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版権(元ネタあり)なりきりチャット
自分のトピックを作る
201:
不死川実弥 [×]
2021-07-24 18:26:53
待、てやァ…!___ちょっと貸せェ、俺が手本見せてやっから…
(隣に並ぶ穏やかな時間、窓辺から差す陽光に照らされた彼女の横顔はとりとめもない会話のうちに柔らかく笑みを滲ませ、時間の流れも緩やかになっていくようで。初めて顔を合わせた時豊かな彼女の表情は何一つ知らず、今こうして目の前にある笑みにもっと見ていたいような不思議な感覚すら覚え。任務に忙殺される毎日で一人過ごすうち忘却の彼方にいつの間にか置き去っていた記憶だが、誰かと過ごす日の温もりはこうだった。久しく感じていなかった空気感に、どうにも安堵と感傷とが入り混じった複雑な視線で彼女の姿を見つめてしまうもその瞬間、ふとその瞳が何か己と似た物憂げな色を帯びた気がして__と、同時に不恰好に削げた林檎にも気付いてしまえばいつも通りの表情に戻りぎょっとして。見た目云々は別に良いとして、このままではいつ刃を滑らせ怪我をするか分からない気も。穏やかに見守っている場合ではないように思われると、大胆にも誤魔化そうとして何食わぬ顔で作業を続けている彼女を遮り、制止するように声を上げつつ己が代わるべく横から身を乗り出して手を伸ばし。焦りもあってか分かりやすく呼び掛けの声を一瞬詰まらせてしまうのだが、雑に奪い取っても彼女は納得しないだろうと一息付いて落ち着いた声に戻してから手を差し出して。多少子供扱いで失礼なのだろうが、つい状況が似ていることもあってか弟達に言い聞かせる時のような響きの口調で)
(/う、嬉しいお言葉を沢山…!!普段は照れくささもありすぐ語調を荒げて誤魔化してしまいますが、言うと決めたらちゃんと真面目な顔でまっすぐ伝えてくれるのではと!二人して動揺してしまうの本当に良いですね…。タイミング重要すぎて迷われますよね…羽沢さまがまた命の危機に瀕した時に咄嗟に思いをぶつけてしまうような気もしますし、ふと何でもない静かな夜とかにぽろりと溢してしまうような気もしますね。前者ならばまた元気になってから再度確認されてしまいそうな…!ダーーーーーッッ、何ですかその遠慮心……尊すぎて悶えました…言わずとも考えていることが素敵すぎます!それでいて他の誰かを考えていないのも好きです…ひぇ…。背中を任せられる羽沢さまこそ不死川にとって一番の存在ですので…!!う、嬉しすぎます…咽び泣きます号泣です…ッ!!いつまでも二人で幸せになっていってほしいです…転生しても忘れないでと…。
音柱さま折れなさそうで笑いました…悪友感がまた良いですけども…!わわ、お相手さまの方もご出演…!!とっっっても楽しみです…基本的にブチギレそうな方々しかいないのが面白い予感しかありません…。ああ…新人時代の羽沢さま想像するだけで尊さが…初めが不死川…ッッ…!?!なんと素敵で嬉しい…きっと彼としても隊士時代から何かと気に掛けていたと思うので、柱になった日はアイツが来たか…とニヤリとしてそうです)
202:
羽沢怜 [×]
2021-07-24 20:58:03
……そこまで言うなら、まぁ__任せてもいいけど…
(誰がどう見ても不自然に思える行動を取っているという自覚はあるのだが、あれほど威勢よく言った手前ここで素直に認めるのもどうかと思い。怪我を増やすな、と言っていた彼の言い付け通り運良くも掠り傷一つなければ林檎の実の部分にまで鮮血が広がるようなこともなく、自己判断からまだ大丈夫だろうと思っていたものの。彼が頬への掠り傷一つで己の身を案じていたことをふと思い出し、制止をかけるような声が上がった途端。不意に伸ばされた手に動揺しては、誤って足元に落としてしまう前にと直ぐさま包丁を置き。危うく心臓が止まりかけたことに対してか、それとも万が一彼の手を傷付けてしまったらという心配からか。不機嫌さを隠そうともせず眉間をグッと寄せながら鋭い視線を向けてしまうも、続いた言葉には大人しく耳を傾け。普段から不器用ゆえの物言いを互いにしていることから特別珍しい言葉遣いではないのだが、小さな子供相手とまではいかずとも少し年齢を下げられたような口調には僅かにむっとしつつ、決して強くはない物言いに不思議と嫌な気はせず。無意識の内に存在しないはずの兄の姿が頭に浮かび、もしも彼が兄だったらきっと温かな気持ちで日々を過ごしていたんだろうな__なんて柄にもないことを思い。ぼんやりとした視線を相手に向けるも、満更でもない様子で林檎を差し出して)
(/せ、誠実さがひしひしと…ひしひしと伝わってきます!!普段とのギャップがまた素敵で…。羽沢もきっと、お顔を真っ赤にしながら辿々しくもちゃんと伝えようとしてくれるかと思います!戦闘になると格好いい二人が途端に可愛くなってしまうので…本当にズルいです*´ `*分かります…どの場面でも可笑しくないなと思いますし、彼がまたとても絵になるので…タオルがたくさん必要ですね。羽沢も命の危機に瀕した時であれば生きなければ、と強く思いながら鬼に立ち向かうのでしょうし…戦い後に諦めるつもりはないけれどふと万が一を考えてしまって思いを…なんてことがあるかもしれませんね。後者であれば静かに耳を傾けながらも都合の良い空耳だろうか、と自身の耳を疑ってしまうやも…!前者はそうですね…今聞くべきだろうか、それとも…と思考をフル回転させつつおそるおそる確認しそうだなと…。自分の幸せよりも他人、よりも彼の幸せを考えていそうだなと思いまして…!彼が笑っていられるのなら、と思うけど他の誰かとの幸せまでは願えないので…。うわぁーー!!!嬉しすぎますよ…ッ、羽沢が聞いたらきっと気恥ずかしそうに、それでいて嬉しそうに笑っていそうです…*´ `*本当に…痣にも負けずいつまでも二人で幸せに…。転生してもたくさん探し回って、きっとまた巡り会ってくれるはずです…!
蛇柱さまと風柱さまの悪友感がとても好きなので、そこまでは行けずとも近いところまでは目指したいなと…!(?)わぁ、ありがとうございます!!寧ろブチ切れそうにない方がいませんね…。竈門くんが善意100%なので、憎めない子(?)だけでなく少し怒りを買いそうな一般隊士さんも出演させられたらと思っております!危険だと感じれば我妻くんに引き取ってもらいますので、彼が爆弾を落としていかない限りはご安心かと…!新人時代は生意気の極みでしかありませんが尊さを感じていただけるだなんて…恐縮です!!不死川さんは変わらず素敵なお方で…。元々面倒見が良い彼から見た新人の羽沢は、きっととても危うく見えていたのかもしれませんね…。な、なななんですかその待っていた、と言わんばかりな…!初対面しかいないはずの中、一人知っているお顔を見掛けて表情を明るくさせる羽沢が浮かび上がりました。)
203:
不死川実弥 [×]
2021-07-25 01:15:35
まァ、見てろって___
(咄嗟に手を出したこともあり驚かせてしまったようで、勢いのまま包丁を奪い去ろうとしなかったのは正解の様子。既に不服な表情であるが加えて子供扱いの台詞となればその眉間の溝は深まるかと若干の後悔を抱えたのだが、何故か表情が緩められ素直に林檎が手渡されると拍子抜けしてしまい丸めた吊り目をじっと向け。案外怒りもしなかった彼女を不思議がりつつも、受け取りに軽く触れた指先の感触にあの日の弟の姿が思い出され。もっともこんなに細く滑らかな指でもないのだろうが、見下ろしやっと合う視線、彼女の纏う落ち着く雰囲気には逆らえずせめて記憶の中だけでもと懐かしむように視線を落とし手を動かし始め。拾い上げた包丁を緩く握ると林檎に沿わせ、彼女が手を止めた続きからするりと刃を入れつつよく見えるように相手の方に寄せてみせ。案外慣れた手付きで剥き進め、半分程赤を残したところでふと思い付きに手を止めたかと思うと機嫌良く一切れ分を切り出して何やら細工を。皮の部分の端だけを残し切り込みを入れ、浮いた皮を兎に見立てて耳のような形に作ってみせると随分と小ぶりな耳の兎になったが、己にはあまりにも似合わず可愛らしいそれを自覚しながらも、開き直って得意げに鼻を鳴らしたかと思うと茶化したように差し出して)
___ホラ、兎だァ。喜べェ
(/うわぁぁぁ重ね重ねありがとうございます…!!羽沢さまも言葉にしてくださるとは…!赤面を揶揄いたいところでしょうがその時ばかりは余裕もないかと思います…!戦闘時の格好良さも抜群ですがギャップが堪りませんね…´`*ヒィ、、羽沢さまも絵になりすぎですよ…戦闘時の極限状態でも立ち続けるお姿に痺れます…もしそうなって思いを、となっても不死川は自分から言おうといつものクソデカ声で遮って先に告げそうな気も…!わわ…彼女らしくてどれも素敵です!戦闘中の慌ただしい中で聞き返されるとなれば恥ずかしい台詞も怒鳴る勢いで言ってしまいそうで…。耳を疑うのが目に浮かんで可愛くてグッときました…反応が薄いので焦ってしまいそうな不死川が見えました…!め、め、名言ですねそれは…ッ…彼が笑って、でも隣で笑う他の誰かは…と思うと咽び泣きます好きです…!!羽沢さまのお顔が目に浮かびます…絶対巡り会いましょうとも!!片方記憶無しの転生なんかも切なくて良いですよね…いずれ思い出してほしいもどかしさが…。
なるほど、悪友感…!十分あって素敵です…!憎まれっ子隊士さんめちゃくちゃに楽しみなのですが!!我妻くんもろともぶっ飛ばす気概で暴れたいと思いますので揶揄ってくださいな…(?)逆にその生意気さが面白い、と気になっていたり…!柱稽古では人権無視でボコボコにしていましたが何だかんだ隊士一人一人を思っての行動かなと感じますし、将来有望な羽沢さまのことは勿論強く記憶していたのではと!待っていた感と追い付いた羽沢さま尊すぎますね…あの風柱を見て表情を明るくさせるなど彼女のように肝の座った方くらいでしょうから、きっと周りは驚きますね。それに対し人前で不敵に笑う不死川もレアでまた驚かれそうですね…。)
204:
羽沢怜 [×]
2021-07-25 09:01:25
(彼の手際の良さは以前に腕の裂傷を強引にも手当された際に身を持って知っていて、不安や心配は全くしていなかったものの。こうも滑らかに皮を剥かれてしまえば、己の不器用さと不格好な一カ所が嫌でも際立つため少し不服そうに手元に視線を向けて。このまま残りも問題なく剥いていくものだと思っていた矢先、切り出された一切れに不思議に思いながらも彼が何かを始めたことが分かると興味深そうに目を凝らすようじっと見つめ。あまりに繊細な手付きと普段の彼との差が激しく、いつもであれば堪えきれず笑っていたに違いないだろうが。その手際の良さは素直に感心していて、己にもほんの少し分けてほしいものだと思ったが、それを口にするのは少しばかり悔しさがあり胸の内に留めておくことに。あっという間に出来上がったのは耳が小ぶりな兎で、誰がどう見ても可愛らしいと思うほどの出来栄えには蝶屋敷の三人娘が喜びそうだなんて思いつつ。思わず両手でそっと受け取った己も釘付けで暫し眺めるように見つめて。幼い記憶にはなかったはずの出来事が、彼を通じて今こうして出来ているような気がして嬉しさを滲ませるように柔らかい笑みを浮かべ。)
……可愛い、
(/普段余裕たっぷりな不死川さんが時折ペースを崩されていることに嬉しさしかありません…!自分が折れてしまったら彼は守りながら戦おうとより無茶をされるはずなので、互いの為にも立ち上がらなければ…と思っているのかなと。ひぇ…ッ、ご自分からだなんて男前すぎやしませんか…。きっと羽沢は思いを告げるべきか、それとも彼へ応えるべきかととても悩んでいるでしょうね…!その時はいざ確認したものの彼からそんな台詞が飛んでくるとは予想もしていないので、聞いた本人が恥ずかしくなっていそうですね*' '*あ、焦る不死川さん…!とても貴重なので目を凝らしておかなければ!!この時ばかりは確認出来なそうですが、彼の様子に気付けばより真実味が出て来てあわあわとしていそうです!何だかんだ彼には笑っていてほしいんだろうな…と。片方記憶無し…ほどよい切なさに素敵な予感しかないのですが!?きっと思い出せた時に気持ちがこう、ぶわーっと溢れてくるのでしょうね…!
あ、ありがとうございますすす!!実は密かに羽沢の同期さんにもしれっと登場してもらいたいなと思っておりまして。彼との仲は最悪なので音柱さまとのバチバチ感よりは、殺伐としていて冷え切った羽沢がいるかと思いますが…!我妻くんはきっと、顔に似合わず優しい音がしてる!なんて爆弾を落としかねないので、存分に暴れていただけたらなと!それはとてもありがたいですね…!手を抜くのは簡単だけども、同じ剣士として見ているからこその行動のようにも感じますね…!諦めだけは悪いので、必死に食らい付こうともがいていたかもしれません。いざ追い付いたと思ってもスタートラインですし、どの柱も実力のある方々なので焦り等を感じつつ…何かと気に掛けてくださっていた風柱さまの背中を無意識に追っていたやも…!そんな二人の様子に一体どんな関係が…と思っていた方もいたかもしれませんね。きっとこの頃から噂話大好き柱さまは動いていたような気もして笑いました…。羽沢も威勢よく噛み付いていたことでしょう!)
205:
不死川実弥 [×]
2021-07-25 13:16:30
…、うちのチビ共と同じ顔してらァ…
(可愛らしく彼女の手に収まった兎、柄でもない行動に揶揄いの一つもあるだろうかと予想はしておりいっそ堂々と言い返してやろうとすら思ったのだが。言葉の代わりに夢中で眺める静かな瞳と、直後あどけなくほころんだ顔のその柔らかな一瞬は不意の出来事。まただ__彼女の新しい表情を見ればこの一瞬が永遠のように視界の中で煌めきに切り取られ、暫し目を奪われたまま温かい鼓動の感覚に妙な沈黙を残し。何やら落ち着かない感情の揺らめきに、正体が分からないのがひたすら癪で、誤魔化すように視線を横に流して逸らすと憎まれ口だけを揶揄い口調で言い残し普段の調子に戻そうと。星の下であの夜、弟達の話を軽く溢したこともあってか軽い話題のつもりで口に出せたが肝心の唯一の弟とは今のように笑い合える関係でもなく。揶揄いに兄弟の話を出したとはいえその先に上手く続けられる話題は思い付かず、何を語るでもなく静かに手元に集中を戻すと机に包丁を置いておき棚から丁度良い皿を取り出して。一通り手本を見せたところであるし、もう己の仕事は終わったと言わんばかりに再び残りの林檎を彼女の方へと向けると差し出してみて)
(/羽沢さまの強さにはそんな意味が…!!ぐっ…ときました…きっと彼女が傷付いていくのを見る方が何より辛いと思うので無茶しそうですが、羽沢さまの強さにはいつも助けられております*´`*う、嬉しいお言葉…ッ…決して良い父とは言えなかった実父の姿を見て育ったこともあり、きっと心に決めた方はしっかり大事にしたいのではと思いまして…!しかし羽沢さまの反応心臓に悪すぎます、、お互い照れてしまいそうですね…!
ワーッお相手さまの作られるキャラや羽沢さまの周りの世界観が、生き生きとして深みがあって…ととにかく大好きなので同期さまも楽しみです!!逆に殺伐すぎてクールになってしまうとはとんでもない人物のような…不死川との相性が気になるところですね…!ああ…隊士時代の心の葛藤も最高です…努力を積み重ねて今に至っているというのが本当に尊い…。羽沢さまのことを気に掛けているのに気付いた一般隊士たちもソワソワでしょうね!同期の皆さまなんかはよくあの風柱と喋れるな…と目を引かれていそうですし…!当時から音柱さまとバチバチな様子が目に浮かんで面白すぎます…過去の話も素敵でいつまでも見ていたいなと…!)
206:
羽沢怜 [×]
2021-07-25 15:36:42
(彼から兄弟の話を聞くのはこれで二度目のこと、ただあまりに情報が少ないことと、まるで砂糖菓子が静かに溶けていくような言葉端にまたその先を聞くに聞けず。こうして話してくれているということは話を続けたくない、とはまた違ったように思えるものの何となくそこまで踏み込むべきではないような気がして。かといってこの話を無かったかのように聞き流すのも気を遣っているようで何だか気持ちが悪く、両手に収まったままの兎を少し角度を変えながら眺め。彼が弟妹達のことをどんな風に思っているのか、その本心までは当然誰にも分かるはずがなく。それでも、彼の口からふと零れてしまったのはきっと、意識する必要などないほどに深い愛情があるのだろうと感じては少し羨ましくも思えて。己はこんな風に大切な人達のことを思えていただろうか__たった一人の家族と、同じぐらい大切なもう一人の家族がふと頭に浮かんで僅かに目を伏せ。当時は今以上に素直に気持ちを伝えられず意地ばかり張っていて、何一つ本心を伝えられなかったことを思い出し。今となってはどうすることも出来ないが、まだ望みのある師のことだけは諦めていない__いや、彼の言葉がなければ諦めそうになっていた。そう考えれば彼に何度背中を押されたか分からない。自身の中でいつの間にか大きくなっていた彼の存在に今頃になって気付き、素直に認めるのも照れくさいものではあるのだが悪い気はせず小さく笑って。両手に乗せた兎を名残惜しげに見つめながらそっと皿に乗せると、残りの林檎を受け取りつつ続きを確認するように手元に視線を移してゆっくりと言葉を紡いでいき)
私は…兄弟も姉妹もいないから、どういうものかもよく分からないけど__アンタがそのチビ共をどれだけ大切に思ってるのかは…よく分かる
(/不死川さんこそ精神的にも肉体的にもとてもお強いですし、何より大きなそのお背中にいつも助けられております…*´ `*寧ろ彼が大事にしない方なんてよほどのことをしてしまった人以外いないような気が…仲間のことも大切に思っていますし…!不死川さんの反応こそ一度目を離すと普段のご様子に戻っておられそうですし、とてもレアなので心臓が何処かへ散歩しに行かないか心配です…。
あーッ!!ありがとうございます…!!音柱さまとはバチバチしつつ、何だかんだ認めているところもあるのでギスギスとはしていなさそうだなと思いまして。同期さんは思ったことは全部口にしてしまうのと、優しさが可笑しな方向に曲がってしまっているので…羽沢には会う度にとっくにくたばったかと思ってた、などと真顔で言われております…。不死川さんとの相性…顔が怖いなど平気で言ってしまいそうな気も…!気に掛けている、と気付いた隊士と目を付けられていると思っている隊士がいるやもしれませんね!生意気言ってんな、と拳骨ぐらいは落とされている可能性がありますね…すかさずやり返そうと足を振り上げる羽沢が目に浮かびます。)
207:
不死川実弥 [×]
2021-07-25 20:47:05
……弟達が幸せなら俺の事はどうだって___兄貴ってのはそういうもんだ…
(無理に深く踏み込みも、距離をおきもしないゆったりとした声は自然と受け入れられて耳に届き、つい彼女の前では思うまま言葉を溢れさせてしまいそうになり。弟達への思い__それは確かな感情で、しかし己の中で様々な思いが交錯し決して言葉に出せない切ない響き。弟に限ったことでもないが、大切に思えば思うほど自分の中で消化する言葉ばかりが増えていく。だからこそ彼女の言葉は圧し潰れた己の感情をそっと認めてくれるようで、温かく意識が包まれると余計な本音まで誘われてつい薄く開いた唇から呟きを。目に浮かぶのは鬼のいない太陽の下佇む弟の姿、空想の中ですら己は陰から出られなくとも一向に構わず。兄としての心持ちはどうしても頑固に変わることなく、兄弟のいない彼女にもまた大切に思い思われる家族が居たのかと思えば似た感情も分かるだろうと穏やかな目で言い切って。どうも照れくさい台詞の響きが辺りに残り、そこで漸く我に返り居心地悪そうに下瞼を引きつらせ。彼女の雰囲気のせいか積み重なった時間のせいかいつもどうにも話しすぎてしまい、気恥ずかしさから理不尽な腹いせといったところで無理難題を言いつけて。机から手荒く包丁を拾い上げ、その勢いのまま彼女の背後に回り込むと己の方が上背のある分上から影を落としつつ手を回し込み強引に握らせようとほぼ押し付ける形で差し出して。先刻の己と同様に兎を作れと圧のある声で言ってのけ、とはいえ怪我をされてもまた心労が増えるわけで、危ない時は手を出すつもりでやたらと後ろから手元を凝視し続けたまま)
何の話だァ…、ホラ、手本見せただろうが。兎だ兎ィ…
(/わわ、嬉しいです!そう言っていただけて不死川も喜ぶことでしょう…!背中を向けたまま照れていそうな…。確かに鬼以外には基本的にみんな大切に思っていそうな気がしますね。羽沢さまには良い仲間として大切な存在かつそれ以上の関係でもあるのでさぞ絆が強そうで素敵です!分かります、きっと一回しか言わねぇぞのつもりで腹を括っているので言い切ってしまえばすぐ切り替えて照れ隠ししているのではないかと…!二人の少しずつの関係性の変化が楽しみで仕方ありません。同期さんの癖の強さめちゃくちゃ味わい深くて良いですね…羽沢さまの容赦ない台詞笑ってしまいました…ドライな対応…!本当に思ったことが口から飛び出ちゃうタイプですね!!怖い顔の不死川が更に凶悪な顔で詰め寄る光景が見えます…。そして目をつけられていると解釈されてるの面白すぎませんか…!羽沢さまは全くびびってはいなさそうですが!かっこいいです…(?)足技とは強すぎますね…活きのいい隊士が居ると不死川と音柱さまの間でも珍しく意見が一致して会話していそうです。)
208:
羽沢怜 [×]
2021-07-25 22:49:57
…はぁ?怪我増やすなっつったの誰だよ
(弟達が幸せなら、彼の言葉に家族が幸せでいてくれるのなら__そう思っていた過去の自身とほんの少し重ねてしまいそうになるも直ぐさま思考を止め、鬼のいない世界でなら大切な人達は今でも笑っていたのだろうか。家族の幸せを願うことすら許されず、奪うばかりのこの世界で己がこうして生きていられているのは、神様とやらにただ生かされているだけなのかもしれないが。この命を繋いでくれたのは__幾つもの約束のおかげだ。その“約束”の一つは己に負けず劣らず不器用で荒い口調は目立つが、仲間想いで時折温かな空気を纏っている彼で。そんな彼がどんな生き方をしてきたのかは知る由もないものの、何一つ奪われていない者など己が知る限り此処にはいないだろう。今こうして穏やかな目をしている彼も、ひとたび戦場へと出れば鋭く冷たいものへと変わり、鬼への深く黒い感情を滲ませてしまうことは分かっていて。それでも、せめてその瞳が濁ってしまわないよう、彼から大切なものを奪っていくことだけはしないでほしい。どうしてもと言うのなら、その時は今度こそ__ふと彼の言葉を耳にして我に返れば自然と流すように目を逸らしていつもの調子で返し。包丁を受け取りながらも一度皿に乗せた兎に視線を移しては、先ほど己の腕前を見たにも関わらずあまりに無茶な要求に正気かと言わんばかりな視線を向けつつ。言われっぱなしというのも性に合わず、彼のおかげでほとんど皮が剥けていることもあり少し試すぐらいならと一切れ分をサクッとと切り出し。彼の手元はちゃんと見ていたのだが出来上がった兎に意識が半分以上持って行かれ、ぼんやりとした記憶を手探りながら慎重に切り込みを入れていき)
(/決して見せないという彼らしさが滲み出ていて…尊いです…。腹いせにボコボコにしている隊士さん達のこともそれはもう大切に…(?)う、嬉しいお言葉の数々に脳が爆発してしまいそうです…!!一回しか言わないと決めているのに、確認で聞き返せばちゃんと答えてくださる不死川さん、好きです…!分かります…既に雰囲気の柔らかさだったり、会話の内容だったり…以前よりも少しずつ歩み寄っている感じが堪りません*´ `*今後の二人も楽しみですね。柱達も隊士達も個性的なので、埋もれてしまわないよう方向性を変えた個性のある子をと!他の柱がその現場を見る機会があればきっと驚かれることでしょうね…!音柱さまは無茶苦茶笑っていそうですが。不死川さんと同期の絡みを目撃してしまった隊士達は止めた方がいいのか、嫌既に手遅れか…とハラハラしていそうですね…。後日、あの風柱に喧嘩を売った奴が!なんて噂が広まっているやも。案外周りが怖いと言っていたのを耳にして興味本位で声を掛けてみたら、口が悪いけど怖くはなかったなんて隊士達に言っていたかもしれません…!それがいつの間にやら日輪刀に…。周りからすればとんでもないはずですが、意外とお二人には気に入られて(?)いそうですね!)
209:
不死川実弥 [×]
2021-07-26 09:21:25
ンなことならねぇように俺が見てやってんだろォ。……、その調子…
(咄嗟に出た無茶振りだったとはいえ難しいことを言った自覚はあるが、信じられないと言わんばかりに注がれた視線とやや荒い台詞、生意気にも思える直球な反応は彼女くらいのものだろう。揶揄いに良い反応を得られた程度に捉え悪びれも訂正もしないまま、余計な重圧を掛けてしまいそうなものだが遠慮もなく彼女の手元をじっと見据えてその手付きを確認しつづけ。冷静になりふと蘇ってくる先刻までの会話。細々とした作業に動く彼女の手は己よりも随分小さく、しかしそれは刀を振るい夜を切り裂く力強い手に違いなく。後ろに立てば頭一つほど己と差のある背に簡単に掴んでしまえそうな肩が改めて目に留まり、この体からどうやってあのような力を捻りだしているのか不思議なもので。しかしあの夜、眼前に迫りくる大輪の花と鬼の血潮から己を突き動かして救ったのも、死角を任せ隣に立たせたのも確かに彼女の身そのもの。再会を誓った約束も然り、幾度となく彼女に救われたのを改めて実感しては近い距離に微かに伝わる彼女の体温が決して掻き消えてしまわぬようにと切なる願いに、自然と呟きの端も薄く溶け注ぐ視線にも落ち着いた静けさが満ちていき。探り探りに剥いていく手付きがふと気になり、教えなおすように手を伸ばそうと。口頭で教えたのでも良かったのだが、彼女の指ごと包丁を握り実際に動かしてみせたのはどうもそんな思考に耽っていたせいか。触れると確かに彼女の輪郭は、温もりはこの手の中に。不自然にも安堵の溜息を小さく零すと動作に合わせて言葉少なく不親切ながら説明しつつそのままコツを教えるべく手を動かそうとして)
…そうじゃねェ…こう。ンで、親指添えて___
(/何だかんだ嫌いと言いつつどの生意気な隊士も覚えていそうなのでボコボコも愛ゆえですね…(?)脳が爆発…!!!拾い集めなければ…!!きっと二回目以降は照れをどこにぶつけたらいいか分からずどんどん険しい顔になると思いますがちゃんと言ってくれそうです…!二人の関係とても尊いですよね…徐々にお互いの話なんかもしていますし…。友情以上の感情を自覚したとしてもそれからの葛藤も尊いですし鈍足の予感はありますが…*’’*どのキャラも個性の塊ですものね!お相手様の生み出す子たちは皆さん良いキャラで全く埋もれず印象に残って好きです…!わわ…羽沢さまから見た不死川の姿…分かり手すぎてすでに相棒感が…!怖いという噂で話しかけに行くの面白すぎませんか…お口は悪いですが何を言っても意外とちゃんと受け答えしていそうなので、普通にお話しする二人の姿が見られるかもと…。周りからは喧嘩売りに行ったとハラハラされつつも…!なかなか見ないタイプの後輩なので気に入られて(?)いることでしょう!)
210:
羽沢怜 [×]
2021-07-26 11:41:56
(いざ挑戦してみたはいいもののあれほどの出来栄えを見た後ということもあり、手付きの怪しい己が果たしてどこまで出来るのやら。兎のような何かが出来てしまわないようにだけは気を付けたいところではあるのだが、先ほど危うい場面を目撃してしまったからなのか背後からの突き刺さるような視線に余計なプレッシャーが掛かり僅かに頬を引きつらせて。意識すればするほど包丁を持つその手が震えてしまいそうで、何か他に意識を向けようかと思っていた矢先。ふと伸ばされた手にまた何かやらかしたのだろうかと一抹の不安が過るも、その手が己の手を包み込むように重ねられるとそのまま包丁を握られ、それが何を示しているのかは考えるまでもないが突然のことで直ぐには思考が追い付かず。少しずつ彼の手に意識を向いていけば病室で自身が触れた時とはまた違い、掌からしっかりと伝ってくる温もりに不思議と安堵感を抱き。この手に救われたのは己だけでなくきっとたくさんの小さな光だろうが、それと同じかそれ以上に零れ落ちていったものも__そう思うとつい感傷的になってしまい骨張ったその手に、幾つもの創傷に視線を移しつつも、その大きな手に不意に引き寄せられたことを思い出し。途端に頬に熱が集まってくるような感覚に、平常心と自身に言い聞かせて無理矢理落ち着かせながら言われるがままに親指を添えて。言葉こそ少ないのだが手先が器用なだげでなく、直接教えてくれているのからなのか教え方も上手だと思った。下の子達にもこうして教えていたのだろうか__彼の面倒見の良さも案外そこから来ているのかもしれないように感じて、少し微笑ましくも思え穏やかな表情を浮かべて。兄弟がほしいと思ったことはなかった。父との暮らしはお互いに上手く言葉を伝えられず、小さなことですれ違ってばかりで大変なこともたくさんあったが、決して苦ではなかったから。それでも彼の話を聞いたからだろうか、己にもし兄弟がいたら__そんな風に思えて。手元に視線を向けたまま無意識の内に零れた本音だが、その続きは出て来なかった。どれだけ願おうと、後悔しようと、あの頃には戻れないと分かっているから。溶けていった言葉端を何でもなかったかのように遮り、冗談交じりに呟いて)
……こんな兄貴が居てくれたら___なんて、毎日喧嘩ばっかしてそうだけど
(/きっと素直じゃないだけなはずなので、素敵な愛ですね…(?)そ、その辺りに転がしておいて大丈夫ですよ…!?!険しいお顔をしながらもちゃんと言葉に…尊いです。初めて会った頃の二人からは考えられないですよね…不死川さんがご自身のお話をされるだけで尊さが爆発しております!葛藤期間は二人揃って長そうな予感もしますが、それはそれで楽しみだなと…*' '*わぁ…!ありがとうございます…。そう言っていただけると嬉しさのあまり舞い上がってしまいますね…*´ `*きっとどんなところが怖いのだろうか、と気になったのでしょうね…!そして実際にお話してみて、彼が隊士から恐れられていることを不思議に思っているやもしれませんが…彼と話せて満足そうに帰っていく姿が目に浮かびます!周りには間違いなく、命知らずだと言われてしまいそうですね。そんなお二人に案外懐いていたやもしれませんね…!(?)そして生意気さにはどんどん磨きがかかり…。)
211:
不死川実弥 [×]
2021-07-26 21:21:41
___な、に痒いこと言ってんだァ…
(手を添え直に教えると随分動きが良くなったように思え、不足無く導けたことにすっかり満足で気を抜こうとすらしていたその時、むず痒い台詞が耳を擽って。過去の追憶に身を任せたのも確かだが彼女にそう思わせるほど態度に出ていたのだろうか。冗談混じりとはいえあの彼女から飛び出すとは思えなかった率直な台詞に、兄としての自己を見透かされ挙句認められた気がしてあまりに気恥ずかしく、手元を硬直させると動揺から語調を乱してしまい。もしも妹だったら、後ろ姿では伺えない表情を曖昧に眺めつつその姿を空想の中に思い描いてみるが当然ながら悪い気はせず。お互い変わらず口論は絶えないだろうが、きっと毎日は有彩色に輝いて積み重なるのだろう。時間と共に動揺から覚めると落ち着きを取り戻し始め、想像に易い喧嘩の数々に鼻から軽く笑い声を漏らしては共感もしてみせるのだが。掻き消えた言葉の最後が何処か儚く空気を震わせ、見えない彼女の表情がやけに気になる感覚。兄が居なくともきっと家族は彼女を優しく包み、しかし鬼殺隊にいる以上その時間は永遠のものではないのも分かっていて。多くを失い、掬おうとした何もかもがこの指の隙間から零れ落ちてゆく。動きを止めていた指先に感傷的なイメージで視線を落とし静かに次の言葉を探すのだが、今これから隣に在る互いの存在だけはそっと確かなものとして浮かんで。先程の照れくささの熱がまだ薄ら残ったまま、深く過去は聞かずともぶっきらぼうに呟いてみせ、真面目な空気を誤魔化すように最後は茶化して付け足して。教え終わっては名残惜しくも切り替えるようにするりと手を離し、残りは切り終わるのを彼女一人に任せ待とうとして)
兄貴じゃねェが___別に俺はここに居んだろ。これから何でもやりゃ良い……ふ、喧嘩もなァ
(/お相手さまの素晴らしき描写力の脳ですから!!かき集めねばと!!本当に初めての時とは変わりましたよね…。尊いだなんてそんなそんな…ああありがたき幸せ…ッ…羽沢さまの過去もちまちまと聞いていけたら幸せで昇天します…!沢山悩んですれ違っての葛藤期間、長くてもとても素敵ですよね…!不死川は想いを自覚してからの方が羽沢さまの幸せのためにも悟られるべきじゃない、と過度に気持ちを隠したりしそうですし…。両片想いの頃に潜入任務で男女仲の振りをすることになったりしたら切ないな、なんて…!恐れ知らずなところ好きです…強面と会話して満足げなの可愛すぎませんか…!同期くんもびっくりしていたのでは…。ぐんぐん生意気に成長してください…◎足技でも何でも受けて立ちます…(?))
212:
羽沢怜 [×]
2021-07-27 00:09:18
__何でも……ね。…まぁ、手合わせの時の約束もまだ果たしてもらってないし__怪我治ったら覚悟しといてね
(ほとんど無意識に口から零れ落ちた言葉、彼に兄になってもらいたいとは全く思っておらずあくまで空想の中での話なのだが、ふと彼の手元の動きが止まってしまえば触れられている己の手にも当然伝わり。冷静に考えると何だかとんでもないようなことを言ってしまったように思えて、普段の己であればきっと出て来なかったはずの言葉に自身も驚き返す言葉が見付からず。彼と居るとどうも気が緩んでしまいがちなのか、いつもは隠しているはずの本音もいとも簡単に唇から溢れてしまう。思えば己が口を開くと静かに耳を傾けてくれて、何か思うところがあろうと途中で遮るようなことをしなかった彼は聞き上手でもあるのだろうか。彼が言葉を遮ったのはただ一度、あの夜__両目の視界を奪われ近くにはいるはずの彼の居場所すら分からないことが何より不安で仕方なく、せめて身の安全を確認出来たらと口を開いたあの時。意識を手放しつつあった中でも、力強い言葉は静かな夜にはよく響いて。その時は大したことはないとでも言うような彼の言葉を信じるしかなかったものの、あれがただの強がりだったということは呼吸に混じる喘鳴から分かっていた。兄、なんて口にはしたが正直しっくり来ておらず。仲間というとあまりにざっくりとしているような気がして。ふと耳にした彼の言葉が胸の奥、ずっと深くにぽっかりと空いた穴を埋めるかのようにストンと入ってきては、無理に何かに当てはめる必要もないのだが、きっと__大切な人には違いないのだろうと思えた。触れていたままの手が離れていったことに気付いたのは、伝ってくる温もりが少しずつ消え始めた頃で。この手を伸ばせば、まだ届くところに守りたいものが確かにあることに今頃気付き。途端に熱くなる目元から小さな雫が零れ落ちてしまわないよう、声が上擦ってしまわないよう堪え。手元に視線を戻して少しは慣れてきたのか少し安定した動作で残りを切っていきながら、そういえばとふと彼と交わした約束事一つを思い出し。いつの間にか熱の引いた目元にホッとして漸く切り終えたところで包丁を置き、一切れを掌に乗せると何処か誇らしげな様子で相手に視線を移しながらよく見えるようにと差し出して)
(/あ、ああありがとうございますす!!普段は素直じゃない羽沢も彼相手だと案外するすると言葉が出て来ているはずなので、少しずつ過去のお話もしてくれるのではないかなと…!分かります…*´ `*互いを思うからこそより悩むのでしょうし…!と、尊すぎます……ッ…羽沢はきっと想いを自覚するも、いざ伝えてしまったら彼に重いものを背負わせてしまうかもしれない…と中々伝えられず、かといってうやむやにしたまま彼といるべきじゃないと距離を取ってしまいそうな気もします…。うわあぁぁ……切なすぎる…ッ!お互いの為にも二人には幸せになってほしいですね…。一度目の会話から大丈夫そうだと判断していそうなので、二回目からは見かければ声を掛けに行っているやもしれませんね!同期の彼は…あんな怖そうな人とよく、と言っていたのではないかと。きっと羽沢は風柱さまのことを普通にいい人だと思っているはずなので、そこでバチバチとしていたような気も…!音柱さまは素早く躱されていそうですし、風柱さまは当たる当たらない以前に謎の火を付けてしまって手合わせにならないか心配ですね…。)
213:
不死川実弥 [×]
2021-07-27 08:40:52
___はいよ、世界一の出来栄えだわァ
(一時は心配もしたものだが何事も無く切り終わった林檎、皿に乗った赤の鮮やかな兎たちは彼女の切り分けてくれたもの。弟達の面倒を見る側として過ごしてきたこともあり人に何かしてもらうのは久々で、やや擽ったい気分で眺めていたのだが得意気に見上げてくる彼女に気付くと微笑ましさすら覚え、わざとらしく芝居がかった声に乗せた大袈裟な台詞で茶化してみせつつ雰囲気は優しげで。程なくして林檎の並んだ皿に二人分の突き匙を取り出して添えておき。今は互いが傍に居る、その一言を反芻するように静かに聞き入れた彼女の中に己の言葉がすっと届いたような、そんな静けさがあって続けられたのはまた次の約束。この生業ではいつ途切れるか分からない毎日を歩まなければならないが、彼女と交わす約束が続いていく道の道標になるようで何気ないこれからの話が無性に心嬉しく思われて。無意識のうち想像する未来に彼女の存在が当然のものとして隣に思い描かれたことに気付き、改めてまじまじとその顔を見つめ。己にとって彼女は何で、彼女にとって自分は__ふとした自問自答に答えは導かれることなく、ただ居心地の良い曖昧な関係に押し黙ったまま。今はこれで良いのだと心の奥にもやが掛かってその先を見ることを避けるように。任務もあってか忘れかけていた手合わせでの口約束に思考を移すと、忘れていれば良かったのにと言わんばかりに表情を歪めてみせるも己が賭けを持ちかけた以上ぼやきはしても約束は果たすつもりで。願いや頼みの類をあまり口に出さないように思える彼女が何を言いつけるつもりなのか、全く見当も付かず普段しっかりしている分とんでもないことを言い出すのではと気になって訝しげな眼を向けながら訊ねてみて)
にしたって…俺に願うことってェ?何か決まってんのか
(/不死川もつい緊張が抜けていろいろとお話ししてしまうので一緒ですね…嬉しいです…!うわぁぁぁっぁ何て切なく尊い…!大切なものが出来るというのは弱みになりますがそれでも胸を張って羽沢さまの隣に居られる方が彼は幸せなので…と言ってあげたい…。距離を取られたら焦燥から問い詰めていそうな気も…!見かけるたび声をかけてくださるとは微笑ましいです!隊士から話しかけられることはそうそう無さそうな不死川なので、言葉では鬱陶しそうに威嚇していても何だかんだ楽しみになっていたのかもと…見かけても話しかけに来ない日はひっそり残念さを覚えたり…!同期くんブレなくて笑いました…いい人だと言っても信じられない、という目で見てバチバチしていそうな…!分かります、何やら闘争心に火がついて課外柱稽古の始まりになってしまわないか心配です…。)
214:
羽沢怜 [×]
2021-07-27 12:08:12
……あ、甘味__蜜璃から美味しい甘味処教えてもらったから、その…甘いもの嫌いじゃなかったらどうかなと……
(制止を掛けてくれなければ怪我を増やして彼に余計な心配まで掛けていただろうし、直接教えてくれなければ皿に並んだ鮮やかな兎たちは今頃見るも無惨な姿になっていたはずで。舌に残る薬の苦味を消す為に足を運んだだけのはずが、いつの間にか彼と緩やかな時間を過ごせておりその心地良さにはどうしても表情が緩んでしまい。言葉こそ大袈裟なものではあるものの、ダメ出しを受けなかった以上は彼から見ても悪くない出来栄えだったのだろうと思い、満足そうに笑ってみせながら両手に乗せた兎を皿にそっと乗せ。これを後から食べると思うと、彼の作った一匹から増やしてしまったことをほんの少し後悔して。手合わせ後直ぐに伝令を告げられれば、柱二名の指名に動揺していたこともあり先ほどまで己もあの時に何かしら約束を交わした、という曖昧にしか覚えていなかったのだが敢えて口にはせず。誰かに何かを頼むなど任務以外の場面では一度もなくどういったものがいいのか全く分からないが、彼にとなると恐らく二度とない機会で。特に条件も付けられていないのを良いことに先ほど無理難題を押し付けられた仕返しでも、なんて考えが浮かぶのだが。ふと二人並んで町を歩いた時のことを思い出し。休日を共に過ごすのも悪くはないが、互いに柱という立場で抱える任務量も多く、いつ任務が入ってくるかも分からないためまた鴉に邪魔をされてしまうかと断念しつつも少しの時間なら__彼が甘いもの好き、というただの噂の真相は分からずとも部屋の中で見舞いの果実を見た彼の反応はよく覚えていて。甘味の事は誰よりも信頼出来る恋柱からの勧めなら彼にとっても悪くはない話だろう、と上からではあるが彼と休日、たわいない話でも出来たらというのが願いで。いざ頼み事が決まったはいいものの素直に誘うというのはさすがに照れくさいものがあり、少し遠回しな言い方をすれば次第に視線を逸らし。断られてしまえば他を考えるしかないのだが、せっかくなら彼の屋敷を訪れた時とはまた違った休日を彼と__そんな思いからダメ押しにと小さく呟いて)
……私持ち、で…
(/一緒…!二人の距離感が本当に素晴らしすぎて…凄く嬉しいです!一度大切なものを失っている二人だからこそ、もう二度と…という葛藤もきっとあるのでしょうね…。羽沢も、彼の隣に居られる方が何より幸せですし…不死川さんの隣でなければ心から笑うことも出来ないので、他の誰かでは駄目なんですよとお伝えしてあげたいです…。彼の前だと上手く隠せないはずなので、突然距離を取り始めてしまいより焦燥に駆られてしまうわれるかもしれませんね…!きっと本人もどうすればいいのか分からず、答えられないまま逃げ出しそうな気が…。ほ、本当ですか…!!何だかんだ相手をしてくださる不死川さんが好きです…多忙の彼を見かけない日もあるはずなので、その時は分かりやすく肩を落としつつ…風柱が居ない、と同期くんに当たっていそうです*' '*不死川さんもまさかご自分の知らないところで、怖い、いい人だと言い争われているとは思いもしないでしょうし…想像しただけで面白いですね…!課外柱稽古…!き、きっと他の柱達が止めて…いや、彼を止められるのは恐らく岩柱さましかいないのでご不在の場合は…。)
215:
不死川実弥 [×]
2021-07-27 23:41:25
___甘味処ォ?……いや、そりゃ…まァ好きだけどよ…
(おずおずと開かれた彼女の唇から、飛び出したのは心配に及ぶような容赦の無い要求とはいかずともやはり予想を超えてくる提案で。あの甘露寺の言いそうなことではありきっとその薦めとなれば期待できる店だが、彼女ら二人が店に並ぶならきっと様になるにもかかわらずよりによって己を誘うかと、少しずつ紡がれる彼女の言葉に合わせ徐々に目を丸めながら思わず言葉を繰り返し。そんな反応を取ってみせたとはいえ甘味好きな己にとっては勿論魅力的すぎる提案なのだが、彼女の何やら控えめな物言いと緩く流された視線の示す意味が薄らと伝わってきてはこちらにまで照れが移ってくるようで即座に快諾の言葉は紡げずに頭をかき。おはぎ云々で少々騒がれた一件からどうも噂に広まっている気はするものの己の口から認めるのは気恥ずかしさがあり、嫌いじゃない、と素直でない表現にしようか散々迷い口ごもった結果、折角の誘いに快い返答をしたい気持ちもあってぶっきらぼうにだがきちんと認めて。柱である以上普段任務に追われる日々、おまけに大抵の余暇も鍛練に使ってしまうため誰かと休日を共に過ごすというのは久々のこと。あの日町を歩いたのも任務の途中のことであり、私的な理由で彼女と会うのは新鮮なことで嬉しい誘いには違いなく。しかしながら頼みを聞く側だというのに彼女の支払いでとは、そんな条件抜きでも当然の如く行きたいというのに譲歩されすぎている気すらして己持ちを通そうか軽く眉を寄せ思案もするのだが、遠慮がちな響きの付け足しの一言は彼女の気遣いあってのことゆえと思えば無粋な口出しはせず。ただ言葉にせずとも隣を歩く彼女の姿、流れる町並みは賑やかに光を纏うように思い描かれ、その礼は他の店でも出来るだろうと密かに考えては不器用な返答のままひとまず頷いてみせるも本心の透けた嘘っぽい強がりにも聞こえ。彼女に貰った手拭いも実のところ役立っておりその礼も済んでいないし何か贈り物を。そう思ってはみたものの、今は鬼殺、幼少は家族のことと浮ついた話の一つもなければ女性への贈り物などひたすらに疎く、まだあまり考えなしにぼんやりと希望を濁して呟いて)
___ま、テメェ持ちってんなら楽しみにしといてやらァ。……俺も丁度町の方に用事があったんでな、折角なら色々見て回ろうぜ
(/そうですね…今度こそ大切なものがずっとそばにある幸せに包まれてほしいです…ウッ…。ななななんという尊いことを聞いてしまったのでしょう…!!?心から笑えるのは隣だけ…素敵すぎて心臓が…。伝えられたらさすがの不死川も赤面してしまいそうなものです…最高です…。どうしようもなくなってしまう羽沢さまの不器用さ本当に素敵ですね…!逃げ出されたら不死川も一人屋敷に帰ってから割と深刻に考え込んでいるかもしれませんね…仲のいい方には何やら元気が無いと思われていたり、一般隊士の方々には不機嫌そうと思われていたり…!わわ…がっかりしてくださるなんて愛おしすぎますね…!きっと任務帰りのボロボロへとへとの時に羽沢さまのお顔を見られたら嬉しいのではと思います!同期くんの扱い雑で毎回笑います…いつまででもそのやり取り見ていたい…!岩柱さま出動は強いですね…不在の場合の方が多そうですしこれはやりあうしか…◎)
216:
羽沢怜 [×]
2021-07-28 10:45:26
……私も、楽しみにしとく
(人付き合いが苦手なこともあり、約束がなければ休日を誰かと過ごすことなど滅多になく一人で静かに過ごす日々に加え、同性なら同じ柱の女性陣とそこそこの交流があるため特に問題ないのだが、異性となると何をどう伝えればいいのやら。緊張感が漂う中、彼からの返答を待つことしか出来ず断られた時のことも考えておかなければいけないが、他に彼を連れ出す方法はあるのだろうか。照れくささから視線を逸らしてしまい彼の表情が見えないこともあり、少しずつ不安が募ってきたところ。どうやら甘いもの好きという噂は本当のようで、普段噂話など信じない己も今回ばかりはとその噂を広めた人物に密かに感謝して。ひとまずホッと一息ついてはみたものの、肝心の返答が返ってきていない以上安心するにはまだ早く、様子を窺うように遠慮がちに彼に視線を移せば開かれた唇に緊張感が走りつつ漸く聞けたのは彼らしい不器用な物言いで。これには思わず小さく笑ってしまうも、思いがけない誘いに彼がどんな思いで言葉にしたのかは分からないにしても、また二人で町を歩けることへの嬉しさばかりはどうも隠しきれず頬を緩めて。せっかく町まで行くのだから少しは身なりに気を遣おうか。とはいえお洒落や流行りなどに疎く物欲もあまりないのだが、広すぎる屋敷にある物全てを把握することなど当然出来ず、着物や髪飾りはと頭の中で簡単に確認し始め。彼と過ごす休日に浮かれてすっかり忘れていたのだが、ふと異性と町へ出掛けたことがあっただろうかとこれまでを思い返し。以前任務で一度だけ同期と町を訪れたことはあったものの、当時は鬼を滅すること以外頭になく任務を終えた後も見て回るようなことはなかった。心身ともに今よりもずっと弱かった自身を認められず否定し続け、鬼に突っ込んでは傷を作る日々。一度だけ急所間近へ攻撃を食らったことがあったが、痛みや死への恐怖などとうに薄れていたし__あの時失ったものがとても大きかった。その事と同期が放ったたった一言から、距離を置いているのだがたまに顔を合わせても当時から比べて余計な言葉が増えたぐらいでさほど変わりない様子で接してくる姿には正直驚いた。以前の己であればとても考えられないが、今の己がいるのは鬼殺隊を支える柱達、仲間である隊士達、この両手で救えた数少ない命の数々なのだろうと思う。それでもきっと、目の前にいる彼との出会いが何より__彼といるとどうも振り返ってばかりになってしまうのは何故だろうか。少し寄り掛かり過ぎているような気がしつつ切り替えて。普段避けている人混みも彼と二人なら昏い過去もきっと、そう思うと同時に先ほどから小っ恥ずかしい言葉ばかり口にしていることに気付き。いつものように不器用な言葉を呟いて)
__町の方なら、私も丁度用事があったし…アンタとなら__まぁ……悪くないか
(/本当に…そうですね…。楽しければ笑う、怒る時は怒る、など気持ちに素直なところはありつつ…空いた隙間を埋めてくれているのはきっといつも彼だと思うので…!だからこそ羽沢が心から笑えているのは彼だからなのかなと。せ、赤面されてしまうのですか…!?それは全力で拝ませていただきたい衝動が…。不器用二人ですが、何だかんだ不死川さんが大人なので良いバランスがとれているような気がしますね!うわぁぁぁ…誤解から誤解を生んで更にすれ違わないか心配ですね…。この時ばかりは冷やかし柱さま達もさすがに手を出せないでしょうし、二人の良き理解者であってほしいですね。きっと任務帰りのお姿次第では怪我の心配やら、労るということをするのでしょうね…!自分は滅多に行かない蝶屋敷にも早めに行くよう勧める羽沢が目に浮かびます!ありがとうございます…彼には和やかな空気をぶち壊す(?)ぐらいのぶっ飛びキャラでいてもらいたいです*´ `*任務以上にボロボロになりそうですが、火を付けてしまったのは彼女なので仕方ないですね…。)
217:
不死川実弥 [×]
2021-07-28 16:40:34
……そりゃどうもォ…、…あー…とりあえず食おうぜ
(不器用な台詞の裏に期待に弾んだ気分を隠してみたつもりだったがすっかり隠しきれるものでもなく、くすりと向けられた笑みには若干見透かされている気もして。己の愛想の無い返答にも嬉しげに表情を和らげる姿を見ると、己もそれくらい素直に顔に出せたらとは思いつつも今更この血走った吊り目が愛想良く細まり引き結んだ口元が穏やかに緩まるというのも薄気味悪く感じられ、満更でもなさそうに軽く頷く程度しか出来ないのだが。今日の彼女の台詞はどれも擽ったく、楽しみに思う気持ちは己だけでないと改めて言葉で伝わると不器用な響きでも思わず緩みそうな口元。己と気の合うような連中とは男同士わざわざ本音を伝えることもなければ真っ直ぐな言葉はどうも慣れず。さりげなく手の甲で口元を押さえ誤魔化して、横へ視線を逃しつつぼそりと礼だけ述べてから落ち着かない空気を何とかすべくとりあえず彷徨わせた視線を林檎の並んだ皿に戻すと、他に意識を紛らわせるものもないので己の分の突き匙を摘み上げそろそろ食べ始めようかと話を逸らし。部屋に持ち帰ってのんびり味わうのが理想なのだろうが、悠長なことをしていては胡蝶に見つかりかねないし証拠が残る。この部屋で済ませてしまおうといただきます、と簡単に手を合わせてから彼女にも皿の上を示して。病室で見舞いの品の話をした時の彼女の表情、この誘いから察するに甘味の類が好きなのだろう。最も親しい伊黒は食が細く同伴できないし己から他の隊士も妙に誘いづらく、甘味処に共に行ける相手が見つかったのは正直幸運で今後また誘うことも考えていて。普段勝ち気な彼女の年相応の女子らしい一面に、微笑ましさを抱くと自分のことはすっかり棚に上げてやたら生温い視線を相手の方へ戻しながら)
……にしても羽沢が甘いもん好きって意外だなァ…
(/ひええ尊い…お互い普段より自然に感情を出せているところがあるような気がしますね…!というかお相手さまの語彙が的確すぎて…ドキドキが…。不死川はあまり赤面しなさそうなので拝まれたら慣れなさすぎて暴れてしまいそうです。うわぁぁぁすれ違い…切ない…しかしその先にきっと幸せ百倍が待っているはず…!!柱の皆様も流石に揶揄えないので二人には頑張って欲しいですね…!後輩の羽沢さまに心配されるのグッときます…圧倒的癒しですよ…!蝶屋敷行きに関してはお前もだろ、と拒否していそうですが!不死川は余裕がない時や格好付けたいときこそ大丈夫だと突っぱねそうですが、逆に恋仲など親しい仲になってからは軽傷の時こそ疲れただの何だのとふざけているかもしれません*´`*ぶっ飛びキャラ大好きなので登場楽しみにしておりますね…!!是非同期くんと羽沢さまの冷え冷えなやり取りを眺めたいなと!
ところでご連絡なのですが2週間程度以前よりさくさくお返事出来ないかもしれません…。とはいえお相手さまと物語を紡ぎたくて仕方がないので何だかんだいつも通りな気もするのですが一応お伝えだけはしておこうかと…!ご迷惑お掛けしてすみません、良ければ引き続きお願いいたします…!)
218:
羽沢怜 [×]
2021-07-28 20:59:14
……その言葉そっくりそのまま返すけど
(照れくささから呟いた不器用な言葉だが、満更でもないような彼の様子には伝えて良かったと思えたものの。照れ隠しのようにも取れるその仕草に鼓動が早まっていくのが分かり、そっと胸元に触れつつ不思議な感覚の正体を知ることは出来ず謎が深まるばかりで。ただ何処となく暖かく、心地良さを感じて今はこのままで良いような気もしてゆっくりと撫で下ろし。分かりやすく話を逸らされるとまた小さな笑みが零れてしまいそうになるも一度頷き返して、緩やかに時間が流れていくような感覚につい忘れそうになってはいたが、ここで胡蝶に見付かればあの薬よりも恐ろしい結末が待ち構えているに違いない。突き匙を摘み皿に並んだ林檎に視線を移せば、可愛らしい兎達に勿体ないような気すらし始め暫し睨めっこのようになってしまうのだが、ふと耳にした言葉につられ彼の方に視線を戻し。自分ではあまり意識したこともなかったことからそんなに意外だろうかと首を傾けるもそんな彼の方こそ意外で、てっきり酒や辛みの物が好みだとばかり思い込んでいたため彼が甘味をとなるとどうも結び付かず。その上噂にもなっていることに笑いが込み上げてしまうが、ふと自身の甘味好きは一体何処から__と思えば、古い記憶から引っ張り出して来るまでもなく直ぐに思い出せて。己を含め五人居たはずの同期も、内二名とは選別の日以来顔を合わせることもなく、後に他の隊士から任務先で亡くなったと聞かされ気付けば三人となっていたが、それからまた一人__今となっては距離を置いたままの彼ただ一人だけ。彼とは顔合わせの時からどうも合わず、もう一人が上手く繋いでくれていた。そんな彼女は己よりも小柄で、その小さな身体の何処へ入るのか不思議で仕方ないほどよく食べるその姿がとても幸せそうで。彼女の柔らかな表情は今でもよく覚えていて、居ないはずの彼女が脳裏に浮かべば懐かしくも自然と笑みが零れ)
私は__同期の一人が甘いもの好きだったから……その子が幸せそうに食べてる姿を見てたら、いつの間にか好きになってた
(/分かります、凄く分かります…。その分照れ隠しゆえの仕草や不器用な言葉が、もう…堪りませんね…!そそそ、そんなに褒めていただいても何も出ませんよ!(?)悪戯心を働かせて覗き込んでしまいたいところではありますね…暴れられた時は、強引に行くしか…。その幸せ百倍の為にもきっと必要なすれ違いなのでは…!切ないですが、二人なら何が来ようと大丈夫なはずです!い、癒しですか!?普段の羽沢からは想像も付かないようなお言葉に動揺が…。確かにそうですね、その時はきっとお背中を押してでも行かせようとしていそうな気も!な、なんですかそのギャップは!!!葛藤期間や普段大人な反動なんですか!!きっと目一杯羽沢が甘やかして(?)くれるのではないかなと思いつつ、親しい仲になって余裕が出て来て塩対応になるかもしれませんが…*´ `*なんと…!それは登場させがいがありますね!!是非とも楽しみにお待ちいただければなと!
ご連絡ありがとうございます*´ `*ご迷惑なんてとんでもないです!ご自身の私生活や体調などを最優先にしていただいて大丈夫ですので…。お相手さまと紡いでいく物語がとても好きですし、これから二人の関係がどんな風に変わっていくのか楽しみで仕方ありません…!二人で過ごす休日だけでなく、上弦との戦闘も控えていますし…まだまだ楽しみ盛りだくさんなのでご一緒に楽しんでいけたらなと。これからもゆるりとお待ちしておりますので…此方こそ引き続きよろしくお願いいたします!)
219:
不死川実弥 [×]
2021-07-29 09:27:13
ヘェ…そりゃ余程、ソイツのこと好いてたんだなァ
(並んだ林檎を前に手を止めた彼女は何を躊躇っているのやら。小さく立ち上がる可愛らしい兎の耳とそれをじっと見据えたまま静止した彼女とを交互に見れば合点もいき、案外純真な一面にまた生温い目を向けてしまいそうにもなるのだが、甘味好きに関して触れられると鬱陶しい冨岡の記憶も重なってか「アァ?」と威嚇に語尾を上げてはこれ見よがしにその兎の脳天に突き匙の先を雑にぶち込んで相槌に代え。とはいえ甘味好きは事実のため否定も出来ず、その話題になれば墓穴を掘りそうなもので林檎を口に運び食べ始めるとその無言のまま会話は流しておき。ふと彼女の追憶に似た経緯が耳に届くとそれを語る表情は当時を記憶の中で思い描いているかのように柔らかく、友人への強い思いが伝わる気がして。しかし耳に小さく違和感を残した過去形。思い出の中では彼女も同期も幸福の色に包まれて、それでも鬼殺隊である以上儚く短い時間だというのは仕方のないことだと察せざるを得ず。彼女の懐かしむ記憶達に寄り添うように、徐々に表情を緩めると思ったままを穏やかな声音で口に出して。友人への親愛は他から見れば分かっても自分では中々気付けないもので、己と匡近においても似たようなものだったのだろう。ところで彼女の同期といえば真っ先に思い浮かんだのはあの男なのだが、この口振りだと随分と冷えた関係の彼を指しているわけでもなさそうで。もし彼の話ならと勝手に空想し思い描くと流石の違和感に顔を顰め、念のため確認しつつも彼女の隊士時代を思い出すと懐かしさから自然と話は弾むようで)
__げ、まさかあのボウズじゃねェだろ?何となく昔のテメェら覚えてっけどよォ…
(/二人とも不器用なものでギャップに毎回やられております…堪りませんね…!覗き込まれたらキレながらも照れ続けるか、いっそそっちも照れさせてしまおうかと仕返しするか気分次第でいろいろやりそうです…!二人ならきっと幸せ掴めますのでね!乗り越えた先のアツい関係楽しみにしましょう…!圧倒的癒しですよ!!不死川も彼女が来ると無意識のうちにほっとできるのではないかなと…!基本的に聞く耳持たずですが羽沢さまに心配掛けるのもな…と何だかんだ蝶屋敷に行く回数が増えて羽沢さまが胡蝶さまに謎の礼を言われるかも…。ありがとうございますすす!彼女にしか見せない一面をと…!!あ,甘やかすのも塩対応も想像するだけで尊いですね…心臓がっっ…´`*早速同期くんの話題出してみました…過去における不死川との関係性など恐らく想像している通りだと思いますので適当に確定や創作してもらって大丈夫ですので◎
ウワーーッ優しいお言葉身に染みます…!またすぐ落ち着くと思いますので、しばらくの間だけ不規則かもしれませんが宜しくお願いします!う、う、嬉しすぎます…ありがとうございます…今後とも沢山の二人の思い出を作って行けたらなと!!楽しみ爆発させておりますゆえ!!!お相手さまもご無理なさらないようゆるりとお話していただければと思います!)
220:
羽沢怜 [×]
2021-07-29 11:51:44
……あ?アレなわけねぇだろうが。よく食べるしよく笑う可愛らしい子だわ
(過去の記憶には暖かなものもたくさんあるというのに、口を開くとどうも冷たい記憶ばかりが真っ先に頭に浮かび上がりつい感傷的になってしまうのだが、彼女の事だけは珍しくそうはならなかった。きっとまだ己の記憶の中でも新しい方だからなのだろうか、そんなはずがないと分かっていても今も何処かに居るような、そんな気がしていて。彼女の最後を見たのは他の誰でもなく己だというのに__彼から視線を逸らして随分と甘えた考えだと自嘲気味に笑うも普段の無愛想な顔へと戻し。荒荒しい口調とともに兎の脳天目掛けて突き刺す動作には物言いたげな視線を送ってしまいつつ、恐る恐る突き匙の先を刺せばいっそ一思いに食べるしかないかと早い決断を。いただきます、と軽く両手を合わせて林檎を頬張るように食べ始めると口内に広がる爽やかな甘味に思わず瞳を煌めかせて。ふと彼の口から隊士時代の頃の話が出て来れば、あれだけの人数の中でよく覚えているなと感心しつつも覚えていてくれたことへの嬉しさが勝り、一瞬目元を綻ばせた矢先。遅れて聞き捨てならない言葉を聞いたような気がして、もぐもぐと口を動かしながら少し前の言葉を思い出すと、途端に残りを力任せに噛み砕き不快そうに顔を歪め。つい最近顔を合わせたばかりの同期の顔と、その時の会話の内容が次第に頭に浮かび上がりふつふつと湧き上がる苛立ちを言葉に乗せていくも同じ同期である以上、その間も彼女のことが頭から離れることはなく。ふと花の名前を教えてくれた誰かの正体に今頃になって気付き、そのお礼すらもう言えないのだと静かに目を伏せると言葉が途切れてしまい。願うことならただ一度でいい、綺麗な花畑で花を摘む彼女の姿が__そんな願いなど届くはずもなければ、そう願う資格など己にはなく。突き匙を摘まむ手とは反対側の手をキツく握り締めながら絞り出すように言葉を紡いでいきつつ、不自然に話を変えるようにもう一人の同期を話題にし始めて口元に小さな笑みを浮かべ)
それこそ、刀握るより綺麗な花摘んでる方がよっぽど__……似合うような女の子だった。__それにしても、まさかアレと仲が良いなんて思われてたとは思わなかったなぁ…
(/ギャップの暴力が凄まじいものですからね…!わわ、どちらも素敵すぎて…照れ続けられる分にはじっくりと眺めるのでしょうが、彼に仕返しをされては羽沢も大人しくなるしかないのでは!既にアツい関係が更にとなると楽しみでしかないですね…!日々のお疲れやら鬼に対する黒い感情やらが少しでも和らげば、羽沢も嬉しいことでしょうね。え、な…なんですって…。羽沢に心配掛けすぎない為に蝶屋敷に…!?尊さの極みなのですが…。きっと謎の礼には不思議そうに首を傾けていそうな。わぁ!ありがとうございます!!不死川さんの中での同期くんがどんななのか少し分かってにやにやしておりました…。過去の関係性まで…重ね重ねありがとうございます*´ `*お相手さまもお好きに確定や創作していただいて大丈夫ですので、全力で乗っからせていただきます!
大切なお相手さまゆえ、当然ですよ…!!本当にごゆるりと、ご自身のことを最優先になさってください…。こ、此方のお気遣いまで…元気だけが取り柄なのですが、日に日に暑さも増していますし…お互いに夏バテには気を付けなくてはいけませんね…!)
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