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歪な愛にも賞賛を、〆 /117


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自分のトピックを作る
45:  [×]
2022-04-17 22:41:58



(やはり携帯は自分の届く範囲には置いてもらえないと、再認識して。自分の呼び掛けに応える相手は、声音、表情、仕草、どれを取っても自分の知っている幼なじみそのものでついつい甘やかしてしまいそうになるが、聞きたいことがあるため、相手の機嫌を損ねないように言葉を選びながら口を開き)

その…麦が言ってた溺れたらって言うのは…俺が麦を好きになるってこと、だよな?俺が麦を好きになったら…拘束する必要はなくなるのか?




46:  [×]
2022-04-18 00:38:38




( 彼の問い掛けにそう言えばそんなことも言ったな、と自身の吐いた言葉思い出し。しかしあまり深く考えずに言った為、時間が経った今でもその言葉の意味を考えている彼に何と答えようか悩みつつ暫しの間、目線天井に上げながら思案して。ゆっくりと彼の瞳へと視線戻せば、嘘偽りない本音をぶつけて。 )

正直、憂が今後俺のことを好きになろうが嫌いになろうが周りからバレて咎められるようなことがなければずっと監禁しておくつもりだよ。…ただ、俺がお前を想ってる以上に俺のことを好きになって溺れてくれたら拘束する必要はないかなって思ってるけど。




47:  [×]
2022-04-18 01:11:14



(正直に言えば相手のことは好きだが、それはあくまで幼なじみとして好きと言う感情で。今までも恋愛対象は女の子だったし、相手を大切な幼なじみ以上の感情で見たことはなく。しかし今後、もし感情が変わったとしても、簡単にはこの状況からは抜け出せないような相手の言葉に分かりやすく青褪め。正直、溺れる程に人を愛するというのがどんな感情かわからない自分には相手をそこまで愛せるかどうか自信はなく)

バレなければって…本気か?ずっとこのままにする気なのか?麦のことは嫌いじゃない、けど…。




48:  [×]
2022-04-23 10:19:00




( 早かれ遅かれもしかしたらこの状況を打破する方法があるんじゃないかと希望を抱く彼に、あからさまに眉間に皺寄せ。勿論不幸な思いも不自由な生活もさせない前提で拘束してるというのに、そんなに自分の元で暮らすのが嫌なのかと不満抱き。正直今後のことなんて誰にも分からないのにそんなこと気にしても無駄だと内心思いつつ、僅かな希望を打ち砕くように言葉ぶつけて。 )

あのさ、あんたはずっとこのままだよ。この先もずーっと誰にも見つけてもらえず俺しか頼る人なんていないんだよ。── 分かる?


(/ 遅くなってごめんなさい!汗 )




49:  [×]
2022-04-23 12:02:56



(ずっと、その言葉が重くのし掛かり。拘束されているのは腕だけとはいえ、手錠で繋がれていては行動範囲もかなり制限されていて。相手を好きになれば、時が経てば解放されるかも知れないと思っていただけに、相手の言葉に焦りにも似たような感情が沸き上がり。しかしそれも束の間、言いにくそうに口ごもっていたものの、観念したように口を開き)

──麦。これ、解いてくれ。逃げない、逃げないから。トイレだけ…。


(/こちらのお返事が返しにくいとかでしたらおっしゃって下さいね。体調崩されたとか忙しかったのでしょうか?何はともあれ、また宜しくお願いします!)




50:  [×]
2022-04-23 20:13:06




( ふと恥じらいながら身体を捩る彼に気付けば、何を言いたいのか直ぐに様子で理解して。逃げないと言い張る彼が嘘を言っていないことなんて今まで長年付き合ってきた上で一目瞭然だが、悪戯心湧き出てきて。口角上げながら意地悪な表情浮かべつつ、ぐいと顔近付けて。 )

ふ、俺が見てる前でできるならトイレ連れてってあげてもいいよ。…それが嫌ならもう漏らしちゃえば?


(/ いやいや、いつも理想すぎるお返事ですごく楽しいです!逆に此方が返しにくい返事をしてないか心配です…。いまリアルが少し忙しくて直ぐに返せない日が続きそうです、すみません。汗 )




51:  [×]
2022-04-23 21:40:44



(今の相手の言葉は、今の自分には恐怖や怯え、屈辱を与えられるものばかりで。相手に見られているのも羞恥でどうにかなりそうだが、ここで漏らしてしまうのも同じか、それ以上の羞恥に見舞われるのは目に見えており。着衣を汚すくらいならば前者を選ぶべきかも知れないが、それでも見られながらと言うのは受け入れがたい条件で。しかしそうしている間にも我慢は難しくなり、代替案とでも言いたげに手錠を鳴らし)

なぁ、せめてトイレの前で待つとか…何も見張らなくても変なことなんてしないし、この状態じゃ出来ないだろ。


(/いえいえ、いつも素敵なお返事で楽しませて頂いてます!了解しました。忙しいことだけわかっていれば待つことは大丈夫ですので、お手隙の際にお相手して頂ければ幸いです。)




52:  [×]
2022-04-24 00:35:09




仕方ないなあ、おれ憂には甘いから許してあげる。…ほら、解いてあげるからじっとしてて。

( 手錠揺らし悶える彼を愉しげに見詰めては、満足したのか手錠解くよう伝え。優しい手付きで拘束していた手錠解けば、万が一のことがないようそのまま彼の両手に手錠かけ。しかし長時間の間、楽とは言い難い体勢だったため立ち上がることすら難しいのではないかと不安気に見詰めれば、ゆっくりと手差し出して。 )

─── 立てる?


(/ そう言ってもらえて嬉しいです、これからもよろしくお願いします…!一週間以上期間があきそうな場合はまた連絡しますね。)




53:  [×]
2022-04-24 00:50:45



あ、ありがとう、麦。助かる…。

(この状況にした相手にお礼を言うのも違和感はあったが、取り敢えずトイレに行く許可を得られたことに安堵し。手錠まで解いてもらえないことは大方、予想していたため、大した抵抗もせず。監禁されていることは差し引き、機嫌を損ねさえしなければ、対応は昔の幼なじみと変わらず優しいままで。多少、覚束ないながらも何とか立ち上がり)

ん、ああ…大丈夫だ。


(/こちらこそよろしくお願いします。お待ちしておりますね。ですがリアル優先で無理はされないで下さい。)




54:  [×]
2022-04-24 01:58:09




( 意地悪したときに見せる彼の恥じらう姿や拗ねた顔が好きで昔からよく悪戯をしてきたが、このまますんなり協力するのは何処か勿体無い気がして。ドアを開けたらすぐある目的地へと迷いなく歩みを進める彼に邪魔をしようと、不意に腕引き壁へと追い詰めて。手錠で縛られた両手を片手で持ち上げ壁へと押し付ければ、ニコリ満面の笑み浮かべ。もう片方の空いてる手でツンツンとお腹啄き意地悪して。 )

── やっぱ行かせたくなくなっちゃった、




55:  [×]
2022-04-24 02:28:13



(相手の家には何度も来たことがあるため、どこにどの部屋があるのかは理解しており。手錠を嵌めたままながらも何とか動かし、ドアを開け、トイレに向かおうと足を踏み出した瞬間に腕を引かれては、全く警戒してなかったためにすんなりと引き戻され、手錠で拘束された手を押さえつけられれば身動きが取れず。お腹に刺激を与えられると我慢するように身体を少し強張らせ)

──わっ…!?いきなり何する…は?え、何で…!




56:  [×]
2022-04-25 15:56:08




( 刺激を与えた自身の行為により我慢するような表情を浮かべる彼に更に興奮して。それにより自然と押さえ付ける手に力入れば、さり気なく足の間に自身の足を入れ込み。相手の呼吸が聞こえてしまうほどまで距離を詰めると、満面の笑みは絶やさずに囁くような低い声でぽつり溢して。 )

憂は優秀だからこれくらい我慢できるよね…?




57:  [×]
2022-04-25 16:09:33



(まだ多少の我慢は効くものの、それも時間の問題にも関わらず、相手がいつ解放してくれるのかもわからない状況で。しかも解放するどころか手を押さえ付ける力は強まり、足の間に相手の足が入り込めば更に身動きを取ることは叶わず。相手の満面の笑みにまた恐怖の嫌な汗が背筋を這い、震える声で口を開き)

いっ…た…!ちょっ…麦!?何、言って…。




58:  [×]
2022-04-25 22:53:43




( 震える声、恐怖で引き攣る顔、悶え苦しむ姿。そのどれもが自分自身を更に欲情させる糧にしかならず。彼が失禁してしまうのが先か、自分が飽きてしまうのが先か我慢比べを始めて。お腹を刺激していた手はゆっくりと彼の身体を伝いながら首へと触れ、そのまま掴むように首を絞め。まだそんなに力は入っていないものの、気分次第で幾らでも力調節でき。 )

……このまま首絞めたら憂はどうなるか興味が湧いてきた、




59:  [×]
2022-04-25 23:51:14



(手が腹部から離れたことに一安心するも束の間、そのまま首に添えられた手に首を掴まれると
、大した力は入っていないものの、気道を狭められると息苦しさが襲い、浅い呼吸を繰り返して。何が相手の琴線に触れたのかが分からず戸惑いの表情を向け。本来なら相手の手を引き剥がしているところだが、手は手錠で拘束されて押さえ付けられているため、それも出来ず懇願して)

や、やめ…麦。やめてくれ。頼むから…な?




60:  [×]
2022-04-26 00:19:34




( 必死に縋り付いて懇願する彼に狂気なほど甲高い笑い声上げて。その懇願も虚しく指一本一本に段々と力を込めていけば、苦しむ彼の表情を愉しげに見詰め。意識が遠のくほどの力で追い込めば、ふと何か閃いたように表情明るくなると同時に急に力抜け。苦しげに咽る彼をお構い無しに名案と言わんばかりにつらつらと言葉並べて。 )

──…あは!やめてほしいならハグでもキスでもして俺がその気になるまで頑張ってお願いしなよ。




61:  [×]
2022-04-26 00:32:13



(ハグでもキスでも。正直、相手が止まるのならばハグくらいはしてもいいが、手を拘束されて押さえ付けられている状況では相手を抱きしめるこ
とも叶わず、かと言って自分から相手に口付けるのは自分にはハードルが高く。実際、どうすれば相手がやめてくれるかはわからず、それならば相手の出した案通り口付けるべきなのかも知れないが、どうしても周知が邪魔し。そうしている間にも相手の指は力を増していき。力が抜けると同時に咳き込み)

げほっ…ごほっ!はぁっ…はっ…。けほっ…!麦…何でこんなこと…。




62:  [×]
2022-04-26 10:33:01




( 意味なんてないこの行為に何でと理由を求められ返答に困り。例え理由があったとしてその理由を聞いたところで何の解決にもならないのに、と咳込む彼を憐れむような瞳で見詰め。そんなことよりも我慢出来なくなって誘惑せざるを得なくなってしまった彼に期待しつつ、今後の展開を想像すれば思わず口許緩み。羞恥が邪魔をしてモタモタする彼を急かすように言葉続けて。 )

いつまで我慢するつもり?── ほら、早くしないと俺も何するか分かんないよ。




63:  [×]
2022-04-26 14:12:52



(聞いたことには一切答えてくれず、自分の要求だけを再度口にする相手に、恨みがましい目を向け。しかし今、首を絞められ身体を拘束されている状況から、相手の言っていることはあながち嘘でもなさそうで。ここで断ったら何をされるか本当にわからないものの、やはり自分にはハードルが高く。それでも意を決したように顔を上げると相手の頬に口付け。頬を紅潮させながらも相手の要求を受け入れたと訴え)

──~っ!…ほら、これでいいんだろ。場所までは指定されてないからな。




64:  [×]
2022-04-27 21:59:29




( やっと行動を起こす気になった彼に期待していた反面、その期待を裏切るような行為につまらなさそうに目線伏せ。一々具体的な要求を伝えなくてもこれだけ一緒に居れば俺が何をされたら満足するかなんて理解しているだろうと思っていた為に、呆れたように溜息溢し。してやったと訴えてくる彼にこんなので満足なんてするわけないのに馬鹿だなあ、と内心思いつつ冷酷な瞳向けて。それと同時に脅すように力を緩めていた首掴む掌にゆっくりと再度力込め。 )

……憂ってもっと頭良いと思ってたんだけど、結構馬鹿なんだね。俺がこんなので満足するわけねえじゃん。




65:  [×]
2022-04-27 22:19:24



(相手が要求していたのは軽くでも自分から贈口付けだとは理解していたものの、実際に自分にそんな行動が出来るかどうかの問題であり。自分からしたら頬への口付けでさえ、精一杯の行動で。目線を伏せ溜め息付く相手からは、落胆したような様子が窺え。それに僅かな申し訳なさが募るもこの状態では仕方ない、と自分に言い聞かせるように心の中で呟き。再度、首に圧迫感が増すと苦し気な呻き声を上げ)

話が違っ…!うっ…ぁ…!かっ…!




66:  [×]
2022-04-27 23:16:02




話が違う?俺はその気になるまで頑張ってお願いしなよって言ったんだけど?……こんなんでその気になれるわけねえじゃん、馬鹿じゃねえの。

( 冷たくそう言い放つと、呼吸確保出来ず意識が遠のきそうになった寸前のところで手離して。何もかも期待通りにいかずイライラしながら、倒れ込むように苦しむ彼を横目に強引に手錠掴み。そのまま目的地とは反対の方向へと引っ張っれば、手錠が手首へ食い込み痛々しいほど赤く色付いていることなどお構い無しに。 )

もうこれ以上できることないんだったら定位置に戻ろうか、




67:  [×]
2022-04-27 23:40:55



麦ならわかってるだろ。俺がどの程度なら出来るか…。

(自分が相手のことをわかっているように、相手も自分のことはわかっているはずで。ならば先程したことが自分に取ってどれだけ勇気のいることだったか、相手には伝わっていないはずがなく。相手の手が首元から離れると、荒い呼吸を繰り返すようにしても息を何とか整え。しかし息が整い一息付く暇もなく手錠を引っ張られれば、相手に逆らえる程の力は残ってなく、引き摺られるようにドアとは反対方向に引き戻され)

──はっ…はぁっ、はぁ…。いっ…!?麦、痛っ…痛い…!




68:  [×]
2022-04-28 00:41:03




いや、あんたは好きな人にならキスだってそれ以上のことだってやるよ。……相手が俺だからってだけで覚悟できてないだけ。

( もし自分が男で幼馴染じゃなく、女に生まれ彼と恋人関係になれるような出会い方をしていたらと思うとやるせない気持ちが溢れ。彼に恋愛感情を抱いてからというもの、何度この感情にぶつかったか分からないほど無意味な考えばかり巡らせて。痛いと叫ぶ彼には目もくれず、強引に引き摺り徐々に目的地から遠のいていき。 )




69:  [×]
2022-04-28 10:59:30


そりゃ…好きな人相手なら何れは…とは思わなくもないけど…。でもそれとこれとは…。──っ!(好きな人と言われても、初めて出来た彼女は相手のせいで先程、別れてしまい、ファーストキスも先程の水の口移しで失い。今まで相手といる時間が長く、恋愛経験などろくにしてこなかった自分には、自分ですらどこまで出来るか定かではないのに何故、相手にわかるのかと不満げに呟き。痛いと訴えても引っ張ることを止めない相手に、これ以上は言っても無駄だと悟ると、声を出さないように痛みに耐え)




70:  [×]
2022-04-28 15:49:28




はあ、ほんと憂って俺を怒らせるの上手。

( 言い訳やら不満やらを次々と並べる彼に深い溜息溢し。あっという間に定位置へと辿り着けば先程と同様、身動きが取れないよう寝室にて拘束。カーテンは閉ざされ明かりもベッド元にある小さい電気のみだったため、暗い空間で時間の進みも分かりづらかったが時間はもう0時を回っており。次の日も学校があるためそろそろ就寝の時間だと思い、身支度始めて。粗方彼が寝ている間に済ませておいた為、直ぐにその準備も終わり。トイレに行きたいとの訴えも無かったかのように振舞えば、自身のベッドへと移動して。 )

─── 俺もう寝るから。




71:  [×]
2022-04-28 16:14:24



別に麦を怒らせたい訳じゃ…。

(今の何をするかわからない相手を怒らせたくないのは本心で。間も無く相手に元いた場所に拘束し直されると、とうとう行きたい場所に行くことは叶わず、我慢するように身を捩ることしか出来ず。相手の気が済めば目的地に行くことも許可されると思っていたため、自分のベットに入り早々に眠いそうな相手に声を掛け)

ちょ…麦?トイレに連れてってくれるんじゃ…!




72:  [×]
2022-05-03 12:27:21




あー?そんな話したっけ?……まあ夜も遅いし憂も早く寝なよ、おやすみ。

( 慌てふためく彼に首捻るも一気に眠気に襲われ、遮るように大きな欠伸ひとつ。ベッド元にある小さい明かりを消すと、愈々本格的に寝る準備して。勿論多少の眠気はあるも本気で寝ようとは考えておらず、必死に我慢する彼が可愛く悪戯心に火がついただけの意地悪で。 )




73:  [×]
2022-05-03 16:25:38



嘘だろ?おい、麦っ…!

(叶うならば、拘束している手錠を無理矢理にでも外すか壊すかして目的地に行きたいところだが、先程のように半ば無理矢理に引き摺られても解けないところを考えると、手をいくら動かしたところで簡単に外れるとも思えず。手以外は拘束されていないものの可動域は狭く、どうすることも出来ず、か細い声で呟き。)

俺に出来ることなら何でもする、から…。




74:  [×]
2022-05-07 23:51:06




何でも…ね、でも憂は俺相手じゃさっきのが限界なんでしょ?

( か細く吐かれた彼の言葉に耳を立てると何でもという発言あり、自然と口角の上がる口許を抑えながらも上述し。仰向けの儘後頭部と枕上の間で手組みつつ惘と天井を眺めては、きっと思い出したくもないであろう先程の光景をフラッシュバックさせるように確認取り。 )




75:  [×]
2022-05-08 09:08:09



それ、は…だって…。

(確かに自分にしては先程のが精一杯で、言葉に詰まり。しかし理由はそれだけではなく。そもそも恋愛経験が全くと言っていい程なかった自分にとって、キス等経験がある訳もなく、その可能性があった彼女とも先程、別れさせられ。自分の経験にあるのは、先刻の水を口移しされた時のものだけで。口付けが出来なかったのは、大半は羞恥が締めているものの、この歳ななるまで恋愛をしてこなかった経験不足による、上手な口付けの仕方がわからない、というもので。一瞬、軽く触れ合わせるくらいならば何とかなるかも知れないが、相手がそれで満足するかどうかは定かではなく)




76:  [×]
2022-05-13 19:38:23




……出来なくても出来ないなりに頑張ってみたら、

( ベッドから起き上がるとぐっと背伸びひとつ。気怠けに重たい足を進め彼の元までいくと、目線合わせるようにしゃがみ込み。薄暗い空間にて惘と見える彼の瞳を捉えると上述し、ガチャガチャと音を立てながら手錠外して。端から完全に拘束を解くつもりなど無かったが自由にさせる訳にもいかずどうしようかと暫し思案した後、空いた片方の手錠を自身の左手へ施錠しお互いの片手を拘束し離れられないようにして。 誘うように拘束された手錠揺らしつつ、顔近付けて距離詰め。 )

ほら、この距離だったら何でも出来るよ。




77:  [×]
2022-05-13 20:10:45



そう言われても…──え?

(徐々に近付いてくる相手の気配に否応なしに鼓動が速まり。しゃがみ込み、目線が同じになると朧気な中でも相手とばちりと瞳が交わり。手錠を外されほっとした直後に響いた、手錠を嵌める音。しかし繋がれたのは自分の両手ではなく、自分の片手と相手の手で。相手の顔と繋がれたお互いの手を交互に見遣り、何を考えているのだろうかと困惑した表情を浮かべ。手錠を外されたことで多少なりとも自由が効くようになった途端、促される相手に満足してもらうための要求に自分の自由になったほうの手に視線を移し。徐に自由になった片手の掌で相手の視界を塞ぐと、唇を触れ合わせ。時間にして、一瞬ではあるが、流石にこれ以上は身が持たず。唇を話すと視界を塞いだ手を離し、赤く染まった顔を隠すように俯き)

…これでいいんだろ。




78:  [×]
2022-05-13 21:08:51




───…へえ、

( 視界が遮られた途端に柔らかいソレが当たる感触に、不器用ながらも応えようとするその姿勢に驚愕すると共に歓喜し。微かに確認できる赤く染まった羞恥する彼の姿を愛しそうに見詰めて。自由な自身の右手を彼の顎に添え強引に視線を此方へ持ってくると、再び唇重ねて。先程の触れ合うだけの口付けとは違い、ゆっくりと舌先侵入させれば反応窺うように彼の表情へと視線移し。 )




79:  [×]
2022-05-13 21:19:53



麦、いい加減…──っん!?

(俯きながらも再度、目的地へ向かいたい旨を伝えようとすると、伸びてきた顎に掛かる相手の手と交わる視線、それを理解した頃には唇が重なっていて。理解する間もなく舌先が侵入してくれば、咄嗟に抵抗することも出来ず、されるがままで。羞恥と僅かな息苦しさに瞳にうっすらと涙を浮かべながらも自由なほうの手で力なく添えるように押し返すのが精一杯で。唇を重ねながらも視線が合えば羞恥から目を閉じ)




80:  [×]
2022-05-19 13:35:22




───…好きだよ、憂。

( 好きな相手のことになると暴走してしまう節はあるが、嫌がることはしたくないというスタンスは崩さないという意図から片手を自由にさせ拒否の選択肢を設け。多少の抵抗があることは想定通りだったが、力なく押し返すその行動は拒否ではないと都合のいいように捉え。侵入させた舌で唾液とともに彼の口内を掻き乱しては、怯むどころか更に昂る気持ちを露わにして。息が苦しくなった頃にやっとのことで唇離すと、互いの呼吸の音とともに愛情表現溢して。 )




81:  [×]
2022-05-19 16:14:24



はっ…はぁっ、はぁ…。麦…その、…。

(やはり気持ち悪い等と感じることはないが、慣れていない上に相手が幼なじみだということに戸惑いは隠せず。自分は口付けだけで息を乱してしまう程、一杯一杯だというのに、何故か相手が慣れているようで相手は自分以外にそういう相手がいたのかと思い巡らせるも、ずっと一緒にいた中で、そんな素振りも女性との噂や影もなかったはずで。噂程度ならともかく、彼女が出来ていたのなら流石に気が付くはずで。そんな事をぐるぐると考えている中で囁かれた素直な好意の言葉に何と返したものかと悩み)




82:  [×]
2022-05-20 23:37:48




いいよ、何も言わなくて。あんたに俺の気持ちちゃんと知ってて欲しいだけだから。

( 返答に困る彼の様子が可笑しくふっと小さく息漏らして笑うと、言葉通りそれ以上問い質すことはなく。じんわり汗ばんだ長い前髪の隙間から未だ熱の篭った瞳を覗かせては、ゆっくりと互いの手首を繋いだ手錠へと視線移し。空いている右手にはいつの間にか小さな鍵が握られており、器用に手錠の鍵穴へ通せば一回転させて手錠解き。勿論ここまで大規模に閉じ込めたからには暫く逃がすことなど考えていなかったが、心から好きな相手を目の前にすると何もかもどうでも良くなり。例え逃げたところで親切な彼のことだからきっと今日起こった非現実的すぎる監禁のことだって誰かに告げ口することはないだろう、と読んだ上で解放し。戸惑う彼に視線戻せばつらつらと単調な様子で言葉並べて。)

──トイレ、行きたいんだろ。行ってきなよ。




83:  [×]
2022-05-21 09:28:10



…ごめん。ありがとう。
じゃあ…借りるな。
(何と返そうか暫し逡巡した後、出たのは今すぐに答えが出せないことへの謝罪と想いを伝えてくれたことへの感謝で。相手の気持ちは嬉しいが実際、まだ現状に心が追い付いておらず。そんな中、いつの間にやら相手の手に握られていた鍵で手錠から解放されれば、少し呆気に取られ。目的地に行くのは許されても、また両手首は拘束されるものだとばかり思っていて。だが相手の気はいつ変わるかわからない上に、今は限界も近く。こんな状況でも、相手に一言断りをいれてから、足早に目的地へ向かい。何度も来たことのある相手の家は、勝手知ったるなんとやらで迷うこともなく目的地まで着き)




84:  [×]
2022-05-22 04:03:46




───…はあ、

( ぱたぱたと早足で遠のいていく足音にこのまま逃げられて終わりかとその場に項垂れて。この結果を招いたのは誰のせいでもない自分自身であり、今更ながら後悔やら悲観やら溢れ。仄かに漂う彼の残り香を感じつつ、天を仰ぎながら深い溜息溢して。)




85:  [×]
2022-05-22 09:17:28



(数分後、目的を終え、この後、どうしようかと思考を巡らせ。今ならば手も解放されているし、相手に見られないルートで玄関まで行って帰るのは難しくなく。携帯は先程の部屋に置いたままではあるが、それはどうとでもなると考え。しかし先程までの相手が時折見せた、寂しそうな顔や好意を告げてくる際の真剣な表情が頭の片隅に残り。手首に擦れて出来た傷を無意識になぞりながら幼なじみの事を考え。確かにこのまま逃げてしまえば、元彼女との関係は修復出来ないものの、もし妹に何かあれば、なんて心配をする必要もなく。しかし、ここで逃げたところで相手と幼なじみに戻れる保証もなく。元より戻ってももう普通の幼なじみではいられないのもわかっており。それでももう一度、話し合えたら、と先程の部屋に歩を進め、入り口で相手に声を掛け)

──麦、寝てるのか?




86:  [×]
2022-05-23 19:30:19




一度自分を監禁した相手のとこに警戒もせず戻ってくるなんて、やっぱり憂は阿呆だね。

( 悔恨の情に駆られている最中飛んできた声掛けに呆れたように笑い乍上述し。彼の姿を視界に捉えると忘れかけていた専有したい欲が一気に溢れると同時に、もう元の仲には戻れないという寂寞感に苛まれ。然し何時でも逃走できる状況下で戻ってきてくれたことに些細ながら愉悦感をも覚え、複雑な感情を掻き消すように幾度か左右に首振って。きっと戻ってきたことには何か意味があるのだろうと察し、重苦しい空気の中ゆっくりと口を開き。)

……で、どうして戻ってきたの?




87:  [×]
2022-05-23 20:32:16



…そうだな。自分でもそう思うよ。

(相手の呆れた笑いに苦笑で返し。相手の言う通り逃げることも出来たのに、やすやすと戻ってきたのは自分で、この状況では再度に渡って監禁されても文句は言えず。相手の様子を窺いながら、それでも相手の言うように警戒しているような素振りはなく。もう一度、無意識に手錠の跡の残った手首をなぞり。理由を問われれば、飾ることも濁すこともなく。ただただ、一番最初に約束したことを口にし)

言っただろ?逃げないからって。あと…ちゃんと話さないと、と思って。




88:  [×]
2022-05-23 21:36:14




そうだね、話そっか。こっちおいでよ。

( その場凌ぎの約束だと捉えていたためあまり気に留めていなかったが、今になって逃げる為の口実ではないと知り多少ながら穏やかな空気感に変わったのを肌で感じ。ゆっくりと立ち上がり部屋の灯りをつけると、眩しさに双眸細めつつ椅子へと腰掛ければ此方へ誘うように手招きして。其折手錠跡を気にする仕草目に入り、傷跡へと視線流すと時間が経ち赤黒く変色した痣に先刻の光景蘇れば疚しい感情に陥り顔顰めて。処置を施そうと再び立ち上がり医療箱のある場所へと歩を進め。)




89:  [×]
2022-05-23 21:55:41



まぁ…話すって言っても…何を話すかはまだ決めてなくて。取り敢えず話さないと、と思って。

(相手に招かれるまま、歩み寄り。ただ、話さないといけないとは思ったものの何から話せばいいのかわからないことを相手に伝え。相手の向かいに腰掛けると何をどう話したものかと顎に手を当てて、思案して。拘束に関しては、解かれた今、置いておくとして、監禁に関してはどうなのだろうと思い。戻ってきたのは自分ではあるが、果たしてすんなりと帰して貰えるのかどうかわからず。出来ることならば相手と和解して、ぎこちなくはなるかも知れないが、以前と同じように過ごしたいという気持ちがあり。そしてもう1つ、今まで通りの生活に戻るとして、相手の好意はどうするかという問題があり。受け入れるにしても拒否するにしても、答えないのは相手に失礼という気持ちはあるものの、今すぐに答えが出せるものではなく)




90:  [×]
2022-05-23 22:32:36




……ここ、ごめんね。まだ痛む?

( 小さな箱を片手に近寄ると跪きそっと手を取り、痛ましい痣へと触れれば未だ曇った表情を浮かべながら謝罪の意を述べ。終始彼の様子を確認しながら壊れ物を扱う様な手付きで手際良く処置を済ませて。その間、何から謝ればいいのか何から伝えたらいいのか思案するも答えは出ず。一通り終えると正面の席へと戻り、話し合いを進めようと取り敢えず疑問をぶつけて。)

憂は本当の俺を知ってどう思った?嫌いになった?怖くなった?




91:  [×]
2022-05-23 23:14:34



え、あ…まぁ少し…。

(相手の問い掛けに無意識に手首に触れていたことに気付き、咄嗟に答え。優しく処置を施してくれる相手の手元をぼんやりと眺め。処置をしてもらうとまだ少し痛みはあるものの、幾分か和らいだ気がして。手首を軽く動かしてみると、跡にはなっていたものの、特に他に問題はなさそうで。正面に座る相手と向き合って何から話そうかと悩んでいれば、急に相手から問われ顔を上げ。一瞬、戸惑ったのような表情を浮かべるも意味を咀嚼して、膝の上で拳を握り締め恐る恐る口を開き)

…正直、少し怖いとは思った。けど、嫌いになったなら…もう関わりたくないと思ったなら…戻ってはきてない、と思う…。




92:  [×]
2022-05-24 01:14:09




まずはごめん。怖がらせてしまって、傷付けてしまって、自分の都合ばっか押し付けてごめん。

( 今迄自分の一番近くにいた彼が恋人ができた途端、他の人の所有物になってしまった感覚に陥り焦燥感から咄嗟に監禁に至り。狂愛を表すその行為も間違いなく咎められる誤った行為だと自覚はあるものの、居ても経ってもいられなくなるようなあの時の感情は自分自身でも恐怖を覚え。目線伏せつつ暗い顔で詫び乍も此の儘彼が離れていく末末を想像すると自然と涙浮かび。彼にこの現状を受け入れて貰いたく緩徐に言葉続けて。)

俺は憂のこと、出会った時から好きだった。憂はずっと俺の傍にいてくれる人だと思ってた。だから許せなかった、俺以外の人を選んだ憂にも憂を奪った彼女にも。こうするしか愛を伝える方法が思い浮かばなかった。……何処にも行かないで、俺は憂がいないと生きる意味すら失う。




93:  [×]
2022-05-24 01:44:02



怖かった…けど。それまでの優しい麦も、俺はちゃんと知ってるから。あの優しさが嘘だとは思ってないし、思いたくない。

(確かに手を上げられたことも、相手の冷たい目や態度も怖かったが、垣間見えた以前のままの部分や最終的には拘束を解いてくれたこと、手を手当てしてくれたこと等、優しい部分は以前に接していた幼なじみのままで。自分は家族みたいなものだからと思っていたが、それこそ今まで相手には、必要以上なくらい大事にされていたのも確かで。言いたいことは山程あるが、反省や後悔が見える様子に一応は口を噤み。ゆっくりと言葉を紡ぐ相手の頭を撫で)

ありがとな。それと気付いてやれなくてごめん。でも…正直、今は答えが出せない。それに麦がやったこと全部、なかったことには出来ない。




94:  [×]
2022-05-26 23:11:07




ここまで伝えても受け入れてくれないんだね、結局あんたも俺を捨てんだ。

( 率直に全て打ち明けぶつければ今まで理解して貰えなかった彼への想いも少しは報われると思っていた反面、まだ答えが出せないという返答に期待外れと言わんばかりに肩を落とし。不満な様子でブツブツと文句垂らし乍、頭撫でる彼の手を振り払い拒否。先程迄の悄気た様子は一切無く、彼には目もくれず以降ずっと上の空で。)




95:  [×]
2022-05-26 23:36:55



違っ…俺は捨てたりしないっ…!昔から…今だって…麦を捨てるつもりなんかない。捨てたりしない。けど…今はまだ…混乱してて…。

(相手の様子に一瞬、気後れするも半ば叫ぶように相手の言葉を否定して。爪が掌に食い込む程、拳を強く握り締めながら自分の思っていることを伝え。相手のことは幼なじみとして大事には思ってきていたが恋愛対象としては考えたことがなく、急に恋愛対象として見るのは難しく。確かに今まで誰より自分の傍にいてくれて誰よりも理解してくれているとは思っいるし、相手にとって自分もそうだと思っていたが、この状況になって自分は相手のことを理解したつもりになっていただけだと気付き。まだ混乱しているのは変わらないものの、手を払われたことには少なからずショックを受け)




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