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xX 加護を受けし者。 Xx/人数制限有/3L/100


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自分のトピックを作る
49: 八月 [×]
2020-12-20 21:23:05



>39 つゆさん

よう、つゆさんもソレ目当てかい?
(遠くから聞こえてきた焼き芋の音楽に釣られてきた男が一人。いそいそと かまぼこ風のキャラクターがプリントされたTシャツの上に灰色無地のダウンジャケットを羽織り、ジャージパンツのポケットに財布を捩じ込んで玄関のドアを開き。冬の冷気のお出迎えを全身に受け、おぉ寒い…と身を縮ませる。室内の暖気になれた肌にこの温度差は中々にキツい。ここから更に冷え込む日がやってくるのかと思いながら、小走りでお目当ての場所へ向かうと。寒い中、何やらポツンと路地に立つ仕事仲間の女性を見掛けて。近付きながら彼女の手にあるものを見て合点する、そう言えば焼き芋大好きガールだったもんなと。ゆっくりと遠ざかっていく焼き芋の音楽を聞きながら、その手に持たれたホカホカのお芋を示しつつ笑いかけるのだ)



(/主様、キャラの承認ありがとうございます!
今後とも宜しくお願い致します。

早速、娘さまと絡ませて頂きました。
仕事仲間だし、ある程度は仲良くなっているのではという期待を込めて名前呼びしておりますが、問題ありでしたらどうぞ仰られて下さいませ…!)



>40 きゅう坊

あらら、派手にやったなぁ……
(朝のランニングもこの寒さではやる気を削がれるが、いざ始めてしまえば気持ちの良いものだ。白い吐息を後方へと置き去りに、上下ジャージ姿で周囲の景色を時折眺めながら街中を駆けてゆく。通り掛かった公園のベンチで見慣れた少年の姿を見つけると走るペースを少し落として。美味しそうに焼き鳥を頬張る姿を微笑ましく思いつつ通り過ぎようとしたのだが、そうもいかなくなった。焼き鳥入りの袋を地面にぶちまける事件が発生してしまったのだ。苦笑混じりに呟きながら少年の元へ駆け寄ると腰を落とし、気の毒そうに話し掛け)

きゅう坊、大丈夫か?言っとくが拾って食うのは無しだぞ?



(素敵な息子さまと絡ませて頂きました!
どうぞよろしくお願い致します。

しれっと親しみを込めて渾名で読んではおりますが、問題ございましたらすぐ修正いたしますので…!)




50: 八雲 晴臣 [×]
2020-12-20 21:32:01



>all様


ふう、ずいぶん冷え込んできたなぁ……
(開いたコンビニの自動ドアから流れ込んできた冷気に目を細め、一歩踏み出しながらの一言。ダウンジャケットの裾に首を埋め、両手を擦り合わせると手首に持ち手を引っ提げたコンビニのレジ袋がカサカサと乾いた音を立てる。マイバックを忘れるとは不覚だったなぁと、吐いた溜め息は白い。夕方のオレンジ色に染まる冬空をぼんやりと見上げながら社員寮への帰り道を歩き始めた。レジ袋の中身は色んな種類の中華まん達である。夕食もこれから控えているのだが、食べたくなっちゃったのだがら仕方あるまい。食べた分だけ動いて消費する、ソレで良いのだとウンウン頷きながら歩みを進めていく)


(/八月の八雲と申します。
皆さまどうぞ、宜しくお願い致しますー

絡みにくい場合は此方から伺いますので、仰って頂ければと思います…!)




51: 極月 雪戈 [×]
2020-12-20 22:01:27


>43
>44 IXくん

あー……なるほどね、君はとても責任感が強いんだね?普通、素知らぬ顔でその場を去るものだが、こうして頭を悩ませている…お兄さん、そういう子は好きだぜ?(少年の反応を見るに今すぐ一触即発という訳ではないと思えば、今はこの状況を何とかしようかと考えポケットからハンカチを取り出し)

これを使おう、あぁすぐそこの水道で濡らした方がいいかな?ある程度は綺麗になるから、あとは時間が経って消えるのを待つしかないね(取り出したハンカチを濡らしに近くの水飲み場へいくと軽く濡らし、すぐに戻ってくると汚れた道にしゃがんで吹き始め)

(/了解しました!散々世話を焼いてめんどくさいかもしれませんがよろしくお願いします!)

>45 四ツ路さん

……おや?どこかで見た顔だなと思ったら、四月ちゃんか(向かいから歩いてきている人の気配に気づけば集めている資料にあった人物で、ピタリと軽やかだった足は止まり困ったね…とコチラも苦笑、周りに人は余りいないしやり合うのも容易いが出来ればさっさとこの場から去りたいと考えてコチラの声掛けにどう出るかと構え)

(/絡みありがとうございます!こちらこそよろしくお願いしますー)

52: 十一月 [×]
2020-12-20 22:03:34

>>50 八雲様

(ふう……)

任務を終え、肌を容赦なく苛む冷気に心を曇らせながらの帰り道。
勿論変装はしている。髪型を変えサングラスを装着している以上、手練れの加護者ならいざ知らず、一般の防衛課隊員に見破られる恐れはない。
それに加えて周囲への警戒を怠らず、アレス隊員との合流地点へ急ぐ神楽であったが――曲がり角に差し掛かった途端、それは起きた。

「きゃっ」

ふと背後が気になって意識をそちらへ傾けながら曲がったために、丁度同じタイミングで出てきた人物に気付かずぶつかってしまったのだ。
幸い走ったり重い物を持っていたりしたわけではないため、軽くよろける程度で済んだが、咄嗟にサングラスに手を伸ばしずり落ちないように支える。

「申し訳ありません……」

自分がぶつかってしまった相手――清潔感に満ち満ちた精悍な印象の青年に深々と頭を下げて詫びる。
見れば彼の手には、美味しそうな匂いを漂わせるレジ袋が握られている。自分のせいで落としてしまって中身が飛び出すような事がなくて本当によかった。そう思いながら顔を上げた。

(/敵同士ではありますが絡ませていただきました!ちょっと無理やりな展開で申し訳ありませんm(_ _)m
神楽の方は慌てている上にサングラスをしているせいで、八雲様の瞳の色などから正体を見抜くことは出来なくなっております。ただこちらの正体を八雲様が見破れるかどうかは完全にお任せ致します!)

53: 五月 [×]
2020-12-20 22:05:52

>45


四ツ路……たすかった。
( 数秒前まで死へ加速度的に向かっていた。しかし、四ツ路の助力によって、こうしてベランダ内側に至ることで、死へと向かう速度は超減速した。
誰しもが死ぬ運命にある。かつてはその速度が違うだけだと信じていた。だが、自分はもしかして、前に六笠が言っていたように、何か運命偶然的な力が働いて、死ぬことができないんじゃないのか、そんな風にさえ思えてくる。それこそ、カミサマがいて、オレに死ぬんじゃねえ、と強く命じているんじゃないのか?、と。

ズズズと背と壁面が擦れる形で、地面に尻をついてしまう。脚だけは大の字で広げて )

四ツ路、去る前にちょっと聞きたいことがある。
おまえが生きる理由ってなんだ?

54:  [×]
2020-12-20 22:36:19

>八雲さん

Ⅸ「へ?あ、お兄さん…おはようございます。えっと、ランニング中だったみたいですね。すみませんね、足を止めさせてしまって。あ、はい。砂利とかだけじゃなくて、菌とか入ってるものを食べてお腹壊したら不味いですからね。えっと…あ、でもこれは袋の奥に入っていたから大丈夫かな?」

(と、Ⅸの方も話しかけてきた相手が誰かをわかっているから、少し気さくな様子で話す。それでも、ちょっと他人行儀っぽい話し方をしているため、八雲さんはⅨが変に距離感を開けてるような態度なのは、日頃の様子からわかるかもしれない。理由はごく私情が入ったものなので、そこまでは踏み込まない限りはわからないだろう。)

>極月さん
Ⅸ「へ?えっと、いや、ボクは……あの、さすがにそれは買いかぶりですよ。ボクはただ、手を貸してくれた人へなにもしないのは無礼なことだと教わってきたので……そういうのは、人としては普通ですよね?」

(と、確認するように返す。本心は極月さんとどう距離を離しながらお礼をするか、という指摘が微妙に近いものだが。それとはまた別で、Ⅸが誰かにいいことをされたら、そのお返しをしようと考えるのは教育者……彼で言うところの「偉い人」が教え込んだものな訳だ。

……アレス側からの情報なら、Ⅸが別名のような呼び名で呼ばれているケースがあるのは、わかるかもしれない。上層部に従い、過酷な任務を任されてもなお、従順に好意的に従う様から……飼い犬に例えられ「首輪付き」と。)

Ⅸ「その、ボクは全然胸を張って生きていけるような人間ではありませんが……『人に優しいことをしよう』っていうのをモットーにしてますから。特に、ボクに優しいことをしてくれたお兄さんには、ちゃんとお礼がしたいって思っただけですよ。……それで、どうしましょうか?なにか飲み物か食べ物が入りようなら、ボクの方から払いましょうか?これでもボク、お金はたくさん持ってるので。」

55: 梅雨 [×]
2020-12-20 22:54:44



>>40 IXくん

(今日は随分と早起きをした気がする。霞みがかったままの頭を晴らす様に気怠げな身体を叱咤せば、カーテンの隙間から漏れ入る光に照らされて埃が宝石の如く輝いて見えた。そうか、休日か。茫とした中で時計を確認し、最低限度の支度を始める。歯を磨き顔を洗い、髪の毛を整える。メイクは__いいか。斯くして朝の散歩へと洒落込んだ己が職員寮から出て目にしたのは、仲間たる彼の少年らしい姿と、その一部始終。さてはて、見てしまったからには素知らぬ振りをする訳にもいかない。指先で軽く己が頬を掻くと、人の合間を縫う様にして少年の元へと歩みだす。月に愛されたと雖も未だ幼い少年たる彼が右往左往とする姿は、何処か庇護欲を掻き立てられてしまう。彼の側で立ち止まると、懐からポケットティッシュを取り出してしゃがみ込み、)
__お早うございますぅ、ナインくん。朝から大変ですねぇ、折角美味しそうな朝ごはんなのに…。…あ、そうだ!これ片したら一緒に朝ご飯食べましょうよぉ。ナインくんて余り私達と関わってくれないでしょー?だから偶には、ね。どうですかあ?


>>41 五月蝿くん

『…思ってるよぉ。私も五月蝿くんも、他の誰かでは絶対代わりが出来ない。きっとそういう風に作られてるんだよ。
(彼が苛立ちを覚えているのは有り有りと見て取れた。その原因がこの茹る暑さと鬱陶しい雨粒なのだろうということも。彼は常にそうだ、何かと苛立って己の命を経とうとして、__なのに**ない。だからこそ常に思うのだ。彼を見ていると、己と言う存在が死ぬ事を赦されるまでは決して**ないのだ、と。そして同時に目前の男の存在に対し得も云えぬ奇妙な感情を抱く事がある。悲しみや慈悲に近しい感情だが、政府や親からは決して教わる事の無い何か。ゆるりゆるりと眉尻を垂れ、煙草を投げ捨てた彼の手をぱしりと掴む。安らぎと癒しを与える己の石がせめて彼にも作用しますようにと、)
…終わるまでは、死んじゃダメだよ。』


>>42 極月さん

__…うう、何普通にお土産なんて考えてるのよぉ、良い人そうでなんかムカつく…。……んん?あ!思い出した!あの人って追跡するには凄く厄介だったは_ぶッ、
(防衛課で追尾の訓練を受けているとはいえ、一般人より少し上手い位の己に尾行され続けるなんて、どれだけ鈍感なのかしら。嬉しさを堪え切れぬ表情のままで道を歩く姿を見つめつ悪態を吐いたその時、不意に彼の情報を思い出した。__しまった。彼は追尾に鈍感なのではない、聡くある必要がなかったのだ。本来ならばこの時点で引くのか正しい選択なのだろうが、十二月と言う己が苦手な月に対するある種の執着か、絶対に突き止めてやるという気概しか頭の中には残っておらず。故により距離を縮めようと彼の姿も見らず電柱から飛び出して僅か数歩、予想外に近かったその背に思い切り鼻をぶつけてしまい、)


>>45 四ツ路ちゃん

(相変わらず愛想良い彼女の微笑みは、この寒さに凍えた心をじんわりと溶かす春の雪解けの如く。安堵にも似た心地にてほうと息を吐き出すと、ひらりと振られる掌に返さんと同じく片手を振って。こんなに寒いのに日向ぼっこなんて、と一瞬理解出来ない言葉が耳を通り抜けた気がしたが、彼女の側で立ち止まってみると成る程中々暖かく。透き通る様な青空へちらりと目を向け薄ら瞳を細めた後に、己の外出理由を問われては"よしきた!"と言わんばかり彼女へ顔を近づけて。)
陽射しをぉ…?……あ、確かにここはあったかいかも。四ツ路ちゃんの側だからかなぁ?__そうだ!聞いてよぉ、アレスの方に人を割いてるから、暇ならお前が買い出しに行けって言われたのー!酷くない?私寒いの苦手なのにぃ…。……ねぇねぇ、一緒に行こうよぉ、一人だと寒いし寂しいし…。


>>49 八雲くん

あ!八雲くんだぁ。あはは、相変わらずダサくて素敵ー!
(未だ湯気を立てている暖かい焼き芋は、食欲を唆る匂いを香らせながら己が存在を主張してくる。兎角此処に突っ立っていても意味がないので、取り敢えずは職員寮へ戻ってしまおう。くるりと踵を返したその時、夏真っ只中の空を思わせる精悍な顔立ちの男が此方へ向かってきていて。はくりと息を飲む。次いで嬉しさを堪え切れぬ様に頬を緩めると、ぱたぱたと駆け寄って。顔立ちも性格も良いこの男、唯一の難点は絶望的に服装のセンスがない事だろうか。いや、勿論ある時はあるのだが。何処で買ったのだろうかと思案せざるを得ないTシャツに真っ先に目をやると、思わずからりと笑い声を立ててしまい。__無論、こういう所が彼の魅力でもあるのだが。一頻り笑い終えた後に彼の示した物へ釣られ目をやり、焼き芋を目当てとして出て来たのだろうと推測せば、サービスとして受け取ってしまった焼き芋を差し出して。)
どうぞー!これね、おじさんがいつも買ってくれてるからってサービスでくれたんです。一人じゃ食べ切れないし、どうしよっかなーって思ってて。…八雲くんが来てくれてよかったぁ!

(/此方こそ絡んでくださり有難うございます!年上ながらもくん付けという不遜極まりない形ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。問題がありましたらご指摘下さいませ!)



56:  [×]
2020-12-20 23:11:38

>梅雨さん

Ⅸ「あ、おはようございますお姉さん。えっと、ベンチに座って食べてたら、不注意で落としてしまって…勿体ないので残念です。あ、拭いてくれてありがとうございます。ちょうどティッシュに持ち合わせがなくて……え?あー……そう、ですかぁ……ボク、そんなに態度が露骨でしたかー…まぁ、なんと言いますか…偉い人達が言ってたので……「人と関わりすぎると、任務の効率が落ちる」って…それもあって、ちょっと遠慮してたんですよね。」

(と、Ⅸは謝りつつも理由を話す。実際、彼の教育者たる大人……内閣府の者がⅨにそう言い聞かせていたのは事実だが、「それもあって」と……それ以外の理由があることを、ついほのめかしてしまう。)

Ⅸ「……でも、まぁ……そうですね。折角の提案ですし、乗らせていただきますね。」

(仲間が相手だし、たまにはいいんじゃないかな?という思いから、Ⅸは提案に乗った。)

57: 五月 [×]
2020-12-21 00:56:10

>55

『 …は?』
( 掴まれた手を見て、瞼のかぶさった出目が大きく見開いた。混乱状態。
口では『 仕事が終わるまで死んではいけない 』と政府職員みたいなこと言いつつ、行動では、さも本心から死んでほしくない態度。どっちが本当のおまえなんだ?
自分が橋の中間で足を止めたのは、飛び降り遂行に魅せられていたから。でも、この手首に引っ付く相手の魔力的な感触が頭の中の 死 に た い の四文字を何度も何度も殺しにかかる )

『 姉ちゃ…じゃなくて、六笠。
分かったから……死なんから、離せよ 』
( 六笠 つゆ。六月の加護者。顔はタイプじゃないが整ってる。性格はやさしい。毎度自殺を止めてくれる。
だが、姉と面影を重ねてしまう自分に強く警告したい。
彼女はオレの行動を監視するための「政府の目」に過ぎない、と。この世界はきっと、A または Bが成り立つジレンマなんだ。
A=オレが被害妄想してるやべーやつか。
B=六笠が政府の犬でサイコなやべーやつか。)

58: 極月 雪戈 [×]
2020-12-21 10:53:54


>50 八雲くん

げっ、八月くん……参るなぁ、冬とはいえ彼との相性はあまり良くない…関わらないのが丸そうだねぇ…(ちょっとした買い出しにと出かけてきた矢先にコンビニから出てきた相手の姿に顔を引き攣らせ、何とか気づかれる前に影に隠れ様子を見ようと「10番目の月」と「逆転」で存在を希薄にさせていく……アレスの諜報・工作担当、保護者でもある雪戈が忙しなく走り回る要因になっている能力は今日も絶好調のようで)

(/絡ませていただきます!と言っても相性が悪いと思っているので身を隠してしまいましたが、よろしくお願いします!)

>54 IXくん

…そうは言っても、教わったことを実践するというのは実際問題難しいことでさ、実行してる君は凄いと思うよ?(それが普通だという少年がどの様な生き方をしてきたかは資料上ではある程度知っている、雪戈は幸せなんて人それぞれだが少年のこの生き方は「人として幸せなのか」と疑問だ…敵とはいえそう思ってしまったのだ)

はい、コレで処理完了……あぁ、別にお礼なんていいよ?俺だってやりたくてやっただけだし、君に恩を売りたくてやったわけじゃないからね?(雪戈が言っているのは本心で、汚れたハンカチを再び水道で洗い始めるが冬の冷たさなど一切感じない様な顔をしているのは少しばかり変ではあるもののコレが雪戈にとっては普通、敵であろうと「困った人は助ける」を普通としている人間なのだ…)

>55 六笠さん

やや、君大丈夫……って、六月ちゃん?おいおい、何時から俺をつけてたんだい?(急に来た背中への衝撃、女の子らしからぬ悲鳴をあげた相手を心配する様な声をかけながら振り向けば資料や現場で時折見たことがある女性の姿に驚き、仕事が終わったからと気を抜きすぎたかと反省しつつ数歩下がり間合いを空けると肩を竦めながら何時から尾行していたのか聞いてみて……とはいえなにかしろアクションを起こすのも避けたい故に何処で「能力」を使い逃げるか思考は巡らせ)

59:  [×]
2020-12-21 13:22:41

>極月さん

Ⅸ「そういうものなんですか?…そっか、人によってはそういうことが出来ない人もいるんだ…。」

(と、教わったことを実際にこなせない人もいる話を聞いて、不思議そうな反応をする。Ⅸはずっと「命令通りしたがってきた」側なので、それが当然だと思っているから……極月さんの意見が一般的なものでも、情報操作込みの教育をされたⅨにとっては不思議に聞こえる話だった。)

Ⅸ「あ、ありがとうございます。えっと……でしたら、ボクは大人しくお兄さんの言う通りにします。ですが、良いことをしてもらったことは、ボクは忘れません。本当にありがとうございます。……えっと、ボクは朝は大体この公園でご飯を食べてるか、近くの教会にいます。ですので、何か用があったら訪れにきても構いません。では…」

(と極月さんに告げて、焼き鳥の袋をもってその場を後にしようとする。……「教会にいる」という情報も事前に知っているかもしれないが……Ⅸは休日の朝は教会に赴いて、昼くらいまでは祈りを捧げているらしい。任務によっては人殺しも厭わないⅨが、なぜ教会に赴いて何を祈っているかは……流石にわからないとは思うが。特に教会で怪しい動きをしているわけではない、とも裏付けはとれていると思われる。)

60:  [×]
2020-12-21 13:23:38

>極月さん

(/RPですが、この後切り上げても構いませんし、教会までついていくか尾行して、様子をうかがっても構いません!)

61: 着ぐるみパンダ [×]
2020-12-21 17:51:21


名前:蛇喰 竜(じゃばみ りゅう)
性別:♂
年齢:24歳
星座:蛇遣い座
誕生石:パイライト

容姿:細めの輪郭に雪のように白い肌。背中までの闇のような黒髪を後ろで三つ編みにして前髪で左目を隠している。美しく整った顔立ちで吊り気味の黄色い瞳で隠れている方の瞳は白いところが罪を宿した闇のように黒くなっている。身長186cmで細身の程よく筋肉のついた体格。白のシャツにグレーのズボン、ベルト付きのブーツとモノトーン系の服装で黒いローブを羽織っている。右腕に蛇のような痣があり包帯で隠している。

性格:普段は穏やかで大人しい。一見無害そうに見えるが本性は冷酷で策略家。敵と認識した相手には容赦なく戦闘時は獲物を狙う蛇のごとくじわじわと精神と体力を削る戦い方をする。警戒心が強く必要以上に他人と関わらない一匹狼だが信頼する相手には稀に優しい一面を見せている。
神の存在を嫌い己の目的の為に手段を選ばない。


能力
○己の影を蛇に変える事が出来る。蛇は自分の意思で動き敵を締め付けたり噛みついて攻撃したりする。

●闇を纏い自らの姿を変化させる。変化出来る姿は女性の姿から龍の姿まで様々。

○左目を爬虫類のように暗い黄色に光らせ目を合わせた相手の動きを一時的に封じる事が出来る。効果は20秒程度。

●月の光の一部を蛇の姿に変え吸収し己の傷を回復する。

(/>12の者です。プロフィールが完成しましたので提出します。重要な役割のキャラという事で作成に時間がかかり提出が遅くなってしまいました。不備や修正箇所、主様のイメージに合わないなどありましたら伝えてください。確認をお願いします)



62: 着ぐるみパンダ [×]
2020-12-21 18:47:05


名前:蛇喰 竜(じゃばみ りゅう)
性別:♂
年齢:24歳
星座:蛇遣い座
誕生石:パイライト

容姿:細めの輪郭に雪のように白い肌。背中までの闇のような黒髪を後ろで三つ編みにして前髪で左目を隠している。美しく整った顔立ちで吊り気味の黄色い瞳で隠れている方の瞳は白いところが罪を宿した闇のように黒くなっている。身長186cmで細身の程よく筋肉のついた体格。白のシャツにグレーのズボン、ベルト付きのブーツとモノトーン系の服装で黒いローブを羽織っている。右腕に蛇のような痣があり包帯で隠している。

性格:普段は穏やかで大人しい。一見無害そうに見えるが本性は冷酷で策略家。敵と認識した相手には容赦なく戦闘時は獲物を狙う蛇のごとくじわじわと精神と体力を削る戦い方をする。警戒心が強く必要以上に他人と関わらない一匹狼だが信頼する相手には稀に優しい一面を見せている。
自分の存在を認識してもらう事に生きがいを感じていて世界を混乱に貶める為に手段を選ばない。


能力
○己の影を蛇に変える事が出来る。蛇は自分の意思で動き敵を締め付けたり噛みついて攻撃したりする。

●闇を纏い自らの姿を変化させる。変化出来る姿は女性の姿から龍の姿まで様々。

○左目を爬虫類のように暗い黄色に光らせ目を合わせた相手の動きを一時的に封じる事が出来る。効果は20秒程度。

●月の光の一部を蛇の姿に変え吸収し己の傷を回復する。

(/修正箇所がありましたので訂正したものを再提出します。すみません!確認をお願いします)



63: 梅雨 [×]
2020-12-21 18:58:09




>>56 IXくん

__お姉さん?…。……ねぇナインくん、私の名前ちゃんと知ってるう?
(ぱちりぱちりと瞳を瞬かせつ気に掛かったのは彼の呼び方。仲間と距離を置いているといえど、よもや名前を知らぬ訳ではあるまい。可能性の芽を摘み切れぬまま少しだけ唇を突き出せば、あどけさに満ちた少年の顔をじいと覗き込んで。そう、少年なのだ、彼はまだ。人が集えば愛憎の様相を呈すは世の理で、彼は未だそれを理解しきる年ではないのだろう。政府のお役人方の英才教育には頭が下がる。少年の言葉に緩り、ゆるりと瞳を細め行けば解れるように笑みを浮かべてみせ、)
確かに情は判断を鈍らせることがある、それは確かだと思いますよぉ。…でも、アレスじゃない仲間達とは仲良くしても良いんじゃないかなあ、ほら、仲間なら傷付ける事もないし!


>>57 五月蝿くん

『……え?今姉ちゃんって言いました?もしかして私の事をお姉さんだと__!…分かりました、皆迄言わないでください。良いでしょう、今日から私の事を是非"つゆお姉ちゃん"と__、
(彼の両の手は水に濡れているのに暖かく、ほんのり春の余韻を残している様だ。その掌が傷付けて良いのは世界を汚すものだけで、護るべき力を授けられた者たちではない。無論、彼自身とて。目前で混乱しきった様子の彼を真っ直ぐ見つめる。"貴方の事が__"その続きに入る言葉を知らぬが故に、どうかこの感情の在り処を知ってくれと、様相を知ってくれと瞳をとらえることしかできず。次いで開かれた彼の口から途中まで顔を出した言葉にゆくりなく瞳を開く、何処かむず痒くて仕方ないその名称にじわじわと笑みが広がっていくと、掴んでいた掌を離すや否や己が胸に自身の右手を当てて。)』


>>58 極月さん

う。つ、つけてなんかいませんよぉ。偶々ぶつかったのが貴方だったというだけで。__あ!今逃げようとしてるでしょ!なんかムカつく!逃がしませんからねぇ!
(鼻先がじんじんと痛み、出したくも無い涙で視界が滲む。自分の失態に脳内を埋め尽くすは恥ずかしいと言う感情唯それだけで、消えてしまいたい欲望が芽生えると思わず耳まで朱に染め上げて。此処まで来てはいじゃあさようならで終らせる訳にはいかない。少しずつ引き出した涙の向こう、明瞭になりつつある視界にて目前の男を捉える。自分より幾許も大きな体躯を見上げ、煌めく青色の瞳に一瞬視線を奪われた。悔しいことに綺麗な瞳をしている。それが一層腹立たしくて仕方ない。じりじりと離れていく距離と彼の瞳に滲む思慮の色から、直感的にこの場から逃れようと画策している事を察すると、唯では転ばぬと言った様子で彼の腕を掴もうと手を伸ばし。)


>>61、62様

(/素敵なPFの提出有難うございます。アレスや防衛課とどの様な関係性になっていくのか、力無き者とはどういう関係なのか、想像するだけでドキドキしますね!個人的にバッチリ闇落ちしてる感じがとても好きです…!不備等ありませんので、お手すきの際に絡み文の投下をお願いします。)




64: 三丁目のミケネコさん [×]
2020-12-21 19:01:09


(/力を持たざる者でkeepをさせていただいておりました。大変遅くなってしまい申し訳ありません。勝手な設定を入れてしまった箇所がある為修正等ありましたら何なりとお申し付けください。)

名前:朔月 蛍(サクヅキ ホタル)
性別:♀
年齢:15

容姿:僅かに紫がかった癖を知らないストレートの黒髪は細く、毛先が肩に届く長さ。目のすぐ上までの前髪は自然に下ろされている。そこから覗く瞳は深みを増した赤。はっきりとした二重瞼だが憂いを帯びているせいで全体的な顔立ちを大人っぽいものにしている。やや丸顔で、肌は決して血色が良いとは言えず病的とまではいかないものの青白い印象。小食ゆえの華奢な体型を隠すかのようにトップスは常に1回り大きいパーカーなどダボッとしたものを、ボトムスは対照的にスキニーやショートパンツなどピタッとしたものを着用し、色合いも暗いものがほとんどで女性らしい服装や明るい色は苦手。身長162cm。

性格:冷静沈着でクール。口数は多くなく、どちらかと言えば大人しい部類。物事への執着はあまりなく、他者への興味が希薄なことも相まって消極的かと思いきや意外にも積極性があり時に大胆な一面も。何の力も持たないただの一般人でありながら月の加護者達に対して恐怖らしい恐怖は抱いておらず他の一般人への接し方や態度と何ら変わらないのは、ただ単に度胸があるとかそんな言葉では片付けられない。常にでは無いものの行動を共にし、同じ道を歩むかけがえのない存在がそうさせているから。その存在こそ蛇遣い座を司る蛇喰竜。彼の前では口数は増え、豊かな表情を見せる。唯一興味を示し執着している人物。

備考:幼少期の記憶が無く、分かるのは自分の名前と年齢のみ。ただ断片的に覚えているのは目が眩むほど真っ白で窓や家具が一切無いシェルターのような部屋と、白衣を纏った科学者のような出立ちの人達が複数人自分を監視していることだけ。
気付いたらそばに居たのが蛇喰竜だった。いつからだったのか、そんな事さえ曖昧で思い出そうにも微睡んだ果てしない記憶の海に溺れてしまう。
実は、内閣府が加護者を人工的に作り出そうとしたものの失敗に終わった超極秘案件があったとか。体外受精を利用し生み出そうと試みられたが短期間で打ち切りに。内閣府の中でもごく限られた者しか知らない。この時に生まれたのが蛍である。痣の出現はおろか何の力も持たず至って普通に生まれてしまった。処遇に手を焼いた内閣府によりただ生かされているだけの地獄のような毎日。だが、そんな世界の底辺のような所に居る自分に差し伸べられた手を掴んだことで景色は180度変わることとなった。
家族でも恋人でも無い、この2つが入り混じったような、言葉では言い表せない特別な存在である彼。自分の存在は彼と共にある。そういう思いを胸に日々を過ごしている。

65: 十一月 [×]
2020-12-21 20:13:15

(/少々出遅れてしまいましたが全体文を投下させていただきます。絡んでいただけたら嬉しいです)

>>all

――ふあああああん!

散歩していると子供の泣きわめく声が聞こえる。どうやら公園かららしい。
進路を変更し公園に踏み込むと、そこには片足を押さえて目に涙を浮かべる男の子がいた。年長さんか小学一年生くらいだろうか。少し離れた所にはサッカーボールも転がっている。
どうやらボールに夢中になるあまり転倒し、膝をすりむいてしまったらしい。

「ごめんね、ちょっと沁みるかも。でももう大丈夫だから」

すぐさま歩み寄り傍らにしゃがみ込むと、傷口を濡らしたハンカチで優しく拭き、ポーチから絆創膏を取り出して貼り付ける。
ついでにハンカチの濡れていない綺麗な部分で涙も拭き取ってやると、男の子は頬を赤らめながら呟いた。

――あ、ありがとう。お姉ちゃん

立ち上がって半ズボンの砂埃をはたき落とす姿からは少年特有のエネルギッシュなものを感じるが、まだボールを見つめる目には戸惑いや恐怖があった。
大丈夫、と優しく微笑みながらボールを拾い上げ、そっと手渡す。

「今は出来なくてもいいの。練習すれば、きっといつか上手くなれるから」

少年はすっかり勇気づけられたらしく、その瞳には活力が漲っている。これは彼女のお家芸だ。母や姉の如く寄り添う神楽によって心を開かれ、周囲の者達と打ち解けた隊員も存在する。
じゃあお姉ちゃんもやろう、と声をかけられ応じようとしたその時――忌まわしい記憶が蘇った。
姉はこれくらいの歳で既にスポーツが万能だったそうだ。何をやらせても平均以上の結果を出し、皆を引っ張るキャプテンの才能もあった、それに比べて自分は――

「ごめんなさい。気分がよくないの」

少しトーンの落ちた声で断ると、心配そうな少年を尻目にベンチへふらふらと歩いていき、腰掛けて空を眺める。いつか自分は"姉になれる"のだろうか。答えの出ない問いが寒空に吸い込まれた。

66:  [×]
2020-12-21 20:16:53

>梅雨さん

>>63
Ⅸ「もちろん覚えてます、六笠さん。ボクが誰かのことを呼ぶときは、任務のとき以外だと男性なら「お兄さん」、女性なら「お姉さん」、年下の子供には「キミ」、あとはお爺さんとお婆さん、あるいは役職での呼び方を使ってます。これも「偉い人」からの教えなのですが……ボクが人の名前を呼ぶのは、どうにも早いらしくて……もっと任務をこなして、慣れが生じてから名前を用いるように、ということらしいです。」

(と、あらかじめ用意されていたマニュアルをすらすらと読むかのように語る。話したことは事実だ。彼の言う「偉い人」……Ⅸに教育を施した人物のことであり、その意図はこれからⅨが語る内容だった。)

Ⅸ「偉い人が教えてくれました……ボクは子供で、感情が揺れ動きやすいと。だから、もし仲間の誰かと親しくなったとして……任務中に親しい仲間が重症をおった状況で……任務を最優先にしろといわれたとき、良くて任務遂行にタイムロスが生じるか、最悪の場合は……任務を放棄して救出、命令違反をするか……とのことでした。お姉さんやお兄さん達がそうなる事態はあまりないかもしれませんし、命令もそんな風になることはないとは思いますが……それでも、絶対ではないと言われました。……だから、ごめんなさい。名前呼びも、仲良くなることも……偉い人に言われた通り、ボクが任務をたくさんこなして慣れてきて……もう大丈夫だと偉い人が判断したときに、仲良くしてもいいらしいです。……すみません、ボクは別に、仲間のみんなを嫌ってるわけではないんです。ただ……教えられたことは守りたいので…。」

(と、心底申し訳なさそうに言う。気を悪くしてるかもしれない、という自覚はⅨにもある。完璧に出来ている子供なら……偉い人にとっての理想どおりなら、仲良くなれてたかも……という思いから生まれる無力感もあるからだ。未熟でさえなければ、きっとスムーズだっただろう、と。

距離をおくのは、本人の意思もあるのと、「偉い人」からのありがたい教えがあるのと……隠されている悪意からくるものなのだが、三番目は少なくとも、春夏隊の面々ではわからないかもしれない。)

67:  [×]
2020-12-21 20:43:00

>霜ツ紀さん

Ⅸ「……」

(Ⅸは任務以外のときは、外ではよく公園にいる。その理由が……子供達が遊んでいる光景を見たいからだ。今はちょうど目の前で、サッカーの練習?をしている子供や、砂場で遊んでいる子供達の様子を見ていた。皆はたから見ても楽しそうだとわかる光景だ。そんな公園で一人、Ⅸはベンチに座って、懐かしそうな悲しそうな、そんな表情を浮かべながら見ていた。)

Ⅸ「…………」

(Ⅸも子供だが、春夏隊に入ってからは誰かと遊んだことは一度もない。一人でテレビを見たり、本を読んだりはしているが……年相応の遊びは、もうしていない。……本当に幼かった頃、まだ内閣府に引き取られていなかった頃…孤児院にいた頃は、周りの子供に手を引かれるように一緒にいろんな遊びへつれ回されていた気がする。……その光景が、公園で遊ぶ子供達を見ていると脳裏にぼんやりと浮かぶ…。)

Ⅸ「…?あ……」

(意識が散漫している間に、聞こえてきた子供の泣き声。それを宥めて勇気づける霜ツ紀さん。その光景を見守っていた。あの流れなら、多分あのお姉さんはあのこと打ち解けて、一緒に遊んだりするのかな、と。……しかし、何やら返事をしようとしたお姉さんが、途端に落ち込んだ様子になって子供からはなれ、子供の方は心配そうな顔をしてお姉さんを見ている……その光景を目撃した。

応じようとしたけど、お姉さんの方が様子がおかしそうだ。子供の方は……お姉さんがその場から引いちゃったから、またサッカーを続けているけど……ちらちらと見ているから、やっぱり心配なのだろう。

子供の方も、お姉さんも、赤の他人だ。なんならお姉さんは敵対組織の加護者なのだが、プライベートだとⅨはその事実に意識がいかず、気づかない。……でも、このときばかりは見過ごせないような気がした。大丈夫、偉い人の言いつけは守る範囲で……話をするだけだ。丁度となりにあるもうひとつのベンチに座った霜ツ紀さんに、話しかける。)

Ⅸ「あの、お姉さん。顔色が優れませんけど……大丈夫ですか?その……一部始終を見てたんですけど…何かを思い出して、引いたように見えたから……その、心配で声をかけたんですけど……」

(自分から率先して、気落ちしている他人に声をかけた経験はⅨにないため、つたない話し方と理由になってしまうが……本心丸出しで話しているので、少なくとも敵意としてとられることはないだろう。)

(/敵同士ですが、友好的に絡ませていただきます!)

68: 十一月 [×]
2020-12-21 21:42:42

>>67 Ⅸ様

答えの出ない問い。出口のない迷路。どんどん塞ぎ込んでいく自分の中で、"蘭"が目を醒ます。

(そう。アタシなら上手くやれた)

「……!」

(どんなポジションも。どんなテクニックも。パパとママは喜んでくれた。アンタには出来て?)

「やめて……!」

同時にてんで駄目だった自分の姿と背中に突き刺さる両親の声を想起し、思わず頭を抱えて悲鳴を上げそうになる。
そんな時だった。視覚と聴覚の双方に訴えかける何者か――先程の男の子だろうか。自分を落ち着かせるべく一息ついて見やると、そこには幼い顔立ちにくりくりとした大きな目が可愛らしい少年が座っていた。
先程の子よりは年上だろうが、それでもまだ中学に上がるか上がらないかという幼い外見。にもかかわらず、彼は丁寧な言葉遣いで自分を労わってくれた。どうやら一部始終を見ていたらしく、誘いを断ってからの不自然な流れを見て心配してくれていたのだ。

「ありがとう。私は大丈夫――ほんの少し、気分が優れなかっただけなの」

無理やりにだが、不自然さは出ないよう柔らかな笑みを繕って、少年の心遣いに感謝する。
彼の介入のおかげだろうか。いつの間にか、精神を苛む記憶も、姉の影も消え失せていた。

「優しいのね」

ベンチから立ち上がり少年の目の前まで歩み寄ると、そっと手を伸ばして頭を撫でた。
まだ幼いのに。周りのことなど考えず、無邪気な戯れに興じていてもいい年頃なのに。赤の他人である自分を労わってくれる優しさと思慮深さは、一朝一夕で身に付くものではない。

――ところで、警戒のけの字もなく頭を撫でている少年こそ、敵組織の防衛課所属にして自分と同じ加護者である"Ⅸ"その人なのだが……彼は敵の前に出る際、ペストマスクで素顔を覆い隠している。故にプライベートにて素性を見抜くのは至難の業であり、神楽の現在の精神状態では尚更無理があるのだった。

(/絡んでくださりありがとうございます!こちらも友好的に行きます!)

69:  [×]
2020-12-21 22:42:05

>霜ツ紀さん

(Ⅸは頭を撫でられるのを嫌がらず、されるがままになっている。が、めに見えて喜んでいるような反応とかではなく……なんとも不思議そうな顔をしている。)

Ⅸ(なんだろう。この人……なんか、シスターに似ている感じがするかも…)

(シスター、と彼が思った相手は……過去にⅨがいた孤児院の管理者で、成人にもなっていなかった、15歳ほどの女の子だ。撫でかたというか、声のかけ方が似ている……どう似てるかといわれれば、「人にすかれそうな様子」と……「無理を隠している事」と、「肩に力を入れてそうな所」が、だ。子供は他人の感情に機敏、というが……Ⅸには霜ツ紀さんの辛い過去、トラウマ等はわからずとも……何かを抱えて生きていて、少なくとも今さっきは辛そうだったことは感じ取っている。)

Ⅸ「ボクは、そんなに優しくありませんよ。気になっちゃったから声をかけたのと…あの子のためでもありますから。」

(と、今も遠目に見えている先ほどの子供……サッカーをしている子供が、心配そうにちらちらと霜ツ紀さんを見ているのを視界に納めながら返答する。)

Ⅸ「お姉さんの様子がおかしいのが、気分が優れないからというなら、ボクの言葉はきっと的はずれかもしれないので……これはボクの……独り言?んー……違うかな……いや、やっぱ独り言かも。うん、そんな感じです。」

(と、何かへのいいわけ?のような意味がいまいちわからない建前を言ってから……懐かしむように記憶を探りながら、感じ取ったことを口に出す。)

Ⅸ「……あの子を励まして、傷を治したのは「お姉さん」でしょ?何故、そんなに辛そうな顔をしなきゃいけないんですか?…胸を張っていいんです。誇っていいんです、「私はいいことをしたんだ」って。……あの子も、お姉さんが悲しそうな顔をしてるより、嬉しそうな顔をしてる方がいいんですから。だってボクもあの子も、お姉さんの事は『初めて見て出会った人』だから……『子供を助けた優しいお姉さん』だと、誇っていいんです。」

(見当違い…もし霜ツ紀さんが単純に体調が悪いだけだったり、別なことで落ち込んでいるなら……本当に見当違いな言葉だ。ただ、子供の勘もあるが……Ⅸには霜ツ紀さんの姿が、かつてのシスターと重なって見えたから、このようなことを言った。実際にシスターも少し似た感じで、『完璧な誰かを演じようとしていた』から……Ⅸの勘は当たりには近かったかもしれないが。)

Ⅸ「……やっぱ、根拠もないのにこういうことを言うのは、おかしかったかな……でも、なんかその……お姉さんを見てると心配に見えるっていうか、その……あぅ、何て言えばいいんだろう……んー、全然わからない…。ごめんなさい、変なこと言っちゃって……」

(言い終わった後に、やはり心配になって取り繕おうとしてしまうが、一度気になったからにはやはりなんとかしたいとか思ってしまうわけで……思慮深いと霜ツ紀さんは感じたが、あまり人と接しなれてないのかもと思われるかもしれない。)

70: 四ツ路 咲良 [×]
2020-12-21 22:42:18



>46 IX

いえいえ、気を付けるんだよ。食べ物を無駄にしては勿体ない。
( 内容量の減ったペットボトルを鞄へと仕舞い込み少年へ向き直せば、素直に礼を述べる様子に満足気に軽く頷き微笑み向け頭部に手を伸ばし頭を撫でようと。他人と深く関わる性格ではないが、通り掛かりの少年の手助けは常識の範囲内だろうと )


>50 八雲さん
……八雲さん。私の分も買ってくれたんですね、流石です。
( 施設内での用事が複数溜まっており朝から順に消化していたものの体が凝り固まってしまい、あと少しの数を残したところで一度リフレッシュにと外を彷徨いていた。夕方の日差しを背に浴びながら目的もなく歩いていた所、コンビニから出たであろう青年の姿を偶然見掛け近寄って声を掛けてみる。名前を呼び片手をひらりと振って挨拶しては彼の手に提げられた袋を見遣り、透明な袋から中身を察知すればにんまりと口角を上げ。過度な空腹ではないが小腹は空いている状態で折角の機会を逃す筈もなく、視線絡めにこやかな笑みと共に暗に自身への奢りを促す言葉を悪びれもせずに発して )

(/絡ませて頂きます、>8の4月です。図々しくひねくれた子なのでもし不快な事がありましたら遠慮なく仰ってください!)


>51 極月さん

私は見覚えありませんね、まるで十二月みたいな貧乏なそのお顔。
( 状況によっては見なかったことに、なんて考えも過ったが声を掛けられてしまっては仕方がない、にこりと穏やかな作り笑顔を浮かべて見せては背の高い彼を見上げるように見詰め、言葉を紡ぐ。寒さの強いこの時期に十二月と鉢合わせとはついてない。あわよくば戦闘にならなければ良いと期待した上でそれを促す様な台詞を選び )


>53 五月蠅

…くだらない事考える暇があったら能力扱う練習でもしたらどうなの。
( いつもは穏やかに作られた表情も、彼の前では調子が狂う。草花の芽吹きや新たな出会いを体現する己にとって、常に死をイメージする彼とは早々簡単には相容れない。眉頭を寄せ侮蔑の表情で彼を見下ろし言葉を紡ぐも、これでまた落ち込まれては元も子もない。少し間を開け更に「強くなれば今より理由も見付け易いんじゃない。」と付け足す。勿論これは本心などではなく、今の相手に合わせた口先だけの言葉であり。)


>55 梅雨ちゃん

優しさに付け込まれてるんだよ、もっと厳格にいかないと。
( お使いを頼まれたらしい相手の言い分によると、人手不足によるものらしいが最近己にそのような指示が飛んできた事はない。勿論以前は数度あったのだが、その度に笑顔で嫌味を放ち続けていた事が幸いしたのだろうか。そう判断すれば相手の優しさを指摘する言葉を口にするも、己はそういう六月が好きなのだ、変わって欲しい気は更々ない。此方を誘う相手は大層可愛らしく写り頬緩めれば「勿論。私の傍に居れば寒さも和らぐよ。」と笑顔で誘いを承諾して。)


>65 霜ツ紀

…随分冷たいんじゃないか?霜ツ紀。相手をしてやれば良いだろう、女神様は何処へ行った?
( 否が応でも目に入る、密かに敵対心を抱く彼女の姿。息抜きに寄った公園で出逢うとは不運、しかし面倒な指令で多少なりとも苛立っていた状態で彼女のその様子を見てしまっては、八つ当たりの衝動に駆られてしまう。上着のポケットへと両手を突っ込みベンチの背後から静かに歩み寄り、口角上げた穏やかな表情のまま頭上から声投げかける。戦闘に移行させるつもりもない上普段ならばここまで露骨に絡みに行ったりはしないが、虫の居所が悪い今日に限っては別の話でつい饒舌気味に煽りを。)

(/絡ませて頂きます、>8の四月です。勝手に十一月様に敵対心を持っていますので当たりが強くなっていますが、不快でしたら変更可能ですので仰ってください。)



71: 極月 雪戈 [×]
2020-12-21 22:48:17


>59
>60 IXくん

うんうん、素直な子は好きだぜ?
なるほど、それじゃ俺はそろそろ行くよ…「教会」か「公園」だね?ならたまに遊びに来ようかな、またね少年くん?(教会に行くという少年の言葉に今日はこの辺りで引いておこうと考えると今日はお暇するよと答え、こちらの事に無頓着なのか敵である相手に普段のことを話すなんて…とは思うがこの歳で危ない仕事をしていることが異常なのだ…一足早く背を向けチラリと後ろを見ながら手を振って歩き出す、ポケットの中で通話中だった携帯端末に手を伸ばしながらこの出会いがどう影響するか…と思うのであった…。)

(/こんな感じで一旦回収とさせていただきます!)

>63 六笠さん

うわ、隠すの下手だね六月ちゃん…真っ赤になって恥ずかしいなら早く帰った方がいいと思……ちょ、「雪の進軍(SnowMarch)」!(鼻を抑えながら真っ赤な顔でこちらの言葉を否定してくる相手に年上の余裕なのか仕方ないなといった表情をしながら宥めようとするが…っと観察していたお陰か、相手が手をつかもうと腕を伸ばした瞬間に能力で雪だるまを自身の前に呼び出し……デザインは雪戈、ではなく六笠の姿に酷似している。自身の身代わりなのだから自身の形を取ればいいのだが咄嗟の事だった為か目の前の女性の姿になってしまった……なので彼女が伸ばした腕は雪戈の手の位置に現れた自身の雪だるまへと向かっていく)

72:  [×]
2020-12-21 23:12:10

>四ツ路さん

>>70

Ⅸ「ん…」

(と、抵抗なく大人しく頭を撫でられるⅨ。いい人そうなのはわかっているし、どうしたものかと上目遣いで見上げて。)

Ⅸ「はい、食べ物を無駄にしちゃったのは……元となった鳥さんと、焼いてくれた焼き鳥屋のおじさんにもうしわけないです。それと、お水を使ってくれたお姉さんにも。えっと、お礼はどうしましょうか?最低限お水代は渡したいのですが……」


>極月さん

>>71

Ⅸ「はい、ありがとうございました、親切なお兄さん。では、お元気で!」

(と、てをふって相手が去っていくのを見送ってから…その足で教会へ向かう。)

Ⅸ(焼き鳥、落としちゃったの勿体なかったし、あのお兄さんにも手を煩わせちゃったなぁ…うん、皆に祈るだけじゃなくて、あのお兄さんにも祈ろう。「どうかあのお兄さんが、任務のターゲットとかになりませんように」って……)

(Ⅸが教会でやることは……今までの任務で犠牲になった人、あやめた人、孤児院の皆への冥福の祈りと…世話になっている人たちが生きていけますようにという祈りだ。そのなかに極月さんも含めることにしたが……本人も気づかないのが、極月さんはアレス所属のため、任務でまた戦うときがくるということだろう。

Ⅸが教会に赴く理由がこれな訳だが……それを知ったアレス側としては、「加害者がどの面下げて善人ぶっているのか」と、怒りたくなるようなものだろうが……Ⅸにとっては「偉い人の命令だから、世界を救うために必要なこと」と本気で思っているので、本人はいたって真面目なのだが……そこが実に狂っているように見えるだろう。

今日もⅨは誰かへ祈りを捧げ……任務で必要とあれば、死神のように命を刈り取るだろう。)

(/絡みありがとうございました!)

73: 極月 雪戈/十二月 [×]
2020-12-21 23:22:15


>65 神楽ちゃん

神楽ちゃん?調子が悪いのかい?(仕事の帰りだったのか、白い息を吐きながらコンビニで買ったのか肉まんを片手に歩いているとベンチにフラフラと向かう見知った女の子を見つければ近づき心配そうに声をかける、稀に見る彼女のこの様子の正体は何となくわかるが……とりあえずは落ち着かせる為に優しい声音で心配する声をかけ)

(/絡ませていただきました!同じアレスのメンバーとして世話を焼かせてくれたらと思います、よろしくお願いします!)


>70 四ツ路さん

あれー?俺、四月ちゃんになんかしたっけ?貧乏そうって結構傷つくんだけど?(目の前で悪態をつく相手に引き攣らせつつ問答無用で戦闘になる事はなさそうだなと思えば緊張を解いて、しかし油断はしすぎないようにと最低限警戒しながら肩を竦めて見せ)

74: 名無しさん [×]
2020-12-21 23:32:19

(/十月の加護者をkeepしていたものです。期限内でのpfの提出が難しいと判断した為、取り下げをお願いいたします。本当に申し訳ありません)

75: 蛇喰 竜 [×]
2020-12-21 23:34:04


>ALL

(とある人気の無い公園で1人風にあたる。己はこの世界に存在してはならないと告げられ今までずっと人目を避けてきた。己の存在価値は何だろうかと考えた事もあったが今ではそれもどうでも良くなり唯闇の中で過ごす日々をおくっていて。正義なんて綺麗事は信じない。自分は自分の目的を果たすだけだと思いつつふと近づいてきた野良猫に視線を向けて)何だ…?

(/プロフィール受理、ありがとうございます。絡み文を出しましたので絡んでいただければと思います。皆さんと絡むのが楽しみです。宜しくお願いします!)


76: 五月 [×]
2020-12-22 20:44:12


>63六笠


『 …………くそ、間違えたんだよ。
( 六月の瞳。反射的に目を逸らす。
オレは答えを知りたくないのか?

子どもの頃に思っていた事。
もしもカーテンを開けてみて、幽霊がいたとしたらどうしよう。やけに静かな部屋の中、もしも姉が死んでしまっていたらどうしよう。怖いから見ないでおこう。怖いから何もしないでおこう。

同じだ。
もしも、彼女の瞳を見て、六笠が「 政府の目 」だと確信してしまったらどうしよう。
その言葉も表情も仕草も、何もかもが政府に教え込まれた、心理統制術のモノでしかないとしたら。

こわい。
だから、目を逸らして、彼女の動向への関心を投げ捨てて、止めた足を動かすんだ。
次に六笠が何を言おうと、どんな態度を取ろうと無視する。見ないでおく。知らないでおく。その方が幸せだから )
オレ、先行く 』

( しかし、歩みは止まる。
道の途中で止まった車。そこから男が出てきた。黒スーツの中年男性。防衛課よりも、もっと上級の職員だろう )

「五月蝿(うるさ)、さつきくん 」

あ、五月蝿(さばえ)です

「 あーー五月蝿(さばえ)くんね。すまないね。独特な名前だから分からなかった。そんなことより、君ね、今回の件はとても重大だよ。君は様々な法律に違反した。国民安全法だとか、政令事項だとかにね 」

はい、反省してます

「 君が公の存在でなくてよかった。
ただ、規則を破ったことについて内閣府の人間たちはとても重く受け止めている。それで、どんな処遇にするかも決定した」

はい、

「 とにかく、一緒に来てもらおう。
その方が話も早いし、合理的だ。
しばらくの間は防衛課には戻れないが自分の招いた結果として受け入れるんだ。いいね?」

行きたくないですけど、はい、分かりました 』



>70 四ツ路


( 目の前には風になびくチュールスカート。
ボーーッとソレを眺めて、彼女に尋ねた答えをしばらく待っていた。

「 くだらないこと 」 「 能力を扱う練習 」

あぁーそりゃそうだよな。
相手の現実的な回答を前に、おどろおどろしく上を見上げた。冷たい色の瞳がこっちを見下ろしている。下から見るとあんな色してんのか。綺麗だな。まあもう、どうでもいいか。沈黙の中で、四月は消え去っていくのだろう。

「 強くなれば・・・ 」

予期せぬ言葉。
否応なく耳に入ってきたその言葉の羅列に、困惑した)

強く?
なんか本で読んだことがあるぞ。
人って守るものとか、目標がないと強くなれないって。
人の活動条件には、そういう薪が必要なんだって。でも、オレには薪なんてくべられてない…オレは空虚で空っぽなんだ。四ツ路には薪がくべられてるのか?

77: 十一月 [×]
2020-12-22 21:05:23

>>69 Ⅸ様

「そう……よね。誰かの役に立ったのに落ち込んでいるなんて……」

解っている。くだらないことをわざわざ過去の記憶に繋げ、勝手に塞ぎ込んでいるだけだ。いい加減心を強く持って先へ進まなければなるまい。

「おかしくなんかないわ。言葉にならない想いを頑張って伝えてくれた。それは立派なことで、紛れもない優しさよ」

どうやらいつもの調子を取り戻したらしい神楽は、柔和な表情で以て少年に微笑みかけ、また優しく頭を撫でた。

「貴方の言う通り、私は自分のしたことに誇りを持つことにするわ。だから貴方も自信を持って。自分は優しいんだって」

実際、少年の推測は的を射ている。そして彼もまた『初めて出会った相手を助けた優しい男の子』なのだ。だからそんな不安気な口調でもじもじしている必要はない。明るい笑みを投げかけながら念を押した。


>>70 四ツ路様

「……そうですね。彼には嫌な思いをさせてしまったかもしれません」

唐突に頭上から振る聞きなれた声。その主が誰なのか、容易に察しが付く。
相手に交戦の意志が無いことを察してか、ボールを追いかける少年を見つめたまま言葉を返す。

「――気にくわないことでもありましたか?」

声の主――四ツ路咲良はシニカルな態度を取ることが多いが、決して不用意な真似をする人物ではない。そう神楽は認識している。どちらかと言えば、言動に混ぜ込んだ嘘や毒で相手を翻弄し、それでいて手の内は見せない厄介なタイプ。
そんな彼女が単なる挑発行為のためだけに姿を見せるとは思えない。自分が望まなくとも相手がその気なら戦いに発展する可能性は大いにあるし、一般市民もいる場所での唐突な抗争など両組織にとって好ましくないはずだ。

「悩みがあるなら相談に乗りますよ。もしもアレスへの転向をご所望なら、話を通しておきます」

ベンチから立ち上がり衣類についた砂埃を払うと、普段通りの人たらしな笑みを四ツ路に向ける。そしていつもの勧誘トーク。
"そういうところ"だ。これでは目の敵にされても文句は言えない。

(/絡んでいただきありがとうございます!とんでもございません、自分のキャラクターと関係性を作っていただけるのは光栄の極みです!)


>>73 極月様

「極月さん。お疲れ様です」

自分の身体を気遣う、優しい声音。その主は極月雪戈――アレスの同胞にして十二月の加護者。
加護者達の中ではかなり年上だが、その関係性は先輩や目上の人間というより、保護者と称した方が適切だ。面倒見がよく敵であろうと食ってかからない点は共通しており、神楽からすれば信頼のおける人物といったところである。

「大したことはありませんよ。ほんの少し気分が悪かっただけで……極月さんこそ大丈夫ですか?ちゃんと寝ていますか……?」

彼は自分のことを労わってくれたが、外見を参照すれば心配なのはむしろ彼の方だ。
相変わらず目の下に隈を作り、身長に対して体重がとても軽いと見て取れるほど線が細い。
良質な睡眠と栄養満点の食事を日常のものにしなければ、いつか倒れてしまうのではないか――そんな不安を抱かせるには十分過ぎた。

(/絡んでいただきありがとうございます。アレスはまだたったの2人なので尚更心強いです……!どうぞよろしくお願いします!)

78:  [×]
2020-12-22 22:31:17

>霜ツ紀さん

Ⅸ「ほっ…良かったぁ。お姉さんが元気になってくれたなら、ボクも嬉しいなぁ…」

(思わず、気が緩むような緩く柔らかい笑みをこぼす。普段の人当たりのいい笑顔というよりは……心から安心しているような、混じりけのない笑顔。言葉もちょっとだけ、気軽そうなものになった。……丁寧な言葉は、意識して話しているのかもしれない。

こういった笑顔をⅨが浮かべたことがあるのは……孤児院の頃か、偉い人に誉められたときぐらいなのだが……Ⅸは意識していないだろう。)

Ⅸ「そっか……ボクも優しいかぁ…うん、お姉さんがそういってくれるなら、ボクも自信をもつよ。…うん、なんか嬉しいって思うかな?えへへ…。…ねえ、お姉さん?単純に運動が苦手とかだったり、この後用事があるなら断ってもいいんですけど……あの子とサッカーをしてみませんか?ボクも提案しちゃったので、必要ならボクも参加しようかなーっていうのと……サッカー、ボクはやったことがないので。それに……あの子もきっと、お姉さんが一緒だと頑張れると思うし、嬉しいと思ってくれるはずです。……どうでしょうか?」

(と、そんな提案をしてみる。サッカーは本気を出す訳じゃなくて、あの子供が上達できるように見守ったり、練習の相手になる感じだ。子供の為でもあるが……もうちょっとこのお姉さんと知り合ってみたい、と思ったからというのもある。……霜ツ紀さんから感じる懐かしさが…Ⅸの根底にある他人と距離をとろうとする思いを、忘れさせているからこうなっているのだろう……。)

79: 五月 [×]
2020-12-23 00:28:43

>防衛課All


うわ間に合わんかった。
( いつもは人で溢れているはずの駅前。
終電を逃した結果、真冬の夜を外で過ごすことになった(手持ち30円)。
なので現在、ホームレスたちが輪になって座ってるところに割り込んでどっかり座った。
一気におっさんたちの視線が集中する。そして、彼らはこちらから漂うアルコール臭に顔を歪めた。でも今は、誰でもいいから生身の人間に愚痴を聞いて欲しかった )

オレは、政府が管理するモノなんだ。今だってどーせGPSとかで全部、見られてる。フツーの人はいいよなぁ。学校とか会社とかその場所で活躍できなかったら辞められるもん。オレなんか辞められないし。

( 一人のホームレスが立ち去っていく )

オレ、失敗ばっかで、存在価値マイナス一万なんだ。でもお偉いさんたちはオレを切り捨てればいいのに、逆に管理したがってる。なんでかっていうと、オレは管理しとかなきゃ、社会のみんなを害するからだってさ。だから、オレは何度も死のうとしてたんだけど、そのたんびに同僚の女の子に止められてさ……ぷはっ、ぎゃはははははは!!!何してんだろ、マジで。てかメンヘラ男とか需要な

( 二人、三人、四人と続々と去り )

だけどさ、こんなオレでも一つだけ、価値を認めてもらえるかもしれない事があるんだ。
それはアレスを潰すこと。
で、オレがヤツらをぶっ殺せばみーんな好きになってくれるはずだ。チー牛が高学歴になって価値が上がる現象、整形したメンヘラが可愛くなって価値が上がる現象。あれと一緒でさ、オレがアレスんヤツら殺せば、存在価値がマイナス一万からプラス一万になるんだぜ?ほんと全部よくなるんだよ!
( 誰もいなくなった空間。厳密には、オレの周囲からホームレス含め色んな人がいなくなっていた )

はーぁ?話聞けよ!!!ばーーーーーか!
あ、そうだ。
( 割れたスマホを操作して 『 グループ通話 』を開始した。
防衛課の加護者のみで構成されたグループ。
オレはみんなにずっと伝えたいことがあった。
いつもはこんなことしないどころか、コミュニケーション能力の欠陥から、自主的に連絡をすることなんてない。
だが、今のオレの脳内はラリってる。理性ではなく、欲望に従っている。だから、かけた )

80: 匿名さん [×]
2020-12-23 12:01:33

(/なんと私好みのトピック…!!もし三月の加護者が空いておりましたらぜひ参加したいです!! )


81: 十一月 [×]
2020-12-23 21:48:08

>>78 Ⅸ様

不意にこぼれた少年の笑みに感動を覚える神楽。話し相手の心象を考慮しての作ったのではなく、安堵から来る柔らかな笑顔。ふと思う――自分は手を差し伸べる相手に対して、こんな表情が出来ているのだろうかと。
また言葉遣いも先程より幾ばくか親しげになっているのも見逃せない。人間何が本来の姿かは安易に断定出来ないが、もしかするとこれが少年の素顔なのかもしれない。
やや年齢不相応なまでの礼儀正しさや思いやりの強さからして、少年も何かしら抱えていて苦労しているのは何となく察しが付く。それがどういった類かまではわからないが……とにかく、そんな相手からこの笑顔を引き出せた事実に嬉しくなった。

「ええ、そうしましょう――」

あの男の子と三人でサッカーをしないかという提案。スポーツはからっきしなだけに少し戸惑ったが、少年も未経験だと聞いて少し安心する。男の子も練習や遊びの相手が出来て嬉しいだろうと思い立ち、衣服についた砂埃を払って立ち上がった――その時。
神楽の瞳に移る景色が十年程前に見たそれへと変わっていく。両親に様々な習い事をやらされる中で、文武両道を目指せと入れられたサッカークラブ。周りは皆ボールを追いかけるのが好きで、上を目指して貪欲に練習していた。それに比べ知識も運動神経も皆無で、そもそもボールが怖くて堪らない自分。
あの男の子が自分の存在を認識する。シュートを決めろと言わんばかりに繰り出されるパス。唸りを上げながら迫ってくるそれを受け止めようと、震える足をまるで砂山でも崩すかのように恐る恐る前へ出す。空振り。受け止めてくれる相手を失ったボールは、虚しい音を立てて地面に転がり――白線を超えた。耳が痛くなるようなホイッスル。周囲の失望したと言わんばかりのリアクション。そして、両親の怒号。
そこで悪夢のような記憶の想起は終わり、現実に戻ってくることが出来た。実際には男の子はボールをこちらへ蹴ってなどいないし、周囲には少年以外誰もいやしない。だが。

(アンタは何にも変わってない。また自分から惨めな思いをしにいこうっての?)

姉に浴びせられる罵声だけは、現実のものだった。誰とも共有できない、誰にも助けを求められない、神楽の中での現実。
サーッと血の気が引いていくのを感じる。同時に眩暈と頭痛に見舞われ、またふらふらとベンチに腰を下ろした。だがもうこれ以上、この場に留まっていたくはない。背もたれに掴まりながら震える足に鞭を打って立ち上がり、逃げるように公園の出口を目指す。

「……ごめんなさい。やっぱり今日は気分が良くないの。また今度――そう、また今後にしましょう」

目線だけは少年の顔へ向けつつも、誰に言っているか分からないようなか細い声で"また今度"と繰り返す。出会ったばかりで名前も連絡先も知らない相手に、また今度などあろうはずもないのに。焦燥と混乱でまともに機能しなくなった頭の中で彼への謝罪の言葉を繰り返しながら、神楽は人通りの少ない道へと消えていった。

(/このあたりで一旦回収とさせていただきます!少々嫌な展開にしてしまい申し訳ないです……)

82:  [×]
2020-12-23 22:53:37

>霜ツ紀さん

Ⅸ(…嗚呼、やっぱりお姉さんも……なにかを抱えているんだね…)

(ベンチから立ち上がり、急に顔が青白になり……まるで嫌なことでも思い出したかのような表情。明確に何かトラウマが……事情があることが確信できる顔。それを見てⅨは納得がいったような、悲しいような……そんな心境になる。そして、一言「また今度にしましょう」という言葉と、震える足でその場から去っていく霜ツ紀さんの後ろ姿をみる。

また今度……名前も知らない、何処にいるかも知らない人同士、また会えるかはわからない…それはⅨも理解しているし、もしかしたらお姉さんは今日の件を機に、この公園は避けてとおるかもしれない。

Ⅸにも立場があり、恩義があり、言いつけがあり……抱えているものがある。それが他人との関わりを阻む。今までも、少し触れあおうとして……それを思い出して、自分から距離をおいた。今回もきっと……

違った。フラッシュバックした。思い出した……Ⅸはシスターの背中に声をかけられなかったから……とても悲しい「さようなら」をした。)

Ⅸ「っ、お姉さん!またボクと会いましょう!その、何かなんでもいいので、また会いましょう!その時は…その、ときは……」

(明らかに余計な言葉だった。教育されてきたⅨにはあるまじき行動だ。)

Ⅸ(……春夏隊の皆にも、偉い人にも言えないかも…でも、一度だけ……一度だけ、許してください神様…。もう、シスターを失ったときみたいな悲しいのは嫌だから……あのお姉さんだけでも、助けさせてください…)

(所詮はただの他人、それも敵同士……互いが互いの素性を知らない邂逅は、少なくともⅨに変化を与えかけ始めた。これからどうなっていくかは……なにも決まっていない。)


(/了解です!絡みありがとうございました!!展開に関して全然問題ないです!そしてこちらの描写で少なくとも「Ⅸの心境に多少の変化」と、「もし霜ツ紀さんと絡むときは少し積極的になるかも」という感じを醸し出しましたので、多分十一月さんさえ良ければ、色々まだ絡んでみたいかな?とか思ってたりしてます!

あ、勿論嫌であれば断ってくれて構いませんので!RPありがとうございました!)

83: 梅雨 [×]
2020-12-24 07:58:38



>皆様

(/すみません!返信につきまして明日までお待ち頂けますと幸いです。)

>>74

(/keepの取り下げ承りました。またご縁がありましたら是非!)


>>80

(/三月のkeep承りました。簡易的なお返事となってしまい申し訳ございません!)




84:  [×]
2020-12-25 16:16:05

>五月蝿さん

Ⅸ「……うん?あれ、グループ通話に誰かはいってる……五月蝿さん?どうしたんだろう、あまり自分から話しかけに来ない人なのに……なにか困り事かな……深刻な話かもしれないし、出ておこう。」

(休日、自室で時間を過ごしていたⅨはスマホの通知を確認して、五月蝿さんがなにやら来ていることに気づき、通話ボタンをタップして参加する。)

Ⅸ『あの、どうかしましたか五月蝿さん?めずらしいですね、ボクで良ければ話を聞きましょうか?』

(Ⅸの方も通話に応じるのはめずらしく……なんだったら五月蝿さんと会うのは任務の時くらいかもしれないし、会話もしたことはなく、Ⅸの方がある程度五月蝿さんの話を聞くくらいだったと思う。Ⅸの場合は「偉い人」からの指示で私情でもあまり仲間と深く関わらないように、という言いつけと本人の意思が合致しているからなのだが……あの五月蝿さんが話をしに来て、もしそれがとても重要なことだとしたら……なら、気づいたからには聞くべきだろうと、こうして応じたわけだ。)


(遅くなりましたが、絡ませていただきます!やや受け身なRPをするので、遠慮なく話してくれて構いません!)


>蛇喰さん

(夜中の公園、Ⅸは遅めの夕食としてハンバーガーを買ってきて、いつもの公園でベンチに座りながら食べようかと思っていた。……で、いざ公園に来てみれば。)

Ⅸ(?誰かいる……ここ、ホームレスの人とかもいない辺りなんだけど…まぁ、いいかな?隣のベンチが空いてるし。)

(と、蛇喰さんを発見。ただ、オフなので対して気を張ってるわけではなく、めずらしくこの時間に別な人がベンチに座ってる、と思うくらいだ。隣の空いているベンチに腰掛け、ちらりと蛇喰さんを見ると……黒猫に「何だ?」と話していた。)

Ⅸ(猫、好きなのかな??)

(などと、場違いかもしれない考えが浮かぶⅨ。)


(遅くなりましたが、絡ませていただきます!どう絡めばいいかとわからず、黒猫に独り言を溢した蛇喰さんを不思議そうにちらりと見ている、という感じにしました!)

85: 蛇喰 竜 [×]
2020-12-25 17:13:40



>IX

…お前も世界に見放されたか(黒猫を見ながらポツリと呟きそっと手を伸ばし触れようとすれば何かに気付いたらしく黒猫はどこかへと去っていき少し目を伏せて)…逃げられたか…(去っていった方向を見てどこか残念そうに呟き、どうしようかと考えていればふと視線に気付いた。何だろうかと思いつつフード越しに隣に視線を向けて)何か用ですか…?(一瞬だけ警戒したがどうやら相手は夕食を食べに来た少年のようで不思議そうな様子にいつも通りの穏やかな口調で声をかけて)

(/絡んで頂きありがとうございます。絡みにくくなってしまったようですみません!警戒心強めですが宜しくお願いします。)



86:  [×]
2020-12-25 18:46:39

>蛇喰さん

Ⅸ「え?あー……猫、好きなのかなー?と思いまして……まぁそれもありますけど、この時間に人がいるのも珍しいかも?って思って……あ、ボクはいつもここでご飯を食べてるんですよ。家はちゃんとあるんですけど……風に当たりながら、のんびりご飯を食べるのが好きで……夜は天候と場所によりますけど、星が綺麗に見える日もあるし、風も涼しいから。」

(と、見ていた理由を打ち明けたり、聞かれてもいないのにここにいる理由を話したりするⅨ。思想的には人と距離をおこうとしているのは変わらないが、単純に普通の人へのコミュニケーションといった感じで、話題をたくさん話したりするのがⅨの他人との会話の傾向にはある。)

87: 八雲 晴臣 [×]
2020-12-29 18:18:38



(/纏めてのお返事失礼します。
まだ絡めていない方については、改めてお返事させて頂きます!)



>52 霜ツ紀さん

あー……いや、こっちこそ。すみませんね
(曲がり角を抜けた所で、不意に視界に移った人影と出会い頭にぶつかってしまう。驚きを帯びたような女性の声。ついつい中華まんに浮かれて反応が遅れたか、不覚である。ぶつかった相手の方へと視線を向ければサングラスをした年若い女性の姿があり。何だか覚えのある雰囲気してるような……と、そんな思考は彼女からの謝罪を受けて中断させられる。反射的に此方も申し訳ないという表情で言葉を返し)

お詫びの印に中華まんでも…って、それも変な話か
(どうしたものかと視線を下げた先には中華まん入りのレジ袋。カサリと音を立てるソレを少し掲げ、勧めてみようとするも。いや普通に考えて…見知らぬ人から中華まんを勧められても困るだろう。自分の心に住まう冷静な部分が即座にツッコミを入れてくるのだ。言いかけた言葉を取り下げつつ、苦笑いを浮かべて)


(/絡んで下さりありがとうございます!
愚息ともども、宜しくお願い致しますー)



>54 きゅー坊

……そうだな。じゃあ、鳥さんにご免なさいして片付けるかぁ
(どこか少年の言葉に遠慮を感じつつも、落ち着いた意見を褒めるように笑いながら頷き。犠牲となった焼き鳥達への祈りを捧げるように、ぱむっと音を立てて合掌。それからポケットに突っ込んでいたハンカチで地面に落ちたソースをトントンと叩きながら吸うようにして片付けを始めていく。落ちた焼き鳥を入れるものまでは用意していないので元の袋に入れてしまうのが良さそうだ。作業を進めながら、焼き鳥の入っていた袋を手で示しつつ提案してみようか)

きゅー坊、その袋の中……空っぽに出来そうか?



>55 つゆさん

おうとも。このデザインの秀逸さが分かるとは、やるなぁ
(ダサくて素敵とは。相変わらずストレートながら憎めない彼女の物言いにニッと笑い返し、此方も上機嫌かつ得意気に胸を張るのだ。こちらの問いかけに答えるように、差し出される焼き芋。ホカホカと湯気を立てるソレからの香ばしくも甘い香りが鼻腔をくすぐり、食欲を掻き立ててくる。おじさんからオマケしてもらったものらしい、これが自分であれば多分そうはならないだろう…おじさんもまた、彼女の良さを理解している者の一人という事か。親しい仲間が人から認められるのは喜ばしい事だ、などと感想を抱いてみたりする。そして人を褒める事に関しては包み隠さずに伝えるのが自分流のやり方だ。焼き芋を受けとると、胸に満ちた喜びを表現するように笑顔を咲かせ)

ありがとな。つゆさんの可愛さに感謝しながら、頂戴するとしよう!



>58 極月さん

……うっっっま!!
(まさか秋冬隊の一員にコンビニから出てくる所を目撃され、周囲で姿を消して様子を伺われている等とは。完全に浮かれた足取りで鼻唄を歌う姿を見られているのだとは露知らず。ついには寒さと誘惑に負け、ガサゴソと袋から肉まんを取りだしては一口パクり。肉の甘味がジュワッと口の中に広がり、それをじっくり噛み締めながら飲み込むと。つい大きな声で感想を述べてしまう。道行く人から向けられる視線に恥じらいながら、軽く頭を下げて静かに肉まんをパクついて。寒い中で食べる肉まんの美味しい事……この感動を今すぐ誰かに伝えたいのだが、悲しきかな、今は一人であり。正確には一人だと思っており)


(/絡んで頂きありがとうございます!
とうぞ宜しくお願い致しますー。

息子様の動向を、固唾を飲みながら見守らせて頂きます!)



>70 四ツ路さん

咲良さ……四ツ路サン。こんなとこで奇遇だな
(挨拶代わりにレジ袋の中身を要求される。強盗?いいえ、仕事仲間です。という訳でバッタリ出くわした春夏隊の女性、四ツ路 咲良の姿に目を丸くしつつ、向けられた視線と言葉に苦笑を返し。ついつい癖で名前を呼んでしまいそうになるも、彼女はそういうのは好かないかもと名字に言い直す。咄嗟だったので変な口調になってしまったのは致し方ない。中華まん達については、まぁ誰か仲間に会えば労いの意味も込めて、お裾分けしようと思っていたのだ。断る理由など無いからとレジ袋の持ち手をそれぞれ左右に広げ、ちゃんと彼女が中身を見られるようにして)

ほらよ。色々種類もあるし、好きなやつを取りな


(/絡んで頂きありがとうございます。
素敵な娘様にお相手頂き光栄です!

宜しくお願い致します~)




88: 蛇喰 竜 [×]
2020-12-31 14:01:38


(/顔出しです。返信は後ほど返します…!)


89: 四ツ路 咲良 [×]
2021-01-04 01:44:46



>72 IX

子供に金を強請るほど落ちぶれてはいないよ、…そうだね、君が大きくなってまた会った時に頂こうかな。
( 大人しく撫で受ける様子の少年に優しそうな巧笑浮かべながら手を引けば、何処かひねくれた言い方ながらも相手の提案拒絶して。しかしそれだけでは簡単に譲らないだろうことを想定すれば、先の話を提案して諭す様な声色で語り )


>73 極月さん

そちら側に居る方というだけで、私にとっては悪い人なんですよ。言われたくないならせめて、髪とか隈とか猫背とか、どうにかしたらどうです?
( 彼が特別己に何かしたわけでもないのだが、敵対する組織の一員として教育されてきた以上、警戒や反抗心が容易く解ける筈もなく。数メートル程距離を置いた位置で立ち止まれば、戦闘の意思はないことを暗に示す為に両手を体の前で組み相手に動きが把握出来るようにして。何時も通りの笑みを顔に貼り付けたまま、煽りとも悪口とも取れるような言い草をわざと選んで口に出して )


>75 蛇喰さん

…あら、飼い主様ですか?
( 仕事の息抜きに外の風を浴び景色に癒されようと静かな公演を散歩していたところ、気侭に歩く猫を見掛け。その悠然とした歩みと尾の動きに癒され頬を緩ませながら近付き過ぎないよう後を着いていけば、行き着く先になにやら人影を見掛けて。猫が怖がって逃げぬよう適度な距離を保ちながら、持ち前の愛想良い笑みを浮かべたまま声を掛けて )


>76 五月蠅

…ウチの活動方針まで忘れたの?無能も大概にしなよ。
( 彼から吐き出される弱音には付き合いの長さも相まって飽き飽きしており、語られた価値観の戯言も聞いてはいるものの頭に留めることはせずに聞き流して。しかし如何に自分が彼に辟易していたとしても仲間であることに変わりはなく、この心理状態で放置することは得策ではないと判断すれば吐き捨てる様に告げ )


>77 霜ツ紀

そうだね、君に会ったことは気に食わないし、君に出会う機会がある事が悩み。
( 相手の体が此方を向いたことで両者笑顔で相対すれば、口からはすらすらと毒が飛び出す。組織として、人として。何方の立場からとっても彼女は明確な敵であり。双方顔に笑顔を浮かべてはいるものの、その性質は全く異なっており、だからこそ内心の苛立ちを沸き立たせ。自身を取り繕う為に着飾る笑顔に対して、目前の彼女は周りへの慈愛故の笑顔である。癪に障るのも仕方がない、と無理に自分を納得させれば、「生憎お力添えは必要ないね。君の守るべき者達とは違って、女神様のお手を煩わせるようなことはしないよ。」なんて、彼女の組織の大事に思う国民を引き合いに出してみる。この程度で彼女の笑顔が崩れるとは思わないが、折角の仕事の憂さ晴らし、話に乗ってくれるだけで多少鬱憤は晴れるだろう。そう思ってしまうのは、敵対心の裏に何処か親近感が湧くからだろうか。)


>87 八雲さん

奇遇ですね、気の使えるお兄さん素敵です。
( 歩み寄り距離を縮めれば、不自然な挨拶紡ぐ彼に貼り付けた穏やかな笑みと共に思ってもいない発言を。次いで見易い様に開かれた袋を覗き込めば、暖かな湯気と美味しそうな香りが鼻腔を擽り頬緩ませて。袋で中身がわかるよう区別されている物を見る限り、ある程度の種類は取り揃っているように見える。彼が何を求めて購入したのかわからない以上、一先ず自分の好みを取り出せば片手に掲げつつ「あんまん、頂いても?」と小首傾げ。幾ら食べ物を集ったといえど、彼の食べたかった物を取り上げる程性根は腐っていないつもりで )



90: 五月 [×]
2021-01-05 20:55:24

>84


(通話開始してから1分5秒、やっと誰かが参加してきた。
『あの・・』と始まる少女、いや、少年の声。変声期前の独特の幼なさを秘めたその少年声は、一体、誰のものなのか戸惑った。「もしもしーー、ナイン?……だな」しかし、年不相応にムリやり取っ付けたような丁寧な口調に、9の文字がすぐ頭に浮かんだ)


伝えることがあったんだ。
なんだっけな、そのーー
(お酒のせいなのか、
それとも、クスリのせいなのか、
はたまた、いつものコミュ障のせいなのか。
自分が何を伝え、謝るべきだったか、どんどん数秒前の感情が忘却の彼方へと消えていく。「そのぉーーー……」と言いながら時間稼ぎ。やがて訪れる沈黙の中で呆然と考えた。向こうで、ホームレスがDQNに蹴られるのを眺めながら。

IX。中二心がうずく名前。将来期待できる顔立ち。成績優秀者で人生の勝ち組。闇深いお偉いさんたちの奉仕者で、困っている人や助けを求めてる人は助けるという、模範的な優しさ、模範的な正義感も持ち合わせ、まるで学校の道徳教科書に出てきそうな不気味な少年。オレの偏見だと、今は充実してるが、あと4年もしたら自分のリスカ痕を病み垢界隈にツイートしそうな感じだ。

そういえば、コイツとは何回か仕事をしたことがある。でも絡まなかった。なんでだろ?ーーあ、そっか)


そうだ、
(向こうで、フードを被るDQNが、足元で許しを乞うホームレスを蹴り飛ばした)


おれ、おまえのこと、ずっと、
(サングラスのDQNは、回転式ナイフを取り出し、それをホームレスの前で見せる)


ずっとさぁ!
(怯えるホームレスの頭を踏みつけるDQN、そしてしゃがみこんで、刃をホームレスの目へ近づけるDQN。それをここで傍観する五月の青年)


キライだったんだ。
『ギャァアァアァアァアァ!!!
やめてぇぇぇよぉぉぉ!!』
(ホームレスの異常な叫び声が通話内にも入った。襲われているのは誰が聞いても分かる。だがオレは何もしない。今は、ナインに気持ちを伝えたかったからだ。この怒りと嫉妬をぶつけずにはいられなかったからだ)



91: 五月 [×]
2021-01-06 00:03:39

>89

活動方針って………あぁーー
おまえって誰にも自分の本音らしいこと言わないもんな。
嘘つきだし。
( 初対面の頃、クラスに一人はいる、表層はクールで内面はやさしい女の子の印象だった。しかし、行動を共にするごとに脳内にあるその印象は自然と書き換えられる。彼女は、クールなんかじゃ済まないレベルで、計算高くよどみのない秘密主義者だ。しかし、それが分かったところで、およそ本音と呼べるものがまだまだ見えない、見える気さえしない。

ただ、現在オレがこうしてベランダで正気を失っている中、なぜか彼女はこの場に留まり続ける。四ツ路の顔には『鬱陶しい』と出ているにも関わらずだ。その行動には何か意味があるのか?彼女の本音に関わるヒントがあるのか?その行動がまさに、四ツ路 咲良という冷徹な少女の存在理由、彼女にくべられた薪の存在を示しているのか?)


四ツ路。おまえなんでここにいるんだ?オレのこと、心配してくれてんのか?

92: 蛇喰 竜 [×]
2021-01-06 15:05:26



>IX

そうですか…猫は好きですよ。それと僕は静かな方が落ち着くのでこの時間にここに来ました(彼の話に少し考える素振りを見せた後ここにいる理由と共に告げた。本来ならば決して人と関わってはいけないが様々な話題を話してコミニュケーションをとる様子を見て最低限であれば会話位は許されるだろうと思い静かに相槌をうって)そうですか、君の気持ちは分かります。風にあたりながらのんびり過ごすのはいいので

>四ツ路

…人か、いえ、僕は飼い主じゃありません。この子は野良猫ですよ。(寄ってきた猫を膝に乗せそっと片手で撫でていればふと声を掛けられ視線を向けた。少し警戒をしたが相手の愛想の良い笑みを見て少しだけ様子を見ようとフードを取り穏やかな表情で返事を返して)

(/絡んでいただきありがとうございます。疎いところがあるかもしれませんが宜しくお願いします!)



93:  [×]
2021-01-06 22:02:20

(/返信遅くなりました!今さらですが返信させていただきます!)

>四ツ路さん

Ⅸ「そう……ですか。はい、わかりました。その時が来るまで、貴女に良いことをしてもらったこの時を、忘れないようにします。」

と、感謝の念を込めて手を祈るように握り合わせてお辞儀をする。こっちがⅨだとわかっていそうな様子もないことから、四ツ路さんは任務以外の自分の姿は知らないのかも、と思いつつも、恩返しのときが来るまでは任務も無事に終えたり、とにかく生きてくれますように……と心のなかで祈る。

Ⅸ「あ、えっと……それじゃあボクはこの辺りで、失礼しますね?本当にありがとうございました。」

と、手をふってその場を去ろうとする…。

(/絡みですが、ここで終えても大丈夫でしょうか?)


>八雲さん

Ⅸ「はい、そうですね。焼き鳥になったとりさんに謝らないと…。」

と、服のポケットからやや錆びている銀の十字架を取り出し、両手で握りながら祈るようにかがみこむ。八雲さんはその光景をみたことがあるかどうかはわからないが、Ⅸはその十字架をいつも肌身離さずに持っている。Ⅸの素性に関しては政府が何処かから拾ってきた、というのがざっくりとした情報で……最も詳しい情報で判明されていることも、「国内にあった孤児院兼教会の施設から来た」ことしかわからない。

Ⅸ「…ふぅ……あ、入れ物ですか?ちょっと待ってくださいね…。」

と、袋にはいっている焼き鳥の本数を数えて……ポケットからジップ袋を取り出す。

Ⅸ「えっと、いろんな用途で使うからこれだけは持ってるんですよね……はい、空きました。」

と、焼き鳥をすべてジップ袋に入れ、空いた紙袋を八雲さんに渡す。……ジップ袋をいろんな用途で使うというのは、日常的な意味より「ヤバイことが起きてしまった場合」とかにも使うからなのだが、それを嬉々として話しているⅨの様子からは、後者の黒い意味合いは考えていないのだろう。


>蛇喰さん

Ⅸ「そうなんですね。確かにこの時間なら、静かで風も程よくて気持ちいいから、いい場所なんですよね…。」

と、それだけ話すと蛇喰さんのその解答を真剣に受け取ってか、それからはなにも言わず、夜食のおにぎりをちまちまと食べながら、夜空を見上げるように眺める。

蛇喰さんからみれば、他人の近くでなんとも無防備そうに空を見上げているわけなのだが……Ⅸが空を、というよりは夜空に浮かぶ星を見ている時は……何処か素の感情が出ているような……悲しそうな顔をしている。


>五月蝿さん

Ⅸ「………」

無言で、五月蝿さんが「キライだったんだ」と言うまで、真剣に耳を傾けていた。それこそ、途中で聞こえる「後ろでの揉め事の声」が聞こえても、無視するくらいには。理性的には「きっと任務中の、処理される人の声なのだろう」と考えて切り捨ててはいるが。

Ⅸ「…………ははは…」

第一声が、控えめな笑い声だった。

Ⅸ「…そう、ですか……ボクのこと、嫌ってくれてたんですね……はい、『ありがとうございます』…。」

妙な話だが、Ⅸは悲しい気持ちにも、苛立つような気持ちにもならなかった。心のなかに込み上げてきた感情は……『安堵』だ。

Ⅸ(よかった……やっぱりボクは、罰せられるべき咎人なんだ……。)

心の何処かで思っていた。冷たい態度をしているものの……周りの人も、仲間も……敵以外は、露骨な悪意や敵意を向けてこない。どうして、と。「いい子供」だと思って欲しくない。だって、「偉い人」は自分を「咎負い人」だと言った。その証明になれてないんじゃないか、と。

Ⅸ「そっか、ボク嫌われてた……あはは、ははははは……」

端から聞けば傷心しているように聞こえるが……全然そんなことはない。本心から、安心しているのだ。他人から言われた「お前は悪い奴だ」という言葉を……それを自覚できたことへの、自分への嘲笑だ。普通なら理解もされないし、異常だと思われる。でも、そこでそれを指摘する人はいないだろう。いたとしても、Ⅸは鵜呑みにしない。根底にある「偉い人」への信頼が過剰すぎて、そこだけは疑わないからだ。

Ⅸ「……はは、ははは……あ、失礼しました。えっと……話したいことって他にありますか?今のは、なんかボク個人への言葉っぽく聞こえたので……他に伝えたいこと、あったんじゃないかな、って…。」

94: 三丁目のミケネコさん [×]
2021-01-07 13:15:32


>64

(/あげます。それと生存確認です。)

95: 着ぐるみパンダさん [×]
2021-01-08 02:13:13

/ 生存報告として上げ

96: 五月 [×]
2021-01-10 01:13:21

>93


は?
( 『ありがとうございます』

   ????

思考が止まった。
スマホから出てくる声が綴った言葉の羅列は、承認欲求に飢え死んだ五月青年の脳ミソでは、その真意のカケラすら読み取れない。
ただ、感じたものはある。それは、電話向こう側の九月の少年の中に、本来、少年という姿形の内にあるべきはずの無邪気な魂が無かった。代わりにあるのは、得体なんて知りたくもない純粋な何モノか。

人には、人の姿をしたバケモノが混じっている。本当だ。今日だって、この地球上にどれだけの悪がいたことか。例えばお偉いさんとか。自分たちの身勝手な構想に夢中で、国民の苦しみなんて知ったこっちゃーない傲慢な連中。例えば配信者とか。人の死すらネタとして金に変換してしまう強欲な連中。例えば病み垢界隈とか。自分を加えて工んだ偽りの姿を示し、おびきよせた他者を、自分の心の欠乏を埋める道具として 一時的に 利用する怠惰な連中。オレだ。

少年の中では、人の悲鳴が、当たり前のようだ。バケモノめ。『 他に伝えたいこと・・・』
聞こえてくる言葉に確信した。
九月はその本質がバケモノゆえ、そのように早く感情をコントロールできるのだ。オレにできない術。他に伝えること?そんなんだから、たった今新しくできてしまったよ。)


おまえは真っ黒でレイコク。今聞こえる人の悲鳴すらガン無視しちまうほど染まってる。あの声は一般人ので、おまえが想像するような仕事じゃない。
(「そもそもそんな仕事こない。オレは上から沼扱いされてるし…」とボソリと呟いた後、続けた)


おまえは、その年齢にして絶対に戻ることのできないところまできてしまってんだよ。
(悪意に駆動する青年の口はまだまだ動く。バケモノの涙を望む青年の声が駅前に響き渡った)


そーーんな悪いヤツがさ !!!
なんで罪の数が少ないオレより楽しそうにできんだ? なんで笑えるんだ? なんで平然と息を吸い続けられるんだ? 何で楽しさ優しさを追求できんだ? 何でオレより持ってるんだ?な ん で 、六笠と話していられるんだ?
な ん で、ありがとうございますって勝手に安らいでんだ?


97:  [×]
2021-01-11 18:06:31

>五月蝿さん

Ⅸ「そうあるべきだからですよ。」

ノータイムでの即答。タイミングは、「ありがとうございますって勝手に安らいでるんだ」という言葉の後。先ほどまでの笑い混じりの声ではなく…ひどく、淡々とした声。

Ⅸ「一、汝は咎追い人である。
二、罪の清算は指示を受けること、命令を聞くことである。
三、亡くなった彼らを思うのであれば、笑うことと楽しむことを忘れることなかれ。
四、命を自らの手で絶やすことがあれば、その命に冥福を捧げよ。
五、誰にも心を許すことなかれ。
六、思考の前提は現実的であれ。
七、異端者を許すな。秩序に害なす存在こそが、異端者であり、汝が粛清すべき存在だ。
八、アレスは粛清すべき咎人である。
九、汝がすべての言いつけを守る限り、汝は「Ⅸ」である。」

その言葉は、到底少年の言葉から発せられる、人らしい言葉というより……定められた通りに話すような……まるでパターンを組み込まれた機械のような、無機質な話し方だった。

……唐突でごめんなさいね。話したこと、なかったですよね?ちょうどいいので話しました。これ、偉い人からの言いつけです。ボクが保護されたときに教えられた、大事な大事な約束ごとです。春夏隊の皆さんも、ボクと全く同じじゃいと思いますけど、教えられたこととかありますよね?ボクのはこんな感じですよ。」

……本質がバケモノというのは、半分的を射ている。「Ⅸと名付けられる前の少年」なら、至って普通の子供だった。だが、「Ⅸ」はまさしくバケモノだ。真性の、ではなく……「バケモノにされた」というのが正しいだろう。

Ⅸ「悲鳴を上げている方はお気の毒ですが、ボクがその場にいないのと当事者ではないので……手助けはできそうにありませんね。「その場にいないボクが悪い」のと、挙げ句悪い人と勘違いしちゃったみたいだし……これは確かに責められちゃいますね。」

「その場にいるのに助けないんだ。でもまぁ五月蝿さんはボクと違うから、それもおかしいことではないのかな?」と付け加えつつ、さも何でもなさそうに話す。

Ⅸ「……任務関連の連絡事項がないのであれば、ボクは通話を切りますね?元々この通話を受けたのも、ひょっとして五月蝿さん、なにか大切なことを伝えたいのかな?って思って電話したので……無いのであれば、ボクは電話を切ります。」

98: 八雲 晴臣 [×]
2021-01-12 21:30:40




(/本日が最終レスから2週間という事で、一先ずは完成させた分だけお返し致します…!)


>75 蛇喰さん

(夜更けの仕事帰りに通りかかった公園。視界の端に感じた気配の方へ意識を向けつつ足を止めれば、自分と年齢が近そうに見える青年の姿を認め。何やら黒猫さんと向き合っていらっしゃる……漫画とかでは有りがちだが、まさか生のシーンをこの目で拝む事になろうとは。普段であれば、そんな事を思いながら通りすぎてしまうのだが。青年の纏う雰囲気に得体の知れない何かを感じ、自然と歩みをそちらの方へ向けてしまっていた。初対面の相手に何と声を掛けるつもりなのかとか、意図して深夜の公園に居るというのであれば他人との関わりをあまり好まないタイプなのかもとか…考えられる事が幾つも頭を巡っているが、完全に無計画な状態で歩を進めていく。黒猫を足音で刺激しないように気を付けつつ、もしも彼の意識が此方に向けられたとすれば軽く会釈を返すだろうか)


(/絡ませて頂きます!
愚息ともども、宜しくお願い致しますー)



>79 さつき

……さつき……?
(消灯した自室での睡眠中。枕元に置いていたスマートフォンのバイブ音と、そこから放たれる強い明かりでボンヤリと目を覚ます。もぞもぞと掛け布団の中から手を伸ばして端末を掴み。目の前に持ってきた画面から放たれるブルーライトに目を細めながら得た情報は、まず今が深夜の時間帯である事と、そして着信相手が同じ春夏隊に所属する青年……五月蝿さつきである事。全く予想だにしなかった相手からの着信、しかもそれがグループチャット当てのものであるという衝撃は、寝惚けた脳を覚醒させるには十分なもので。彼の身に緊急の何かが起きているのか……何はともあれ緊張しながら通話ボタンを押し、端末を耳に当てて声を掛けてみるのである)

ーーどうした、さつき?


(/絡ませて頂きます!
親しげに名前呼びさせて頂いておりますが、不都合な点など御座いましたらお声かけ下さいませ……!)




99: 蛇喰 竜 [×]
2021-01-13 19:21:38


>IX

はい、落ち着くのもありますが星を見るのが好きなので……(彼の話を聞いた後何かを思い出すかのように夜空を見上げた。自分を産んだ後どこかに行ってしまった母親や物心付く前に既にいない父親、そして己の体に呪いの痣を刻んだ神__己の存在を否定した者達の記憶は今でも脳裏に焼きついている。皮肉だと思いつつ隣を見ればどこか悲しそうな表情で星を見ている相手の姿が見え一度考えを止めて)……何か悲しい事でもあったのですか?

>八雲

…来るか?…!
(しばらく黒猫と見つめ合っていてふと誰かが近づいてくる足音が聞こえ視線を移した。こんな時間に人がいるとはなんて一瞬思ったが自分も同じような状況の為敢えて気にしないでおく事にした。自分に何の用なのかと考えつつ足元に擦り寄ってきた黒猫を片手で撫で軽く会釈をした。必要以上に他人と関わる事はあまりしたくないが会釈位は良いだろうと思いつつ様子を見ていて)

(/絡んでいただきありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします!)



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