TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
匿名さん [×]
2022-04-24 11:11:17
お相手様決定済
1:
匿名さん [×]
2022-04-24 11:21:28
ご移動ありがとうございます、改めましてよろしくお願い致します!
彼方でもお伝えしたのですが、記載して下さった簡易pfが余りにも性癖でビビッときてしまいまして…火炎放射器絶対カッコ良い奴だ~!と今から変身後のお姿にワクワクとしております。あとパワーちゃん好きには悪い人はいないので!
早速本pfの作成に移行したいと思っているのですが、此方Cへの萌萎などはございますか?今のところは一人暮らしをしていたのもあって自立した女性像から肉付けしていこうかと思っております。もしイメージと違ったり要望などありましたら仰って下さい!此方の萎はありません、萌は筋肉質な男性がトラウマに苦しんで子供のようなところを見せるのがとても性癖…もとい萌となります。宜しくお願い致します!
2:
匿名さん [×]
2022-04-24 19:08:00
選定ありがとうございました、此方こそよろしくお願いします!悪魔と融合したキャラクターを募集しているとのお話だったので、デンジのようなハイブリッドかパワーのような魔人か……と悩んだ結果前者を選び、ハイブリッドの悪魔のモチーフ元は現状武器のみという原作情報から選んだのが火炎放射器でした。こうして主様のお気に召していただけたので、うんうん悩んだ甲斐がありました……!
公安デビルハンターの女性についてですが、自立心のあるキャラクターというのが此方にとっても大変望ましい造形ですので、是非その方向でお願いします。他にお願いするとなると、髪型は問わず下ろせば長めなのが好み、また直接的であれ婉曲的であれ男の痛みに寄り添ってくれるところがあると私得です。身を案じて優しく包み込むようなそれでも、普段はクールでビジネスライクなのに本当に弱った時だけ胸を貸してくれるようなそれでも、詳しい系統は問いません。また、原作の雰囲気に合わせて下の名前はカタカナ表記だと個人的に嬉しいです!
取り急ぎ男の詳細を掘り下げました、以下をご確認ください。ここから何かしらを足したり引いたりして、主様の好みに合うように変えていきたいと考えております。
男/筋肉質/三十路/「火炎放射器の悪魔」の心臓を移植/元は悪魔の死体を闇市で売買するブローカー(犯罪者)/トラウマ持ち
→ 和志田アルド/36歳/182cm/左側の前髪のみ目にかかる金髪ツーブロック/薄茶色の目/端正と言うより男前という言葉の似合う顔立ち/顔の右半分、右肩から左腰にかけて、他両腕両足と背中に火傷/眉間に皺を寄せがち/右手首の下にトリガー状の突起/公安として動くときは基本スーツ姿、シャツの袖がトリガーに引っかかるのが地味に面倒
→ 悪魔の死体の仲買人。
→ 更にその前は、地域から信頼を寄せられていた一般警官。当時は黒髪。平穏な人生が一変したのは13年前のこと。それぞれ腹違いである妹ふたりと、半分血が繋がっていながら憎からず思いあっていた矢先、彼女たちが「銃の悪魔」に惨殺されてしまったことから復讐心を抱きはじめる。
→ 家族としても女性としても大切に思っていた異母妹たちをだけでなく、毎朝登校を見送っていた子どもたち、自転車の二人乗りを注意してもやめなかった初々しい中高生カップル、やっと就職できた元ホームレスの男性、交番にいつも深々とお辞儀をしに来る老婆などが皆虐殺されたあの出来事は、当時警官として目にせざるを得なかったこともあり、深いトラウマ。守れなかった、という罪悪感から、断続的な不眠症と自罰的な思考を患う。
→ 現実のデビルハンターはほとんど「銃の悪魔」の実態に迫れていないという内情を知っており、本体への手がかりとなる肉片を自ら掻き集めるべく悪魔の死体の仲買人に。
→ また、悪魔との戦いに太刀打ちし得る不死性を手に入れるため、瀕死の状態で仕入れていた「火炎放射器の悪魔」と自ら一種の契約を結んで融合を果たす。
→ かつては正義のために活躍していた警官でありながら、「銃の悪魔」への復讐心で一気に犯罪者へ身を堕とし、脅迫や強奪といった行為にもすでに手を染めている。
→ 自分の力を高めるため、闇のルートで入手した強い悪魔の肉片を摂取するような真似もしてきた。実際少しずつ強くなっているのだが、人間の肉体がその変化に追いつかず、吐き気や発熱、悪寒といった症状に苦しむことがある。悪魔由来の体調変化であるため、やり過ごす以外になすすべはない。
→ 本来の「火炎放射器の悪魔」は、鼻面が火炎放射器と一体化したドーベルマンのような姿。悪魔でありながら嘘はつかない主義を掲げており、「虚偽の悪魔」とはとても険悪な間柄らしい。
→ 変身時/右手首のトリガーを引いて変身。頭部はガトリング砲のように束ねられた6つ、両腕はそれぞれ同様に3つの、赤黒い色の火炎放射器に変化。背には一対の脈を打つボンベが備わり、そこから頭部・両腕に向けて同じく脈を打つ配管が伸びる。衣服は防火繊維の黒いウィザードフードジャケット。
→ 頭、口、両腕から、液体燃料と火炎を一直線に放射する。射程は最大10メートルほど。液体燃料はそれ自体も強力な毒性があり、人体に触れれば痛みを引き起こす。比較的に屋内での戦闘が得意、広く開けた場所や水気のある場所は非常に不利。体力と悪魔力が高い状態ほど炎が強く、逆に低い状態ほど弱くなる。
また、ふたつほど質問が。
1:創作キャラ同士の物語になりますが、原作キャラはどのくらい登場する予定でしょうか? マキマのみ、同課のメンバー込み、デンジやパワーも存在する、など。
2:2人が出会うきっかけ、同棲することになるなりゆきについて、主様の中でイメージがありますでしょうか?
3:
匿名さん [×]
2022-04-25 01:19:21
アルド様の詳細ご確認させていただきました!原作要素なども上手く組み込まれていてするすると読み入ってしまいました。トラウマと自罰によって脆くなった心、復讐の炎によって全てを飲み込んでしまいそうな変身時の何ともロマン溢れる造形、突然壊されてしまった美しくも儚い過去、全てがド好みです……!長い年月を越えて再び手に入れたかけがえのない日常がまた奪われてしまった時、どのような反応をするのかがとても気になります。要素の足し引きの要望など本当にありませんので、是非そのままのアルド様で絡ませていただけたらと思います!
此方の方も詳細pfが完成しましたので貼らせていただきます。柔らげでありながら芯の強い、それでいて何処か寂しさを抱えている女性像にしました…!それと同時に記載していただいた要望も組み込みましたので、宜しければご確認ください!年齢や性格、その他要素の変更点などありましたらご気軽に仰ってくださいませ…!
巽 カサネ / 23 / 166cm / バージンの長い黒髪を高い位置で括っている / 手の入っていない目にかからない程度で切り揃えられた前髪 / 垢抜けた大人の女性の雰囲気を纏う / 透明なレンズの入った二重の黒い瞳 / 薄く色づけられた薄く笑う唇 / 基本きっちりと締められたスーツ姿、日常時は動きやすくカジュアルな服装を好む
公安所属のデビルハンター / 13年前の「 銃の悪魔 」による襲撃を奇跡的に一家全員で生き延びるも、その後悪魔と公安の戦闘に巻き込まれ両親を失う / 7歳下の弟がおり、弟に何不自由ない暮らしをさせる為に高校卒業と共に公安へと就職する。しかし彼女の過干渉な性格と両親を失うきっかけとなった仕事を選んだ事への反発心からか仲は良いとは言えず、寮付きの高校へと進学した事を機に連絡をほぼ断たれている /
柔らかな物腰と優しげな仕草が特徴。それでいて正義感と芯の強さを覗かせ、目上の人間相手であっても自身の意見を曲げることはない。世話焼きで庇護欲が強く向けられる対象は大人子供から動物魔人まで多岐に渡る / 同年代の女性に比べると余りにも自身の事に無頓着で、年頃の無邪気さや未熟さなどの少女性が完全に排除されている。人によってはそれが歪に見えることも / かなり視力が落ちておりコンタクトが必須。休みの日はメガネを愛用している /
職場から二駅のマンションで一人暮らし / 弟がいつ訪ねて来ても良いように2LDKの部屋を借りているが、今のところ広い部屋をただ持て余すのみとなっている / 一通りの家事を自分でこなす / 家具が少なく空白が目立つ部屋だが、唯一大量の映画のブルーレイが山となって無造作に床に鎮座している /
夢の悪魔と契約 / 契約の代償として両目の視力を渡している / 自由自在に変化させる事ができる銀色の粒子を与えられており、鞭状にして敵を拘束したり円を作って任意の場所の近くに繋がる扉を生み出すことが可能。剣や槍などの武器にも変化させられるが物理的なダメージはないに等しい / 他者の夢に干渉することもでき、代償を払えば予知夢を見ることも / 夢という曖昧な性質故、理論上では想像できるものなら何でも実現できるが強力で広い範囲に影響を及ぼすものであればあるほど相応の対価が必要となる /
夢の悪魔は無数の閉じられた瞳と脳味噌が融合したものに、羊のツノが生えた異様な見た目となっている / 基本人間に協力的、契約者を玩具として扱っており気紛れゆえの残酷さも見える /
質問に答えさせていただきます。
1 : 原作キャラはデンジ、パワー含め全員存在するという形式を想像していますが、直接絡んだりする事はなく同僚に原作キャラ達がいるという共通認識が薄らとある程度で良いかと思います。またここからは提案になるのですが、デンジ達のいる特異4課所属となると原作との矛盾がどうしても発生してしまうと思うので1.2.3課のどれかに所属という事にするのは如何でしょうか?( 途中で人が死にすぎてほぼ合併されてしまいますが… その前のお話だったらギリギリセーフかなと! )
2 : 出会うきっかけについてはアルド様が瀕死になりながらも悪魔と融合 → 市民の通報により騒ぎを聞きつけた公安( カサネ )がアルド様を保護もとい拘束 → アルド様が元犯罪者であるという事、希少な悪魔と融合した人間である事を踏まえ保護という名の監視を目的とした上層部からの命令でカサネと共同生活を開始する…という流れをぼんやりと想像しております。勿論背後様にもイメージなどあると思いますので、遠慮せず仰って下さいませ!
4:
匿名さん [×]
2022-04-25 09:39:43
こんなにも作り込まれたPFを早くにご提示下さりありがとうございます!すっきりした美人でありながら弟との関係が上手くいっていなかったり、でも彼女のその欠点がアルドには必要な働きを果たすであろうことが窺えたりと、読んでいるだけで存在しない記憶のコマがたくさん浮かんで本当に楽しいです……仕事終わりに映画デートをするようなお約束もできたらいいなとほっこりしていました。原作者も映画が大好きな方ですから、その辺も原作ストーリーと上手く雰囲気が噛み合いそうですね!
またひとつ言い忘れていたこととして、アルドを拘束する以上カサネが契約している悪魔はアルドのそれよりかなり強力なものが望ましいと思っていたのですが、概念をモチーフとする「夢の悪魔」はまさしくそれで、そういえば悪夢とかあるのに候補に昇らなかったな発想が最高だな……!? と大興奮しておりました。
拘束や送還が得意で物理的な戦いは不得意ともなれば、戦闘向きのアルドと良い連携を取れそうでその辺りも楽しみです。
1:かしこまりました!ふんわりと原作の片隅にお邪魔する世界観の方が、臨場感がありつつも辻褄合わせなどに苦心しないと思うので賛成です。仮に2課所属で参りましょう!
2:同じような展開をこちらも想定しておりました!が、可能であれば「強力になるため他の悪魔の肉片を食らってきた」という要素を取り入れさせていただきたいので、
【火炎放射器の悪魔と融合したのは2年前】
【更なる悪魔の肉片を喰らうためやや強力な悪魔と独自に対決・戦闘、その騒ぎを聞き付け通報されたことによりカサネたちに見つかって拘束される】
【悪魔関連の犯罪者であり関連情報の引き出しが見込めること、元は公安の一端であるため公安に監督責任があること】
という要素、また密かに想定しておりました下記についても提案したく。
→ アルドを引き入れたマキマの狙い/
表向きには、「火炎放射器の悪魔の監視」と、「元公安でありながら悪魔犯罪に詳しいという特徴を、公安2課でカサネとバディを組ませることで活用するため」。
だが真実は、「火炎放射器の悪魔」を何らかのトリガーで【覚醒】させて「火の悪魔」の座を奪わせ、最後には肉片に変えてしまうこと。
「火炎放射器」自体は現代ではあまり見かけず、戦争でも銃や爆弾に比べ大して使われないため、人々が恐怖するにはいまいち遠い存在であり、実はそこまで強くない。一方「火」は原初的な恐怖を万人に本能的に引き起こせるものであり、大きく化ければ「銃の悪魔」に匹敵する強さになることが見込まれる。
アルドの中にいる「火炎放射器の悪魔」を可能な限り強大に仕立て上げ、最後には自身もしくはデンジなど他の手駒が喰らえば、「銃の悪魔」の肉片を喰らうのと同等の恩恵を得られる、或いは保持するだけでも他国への牽制になり得る、というのが、マキマの秘めている狙い。
【悪魔の覚醒(上位互換への進化)】という原作にない独自要素の取り入れ、そのトリガーについてはまだ具体的に決めていないなどの問題点がありますが、ご検討してくだされば幸いです!
追加3:今更気づいたこととして、よくよく調べたら原作で既にアルドという名の男が登場しているようなのですが、主様的にもし気になっておりましたら変更しますので遠慮なく……!変更する場合は「アムザ」という名に致します。
追加4:物語の大筋のイメージについて相談です。
今現在、アルドを保護したのち、マキマの命令によりふたりでバディを組み、通報などをきっかけに悪魔犯罪の捜査と実力行使を行っていく……というようなものを勝手ながらイメージしています。清廉潔白な女性と元犯罪者の男が相棒となる刑事ドラマ、その裏にそれぞれの感情変化や家族とのこと、銃の悪魔の捜索やマキマの思惑が流れている、というようなものです。物語の開始時点は保護した辺りからでも共同捜査を開始する辺りからでも美味しいと思うのですが、こちら、主様的に如何でしょうか……? 共同生活をすることのみ確定しており、仕事については特に決まっていなかったかと思うので、もし別のストーリーがあれば是非共有していただきたく!
追加5:上記の他、予め擦り合わせておきたい展開、話しておきたいことなどございましたら何でも御相談くださいませ。既にたくさん要望を伝えさせてもらっているので、こちらからは今のところ充分な状態です!
5:
匿名さん [×]
2022-04-25 11:55:22
お気に召していただけたのでしたら何よりです!原作(藤本タツキ作品全般ですが)でとても映画のエピソードが印象深く、少しでも良いので組み込みたいなと思っていたのですが今映画デートのお話を聞いてとても盛り上がっています!バリバリ血に塗れ仕事しながらも日常の何気ないイベントで絆を深めていければと思います。
2 : とても精巧に練られた構想で、特にマキマさん辺りは読んでいて寒気がするほどに見事としか言いようがないです……是非提案していただいた要素を取り入れることができればと思います。悪魔の覚醒もとても面白い要素であり心躍ります。此方からのご提案なのですが、原作にてデンジが一時的にチェーンソーマンとなった理由の一つに精神的な大きいショックがあるので、覚醒のトリガーの一つとして精神的なショックが必要……というのは如何でしょうか?勿論イメージに添わなかったりしましたら蹴って下さって構いません……!
3 : ご配慮ありがとうございます!原作の三兄弟が公安側でない事、メインキャラではない事、出てくるのが比較的後半という事を踏まえて名前の変更は無しでも大丈夫かと思います。アルド様のお名前個人的ですがとても気に入っているので……!
4 : 私も同じようなものをイメージしています!思惑や過去について回られながらも、バディとして触れ合っていくうちに様々な感情の変化や交流の仕方が見れればとても楽しいと思います。開始時、とても迷うのですがバディとしてマキマに指名された後通報や指令を受け共同捜査を開始する箇所からでも大丈夫でしょうか?捜査についてはガッツリ悪魔と戦闘でも、ゆるく見回りでも良いかと思うのですが……個人的にはやはり変身して戦うアルド様を見る事ができればと思います!
5 : 話が進まるにつれて共有しておくべき設定、または共有しているとロルや話に出す上で便利な設定など出てくるかと思いましてweb上に登録など不要で気軽に編集できるメモ帳のページをご用意させていただきました!「 http://plsk.net/ 」にてこのトピックの名前の英単語のみ( fのみ大文字 )を打ち込んでいただくと、共有ページが表示されるかと思います。簡単に編集などできるので、もし共有しておきたい設定などありましたらご気軽に記載して下さいませ!先に記載させていただいたので目当てのページに飛べた際は直ぐに分かると思うのですが、もし違うページに飛んでしまったり辿り着けない場合はお伝えください……!
6:
匿名さん [×]
2022-04-25 20:56:47
2:そう言っていただけてほっとしました! 精神的ショックがトリガー、というのは大賛成です。仰る通り原作の設定に準えたものですし、募集板にて主様が望んでいたガンギマリ展開とぴったり合致、しかも裏で糸を引くのがマキマなのもある意味原作通りなのでむしろそれ以外ないくらいですね。是非その方向でお願いします!
3:かしこまりました! 密かに元ネタのある名前だったので、気に入っていただけて本当に嬉しいです。せっかくそのままOKしてくださったので、その辺りもおいおいストーリー上で明かせていけたらと密かに考えています。
4:開始時点についても了解いたしました、まったく問題ありません。主様のお望みを受け、以下のような流れを提案させていただきたく。
① 諸々の尋問・情報操作・手続きなどが完了し、アルドが正式に対魔2課入り。マキマの命令により1ヶ月前の拘束時にも顔を合わせたカサネとバディを組むことになり、最初は簡単なパトロール業務を行い、朝6時時になったら本部に戻ってマキマに報告をするまでが仕事ということに。夜の繁華街で職質や聞き込みなどを行う。
② その途中で、悪魔の襲撃事件と遭遇。民間ハンターの逃した「注射の悪魔」が暴れ回り、通行人や風俗嬢などを人質に取りながら逃走。「民間が手を付けた悪魔を公安が横取りしてはならない」という暗黙のルールに従ってカサネは一般人保護に回るが、女性が襲われるのを見たアルドは独断で変身・戦闘。監督責任のあるカサネも、後を追わざるを得なくなる。
③ 「注射の悪魔」は無事制圧。また、民間から公安に対し救援要請が出されていたことが明らかになり、始末書沙汰はうやむやにできることに。とはいえ正確には救援要請前に動き出していたため、独断行為に及んだアルド、制御しきれなかったカサネともども、マキマから厳重注意を受ける。
④ その後解散すると思っていたアルドとカサネだが、監督強化のため共同生活の指令が下される。マキマに報告した朝から6時間後、アルドは彼女の家に転がり込むことに。生活領域に関する取り決めの話から業務中のそりの合わなさなどについて口論し、互いにわだかまりを抱えた1日目になる。
絶対にこれがいい! というわけではなく材料の提示ですので、これをもとに主様にとって好ましいアレンジなどを加えていただきながら、初回ロルをお願いできればと思っております……!
5:こちらのオンラインメモ帳、自分も見かけたことがあり便利だなあと思っていたのですが、まさか主様もご存じだったとは……! ページ作成ありがとうございます、無事に辿り着けました。早速既存設定をまとめるのに活用させていただきましたので、情報確認の際にでも是非ご覧ください。何か重要なことをあちらに記す場合は、こちらでもちゃんとその旨をお伝えしますね!
7:
カサネ [×]
2022-04-26 01:13:22
……そうですか、なるほど。ご協力感謝します!
( 悪魔絡みの事件が多発する繁華街近辺、上司からの命令を受けいつも通りパトロールの業務に携わっていた。いつもと違うのは、非常事態でない限り一人であたるはずの簡単な業務でありながら二人行なっている事だろう。足を止める煩わしいだけの職務質問に辟易しているであろう相手の顔に、チープな蛍光色のネオンに照らされた笑みを投げかけると小指に纏わりつく銀色の粒子が人混みを線のように伝って振動を伝える。小さな糸の先は人間という輪郭から溶けて逸脱した、悪魔と成り沈む事もなく曖昧な境界で漂っている端正な金髪の男の腕に枷の如く複雑に絡まっていた。嫌悪の眼差しを一心にうけながらも職務質問を行った相手に深々と頭を下げれば、無数の張り紙が手招きするかのように感受性へと問いかける裏路地を、完全な暗闇だと情報を閉ざしてしまう双眸で誰もいない事を確認しながら目標の男の元へと辿り着く。平均身長を優に越え、首に負担を掛けなければ目を合わせる事すら出来ない彼を恐る素振りも見せず果敢に笑みを浮かべた。それは優しげではあるが組織の一員としての社会性も同時に見受けられ、まだ彼の扱いに戸惑っているのか多少のぎこちなさも孕んでいる。あくまで公安の監視下にいる事、組織との上下関係を示すかのように銀色の手綱を軽く握ると微笑みを崩さずに彼へと問いかけ )
アルドさん、何かパトロールで気になるものはありましたか?
( / 4 : とても魅力的で想像通りの提案でとても心が高鳴ります……!提示していただいた提案に甘えて①の繁華街でのパトロールの光景から始めさせていただきました。また、序盤という事もありカサネトとアルドの関係もバディでありながら「 監視役と監視対象 」という側面を強く書かせていただきました。監視役という事なので早速悪魔の能力でアルドの腕を軽く拘束させていただいている程で回しましたが、行動に制限がかかり煩わしいなどありましたら無視してくださって構いません。この後に控えているアルドの変身、戦闘の際は一般人の避難のためにリソースが裂かれ拘束は解かれますので問題なく進められるかと……! もしロルに問題がありましたらご気軽に仰ってくださいませ!
5:此方こそページ内のリンク先の作成などありがとうございます、とても読みやすく纏まっていて本当に感謝の気持ちでいっぱいです……!とても楽しく編集したり読ませていただいております、此方も重要事項などありましたらお伝えさせていただきます……! )
8:
アルド [×]
2022-04-26 02:35:16
こんな風に雁字搦めにされて、思うように調べられると思うか?
(酔っ払いの下卑た笑い声、客引きのしつこい勧誘、成金連中の顕示的な大名行列、そんな奴らで溢れかえった汚い街を否応なしに朝まで歩かされること。何もかもが不愉快で、静かな裏路地に引っ込みサボりを決め込もうとした、だがその瞬間腕に走る小さな違和感。ため息をつき、開き直って壁に背を預けていると、案の定すぐに相手が現れた──黒髪のうら若い女性、自分が逃亡しないよう監視する大層なお目付け役が。礼儀正しくも此方を窺がうような問いかけには、銀糸に繋がれた手首を嫌味たらしく掲げて返答。とはいえ、なにも身動きが取れないほど堅く縛られているわけではなく、相手のそばを離れすぎなければ余裕で歩き回れるという説明はちゃんと受けている。にもかかわらずこの言い草、そして職務放棄した態度を全く隠しもしないのは、偏に彼女への八つ当たり。対魔特異課に強制就労させられたことには未だに納得していないのだ。〝あの女〟の脅迫さえなければ、目の前の監視をどうにか撒いて宵闇に紛れることにもきっと何ら躊躇いはなかった。その相手の視線にも動じることなく不動の抵抗を貫こうとしたが、やがて耳に飛び込んできたのはひときわ煩い喧騒の音。どうやら悪酔いした野郎連中が小競り合いを始めたらしい。何やらことが大きくなりそうだと見て取ると、元一般警官の性に結局抗えなかったのだろう、露骨に嫌そうな顔をしつつも壁から背を離し、「行くぞ」とぶっきらぼうに促して)
(/4:お気遣い感謝いたします……! デンジと違いマキマや対魔課への忠誠心ゼロなアルドには基本的に拘束が必要だと思っておりますので、寧ろ大歓迎の描写です。主様の仰るように物語上の必要に応じて解かせていただきますが、今回に限らず、気兼ねなく積極的にリードをつけてくださって大丈夫です。いずれ深まる関係へのギャップ付けとしての「監視役と監視対象」に萌えますし、その小道具として使われる銀の粒子の糸もまた、この先の展開次第で違った意味合いを持つようになるのではとわくわくしております……!
早速書き込んでくださった取り入れたい展開類も、わくわくしながら読み込ませていただきました! 最初の展開が終わった後にでも、それぞれの要望をどう取り入れていくかについて話せたらいいなと思っています。他に相談事項がなければ、この辺りで背後はいったん引っ込みますね。主様との話し合いはロルのやり取りと同じくらいの楽しみですので、いつでもお声がけください!)
9:
カサネ [×]
2022-04-26 15:53:19
アルドさん、一応私も相棒なのでちゃんと連れてってくださいよ……!
( 耳を突き抜けるほどの、いつまでも慣れそうにない人々の雑音と流れに逆らいながら銀色のか細い手綱を頼りにその背へと視線をへばりつかせながら此方へと向かってくる無数の靴を避け脚を器用に動かす。手入れのされたパンプスがアスファルトの隙間に入る度いつものように悲鳴を上げていて、そのまま蛍光灯の光に身を焦がす蛾のように勢いよく人混みから飛び出た。この繁華街では何ら珍しくない酔っ払い同士のくだらない喧嘩ではあるが、増長した意識が糸で彼らを操っているような挙動と、その口から易々と出てくる撲りつけるような言葉の剣幕が彼らを囲うように民衆を集わせている。糸を自身の手にぐるぐると巻き付ければ、少し前にいる彼に「 私がやるので大丈夫です 」と子に言い聞かせる母のように目を合わせ柔らかな杭を打ち込むように小さな声で告げる。勿論その言葉には監視対象が民衆の喧嘩に首を突っ込まないでくれ、という戒めの裏があるのだが。「 公安の者です、どうされましたか? 」酒という麻薬に脳を侵され興奮状態へと陥っている今にも一触即発の、赤を目にした闘牛のような集団の一人へと笑みを崩さずに低い腰を保ったまま話しかける。なるべく興奮させないようにした努力は残念ながら応えてくれず、相手から返ってきたのは耳をつん裂くばかりの言葉として保たれていない支離滅裂な怒号のみで。 )
10:
アルド [×]
2022-04-26 17:09:03
(千鳥足の男どもは、明らかに泥酔状態とわかる呂律の回らなさで相手を罵り、殴り合っていた。おまけにたちの悪いギャラリーも、下品な口笛や合いの手を入れて囃し立てる始末。うんざりしながら首を傾いで眺めていたその後ろからは、再び聞き馴染んだ声が。振り返ったすぐ後ろ、ネオンで淡く彩られた相手が、まっすぐな漆黒の瞳で入念に釘を刺してきた。「お座りしてろってか」と華奢な背に向けて唸るが、相手はもう聞いておらず。屑の極みのような連中にも変わらぬ丁寧な物腰で質問、しかしこのときばかりはそれも逆効果のようで。「──公安だぁあ!?」興奮中の男たち、そのなかの頭にネクタイを巻いたひとりが、派手に唾を飛ばしながら相手に突っかかった。先ほどまで喧嘩相手に向けていた敵意の矛先を、一気に相手へと切り替えたようだ。「俺ァ、公安ってェ、狗どもを見るとよォ、虫唾がァ、走るんだよォ!」おかしな抑揚でそう叫びながら振り回そうとした拳、それを相手の後ろからぬっと伸ばした腕で引っ掴むなり捻り上げ。「……おまえ、こういうの相手にした経験浅いだろ。」呆れたように相手を見下ろして言いながら、引き寄せた男の股間に強烈な膝を一発。途端に目を剥き、くの字になって沈む酔いどれ、沸き立つ観衆、ぎょっとしたように先ほどまでの喧嘩相手を見下ろす野郎ども。彼ら相手には冷たい視線での見下ろしで黙らせ、ギャラリーには鬱陶しそうに手をひらひらさせて「散れ散れ」と慣れた様子で命じ。右手で首の左側を軽く揉みながら、先ほどの牽制を早速無視したのを悪びれもせず己なりの見解を)
こういうのにはまともに取り合うな。こ俺たちの仕事は、どいつかひとりに少し痛い目を見せて場をおさめることだ。当人だって、どうせ明日にゃ憶えちゃいない。
11:
カサネ [×]
2022-04-26 20:51:50
……あの様子じゃあそうですね、気をつけます。あの、助けていただいてありがとうございました!
( 瞳孔が開きアルコールの過剰摂取によって顔を真赤に染めた男が、渦巻く雷雨のような激しい声を荒げながらこちらへと向かってくる。八つ当たりとアルコールの副作用から発せられた公安への否定的な汚い言葉に一瞬眉を動かし騒めく群衆と己の心が同調する。明らかに気分を害したのか、心の行き場を探しているのか少し下を向き都会の綺麗とは言い難い空気を脳味噌まで循環させる。直ぐに上を向けば先程と何ら変わらぬ笑みを浮かべ、落ち着かせようと両手を広げつつ緊急用の糸で今にも迫っている拳を拘束しようとした瞬間、背後からスーツに隠れた逞しい腕が拍子抜けするほど簡単に男の拳を掴んだ。心に小さく波風が立ったような驚く顔を浮かべれば、鋭利で容赦のない光が乱反射している色素の薄い茶色の瞳の言葉にそのままの表情でこくこくと首を縦に振り肯定の意を返す。撃たれたような情けない声を上げながらその場に倒れ込む酔いどれに駆け寄るも、心配の言葉をかける暇なく囲って高みの見物をしていた群衆の群れと共に仲間に引きずられるようにその場を後にした。しかしその場を迅速に収めた彼に感謝のこもった眼差しを向け、その場で深々と頭を下げ礼をする。「 優しい人なんですね 」ネオンに反射した風にゆらゆらと靡く金髪を思わず目で追えば、人によっては歯の浮くであろう褒め言葉と共に目を細めにこりと微笑み。 )
12:
アルド [×]
2022-04-27 00:19:07
(てっきり二、三は小言を言われるものと思っていた、もちろん聞き流すつもりでいたが。しかし相手が実際に口にしたのは、純然たる感謝の言葉。その屈託のない眩しい笑顔に、思いきり顔をしかめてしまう。──変な女だ、と吐き捨てる心の声は、ひと月前にも抱いたもの。最初に出会ったあのときも、この女はおかしかった。公安ハンターらの制圧に抵抗して荒れ狂う自分を銀糸で拘束しておきながら、使命感が混ざりつつも泣きそうな顔と、こちらの痛みを案じる心配の声を向けてきたのだ。初対面のくせに、こちらを有害と看做し捕らえにかかっているくせに。真心からのものだと伝わってしまうぶん、余計に薄気味悪かったのは記憶に新しい。そして今もまた、あの時と同じ落ち着かなさが胸に渦巻いている。十年近く犯罪の温床で悪意や欺瞞に浸ってきた自分には、相手の純真さはいっそ毒として染み入ってくるのだ。故に、称賛を紡ぐ声は、ただ目を逸らすことで冷淡にも一蹴。先程まで職業意識など欠片もなかった筈が、繋がれた手首をくいと引っ張り、見回りの続きをやるぞと無言で伝え。その時だった、配布されていたインカムに司令の音声が入ったのは。『センターからハンター402、609。歌舞伎町花道通りにて、悪魔出現の通報あり。体長5メートルほどで背面に多数の針、制圧に当たっていた民間ハンター含め怪我人多数との情報。現在東新宿方面に逃走中、ただちに現急願います』──どうやら、ここからすぐのところで物々しい事件が起きているらしい。応答は今日の責任者である相手に任せ、辺りを見回してどちらに走るべきか確認を。流石に悪魔関連で被害者が出ているとなれば、多少真剣にもなるようで)
13:
カサネ [×]
2022-04-27 03:55:07
( 返ってこない言葉と冷淡な反応に少々心が苦みを味わうが、その背中の暗い海の水面のように光と闇のぼやけた境界線に混じる一種の沈んだ寂しさから目を離す事は出来なかった。一ヶ月ほだ前、ただ一つ目的の為に手段を選ばず文字通り身を削り代償を払い続けている彼を見た時から。その姿に哀憫と名付けるには躊躇われる、言語化できない感情をずっと心の奥底で持て余し続けている。八の字に下がった眉を戻すように彼の手首の動きを見れば自身でも分かるほどには表情は和らぎ、不安もありつつも穏便に業務を終えられる事を何となく予想していた。「__了解、市民の保護を最優先に現場に急行します 」直様その予想は甘い希望的な観測であったと言う事を見に染みて理解すれば、悲鳴を上げながら恐らく悪魔を目撃したのかパニックに陥った群衆が泥のように揉み合いながら我先に此方へと向かってくるのが見え。彼に視線で合図を送れば、波に逆らうダイバーのように群衆を必死に掻き分け悪魔の元へと着実に進んでいた。段々と人が少なくなってきた頃、暗く湿った路地裏に血溜まりと共に膝を抱えその場に蹲る一人の女性を見つけ。街中を歩くのには余りにも不恰好な、ほぼ下着同然のこの街では珍しくない職業に就いている事が伺える。冷静に判断するより先にその女性へと駆け寄り、声を掛けるも返答は返ってこずか細い息をゆっくりと紡ぐのみが精一杯のようで。糸を集わせようと神経を集中すれば、黄色い瞳が特徴的な上司の“監視を第一優先に”と今にも矢のように全身を貫くような本能的恐怖を抱かせる声が脳内で反響する。「 お願いだから勝手な行動しないでください!私マキマさんに何されるかわからないので! 」お願いというよりは祈りや縋りとも形容できる声をトリガーに、彼の手に絡まった銀糸を自身の掌の中へと集める。そうすれば粒子状となった欠片はまた糸へと姿を変え、公安の医務室付近へと繋がる人一人が通れるほどの穴を作り出し。 )
14:
アルド [×]
2022-04-27 05:35:10
(駆けつけたそこは、蜘蛛の子を散らしたように通行人の姿が失せ、煌々と輝くネオンがいっそ不気味な花道通り。ホストの顔がずらりと並ぶ看板の合間、闇に沈む細い路地からむわっと漂った異常な匂いに足を止め、〝現場〟にふたりで踏み込んでいく。案の定そこには血だまりと、茫然自失といった様子でしゃがんでいる風俗嬢。ひとまず無事な一般人は発見できた、彼女への対応は〝ワープ〟で安全地帯に転送できる相手に任せてしまえばいい。だが、他の怪我人はいったいどこに? そう考え、血だまりの痕を辿るように路地の先へと目をやった瞬間、気づいてしまった。室外機の向こうに横たわる、無数の注射器をどすどすと突き立てらたふたりのボーイの姿に。相手の横を大股ですり抜けて彼らのそばに屈みこみ、呼吸と脈を確認。どちらもかろうじて息があることにほんのひとかけらの安堵を得る。しかしを恐れたか、妙に必死な声音でこちらを牽制してくる背後の相手に、「……勝手?」と、低い声を吐き出した。──それは、すべてが滲んだ一言。〝無能な〟対魔特異課の首輪をつけられ引きずり回されることへの怒り、そうして使役しておきながら実力行使は制限されることへの怒り、そして背後にいる相手個人への、圧倒的な信頼のなさ。身を堕とした償いとしてデビルハンターになれと言っておきながら、今もどこかで奪われるかもしれない命を見過ごせというのか。拾えるものを拾うために足掻くことの、どこが身勝手だというのか。バディとは名ばかりの監視役、その後ろに潜む〝あの女〟の言いなりになれというのか。その憤怒は、路地の更に先から聞こえてきた女性の悲鳴で決定的なものとなった。ザッと音を立てて立ち上がる、手首の不自由さが緩んでいるのには先ほどから気がついていた。「このふたりも運べ。それと、恨むならマキマを恨め」そう背中越しに言い捨てると、相手の返事を待つことなく、血痕が続いている闇の先へと駆け出していき)
15:
カサネ [×]
2022-04-27 15:33:12
( 自身のシャツを袖から破き女性へ一時的な止血処置を施している最中、今までの不満不条理が一時滲み出た、鈍く沈み込んでくるような低い声が背中に響いた。氷を当てられたかのように恐怖が伝いながら振り返れば、端正な顔立ちに似合わない煌めきを放つ焔の瞳が非難と憤怒を宿らせている。__ああ、間違えた。先程の言葉を撤回する暇もなく彼はひらりと金色の髪を風に靡かせ闇夜に溶けていく。早く拘束しなければ、そう思い糸を反射的に集めようとした中瞳に飛び込んでくるのは痛々しい体で冷たい路地に横たわる二人の姿。そして自分の行動を、どこか軽蔑と失望を孕んだ表情で恐ろしいほど真っ直ぐに見据えるありし日の弟の姿。「 負傷者三名を医務室付近に運びます。扉を開いておくので医療班は現場付近の怪我人への処置をお願いします 」インカムにそう呼び掛ければ、自分が一番とるべき行動に逆らい女性を支えながら医療班へと引き渡す。同じように路地に横たわるボーイふたりの体を医療班と三人がかりで運べば扉の中へと通し。文字通り頼みの綱である糸をその場に残し、医療班へ指示を出せば生身のままでとうに見えない彼の背を追って闇夜の中へと走り出した。想像以上に悪魔による被害は大きく、凹んで凹凸を生み出している看板、ガラスがわれ剥き出しになっているネオン、あちこちに散らばっている注射器。事態とは対象的に軽快な音を立て注射器を踏みながら血痕を追いかけ闇雲に人気のない繁華街を駆ける。「 アルドさーん!ごめんなさい!私が悪かったです! 」勿論こんな言葉で彼が見つかることなどないと脳の片隅では痛みを伴うほど理解していながら、か細い息継ぎが混じった破鐘のような声は街中を幾度か反響すれば消えてゆき。大きな勇気あるとも無謀とも言える行動で、必死に彼が向かったであろう血痕の方向へと足をただ動かし )
16:
アルド [×]
2022-04-27 17:24:33
(足を進めるにつれて荒廃していく夜の街、その果てに、太くどす黒い血痕を飲み込んだ地下の店への入り口を見つけた。ここまで見てきた血の量の夥しさとその独特な悪臭から、被疑者の悪魔そのものも民間ハンターの攻撃により負傷しているのだろうとわかる。つまり奴は弱っており、今が絶好の捕獲どきだ。しかしそれは同時に、逃げ込んだ狭い店内で死に物狂いの抵抗をされるに違いないこと、襲った人間から致死量の血を吸い上げているかもしれないことをも示し、臓腑を焦がすような焦燥感が沸き上がる。まだわずかに残る理性は、そこに動けぬ被害者がいるならば自分の〝能力〟は安易に使えないと冷静に説き、それが我ながら苛立たしい──しかしその思いもよらぬ打開策は、向こうから追いかけてきた。今夜何度も聞いた声、無垢な謝意を滲ませる声に相変わらず違和感を覚えながら振り返れば、パンツスーツの下の華奢な脚を駆って必死に走ってくる相手の姿。このときばかりは先ほどの険悪な雰囲気も忘れ、彼女の細い手首に漂う銀の粒子に一縷の希望を見出して表情が変わる。「ここだ! ワープゲートを準備をしろ。俺が突入して奴の気を引く、おまえはガイシャの確保に回れ!」──本来の立場は自分のほうが完全に下でありながら、黒い双眸をひたと見据えて放った指示は、有無を言わせぬ強い口調。返事は待たず、百はくだらないであろう血だらけの注射器を踏み砕きながら我先に現場へ駆け降り。ムーディーな黄金の照明に照らされたクラブのフロアは、やはりそれに似つかわしくない血の海が広がる有様。その真ん中、真っ白い高級なソファー席には、弱体化したためか3メートルほどの大きさに縮んだ人型の悪魔がまさに身を潜めていた。奴の腕の中に抱え込まれているのが、口から伸びた針で今も生き血を吸われている蒼褪めた女だと気づいた瞬間、自制心の一切が吹き飛び、敵意一色で己の心がどす黒く塗りつぶされる。こちらに気づいた注射の悪魔は、嬢から口針を引き抜いて大きく向き直り、耳障りな威嚇の咆哮。その反応に応えるべく、憎悪を燃やした目で奴を睨みつけながら右手を掲げ、己のトリガーをガチッと打ち鳴らした──直後、右手からは真っ赤な炎が悪魔の顔へ一直線に噴射、敵はのけぞりソファーの奥へ倒れ込む。同時に自身の全身も業火に包まれ、灼かれたあとに残ったそれは明らかに敵と同質の醜形。〝火炎放射器の悪魔〟と融合した、悍ましい異形頭の肉体へとその姿を変えていて)
(/引っ込んですぐですが一旦背後が失礼します! 常にまっすぐなカサネに対しアルドがあまりに捻くれてしまっていますが、それぞれの性格上多少ならば必然とはいえ、主様にご不快な思いをさせていないでしょうか……? アルドの態度に、背後自身がカサネの気持ちや不均衡な心労を心配してもいまして; 序盤のアルドの感じの悪さはいずれ彼女が大切になっていく変化のための前振りとして描写してはいますが、そこを含め、今まで見てきた中でイメージしていたアルドと程度が違うと感じる箇所、またもう少しこう変えてくれたらロルを返しやすくなるなあという箇所があれば、是非お伝えください。こちらからカサネに対しては「めちゃくちゃ心広いけど大丈夫? 一方的に疲れさせちゃってない? もっと怒ってもいいんだよ!?」くらいのもので、まっすぐで素朴な彼女にいつも癒されております……! また、この先の戦闘描写では、展開のテンポ優先のため字数を少し落とす予定であることもお伝えさせていただきます。)
17:
カサネ [×]
2022-04-28 04:05:43
( ただ走り続けて数分ほど経った頃、一度も入った事がない類の店内へと続くくねくねと唸るような黒い水溜まりのようなものを見つける。街灯に照らされるそれは間違いなく血であり、疲労した胃と独特な腐った魚の内臓を思わせる”それの臭い”は吐気を催すのには充分であった。口を手で抑えながらむせかえるほどの独特な雰囲気を放つ店内へと向かい走る。ガラス片と共に散らばる紅の花弁のような血痕が悪魔と共に齎された被害を物語っているようで、一層駆ける足の速さは増すばかりだった。「 ……っはい!分かりました! 」当然ながら先に着いていた彼の先程とは違った使命感に燃ゆる刺すような瞳に頷けば、稚拙な予想を上回った言葉に些か驚きながら焦燥の混じった声色で返事しながらも直ぐに指示に従い。感高い音を立てながらガラスと散らばった針の山をパンプスで踏み荒らしながら進むと、煮出した檸檬の紅茶のような黄金色のフロアへと辿り着く。一番に目に入り込んでくるのはか細いぐったりとした、光に照らされながらも明確に青白いと分かるほど弱っている女性の顔。彼の変身と同時に反射的に粒子を手繰り寄せ瞼を閉じると、まるで操られているかのように手先は己の管轄外から離れ勝手に物を紡ぎ出し、先程と同じ医務室へと繋がる人が二人ならば通れるほどの狭い通路を作り出した。焔唸る轟音に粒子が照らされ紅色を浮かべれば、珍しく明確な敵意を浮かべた顔で注射の悪魔を真っ直ぐに見据え )
( / こんばんは!いえいえ、背後共々全く不快な気持ちになどなっていません!憧憬の浮かぶ美しいロルとアルドの対応含めてとても楽しくやり取りさせていただいています…!というのもただの悪態でなく内面描写をちゃんとしてくださっているので( 無くても構いません! )本当に不快に感じることはありませんし、それもアルドの魅力の一つも思っているので……!逆にカサネの対応を少々掴みあぐねていて、彼女の性格上あまり強く怒ることも出来ずお相手様のイメージと乖離してしまっていないだろうか……と常に心配になりながら文字を打っています。何か違和感など感じましたら此方への配慮など不要ですので、遠慮なくおっしゃってさください! またいつも深夜など不定期にお返事をしてしまい申し訳ないです、背後の体調不良で液晶を見る事がどうしても辛い時がありまして……一日横になっていれば大抵回復しますので、少し返信が間が空いたらまたダウンしてるな程度にご留意頂ければと思います!字数を落とすことについても把握いたしました。戦闘描写、とても楽しみです! )
18:
アルド [×]
2022-04-28 08:57:27
(悪魔への純然たる敵意と闘志が、全身を満たす感覚。ひとたび変身すればいつもそれに陥るのだが、今回に限り一抹の理性が残るのは、視界の端に煌めく銀色が映っているからだろう。相手がこちらの指示通りワープゲートを展開し、被害者の退路を確保したならば、その活路を切り開くのが己の役目。飛躍的に底上げされた身体能力で一気に注射の悪魔へ迫ると、その顎に掴みかかって至近距離から激しい殴打。被害者から距離を取らせたところで、顔面の放射器から灼熱の業火を一発、二発、三発、四発。悪魔は絶叫を上げながらのたうち回り、身を翻す。不気味に向けられた背面、そこにびっしりと生やした注射器の山から針の雨を発射しようとしていることに気づき。自身の背後にいるカサネと被害者にその切っ先が向かわぬよう、彼女たちを庇う形で身を呈し、攻撃針の勢いを少しでも削ぐべく気休めの炎の幕を張り)
(それを聞いて安心しました、本当に良かったです……! カサネのまっすぐな性格描写が此方も大好きなのですが、このままではアルドが一方的に好き放題振る舞ってしまい対等なわだかまりが生まれないかと思うので、今後の展開についてご提案させていただきたく。
・被害者の確保と転送という段階では連携が取れていた二人だが、被害者の退避が完了した後、カサネの制止命令も聞かずアルドが過剰な戦闘を行い、自らを傷つけてまで徹底的に注射の悪魔をいたぶる
・戦闘後、カサネが協力的な態度や和解への努力を今までずっと重ねてきたのに対し、相変わらず尖った言動と不信の態度を取るアルドに、さしもの温厚なカサネもやるせなさに似た怒りが蓄積。カサネの家でこれからの共同生活について話し合うときにそれが爆発、「お願いですから協力してください!」「信頼し合わないとやっていけないんですよ!」と懇願するような形でアルドへの非難が発露。しかしこの段階では、アルドはまだそっぽを向いてしまう
・共同生活をすることで見えてきたアルドのめちゃくちゃな生活に対し、生来の心配性からカサネがそれを叱り世話を焼く。アルドはうるさがってしまうが、実際体調を酷く崩し相手の世話になるため、カサネの正しさを証明することに。その過程で少しずつカサネに素直になり、弱みを見せるようにもなる
・相談したマキマにそうするよう助言されたことから、次回以降の捜査にて「上官はあくまでも自分、アルドからの提案の是非も含め判断は自分が行う」といった毅然とした態度をとる。我が物顔で捜査のリードをとってきたアルドも驚きつつ従うようになり、そこでようやく、公安として理性的な判断を行うカサネと、その指示の下正しい範囲で力を振るうアルド、というバディ関係のバランスが取れ始めるように
というようなものを取り入れられたらと。長々とした要望ばかりで大変恐縮ですが……! 主様のほうでも、こんな展開を楽しみたいというものがあれば是非仰ってくださいませ。
そしてお返事についてですが、全くお気になさらなくて大丈夫です! 元々二日に一回程度というお話だったにもかかわらず、背後様とのやりとりがあまりに楽しみであること、主人公たちや物語に強い愛着があることから、こちらが即レス気味になってしまっているだけですので……! 体調の件はしかと把握しました。決してこちらへの配慮でのご無理はなさらず、ご自身の安楽を第一に、何より大切にご自愛ください。主様の心身に一切負担をかけることのない範囲で楽しく交流することが、こちらも何よりの本望です……!)
19:
カサネ [×]
2022-04-28 10:33:49
( 砕けたガラスが照明の光によって宝石のように辺りを煌めかせ、戦闘が始まった隙を突いて女性へと駆け寄る。声を掛けるが口から小さな吐息が返事として向かってくるような様子で、心が逸るさまを抑えながら血の重みでだらりとした体を何とか持ち上げ。一歩一歩着実に銀色に瞬く扉へと向かう視線の片隅に、此方へ勢いよく向かってくる糸よりも血で汚れ燻んだ色の針が一斉に炎によって阻まれるのが映った。「 もう大丈夫、すぐですから 」恐らく女性は外の情報をなるべく遮断しているだろうが、それでも逸る気持ちがひと時の安寧の言葉を口にする。血で滑る体を何とか繋ぎ止め、やっとの思いで扉の先に佇む医療班に女性を明け渡せば市民の安全を優先し糸を千切らんばかりに扉を閉めた。「 アルドさん、市民の避難完了しました! 」 注射の悪魔の絶叫と轟音の嵐、地獄の画のような惨状の店の中飛び散る悪魔の血が頬にはねる。異形と化した彼の背に半ば叫ぶように告げれば、己も不足の事態に対処できるよう銀糸を鞭状に変形させ )
( / ご提案ありがとうございます!とても納得のいく魅力的、かつ説得力のある展開の流れであり是非ご提案していただいた形で進めていければと思います!またこの後の展開として、一度アルドを銀糸で拘束しそれで一悶着ありながらも公安本部に戻る……という形を取れると自然かと思います。もちろんただの一案ですのでお気に召さなかったり違和感などありましたら無視して下さって構いません!また返事や体調の方でもご寛容なお返事をありがとうございます。私もお話し合いを重ねて決める展開や魅力的なキャラクター、そして背後会話を含めたやりとりをとても楽しみに毎日を過ごしているので、同じ気持ちだと凄く嬉しいです……!もしお返事に間が空いてしまうようでしたら、なんとかご連絡させていただければと思います。これからもよろしくお願い致します……! )
20:
アルド [×]
2022-04-29 00:24:13
(突き刺さる数百の針、その一本一本に毒でも塗りこめられていたのか表皮に嫌な痛みが走るが、すぐさま全身に炎を纏い患部ごと焼き捨てる。はたして血みどろになる甲斐はあった、背後から聞こえたのは被害者退避完了の言葉。瞬間、相手に背を向けたまま、己の中で闘志のギアが一段階跳ね上がる。──悪魔は決して不死身ではない。痛めつければ悶え苦しみ、殺せば必ず息絶えるのは、そこらのけだものとまったく同じ。だが彼らは厄介なことに、**ば地獄に転生し、地獄で**ば今度は現世へ舞い戻るという輪廻転生のさだめ、ある種の不滅性を生まれながらに持っている。前世の記憶こそ引き継がずとも、人間が〝それ〟を恐れる限り、冠する恐怖とその性質が永遠に受け継がれ、新たな肉体で生まれてくる也また人を襲うのだ。いわば、殺しても殺してもきりのない、人肉の味を好き好む本能を宿した害獣のような存在。絶滅されられないにもかかわらず、こちらの命を奪い、痛みと悲歎をもたらす種族。……ならば、と過去の自分は決意したのだ。ならば、教え込んでやろう。何度生まれ変わったところで二度と人を襲う気など起こさぬよう、徹底的に蹂躙しよう。人間を襲えばどんな苦痛と恐怖を味わわされるか、記憶がなくとも忘れぬよう、心から恐れるよう、その魂に黒々と焼きつけよう。──悪魔の際限なき悪意には、人間の底なしの悪意を。それが自分の導き出した答え。背後にいる小柄な女は、最早ただの人間ではなく、上級の悪魔と契約して自衛する術を持っている。動けぬ負傷者も転送した今、何ら自重する必要はない。故に、目の前にいる敵への憎悪、その一切を爆発させた。それまでの行動のすべてがただの遊戯だったかのように、桁違いの規模の烈火を両腕と顔からいきなり噴射。自らその残滓の熱を突っ切って肉薄すれば、怯んだ悪魔の四肢を素手で引きちぎりにかかる。それは傍から見れば、どちらが本物の〝悪魔〟なのか見わけもつかなくなるような凄惨な光景。錯乱した敵が全身から次々に注射針を生やしてこちらの身体を貫こうが、その毒に侵されようが、荒れ狂う怨念と殺意は暴力となってとどまることを知らず、相手が絶叫するその口に右腕を突っ込み、体内を直接何発も焼き焦がす暴悪を働いて)
(/かしこまりました! ロル上ではアルドが抵抗を見せると思いますが、背後にとっては相変わらず大歓迎の展開ですので是非ご遠慮なく。そして嬉しいお言葉もありがとうございます。背後自身今日は仕事が立て込んで、直近の頻度に比べかなり遅い返事になってしまいましたが、こうして双方とも諸々楽しみにしていることをよすがに、無理することなく楽しんでいけたら幸いです。こちらこそ改めてよろしくお願いいたします……!)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle