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終わった世界の唄【不穏/シリアス/異能/サイバーパンク】/136


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自分のトピックを作る
55: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-11 18:36:07

>>『セヴンス』様、『ブロークンハート』様

「…『ミス・レディメイド』。彼の仰る通り、一旦退席してください。屈託のない悪意は貴女の良い所ですが…悪い所でもあります。」今の発言は流石に危険だと悟ったのか『マイナス』も精巧な彫像のように硬直して生気の感じられない表情で彼女に促し、彼女を立ち上がらせるとその背中を押して無理矢理退出させる。当の『ミス・レディメイド』は発言の重大さが分かっていないのか不思議そうな不服そうな、何とも表現できない表情をしていたが、『マイナス』の固まった表情を見ると特に不満を言うでもなく背中を押されるがままに退席する。『マイナス』は彼女の立ち去った扉を暫くの間無言で見つめていたがくるりと向き直り、「……申し訳ありません。…彼女の出生についてお話ししても?」深々と頭を下げ、僅かに顔を上げると彼は首を傾げた。

56: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-12 16:30:46

>54 >55

「そうだよ、だから今セブンスの口を抑えてるじゃないか。...一回落ち着いてよ。ほら、後で手合わせでも、買い物付き合いでも君のお願いを出来る限りなんでも聞くから。ね?」

(まるで暴れる寸前の子供を宥める様に落ち着いた声で話し続ける。口が走って『なんでもする』なんて言ったけど、今は彼女を落ち着かせるのが優先。別段そんな面倒なお願いじゃないだろうと思って。
ミス・レディメイドが部屋から出ていくと同時セブンスの口から手を離して、椅子に座る。ああ、スカーフを巻いてる分冷や汗が止まらないな...そう思っている内に戻って来たマイナスの言葉に)

「出生ね.....じゃあ聞かせてもらおうかな。あと『マナン』についても詳しくね」

(座って、と椅子に掌を向けて。彼の謝罪などについては何も言わない。話が進まないから)



57: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-12 18:04:43

>>『ブロークンハート』様

「…ええ。『ミス・レディメイド』、彼女は…上層の研究区画で生まれたとある科学者の人格の『入れ物』…スペアの肉体。その科学者というのが彼女の母親『マナン』です。『マナン』は心理学と人類科学の若き天才にして元兵器製造部門のトップで…ある技術を研究していました。『人格移植』…マナンは確かそう呼んでいたかと。老いてゆく自分の肉体から若く美しい他の肉体に自分の人格を移植して永遠に生き続ける…最終的に彼女が目指したのは永遠の命。ですが…何らかの原因でスペアの肉体である『ミス・レディメイド』の方に人格が芽生えてしまい、移植された『マナン』の人格と競り合う形に今はなっているのかと。…ですが、マナン本人から聞いた訳ではないので…僕もあまり詳しくは知りませんが。」『マイナス』は勧められるがまま椅子に座ってから少し頷くと静かな声でゆったりと語り出し、『マナン』のことを述べる際は退席した彼女に配慮してか声を抑えつつ虚ろな瞳のまま話すが所々定かではないのか疑問系になりながらも最後まで何とか語り終わるとどことなく安心したように息を吐き、相手の方に目線を戻して目の前の相手をその鋭い、しかし敵意は伺えない瞳で見つめ)

58: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-12 20:43:09

>55
>56
>57

「……ガキ扱いするなよ」

【精神年齢、肉体年齢とズレがあるとはいえ、意志を得てから5年程度しか経っていないという意味では子供なのかもしれないが。
不機嫌そうに頬杖を突いて瞳を閉じる、加熱された心を落ち着かせなければいけない】

「……で、何だ、そのマナンとかいう研究者本人をブチ殺せば済む話なのか?
そう単純な話じゃァ無い気もするがな、一度肉体に宿っちまった人格を切り離すってのァ簡単じゃないゼ、寧ろ「無理」に近いだろ」

【マイナス達は知る由も無いだろうが、それには半分、経験談も混じる。
肉体に後追いして人格を得たセヴンスは、それを良しと思わなかった八号研究所によって幾度か「調整」を受けている。
それでも人格の消去には至らなかったのだ】

59: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-13 16:42:51

>57 >58

「子供扱いなんてしてないよ。“子供にさせたくない”からこうやって冷静にさせてるんでしょ?」

(不機嫌そうな彼女の背中をポンポンと笑みを浮かべたまま優しく叩き。胸の中でこれでも信用してるんだよ、と呟く。
さて、また面倒な話が...自分は別に天才じゃない、いちいち理解する為に少しだけ時間を掛けて整理し考える。正直そうしないと理解した気がしない。
ある程度考えて数秒、そしてセブンスの言葉に)

「かなり無理があるよ。卵で表すなら一つの殻に卵黄が二つ入ってる状態だから殻破らないと卵黄は潰せない。だけど殻を、つまり体を壊してしまえば人格を残すもクソも無い。拷問とかで壊せるかもだけどそれは人格を壊すってより意識を沈めてるもんだし...ってこんな話しても意味ないか、だってどっちにしろ『ミス・レディメイド』は必要なんでしょ?正直言うと衝撃発言をしたにも関わらず、子猫みたいな顔してた彼女に必要性が無かったら、“君”だったらさっさと殺すでしょ。つまり彼女が居ないと目的は達成出来ない....あと僕を睨まないでくれる?殺気が無くても嫌なんだけど」

(と自分が思った事考えた事を一気に、止める事無く淡々と喋り、終える。
拷問の件についてもまるで経験したかの様な言い方で、『ミス・レディメイド』の必要性の話については尋ねてる様に、そして最後は唐突にイラつく様な言い方で。)

60: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-13 22:27:38

>>『セヴンス』様、『ブロークンハート』様

「…彼女は世界を『ゼロ』に戻すために必要不可欠な存在です。しかし『マナン』の人格が彼女…『ミス・レディメイド』の中に存在する以上は彼女本人、あるいは彼女を知る人物から話を聞く以外ないでしょうね。」『マイナス』は肯定するようにまた少し頷き、相手から目線を逸らして静かに瞳を伏せると何かしらの覚悟を決めたような仕草で椅子から立ち上がって「…彼女の言葉通り、スラム街にはロジカという腕利きの技師がいます。彼は生前のマナンと『ミス・レディメイド』の出生を知る、僕を含む数少ない人物ですから…会う価値はあるかと思いますよ。」半ば独白のように呟き、相手の方に顔だけを向けると普段無表情な彼にしては珍しくうっすらと微笑んでから踵を返し、「…今のはただの『マイナス』の独白ですから…忘れてくださっても結構ですよ。では僕はこれで…」静かで荘厳な、やはりパイプオルガンのように澄みきった声でそう残すと『ミス・レディメイド』と同じように扉を開いた。

61: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-13 23:50:15

>59
>60

「……ハ、オマエらの事情なんか知らねェ、歩み寄ってやる気もねェ。
オレは壊したい様に壊して生きたい様に生きる、協力してやるのは利害が一致してる間だけだ、忘れんな。
あくまで自由に動く、オマエらがもしオレの領分を侵そうってンならそン時ァ覚悟しとけ」

【去ろうとする背中に、多分に不満を含んだトーンでそう投げかけた。
セヴンスのスタンスは変わらない、あくまでも己の生き方が中心、自己の欲求の解消と生存に特化した思考回路を有している】

「あァむしゃくしゃする。
おい飯作れ、辛味タップリでな、オレは少し寝て来る」

【ハートへの言葉は半ば命令に近い口調だった。
躊躇いも無くコートとカーゴパンツを脱いで上下共に下着のみの姿になる、脱いだ物は乱雑に椅子の背もたれにかけ廃虚二階に繋がる階段へ。
壁の破損が少ない二階に寝袋を置いて、セヴンスはいつもそこで眠っていた】

62: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-14 16:35:54

>60 >61

「....うん、またね」

(不満口を動かすセブンスと対照的に何も言わずに、手を振って挨拶し終えた後。セブンスの命令にはいはいと頷いて、彼女が二階に上った後、一人になった瞬間深く面倒そうに溜息を)

「はぁぁぁ...めんどくさいなぁ、あの二人。全然読めないと言うか何というか...とにかく表面だけでも友好ムードを作っとくしかないかな。えーと...確か『ロジカ』だっけ。正直直接『マナン』と喋りたかったんだけど、マイナス君がそうさせなかったのは、そうして欲しくなかったのかな?とりあえずご飯作った後でロジカさんとやらに会って...どうしようかな」

(どうやら面倒だったのはセブンスではなくマイナス達の様だった。彼は基本一人の時は独り言をよく喋る少年で、愚痴や考察が出てくる出てくる。
そうやって独り言を続けながら、セブンスが適当に放った服をきちんと畳むつつ、テーブルの下や椅子を細かく見て盗聴器が無いか、一応確認。
一通り見て大丈夫と思ったら台所へ。)

「辛味たっぷりねぇ...軽く作れる美味しいのでいっか。ああ、だけど今日は機嫌がすごぶる悪かったし、ちょっと勿体無いけどお肉たっぷり入れとこ...」

(セブンスは欲求に忠実だ。それが彼女の魅力の一つだと思う。まぁだから機嫌が悪い時には旨いものでも食べさせとけば機嫌は治るでしょ、という正にオカンみたいな感覚でご飯を作り出来たのが辛味(唐辛子、七味など)たっぷりの肉そばである。
とりあえずセブンスの分はテーブルの置き、『ロジカの所に行ってるから帰ってくる前に起きてたら先に食べて』と適当に手紙を書き置きそのままアジトを出て『ロジカ』さんが居るというスラム街へと向かうとする。詳しい事は分からない為走り回って探すしかない。
その場で靴下ごと靴を脱ぎ、ズボンの裾を折りたたむ様に上げ、痛々しい古傷だらけの脚を晒す。息を深く吸い込み、脚に力を売れると黒く変色していく。その脚で軽々と。アジトの向かい側の屋根に飛び、屋根から屋根へと飛び移るように走り探していく)

63: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-15 15:24:40

>>皆様
(脳内お花畑な愛すべきアホの子異能者は希望する方が来るまでこちらで演じさせていただきます。
PF
name:『フール・フール』
(本名:リェヘナ・ローザ)
識別年齢:13
出身:「A」上層・富裕街
容姿:あまり櫛の入っていない、切るのを忘れているといった感じのぼさぼさの金髪を腰の辺りまで伸ばしており、大きくアーモンド型をした猫のような瞳は光彩異常でやけに光って夜目が利く金色で、睫毛はマッチ棒が乗るくらいにばさばさで長く人形のようで顔立ちは愛くるしさが全面に押し出された幼く見える容貌、肌は健康的な小麦色に焼けた擦り傷など古傷が目立ち顔以外の全身に入れ墨のような青ベースの模様が入っている。服装はハーフサイズの極彩色タンクトップに黄色の編み上げサンダル、タンクトップと同じ色のショートパンツを履いているかなりの軽装。
身長:143.5
武器:見かけによらない怪力
異能:「Lock!」
人、物に関わらずあらゆるものをその場に固定する能力。
性格:明るく快活で好奇心旺盛、勇敢で社交的で遊び好き。野生の勘が鋭く他人の嘘を見破るのは得意だが嘘を吐くのは苦手。
備考:肌に入っている模様は入れ墨ではない。)

【『マイナス』・『ミス・レディメイド』side】
>>ALL
「…お待たせしました、『ミス・レディメイド』。さあ、行きましょうか。」『マイナス』は不貞腐れたような表情をして扉にもたれ掛かっていた『ミス・レディメイド』の肩を叩くと優しく微笑み、先導するようにすたすたと歩き出すと『ミス・レディメイド』は「…も~…私すっごい待たされたんだからね!」文句を述べながらも彼の後ろを追いかけるように走り、肩を並べると彼女の記憶上の故郷であるスラム街を目指して彼らは歩いてゆく。

【『フール・フール』side】
>>ALL
「んん~…?ここどこかな?」スラム街の屋根に乗りながらきょろきょろと周囲を見回すのは暗いスラム街には不釣り合いに目立つ鮮やかな色彩の服装と肌をした少女。彼女は道に迷ったのか目を細めて道標となるものを探しており、暫く辺りを探していたが見つからなかったのか明確に肩を落として違う屋根へと飛び移りながらスラム街から出ようとしているようだ。

64: 焦がし醤油 [×]
2021-01-15 16:05:18

(/とても素敵な設定ですね…!いくつか質問があります。返答していただけたら幸いです。

注射器で液体等を注入する事によって、一時的に異能が使えるようになるというのは可能でしょうか?

異能を阻害もしくは制限させるような装置や武器などはありでしょうか?

また、「A」の上層部や幹部連中は「マイナス」様達のような異能者の存在を認識しているのしょうか?

「A」の上層部が異能者抹殺のために送り込んだ、対異能の暗殺者的な立ち位置で、たびたび皆様の前に現れては邪魔をしてくる、そんな敵役を希望します)

65: ラル [×]
2021-01-15 16:09:17

(/自由枠で参加希望です!)

66: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-15 17:08:14

(お声掛けありがとうございます。
>>焦がし醤油様
・可能です。
・極端に強力なものでなければ可能です。
・している人物もいますが一握りです。
キャラkeep承りました。

>>ラル様
キャラkeep承りました。)

67: ラル [×]
2021-01-15 18:50:08

pf貼ります!
name:『罪過』
(本名不明)
性別:女性
識別年齢:22
出身:不明(噂では富裕層出身なのでは?と言われている)
容姿:病的に白い肌と銀髪 綺麗な黄色に輝く瞳 片目ずつで瞳孔の形が違う特殊な目を持つパッと見不思議で可憐な女性
髪型はショートで可愛らしく 後側だけ伸ばしている スタイルはかなり良く慎重も高い 歯は軽くギザギザしている 顔の所々に銀色のピンが深々と停めてあり 耳と脇辺りに黄色の糸をバツ状に縫ってある 服は胸元と肩が大きく出て腕辺りがわざとビリビリに破けた攻めた服を着ている 白いデニムを履いて 靴は白と黒と黄色のスニーカーを履いている
身長:175cm
武器:「金龍刀」
純金とチタンで合わせられた特殊な製法で作られた中華軟剣 薄く金特有の柔らかさで異様な切れ味と太刀筋を見せる 純金だが硬い
異能力:「過罪舞闘」
自分の内に宿る エネルギーを練り上げて舞いを舞うように戦う異能力 簡単なところは練り上げたエネルギーを体に巡らせ身体能力を底上げしたり 自然回復力を底上げできたりする 応用としては遠くにあるものを鍵縄のように引っ掛けて取ったり 剣のようにして硬いものを切り裂いたり 相手の異能力(物理攻撃系)を認識していれば流したり等々 彼女の扱う武術に乗せると真価を発揮する
そしてこのエネルギーを扱えるのは罪過だけだがエネルギー自体は誰にでもあり目で見てなくとも感知が可能

罪過の生まれ持った才能として異様な視覚感覚があり 生まれつき見たものがどのような行動を取り得て「良い」場所「悪い」場所とタイミングが読める これを狂わすのは相当な難題だが狂わせた場合は弱体化させられるがそれで倒せるほど簡単ではない
備考:色々謎だらけな人物 マイナスのことは知っているが差ほど興味は無い 適当でめんどくさがり 基本楽しいことを探しており 子供が好き 神出鬼没で戦いはやらず見るタイプだが楽しくなってきたら参加することも たまにおバカ 戦闘は特殊な武術を使っておる元々は魅せる為の技だが彼女が戦闘用の技術として改造した

作りました!戦闘向けですが戦闘はあんまりしないかもです!

68: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-15 23:05:04

>>『罪過』様

確認完了いたしました。ご参加ありがとうございます。

69: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-16 12:25:37

>「フール・フール」へ


「....何でこんな所で技師なんてしてるんだろう...別にわざわざこんな危険な所でやらなくても....っぁた!?!」

(特定の人物、あれば看板を探す為視線を下に向け続けながら屋根の上で移動するしかない。とはいえわざわざ屋根上を飛び回る人なんて自分以外そうそう居ないだろう...と思った先に。
知らない誰かが自分と全く同じタイミングで飛んだ事で、空中でお互いぶつかり合ってしまい、自分の体が地面へと落ちる感覚を覚えれば衝撃と痛みに悶えそうになるのをグッと堪え。
足の化物化を解除、右手を屋根から飛び出している煙突に手をかざして上着の裾の隙間から数本の触手が飛び出して煙突に絡むと煙突の方へと身体を引っ張らせ、なんとか屋根の上に着地。
ジンジンとする頭を抑えながら、ぶつかってきたカラフルな彼女の方に向けて)

「っ...いったいなぁ、もう!!気をつけてくれないかなぁ!」

(痛みのせいもあり苛ついた様子で荒声を上げる。と感情が揺らいだお陰で目元や頬に黒い刺青が広がり、泳いでしまう。その違和感を感じてそこを隠す様に覆った後、右手から生える触手を戻して。相手の反応を待っては)

70: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-16 19:07:41

>>『ブロークンハート』様

【『フール・フール』side】
「あ、ごめんごめん!」こちらは仰け反って屋根の縁に足を引っ掛けてぎりぎり止まるが目の前の相手が怒っていることに気付くと軽い感じで謝意を述べて頭を下げる。「前見てなかったんだ。ボク、ちょっと迷っちゃってさ。キミ、ここの道知ってる?」見た目に似合わぬ男勝りな口調で頭をぽりぽりと掻きつつ舌を出し、悪びれる様子もなく相手にそう問いを投げかけた。

71: 焦がし醤油 [×]
2021-01-16 20:53:11

遅ればせながらpfです。

name:『異能者狩り』(「A」でのコードネーム:『アドライブ』)
(本名:ムード・アージ)
識別年齢:25
出身:「A」上層
容姿:血で染まったような赤い髪と目を持つ、痩せ型の青年男性。
 薄汚れた灰色でボロボロのローブを纏っている。いつもフードを深くかぶっているため目元は見えないが、口元はどんな時でも笑っている。
 右腕が義手であり、多数のギミックを組み込んでいるため、重心がやや右に傾いている。
 義手を隠すように包帯が巻かれている。
身長:177cm
異能:なし
(注射を打った際に発現:ピーカーブー
 選択した物質の存在の一時的消失。消した物体は消した本人以外、あらゆる感覚や機械でも認識することはできない。
 消した物質は物理的法則に従う。
 消すことのできる物質に制限はなく自分自身を消すことも可能。ただし、承諾を得ずに他人を消すことはできない。
 部分的な消失も可能で、存在の消失は任意で付与、解除できる。
 同時に消すことできる物質は一つのみであり、一つを消した状態で他の物質を消すことはできない。
 また、消した物質は他の物質に干渉できないが、他の物質は消した物質に干渉できる。
 10回目の効果解除時に異能は無くなり、激しい頭痛の副作用が現れる。
 一度注射を打つと、最低でも一日開けないと再使用できない)
武器:異能の注射器。手榴弾2つ。焼夷手榴弾1つ。煙幕1つ。投げナイフ5本。
義手の右腕(手を外側に返すと手の付け根から刃渡り70cm程の剣が出てくる。掌の穴から効果が光化学スモッグを噴出し、視界を制限する)
性格:一人称不定。二人称不定。口調不定。いつもテンションが高く、ヘラヘラとしている。
 快楽主義者で、逆につまらないことが大嫌い。自分が楽しむことを優先するため任務失敗になることもしばしば。
 異能者との戦闘を楽しんでおり、異能者狩りは自分から立候補してなった。
備考:右腕の欠損は生まれつきのものである。
 生来の気質として快楽主義者であった。自分に命令してくる父をつまらなく感じたため自らの手で殺害している。
 近距離戦闘を得意とし、異能と義手を絡めた徒手空拳は厄介極まりない。


戦闘特化の敵役です。

72: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-16 21:00:53

>>『アドライブ』様

確認完了いたしました。ご参加ありがとうございます。

73: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-17 16:15:53

>70

「はぁ?.........まぁ一応分かるけど何?」

(彼女の言動に苛ついた疑問詞を告げるが、何を言っても聞かないタイプの人なんだろうなと理解し、まだ苛つきは隠し切れないため彼女からの問いに睨みつける様な鋭い目で応える。
その間に彼女の観察を行う。身長からして自分と同じぐらいの年齢かな...ちゃんと謝ってない事から育ちが極端に良いのか、それとも逆か。いや自分が神経質過ぎるだけか...ただ服装が気になるかな、場違いと言っても良いほど色彩豊かな服装。普通だったら誰かに絡まれてもおかしく無いんだけど...あっ屋根の上だから無理か...
頭の中で独り言を続ける。その間無意識に相手の事をジロジロと細い目で見渡してしまうが。)

74: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-17 17:35:14

>>『ブロークンハート』様
【『フール・フール』side】
「そっかそっか!ありがと!そんじゃ教えてくれると嬉しいかな。」彼女はにこやかな笑みを浮かべつつまた頭を下げ、またきょろきょろと周囲を見回して首を傾げた。相手からの視線に気付くと視線を周囲に泳がせて困ったように微笑んで「…え~っと…ボクの顔に何か付いてる?」頬をぽりぽりと掻きながら問いかけていると彼女の皮膚に入っている入れ墨のようにも見える青い模様がゆらりと揺れ、じわりじわりと滲むように古傷の目立つ浅黒い顔の皮膚に筋状の模様が走る。「…あ、こら!お前ら大人しくしろって…!」彼女が焦ったように声を荒らげると模様はするりと彼女の顔から抜け、元の入れ墨の形へと戻る。

75: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-17 18:23:19

/セヴンスは>61まででロル終わりということにして、別時系列でロルを始めてしまってもよろしいでしょうか、セヴンスの性格ですとわざわざ人探しとかもしないと思うので……。

76: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-17 18:29:29

>>『セヴンス』様

(了解しました。)

77: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-18 17:04:18

>74

「.....ここからあの路地裏を真っ直ぐ通れば着くよ。...いや別に何も付いて無いよ、ただ君を見てただけ。.....!それ君の異能?」

(とりあえず大きなため息を、相手の目の前で吐きつつ路地裏口を指差して教えてあげる。その後相手からの尋ねに、少女漫画の主人公みたいにワタワタする事もなく、素直に答えると彼女の顔から模様が浮かび上がる。自分とは違うが焦る様子から単なる見違いじゃない様で、確認するかの様に尋ねながら、手で覆い隠していた自分の異能で黒くなった左目を晒すと感情が治ったのか、通常の目へと戻り)

78: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-18 21:19:46

>>『ブロークンハート』様
【『フール・フール』side】
「ううん。「コイツら」はね、「ボクの」じゃないんだ。」彼女は困ったような表情でどことなく意味深な言動をすると少し考え込むように首を傾げた後「……えっとね、どう説明すればいいかな…ボクはあんまり賢くないから上手く説明できないけど…。コイツらは粘菌って言って…微生物かがく?の偉い人が作った新種の寄生生物なんだって。んで、ボクはそのヒケンシャの一人でさ。身体にコイツらを埋め込まれたんだけど…他の子はすぐに身体が耐えられなくなるらしくて。ボクだけが何でか知らないけどコイツらになつかれて生き残ったんだよ。」時々思い出すように自分の顎を触りつつ答え、「ま、ボクにはよく分からないんだけどね。コイツらはボクの友達だし。あ、道教えてくれてありがと!じゃあね!」そう言って彼女は笑顔に戻ると屋根を飛び降り、素早い動きで路地裏の方へと走り去る。と、彼女が走り去った一つの家屋から若々しくはないがスラム街の住人達にしては若く健康そうなタンクトップの男が顔を出し、「…近頃の子供は元気だな。」と呟いた。

79: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-18 22:07:29

>ALL

【身体の中を無数の虫が這いずっている様な感覚、制御出来ている内はまだ良い、事実普段はそう出来ている。
けれど時折抑えが効かなくなることがある、臓腑を食い散らかされているかのような錯覚と、そいつらが身体中の穴という穴から外へと噴出しようとしているかの様な幻覚と共に。
セヴンスはそれを「破壊衝動」と呼んでいた】

「よぉーしここで良いやァ」

【スラム街からほど近く、幾つかの雑居ビルが立ち並ぶそこはあるマフィアの縄張りである。
その一角にセヴンスはいる、コートの両ポケットに手を突っ込んで仁王立ちし、ベロリと舌を出す】

「大砲の気分」

【瓦礫を弾き飛ばし地面が隆起する、生成されたのは一門の古めかしい大砲。
鼻歌混じりに導火線に火を点けた、或いはそれは玩具で遊ぶ子供の様子にも似ていた。
射撃目標は目の前のビルだ、当然、屋内にそのマフィア達が居るという可能性は考慮の上で敢えてそれをする】

「ドカンとイッパツ、礫と臓物撒き散らせ……ってな。
そうすりャ今日は「治まりそう」だ、なァ、派手に楽しく吹っ飛んでくれよ?」

80:  [×]
2021-01-19 03:18:54

(/素敵な設定に釣られてきました…!
敵方のキャラで参加希望です…!)

81: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-19 06:54:39

(お声掛けありがとうございます。キャラkeep承りました。)

82:  [×]
2021-01-19 17:30:36



(/敵方のキャラキープをした者です…!ご確認お願い致します…!


name:フーリィ(偽名:ムウ)
性別:男
識別年齢:25歳
出身:「A」上層、富裕街
容姿:腰のあたりまである色素の薄い緑色の長い髪を後ろで一本の三つ編みにしている。前髪も長く、左側に流している為に左目はほぼ見えない。目は糸目である為に普段は瞳までよくわからないが、右の瞳は黄色で左の瞳は紅色をしている。全く瞳が見えないわけではなく、両目をしっかり開く時もある。左の瞳だけ紅色なのは、そちらの目が義眼だからである。その義眼はただの義眼ではなく、2km先の的であっても見え、標準を合わせられるというものである。服装としては東洋に似せた格好をしており、上下セットに見える白色のチャイナ服のようなものを着ている。靴もそれに合わせたような綺麗な花の刺繍がされているブーツを履いている。しかし、その衣装は普段お披露目される事はなく、白色のマントで覆われている。
身長:177㎝
異能:なし
武器:スナイパーライフルと毒の塗られたナイフ
   実際にうまく扱えるのはスナイパーライフル、ナイフは近距離戦に持ち込まれた時のみ、渋々使う。
   スナイパーライフルにはスコープは一切乗っておらず、自身の義眼だけが頼りである。スナイパーライフルを使う時には糸目からしっかりと両目を開く。スコープを載せれば更に先にいる敵も倒せはするものの、自身の目が疲れるのでやりたがらない。
   ナイフは完全に投げナイフ、近距離で当たればラッキー程度に思いながら10本程度の装備をしている。この際にも義眼の標準を使うが、遠くではないのでうまく標準を合わせられないことが多い。ナイフに塗られている毒は即効性ではなく、時間が経つにつれ効いてくるものであり、解毒剤も用意されている。これは彼自身が独自に生み出したものであり、彼にしか解毒出来ないものである。毒の巡る速さは動けば動くほど速まるが、大体1週間程度で瀕死状態になる。
   義眼も使用限度(機械なので使いすぎると故障する)があり、スナイパーライフル使用時は約30分程度、近距離では約15分程度しか使えない。義眼の疲労は自分の身体の疲労にも繋がり、フルタイムで使って回復するまでは3時間程度かかる。
性格:雲のように掴めない。へらへらとしながら過ごしており、基本は下手に出て話す。しかし、仕事の話や利益の事となれば、相手との駆け引きを楽しむ。利益至上主義で、自分にプラスになる事であればやるし、プラスにならなければやらない。リスクと天秤にかけた時でも、自分のリスクが大きければ余程の事でない限りは絶対に引き受けない。何かに執着したり暑苦しく団体行動をしたりするのが嫌いで、飽き性である為に簡単に物事をなげだしてしまう。
備考:現在、「A」の上層と下層の丁度間くらいの場所で薬屋を営んでいる。来客数もまばらではあるものの、多少は稼いでいる。昼間は白いマントを羽織りながら“善人”のふりをして、薬を売るが、夜は影の人間へ毒の提供と依頼があれば異能者狩りを楽しんでいる。やる事がなければ自分の薬屋の地下にある毒の開発場所で科学の力を借りて新たな毒が作れないものかと思案している。元々14歳くらいの頃に上層の富裕街で組織雇われの暗殺をしていたのだが、飽きてそこの幹部を殺して逃亡、現在も身を追われている。雇われの時代の通り名は『イーグル』、その時には髪も短く仲間にも顔をほとんど見せていなかった為に現在まで捕まらずにいる。




不備等ございましたら、お申し付けください…!)

83: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-19 17:47:14

>78 (all)

「ふーん、なるほど....うん、じゃあさよなら」

(彼女の辿々しい説明に頷き返しながら耳を傾ける。と大方分かった所で相手が行きたいと言った方向へと飛び出し、手振って別れ言葉を。
自分の下からの男性の声を聞くと「おじさんもまだここらで若い方なんだから、頑張れば屋根移動もできるさ」なんて目元に浮かべた後、足を再度黒く染めらせその場から消える。
最初の目的である人探しを遂行する。あ...さっきの子に訊けば良かったな...と後悔する。だが実際こうやって走り回っても早々見つからないという事は難しいという事なんだろう。そう思い、走りながらポケットから小型電話を取り出して誰かに電話を掛ける)

「.....あーもしもし?」『またかっ!?またなのか!?お前昨日もやったよな!?自分で全部やれよ、天才君がよ!』「やっぱ電話番号、警察に送ろうかな...」『あ、悪かったってマジで。...んでなんだよ、何が知りたいんだ?』「ロジカって言う女性の居場所が知りたいかな。スラム街に住んでいて職業は技師、マナンって言う研究者に関係がある人。」『ロジカさん.....技師。....明日まででいいか?』「は?なんでなのさ」『あのなぁ...お前スラム街に何人いると思ってんだ...しかも技師なんて結構居るんだぞ、特定する身にもなれ!』「はぁ...分かったよ。じゃあお金は後で振り込むよ」『50ドルな』「はいはい、40ドルね」『おい若干少ねt』

(電話相手から何か文句を言われそうになった所で電話を切る。と小さくため息を吐く。今日はよく息を吐く日だなぁ、なんて思いながらこの後の行動をどうしようかと考えようとその場で足を止め、煙突に腰を掛けてうーんと悩み始めては)

84: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-19 18:34:59

((私が言っていいのか分からないですが、新規さんはバンバン絡みに来ても良いですよ?(目がガチ)←怖いからやめなさい。

85: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-19 20:49:20

>>『ムウ』様

確認完了いたしました。ご参加ありがとうございます。


>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…えーっとね、確かロジカはこの辺に住んでたと思うんだけど…もしかして引っ越したかな?」スラム街の裏路地にある一軒のお世辞にも綺麗とは言えない空き家の前で佇み、不思議そうに首を傾げながらしれっと不法侵入してがさがさと家捜しをする『ミス・レディメイド』の隣にぼんやりと立つ『マイナス』は口を開くこともなく彼女の行動を相変わらず虚ろな瞳で見つめていたが『ミス・レディメイド』は猜疑心に満ちたような眼差しをある一点に留めるとその物体を拾い上げ、「…う~ん…でも『魔晶石』放置してあるからなぁ。あのロジカが研究対象放り出してどっか行くとは思えないんだよね。」彼女自身が『魔晶石』と呼んだその物体をもうひとつ拾い上げ、ポケットに突っ込むとまたスラム街を歩き始める…と、ふと上を見上げた『マイナス』は「……おや、そこで何をなさっているんですか?」屋根の上にいる相手に柔らかな口調の声を掛けた。

86:  [×]
2021-01-19 21:50:55


(/確認ありがとうございます…!なりチャ自体が久しぶりですので、ご迷惑おかけするかもしれないですが、宜しくお願いいたします。現在見てますと、酸味様のセブンスさんに絡みがないようですので、そこに参入させてもらいますね…!何か不都合な点がございましたら言ってください…!)

>「セブンス」様


「随分と物騒なもの持ってる子がいるなあ…」

(マフィアの縄張りであるその雑居ビルの一つの屋上で男_ムウは久しぶりに受けた暗殺業の準備をしていた。暗殺業は基本的には夜しか受け付けてないってのに、と思いながらも、相手に提示された金額と、丁度そのマフィアの幹部が一人になるタイミング等、自分に関わるリスクの全てが情報として提供されていれば暗殺者のムウ、別名_イーグルが頷くのには時間はかからなかった。あと心配なのは狙撃しているところを誰かに見られる、という事だけは避けたいが…と思えば、この雑居ビルの中で2、3番目くらいに高い廃墟を選ぶ。丁度ターゲットも狙いやすい上に屋上に遮蔽物があるので隠れやすいし、このビルの後ろにある程度ビルが続いているので逃げやすい。絶好の場所だ。そう思い、指定の時間を待っていれば自分の狙うビルの手前で何か光った。その方向に目を向ければ何やら大きなものを目の前にしている者が見える気がする。使用時間が少し減ってしまうがこれは確認して置かねばならないだろう…。そう思うと自分の義眼を使用し、その方向を見る。するとどうだ、大きな大砲を掲げた女性_だろうか、が大砲を目の前のビルの並びに向けている。物騒だ、とこれから暗殺をやろうと思っている者が言う事ではないが、実際にそのように呟く。だがしかし、好都合だ、あの大砲の向きからしてこの目の前のビルに放つつもりなのだろう。自分の狙う幹部もそこにいるし、先に幹部を殺してしまってもその後、そのビルの者たちはあの大砲で大混乱ではないだろうか。そう思っているうちに時間が来れば幹部が一人になる。チャンス_そう思えば義眼に意識を集中させ、そこを目掛け、スナイパーライフルの引き金を引いた。)



87: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-20 09:03:35

>86

【丁度外へ見回りにでも向かおうとしていたのであろうマフィアの一人が、当の雑居ビルの正面玄関から現れてセヴンスの姿を捉えた】

「バァイ」

【笑顔、友好的な様子で片手を振る、その異常性に気付いて慌ててビル内へ叫んだところで既に遅い。
超至近距離から放たれた砲弾がマフィアの身体を文字通りに「砕け散らせて」、勢いそのままにその後方のビル壁へと突き刺さる。
壁が崩れ、柱が崩れ、ビル全体が土煙をあげて崩れていく、響く轟音と狂騒の中でセヴンスの口元が狂暴に吊り上がった】

「最ッ……高ッ……!!」

【崩壊が進むに比例して身体のざわつきが治まっていくのを感じる。
時折恍惚に身を震わせながらそれを見つめている最中、ふと、奇妙な光景を見た。
見えるマフィアの殆どは瓦礫による圧殺か足場を失ったことによる転落かで死んでいる、しかしその中でただ一人――「射殺」されている様に見える人影がある。
それも血の具合からして、既に死んでいたものでは無い】

「……オレ以外にいるな?」

【自分とマフィア達以外の何者かがこの現場に存在している、その結論に辿り着くのにそう時間はかからない、セヴンスはそういう思考回路を有している】

88:  [×]
2021-01-20 15:23:11


>「セブンス」様


ひぇ~…派手にやったなあ

(自身の狙撃が終われば、さっと物陰に隠れる。その数秒もしないうちに大きな発射音と瓦礫が崩れる音が鳴り響いた。音を聞いただけでもその威力が分かる。あんな大砲をこんなビルが立ち並ぶ場所でぶっ放すなんて’イカれてる’そう思いながらも口許にはゆるりと弧を描いた。一応暗殺業なので、ターゲットがしっかり消えたのかどうかは確認しなくてはならない。そう思えばひょっこりと物陰から姿を出して、その左目でその瓦礫の塊周辺をよく見る。探すのに少し手間取ったが、どうやらターゲットはしっかりと頭をぶち抜いて死んでいるようだった。と、その死体の前に先程の大砲の女が来るのが見えた。どうやら一人だけ死因が違うのに気が付いたようだ。勘が鋭い。やり方は大胆だが、案外敏いのかもな、と数秒の間彼女の様子を伺う。勘づかれると面倒だ、そう思えばさっと左目の集中をやめ、後ろへ続くビルへと飛び移っていく。さて、依頼主に電話…と思えば、電話がもうかかってきている)

はい、もしもし~。
『もしもし、じゃない!ムウ!あそこまで派手にやれとは俺は言ってないぞ!お前のとこの暗殺者はやり方変えたのか?!』
いや、あれは、僕のせいじゃな…や、僕の雇ってる暗殺者のやった事ではなくてですねえ。いや、僕は詳しくないからわからないですけど、僕の雇ってる奴の腕は確かですし、暗殺自体はしっかり一人だけ頭ぶちぬいて__
『だが!あの時間だぞ!そんな偶然があり得るか!』
や、それがあり得て___
『大体、暗殺ってのは静かにやるのが…』
__煩いなあ…、そんなに心配なら現場まで直接見に行ったらどうです?どうせ現場近くにいらっしゃるんでしょ?これで頭ぶち抜いてなかったら依頼金は要りません。もしぶち抜いてたその時は___

(ひっ、と相手の声が恐怖に変貌するのをきけば、流石に噂は色々聞いてるんだろうな、と思う。面倒臭い。その後に見に行く必要はない、依頼金は寄越すというので、ならば最初からそんな電話なんてかけてくるなよ、とぶち切りにされた電話を見て思う。誰が流したかわからない”ムウの元には凄腕の暗殺者がいる”なんて噂が何となく広まって、週に一回はその依頼をする羽目になってしまっている。)

久々に狩りでもしたいんだけどなぁ~

(そうぼやく。狩り、とは異能狩りの事で、最近はなんだかんだとそれをやっていない気がする。今はどのくらい聡くて強い子がいるんだろうか。と、先程の彼女を思い出した。あの子が異能だったら面白そうだ。あんな大きな大砲、どこから持ってきたんだろうか。もしかしたら、異能だったのかもしれない、そう考えながら雑居ビルの一角からビルを降り、マフィア街を抜けようとして)




89: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-20 16:51:51

>85 >87

「え?.....ああ君達か。別に?ロジカさんって人を探してたけど中々見つからないから明日改めて探し回っ............はぁ。また派手にしたなぁ、セヴンス...あまり目立つ様な事しないでって言った筈なんだけどなぁ...」

(自分に呼び掛ける先程まで聞いてた声の元に目を向けると思った通り、彼らだった。まさかまた出会うとは思わず、軽く固まるが相手に今までの事を素直に告げる。別に隠すようなものじゃ無いと判断し話続けると、遠くで大きなものが崩壊する様な音と遅れて衝撃が空気に乗って肌に。
そちらへを向けると先程まであった立派な一つのビルが崩壊していた。そこからすぐにセヴンスがやったと分かった、実際にあんな派手で大きな事が出来るのは知る限り彼女しか居ない。
その事に髪を乱す様に掴み、今日で最高記録である6回目の長いため息を吐く。ため息は幸せを逃すとか誰かが言ってた気がするが、そうしないと自分を落ち着かせれない。荒れた感情が安定した後、話していた二人に向き直り)

「今更な気もするんだけど....直接『マナン』さんと話してもいいかな?あと出来れば今度はマイナス君が此処を外して欲しいんだけど。」

(と人探しをする前の事を思い出し、尋ねる。自分は元々『マナン』について知りたくてロジカを探したのだ。その知りたい本人がいるなら本人に聞くのが一番である)

90: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-20 17:44:08

>88

【事実短絡的に見えてそうでは無い、頭はよく回る方である、特に「戦闘」に於いては。
男の傷を見るに銃の種類は拳銃や機関銃のそれではないだろう、となると残るは狙撃という選択肢。
成程、男はマフィアである、元々誰かに狙われていた可能性もあるかと】

「……あァ、良い腕だなコイツは」

【そして、ムウの見立てもおおよそ当たっている、セヴンスは異能と呼ぶに足る特異な力を有していた。
舌を出す、必ずやらなければいけない訳ではないがそれがルーティーン、口の中から溢れた「何か」が地面に溶け込んでいく】

「オレを狙わなかったな……狙えたハズだ、けどオレは狙わなかッたな?
利用したな、オレをカモフラージュに使いやがッたな……面白いじゃねぇか!」

【地面が隆起する、それだけではない、瓦礫を巻き込んでいる。
転がるマフィア達が持っていた銃器が奪い取られていく、金庫が破壊され溶かされていく。
そしてそれら全てが一つの巨大な何かと化していくのだ】

「残ってた銃弾の角度から計算すると……あっちの方だなァ、ギャッハハハ」

【――それは所謂、「戦車」と呼称される兵器である。
セヴンスは己が生み出したそれの砲台上に腰かけて片手を振った、キャタピラが稼働を開始する、向かう先は丁度ムウが逃げて行った方角だ】

>89
/申し訳ありません、>75で言った通り別時系列でのロルのつもりだったので、ちょっとスルーさせていただきます……。

91: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-20 17:45:48

((ああ、すみません.....!ちゃんと読んでいませんでした、今後気をつけます.....

92: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-20 18:51:07

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…ふふ、あんな『マイナス』ごときの戯言を信じてロジカをお探しに?」『マイナス』は一瞬瞳を見開いてからひどく乾燥した重みのない笑い声を上げた後首を横に振り、「それは申し訳ありませんが、受けられない相談ですね。彼女は僕の「友人」ですので…混沌を望む貴殿方に一任するわけにはいきませんから。」普段は表情だけでなく声にも変化のない彼にしては珍しくほんの少しだけ、憎悪と苛立ちを含んだような暗い声色でそう告げると『ミス・レディメイド』を庇うように腕を伸ばす。『ミス・レディメイド』もポケットに片手を突っ込んだまま「…あのさ、私のママもキミとは話したくないんだって。」出会った当初は触れただけだったが、今度はもう片方のポケットからトランプケースを完全に出して臨戦態勢を取っている…と。「…ん?…おい、嬢ちゃん…その見た目、もしかして『マナン』の娘か!」快活で粗野な口調が彼らの後ろから聞こえ、彼らがふと振り向くとそこには爽やかな笑みを浮かべているタンクトップの中年…といってもまだ若々しい男が煤まみれの片手を振っていた。

93:  [×]
2021-01-21 00:01:15



>「セブンス」様


おっ…と、まずいまずい…

(依頼主との電話が終了し、不満をぼやいたところで、自身のライフルが丸裸である事と自分のいつも羽織っている布のフードを被っていない事に気が付く。この状態のまま外に出たらそれこそ色々と疑われてしまう。廃墟のビルの陰に隠れれば、背中に背負って持ってきていた縦長のケースにライフルをしまい、もう一度背中に背負って背中全体をそのケースごと、自身が来ている布に隠し、フードを深く被る。一応上層でも下層でも”良い薬屋”で通ってるんだから顔は見られたらまずい。そんな事を思い、素知らぬふりをして再度マフィア街を出ようとしたところ、何か後ろの方で音が聞こえる。何か大きなものが動いているような、軍一つが押し寄せているような?そんな兵器、このマフィア街のどこにもなかったと思うが…、そう思いながら恐る恐る後ろを向けばまだ遠くの方ではあるものの此方に向けて何かが寄ってくる気配がある。)

…これは…、ちょっと面倒な事になりそうだなぁ…

(左目を使わずともわかる。多分先程の女だろう。あんな大きな大砲をぶちかました後にあんな大きな戦車をどこからともなく持ってこれるわけがない。と、すると考えられるのは、’何らかの能力を持っている’という事のみだ。口では面倒だといったものの、久しぶりに会う能力者に胸が高鳴っているのも事実だ。だが、近距離に持ち込まれるのは自分としてはあまり得策ではない。今日は仕事の依頼をこなしに来ただけであるし、’簡単な仕事’であったので投げナイフだっていつもの半分くらいしか装備してないのだ。そもそも昼間から戦闘なんて面倒臭い。失敗したら_まあそんな事はほぼないが_狙撃なのだから逃げればいいと思っていたし。相手が何を考えて此方に向かっているのかわからないが、出来るだけ高い所にいよう、此処のビル街の良い所はビルが一個破壊されても、ジャンプで乗り移れるくらい近くに次のビルがある事だ。そう思えば再び、廃墟ビルの屋上へ上り始めて。)





94: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-21 09:52:19

>93

【セヴンスが気に食わなかったのは、狙撃手が自分を殺しのカモフラージュとして利用したことだ。
自分から利用して良いと申し出たのならばともかく、「誰かに使われる」等我慢ならない。
セヴンスは、己こそが最も自由な存在でなければいけないと考えている】

「オレを利用しやがッたなァ、良い度胸じゃねェか、出て来い狙撃手!!」

【砲に足をかけ前進を続ける戦車上に立つ、風がコートと髪を靡かせている。
挑発の様な台詞の裏で、しかし実際それで素直に相手が出て来るとは思っていない。
大きな声でわざわざ位置を知らせ「誘っている」のは敵の第一射、一発撃ってくれさえすれば狙撃手のいる方角を割り出すことが出来る】

「(さァーて……ノッて来るか、どうだ?)」

【感覚を研ぎ澄ます、もしも狙撃に反応出来なければその時点で終わりだ】

95:  [×]
2021-01-21 14:13:45




>「セブンス」様


もしかして僕、戦闘に誘われてる?

(再びビルの屋上までくれば遠くから大きな戦車が来るのが更によくわかる。廃墟ビルが多いからと言っても多少は使用されているビル街だろうと思うし、何だか近くのビルの人達が可哀想だな、等と毛ほども思っていない事をぼんやりと考えながら、迫ってくる相手に少しずつだが距離を取る。もう少し距離を置いて、と思ったところ、相手との距離は大体1.5㎞くらいだろうか、それなのに何か馬鹿でかい声で聞こえてくる。うっすらと聞こえる程度ではあるが、”狙撃手”と言ったのはなんとなくわかった。その事実に軽く苦笑しながら、誘われているのか、とぼやく。)

左目、30分フルタイム使いたくはないんだよなあ…

(相手の事は裸眼ではあまりよく見えないが、左目を使えばなんて言うこともなく見えるだろう。だがしかし、義眼にも制限時間がある。相手が手強くなければ__一発で終わるので特に気にする事もないことなのだが、今回はそうもいかなそうだ、と本能が訴える。だからと言ってこの’異能’を放って逃げるのも何だか惜しい気がする。自分はまだ相手の実力を知らないし、何なら久々に見る能力者だ。一度手合わせしてみたい気持ちは大いにある。と、すればだ…。考えながら懐にある懐中時計を取り出した。そして、今から20分後には鳴るようにとタイマーを掛ける。先程使用したのが多く見積もって5分、30分フルに使わないようにするには20分が妥当だろう。これが鳴ったら中断だ、何があっても。そう考えながらゆるりと口角を上げる。ある程度狙撃に良い位置までくれば相手との距離はまた少し縮まっているように思う。)

昼間から戦闘なんて、ほんと、血気盛んだよ

(一度しまったそのライフルをもう一度取り出せば、相手の方向へ標準を合わせる。呟くように皮肉を吐いたが、自分もその一人なのだから笑ってしまいそうだ。さて、これを撃ったらどう出てくるんだろうか、と逃げ道を確保しながら左目に意識を集中し、相手の頭を狙ってトリガーを引いて。)




96: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-21 16:55:08

>92

「....あっそ。少し話をするだけって思ったけど、二人に嫌って言われたらこれ以上しつこく言わないけどさ。まぁ安心したよ、マイナス君。君が感情を持ってて。感情が読めれない不気味な顔と声してたからさ。」

(彼の表情や喋り方に何も反応せず、素直に引く。これ以上ただこねても無理だと分かっていたから。頭を掻きながら答えていくと次にマイナスの反応に心底安心する、それによって『ミス・レディメイド』が余程大切な物だと言う事も分かった。
そこまではいつもの様に子供の様な楽しそうな笑みを浮かべていたままだったが)

「....ただ、一つ勘違いしてるから訂正させて貰うと。セブンスは分からないけど僕は別にこの世界をカオスになって欲しいって思ってないから...いい加減な決め付けはやめてほしいかな?」

(その笑みが浮かぶ表情からドロッと。透き通った水に真っ黒な石油を流したかの様に、赤いスカーフから右半分を黒く染める。つまりは苛ついているのだろう、もしくは彼なりの威嚇、注意行動かも知れない。
マイナスからの言葉もあるが、もう一つ。マイナスがミス・レディメイドを守る様に庇う様に腕を伸ばした。その二人を見て、感情が揺らぐ。
昔を思い出す。“あの時”から数年経っていると言うのに、視界に映る程まだ鮮明に頭にこびり付いている。
互いの間に冷たい空気が漂うその中で、唐突に第三者の声が。そちらへを見ようと頭を上げると先程呟きを発したタンクトップの男性だった。どうやらいつのまにか一周して戻ってたのだろうか、いやそれよりも「マナンの娘」って発言が引っかかる。知り合い?『マナン』の...娘。つまり...彼が『ロジカ』?)


97: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-21 17:16:40

>95

【目を凝らす、戦車の駆動音と自然の音以外の音へ耳を澄ます。
極限の集中状態、それは例えば、目の前の拳銃の発射くらいであれば容易く回避可能である。
しかしそれが手練れの狙撃手による狙撃であれば、結果はどうか】

「ッ!」

【放たれた弾丸に反射した、微かな、本当に微かな光を視界の端に捉える。
何か言葉を発する間等ある筈も無い、それは最早「勘」に近いが、狙われるのは頭だろうと判断し顔を反らした。
風切り音、通り過ぎた弾丸は頬の肉と右耳付け根近くを深く裂いて、パッと鮮血を飛び散らせ後方の壁を穿つ。
――致命には至っていない】

「そこかァアッ!!」

【どろりと流血の感覚を得ながらも、致命傷を受けていないならばダメージによるセヴンスの動きの停滞は僅かだ】

「(ピンポイントじゃ狙えねェな、砲角度は「コレ」で良い、ビルそのものをぶっ壊して足場を崩す!!
どうせここらはクソマフィアの縄張りだからな!!)」

【戦車砲が回転し狙撃手がいるビルへと向く、と同時轟音を響かせて砲弾が放たれた、狙いはビルそのもの。
セヴンスの異能は武器、兵器の生成――否、それが本領では無い、それは実を言えば「ナノマシン」の機能のただの応用だ。
意志を得ると同時に身についた、精密極まりないナノマシンの操作を行う「演算能力」と、その演算を可能とする「思考速度」こそが異能である】

98: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-21 18:47:24

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…あ、ロジカ!探したんだよ?ほら、『魔晶石』放ってどっか行っちゃうから。」彼女の表情から途端に敵意が消え失せ、そのタンクトップの男性へと笑みを向けてポケットに突っ込んでいた物を差し出す。ロジカと呼ばれた男は彼女の頭を軽く叩くと「…マナンのやつ、完成させてやがったんだな…人格移植。全く…とことん残酷な奴だぜ。」空気が漏れるような声でぼそりとそう呟いた後笑顔に戻ってそれを受け取り、「おう、悪いな。お嬢ちゃんも元気だったか?んで…こいつは?」彼は『マイナス』と貴方を交互に見ながら彼女に尋ねる。『ミス・レディメイド』は「こっちの白髪の方が『マイナス』、私の友達。あの子は…あんまり知らない子。仲良くはない。」た答えるが彼は『マイナス』に向けてどこか意味深な言葉を漏らす。「…おい、坊主…どっかで俺と会ったことないか?」『マイナス』は若干瞳を見開くと「…僕は知りませんが…貴方は僕のことを知っているんですか?」貴方への警戒は解かぬまま、しかしどこか上擦ったような声で彼へと問う。

99:  [×]
2021-01-22 02:40:25



>「セブンス」様


…ッ!

(相手は戦車に乗っている上、自分の狙撃位置もわからない。という事は避ける事はほぼ不可能に近い。’通常の人間’ならば。よく狙って狙撃したその瞬間、一瞬であったはずなのに、何を感じ取ったのか彼女の頭は左に動いた。一瞬赤いものが見えたから、きっと何処かしらに怪我を負わせはしたのだろうが。そんな事を悠長に思っている暇はない。狙撃が失敗した、という事は、だ。直ぐに目の集中をやめて隣のビルに飛び移ろうと思ったが、少し遅い。相手の砲弾はすぐそこで、ほぼ爆風と一緒に隣のビルの屋上に’吹き飛ばされた’という表現の方が正しいだろう。ある程度受け身は取ったものの、床に打ち付けた肩が痛い。とりあえず高いビル真っ逆さまに落ちて瓦礫に埋もれて圧迫死、という結果にはならなかっただけましかもしれない。)

こりゃあ、なめてかかってちゃ僕の命が危ないなぁ

(そう独り言を呟くムウの双眼はいつものような糸目ではなく完全に開いている。肩の具合は見てないが骨折はしてないだろう、という程度。怪我もしているというのに口の弧は大きくなるばかりだ。いつもなら一発で仕留めるが、今回はそうもいかなそうだ。組み立てていこう。そう思えば、今まで両手で丁寧に持っていたスナイパーライフルを片手で、まるでハンドガンでも撃つかのように構え、左目での標準を一瞬で合わせれば二発の弾を撃つ。一発は脚、一発は腕に目掛けて。こんな撃ち方でも標準があってしまうのだ、遠距離であれば。あの戦車のスピードがどのくらいなのかは知らないが、距離は少しずつでも離しておかなくてはならない。フル装備なら煙玉とかも持ってきたんだけどなと頭の片隅で思いながら、相手の方を向きつつ、銃弾をライフルに込めながら、攻撃が来る前に相手から遠ざかる為、隣のビルに飛び移ろうとして)



100: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-22 10:51:26

>99

【見えた、人影は――】

「小せェなクソ!」

【口角を釣り上げ、戦車砲をまた僅かに回転、続け様に第二射を狙撃手が吹き飛ばされた先のビル屋上付近へ向けて放つ。
煌めき、向こうが放った弾丸が、二つの瞬きに見えた】

「ぐッ……!」

【完全には間に合わない。
機動の基盤となる足への弾丸こそ避けたものの、腕を狙った一射は回避しきれず肩の付け根付近の肉を抉った。
散る赤色、視界が明滅する。
放っていた戦車砲はそれと同時、狙撃手が次のビルへと跳んだ後ろの床を吹き飛ばす】

「ちょこまか飛び回りやがって、コバエ野郎って呼んでやる!」

【砲内に直接弾を生成すれば良い故に装填の手間が必要無い、通常の戦車より射撃間隔は遥かに短い。
狙撃手を追い再度回転した砲は、第三、四射を続け様に放つ。
そして、もう一つの手】

「得意じゃねぇンだけどナ、「合わせてやる」よ、たまには「される側」ってのも良いだろ狙撃手!」

【戦車の部品の余りを使い、手元に生成したのは「狙撃銃」である】

101:  [×]
2021-01-22 15:47:08




>「セブンス」様


ほ…ッんと、あッぶないなあ

(隣のビルに無事に飛び移れたはいいものの、真後ろに砲弾が飛んでくればそのまま吹き飛ばされるようにして身体が前に出る。どうせ遠ざからなければならないのだから構わないと言えばそれまでなのだが、いつビルとビルの間から足を踏み外すかわかったものじゃない。相手の方向からまた三発、四発目の大きな音がすれば、ここが危ないという事はわかる。ぼかすか撃ってきやがって、こちとら狙撃に大事な肩一本やられてんのに、等と己の右肩があってもなくても変わらないような撃ち方をした後に不満に思う。兎に角今は攻撃しながら離れることが先決だろうとどんどんビルを伝って走る。多少離れたところまでくれば、さっと後ろを振り返り、一発、今度は腹の部分を狙って引き金を引く。と、そこで相手が何か砲弾以外の別のものを生成しているのに気が付く…これは。)

…へえ、僕と狙撃勝負しようっての

(よく見たことがある形状。自分の持っているそれと同じスナイパーライフルだ。どうやら相手は自分と狙撃の勝負がしたいらしい。今でも暗殺者’イーグル’の名をきけば恐れるものも多いのに。だが、真剣に勝負をしたいなら此方も真剣に相手をするのが礼儀というものだ、そう思えば、ある程度の場所で逃げるのをやめ、相手の方を向く。ちらっと服の中に見える懐中時計を見ればあと5分もせずに自分の左目の限界5分前になってしまう。この一発でとりあえず終わりかな、そう思えば、右肩の痛みを堪えながら先程まで片手で持っていたライフルを両手で持ち直して。)



102: チャットファンさん [×]
ID:f537a6574 2021-01-22 17:25:00

>98

「........」

(屋根上で三人の話を黙ったまま聞く。今のところ自分は関係無いし、話に入れない。なので頭を回し今のところの情報で分かることを見出してみる。
まず、『ロジカ』は『ミス・レディメイド』の事を『マナン』の娘と言ったこと。つまりマナンはミス・レディメイドを我が娘としてロジカに紹介していた、と言うことになる。だけど、もしマイナスの話が本当なら友人だとしてもわざわざ上層部の研究者がスラム街の技師と交流するか?否。じゃあなんだろう...単純にロジカが研究を手伝っていた?それなら合点は行く...いや待て。ロジカが「スラム街出身」なんて誰が言った?元々上層部の技師だったけど何かがあってスラム街に?
そんな長々と考えてると『マイナス』と認識があると言う。)

「....人造人間だったりしたりするのかな、案外。」

(小さく呟くと黒く染まった顔半分に手で覆う様に触れ、下すと先程の少し白い肌色へと戻し、三人の話が終わるのを待ち)


103: 真夜中のピエロさん [×]
2021-01-22 19:39:51

>>『ブロークンハート』様
【『マイナス』、『ミス・レディメイド』side】
「…そうか、じゃ俺の勘違いだろうな。悪い。」ロジカは案外すんなりと思い出すことを諦め、『マイナス』に軽く謝意だけ述べてから前へと向き直る。「で?さっきもちょっと聞こえてたが…坊主、俺にマナンのこと聞きたいのか?」物怖じひとつすることもなくしっかりと前を見据える力強い、しかしどこか投げ遣りな瞳を向けて首を傾げるとそう問いかける。『マイナス』はようやく見つけた自身に繋がる糸口を無くしたことを悔しがるでも悲しむでもなくまた虚ろな瞳に戻って『ミス・レディメイド』の隣に立ち、「…そういえば先程から仰っている『魔晶石』とは?」穏やかな声で質問を投げかけ、『ミス・レディメイド』は「ん~…詳しくは分からないんだけどさ、旧世代で色んなものの動力源になってた資源らしいよ。…ま、でもここ『スラム街』じゃただのガラクタどころか手軽にトべるヤク扱いだけどね。」若干の憎悪を込めたような声で返し、呆れたように肩を竦める。

104: 酸味 [×]
ID:5990269b2 2021-01-22 20:05:54

>101

【狙撃銃のスコープを覗き込めば、小虫程度にしか見えなかった狙撃手の姿が朧気ながら人として捉えられる様になった。
爆風すらも利用して跳び回るその姿に犬歯を剥き出しにして笑い、銃口をこちらに向けるのを確認して戦車上、ステップを踏むように後退する。
腹を狙った一射は逸れて脇腹を裂いた、頬や肩付近とは比にならぬ激痛が眼を見開かせる、されどこれもまだ致命には至らない。
致命でさえ無ければ十二分反撃は可能である】

「ぐっ……ハッハハ、こっち見たナ、狙撃手……良いモン食らわせてやるよ」

【口中の血を地面に吐きつけた。
正面からの狙撃勝負、セヴンスがそれを誘う性格だろうか。
結論を言ってしまえば「否」だ、彼女は決して、正当の戦術や真剣勝負に拘るような存在ではない。
己の欲求の解消こそが全て、今はただ、己を利用し暗殺を成功させた狙撃手に「一泡吹かせてやろう」という意地の悪さしか無い】

「良い眼してンなァ、「オレの口の動き」も見えてんだろ、読唇術は使えるか?」

【故に――「もう一つの手」とは、狙撃のことでは無い】

「吠え面かきやがれ」

【砲撃、これまでと同様に砲弾が狙撃手のいるビルへと。
ただ一点違うのは「弾種」、これまで一貫して用いていた通常弾とは違う。
セヴンスが組み立てたもう一つの手は、相手が正面を向いて初めて完全に効力を発揮する、ビルには衝突せず近接信管により起爆する「発光弾」である】

105:  [×]
2021-01-23 03:13:56



>「セブンス」様


ッ!…ばッ…かやろ…!

(腹を狙った弾が命中したのは目の端で見た。そろそろ相手の傷も増えてきたのではないのか、そう思いながら真剣勝負してやろうと集中をすれば、何やら相手の動向がおかしい。自分としては真向に勝負してやろうと思ったのに相手から何だかその気配は感じられない。眉間に皺を作り、不思議に思っていれば、自分がどこまで見えているのかわかっているかのように、相手の口許が動く。昔、組の輩から伝令を貰う為に読唇術はある程度覚えてきたので、相手が何を言っているのかはなんとなくわかる。が、’吠え面’?…、やばいと思った時にはもう遅い。自分であれば相手が撃った後にその弾を避けて撃つ事も可能だと思い撃たせたのが不味かった。相手の狙撃中を壊してやろうと標準を合わせた瞬間、相手から放たれた発光弾が目の前で光りだす。標準自体は合わせたのでトリガーを引くが上手く撃てているかどうか。その後すぐに自らのマントで視界を隠すものの、一度強い光を浴びた目がそう簡単に戻るわけはなく。兎に角己の目が晦まされれば狙撃なんてできたもんじゃない。そう思えば軽く舌打ちをして、今はもう戦うべきではないと判断すればライフルを取り下げ、薄目を開けて辛うじて見える足場を頼りにその場から退こうとして。)




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