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寒い国から帰ってきた匿名 [×]
2021-10-02 15:15:43
● ストーリー ●
『アフガニスタンでの動静を受け、ドイツをはじめとする西洋各国で暗躍するロシア人スパイの物語』
アフガニスタンで烈々たる復権を遂げたタリバン政権。
彼らを支援するという形でアメリカや親米諸国への対抗を画策し、世界各国に諜報員を放っていたのが、北の大国ロシア連邦だった。
各々別の任務にあたっていた主人公、ワレリーとヴァルラムは、異邦の地での再会をきっかけに相棒関係を甦らせ、より一層過酷なスパイ活動に身を投じることとなる。
だがその陰には、KGB復活を望む再編派「第一総局イワノフ派」と、それを拒む新生派「SVRチェルケソフ派」の、旧ソビエトを巡る熾烈な衝突が渦巻いていた……
● 再会の経緯 ●
①ワレリーは「元チェチェン独立派を含む、チェチェンからの亡命者」シャミール・マスハドフを、ヴァルラムは「ヨーロッパで同志を増やそうと活動するイスラム過激派」サッダーム・ラティフィをそれぞれ追跡中だった。
②しかし、ラティフィからの数度目の接触の際、テロ活動の実行を拒んだことが原因でマスハドフが襲われてしまう。
③マスハドフを守るためにワレリーが、情報を引き出し切っていないラティフィを殺させないためにヴァルラムが動くが、もみ合いの末過激派もしくは亡命者、またはその両方が事故死。
④暗所での対面ゆえ最初は気づかなかった2人は、そこで初めて相手がかつての同期と知る。処理班と上官に連絡して現場保全のため一時留まり、処理班到着後は上官命令で一緒に待機しつつ最低限の情報交換。
⑤数時間後、SVR上層部から、「それぞれの単独任務の継続難易度が上がってしまった以上、以降はそれぞれの任務と情報を統合し、常に連携する形で引き続き遂行せよ」という指令を受ける
⑥しかし「新生派」のボスはヴァルラムから再編派の謀反の動向を探ることをワレリーに、「再編派」のボスはワレリーから新生派の防衛策を探ることをヴァルラムそれぞれ命じるのだった。
● ロシアとアフガニスタンの関係 ●
1978年:アフガニスタンが共和制に。これを受け、反発するイスラム主義の革命派民兵が蜂起(アメリカはこれを後押し)、アフガニスタン紛争開始。
1979年:ソ連、アフガニスタンに以後10年に及ぶ軍事侵攻・介入開始。表向きには新生の共産主義政権を支えるため、しかし一説では自国側にイスラム原理主義を持ち込ませないための牽制とされる。また、アメリカの大統領補佐官による誘導だったとも。ソ連の秘密警察KGBは、革命派民兵を鎮静化できなかった当時の首相を見限り即暗殺し、当時の革命評議会副議長を新首相に擁立したため、革命派民兵とさらに衝突することに。
1988年:紛争を終わらせるため、国際社会でソ連撤退を条件に含む協定が締結。
1989年:ソ連撤退完了。しかしこのあと、国内の支配を巡りアフガニスタン国内はさらに荒廃、5年後にはタリバンが台頭開始。
その後:2001年の米国同時多発テロを契機に、今度はアメリカのアフガニスタン介入が開始。冷戦の影響もあり、2021年にガニ政権が崩壊すると、ロシアはこれを批判。親米に転じたウクライナについても、「ガニ政権の二の舞になりかねない」と揺さぶりを示唆。
●ドイツで再会した理由 ●
①アフガニスタン人難民の受け入れ数が、ヨーロッパで一番多い国であるため。
②チェチェン亡命者が、ヨーロッパで次々と暗殺されていることから。
ドイツにおいても、元チェチェン指揮官や、チェチェン紛争に関わった経歴のある男性が暗殺されている。
③「クレムリンはほぼすべての政策分野でドイツに関心を持っている。活動を大幅に増やしたと認識している」
「ドイツは、EUを離脱したイギリスにとって欧州の中で最も重要な安全保障上の同盟国。」
「ベルリンにあるイギリス大使館は英政府とドイツ政府の間で政策のアイデアや諜報に関係した資料を交換するための重要な場所だ。イギリスは世界で最も重要な情報共有ネットワークである『ファイブアイズ』の一角をなす。いくつかのファイブアイズの情報はベルリンに保管される。これらはロシア人が見たい王冠の宝石になるだろう
● ターゲット候補 ●
・アフガニスタン人のNATO軍協力者
・アフガニスタン政策に関する、ドイツ政府へのアドバイザー
・ドイツへ亡命したアフガニスタン政府関係者
・反タリバンの情報発信者、報道関係者、政治家など
・元チェチェン独立派を含む、チェチェンからの亡命者
・イスラム過激派
・イギリス大使館関係者
・ドイツへ亡命したロシア人政治家や実業家
・ドイツで活動するロシア反体制派
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