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【All版権、版権オリ、オリキャラ】 ようこそ!異世界へ♪ /233


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自分のトピックを作る
221: 番頭ゲダツ/スプリングフィールド [×]
2022-09-15 11:44:41


> 2B ALL

スプリングフィールド「川の字というのは文字通り三人横に並んで就寝する寝方ですわ。人間なら親子が良くするモノですが…私の場合は小さい子達(それらも戦術人形)と休息を取る際に良くしていましたから――まぁ並んで寝ていれば敵襲を受けた際も素早く分隊行動に移行出来るメリットもあったのですけれど…とても懐かしくて宜しければ御二人と一緒にと思いまして。」

ゲダツ「つまり我々はその(小さい子)扱いという訳か春田よ…お前の趣味は分からんが――まぁ三つのベッドで並んで寝る分には問題は無い…か。――そうか、2Bの場合は寝ると言うより本当に感覚も無くなると言う感じなのだな。…この辺は絡繰仕掛けの身と生身の違いという訳か。」

スプリングフィールドこと春田は2Bの質問に答えつつやはり元の世界に居た頃の習慣が懐かしくなってしまっていると答え、ゲダツも腕を組みながら(やはりちゃんと組めていない)改めて生身と機械の身体の感覚の違いを認識して…

そうこうしている内に夕暮れになり…窓から見える空から陽が水平線へ落ちていく景色が見えてくる。

スプリングフィールド「もう夕暮れですわ…御二人は夕飯のリクエストはございますか?」

ゲダツ「そうだな、昼は蕎麦であっさり済ませたし――肉料理なんかも良いかも知れんな?2B、お前も何か希望はあるか?」


222: レン・ブライト [×]
2022-09-16 02:34:12


>2B

ん…そうね。じゃあお言葉に甘えてお先に頂くわ。
あ、部屋を出る時はそこにあるカードを持っていって。オートロックみたいだから持たないで扉を閉めると内側からじゃないと開かなくなるから。私が風呂から出るまで入れなくなっちゃうわ
(襟元をパタパタさせながら、ベッドから立ち上がって。備え付けのバスタオルやタオルを物色しながら、もし外に出るなら机の上に置いてあるカードを持っていってと貴女に伝えて。理由を言うとウインクをして、「それじゃ」と部屋についている浴場に行き)


>ゲダツ、スプリングフィールド

伝承上の存在として扱われているって訳ね…ふふっ、地上の海賊たちにとってはロマンある話じゃないかしら?見果てぬ空、人の夢…そしてこういう話に欠かせないのは…財宝。
絡繰仕掛け…そこまで旧い物でもないわね。と言っても最近の話よ?浮力を発生させるエネルギーの発見、それに伴う導力革命。短い時間で飛躍的に発展を遂げたって感じね。
(普通なら存在しえない場所に何かがある、空想上の話で片づける事は容易いがロマンある話だと彼女は言い。地上に跋扈する彼の世界の海賊たちも探してそうね、と笑みを浮かべると)

なるほどね…興味をそそられる物が多くていいわねぇ。…それは…貝殻?
(古代兵器の話を聞き、悪魔の実といい面白そうなものが沢山あるなぁ、と興味津々と言った感じで。相手が取り出したモノを見ると、率直な疑問をぶつけて)

うーん、残念。ふふっ、此処は戦略的撤退と言う事にしようかしら。
核兵器…反応兵器ならこっちでも使われた記録はあったわね…村1つが地図から消えてしまったわ。
身内に兵器のうちの"B"と"C"の使い手ならいたわ。お茶目なおじさんだけど混沌を楽しむ底知れない人…そんな人を軽く凌駕する規模での大戦争だなんてね…想像もつかない。
本当…頑張って欲しいわね
(わざとらしくふふっ、と笑みを浮かべながら引き下がる。三度の戦争の話を聞き、兵器の規模や被害に愕然としながらも、真面目な顔で話を聞いていて)

いいじゃない別に、確かに男として格好はつかないかもしれないけど、私は嫌いじゃないわよ?自分で食べた分くらい私だって自分で払うわよ。
あら、それは楽しみね?
…本当、不思議な場所よね。最初に見た時は理解する為に頭から煙が出そうなくらい考えたけど今じゃ慣れちゃったから何とも思わないけど…
(落ち込むゲダツにフォローを入れつつ、腕を振るうと言ったスプリングフィールドの声を聴き小さく笑って。少し歩くと、自分も周りを見てふと、よくもまぁこんな場所に適応したもんだと言わんばかりに言葉を零して)




223: 2B/アルトリア・ペンドラゴン [×]
2022-09-16 22:52:38



>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
なるほど、だから川の字。
人の寝方は独特な物がある。川の字となると、ベッドが1つの状態となるととても狭いのでは?
私の場合はスリープモードに入るから感覚なんかは全て無くなる。ただ、一応敵襲なんかも想定して聴覚センサーだけは動いていて特定のワードに反応して起動可能。
…………夕食。私は食事という物がどれだけあるのか分からない。お肉料理は前に1度見たことはあるけれど、食べれずじまいだったからお肉料理で大丈夫。
(春田の川の字での寝方について知れれば、なるほどと頷きはするも、こちらはアンドロイド。少年の姿をしていたりはするが赤子や子供の姿を取っているアンドロイドはこれまで見た事がなく、1番幼い姿でも9Sのような15歳以上のような姿しか見た事がないので、その寝方では相当狭いのでは?と子供や赤子を見た事ない弊害がここにまた出てきて。夕食のリクエストを聞かれれば、以前人助けの一環で肉を塩コショウで焼いた料理は見た事はあるが結局食べた事は無いし、気になると言って肉料理をリクエストするも、どんなに肉料理があるのかまでは分からないためその辺はお任せし)

>レン
【2B】
なるほど、わかった。
私は部屋にいるだろうから、多分大丈夫だろうけどその助言は助かる。
行ってらっしゃい。
(お風呂へと行く彼女を見送りつつ、この部屋の仕組みやカードの意味などを知ればなるほど人の宿はそういう風になっているのかと納得し。この部屋を見て回るだけでも新鮮だし、人の営みが知れてこちらは嬉しいので部屋からは出ないだろうが、それでもその仕組みを知れたのは助かった為お礼を言って彼女を見送ると、そのまま部屋にはどんな物があるのか。どんな物がどんな用途で使われるのだろうか等見て回っており)



224: 番頭ゲダツ/スプリングフィールド [×]
2022-09-17 11:33:11


> レン・ブライト ALL

ゲダツ「うむ、そうだな。財宝――オーゴン(黄金)ならば腐るほど有ったな。かつての古代の遺物に…なるほど作られてからそれほど時間の経ぬ内に一気に進歩し出回った訳だな、便利であれば世間に広まるのはあっというまという事か。」

という様子でさらっとその(空島)にて俗に言う黄金の類が莫大な量存在していたという話を漏らしながら、レンの言う(空を往く技術)の急速な進歩と発展の話を聞いて納得した様に頷きつつ、海賊…青海の者たちは特にそういうモノは血眼で捜していたなとぼやき…

ゲダツ「殻の中に特定の力や物質などを取り込み、それを自在に出し入れする事ができる代物よ。―用途は様々だが例えばこのブレスダイアル(風貝)は…風を取り込み、必要な時に放てる。へそ!」

スッとそれをレンとスプリングフィールドの二人に向けて、貝の上にある(殻長)をスイッチの様にかちりっと音を立てて押すと…ドライヤー宜しく強めの風が吹き出し始め、再び(殻長)を押すと風が止まる。

スプリングフィールド「―やはり世界は違えど似た様な兵器は誰かが発明してしまうのでしょうか、中々度し難い方がいらっしゃるのですね。―生物兵器に化学兵器ですか…かなり危険な代物を扱ってそうですが――個人では無く多数の国家の連合体単位でそれらの兵器をフィードバックし改良しながら短時間で次々と実戦投入していた訳ですからね。―実際は単純な技術革新だけでは無く…“遺跡”の影響も在ったらしいですが…」

反応兵器という単語や、その他の色々と抵触し兼ねない兵器類と其れを扱う底知れない人物の話を聞いて少し表情を曇らせながら。自分の世界に於ける軍事技術の発達には“遺跡”と呼ばれる奇妙なモノも関わってると話して…

ゲダツ「否、レンよ、額を見ただろう?流石に払わせ過ぎたと反省している!へそ!、春田よ、このゲダツ暫しお前の店の手伝いをしようと思うぞ。雑用から掃除まで好きに申し付けて構わんぞ。」

スプリングフィールド「いえいえそんな…お気になさらず、しかしそれで貴方の気が済むのでしたら――一先ず私の店に着いてから話ましょうか…うふふふ、私も此処に飛ばされて来た当初はどうして行けばいいかとても迷ったモノです。でもその過程で街の人々には御世話になりましたし色々と助けて頂いたりして、路頭に迷わずに済めたのは計り知れない恩があると思いました。だから私も困っている方がいらっしゃったら出来る限りの手助けをしようと決めたのです。」

やはり結構な金額だったことも気にしているらしく、彼女(春田)のカフェの手伝いをすると蜘蛛頭は申し出て、一方のスプリングフィールドこと春田はその辺の話は店でしましょうと言いながら、レンの感慨深げな言葉に、自分自身も此処へ飛ばされて来た時は右往左往していた旨を話して…

そうこうしている内に三人は換金所に到着する。


> 2B ALL

225: 番頭ゲダツ/スプリングフィールド [×]
2022-09-17 11:43:37


> 2B ALL

スプリングフィールド「うふふ、確かにベッド一つでは狭いでしょうが…そういう理屈だけでは説明出来ない感情的なモノも関係して大して気にしていない様ですよ?例えば親密さや親の子に対する愛情の類…中々説明するのは難しい内容ですけれども」

ゲダツ「言葉に反応して動けるのか、中々興味深いな…」

2Bの疑問にスプリングフィールドこと春田はそんな風に答えながらも、説明は難しい感覚や感情の類と言い、ゲダツはゲダツで特定のワードで直ぐに目覚められるという説明に便利だなと純粋に感心しており…

スプリングフィールド「うふふ、なら腕に寄りをかけて!リブステーキでも焼きましょうか。近所の方から頂いた牛肉が有りますから一人(ダミー含め)で食べるのも味気無いですし奮発しますわ!」

と、春田は早速キッチンへ趣きつつ…

スプリングフィールド「待っている間は御好きにお寛ぎ下さい。今日はもうお客様もいらっしゃらないでしょうし…」


226: レン・ブライト [×]
2022-09-19 02:24:58

>2B

それじゃ、行ってくるわね
(ヒラヒラと手を振りながら、浴室に繋がる扉を閉めて)



―――………ふぅ、お待たせ。次、入るかしら?
(暫くして。扉が開くと中から湯上り姿で現れて。ホテルが用意していた浴衣の様な部屋着に身を包んで、まだ完全に乾ききっていない菫色の髪の毛をタオルで拭き取りながら戻ってくると)

私はちょっとやりたい事があるから、少しそこの机を使うわね?
(そう言うと窓にほど近い机の上に鞄を置くと、中からノートパソコンの様な端末を取り出して)



>ゲダツ、スプリングフィールド

ふふ…海賊さん達が聞いたら真っ先に乗り込むんじゃないかしら?まぁ、さっきの話だと空の島には神様(エネル)がいるのよね?
ッ…用途によって使い分けれる代物って事かしら…便利ね
(やはり黄金が眠ると聞き、地上の海賊達がそれを聞いたらどんな事になるのやら…と呟き。しかし食事中に彼が神に使える神官だったと思い出せば、もし海賊達が来ても大丈夫よね、と言い。取り出した貝を見ていると風が出てきた事に驚き)

…大量破壊兵器は産み出されてしまうものなのかもしれない。人の業って奴かしらね…
ついた異名は「破戒」。元身内ながら底知れない人よ。出来れば一生関わりたくない類の…ね。
遺跡…?技術の発展に関係ある史跡って事かしら?
(どの世界でも戦略兵器の類は生まれてしまうのかも知れない…と考えて。その悪辣極まりない人物についた異名を教えると、自分も苦手なようで若干、腫れ物のような扱いをしており)

事情が事情だししょうがないんじゃないかしら。ふふっ、あの金額だと1日じゃ済まないんじゃない?
私もこちらに来てから暫く経つけれど…確かにこの街はいいわね。見た事もない様な物もあるけどどこか懐かしい雰囲気もある、不思議な街…
(未だに気にしているゲダツを見れば、やはりしょうがないのでは?と言うような口調で。スプリングフィールドのこれまでの経緯を聞くと、小さく笑みを浮かべながら街並みを見つめて)

私はある程度換金してあるから大丈夫だけど…ゲダツさん、引率は必要かしら?
(換金所を前にして、自分は換金しなくても大丈夫と告げる。今必要なのはおそらく彼だけなので、何なら着いていくわよ、とウインクしながら問いかける)


227: 2B/アルトリア・ペンドラゴン [×]
2022-09-19 11:22:28


>ゲダツ スプリングフィールド
【2B】
なるほど、親子の情にも比例してそんな寝方があるのか。
私達アンドロイドは当然だけど、成長はしない。だから少年型や私くらいの少女型、壮年型のアンドロイドはいるにはいる。
けれど、ヨルハ部隊員は当然だけど人で言うならおおよそ15~20代位の姿しかしないし、レジスタンスメンバーの中でも30代~35あたりまでしか居なかった。だから子供や赤子の姿と言うのは見た事無い。
ただ……友好関係にある機械生命体達は姿は似たような姿でも性格…精神年齢と言うべきか、その辺で幼い子供のような仕草や口調の機械生命体や、赤子を模して作られた機械生命体の姿なら見た事がある。

敵襲や何らかのイレギュラーな事態に陥って居てもスリープモードから起動しないとなると任務に支障が出るから搭載されたのだと思う。
(春田の説明に自分達はこの姿のまま何百年と生きる。いや造られて壊されても予備の機体がある限り、記憶のバックアップさえ取っておけばそれまでの記憶を記録として維持して活動する事が出来る。だからこそ製造停止や廃棄にならない限り自分達は活動し続け、成長なんかも機械だから当然だがしない。人類との関わりも無い自分達からしてみれば成長をする人と言うのは神秘でしかなくそして摩訶不思議な存在でもある。だが、だからこそ生まれる情や愛着といったものもあるのだろうなと何となくだが理解して。
ゲダツの言葉には、エイリアン侵略から早数百年近く経っているが何故かエイリアン達は邪魔な筈の自分達ヨルハ部隊員の基地であるバンカーを直接攻撃しには来ない。だが、何事も必ずなんてことは無いし、油断していて敵襲を受ける可能性だって大いにある。バンカーは基地故に様々なヨルハ部隊員が集結し休憩を取る場所でもある。そんな場所を油断していて攻撃されスリープモードから覚めずに居たらそれこそ基地が壊滅し、地球奪還はほぼ不可能と化す。それを防ぐ為の搭載機能だと思うと説明し、キッチンに消えていった春田を見送ればひとえにステーキと言っても色んな種類のステーキがあるのだなと学んで)


>レン
【2B】
おかえり。
なら、私も入らせてもらう。
(彼女が服装を変えて戻ってくれば、なるほどお風呂上がりにはあれを着るのかと、また人類のルールについて学び。それならと立ち上がると自分も彼女が持っていった服なんかを持ってお風呂場へと行けば、脱げないとばかり思い込んでいたがヨルハ部員であると言う証のこの服はどうやら着脱可能だったらしく、服を脱いでお風呂に入り。といっても、人と違って汗などはかかないので、汚れた足元や顔の汚れを落とす程度で済むため、シャワーだけ浴びると、水を止めて。そして脱衣場で機体の水分をタオルというもので丁寧に拭き取り、彼女が着ていたのと同じようにバスローブを着て、脱衣場から出てきて。バスローブを着たことで関節部分がよく見えるようになったのだが、その関節部分も人間の関節としか見えない精巧な造りでアンドロイド、ロボット特有の線などはパッと見見当たらず)



228: 番頭ゲダツ/スプリングフィール/キーバー [×]
2022-09-20 11:29:16


> レン・ブライト ALL

「……実はそれがだな、うむ…まぁ…その、来た。それで三つ巴の闘いをした。シャンディアという先住民のゲリラと、青海からオーゴン目当てにやって来た海賊と、我らエネル様麾下の4神官と多数の神兵でな。」

話を聞いたレンの(海賊が来る)という言葉に何かしら思い出したモノがあるらしくまたもや下唇と上唇を噛み締めて白目に剥いて…

ゲダツ「――ぐぅううううう、あぁ!過去は認めねばなるまい!たとえ其れが不本意な敗北であったとしても!へそ!負けは負けだ。」

と一人で悶える様にそんな事を口走って

ゲダツ「全ての元凶はあの海賊たぬき…たぬき、忌々しいたぬき!」

と何やら独り言めいた声のトーンが段々低く小さくなっていき…切り替える様に話題を変える。

ゲダツ「…うむ、色々あるぞ。(音)を取り込む習性を持つ音貝(トーンダイアル)、(炎)を取り込む習性を持つ炎貝(フレイムダイアル)、(光)を取り込む習性を持つ灯貝(ランプダイアル)、(匂い)を取り込む習性を持つ匂貝(フレイバーダイアル)、(映像)を取り込む習性を持つ映像貝(ビジョンダイアル)、(水※液体)を取り込む習性を持つ水貝(ウォーターダイアル)、他にも(熱)や(衝撃)を取り込むモノ等まだまだ多種多様だ。それらをそのまま使ったり加工して道具にして使っている。へそ!」

スプリングフィールド「…そんな便利な貝殻があるのですね。―まるで家電製品みたい…当然武器としても使えそうですわね?」

ゲダツ「うむ、(空の戦い)に於いて戦士たちはこれらを武器に仕込んだりして様々な用途で使用する。」

と言った様子で蜘蛛頭の大男は彼の出身である(空島)の特産品であるダイアル(貝)の説明をする。

―――



スプリングフィールド「そういう類の兵器を大量に配備し大国と大国が互いに突き付け合う事で一時の均衡と平和を齎す(抑止力)となり――実際の使用は悪手である…というのが私の居た世界では世間一般的な認識でしたわ。大戦が終わって結果的に取り返しがつかなくなるほど使われた後でも……――異名が“破戒”とはまぁ…そういう方もいらっしゃるのですね。あまり宜しくない話でしたら御無理なさらず。」

余り関わり合いになりたくない類の人物の話だったらしく、やや気分の悪そうな様子の相手(レン)に無理に話さなくていいと気遣い。

ゲダツ「無論、一日では無い、週間単位で覚悟している、へそ!」

スプリングフィールド「住み始めると余計に思い入れが強くなる不思議な街ですわ…あらあら、ミストレスならぬマスターを御希望ですか?――うふふ、そうですね。そこそこ入り組んでますし一度いらしてるならレンさんの案内が有った方が良さそうですね?」

ゲダツ「なんだお前たち、まるでおれが子供か何かの様に…だが、構わん。頼むぞレンよ、へそ!」

と、ゲダツは引率を買ってでた彼女(レン)と換金所へ、スプリングフィールドは待合室にて待機する形になる。

――

と、受け付けには先客が一人居るらしく、何やら揉めている。

キーバー「10キャップで1リッチェ?――おいおい確かにこれは見た通りのボトルキャップだが、俺がいた土地じゃ立派な補助通貨だったんだぞ?…なら加えてこの38口径弾で…何?銃弾は通貨代わりに出来ない?―全く、こちらの常識は通用しない様だな。」

自分たちの前で受け付けにて遣り合っているややくぐもった声のトレンチコートに大きなベルゲンバックを背負って…そして特徴的なバイザー付きヘルメット姿の兵士の様な格好の男(キーバー)

彼はふと背後の二人の気配に気付き

キーバー「待たせて悪いな、アンちゃんに御嬢ちゃん…もう少しばかし待っててくれよ。」

と一言伝えてくる。


> 2B ALL

ゲダツ「最初から歳が決まってるとなると確かにそんな当たり前の感覚は分からんだろうな。――ま、おれも物心つく頃には修行者だったからそれほど分からんが」

話を聞いていた蜘蛛頭は過去を思い出す様に軽く目を瞑りながらそんな感想を述べ、キッチンの方からは調理を始める器具の触れ合う小気味いい金属音と共に春田の声が返ってくる。

スプリングフィールド「そうですか、――此方でも余りにも幼い…人の赤ん坊や極端な幼児を模した自律人形(A-Doll)は少なくとも私は見た事が無いですね。そもそも使役する用途が無いからでしょうけど…」

――



ゲダツ「となると、2Bよ。お前に起こして貰う様に頼めば確実に寝過ごしや惰眠とは無縁に成れそうだな。しかしそういう意味では便利な身よ。絡繰の身体というのは…」

寝坊云々以前に人間を詳しく知らないアンドロイドから見ても奇行だらけの蜘蛛頭の巨漢なので機械化した処で変わらない様な感じでもあるが…

―キッチンの方からは付け合せの野菜でも切っているらしき一定の間隔を守ったトントンという音が聞こえてくる。

ジャリジャリの説け残り砂糖水と化したコーヒーを飲み干し、やや冷めたマフィンを一口で口に放り込み咀嚼しながらゲダツは椅子に座りつつ窓から見える夜空を眺めて

ゲダツ「やはり全く別の土地と言うのは間違い無いな。在るべき星の位置に星が無い…」

と興味深げに呟く。


229: レン・ブライト [×]
2022-09-21 02:12:11

>2B

えぇ、行ってらっしゃい
(髪を乾かしながら風呂場に行く彼女を見送って。そのまま端末を開いて何か操作をし始める)

……あら、流石に早いわね。ゆっくりしてきても良かったのに…ふむふむ、やっぱり精巧に出来てる。関節部分なんかはほぼ人間と変わらないわね…
(存外早く上がってきた彼女に若干の驚きを見せつつも、衣服を変えた事で彼女の体のラインが分かりやすくなったのを見ると端末を閉じる。ふと目に入った関節部分を見れば彼女の近くまで歩いてしゃがみ込んでは、顎に手を当てて感心していて)



>ゲダツ、スプリングフィールド

あら、伝承上の大陸と思われていた空島に遂に地上の海賊が辿り着いてしまったというわけね?
…ゲリラ?そのエネルという神様が納めている所にはそういう勢力もいるのね…
あぁ…なるほど。たぬき?動物も海賊をしてるのかしら?
(彼の言葉を聞き、苦笑を浮かべる。三つ巴となった争いと、彼の口調から察するにおそらく神様率いる軍勢は負けたのだと悟ると、詳しい事は何も聞かないようにして。だがたぬきと言うワードは気になったようで)

なるほど…確かに汎用性は抜群ね。日常生活から戦闘まで…
(おそらく色んなものを取り込んで活用できるその貝殻に、素直に感心している様子で)

抑止力…確かに強力な兵器はその役割を果たすわね。使ったら結局意味はないわけだけど…
大丈夫よ、思想、やり方はサイアクな人だけど話は分かる人だから。
(ままならないものね、と溜息をつき。気を遣わせてしまった事に気づくと手を振りながら大丈夫だと答えて)

愛着…というか郷土愛みたいなものは湧くと思うわね。ふふっ、本当に人間と何ら変わりない感じね…
まぁ大丈夫だと思うけど念のためよ?念のため。行きましょう?
(慣れない事でもやはり適応するとそれなりに感情は出て来ると言い。しかしながらそんな感情を持てる彼女を見て、小さく笑みを浮かべて)

―――………もし。銃弾を換金したいならガンショップ等に行くべきよ、お兄さん?
此処で取り扱えるのは通貨類と…あとは宝石類。持ってるならそちらで換金してみたらどうかしら?
(何やら揉めている先客のやり取りを聞いていたのか、すっと横に立つとキーバーに話しかけてアドバイスを送り)



230: 番頭ゲダツ/スプリングフィール/キーバー [×]
2022-09-21 11:06:41



> レン・ブライト ALL

ゲダツ「海賊…そう、青海の海賊一味の一員のたぬき…青ッ鼻で、鹿の様なツノが有り、×印のついた帽子を被って、瞬時にゴリラになったり、丸くなったり、細くなったり、小さくなったり――間違い無い、アレは化けたぬきの権化よ。…」

白目を剥き冷や汗を流しながら大男はどうにもまともな“たぬき”の概念が崩壊しそうな説明をぶつぶつと尋ねた彼女(レン)に話す。――実際はたぬきでは無く(悪魔の実)を喰らったトナカイである事を本人が知る事は恐らくこの先無いだろう。

スプリングフィールド「そうですね―使った時点で均衡は容易く崩れるモノ、故に大国同士のリスクある戦争は起こさず、それぞれの陣営に属する中小国が血生臭い代理紛争を繰り返す――大きな戦争が起きずとも板ばさみになった何処か遠くの知らない国々では関係の無い人々の血が流れ続ける。そんな(冷戦)と呼ばれる時期を経て、とうとう本当に全てを巻き込んだ大戦が起きたのですから…業というモノは巡り巡って戻ってくるモノなのかも知れませんね?――えぇ、話してみると意外と理性的な方と言う感じなのですね?思想は相容れないでしょうが…」

その翠眼を何処か遠くを見る様な少し空虚な様子にしながらスプリングフィールドはそう話す。

スプリングフィールド「私たち自律人形(A-Doll)にはマインドマップという人格や記憶をデータ化したものが搭載されています。常時学び・感じ・思索し・昇華出来る進化する統合発展型プログラムの様なモノですわ。こうやって貴女(レン)と話せているのも積み重ねの結果なのです。――人の言う懐かしむ感じというモノをしみじみと実感出来ているのも然り、この街の雰囲気を愛おしく思い始めているのも然り。」

と、優しい笑顔になりながら

―――



キーバー「此処はそういう感じか嬢ちゃん――いや、そうとも限らん様だぞ?こいつを見てみろ。」

親切にそっと横に来て説明してくれた相手(レン)に、やや濁った声で返事をするフルフェイスヘルメットの男だったが、ふと視線に止まった受付のレートの部分の隅に(5.45x39mm弾※正規軍用弾のみ)の表記を見つけて…

キーバー「銃弾を通貨代わりにしてる世界から来た連中もいるらしい――ま、扱う弾薬の種類が決まってるんだろうがな。つまり俺の世界じゃ当にケツを拭く紙にもならなくなってるドル札が此処じゃまだ通用するのか――宝石なんて大層なモンは無いが旧時代の遺物ならそこそこある。教えてくれてありがとよ嬢ちゃん。俺はキーバー、お前さんの名は?―と、そこの連れは親父さんかい?」

と一人やや下品な例えを口にしつつ、懐から年季の入ったUSドルの束を無造作に取り出して換金しつつ、名を名乗りつつ。後ろでひい・ふう・みいとベリー紙幣の枚数を数えている蜘蛛頭をツレか何かと勘違いしているらしくその辺も尋ねる。


231: 2B/アルトリア・ペンドラゴン [×]
2022-09-22 21:55:07



>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】

恐らくだけど、赤子や小さな子供の姿ではいくら機械の体とはいえ、私のような性能に特化させるのが難しかったから製造をしなかったのだと思う。ただ、知識としては人は家族を持ち、子供を成すと言うのは知っている。
いつか、地球奪還が出来たら戻ってきた人類の子供達を見てみたいと少しだけ思う。
………起こすのは構わないけど、ゲダツがすんなり起きれる未来を予想出来ない。
それに、ベッドから落ちていてそれでも寝ていそうな未来が何故か思い描ける。
(人の中でもと言うか、人というのは成長する生き物だと言うのは勿論知っているし、ほとんどの生物は成長するもの。それが無い自分達アンドロイドの機械仕掛けの体では恐らく9Sレベルの体の小さな少年型までが戦闘に役立つ最低ラインであり、それよりも小さな赤子や子供ではいくら機械の体とは言え、体のボディ自体が小さいので搭載出来る機能も少なくなり、役に立たないと判断したのだろうと推測を話し。そしてゲダツから起こしてもらいたいみたいな会話を聞けば、ベッドから落ちていても普通に変わった寝相でそのまま寝ていて起こそうとしても苦労する未来が見えると正直に話し。そして窓から見える夜空を自分も見れば)

私は初めて夜というものを見た。
私の居た世界では、昼しかなくていつ地球に降りても明るい太陽の光が照らす環境しか無かった。
だから、夜を見れて少しだけこんな風なのかと知れて良かったのかもしれない。
(自分達の居た世界は地球の位置がエイリアンの襲撃で場所がズレたのか、自分はその情報を持って居ないので理由は謎だが、昼しかなく夜というのは現象としてあった位の物でしか無かった。それを異世界でとは言え、見れてそして何より人の営みというのが知れて良かったと零し)


>レン
【2B】
私達は人類を模して作られたと言われているから、関節も恐らく試行錯誤を繰り返してこうなったんだと思う。
以前、私達よりも旧型のヨルハのアンドロイドを見た事があるけれど、そのアンドロイドは分かりやすく関節部分に線が入っていた。
(自分のボディを興味深そうに眺める彼女に、そうだろうかと自分の姿を見下ろし。確かにパッと見では自分の関節部分は人と相違ないだろう。だが、以前あった旧型のヨルハのアンドロイドは関節部分は分かりやすく線が入っていたし、メンテナンスが出来ていないからと言うのもあるだろうが、ボロボロだった。そのアンドロイドはヨルハの中でも危険人物、破壊推奨とされるアンドロイドだったが、旧型ならではの今では搭載されて居ないシステムや戦闘方法だった為、試行錯誤を繰り返して自分のような見た目位になるまで失敗なんかを繰り返して来たのだと思うと答え)



232: 番頭ゲダツ/スプリングフィールド [×]
2022-09-26 10:53:14


> 2B ALL

スプリングフィールド「子供は何かと尊ばれるモノですね、此方でもそもそも人の数が少ない上に出生率もそれほど高く無いですから――そういった子達の為にも将来の社会基盤を維持していくのが私達の役割でもありましたし…もしもそういう子達に会う機会がこの先ありましたら、遊んであげて下さいね?」

フライパンを振るうガコガコという物音とジュウジュウと香草と焼き上げられる牛肉の香ばしい匂いが漂ってくる。

ゲダツ「なに?――むー…ふん、流石に他人に起こされればどんな有様でもすんなり起きられよう。へそ!大体おれが少しばかし(変わっている)からと言ってそんな目で見ているとは心外だぞ2B。」

今までの行動や奇行を考えれば予測可能不可避というか彼女(2B)の言う様な惨状になっていそうなのは容易に想像出来るが――当の蜘蛛頭本人は不服に思っているらしい。

――



ゲダツ「…(昼)しか無いというのはまた随分変わった環境だな――では星空を見上げるなんて経験はお前達“あんどろいど”には無いという訳か…そういう意味では貴重な体験であろう。―月を見ているとヴァース(偉大なる大地)の伝説を思い出す…」

星空を見上げて2Bの言葉に少し驚きながらも――世界が違えばそういう事もあるか、とあっさり納得しつつ――月を見つめて彼が住んでいた世界に伝わるとある伝説を連想する。


233: 名無しさん [×]
ID:9c1004cee 2022-09-28 23:03:17

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