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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
21:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-18 22:10:36
……えっと、…つまり私を守る為の、それ専用のアンドロイド?…見た目は人間そっくりなのね。
( 閉ざされた空間は光が差し込まず、何となく息苦しいような閉塞感を感じる。物騒な物体が乱雑するのを横目に入れ及び腰になりつつぼんやりと照らされた室内の中、初めて確りと彼と対面しその姿を双眸に映し。無表情に淡々と語る眼前の相手の正体に薄々と勘づいていたとはいえ、やはり驚きはあるのか僅かに目を見開いて、一拍置いて恐る恐ると確認の言葉を。技術的に進歩の著しい世では勿論アンドロイドは存在するものの富裕層や仕事現場のみでしか普及しておらず、初めて目にしたその精巧さに思わず続けざまにぽつり。感情の有無を考慮しなければ余りに人間と相違なく、心臓や肺も体内に収まっているのではないか、とそんな疑念さえ浮かぶ。然し考えるべきはそこではない、彼の発言からすると現時点で自身は生命を脅かされている状況であるらしく理由を問い詰めて。 )
そもそも生命を守るためって、私は命を狙われているの?そ、そんな命を狙われるようなことをした覚えはないんだけれど…
22:
Guardian Specialized Combat Type Android [×]
2021-04-19 14:20:08
ミア・クロムウェル。お前の父親であるアルフレッド・クロムウェルはレジスタンスのリーダーであり、俺の製作者でもある。現在、ミア・クロムウェルは反乱分子として統制者の追跡を受けている。
(相手の好奇の眼差しにも眉一つ動かすことはなく、ただ無機質に淡々とした調子を崩さぬまま差し向けられた疑問の言葉に応じていく。何ら隠し立てしていない内容のそれは比較的平和な日常を一般人として過ごしていた相手には、レジスタンスの存在はおろか彼女自身が両親だと思っていた夫婦にとって養子であるという事実でさえ初耳の筈であり、それらのデリケートな説明をしかし一切の配慮無く紡いでいきつつ近場の棚へと歩み寄っては銃器を一つ手に取り、安全装置を外して動作の確認をするため地面に向かって一発銃弾を放ち)
23:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-19 16:38:05
そう、なんだ……
( 銃声の音さえも鼓膜に響かないほど、世界から音が消えたような玉響の静寂の感覚。荒廃した場で告げられた衝撃の事実に当然の如く思考回路は停止し、まともな感想も出てこないのか乾いた喉から辛うじて言葉を捻り出す。血の繋がった実父がいたこと、レジスタンス組織が存在したことは勿論、その実父が完璧な統制社会に屈せずにいたレジスタンスの一員であった事実に驚きを隠せない。志高い人物であったのだろうという誇りと喜び、然し今や会うことは叶わないという悲しみ、複雑に混在する感情に押されてか姿も分からぬ父の面影が脳裏を掠めじわりと眦が熱くなるのを感じて。アンドロイドの彼には概念がないのかもしれない涙を手の甲で雑に拭っては軽口を交えつつ微かに笑顔を浮かべ、人間の中で友好の印である握手をしようと手を差し伸べて。 )
お父さん、凄い人だったんだ……アンドロイドも造れるなんて。まだまだ聞きたいことも沢山あるけど、取り敢えず、これから宜しくね。
24:
Guardian Specialized Combat Type Android [×]
2021-04-19 18:25:38
武器が欲しいのか?ならばこの自動拳銃が良いだろう、重量も軽く人間の女でも持てる筈だ。
(どうやら部品に不具合はないようだと確認し終えたところで自身へと差し伸べられた相手の繊細な手指に目を向けて、その正確な意図が理解出来ず現在の状況から護身用の武具でも持ちたいのだろうかと合理的に判断すれば棚に陳列されている銃火器の中から一つ黒く鈍色に光る比較的小型の拳銃を手にしては相手に差し出し、広げられたその掌の上に慎重にそれを乗せて。一応相手の身体事情を考慮した上で選び抜いた拳銃ではあるものの、硝煙とは無縁な生活をしていた彼女にとっては簡単に他人の命を奪える代物がどのような印象を与えるのだろうか)
25:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-19 19:11:46
ち、ちがくて!握手!───人は初めて会った時とか、親愛の情がある時とかに手を握り合うの。
( 差し出された掌には然し彼のものが重なることはなく、代わりに置かれた黒光りする物騒な拳銃に刹那泣きっ面さえ蒼白に化し。適切な使用方法を学んでいない状態で触れば誤射する可能性は大いに有る筈で、心臓がひやりと凍えたのを感じつつ焦燥感を顕著に周囲の棚に一度置いては自身がした行動の真意を急いで説明してみせ。家庭用のアンドロイドならまだしも、戦闘用のアンドロイドには矢張り握手という知識は備わっていないのかと、改めて人間によく似た眼前の青年は機械なのだと思い知らされる。 視線を彼に向けて、もう一度小さな掌を差し出して。 )
26:
Guardian Specialized Combat Type Android [×]
2021-04-20 15:46:28
アクシュ?
(手渡した筈の武器を棚に戻す相手の様子を理解出来ずにいた矢先、改めて差し伸べられる掌と共にその所作の意図について説明を受ければ起動されて初めて聞いた耳慣れぬ単語を記憶するかのように片言で復唱をした後、その柔らかそうな五指へと視線を向け。それから己の右手と相手のそれとを交互に眺めては彼女の言うところの『親愛』の意味が全く解釈に至ることが出来ないながらも然程デメリットもなさそうだと判断してはぎこちなく細い手指の先を指先で軽く握り、さすれば皮膚を構成するプラスチックの冷たさが相手に伝わることだろう)
これでいいのか?
27:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-20 19:58:29
合ってるよ。
( 言い慣れていない事が明白な片言の復唱に、何だか幼子に言葉を教える親のような気持ちになる。自然と微笑を浮かべ肯定しつつぎこちない所作で触れられた掌は、触り心地は人間の皮膚と変わらないと言えど当然血液の流れを感じない冷たいプラスチックで、然し機械であっても友好の印を築けたことに何処か嬉しさを感じて。緩りと手放せば、さてどうしようかと思案するものの、今後行動や生活を共にする必要がある以上互いに関する知識を深めある程度把握しておく事は大切だろうと軽く自己紹介をし、次いで不意にアンドロイドの彼に名は有るのかと気になった様で。 )
えっと…改めて、知ってると思うけど私はミア・リプソン…じゃなくてクロムウェル。貴方の名前は?
28:
Guardian Specialized Combat Type Android [×]
2021-04-21 16:26:52
名称ならもう教えただろう、俺は守護特化型戦闘用アンドロイド試作一号機だ。好きなように呼べ。
(どうやら満足したらしい相手によって解放された手を暫し不可思議そうに眺めた後、思考を切り替え踵を返しては近くにある大きな箱まで歩いていき、中身を漁る背中に掛けられた声には既に知っている名前の情報を何故か口にする行為への率直な疑問を抱きながらも再度己に与えられた型番を告げ、呼称如何については拘りがないらしく相手に委ねることにして。と、雑多な箱の中から目的の物を見出したようで銀色のパウチに包まれたバータイプの栄養補助食品を一つ手にすれば相手の方へと放り投げ)
今のうちに食べておけ。この先、まともな栄養確保が出来る保証はないからな。
29:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-22 21:51:12
そういう事じゃ───…うーん…、じゃあレイモンドっていう名前があるんだけど、それの愛称からとってレイはどう?立派な守護者、って意味があるの。
( 返ってきた長い単語の羅列に意図せず右から左へと流れていき、全く聴き取れなかったもののそれが型番である事は明白で、名称と名前の区別はないのかと少し喉を唸らせる。流石に型番で呼ぶのは気が引ける為、見目にも寄せて人間に馴染みの深い名にしようと逡巡すること数十秒彼の立場に相応の名を提案し。次いで幸先が不安になるような発言と共に投げ掛けられた栄養補助食品を受け取ると、それと彼とを交互に見遣り分かりやすく表情に憂慮を滲ませ、恐る恐る口を開き。 )
これから行先とか、行く宛てとかはあるの…?
30:
Ray [×]
2021-04-25 20:30:19
仮称「レイ」、登録完了。
(相手の口から差し当たっての呼び名について提案をされれば特に否定的な意見を述べることもなく、ただ呼ばれて直ぐに反応出来るように速やかにデータを記録して。そして、相次いで投げ掛けられた質疑には彼女の憂いを汲み取る機能など持ち合わせていない機械人形は淡々と事実だけを述べるに留めつつ、箱から離れ再び棚に向き合うと今後の大雑把な指標について語りながら武器を幾つか選び抜いていき)
ミア・クロムウェル、お前はこの国に居る限り統制者に追われ続けるだろう。この状況を脱するためには国外に逃亡するか、統制社会を覆すしかない。差し当たっては、この場所のようなレジスタンスの廃拠点を転々としつつ国外を目指す方が現実的だろう。
31:
Mia・Cromwell [×]
2021-04-28 18:36:02
国外を目指す…レイと二人で逃避行か。
( 滔滔と告げられる内容はあまりに非現実的じみていて、やはりスケールが桁違いに思える。微塵も想像していなかった事態をゆっくり噛み砕き、整理して冗談めかして独りごちるものの裏腹に表情は力ない笑顔が滲み。彼に倣うように近辺の棚にある小型の携帯武器や保存食を右往左往と物色しつつ、発現通り拠点を転々とするのならば様々な日用品を常に携えておく必要があるだろうと提案を。 )
色んな拠点に行くのなら、衣類とか水とかある程度の食料なんかは街に出て調達する必要があるわよね。追っ手がいるかもしれないけれど…
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