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自分のトピックを作る
96:
めるてぃ。 / 篁 千尋 [×]
2021-03-02 22:44:55
>>92様 / 四条 叶多くん
【教室】
( "やっぱり大切にしたい"、その言葉に彼は確かに優しいということを改めて実感する。小学生みたいに好きな人程意地悪をしたくなる、みたいな凪斗とは違って大切な人を、ものを、どんなに丈夫なものでもまるでガラス玉のように扱うことが出来るような、そんな。その優しさで何時か自分の身を滅ぼしてしまうのではないか、そう思っていたけれどそんな心配は無用だということを、多くの時を彼と過ごしてきた自分ならば胸を張って言える。そして自分がじぃっと見ていることに気が付いたのか、彼の"何"という問い掛けに「ん、やっぱ、俺の幼馴染だけあってかっけーなって思って」とさらり、と口にする。如何してか素直に言える、これは一種の__魔法のようなもの?普段姉に問い詰められると、逆らえずに口から言葉が出てしまうけれど、それと似たようなものなのかもしれない。もし兄貴が居たら叶多みたいな奴が良かったな、なんて何度も考えたことだが。頭の中に浮かんだのは姉のこと、"千影"という名に沿うように影のように纏わりついたと思えば、すっと消えていく。何処か掴み所がなくて、ピアノのセンスは抜群なのにそれ以外のことはまるで出来ない女。あの女にも叶多のような友人が居たらもう少し真面な人間になっていたのかもしれない、ぼんやりと考えを巡らせた後、彼の言葉に少々溜息混じりに答えて。)
「そうなんだよ、まじで偶に日本語通じねーしアイツ、…ピアノのことしか頭にねーのかって感じ、味噌汁すら作れねーの」
>>94様 / 神座 凪斗くん
( 耳元で紡がれた、彼の甘い囁きに思わず身体が震える。あまりにも甘い、それは砂糖よりも甘くて、自分の中に立ち込める苦味を全て塗り替えていくような。どく、どく、と心臓が跳ねる音が彼に聞こえてしまいませんように、早くこの時間が終わりますように、何れだけ心の中で思っても現状は何も変わらないけれど。目をぎゅっと瞑って、少しでも離れたくて、弱い力で彼の胸を押してみる。これできっと、自分の心臓の音は聞こえない筈。彼を拒んでいる訳ではない、ただ、自分のこのよく分からない感情を、溢れ出しそうな感情を、隠したいだけで。離れた彼はにぃ、といつも通り意地の悪い笑顔を浮かべていて。何時もならそんな彼に悪態を吐くところなのだけれど、今はそれが出来るような状態とは言えなかった。頭の中で渦巻くのは"千尋"、という自らの名。初めて彼から紡がれた渾名ではない自分の名前。こんな名前だからか、身長が低いからか、昔は"ちーたん"なんて女みたいな渾名でずっと呼ばれたり、ちゃん付けで呼ばれたり、色々なことがあったものだが。そして、自分の名前を心底嫌いになったこともあったのだが。__今は、そうでも、無い?彼から紡がれる自らの名が、酷く、そう、言葉で形容するのは難しいけれど、敢えて表すなら、…恋しい。それを自覚して頭の中にぱっ、と浮かんだのは、__あぁ、なんか、環に名前、呼んで欲しい。自分が好意を抱いている人に、名前を呼んで欲しい。彼の口で、滑らかに、紡いで欲しい。こんな我儘言える筈がないけれど。ふう、と息を吐いて彼の姿を見上げた。…緊張なんて、してない。緊張なんて、する筈ない。此奴はただの幼馴染で、憎たらしいくらい顔が良くて、…自慢の、友達。そう思っている筈なのに未だに心臓は五月蝿く音を立てている。それを誤魔化すように強気な口調で彼に紡いで。)
「む、…くそ……楽しみとか、馬鹿にしやがって…お前って奴はほんとに…っ!首洗って待ってろ!3年になった頃には俺のが女にきゃーきゃー言われてやる!」
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