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2：
とある魔術師 [×]
2022-04-08 20:43:12
◆ 用語集 ◆
『 マスター 』
英霊と契約を結び聖杯戦争へと参加する魔術師を指す。稀に魔術師でない一般人が偶然召喚、契約を成功させ参加するケースも有るが大半は魔術師。何らかの願いを持っており、三度のみ英霊への命令権利や魔力を増幅させる事のできる令呪をマスターの証として手の甲に持ち合わせている。令呪は優秀であればあるほど円状に、異端であるほど左右非対称へと近づくとされている。
『 魔術 』
神々の行使した神秘を人間が扱える領域へと落とし込んだ技術。神秘性が高く古いものほど強い力を持つ傾向にある。魔術の使用には生命力を魔力へと変換させる器官、魔術回路が必要となる。魔術の種類は多種多様であり、魔術の根源へと辿り着くほどの魔術師であれば一から創る事も可能。また、魔眼と呼ばれる物を埋め込む事により強制的に魔術を使う事もできる。
『 錬金術 』
物質の流転、置換を得意とする魔術。一般的にも広く知られており卑金属を黄金へと変換する術などが有名。魔術によって物を造ったり物質を変質させる事ができるが、必ず材料となる何かが必要であり無から有を生み出すことはできない。精巧で強力な物を造る際には魔法陣が求められるなど準備も必要。錬金術を応用して直接触れた魔術師の魔力を変質させ妨害、または破壊する事も逆に強化する事もできる。
『 ルーン魔術 』
北欧神話の代表的な存在であるオーディンがその叡智を持って生み出した魔術。呪文の詠唱ではなくルーン文字を空間や物に刻む事により発動する。炎や氷など大体の属性を網羅でき一工程で出せるのが強み。サーヴァントの武器や道具に刻んで強化する事もできる。ただ時間をかける事が出来ないため儀式魔術などの大魔術には打ち負ける、咄嗟に出せるかは本人の技量次第、相手が強力な魔術師であればあるほど魔術回路に弾かれ効果が薄くなるなど弱点も多い。
『 呪術 』
主に東洋を中心に古くから伝わる魔術の一つ。自然現象の操作から発生まで多くをこなせるが、特筆すべきなのはその場の環境などに基づき発生させるのではなく己の肉体を素体にして発生させるものである為場を選ばずに発動でき魔術師やサーヴァントの魔術耐性で阻まれない事。当然体には重い負担がかかり、大魔術を使えばサーヴァントでない限り四肢の一本ほどを差し出さなければならないだろう。
『 宝石魔術 』
宝石などの鉱物に魔力を溜め放出する魔術。属性を帯びた宝石を使えば属性魔術を使用する事もでき、宝石自体には少なからず魔力が宿っているため一工程でコンスタンスに強力な魔術を撃つことが出来る。宝石を何個も同時に使用すれば儀式が必要な程の大魔術を撃つ事も可能。ただし強力な宝石であればあるほど表の世界での値も高く、名門の魔術家系で無ければそう易々と手出しすることができない。また、魔力を放出した宝石はもう一度同じ工程を課さなければならない。弾丸がやたらと値の張る銃のような物。
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