを止めてくれたものの、次は下を向いて視線が合わなくなってしまう。困らせたかと心配するけれど、彼女はどうやら遠慮しているだけのようで。それなら、と握った手の力を緩めながらも離しはしないまま、あっけらかんとした表情と声で返して )そんなの話してみないと分からないじゃん。





23: 月岡 優菜 [×]
2022-07-19 22:06:46




( 視線は下へと向けていたが手に温もりを感じると未だに握られている手を見ては頬を赤らめ引っ込ませノートを強く抱えて。異性に手を握られた事が無く驚きのあまり手を離してしまった為に相手に不快な思いをさせてしまったのではと思い"ごめん"と急いで謝罪を述べ。否定的な自分とは裏腹な返答があり何故だろうと )…なんで私と?男子と話してる方が楽しいと思うけど…。



24: 向坂 結月 [×]
2022-07-21 12:52:56




俺の方こそごめん。( 手を握ったままの不自然に気が付いたのか、彼女に勢いよく手を振り解かれる。しかし、その後に聞こえた謝罪と熱を持ったように見える頬によって拒絶されたのではないと分かると、気まずさを感じさせない程度の笑みを湛えて同じく謝罪を口にして。そのまま手を自分の顎の辺りに持ってくると、左上に視線を上げながら考え、やがて率直な言葉で気持ちを伝えて )なんでって言われると難しいけど……。月岡さんのことが気になるから、かな。仲良くなりたいし、月岡さんのこと知りたい。





25: 月岡 優菜 [×]
2022-07-22 14:28:33




ううん…ちょっと驚いただけ。( 彼の笑みを見つめ謝罪されると頬を赤くしたまま此方も小さく首を振り。自分の事を知りたいと言う相手に未だに意図が理解できず暫く考え沈黙が続いた後ノートを見れば顔を上げ )あの、向坂くん…ノートを先に持って行ってから話してもいい?





26: 向坂 結月 [×]
2022-07-22 19:41:14




( そんなに難しいことを言っただろうか。じっと考え込む彼女を見ながら自分の発言を振り返ってみるも、自分にとっては至極単純な理屈で。しかし、どうやら彼女にはそうではないようで、答えが出るまでこちらもじっと待ってみる。やがて返ってきた言葉は平たく言えば『保留』だったけれど、ノートを運ぶ手伝いについては了承されたらしく、自然な笑みを浮かべては首肯して )うん、そうだね。行こう。





27: 月岡 優菜 [×]
2022-07-22 22:32:41




先生待ってると思うし…お昼休みの時間無くなっちゃうから。( 彼に了承を得れば歩みを始め、自分の事を知りたいとか気になるとか今まで言われた事が無くこの後どう話そうかと考えていれば職員室へ着き。コンコンと扉をノックし開ければ )失礼します…ノートを持って来ました。





28: 向坂 結月 [×]
2022-07-24 19:15:20




失礼しました。( 無事ノートを運び終え、軽く一礼して職員室を出る。彼女の方から話を切り出されるのを待つべきかとも思いつつも、先程の続きを話すには教室へ戻る時間だけでは心許ない。職員室を背に、別の話題を振ってみて )月岡さんはお昼、お弁当?





29: 月岡 優菜 [×]
2022-07-25 21:43:01




( 先生へノートを渡し終え同じく職員室を出ては教室へ戻ろうとした矢先に彼から掛けられた一言で止まり。先程の話の続きかと思うも昼休みの時間は限られておりあまり長居するのも失礼かと思い袋に視線を向けて )うん…私はお弁当。手伝ってもらってありがとう、時間無くなっちゃうから早く食べた方がいいよ。





30: 向坂 結月 [×]
2022-07-25 23:34:27




それなんだけど、( このまま教室まで戻ってしまえば先程の話の続きがいつできるか分からない。足を止めた彼女がまた歩き出してしまわないうちにと、やや食い気味に言葉を重ねる。引き留めるような真っ直ぐな視線で彼女を捉えれば、威圧感を与えないよう努めて柔らかい声を意識して )お昼、一緒に食べない?





31: 月岡 優菜 [×]
2022-07-26 20:22:30




( 重なった言葉に顔を上げ彼の目を見つめると曇りの無い真っ直ぐな瞳が此方の瞳と合えば心臓の鼓動が鳴り。次いで聞こえた言葉に再び動揺を隠せず視線を外し、どうしようかと考えれば少し後ろへ下がり )…私と一緒にいたら何か言われちゃうよ。私みたいな暗い人間といない方がいいよ…。





32: 向坂 結月 [×]
2022-07-27 22:23:43




( 目が合ったのも束の間、彼女は廊下でぶつかった時のようにまた俯いてしまう。自分を卑下するような言葉に、咄嗟に『そんなことない』と強く否定して腕を掴みたくなるけれど、そんなことをしても彼女を更に混乱させるだけだと一拍置いて冷静に考え。目を伏せて少し考えると、先程と変わらぬ声色で、譲歩しているようでしていない提案を )……わかった。じゃあ、人目につかないところならいい?





33: 月岡 優菜 [×]
2022-07-28 21:01:06




( なかなか断ってくれない相手に俯きながら考えるも先程の真っ直ぐな瞳が頭から離れられずいて。自分の事を知りたいと言ってくれた相手は言動を見れば嘘はついて無い事はわかり、考え抜いた結果少し視線を上へと向け )…わ、わかったから…お弁当持って来るからどこへ行けばいいかな…?





34: 向坂 結月 [×]
2022-07-29 12:36:16




やった。( 承諾を意味する返答に、素直に喜色を滲ませる。すっかりその気になれば、彼女の問い掛けに応じるように頭の中に校内図を思い浮かべ。その中の一角に当たりをつけると、次のデートの約束を取り付けて別れるカップルのようにひらひらと手を振りながら歩き出して )じゃあ……特別棟西側の四階の階段のところ。俺は先に行って待ってるから。





35: 月岡 優菜 [×]
2022-07-29 20:30:40




…わかった!急いで行くね!( 声を弾ませ喜ぶ相手に"なんで喜んでるのだろう"と不思議な感覚に陥るも此方の返答は正しかったのかと少し安堵し。場所を聞き手を振り目的地へと去る相手は一般的に恋人のようだと思う事が多いが此方はその感情はまだ知らずいて、しかし自然と小さく手を振り聞こえるように言うと足早に教室へと向かい )





36: 向坂 結月 [×]
2022-07-30 22:14:02




ゆっくりでいいよ!( 彼女の返事が聞こえた頃には少し距離が遠ざかっていて。ふっと破顔すれば、普通に会話する時より大きな声を飛ばす。踵を返し、軽い足取りで約束の場所へと向かうと、いつも一緒に昼食をとっている友達に「用事ができたから今日は一人で食べる」と連絡を入れて )





37: 月岡 優菜 [×]
2022-07-31 17:26:58




( 教室へ向かおうとすると声が聞こえ振り返ればそこにはもう、彼の姿は無く。今の声はきっと彼だろうと思い後でお礼を言おうと決め教室へ着けばお弁当だけ取る時間も惜しく鞄ごと取り、約束した場所へと向かうと先に着いていた相手の姿を捉え鞄を抱え少し息を上げながら緊張した面持ちで )…向坂くん。ゆっくりでいいって言ってくれたけど待たせるの嫌だったから…その…。





38: 向坂 結月 [×]
2022-07-31 22:23:06




あ……もしかして、急いで来てくれた? ごめんね、階段たくさん上らせちゃって。( 友達にメッセージを送ったまま手持ち無沙汰にスマホを弄っていると、階下から足音が聞こえ。出会い頭の台詞と息が上がっている様子から急いで来てくれたのだと分かると、思わず少し腰を浮かせて。階段下まで迎えに行くのも大袈裟かと思い直すと、自分の隣の場所を目線で示して )ここ、座りな。





39: 月岡 優菜 [×]
2022-08-01 20:24:21




食べる時間が無くなると思って…。でも、ありがとう。失礼します。( 彼が悪い訳では無く息が整えば首を小さく振りお礼を述べて。視線の先を追い階段を上れば言われた通り隣に座り、座ったは良いものの異性と食事なんて初めてでしかも距離も近く心臓の音が自分に聞こえるほど緊張しながら )……向坂くんの今日のお昼はなんですか?





40: 向坂 結月 [×]
2022-08-02 12:36:14




焼きそばパンとたまごパンと……メロンパン。あとカフェオレ。( 彼女が隣に座ると、髪の先からシャンプーの良い香りが漂って少しどきりとする。いつになく近い気になる相手との距離感に自然と背筋が伸びれば、がさごそと購買の袋を覗きつつ、買ったばかりの昼食を一つずつ紹介して。早速焼きそばパンの袋を取り出して開封すれば、彼女のお弁当に目を遣って )月岡さんのお昼は?





41: 月岡 優菜 [×]
2022-08-02 21:43:36




( あらゆるパンの名前が聞こえれば目を丸くさせ。毎日お昼ご飯はパンなのかなと気にしながら袋の中を覗く相手を見つめては問われると此方も鞄からお弁当箱ともう1つ四角いデザートケースを出し、蓋に手を掛け食べようとするもやはり相手の栄養面が気になり断られる覚悟で )…私は普通のお弁当。向坂くん…良かったらデザート食べない?オレンジなんだけど…。





42: 向坂 結月 [×]
2022-08-03 11:14:08




( 彼女が鞄から弁当箱と、一回り小さなケースを取り出す。中身は分からないけれど、タイミングとサイズから鑑みて恐らくデザートケースだろうと推察すれば、豪勢だなと一人感心して。しかし、その中身がオレンジだと明かされると同時に自分に勧められれば、一瞬きょとんとした後に彼女の顔を横から覗き込んで )……え。なんで、あんまり食欲ない?





43: 月岡 優菜 [×]
2022-08-03 21:05:46




( 彼の顔が視界に入れば目を見張りその拍子にデザートケースを引っ込ませ俯き。変に誤解されたくないと思い、ここは素直に言おうと再びデザートケースをバレンタインチョコを渡すかのように両手で相手に渡し )…そうじゃないんだけど、パンだけじゃ栄養が偏っちゃうから。ピック付いてるから食べやすいと思う。……お節介だったらごめんなさい。





44: 向坂 結月 [×]
2022-08-04 21:57:20




……たしかに。( 自分の昼食を改めて見下ろせば、納得の声を漏らす。彼女の厚意と勇気を無下にするのは気が引けて、まるでプレゼントを贈るように両手で差し出されたデザートケースを、こちらも両手で大事に受け取る。少し考えて、その場で蓋を開ければ、丁度二人の中間辺りに来るように差し出して )ありがとう。そういうことなら、もらおうかな。……んー、でも、月岡さんも食べたいだろうし、半分にしよう。





45: 月岡 優菜 [×]
2022-08-06 08:53:26




…私?……そしたら1つだけ。後は向坂くんが食べて。( 差し出がましい行動だと思った矢先にケースを受け取り食べてくれると言ってくれた事が嬉しく感じ顔を上げれば少し口角をあげて。全部相手にあげるつもりだった為、目を丸くさせながらケースを見れば優しさを無駄には出来ないと思いピックを取り1つオレンジを取り )





46: 向坂 結月 [×]
2022-08-06 23:37:00




そう?( 中間に持ってきたデザートケースから、彼女はオレンジを一つだけ取り出す。彼女がそれだけで充分だと言えば、素直に残りをケースごと自分の方へと戻して。今度からカフェオレではなく野菜ジュースでも買うべきかと頭の片隅で考えながら、食後のデザートを横に置くと、まずは焼きそばパンにかじりつきながら )今度何かお返ししないと。月岡さんって何が好き?





47: 月岡 優菜 [×]
2022-08-07 22:32:03




…さっきノート運ぶの手伝ってもらったからお返しはいらないよ。──向坂くんって優しいね。( 姿勢を戻し少し俯き加減でオレンジを見つめては返答をし。一口でオレンジを頬張れば飲み込み、ノートを運ぶのを手伝ってくれた事やお礼の事など彼の言動が心に刺さり小さな声で呟けばお弁当の蓋を開けて )





48: 向坂 結月 [×]
2022-08-08 15:28:03




そんなことないよ。月岡さんの前だから格好つけてるだけ。( 焼きそばパンと同時に、彼女からの言葉を咀嚼する。いつもの味がいつもより美味しく感じるのは、きっとその褒め言葉のせいだ。最後の一口をじっくりと味わってから飲み込めば、少し眉を下げ、悪戯がばれた子どもみたいにはにかんで見せる。ノート運びを手伝ったのも、彼女のことを何かと気遣うのも、全く下心が無いかと聞かれればそうではなく )今のだって、半分はただ月岡さんの好きなもの知りたくて聞いたし。





49: 月岡 優菜 [×]
2022-08-08 22:12:08




( お弁当のおかずを食べていれば相手からまた思いがけない言葉を聞き箸を止め、不意にはにかむ彼を見つめれば再び心臓の鼓動が鳴り自分の身に起きたこの感情は何なのか分からずにいるも直ぐに視線だけ反らせば言葉を紡ぎ )でも皆言ってる、向坂くんは優しいって。…好きなもの…知っても得しないよ?





50: 向坂 結月 [×]
2022-08-09 19:58:47




だったら、月岡さんこそ優しいよ。オレンジ見るたびに月岡さんのこと思い出しそう。( 褒められてばかりでは居心地が悪く、横に置いたデザートケースを見遣りながら彼女の心遣いに思いを馳せる。こんな彼女を一体クラスメイトの何人が知っているのだろうと頭の端に浮かんだ優越感に気がつくと、遠慮がちな返答に「しなくてもいいよ」と笑って )





51: 月岡 優菜 [×]
2022-08-10 06:48:58




ありがとう…逆に私を見たら顔がオレンジに見えるかな?それなら…教えない。私は向坂くんに得してほしいから…。( 食べてもらえただけで無く彼の言葉を聞き少し嬉しそうに目尻を和らげては冗談っぽく述べて。得をしなくてもいいと笑う相手に自分は笑えず、こんな好い人に損させる訳にはいかないと顔を背けたまま再びお弁当を食べて )





52: 向坂 結月 [×]
2022-08-10 17:48:09




……え。……ええー……、難しいな、月岡さん。( 思いがけない彼女の冗談に小さく吹き出して笑っていると、更に思いがけない彼女の返答に目を丸くする。この手の質問で回答を断られた経験は初めてで、しかも断られた理由も今までに聞いたことがない。弱ったような苦笑を浮かべつつ天井の方へ視線を上げると、自分が〝得する質問〟を暫し考えて )んー……じゃあ、好きな人いる?





53: 月岡 優菜 [×]
2022-08-10 22:03:28




…好きな人はいないよ。( オレンジの顔の私は相手にどう写るのだろう、なんて考えながらお弁当を食べていると"好きな人"の言葉を耳にし再び箸を止めて。恋愛に関しては経験が全く無く、ましてやその手の質問もされるのは初めてに近く考えても仕方ないと思い即答し。しかし何故そんな事を聞くのか疑問を抱き )…いないけど、どうして聞くの?恋愛相談とかなら私には無理だよ。





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