TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

【紛い物とヒロイック】指名・登録制/NBL/140


次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
■: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:36:39 





─────有象無象の雑輩にだって、ヒロインは欲しいだろ?


>僕達が良いって言うまで、喋っちゃだめだよ。








1: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:39:37





◆世界◆
リィンゴンと鐘の鳴る、そこは静かな森のチャペル。色鮮やかな花に溢れた壁、ラッパを鳴らす天使の像、いつまでも続くかのような木製の椅子。かの場所はどこを見回してもホコリ一つ落ちていない。

一歩チャペルを出れば、そこを中心としてぐるりと家が取り囲んでいることに気づくだろう。異様でどこか現実と乖離した、様々な趣向の凝らされた家たちは、あなたの目にどう映るだろうか?

まあそんなことは些事であるかもしれない───なんせあなたは、彼らの「ヒロイン」として選ばれてしまったのだから。彼らはあなたをこう呼ぶだろう、「姫様」「白雪」「シンデレラ」「グレーテル」「赤ずきん」と。あなたがいくら否定しても、彼らは頑なに認めない。そして、こう言ってあなたを愕然とさせるのだ。

「ようこそ、花嫁様」



◇地図◇
チャペル:空までそびえ立つような、白一色の建物。どうやらゴシック様式のようで、窓にはステンドグラスが嵌め込まれている。内部は広く、100歩歩いたとしても端までは到着しない。

大樹:チャペルの裏にある大樹。木の洞にはドアがついているが、恐らく開くことはない。

ゴルド・バルの家:主に黒を基調とした洋館。2階建てであり、小さな庭と花壇がついている。

アンウォンテッドの家:こじんまりとしたログハウス。自分で組み立てたらしく、所々に隠し扉などの遊び心が見られる。

ピグオンの家:赤い屋根のレンガづくりの家。3階建てに加えて屋根裏部屋があり、本人はおおよその時間を屋根裏で過ごしている。

ホワイトストーンの家:丸く白い石造りの家。必要最低限の家具しか置かれておらず、本人はベッドではなく床で寝たり屋根で寝ていたりする。

フールの家:ゴツい灰色のキャンピングカー。一通りのものは揃っていて、たまに「キャンピングカー」自体が姿を消す。

森:どこまで行っても出口がなく、混沌の世界が広がっている。たまに「形容できないなにか」が漂っていたりするが、こちらから何もしなければ害はない。




>ふふっ。僕らの世界は、君の目にどう映る?






2: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:41:13




◆彼ら◆

ゴルド・バル
「あなたは僕のモノ。ですからどうか、池になど……近付かないでください」
「蹴飛ばしたっていいけれど、必ず戻ってくることを忘れないでくれ」

見た目:20代前半
容姿:172センチのスラリとした体躯。輝くような蜂蜜色の髪を持ち、前髪は少し目にかかる程度の長さに切りそろえている。瞳の色は薄い水色。王様の羽織るようなマントを身に纏い、黒字に金の縁取りのされた軍服という姿。金色の王冠を頭に載せているが、よくよく見ればそれはあまり質の良いものでない、悪く言えばちゃちなものであることがわかる。
性格:過保護な行動派。あちこちに働きかけてはあなたの自由を奪おうとする。特に水の近くにはあなたを近寄らせたがらない。


アンウォンテッド
「僕のお嫁さんになったらさ、きっと、きっとだぞ、すんごく綺麗な指輪を作ってやる」
「なんで外に行きたがるんだ。僕のつくるものが不満なのか?それとも…」
見た目:10代半ば
150センチ、まだまだ成長中。ふわふわとした栗毛を持ち、左前髪をピンで止めている。瞳の色はやや黒みがかった青色。幼さが残るとはいえ、睨まれれば竦んでしまうような眼光を持つ。ただし、常時ゴーグルを着用しているため、あまり瞳を外に晒すことはない。白いシャツに紺色のサロペットを身に着けているが、ところどころペンキで汚れている。
性格:気難し屋の気性とともに、見た目に似合った純粋さと好奇心を持ち合わせている。大家族の長男らしいのだが、誰一人として彼の周りにはいない。あなたが「見せて」と言っても、不機嫌になってしまうだろう。



ピグオン
「お茶を飲もうかね。君もどうだい?12時の鐘に慌てるより、ずっといいと思うよ」
「私はね、嫌いなものの足を千切るくらい訳ないのさ。ははっ、ジョークだよ、君の怯え顔は可愛いね」

見た目:30代前半
容姿:182センチだが、猫背気味なのでそれよりも少し低く見える。後ろに撫でつけたロマンスグレーの髪を持ち、瞳の色はコンクリートの灰色。目尻は穏やかそうに垂れ下がっている。いつもかっちりとした黒いスーツをまとう割に、どこかのどかな空気感を持つせいか、窮屈そうには見えない。いつもシルクハットを被っていて、外した時を見たものはいない。 
性格:穏やかで泰然とし、慌てることはめったにない。ただし、ひとたび彼に悪だと判断されれば、なんの情もなく裁かれてしまうのだとか。


ホワイトストーン
「離れるなと言うておる。我の言うことは聞いておいたほうが良いぞ」 
「その命は聞けぬ。……我を見捨てないでくれ、お主の役に立ってみせるゆえ」
見た目:10代前半
容姿:137センチ、腰まで伸びた白髪を高めの位置で括っている。瞳の色は夜闇に光る赤色。切れ長の目には目尻に朱が刷かれ、どきりとするような鋭さがある。白く抜けるような肌を持ち、どこか神秘的な雰囲気。一枚の布でできたローブをまとっているのも相まってか、全体的に白い印象。夜に見れば発光するとかしないとか。
性格:見た目と反比例した古風な喋りをする。妙に達観したような言動をする時もあれば、なにかに過剰に怯えているような素振りをするときもある。


フール
「丸呑みにしてやりたいね。……ふ、冗談。ドレスも来てないお前を喰うんじゃ、あまりに芸がないだろ?」
「あ?俺のことなんてどうでもいいだろ。……ああでも、お前が体も心も食われてくれるってんなら、覗き見くらいはさせてやる」
見た目:20代後半
容姿:190センチのがっしりした体格、ボサボサの銀髪を肩まで伸ばしている。三白眼の中にある瞳は深めの青で、たまにきゅうと細くなったり。足元まである毛皮のコートにデニムのズボンを着用しているが、なんの毛皮かはわからない。
性格:適当で厭世的、少し短気な面もある。実は面倒見が良く世話好きなのだが、悪趣味な冗談をポンポン飛ばすため全くそのような印象を持たれない。この世界には望んで来たわけではないらしく、他の住人と一線を引きたがっている。

>この世界にいる君は、望まれなかった彼らからすれば垂涎の的さ






3: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:43:47




◇エンド◇
・結婚式は3か月後だ、と彼らは言う。尚、こちらの世界線とは時間の流れ方が異なる上に彼らが勝手に言っているだけのため、ことがその通りに進むかどうかはわからない。
・あなたは彼らのヒロイン。それが本物かどうかなんて、彼らは気にしていない……はず。
・エンドは4つ。ノーマルエンド・ハッピーエンド・バッドエンド・トゥルーエンド。尚、必ずしも目指すエンドになるとは限らない。

【ノーマルエンド→現実世界での目覚め
ハッピーエンド→登場人物たちとの挙式
バッドエンド→登場人物達に□□□
トゥルーエンド→□□□□】



◆注意◆
・ルールやマナー、世界観を守ること
・中?長文推奨
・指名被りOKでドッペル進行(パラレルワールド)
・合図があってからの募集開始となります
・漢文ロル/絵文字顔文字/半角カタカナはご遠慮願います
・展開に困ってしまうような、無口すぎたり粗野すぎたりするヒロイン様もご退場願います
・募集はあくまで人間ですのでご留意ください
・過去に別の世界線で活躍されたヒロイン様でも歓迎ですが、その世界線は引き継いで来ないで頂けるとありがたいです
・背後口調は(/)で区切ってください
・相性次第でお断りする場合がございます



◇登録◇
①登録の場合、必ず目指すエンドをお選び頂くことになります。途中での変更は可能です
②登録の場合、次回より最終レスのナンバーをご提示願います
③無登録の場合、原則として『前回の続き』はできません
④無登録の場合、原則としてノーマルエンドを軸とした『会話』となりますので、エンド記入は不要です
⑤登録リセットは無言で一ヶ月が経過した際になります

>彼らのことが知りたいの?なら僕に聞いてご覧……僕を見つけられたらね!






4: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:46:07






◆PF◆
登録:
指名:
目指すエンド:

名前:
性別:
身長:
年齢:(12?上限なし)
性格:
容姿:
備考:
ロル:(登録の場合は、あなたがどこかで本を開き、その本の一節を読み上げた途端に視界が真っ白になる、という描写をお願いします。無登録の場合、初対面ではない場面からの絡みもOKです)


◇コピペ用◇
登録:
指名:
目指すエンド:

名前:
性別:
身長:
年齢:
性格:
容姿:
備考:
ロル:



ふふ、いやあ長々とごめんよ。なにせ変な世界なもので、説明が大変でさ。ああそうだ!もしも君がここに来ようと思っているのなら……世界の案内を聞いた証拠に、君の好きな花の名前を教えてくれない?うーんと…名前欄、だったかな。そうそう、そこに。
では、まだ見ぬヒロイン様。──僕たちは君を待っているよ。気長にね?






5: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 18:48:16




【 世界の案内板 】

>1) ▼世界と地図
>2) ▼彼らのこと
>3) ▼エンドと注意・登録のこと
>4) ▼PFとコピペ

(/長々と失礼致しました。それではこれより募集を開始させて頂きます。過去にどこかに存在されたお方でも歓迎いたします。ご質問などあれば、何なりとお問い合わせ下さい。それでは、もうしばらくの間お待ちしております。お気軽にお声がけ下さいませ!)






6: ポピー [×]
2021-04-20 21:04:23




登録:登録
指名:ゴルド・バル
目指すエンド:ハッピーエンド

名前:エマ・レイノルズ
性別:女
身長:166センチ
年齢:19歳
性格:好奇心旺盛かつ負けず嫌いなおてんば娘。大人びた容姿とは裏腹に、悪戯好きなど子供らしい面が多い。喜怒哀楽がはっきりしており思考が表情に出やすいが、否定的な感情よりも肯定的なものの方が強く、人前で泣き出すようなことは滅多にない。過酷な状況下で文句を口にすることはあっても、途中で投げ出すことのない我慢強さや気丈さも持ち合わせている。非常に庶民的な価値観を持ち、特別に育ちが良いわけではないがまともな倫理観の常識人。仕事柄初対面の人間にも物怖じせず、良く言えば社交的、悪く言えば馴れ馴れしい態度で接する。
容姿:焦がしたキャラメルのような色彩の髪は腰に触れる長さまで真っ直ぐに伸ばされ、後髪と同じ長さの前髪は額の中央から左右へ均等に流している。勤務中は動きやすいように髪を一本の三つ編みに纏める。コーラルピンクの丸い瞳は目尻がほんの少しつり上がっており、大人びた印象を与える。年季を感じるブラウンのウェスタンブーツに、オフホワイトのエプロンドレス着用。胸元には金属製のチューリップのブローチがキラリと輝いている。
備考:とある王国の城下町で、バスケットから溢れんばかりの花々を片手に毎日走り回る売り子。お世辞にも裕福とは言えない家庭に生まれ育ったため、幼少期から貴族や王族といった特別な地位に憧れを抱いていた。現在は花屋の向かいの小さなログハウスに、ポピーと名付けた白い大型犬と一緒に暮らしている。上品なレディに相応しくない振る舞いは花屋の店主の一方的な指導のもと矯正されたが、今でも時折言動の節々から落ち着きのなさが感じられる。

ロル:
(賑やかな城下町の北部、酒屋が店を構える隣に路地裏へ続く小道がある。壁に布が擦れて大切な洋服を汚さないように、と細心の注意を払いながら、花屋の売り子は三つ編みを揺らしながら奥へ奥へと迷いなく突き進む。薄暗い路地裏の突き当たりに、寡黙な老婆が一人で営む洋館風の本屋があった。ここが穴場だということを、予め彼女は知っていた。何か嫌なことがある度に仕事を抜け出してここを訪れ、鴉の鳴く頃まで本を読み耽って気分転換をするのが、近頃の彼女の日課だったのだ。例に漏れずこの日も、鉄製の重たい扉をギィと開けて、中に店主の姿を探した。客を呼ぶ気があるのかないのか、相変わらず店内には埃が舞っていたが、お目当ての人物は見当たらない。「おばあさん、今日はいないんだ。鍵開けたままにしちゃって、無用心なんだから。」泥棒さんに入られないように私が見張っておかなくちゃね、と言い訳にも聞こえる独り言を続け、納得したように頷くとエマは近くの本棚を物色し始めた。バスケットからネモフィラやスズランの花弁がはらりと舞い散るのに気がつかないまま、何となく目に留まった一冊の本を、本棚から引き抜く。埃を被っていたその本は随分と分厚く、風化して文字が擦り切れてしまったのか、表紙には表題も何も書かれていない。「変なの。」無意識に白い指を滑らせ、徐に本を開く。背の高い本棚の前に立ったまま、日に焼けた最初のページの一節を、そっと呟いてみた___その瞬間。文章の意味を理解する暇すら一切与えられぬまま不意に視界が真っ白になり、エマは意識を失って)

(/今晩は。細かに作り込まれた世界観と魅力的な登場人物たちに強く心惹かれ、参加希望失礼します…!相性等あるかと思いますので、ご一考いただけると幸いです。)





7: ゴルド・バル [×]
2021-04-20 22:35:25




>6)エマ様

………
( 式場に鐘が鳴り響く。荘厳な鐘の音は些か広大すぎるチャペルに響き渡り、そして目映い閃光に包まれた。優しい風と鮮烈な光に目を閉じた────自身の望むものが、もうすぐここにやって来る。肌に感じるビリビリとした空気と、此処とは違う香りが鼻をかすめて、それが確信へと至る材料になった。そうして" 彼女 "は、この地に足を踏み入れたのである。否、踏み入れさせられたというべきか。彼女からしてみれば、突然現れた未知の婚姻場に、一人佇んでいることになるのだから。そうなのだ、ここは挙式の場であって───まだ目がくらんでいるであろう彼女の立つ、花で囲まれた壇の上は、新婦新郎が愛を誓うはずの舞台であった。そして彼女の後ろにある主祭壇には、風の余りにパラパラと頁が動く聖書が置かれている。聖書……なのだろうか?いや、そんなことは今はどうでも良いのだった。「 ああ、 」拳を握って息を呑む。「 きれいだ 」ステージの上に立たせられている彼女に一歩近付く。訳もわからぬままチャペルの床を踏んだであろう彼女の視界に入るように跪き、「 姫様、お待ちしておりました。僕はあなたの従者でございます 」微笑みを深めて差し出す手は、暗に" お手をどうぞ "と言っている。まるで旧知の仲であるかのように親しげで、ともすれば蜜月であるかのような甘ったるい含みを浮かべ。「 姫様、姫様。どうかこの手をお取りください 」上擦った声で繰り返しては、ますますと言わんばかりの笑みを深めて。 )




(/まずはお越しくださりありがとうございます。お褒めの言葉も大変嬉しく思います、トピ稼働を開始した甲斐がありました!
外と内にギャップのある、快活で愛らしい娘様にご訪問頂き、こちらもとても幸せに思います。改めてご訪問頂きまして、ありがとうございます。PFに不備は見当たらないため、こちらで登録させて頂きます!)






8: どこかの兄弟 [×]
2021-04-20 23:40:44




(/募集を停止いたします。覗いて下さった方、訪れて下さった方、改めてお礼を申し上げます。ではまた、チャペルの鐘が鳴った時。)





9: 匿名さん [×]
2021-04-21 00:54:23



 >>主様

 ( / 物語が始まった所なのにすみません。先程募集を停止するとのレスがありましたが、此方は一対一のスレでしょうか?模しそうでしたら一対一へ移動なさった方が宜しいかと……。横槍失礼致しました。 )




10: どこかの兄弟 [×]
2021-04-21 00:59:49




>9

(/こちらは複数の方と交流するのを想定しているトピとなります。募集を停止というのは要するに、"閉店時間"のようなものです。ですが分かりにくかったようですので、後程トピ規則に追記しておきますね!ご指摘どうもありがとうございます!)





11: どこかの兄弟 [×]
2021-04-21 13:49:36




◇追記◇
・募集時は開始・終了時を告知させて頂きます。いわゆるリアルタイム式のトピとなります
・男女や容姿は問いませんが、異種人外はご遠慮ください
・強制ではありませんが、上下空白を開けて頂けると助かります
・登場人物は増える可能性があります
・ご質問などは気軽にお尋ね下さいませ。





12: どこかの兄弟 [×]
2021-04-21 13:59:35




【 世界の案内板 】

▼世界と地図     (>1
▼彼らのこと     (>2
▼エンドと注意・登録 (>3) 
▼PFとコピペ    (>4
▼追記        (>11


さて、式の支度が出来たみたいだ。可哀想なヒロイン様はいるかなぁ?

(/それでは、これより募集を開始致します。どうお気軽に、頁をお開きください)






13: ライラック [×]
2021-04-21 15:22:09





登録: 登録
指名: フール
目指すエンド: トゥルーエンド

名前: クレア・バーキン
性別: 女
身長: 163センチ
年齢: 17歳
性格: 傲慢で我が儘、蝶よ花よと育った名家の娘ならそういうものだろう。なんていう人々の想像をいい意味で裏切る娘はその逆をいき、謙虚で素直。しっかりと受けさせられた勉学や礼儀作法の類が無ければごく平凡な一般家庭で育ったと言っても違和感は無いであろう。両親に連れられて社交場へと出る事も増えてきたが、同年代や年下との接し方がいまいち上手く掴めない事が欠点であろうか。大人数で過ごすよりも少人数もしくは一人で過ごす時間が好きなタイプで、どちらかと言えば内向的。然しながら人と交流をする事も好み、コミュニケーション能力も高い方である。
容姿: ヘーゼルの髪は胸辺りまでの長さで緩いウェーブを描くような癖毛。前髪は丁度眉と目の間で切り揃えられ、やや右側に流れるように整えられている。形のいい瞳は琥珀色で縁取る睫毛は長く、目を伏せれば影がしっかりと落ちる事になる。色白の肌に僅かに乗せられた化粧気は淡く色付けられた頬と唇程度のもの。柔らかいシフォン素材のワンピースドレスに足元は爪先にちょこんとリボンのついたストラップパンプス。耳元に華奢なピアスが一つ。
備考: 一等地に居を構える名だたる資産家の一人娘。何一つ不自由の無い生活を送っているが、専らの悩みといえば過保護がすぎる父親のこと。一から十まで決められる事に対しての不満は無い訳では無いが、幼少の頃からの事のため気にも留めていないよう。しかし、父親から唐突にもたらされた婚姻話には難色を示すなど自分の意見をしっかりと主張する事も。
ロル:
( 其の本を見つけたのはいつもの如く本を借りようと父親の書斎に立ち入った時のこと。部屋の壁二面を天井まで届く背の高い本棚が置かれている其の部屋にあるのは実用書の類が殆どなのだが、娘が読むからと置かれている物語も少なくは無い。二度ノックしてから開けた扉の先には想定していた人物はおらず、そう言えば商談がなどと今朝方母と話していた事が頭の片隅を過ぎる。本が減っていても持って行った主は容易に思い当たるだろう事は、屋敷内にいる人物からも分かるはず。読んでいたシリーズ物を一冊、薄い詩集を一冊、と何冊か目星を付けて本棚から抜き出していっていたところに目に付いたのは普段であれば目に留まる事の無い高い位置に仕舞われたもの。抱えていた本を書物机の上へと置き、台座に乗り抜き取った本の背は日に焼け題も掠れている。不思議と興味を惹かれる其の本も抱きかかえて自室に戻る途中に出会った一人のメイドに紅茶を持ってくるように頼んで。ソファへと座り一番はじめに手に取るのは先程の日焼けした背表紙のもの。頁を捲り視線でなぞるようにその一説を追った途端、突然目眩しをされたかのように真っ白になる世界にぎゅっと目を瞑って )

( / 作り込まれた世界観や、モチーフとなった物語などが随所に見え、昨夜から素敵だなと思っておりました。背後の好きな要素を詰め込んだだけの娘で宜しければお相手をしていただきたく…!また、エンド希望に関してですが、どの展開になっても美味しいかなと思っておりますので、臨機応変に変更出来れば幸いです。息子様との相性、ロルの形式が合わないなどあるかと思いますがご検討のほどよろしくお願いいたします。 )





14: フール [×]
2021-04-21 16:12:14




>13)クレア様

( チャペルの長椅子に腰掛けているというよりも、だらしなくもたれ掛かっている感じであった。元より期待はしておらず、一種の実験に近いような心持ちだったのである。「 ……くぁ、 」あくびを一つして立ち上がろうとして、ヒュウと吹く風に髪が靡いた。祝福の光を模したような閃光に浮かせた腰がわずかに揺れ、瞳が中心の祭壇へと吸い寄せられる。「 ……まじで、来たのか 」わずかに望んでいた青天の霹靂、さぁっと引いていく光の中心には、" 彼女 "が姿を表していた。ゆっくりと背筋を伸ばし、数瞬の間そのままの姿勢でいた、陳腐な言い方をすれば見惚れていたということになる。ただ、いつまでもぼんやりとしてはいられないと思った───なぜか焦りがあった。まるで引っ張られるかの如くふらふらりと歩を進め、花に埋もれる彼の人の元へ。「 頭巾は、被っていないんだな……」頭上へと目をやったのちの独り言、思わずと言った風なそれに、慌てるでもなく目を伏せて。さて何も知らないであろう" 彼女 "に、眩しさと懐古を含めた眼差しを向ける。祭壇の真正面をゴールと定めたらしく、引き込まれた彼女の真正面でピタリと止まっては口角を引き上げて。「 よく来たな、俺の─── 、」後ろの掠れた声は、風にかき消されて消えてしまったが、果たしてこの手を取ってはくれるだろうか。真っ直ぐに差し出した右手は、下手なエスコートのようなものだった。 )





(/ようこそいらっしゃいました!お褒めの言葉もありがとうございます。身に余る光栄にございます!高潔でありながら人好きのする素直さを持ち合わせている可愛らしい娘様で、お相手させて頂けること嬉しく思います。プロフに不備は見当たらないため、こちらで登録させて頂きます。
またエンドについても了解致しました。どのような結末を迎えるのか、とても楽しみに思います。それでは、よろしくお願い致します )






15: フール [×]
2021-04-21 16:33:08



( チャペルの長椅子に腰掛けているというよりも、だらしなくもたれ掛かっている感じであった。元より期待はしておらず、一種の実験に近いような心持ちだったのである。「 ……くぁ、 」あくび一つを合図に立ち上がろうとして、ヒュウと吹く風に髪が靡いた。祝福の光を模したような閃光に浮かせた腰がわずかに揺れ、瞳が中心の祭壇へと吸い寄せられる。「 ……まじで、来たのか 」わずかに望んでいた青天の霹靂、さぁっと引いていく光の中心には、" 彼女 "が姿を表していた。ゆっくりと背筋を伸ばし、数瞬の間そのままの姿勢でいた、陳腐な言い方をすれば見惚れていたということになる。ただ、いつまでもぼんやりとしてはいられないと思った───なぜか焦りがあった。まるで引っ張られるかの如くふらふらりと歩を進め、花に埋もれる彼の人の元へ。「 頭巾は、被っていないんだな……」頭上へと目をやったのちの独り言、思わずと言った風なそれに、慌てるでもなく目を伏せて。さて何も知らないであろう" 彼女 "に、眩しさと懐古を含めた眼差しを向ける。祭壇の真正面をゴールと定めたらしく、引き込まれた彼女の真正面でピタリと止まっては口角を引き上げて。「 よく来たな、俺の─── 、」後ろの掠れた声は、風にかき消されて消えてしまったが、果たしてこの手を取ってはくれるだろうか。真っ直ぐに差し出した右手は、下手なエスコートのようなものだった。 )



(/少々の誤字がありましたので、訂正とさせていただきます)





16: クレア・バーキン [×]
2021-04-21 19:05:42





( ホワイトアウトしていく世界に目を瞑ったのは時間にして僅かばかりの事。目を開ければ見慣れたいつもの室内の様子──が広がっているはずだった。磨かれた床に教会を思い起こさせる椅子、窓には綺麗なステンドグラスが貼られ、見上げる程に高い天井。視界に広がるゴシック様式のチャペルそのものの様相に瞠目し。状況を確認するように辺りを見渡し、視線を止めたのは一人の男性を視界に捉えたため。銀色の髪が目を引く彼はどうやら此方へと足を進めてくるらしい、見知らぬ場見知らぬ人と言葉を交わす事は最早慣れたものではあるが、今は状況が状況。口元へと浮かべた笑みは不自然にはなっていないだろうか。目に懐かしさの色を滲ませる長身の彼の様子に何処かで会ったことがあるのかと記憶の糸を辿るものの、所々似たパーツを持つ人物は思い当たるがこの人だとぴたりと思い当たる人物は思い出せず。掛けられた言葉の後ろは風がさらい上手く聞きとることが出来ず、自分が彼にとっての何者であるかの理解は出来ない。無論それだけでは無く状況の把握も出来ていないのだが、身に付いた作法というものは怖いもので差し出された手に、慣れた様子でちょんと片手を乗せ一歩足を踏み出し。一先ずは状況の確認が先決か、困惑はあるものの妙に落ち着いている頭でそんな考えに辿り着けば、彼の目を真正面から捉え申し訳なさげに眉尻を下げながら首を傾げて )
──…ええと、ごめんなさい。私なんでここにいるか分からなくて。貴方は私を待っていた、って事でいいの…?


( / 受理していただきありがとうございます!一点質問なのですが、今後また後日お相手いただく際には再びPFの提出からさせていただいた方がよろしいでしょうか?それとも最終が主様の場合そのままロルを投下させていただいてもよろしいのでしょうか?
先に尋ねておこうと思った事を失念しており、申し訳ありませんが回答いただければ幸いです。 )





17: フール [×]
2021-04-21 20:38:12





>16) クレア様

…ん、
( 乗せられた手の温もりに一瞬だけ目を瞠り、そして何事もなかったかのように表情を変えた。「 ククッ、 」光を受けて輝くピアスに目を細め、満足げに、愉快げに、何とも可笑しいと笑い声を漏らす。なかなかどうして、躊躇いがなかったではないか!腹の底からの愉快を含んだまま、純情可憐な娘を見据え。天上から引きずり下ろそうとするかのように預けられた手をギュッと握り、柔らかく揺れるドレスの腰に手を掛けて引き寄せて。「 そうさ、ずっと待っていたぜ。お前がここに来るのをな 」捕食を思わせる牙を覗かせながら、低く甘い声を耳元へ流し入れる。もちろん、意図的な誘惑であり、フッと短い息を置き土産にしたのもそれと似た策略の一つであった。ウインク一つと共に耳殻を離れ、焦点の据えられた瞳に照準を合わせる。鼻と鼻の触れ合うような至近距離まで顔を近付け、目の奥に怪しい光を宿らせて。「 ……何でここにいるのかどうかなんて、どうでもいいじゃねえか。俺が望んだから、それで全ては説明できる。そんで、なんでお前を待っていたかは、───周りを見りゃわかるだろ? 」つまりは質問を封じようとしているのだ。物事は白黒はっきりつけるより、曖昧模糊のままの方が都合が良い。彼女がいくらの純真さを持ち合わせているのかは未知数だが、この大きなチャペルが思考の余地を奪ってくれていたら僥倖であろう。問い掛けとも呼べないような、小狡い話術で同意を引き出そうと画策しながら、触れ合った指を擦り合わせて )





(/ご質問ありがとうございます!ご登録頂いた方につきましては、名前をご提示頂ければ前回の続きよりお話を再開させて頂きますので、PFはご持参頂かなくても大丈夫です!後程トピの規則に追加するとともに、登録者様を名簿へと記載させて頂きますので、併せてご確認頂けると幸いです )








18: クレア・バーキン [×]
2021-04-21 21:49:07





  >17 / フール


( 急な事に咄嗟に脚が動く事もなく、引き寄せられるまま胸元へと飛び込むような形になってしまったのは致し方無い事だろう。至近距離から鼓膜を揺らす甘さを含んだ低い声に僅かに肩を跳ねさせ異性との交流の浅さが透けて見えるはず。「 ずっと…、 」初対面のはずの彼の口から出てきた言葉は理解が出来ない言語などでは無いはずだが、どうにも頭が理解をしようとしていない様子。小さくぽつりと呟くように復唱した声は懐疑心などを含んでいる訳でもなく、ただただ自分の中に落とし込もうとしたもので。慣れない光景に頭を働かせ疲れてきたのか、それとも甘い声色のせいか、片隅に靄がかかるようにぼうっとし始めた頭は問い掛けをはぐらかされた事を咎めることもせず。「 ──…チャペル、結婚式。でも私と貴方は初対面でしょ。今初めて会った、それも名前すらも知らない。 」目を伏せ、ぽつぽつと落とすのは周囲を見て思い付いた謂わば連想ゲーム。続く言葉には違う?とでも言いたげに首を傾げて見せ。一瞬苦虫を噛み潰したような表情を浮かべたのは先日父親からもたらされた婚姻話を思い出した為。お互いに気持ちの無い所謂政略結婚、それならば待っていた、そう言う彼の方がマシなのでは無いか、そんな考えに至るのは場所故のことか。「 分かった、" どうして " だとか今は聞かない。代わりに貴方の事教えて?何も知らないままで一緒にいるほど馬鹿じゃないの。 」これが夢か現実か、はたまた自分の想像世界という可能性だってある。夢や想像の世界であれば楽しんだところでバチは当たらないであろうし、現実なら後で考えればいい。握られた手を僅かに動かし指を絡ませるようにして軽く握り )


( / ご回答有難うございます、把握致しました。
それでは背後は一旦失礼させていただきます。何か御座いました際にはお呼びいただければ出て参りますのでお気軽にどうぞ。これからエンディングまで、娘共々よろしくお願いいたします。 / 蹴り推奨 )





19: フール [×]
2021-04-21 22:30:57




>18) クレア様

( 初心な少女は抵抗の仕方すらも知らぬらしい、そう思えば愉悦の念が体積を増した。ごく軽い人の重みが自身の体に伝わって──それが自身が起因のものにも関わらず──至って紳士的な態度で抱き留め。「 そう、ずっと。お前がここに来る何年も、何十年も前から 」不純なものなど一切ない小さな呟きを耳敏く拾っては、念押しのように待ちぼうけを強調する。そうしてどうやら自身の作戦は成功したようだと見当をつけた……何せ彼女が、あまりにも可愛らしく思考を霞の中に入れてくれたものだから。「 初対面?一秒より前にもう会ってる、初対面じゃあないさ。名前を知らない?大した問題じゃない……呼べなくたって、お前は俺の花嫁だ 」ただし可愛らしいだけでは済まさないのが彼女という人物らしい。瞬時に意図を察した賢明さと、状況把握に長けた頭脳に内心でたじろいだものの、少しの抵抗をすべく悪足掻きと呼べるだろう屁理屈を捏ねて。" 結婚式 "その単語に彼女が浮かべた憂いの表情は見逃さなかったけれども、慰めと弁明をかけた結果、天秤は後者に傾いてしまう。元来狡いのが自信の気性であるのだと、居直っている部分もあるけれど、根の部分では臆病さが顔を出している。結局繋ぎ止めることが第一の目標なのだ。せめてもというように人差し指でなだらかな頬を撫で、それを慰撫に代えて。「 なるほど、俺が思うほどお前はバンビじゃないんだな。……賢くなったもんだ、 」てっきり場に飲まれるだけと思っていたのに。自身の期待が裏切られたにも関わらず、良い気分だった。それは果たして、" 彼女 "が自分を求めているという錯覚のせいであろうか?「 名前はフール。それ以外は……特に名乗ることもないな。ああ、それと、俺は教会の外のキャンピングカーで暮らしてる 」指折り数える必要はなかったようだ。自己紹介のカードはあまり持っていない…というよりも、見せるべき手札が少ない。" お前はどうだ "と聞くことはしなかった。それがどういう意図を持つにせよ、相手方が名乗るかどうかは本当に些事に過ぎないのである。少なくとも、自分にとっては。さて反応を伺うべく、瞳の奥を覗き込んでみようか。目線は合わせたままで、絡み合った腕を持ち上げる。握られた手指を良いことに、口許に持っていっては手の甲にそっと口を付け )






20: どこかの兄弟 [×]
2021-04-21 23:52:28




( /募集を停止いたします。覗いて下さった方、訪れて下さった方、ありがとうございました。それではまた、チャペルの扉が開いたときに。 )





次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle