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エマ・トロイメライの大罪/6


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■: 【 日常 / 群像 / 微ファンタジー 】 [×]
2022-02-02 22:56:26 




エマ・トロイメライは未知の生命体である。

ある者はそれを神々しいと形容し、またある者はそれを禍々しいと形容する。

エマ・トロイメライは我々の想像力の向こう側の存在である。

それは人間であり、動物であり、植物であり、地球外生命体であり、超常的存在であり、概念である。

エマ・トロイメライは限られた人間の前にのみ姿を現す。

エマ・トロイメライを見た者達は、それを目にした瞬間、それがエマ・トロイメライであると理解する。

エマ・トロイメライを見た者達に共通するのは、彼らが既に死んでいるはずだった人間という点である。

エマ・トロイメライを見た者達は互いに引かれ合う。たとえどのような隔たりがあったとしても、運命の導きによって出会わずにはいられない。

エマ・トロイメライは、運命の規律を乱す大罪人である。


     >1 はじめに
     >2 pf






1:  [×]
2022-02-02 22:58:54





閲覧ありがとうございます。冒頭には仰々しいことを書きましたが、このトピックは少し変わった経験を持つキャラクター達が、とある町で繰り広げる日常群像です。


〈 ロルについて 〉
文字数不問。雰囲気重視のため、小説風ロル推奨。過度でなければ確定ロルも使用可。確定ロルによって展開やキャラクターの解釈が一致しない場合は、相手に変更の要求をしてください。要求を受けた側は、変更または話し合いに応じる義務があります。共通認識のため、『宛先』『アンカー』『時期』は最初に明記すること。必要に応じて『時間』『場所』『キャラクター名』等を付け加えるのは自由。ロルの中に盛り込むとしても先の三項はロルの上に必ずつけてください。ドッペル可能。居合わせた複数人での絡みも可能。必ずしも全員と絡む必要はありませんので、絡む人数はご自身で調節してください。

〈 キャラクターについて 〉
『過去に一度、自覚的もしくは無自覚的に死を経験している』『エマ・トロイメライを見た』という二点を満たしていれば、性別、年齢、職業、国籍すべて不問。裏社会の住人でも、どこかの国のお姫様でも、未来人でも。人外や異能力者、擬人化等のキャラクターはお控えください。世界観にそぐわない、趣旨を理解していないキャラクターは参加をお断りさせていただきます。pfの再提出は3回まで。

〈 多々良市 - タタラシ 〉
群像劇の舞台となる町。田舎というには利便性が高く、都会というには高い建物が少なく空の見晴らしが良い。そこそこの土地とそこそこの人口。取り立てて有名なものは何もない。

〈 エマ・トロイメライ 〉
有名な都市伝説の一つ。内容は、エマ・トロイメライを見た者は既に死んでいる運命にあった人間だというもの。噂の出所も名称の由来も不明。奇跡的に助かったと思っていた過去の出来事は、実は運命が歪められて生き延びたのだとエマ・トロイメライと相対して初めて気がつく者も少なくない。ここまで読んでお分かりの方も多いかと思いますが、エマ・トロイメライは重要な登場人物ではありません。






2:  [×]
2022-02-02 23:00:06




名前:
読み:
性別:
職業:
容姿:
性格:
備考:
運命の分岐点: 死にかけた、正確には死ぬはずだった時の詳細。いつ、どこで、どのように、を明確に。過失、事故、自殺、他殺、他何でも。

ロルテスト:〈 例 〉

【 >all / 二月某日 / 防波堤 】

( ーー ロル ーー )





3:  [×]
2022-02-02 23:01:10




( / これよりレス解禁とさせていただきます。keepは不要、ご質問やご相談は随時受け付けております。主も皆様と同じタイミングでpfを作成し始める上、相当な遅筆なので、主よりも先にpfを投下していただいて構いません。 )





4: ブルーベリー/デューク [×]
2022-02-03 10:30:32

【おはようございます!参加したいです!】

名前:烏丸 ケイ
読み:からすま けい
性別:男性
職業:表ではバーテンダー、裏では便利屋
容姿:背が小さく、どこからどう見ても女の子にしか見えない。髪はピンク色で、目はややつり目。参考はこちら……https://picrew.me/share?cd=d6JhuSg26d
性格:裏の仕事では目的を達成するために手段を選ばないが、本来の性格は心優しく、どんな悩みでも聞いてくれる。
備考:本名は「ケイスケ」であるが、仕事で名乗ったネームが気に入っているため、「ケイ」を名乗っている。身体能力は非常に高く、一人称は「私」か「俺」。普段はバーテンダーだが、秘密の合言葉である「火を求め、消すもの」を彼に言えば便利屋に変わる。
運命の分岐点:仕事の時に某国のスパイ活動をしていたところ、エマ・トロイメライを発見。その後、内部の者に見つかって重傷を負うが、運良く脱出に成功。彼曰く、「他の人の死が身代わりになったのでは」とのこと。

5:  [×]
2022-02-03 14:17:23




 >4

( / 参加希望ありがとうございます。pfを拝見して、気になったところをいくつか挙げさせていただきますね。まず、頭髪と瞳の色ですが、このトピックは現実世界準拠ですので現実に有り得ない色は不可です。記載が漏れており申し訳ございません。染髪やカラーコンタクトであれば可能ですが、その際はその旨の記述をお願いいたします。次に、運命の分岐点の『他の人の死が身代わりになったのでは』とは、どういった意味でしょうか。このトピックの趣旨は、『既に死んでいるはずだったキャラクターが捻じ曲げられた運命によって今も生きている』というものですので、他の人の死とは全く相関がありません。また、これも言葉足らずで申し訳ないのですが、運命の分岐点は『普通なら死ぬ状況でなぜか生きている』というものですので、平たく言うと短時間の死、そして蘇り、というイメージです。さらに、生き延びた人間の前にエマ・トロイメライは現れますので、運命の分岐点を経る前にエマ・トロイメライを見ることはできません。最後に、ロルテストの記載がありません。以上、三点より今回の参加はお断りさせていただきたく存じます。 )


 >皆様

( / pfに年齢の欄を記載し忘れておりました。参加希望の方は>2に年齢を付け足したものをご提出くださいますようお願いいたします。 )





6:  [×]
2022-02-05 19:54:03





名前: 綾鳥 美鈴
読み: あやとり みすず
性別: 女
年齢: 16歳
職業: 高校生
容姿: 一度も染めたことのないまっさらな黒髪を、肩甲骨の辺りまで伸ばしている。髪質は細く柔らかで、癖のないストレート。前髪は眉と瞳の間で切り揃えられていて、毛先の一本一本が同じ角度でやや左を向いている右分け。瞳もまた黒々としていて、純日本人といった風貌。はっきりとした二重かつ綺麗なアーモンド型の目元は興味なさげに伏せられていることが多く、近寄りがたい雰囲気を放っている。小ぶりながら鼻筋の通った鼻と、桜色の薄めの唇。愛嬌というものが圧倒的に欠落しているものの、造形だけで言えば人から好かれやすい顔立ち。身長158cm。簡単に折れてしまいそうなほどの華奢な体型をしているが、超然とした雰囲気のせいか庇護欲を刺激するようなか弱さは無い。制服は紺のカーラーに同じく紺のリボンのセーラー服。足元はごく一般的なローファー。
性格: 滅多なことでは物怖じしない強心臓。同じ年の頃の学生達と比べて落ち着き払っていて、冷静沈着という言葉がよく似合う。しかし、それは強い意思から来るものではなく、もっと消極的な、あらゆるものに対する無関心から来るものである。世間や他人に対しての関心が薄く、そのため周りからの自分への評価にも関心がない。他人を恐れて遠ざけることもないが、自分から積極的に近づいていくこともなく、まさに来るもの拒まずさるもの追わずの姿勢。そのあまりに淡白な態度が思春期の同級生たちには冷たく映るようで、学校でも浮いた存在となっている。常に傍観者の立ち位置であり、何かに深入りすることはない。16歳にして歓喜や達成、絶望や葛藤などといった人間らしい感情とはかけ離れた、平坦な毎日を送っている。
備考: 一人称は『私』、二人称は『あなた』。エマ・トロイメライを見たのは中学二年生の4月頃。エマ・トロイメライを見たことは誰にも話していない。隠しているというわけではなく、話さない理由は本人曰く「誰にも聞かれなかったから」。
運命の分岐点: 小学三年生の八月、プールの授業時に水の中で友達に頭を押さえつけられて息苦しさとともに意識を失った。プールサイドで目を覚まし、最初に見たのは先生と友達の目に溜まった涙。しばらく息をしていなかったため、全員がもはや助からないと思っていたらしい。

ロルテスト:

【 >all / 二月某日 / 海岸沿いの道路 】

( 堤防の上に立って、沈みかけの夕日を見る。大きく息を吸い込んでみるけれど、別に海の匂いなんてしない。足元よりもっと下のところで、壁に当たった海水がちゃぷちゃぷいっているだけだ。小学三年生の頃、水の中で窒息してからしばらく水が怖くなった時期もあったけれど、エマ・トロイメライを見たあの日からそんな感情もなくなった。今思うことといえば、潮風が冷たくてとにかく寒い。ただそれだけだ。夕日なんて30秒も見れば十分だし、じっとしていても寒くなる一方。何とも趣のない自分に軽い苦笑をこぼしつつ、堤防の上を歩く。エマ・トロイメライを見た時のことは、今でもはっきりと覚えている。朝、その日は休日だったから遅めに起きて、寝惚け眼のまま階段を降りた。踊り場を過ぎて、やっと一階が見えたところ。そこに、それはいた。それが何と問われれば、多分一番近い表現はキメラ。何だかよく分からない獣みたいな見た目で、でも二本足で立っていて。立っていた、といっても足は鉢植えみたいなものの中に埋まってたから、本当にその二柱だけで身体を支えられていたのかは分からないけれど。奇妙だな、とは思った。でも、別に怖いとは思わなかった。ただ何だか、冷凍庫の中にいるみたいに寒くて、皮膚がヒリヒリしたのを覚えてる。それですっかり目が冴えた時には、その奇妙な何かはいなくなっていて、凍てつくような寒さもどこかに行ってた。あまりに突然起こった不思議な出来事に、しばらく階段の途中で立ち尽くして、そして『ああ、あれがエマ・トロイメライなんだ』って。どうしてそう思ったのかは分からないけれど、思った。じゃあ私は既に死んでいたはずの存在なんだ、って。心当たりはもちろん小学三年生の頃のあの出来事。あの時に本当は死んでいたはずなんだ、私は幽霊みたいな存在なんだ、ってそう思ったら、思春期特有の悩みも葛藤も途端にどうでも良くなった。別に状況が何か変わったわけじゃないけれど、考え方ひとつで世界は見え方が変わるって本当だ。長く長く伸びた堤防に沿って歩を進める。今、たとえば物凄く強い風が吹いて、海に投げ出されてしまっても、車道に飛び込んでしまっても、特に怖いとは思わない。だって私は一度死んでいる。今生きていることの方が何かの間違いなのだ。そうなのだったら、幽霊みたいに何にも縛られず自由に生きよう。どうせ、オマケみたいな人生だ。 )






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