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【ウマ娘】影ノ足跡/256


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自分のトピックを作る
224: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-02 17:25:05


爪…ですか…。はい、構いませんよ。

( 彼の確認したいという内容は自分の足の爪のことについてらしい。素足を見せることに対しては別に抵抗はない、これも必要なことだとわかっている。もし拒んでしまったらお互い不安と持ったままになってしまうだろう。出来る限り、不安要素は消していくのが良い。彼の要求を飲み、近くのソファーに腰を下ろし靴と靴下を脱ぐことに。「…どうでしょうか。と、言っても…特に何も異常はない、とは言えませんかね…。」今まで靴で見えなかった足の爪を見れば、酷いとまではいってなくても爪が少し割れている様子が見れる。知らなかった訳ではないが、時々痛む程度でその痛みも激しいものではない。これについて彼に切り出さなかったのも、自分だけでも対処は間に合うからと思っていたからだった。だが今考えると、黙ったままの方が判断としては悪かったのかもしれないとも思える。お互いの情報は出来る限り共有する、それを反してしまったことをここで反省する )

…今のところ、練習に支障はありません。…前のレースの時に、少し痛みが出たくらいです。

( 痛みが出たのも前の模擬レースの時だった。今のところ自覚できる症状も酷いものはなく、痛みの出る頻度も少ないのが現状だ。自分から言えることはここまで、後は彼がこれを実際に見てどう判断するのかを待つのみ。だが、当然素足を見せるのは慣れている訳もなく、すんなりと見せたのはいいが、やはりこういった状況に対して少しばかり恥ずかしい思いも、なるべく表には出さない様にグッと隠す様に我慢を続ければ )



225: 笹原修司 [×]
2022-07-02 20:57:39

これは……ふむ、現段階で確認出来たのは不幸中の幸いだな。これまではなんとも無かったかもしれないが本格的にレースへ出走するとなれば、弊害が出る可能性は高いだろう
(素足になった彼女の爪をマジマジと見やれば、本人は自覚症状の少なさからこれまでずっと黙っていたようで、実際悪化して初めて重大さを知ることも少なくない部分でもあるため何もなければ軽視しがちなのかもしれないなと考えて。本格的にレースに向けてのスケジュールを組み始める前のこの段階で知る事が出来たのはむしろ運が良かったと言えるが、これを放置すれば悪影響はほぼ確実に出るだろうと事実を率直に伝えて。「差し支えなければ爪の処置を俺に任せてはくれないか?簡単なケアだけで済まそうと思ったんだが、思ったより状態は良くない…俺としては適切な処置を定期的にする必要があると見ている訳だが…どうだ?」状態を見てそれほどでもなければ簡単なケアのやり方を教えて各自でしてもらう程度でも良かったのだが、彼女の爪の状態は出来れば専門的な知識を持った自分が処置をする必要があると感じる程度にはあまり良くなく、あくまでも彼女の意思を尊重した上でこちらの考えを伝えて)

226: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-07 22:05:45


…わかりました。このまま放置という訳にもいきませんし…私だけでは、処置をするにも厳しいでしょうから…。

( この状態に思ったより状態は良くない、そう呟く彼の一言に初めてこの状況の悪さを知る。ある程度良くはないとは思っていたが、そこまで生活やレースに大きな支障は出ないだろうと甘く見ていた。このまま隠すことが出来ないとなれば、引き続き何の処置なく過ごすのは愚策だろう。そして自分一人だけで処置を続けるというのも、きっと十分な処置は施せないとも思う。ここは彼の知識に頼る他はないと判断して、処置の方は彼に任せることを選択した。「…しかし、よく気付きましたね…。一体何から、察することが出来たのでしょうか…理由は何であれ、トレーナーさんは鋭いですね。…どんなことも、隠し事は意味をなさないくらいに…。」何からこの状態であると察することが出来たのか。そしてこれに気付いたのは先程なのか、それとも前からなのか。理由は何でも、やはり研究者の名も持つトレーナーだけあって、彼の目は確かなものなのだろう。そして適切な処置を出来る、ウマ娘に対して必要なスキルを持つ彼の様な者を、世間はベテランと呼ぶのだろうか。他のトレーナーは、彼をどう見ているのか評価しているのか、ふと気になったが…それは今は聞かないことにした )



227: 笹原修司 [×]
2022-07-08 19:08:30

気づいたというのとは少し違うな、ただこれまでの経験でウマ娘の足の爪の状態には気を配る必要があると知っていたというだけだ。本来なら初めの段階で確認するべきことだった事だったんだが他に対処が必要な事案があった、というのは言い訳にしかならないな
(気づきというのは多少語弊があると訂正し、あくまでもトレーナーとしてのこれまでの経験則でウマ娘の足の爪が走りにもたらす影響を知っており、怪我に泣かされたウマ娘も見てきていることもあり、気を配るべき大事な部位であるため確認をしたに過ぎないと語り。本来であればもっと早くに確認をして対応するべきではあったのだが、相手の場合アレの一件などといったイレギュラーもあったため今になってしまったが、彼女のトレーナーをする上でアレの存在を決して言い訳にはしないと言った手前、余計な気遣いをさせないためにもそれほど深刻さは感じさせない軽い口調でそう言ってのけては肩を竦めてみせて。「さて、そうと決まれば早速処置を始めるとしようか」彼女本人の口から任せるという意思確認を終えたところで早速爪切りやヤスリを使って手慣れた様子かつ丁寧に爪の処置を進めていって)

228: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-13 20:22:48


はい…では、お願いしますね…。

( 処置を始めると言う彼に対してコクリと小さく頷けば、そのままソファーに座ったまま大人しく何も言わずにその処置が施されていく様子をじっと眺めたまま待つことにする。処置に必要な道具も慣れた様に扱い、此方も痛みやその他不快を感じる要素は全くなかった。そんな手際の良さから、今回もこれ以降の処置も特に問題なくスムーズに進むだろう、やはり自分だけが抱えなくて正解だったと知る。やがて爪の処置も無事に終えて、「…ありがとう御座います。…えっと、これは毎日やるべき…ですよね。」処置をしてくれたことに対して感謝をする様に頭を下げた後、今後は毎日この処置をしていくのかと思うと、どこか申し訳なく感じてしまう。別に今みたく素足を見せることには抵抗などはない。ただこの処置に時間を使ってしまうことと、今後もしかしたら練習や本番に支障が出てしまう可能性があるかもしれないということ。何より、こうなるまで放って置いてしまったことへの後悔が強かった )

…まぁ、落ち込んでいても仕方ないですよね…また手間を増やしてしまいましたが…どうか、よろしくお願いします…。

( だからといって落ち込む暇もない。爪のことは今後自分も気を付けつつ、彼に処置を任せることにする。そしてこの様な、少しでも自分の体に対する不利なことが少しでもあれば、その時はちゃんと報告することに決めつつ"今後もお願いします"と手を胸に当てて、再び頭を下げた )



229: 笹原修司 [×]
2022-07-14 06:11:12

そうだ、それでいい。ウマ娘単独でなんでも出来るのならそもそもトレーナーの存在意義が無くなってしまうからな、不安要素を取り除くのは全部俺に任せてカフェは持てる力を全てレースにぶつけるぐらいの気概で臨んでくれれば俺としてもトレーナー冥利に尽きるというものだ
(自らの体質のせいで迷惑をかけてしまっているというこちらへの負い目は少なからずあるのだろう、さいしょこそどことなく落ち込んだような反応を見せた彼女だったが、そういった後ろ向きな感情も自らの中で折り合いをつけたらしいということがわかれば、トレーナーとしての仕事は担当のウマ娘がレースで実力を出し切れるその手助けをするものであると自負しており、謝罪ではなく一切の遠慮もなく頼れるところはなんでも頼るぐらいでいいのだと自信を持って頷いて。そんな会話をしている間に足の処置が済めば爪切りなどを片付け始めて「これでとりあえず今日のところはいいだろう、一応後から痛みが出たりするようなら教えてくれ。…さて、それじゃあグラウンドへ向かおうか」これまでの会話で、彼女が自分に対して隠し事をするとは思えないが、一応そう念を押してから今度こそ目的地のグラウンドへ向かおうと言って)

230: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-19 09:03:59


その時はちゃんと伝えます…はい、行きましょうか。

( 痛みなどの異常が出た際、包み隠さず迅速に報告をすることを約束する。流石にまた隠そうなどとは思わなかった、そうしたとしても後で困るのは自分だけではないとわかっているからだ。必要な処置も終え、目的地であるグラウンドに向かうと言う彼に小さく頷き早速向かうことにする。外はまだ陽は昇っているが、時間からしてそれも長くはないだろう。練習出来る量は十分ではないかもしれないが、少しの時間でも能力の向上に使いたい。目的地に着くと、まだ夜ではないこともあってかグラウンドには自主練に励むウマ娘とそれに付き合うトレーナーが何人か居るみたいだ。爪に痛みは走らないかと軽くその場でジャンプをしたが、特に異常はない。処置の効果もあって、この練習中は問題ないだろう。早速、と取り掛かる前に忘れていたことが一つ。「あ…トレーナーさん。その、ストレッチを…手伝って頂いてもいいでしょうか…?」そういえばと、ストレッチがまだ済んでいなかったことを思い出し、トレーナーにその手伝いを頼んでみる。運動前のこれは必須なのは間違いなく、これをしなかったことでもし怪我などしてしまうと、今後控えていることが多い今だと厳しいだろう )



231: 笹原修司 [×]
2022-07-19 17:43:30

そうだな、しっかりと身体はほぐしておいた方がいいだろう。柔軟な身体は怪我の予防にもなるし、パフォーマンスの向上も期待できる…それじゃあまずは前屈からだ
(当然怪我の予防という観点からも入念なストレッチは有効と言えるが、それだけではなく長い目で見ても柔軟な身体を作ることで結果的に運動能力の向上にも期待が持てるだろうと彼女の要求に頷けば、まず手始めにと早速彼女の後ろ側に周り背中を軽い力で押し始めて。「なるほど中々に柔らかい身体をしているな。身体のバネがしっかりしているということなんだろう」様子を見ながら彼女の呼吸に合わせて少しずつ負荷をかけていくようにするが、ある程度のところまでは無理なくこなせているように見えて、見込み通りとでも言うべきか他の一般的なウマ娘とはそういった部分も含めて根本的にモノが違うということなのだろうと満足げに納得して頷くと、改めて能力の高さを実感すると同時に早く彼女がレースを走る姿が見たいものだとそんな風に考えつつ、彼女のストレッチを淡々と手伝って)

232: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-25 01:43:38


ありがとう御座います…ストレッチを続けていたというのもありますが…身体の柔らかさは、昔からある程度…。

( ストレッチを手伝って貰うことになり、次々と難なくこなしていく。身体の柔らかさは、当然自分よりもっと上は居るが、そこそこ自信はあった。その自信のある部分に対しての彼の一言は嬉しいものだった。ストレッチは最後まで痛みなど出ることはなく全てスムーズに進み、最後のストレッチの内容も無事に終える。練習前の準備はこれで十分だろう。「…では、本題の練習内容に取り組みましょうか…。課されたタイムに近付ける様に走る、ですよね。」これから始める予定の練習を再確認する。いつもは一人でこの練習に取り組んではいたが、こうしてトレーナーが近くに居ての練習は初めてだった )

…確か、以前…走り方より、想像することが大事と言ってましたか…。正直、まだそのヒントを生かせていないです…。

( 目標タイムに近付けることは出来てきてはいるが、遅かったり速かったりとまだ差が激しい。タイムに安定をつける為にトレーナーから貰ったヒントというのもまだ生かせてはいない。次に進むには、そのヒントから何かを得る必要があるだろうが、ここが一つの山場となっているといった状況だ。目標タイムに合わせる為にどんな自分を想像するべきなのか、今回こそ何か掴みたいと思いながら )



233: 笹原修司 [×]
2022-07-25 06:47:21

だが、前より確実に良くなっている。タイムを見たところ、時計の感覚は少しずつ身につきつつある。問題はなまじ体感で理解しつつあるだけに辻褄を合わせるために速度を緩めたり、がむしゃらにペースを上げようとしてそれで失敗をしているといったところかな?
(彼女自身は自分の出したヒントを理解出来ず未だに苦心しているようだが、彼女自身が思っているよりも成果が上がりつつあると、あくまでもデータを見ての判断にはなるがそう考えて問題ないと自らの見解を述べて。その上で、今の彼女の問題点は恐らくここではないかという部分を指摘しては本人にもそういう意識があるのではないかと確認をとるように尋ねて。これまでヒントを小出しにしたり、抽象的にしてきたのは彼女に考えさせることが目的だったりもしたのだが、この段階まできたらむしろこのトレーニングの意図を彼女に説明し理解し納得してもらった上で臨んで貰った方が本人の為になるだろうと考える。「もう薄々感づいているとは思うが、このトレーニングの真意は時計の感覚を完璧にモノにすること、ひいては効率のいい走りの追求ということになる。カフェの脚質的に最後の直線までいかに足を溜められるかが明暗を分けるからな、温存の仕方を感覚でなく理屈で理解するんだ。ペースを乱さないフラットな走りで軽く流すのが一番足に優しいが、それも先頭との距離感の目算を誤れば手遅れになりかねない…だからこそ今の自分の走りならどの位置までなら届くか、自分がスタートからゴール板を駆け抜ける姿まで完璧にイメージ出来るまでになる必要がある、高いハードルだがゴールが見えれば多少は心持ちも変わるだろう」恐らくは彼女にとっては途方も無い目標のように思える事だろう、タイムを揃える為の無駄を削ぎ落とした走りが温存に繋がるという自分がこのトレーニングを通して伝え身につけてもらいたいことを全て話して、ここまで話せばペースをいかにして一定に保つかが鍵であることはすぐに実行が出来るかはともかくとして彼女ならば理解することは出来るだろうと考えていて)

234: マンハッタンカフェ [×]
2022-07-30 18:15:49


…なるほど。私が勝負を仕掛けられる場面で、如何に脚を溜めていられるか…ただ終盤に備えるだけを考えての走りだけだと、追い付かない可能性が高い…だから最初から最後まで、自分が求める走りを出来ている姿のイメージを完璧に出来ることが重要…ということですか。

…確かに、高いハードルではありますね…でも、何だかモヤが掛かっていた部分が晴れた感じはします。

( この練習の目的は薄々ではあるが、練習を重ねる度にわかってきた気はしていた。自分の脚質からして、如何に最終直線まで万全に備えられるのが重要だろう。でも練習の時とは違って感覚だけの温存方法では、本番だと通用しない可能性は十分にある。その為にも、この練習で自分が理想とするペースを見つけ、イメージが出来るというのが必要だということだろう。確かに今言われたことをすぐに出来るかと聞かれたら、恐らく難しいだろう。でも出来ないとは思っていない、現に少しずつその理想に近付いている感覚はある。この練習で得るべきものをようやく理解出来たからか、より一層前向きに取り組みたいといった様子を見せた。「…すぐに理想の走りは出来なくても、前回よりも上手く出来そうな…そんな気がします。…では早速始めましょうか、トレーナーさん。今の私の走りには、アナタの言葉が必要ですから…。」早速、今日の練習を始めることにする。今回はトレーナーも居る、だからこそ実際に今の走りをしっかり見て貰いたい。悔しいが、自分だけではまだ目標には近づけない。感覚を理屈に、イメージを完璧に、これらを得るには今の自分についてを自分だけが知るのではなく、彼にもしっかりと知って貰う必要があるだろう。勿論トレーナーからの助言のみに頼らず、しっかりと自分で気付けるものは気付いていくつもりだ。練習を始める準備は出来ている、この多くはない時間だが、トレーニングの意図を理解した今何かを得られる気はしていた )



235: 笹原修司 [×]
2022-07-31 16:03:59

頼もしい答えだ、カフェならそう言ってくれると思っていたよ。…相手を追うのではなく自分自身と向き合うこと、それを忘れるなよ。さあ、始めようか
(難しい課題にも彼女は迷わず臨む姿勢を見せてくれたのを見れば、静かで冷静なように見えて実際は走りにかける思いは身近にお友達という目標が居るからというのもあるのだろうが他のウマ娘と比べても遜色がないぐらい熱意を持って臨んでいるということを再確認出来て満足げに頷き、その上でこのトレーニングの真意は何かを追ったり勝つ事ではなく自分自身と向き合い対話すること…その結果として勝利がついてくるのだと改めて伝えてはコースへと向かい、ストップウォッチ片手にスタート位置に立った相手を見て準備はいいか尋ねる。「…この際お友達にも一緒に走ってもらうというのはどうだろう?勿論彼女をムキになって追わず自分の走りに集中する訳だから通常の俺の課題よりも難易度は上がるが…より実戦に近い意識でのトレーニングにはなるだろう、どうだ?」スタートの合図を送る前に思い出したように彼女へと新しく提案をする。以前にも似たようなことをしたが彼女はお友達を追ってペースを崩してしまったことがあったことを思えば簡単ではないだろうが前にウマ娘がいるという状況は実戦に近く、より効果的なトレーニングが期待出来るとも一方で思っていて意思を確認するよう問いかけ)

236: マンハッタンカフェ [×]
2022-08-05 22:25:03


お友達も…ですか…?

( 練習が始まる間際、ふと出てきたお友達も一緒に走るという彼からの提案に耳を傾けた。お友達は今も側に居る、トレーナーの提案一つに彼女も反応した様子で、聞かずともいつでも走れるといった様子だ。確かに彼女とも一緒に走れば実践に近い意識での練習に取り組める。効果的になるのは間違いないだろう。その代わり難易度が高くなるのも間違いないこともわかっていた。前を走る彼女に焦りペースを乱す可能性もゼロではない。だからといってその案を受けないつもりなどはなかった。「そうですね…私も、それがいいと思います…それに、最近彼女と走ることも…あまりなかったので…。」彼女をただ追い付く為に走っていた時とは違って、今はトレーナーも居ることから彼女を追い掛ける為に夜のグラウンドに出ることはなかった。今回彼女と一緒に走るこの機会から、今の自分をより知ることが出来る。焦りに引っ張られ自分が保つべきペースをどれだけ維持出来るのか、絶対に良い走りが出来るとは限らないが、以前よりも冷静に走れる気はどこかしていた )

…うん、ありがとう…じゃあ、お願いするね…。

( 自分だけしか見えない彼女の居る方へ、快く一緒に走ってくれることに小さな声で微笑みながら感謝をする。そしてお互いどちらも準備が出来れば、スタートの位置に立ち。「…はい、彼女もやる気みたいです…ではトレーナーさん、スタートの合図をお願いしますね…?」クスリと笑いながら彼女の様子を彼に伝えた後、自分とお友達がいつでも走り出せる準備が整ったことも彼に伝える。そしてその合図が出るまで待つ )



237: 笹原修司 [×]
2022-08-05 23:09:32

…いいだろう、それじゃあ始めるぞ
(難しい挑戦にも尻込みすることなく積極的に臨もうという彼女の心意気を受け取り、勝ちたい、強くなりたいという想いも他のウマ娘にも負けていないことを改めて感じ取れば満足げに頷き彼女たちにスタートの合図を送る。合図と同時に駆け出す彼女とその前をゆくお友達、自分には当然ながら彼女の前を走るその姿は見えないがこれまでの彼女の話しからぼんやりとだがイメージが湧くようになってきていて「…思えば特殊な練習環境だな…カフェには比喩表現などではなく本当に前を行くお友達の姿がみえている…毎日レースを意識したトレーニングを実践出来るウマ娘なんて他には居ないだろう…それによってどんな成長を遂げるか…楽しみだな」その気になれば毎日のように上質な相手と実戦を見据えたトレーニングを行うことが出来る、現実的に毎日レースを走ることの出来るウマ娘なんて他にはいないだろう。しかしそんな嘘のような環境に彼女はあるのだという事実に、特殊な練習環境で育つ彼女がこの先どんな成長を遂げどんなウマ娘になるのかはトレーナーとして多くの経験を積んできた自分にも見通せず未知数であり、期待は更に深まって)

238: マンハッタンカフェ [×]
2022-08-10 21:18:32


…大丈夫、まだ落ち着けてる…
うん…やっぱり今も…私の前を走ってる…。

( 合図が出されスタートしてから現在。まだ序盤、好調な走り出しから調子もいい、焦りもまだない。やはりと言うべきか彼女との距離はゆっくりと離されつつある。もしここでもっとスピードをあげれば恐らく距離は縮められるだろう。もしかしたら、あの追い付けるかもしれない…前までの自分ならきっと、また今度こそはと思ってそうしているだろう。だけど今は違う、あの背中はまだ追い付かないとわかっている。横顔すら見られないこと、今の自分じゃ力不足だということはわかっている。今はただ、自分の走りに集中するだけだ。中盤、まだ自分のペースを保てている。彼女との距離はさっきよりも開いている。あの頃の自分なら、もっと距離を縮められていた。当然だ、あの時の自分はレース何てしていなかった。あの時の走りは、ただ追い付きたいことだけしか考えていない走り方だったからだ。その後の結果は嫌という程見てきた、そしてその度に悩み続けてきた。しかし今は違う、彼女に追い付くことだけが目標の自分はもういない。最終に入りゴールも見えてきた、スタートの時から創ったイメージはまだ崩れていない、コーナーに入るタイミングで残していた力を使い切る勢いで加速し続け速度を上げていきこのまま最終直線へ。速度は落とさず後はこのまま見えているゴールへ走り続け )

…ッ!
…はぁ…はぁ…。

( そしてそのまま減速することなく速度を保ったままゴールした。すぐには止まらずゆっくりと速度を落としていく。十分に落とした後に立ち止まり、息を整えるのに少しだけ時間を使った後、軽く手で汗を拭い。「…トレーナーさん…タイムは、どうでしょうか…?」と彼の方へと視線を向け、果たしてタイムはどうだったかを聞いた )



239: 笹原修司 [×]
2022-08-10 23:05:59

…いい走りだ、俺の予想を遥かに超えて成長している
(コースを駆け抜ける彼女の姿にはまるで焦りや激情などは感じられず、冷静に自分の走りだけに没入している様子が見てとれて、一切乱れのない冷静な走りをしながらも目標として定めたタイムを余裕を持って上回ってしまう、それは自分が正確に彼女の成長スピードを読みきれていなかったこと、これまでの常識の枠組みに収まらない能力の持ち主だという証拠に他ならず、思わず笑みがこぼれてしまって。一周走りきってタイムを尋ねてきた彼女には目標として定めたタイムを大幅に更新してしまったものを見せる。「俺はまだカフェの力を甘く見ていたようだ、まさか俺の思う理想的な走りをしながらこれほどのスピードを出せるとはな…俺の見立てが甘かったと言うしかない、今後はこのタイムを基準に同様のトレーニングを続けてもらう、素晴らしい走りを見せてもらった。ありがとう」基準として用意したタイムが彼女にはあまりにも遅過ぎたことを理解し、どこかで常識の枠に当て嵌めて考えてしまっていた自分の未熟さを認めれば、自分の中に新たな価値観を芽生えさせるほどの走りを見せてくれた彼女へと感謝の言葉を告げ、今後の目標もまた彼女の走りを基準に組み立てることに決めて)

240: マンハッタンカフェ [×]
2022-08-15 21:18:48


はい…わかりました、今後はこのタイムを基準に──

…え?あ、いえ…御礼を言うなら、私の方も同じ…ですので。

( 彼から聞かされた結果は今までよりも良いものだった。焦らないこと、自分のペースを保ち続けること、そしてアドバイスにあった始まりから終わりまでのイメージを創ること。自分が持つ一番理想の走りをする為に必要なことを理解ったことで出せた結果だった。これが成長というものだろうか、知らない自分を知ったこの感じ、自分ならどう表すべきかわからないまま、ただ結果を教えてくれた彼に対して小さく微笑んだ。そしてまた新たな基準のタイムを聞くと同時にトレーナーから感謝の言葉を受け、自分からも小さな声でもしっかり聞こえる様に"ありがとう御座います"と感謝をした。「…まぁ、やはり彼女には…ですが。それでも…気のせいでも、少しだけ…僅かに近づけた。…そんな気がします。」お友達には今回も追い付けなかった。自分の走りを知る為の練習だとしても、やはり悔しくはある。例え差があっても、今の自分じゃ絶対不可能だとわかっていても。だが今までと同じ結果ではなかった。僅かに彼女の背中を近くに感じた )

…それに、アレの対処も…きっと。

( この結果に、自分たちを今一番困らせているアレに対しても対抗出来るのが近いかもしれない。小声でポソリとそんな希望を呟けば。「…あ、いえ。何でもありません…えっと、この後はどうしましょうか。」まだ此処でアレをどうにか出来ると言うのは控えた。きっと後少しだとは思うが、まだ少しだけ時間が欲しい。そして次は何をするか、先程のでそれなりに体力は消耗してしまったが、まだ少しなら練習を続けられるという意志を見せた )



241: 笹原修司 [×]
2022-08-15 23:18:03

やる気があるのは良いことだ、それならもう一本いけるか?次はさっきも言ったようにこのタイムを目指してもらう。無意識に考えなくても同じように走る事が出来るぐらいまで身体に感覚を叩き込むのが最終目標だからな、やり過ぎということはない
(それなりに消耗はしているようだが、無理はせずちゃんと温存した走りが出来たこともあって、もう一本ぐらいならば無理なく完走することも出来るだろうと見込み、彼女自身もまだトレーニングを継続する意志があることを確認すればもう一度同様のトレーニングをするよう指示をして。改めて説明するまでもないかもしれないが、それでも一応は目標のタイムは先程彼女自身が出したものに合わせるよう念を押せば、反復練習により意識をせずとも頭で考える前に身体が動くまでになるのが理想的だと自分の意見を伝える。しかし、今回は多少なりとも消耗した状態でのスタートである、この状況でも先ほどのような無駄なく一定のペースを守った走りが出来るか否か、つまりは追い込まれた状況下でも冷静な判断が出来るかということでもあり、彼女の能力を推し量るにはお誂え向きと言えるかもしれないなと考えていて)

242: マンハッタンカフェ [×]
2022-08-21 21:07:52


はい、問題ありません…。
…うん、もう一度…お願いするね…。

( 次の練習指示を聞けば、こくりと頷き問題なく取り組めると返す。そしてお友達に、もう一度同じ様に走って欲しいことを伝えた。先程の走りで体力が消耗している状態、最後まで走り切ることは出来るだろうが、前の走りより良くなる結果を出すのは難しいだろう。さっきよりも集中し、状況を見極めた走りが必要になるだろう。息を整え、もう一度走る準備をした後、一回目のスタート位置に着き、自分と彼女の準備が出来たことを彼に伝える。そして少しの静寂後、彼の出すスタートの合図で走り出す。目標タイムが変わったが、一番意識することは変わっていない。自分の走りを最後まで保つこと。でも前のと同じ走りは出来ない、目標タイムの変化は大きいものではなくても全く同じペースだと間に合わないだろう。そこを頭に入れつつ、序盤は変わらず温存する走りでいく。やはり終盤、そこが自分にとって一番の勝負所。その為の走りがいいだろうと判断、序盤を抜けそのまま中盤に…ここで問題が起きた。そこまで体力は保つだろうか、と。前の走りにはなかったこの感覚に驚かされる。足が少し重く、向けるべき意識の先を逸らされる。ここで速度を落とせば終盤には力を出せるかもしれない、だがそれだと間に合わない可能性がある。一瞬だけ出た迷いの結果、このままペースを保ち続ける。この判断が正しいかはわからないまま終盤、残った体力を使い切る勢いで加速し速度を最大まで上げ、今出せる全力を出したままゴールまで走り切った )

──は、…ッ!
…と、トレーナーさん…タイム、は…?

( ゴールの後、その場に倒れ込みたいという思いを抑えながら少し痛む胸を抑え、呼吸を整えつつ、汗を拭う。終盤、正直自分のことも周囲のことも考えられなかった。彼女のことすらも、ただ前にあるゴールまで辿り着くことだけを頭に走った。少しだけ落ち着いた後、彼のもとへと歩み寄り結果を聞いた。…正直、あまり自信はない )



243: 笹原修司 [×]
2022-08-21 22:42:44

…焦りが出たな、目標よりも随分と速い。身体も相当しんどいだろう、とりあえず座って休むといい
(恐らく疲労のせいで目標よりも大きく遅れているという感覚が一番にきてしまったのだろう、後半にかけて無茶なスパートが目についてしまい、その結果目標に定めたタイムを大きく更新はしたものの、あんな走りを実戦で行えば故障も含めて大きなリスクを負うことになるし、今回はどうにかゴールまで走り切ることが出来たものの次も同じように完走できる保証はなくゴール前に破綻する可能性だって小さくないだろう。しかし、そもそも彼女にやらせようとしているのは相当高度なレベルでの走りのコントロールであり初めから簡単に出来るようであれば世話はなく、長期的なトレーニングを必要とするものであることはわかっているため、労いの言葉と共にドリンクを手渡せばベンチへと座ってまずは呼吸を整えることを勧めて)

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