>こはる
Fred bear「…そうだね。あまり情報を開示するのは彼にとっても良く無いが、致し方ない。…一番特徴的なのは腐敗臭だろう。彼は事故により死体のまま生存し続けている。」
Puppet「…」
(こはるにさらに聞かれ、少し言いづらい顔をしていたが、どうやら話す決心をした様で、彼は事故により生きた死体となってしまった為、腐敗臭がすればそれは警備員だと遠回しに伝えて。PuppetはFredの背後に隠れたまま何も言わなくなって)
>ビシュナル、こはる
Baby「そんなの貴方達の言いがかりに過ぎないじゃない。何故私達は赤の他人を殺さなくてはいけないのかしら。それとも、貴方達は私達が人を襲う殺人鬼とでもいいたいの…?大体見た目でどうこうと判断するのは、人の視認から考えられるその人の憶測であって失礼な事。極端ではあるけれど、貴方達は姿が怪しい貧乏人にカレーを求められても同じ事をいうつもりなの?…私だって、好きでこんな姿になっているわけじゃないのに!!!」
(怪しいと言われてやっと自分の状況を飲み込んだBabyはそれは言いがかりだ、その考えは間違っていると反論して、「何処からどう見ても怪しいーー」「命の狙っていたのでは無いかーー」彼女にとってその言葉は悪手であり、好きでこんな姿になっているわけでは無い中身は子供の彼女にとって火に油を注ぐ発言であった。黒い涙を流しながら白い瞳孔を覗かせて好きで私はこんな姿になっているわけじゃない、と大声で叫んで泣き出してしまい)
Spring trap「…Liz..」
(対してSpring trapは何も動揺する事はなく言われたら言われたで諦めようと思ったが、Babyの叫びや反論が余りにも悲惨すぎて見ることさえ出来なくなってしまう。彼はBabyを優しくそのまま抱きしめた後心に余裕が出来たのか、ある名前を呟いたまま静止した後、自分と同じような事を言ってくれたお陰で何も言うことがなくなってしまったが、彼は口調が変わり願いがてらにビシュナルにこう伝えて)
Spring trap「…はぁ…。彼女の言う通りだ。確かに誰もが俺達の事をそう思うだろう。だが、いくら見た目が普通とはかけ離れているからといえどもいきなり怪しいと突き放すのは俺もおかしいと思っている…とはいえ、俺達も何も味方と決められるものは無い、だかそれはお前も一緒では無いだろうか?俺達が敵であると言う証拠は何処にある?俺達も言わせてもらう、その食べ物に釣られてやって来た奴をお前は殺す気じゃ無いだろうか?…もっとも、そう断言できる証拠は何処にも無いのだが。事情を知らないのは承知の上だが…お前のその言葉の一つ一つは、彼女に火に油を注ぐ発言だと言える。…俺だからわかる事だが、怪しいからと言って無意味に言葉を投げては良いものじゃない…それに、俺達だって被害者だ。この見知らぬ世界へ迷い込んできた。…この通りだ。どうかここに居させてくれ。敵が居たら俺達はきっと対処出来ない。何せ、ただの古臭い機械なんだからな…」
Fred bear「ああ、すまない。死体が生存…矛盾に聞こえるが、今の彼はまさにその状況なんだ。…了解、感謝するよ。…Puppet?」
Puppet「ぁ…どうしたの?Fred?」
Fred bear「…大丈夫だよ。」
(Fredはつい言ってしまった矛盾を慌てて訂正して、背後に隠れっぱなしのPuppetが心配になり話し掛けるとPuppetはすぐに返事をしたが、その声は幼い少女が怯えている様な声だった為にFredはPuppetの頭を撫でながら大丈夫だと笑顔で言って宥めていて)