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空蝉を篝火で灯して、 ◇ . 指名制 / 和風 / 創作/36


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21: ヴァルプ [×]
2021-05-08 02:29:49



>工藤哲也


>前回

そう?

( 少し疑問に思いながら、彼女が気にするなと言っているから、もしもここで引いても彼女は答えてくれないだろうと思ったのだ。 だから自分も気にしていない風に話を流しつつ、ぼんやりとした光を漏らす自身の燭手を見つめる。先ほどよりも少し火の威力が強くなっている……様な気がする。気がするだけかもしれないけど。 その間、彼女の動きには気を払っていなかったため、『ソレ』に気付くことはなく。 「えっ、いいの?」 純粋に驚いて聞き返す。先ほどまでの態度から、まさかそんなことを言ってくれるとは思わなかったのだ。 )

あ、ありがとうっ!

( 海に帰ろうとする彼女に向かって声を投げかける。 内心、安堵の息を付いていた。何がきっかけで心変わりしたのか分からないが、一つでも頼れる先がいるのは十分にありがたい。 だから哲也にしては正直に、純粋に。心からの笑みを浮かべて礼を言った。 ――まあ、その心が哲也に本当にあるのかは定かではないのだが。 )

(もしも戻った先に人がいても、礼はし来ようかな)

( まあその時はまた冷たくあしらわれるかもしれないが。 いつもならばめんどくさいなと思うのに、どうして彼女に対してはそう思わないのだろう。 なんだか自分が全く別物のナニカに変わっていっている様で。このままではイケナイのではないかと、自らその思考をシャットダウンした。 では自分も戻ろうか、と後ろを振り返り一歩だけ足を進める。 しかしその一歩を踏み出した時、彼女の発言をふと思い出す。
――「危険があったらまた戻ってくれば?」 危険って、例えばどういうものなんだろう。 その言葉に言い知れぬ違和感を抱いたが、まあこんな真夜中だし、不良だとかそんな所だろうと自身で結論付け、今度こそ元居た場所に向かうため足を進めた。 )





>返信

( 海の中から少し顔を覗かせるようにして、相手の様子をうかがう。相手の手元にある仄かな明かりがどんどんと離れていっては、見えなくなり。もとより彼は全身真っ黒といっても過言ではないくらい黒に塗れていたから、月が出ているといえど夜ではすぐに風景の中へと馴染んでしまうことだろう。それに月もずっと出ているわけではなく、いずれすぐに雲隠れしてしまうだろう。現に、明かりが見えなくなってからは、ほとんど彼の姿は捉えきれずにいた )

(……いつの間に、見送っていたのかしら)

( ああ見えなくなった。そこまで考えてから、ふとそんな事に気づけば呆れたように小さく溜息をこぼして。意図せずしてあの謎の男を見送ってしまったという事実に、八割方呆れ、二割方困惑を覚える。はぁ、と吐いた息がゴボゴボと短く泡を立てるが、そんなことを気にかけている場合ではなかった。そもそも別れ際にどうしてあんなことを言ってしまったのだろうか。本来ならばあんな男、わざわざ気にかける必要も無いはずなのだ。一難を逃したのに、また自ら一難を引き受けることを甘んじているような、柄にもないあんな発言。──あのとき、自分は動揺していたんだろう。あの男が自分と同じ境遇の可能性があるからといって、もしもの時を兼ねての再会など約束をしなくてもよかっただろう。少なくとも、そんなことをせずとも自分は困らなかった筈だ。むしろ、相手を此処に連れ戻すことの方がデメリットが多いだろう。頬に手を当てた体勢で、海の中で黙々と考える。それと同時に、自分らしくない一連の言動に対し、自分の中で困惑が沸々と大きくなっていくのを感じ取ってしまって。その生まれた困惑の中に若干の後悔と自身への呆れも多少は孕まれているようで、ヴァルプはますます困惑を抱き )


(/そうですね、そういった感じでよろしいかと思います!
前回 / そしてこのまま戻って襲われるか何かして戻ってくるって感じで大丈夫ですか? )




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