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ANARCHY!SUGAR!SNUFF! 〆/222


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自分のトピックを作る
21: 加賀 [×]
2020-12-20 00:17:21




……初デートやからせいしろに格好付けた所見せたうて電話してん(店内に入ればカカオの濃厚な匂いが鼻孔を擽り、案内された席につけば丁寧に行われる利用方法を適当に耳に流しつつ何よりも楽しみが隠しきれない貴方の顔を慈しむように目尻に皺を刻みながら眺め、お礼の言葉で店員の説明が終わったことを知るとパントマイムで電話の真似をしながら続け)本当やね。どれも美味しそぉやから迷ってまうけど…あ、俺このボンボンショコラってやつ好き。柔っこいチョコ入ったやつ(ちまっこいチョコレート菓子は見るだけでは味がわからない物も多く、その中で見つけた馴染みのあるそれに指をさすと)これ宝石みたいやんな。ごっつ綺麗。食うたことある?(シロップ漬けのオレンジにチョコレートがコーティングされたキラキラ光るオランジェットを初めて見たのか興味津々と瞬いて)誠士郎は気になるやつ有うた?食べきれんかったのはお持ち帰りしたらええし、遠慮せんと頼も(帽子とサングラスにマスクと邪魔なものを全部外せば頬杖をついて、すっかりメニューに向いていた視線は貴方へと戻り)



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ええよお、全然かまへん!寧ろ展開し易ぅしてくれて有難お。俺は誠士郎の文章がごっつ好きやから長くても短くても丸っと全部嬉しいなってまうわ!(えへらへらと気が抜けるような緩い笑みを浮かべ)せやから誠士郎の好み聞きたいねんけどええかなぁ。俺な無駄に長くなってまうから誠士郎のやり辛い描写になってたらすまん!もしそうやったら遠慮なく言うてな。直せるように頑張るわ!(眉を下げれば顔前でパシンと両手を合わせて)




22:  [×]
2020-12-20 12:12:39











…はははっ!それ俺に言うたらあかんやつやん、……めっちゃ格好良かったで。おおきに、縁。( あっさりと動機を明かす貴方の潔さに、呆気にとられた後声量を抑えつつ大きく口を開け笑い出し。一頻り笑うと、店に入った時の貴方のスマートな振る舞いを思い返し、目を細めて本心から甘やかすように続け )───俺もボンボン頼むわ。あとは…これと、あ…こっちのアルコール入りのんも気になるし。おっ…なあ、こっからここまで、カカオの割合が違うんやって!食べ比べんのもええし……迷ってまうなあ。( メニューの細かな説明書きまで読み込んでしまうのは性分のようで、ガナッシュやらプラリネにボンボン、はたまたカカオの原産地、流石専門店とでも言うべきか、丁寧に記されている様々な情報に心を躍らせ。結局のところ味はあまり想像できないし、普段なら意識もしないその専門用語たちに首を捻りつつ、それでも楽しげにメニューに所狭しと並んだ写真を指差して、瞳を輝かせては子どものように貴方に話し掛け )ん、そらオランジェットや。食うたことないなら、試してみたらどや?俺は好きやで、( 輪切りにされたオレンジを艶めくチョコレートが半円状に覆い光るそれに興味を示す貴方に、首肯してからやんわりと勧め )…ほんだら、ケーキとホットチョコレートも頼みたい……て、ちゃんと縁も選んでるか?( メニューの頁を捲ると、ケーキやパフェ、箸休めの軽食、ドリンクと続いており。全てが魅力的に見えるがために目移りばかりしながらも"遠慮せず"の言葉にぱっとメニューから顔を上げ、此方ばかりを見ている気がする貴方に不思議そうな表情を向けつつ問い )



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そう言うて貰えるとめっちゃ助かる。ありがとうな。なんやまた大袈裟な…褒めてもなんも出えへんで。( 照れ隠しにちょい、と肘で小突き )今のまんまで十分好みやし、大丈夫や。( さらりと言い放つと、穏やかに笑い )そない俺に合わせようとせんでも、自由に気楽にやってな。お互いちょっとずつ合わせていきながら楽しく話せるんが一番やと思うとるし、途中でも気になることがあれば遠慮なく切り込んで貰えるとありがたいわ。











23: 加賀 [×]
2020-12-20 14:18:18




そら良かった、今日くらいはスマートなええ男って思って貰わんと(周囲を気にして普段より控えめな笑い声が耳を擽り、店の甘さも霞む優しい甘やかしに冷えた体が温まるようでくすと釣られた笑いを上げて)…誠士郎可愛ええなぁ思うたら目ぇ離せんくなってた。今な一生懸命にそれ読んでんの可愛ええ思うてわっしゃわっしゃ撫で回したいなったの我慢してん。後で褒めて(大して読んでなかった説明書きを貴方を通して知りながら、時折おんだのうんだの美味そうだのと場に応じた相槌を送り。メニューを見る為に伏せられる長い睫毛の色っぽさ、メニューを撫でる指の丁寧な動き、好きを前にして喜びが隠しきれてないあどけなさ、全部が愛しくて恋しくて好きを募らせていた所で指摘を受け。悪戯を隠すようにひひと笑ってから指先に作ったハートを貴方に向けて。きっと来るだろう反論の前に呼び鈴を鳴らせば直ぐに訪れた店員へ)これと、これと、この種類のんここからここまでと、後これもと、後はーと、店員さんのおすすめのやつ何個か見繕って欲しいねんけど、ええ?(貴方が迷っていた物を聞いていなかった訳では無いようで、上がっていたチョコレートとホットチョコレートのミルクとダークを一つずつ、口直しの為に一口サイズのサンドウィッチを注文してから)誠士郎、ケーキはどれがええ?俺この柚のやつにしよぉ。…他にも気になるやつ有ったら選びね(幸せに緩む表情でちょうど開いていたページのケーキを一つ指差し、横向きだったメニューを貴方が見やすいように向きを変えて)


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きゅうううん、これ以上惚れさせてどぉすんねや。毎日好きの更新してるわ……言うても俺な、ホンマに幸せすぎてどぉしよ悩むくらいやし、誠士郎は何も気にせんでゆるーく相手してや(大きく両腕を広げれば甘ったれるように抱き締めて、沢山のハートを飛ばすように明るい声色で続け)確認してくれてありがとお、また何かあったらいつでも声かけてな!俺も声掛けるわ。こっちは切ってかまへんよ




24:  [×]
2020-12-20 18:08:41












?!( そんなにメニューに熱中していただろうかと自分の行動を顧みて、子どものようにはしゃいだ姿を見せてしまっていたことに気が付き、かぁ、と耳を赤くして。反射的に言い返そうとしたところを遮るように鳴る呼び鈴に口を噤み、店員が此方に来る前にと緩みきった顔の貴方が作った指のハートをぺいっとはたき落とすのみにとどめ )───あ、すみません。えと…この、フォンダンショコラ、お願いします。( 先程席まで案内してくれた店員がやってきてから、まだ迷っている最中だったということに思い至り狼狽するも、気になっていたチョコレートたちが目の前で次々とオーダーされていく様にぽかん、としながら固まり。貴方の声でハッとし、自分の返事を待つように、店員が愛想良い笑みを浮かべながら此方に視線を向けているのに気が付くと、視線を合わせるように少しばかり顔を上げ、向けられたメニューの中でもひときわ目立つそれを指で示しながら、謝罪と感謝の意味を込め、控えめに微笑みつつ会釈をして。店員が確認の為にオーダー内容を復唱してから、下がってゆくと貴方に視線を戻し、ちょっぴり恥ずかしさを織り交ぜた様子でやんわり眉下げ笑い )…注文まで任せてしもて、…ホンマありがとうな。



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いつもおおきに。ほなね。( ぎゅっと包み込むように抱き返すと離れ、片手を上げてひらりと一振りし )











25: 加賀 [×]
2020-12-20 19:14:53




宜しゅうね。(繰り返されるオーダーを確認するように耳を傾けてから間違いが無い事を浅く頷くことで示し、店員が下がってから自分への感謝が向けられると意図してなかった感謝にハテナマークを幾つか浮かべ)何もしてへんよぉ。せいしろが選んだやつ言うただけやもん(ゆるゆると頭部を左右に振ってから軽さを含んだ声色で小さく笑い)…、あ。ありがとおね、(オーダーしていた内の調理を必要としないチョコレート菓子とホットチョコレートが届けられ、テーブルに並ぶそれを目の動きで追い掛けると宝石みたいに畏まった作りのチョコレートが特別感を煽り嬉しさを際立てて。長居せず速やかに下がる店員を見届けてから)俺こんなお上品なチョコレート食べるの初めてやわ、なん。ちょぉ緊張してまうな…。誠士郎はミルクとダークとどっちがええ?、飲み比べてから好きな方選んでええよ(元々は貴方の好きなものを自分も一緒に楽しめれば最高だと考えていたが、実物を前にすればつい楽しくなってしまい一つ一つのチョコレート菓子を目で追い掛けて尻込みするように向き合って。置かれたホットチョコレートの入るマグカップを二つ貴方の前に並べてから何をしていても楽しいヘラついた表情で)




26:  [×]
2020-12-20 21:34:36










( 暫く他愛のない会話を交わしていたところへ、お待たせいたしました、の一言。平静を装いつつも、そわそわと店員の持つトレーに乗せられたそれに視線をやり。深みのある木製のプレートに美しく並べられた艶やかでいて、繊細なつくりのチョコレートと丸みを帯びたシンプルなデザインのマグカップになみなみと注がれ、ほんのりと湯気を立てるホットチョコレートが熟れた手付きでサーブされると、感動と額に大きく書いてありそうな程にわかりやすく表情が輝き出して )!──凄い。食べるん勿体無いくらい綺麗やな。俺もこんな洒落とるん初めてやから、えらい緊張するわ、( 緊張した面持ちの貴方に同意するようにこくりと頷きつつも、目にも楽しい宝石のようなチョコレートたちを前に、嬉しさが勝るようでにこにことご機嫌そうに笑顔を向け。湯気とともに甘い香りを漂わせるホットチョコレートを交互に見ながら少しばかり困ったように小さく首を横に振り )…そんなんできひん。俺だけええ思いしてまうやんけ、それは寂しいわ。……折角いっしょに来とるんやし…おまえもこーいうとこ来るん、初めてなんやろ?( 貴方の優しさを無下にするのも申し訳なく思いつつ、初めての体験を共有したいという我儘をおずおずと口にすると、伺うような視線を投げ掛け緩く首を傾げて )先にミルクのん貰てもええ?ほんで…いっしょに飲むん嫌やなかったら、そっちも後で半分わけてーな。飲み比べ、いっしょにしてくれへん?













27: 加賀 [×]
2020-12-21 12:29:28




……せやね、ほんなら半分こしよな。試してみて美味かったらまた頼んだらええんやし(愛しいこの人は存外子供みたいに素直に喜ぶのだと知れば、また一つ貴方を知れた事が嬉しい半面、想定よりもずっと愛情深いと笑ってしまう。今日だけは、今日くらいは、と背伸びをする格好付けを見抜き伺われてしまえば敵うはずもなく、素直に頷いて良い返事を向けて)いただきます。……うま、せいしろ!これ美味いで。ええこと思いついた!板チョコ買ったら似たの作れへんやろか、今度俺ん家で試してみぃひん?……あ、でも料理せんから絶対道具足りへんわ。使いそぉなん帰りに買うてもええ?(食事前の挨拶を自然と言えるようになったのは貴方の所作が綺麗だったからで、マグカップに口を付ければインスタントの粉をお湯に溶かした物とは比にならない濃厚なカカオ味に喧しい感想を繰り返す美味いと共に告げて。もう一度味を確認する為に口へ運んでから期待に弾む上擦る声でつらつらと続け)ほんでな、上手に作れるようになったら屋敷の子ぉらにも飲ませたんねん(ひひと歯を見せるように笑いつつチョコレートナイフで手近かのボンボンショコラを半分にカットして)




28:  [×]
2020-12-23 00:54:45












( 色良い返事と、いつものお喋りが戻ってきた貴方に安心して小さく頷き応え。楽しんでくれている様子の可愛い貴方とぴかぴか光るチョコレート、柄にもなくすっかり浮かれてしまっていることに気付いて。貴方といると素直な表情が自然と表に出てゆく、けれど浮かれたこの気持ちまで伝わってしまうのは少し気恥ずかしくて、きりりと表情を引き締めては手を合わせて挨拶を )いただきます。……!ホンマや、こっちもめっちゃ美味い。( マグカップのハンドルに手を掛け、静かに持ち上げると空いた片手を軽く添えて持ち、優しく広がるまったりとした香りを楽しんで。一口含んでは、じんわり温かく、濃厚ながらどこかさっぱりとしたホットチョコレートの優しい甘さに目を見張りつつ、ほっと頬を穏やかに綻ばせ息を吐き )…お。ええな。似てるんやったら作り方とか調べればありそうやし。───おん、かまへんよ。色々見て帰ろか、( 貴方の思いつきに興味を示し、頷いてからもう一口とマグカップの中のそれをゆっくり飲み。屋敷で出会った友人たちが喜んだり、驚いたりする表情を思い浮かべ、ふ、と口元緩めて )屋敷の子たち、甘いもん好きな子多そうやし喜ぶんやないか?縁が淹れた言うたらびっくりすんで。………こんなん初めて使うわ。使い方合うてるんかな、( 初めて見るチョコレートナイフをぎこちなく手に取ると、等間隔で並ぶチョコレートの内の一つを見様見真似でカットし、現れた濃淡の違うブラウンが縦に並ぶ断面を珍しいものでも見るように眺めてから、そっと親指と人差し指で摘み口に運び。舌の上であっという間に溶けてゆく、外側のチョコレートと中に詰まっていたガナッシュの甘さ、滑らかさに息を呑むと、思わずといった風に笑みがこみ上げ、ぽろりと感想がこぼれ落ちて。残った片割れを視線で示し貴方にも勧め )……美味い、…縁も後でこれ、食べてみ。













29: 加賀 [×]
2020-12-23 06:42:55




俺なぁ、誠士郎の食べる所見んのめっちゃ好きやねんな。自分食べ方綺麗やんか、食べる時の手の動きとか品あってずーっと見てられるん。俺も気ぃつけなって勉強になるしユーチューブとかで配信して欲しい…けど待って。止めた止めた、どこぞの誰とも知らんヤツにせいしろ見したない。やっぱし俺にだけ送ってや、せいしろの食事配信(美形の凛とした顔付きの絵力を正面で楽しみつつ、所作の丁寧さに見蕩れてはその動きを真似るみたいに鏡写しで腕を動かし。甘ったれた我儘を続けつつ最後にはお願いと強請り)俺が淹れたんは間違いとちゃうけど監修は自分やで。一緒に楽しんで喜ばしたろなぁ……そぉか、けど、俺ん家やったら二人きりなれるやんな。こぉして外出するんも楽しいねんけど 触れへんの寂しいなぁ思うてた(そうと決まればカフェの後の予定だって楽しみで気持ちが高まり、弛んだ表情がへらへらと笑みを見せて。途中で気付いた事実に生唾を飲むとチリリと熱の点った双眸で見つめつつ告げて、ホットチョコレートで温まった手が悪さをしてしまわないように緩く握り)……そんなに美味いなら頂こ(肝心のチョコレートの味を堪能した後に見えた愛らしい表情変化を見れば(そんなに美味いなら全部食うてええよ)と喉を通りかけた言葉を飲み込んで。貴方と過ごす内に少なかれ成長をしているのか飲み込んだ言葉の代わりに美味しいを共有したいと片手を伸ばし、小さなチョコレートを口に運び解けるように溶けてしまった繊細な味と何よりも貴方をあんな風に喜ばせたその味を共有出来ることに小さく吹き出してから和らぐ声色で感想とリクエストを)笑てまうくらい美味い。な、次オレンジのん半分こしよ




30:  [×]
2020-12-24 07:25:54











いや、なんで縁には配信することになってんねん、誰にも配信せんわ。………ほんで監修て重要なとこ俺に任せるんかいな、…ええけども。( 所作については最低限気をつけてはいるもののそこまで意識しているわけでもないため、手放しに褒められてしまうとなんとなくむず痒い気持ちになって。再びホットチョコレートのマグカップを手に、貴方の我儘を真顔でさらりと一蹴しては、また一口と幸せな甘さを堪能してから更に呆れたような笑いを含んだツッコミを重ねて )おん、みんなが喜んでくれるように頑張らんとな。──────、( 気合十分といった様子で深く頷いてから、顔を上げると熱っぽい視線に射抜かれているのに気付き、ほんの少しばかり耳が熱を帯びたのを自覚しつつおもむろにマグカップを音を立てぬよう静かにコースターの上に置き。テーブルの下、そろりと脚を伸ばして、貴方の上等そうな靴を傷めぬように軽くつんつんと数度爪先でつついては、持ち上げた足の甲でふくらはぎの側面をゆっくりと、何でもないといった涼しい顔で撫で下ろした後、脚を引こうとし )オレンジのな、……ほれ、( 此方に勧めてくるばかりだった貴方からの美味しさの共有の誘いに変化を感じると、ほんわりと胸があたたまる心地で、口元を緩め。オランジェットというリクエストに答えるべく、鈍い光を放ち、若干透き通って見える美しい円状のそれを丁寧に半分に断つと、チョコレートナイフを置いてから手のひらでどうぞ、と勧めるような仕草を取り )











31: 加賀 [×]
2020-12-24 11:51:40




駄目かあー……ほんなら一緒に食べれる時間作ったろ。画面越しより直接見れる方がなんぼもええ。お前がちっこい口もぐもぐさせてんの見たらな、俺は元気いっぱい加賀パンマンなんねや(大袈裟に残念がって見せてはいるがゴネずに直ぐに引き、本題とばかりに持ち掛けて両手で頬にたこ焼きを作りおふざけを)……ん、どし───ぉまえなあ。聞いてへんかったんかアホ!触れへん言うたやろがい。…ほい、逮捕。こいつやこいつ、こん悪い足はどこん家の足や、躾がなってへんわ。後でおしおきしたるからブルブル震えて待っとけよ(猫の子が構ってとじゃれるような力加減でつんと受けた刺激が次第に艶を持つ触れ方に変われば血が沸騰するみたいに体が暑くなり、向かい合う張本人は我ぞ知らぬ存ぜぬと涼しい顔でその顔がまた美人だから絆されそうになってしまう。ぐぬ、と言葉に詰まってから行儀悪くテーブルに肘をついて頭を抱えると深い呼吸で落ち着きを作り、戻る脚を逃がさないとばかりに途中で挟むように捕まえて。)それ飴ちゃんとかガラスみたいに綺麗やんか、固いんとちゃう?ちゃうんかい!そこは固くあれっちゅう……俺これ好きや。チョコがな、ちょこーっと苦いんやけどオレンジが甘酸っぱいから美味い(ナイフの動きに余計な茶々を入れながら指先で摘んで受け取り、喧しい説教をかましながら途中で口へ放り込みもごもごと味わうような咀嚼。美味しさに驚くと言うのも変な話だが想像を超えた味わいに)やるなお前、めっちゃ美味いやん。誠士郎も食うてみ!びっくり……あ、ありがとお。騒いでもぉてすまんけどあんまり美味いからビビってんねや、堪忍してな(まだ残る半分のそれに激励し、その熱のままあなたに勧めていた所で残るオーダー分が届けられると流石に羞恥が襲い。眉を下げ照れ笑いで誤魔化しつつ下がる店員を見届けて)




32:  [×]
2020-12-24 23:18:05













………っふ、はは!俺からならええかな思てん。堪忍や、…お手柔らかにしたって。( 脚を挟まれてもさして気に留めていない風に、動揺している様子の貴方をチラリと一瞥してから、すん、と澄ました素知らぬ顔で自らの前に並ぶチョコレートを変わらぬ丁寧な手付きでカットし。小さなことでも寂しがる貴方がいじらしく思えたのが半分、熱っぽい視線にあてられドキドキさせられた意趣返しのつもりが半分だったのだが、予想以上のオーバーリアクションにポーカーフェイスを保ちきれず、徐々にぷるぷると肩を震わせはじめ。綺麗な断面を晒すそれを摘もうとしたところで、耐えきれないというように吹き出してはくすくす控えめな笑い声を上げながら、軽い口調で謝罪しつつ挟まれたままの片脚を何と無しにゆらゆらと緩く左右に揺らし )今の店員さん、ちょっと笑っとったで。………オランジェットもええな、…これ、買って帰れるんかな。( 平然としているように見せつつも貴方の軽快な話し口に僅かに肩を震わせ、笑みを溢していた店員の背中を見送ってから、自分がそうさせたわけではないにもかかわらず、少々誇らしげに口角あげながらこっそりと告げ。勧められたオランジェットを摘みあげては、淡い照明に反射しきらきらと光る見た目を楽しんでから口に運び。砂糖漬けされてギュッと甘味が凝縮されたオレンジの程良い弾力、爽やかな酸味とビターな風味のチョコレートのほろ苦さが合わさって解けてゆくのをもぐもぐと存分に味わい、表情をなごませて )……おお、…( 先程去っていった店員がサーブしたフォンダンショコラに瞳を輝かせつつ、先程まで口を付けていたホットチョコレートのマグカップをそっと貴方に差し出し )せや、…こっちも飲んでみ。



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縁、ちょっとこっち来ぃ、( ちょいちょいと手招いて )……今日、クリスマスやから。これ、( 綺麗にラッピングされたプレゼントが入った飾り気のない紙袋をそっと差し出し )選びながら、縁の好きなもんとかまだ全然知らへんなって思ってん。…せやから、もし趣味やないなら、全然使わなくてかまへんのやけど……受け取るだけ受け取ってもらえると、うれしいわ。( 悩みに悩んで、ようやく選んだプレゼントは滑らかな肌触りの無地のボルドーのマフラーと上品なデザインの黒い革の手袋、日本語で書くには何となく恥ずかしく英語で記した手書きの"I’m into you."の文字が並ぶ幻想的なデザインのクリスマスカード。緊張した面持ちで、言葉を選びながら、ぽつぽつと話し進めてゆき、じぃっと貴方を少しばかり不安そうに見つめ )













33: 加賀 [×]
2020-12-24 23:53:03




折角のクリスマスやから先こっち返させてな!上のんも落ち着いて返すからちょぉと時間くれ!(飾り気の無さが貴方らしさを訴える紙袋を受け取ればそれを大事に抱えつつ顔をくしゃりと中心に寄せ)
なあ、開けてもええ?───!こんなええのん貰てどぉすんの。嬉し過ぎて使えへんてぇ。でも大事に大事に使うな、ホンマにありがとお。…どう?!似合う?!ええ男なったんとちゃう?!(プレゼントの中身は寒がりな自分にとって何よりも嬉しい物で、じわじわと込み上げる嬉しさにマフラーと手袋を装着しては付けた姿を嬉しさを隠し切れない浮かれポンチでお披露目して)ホンマはな、日付変わった瞬間に枕元とちゃうけどこっちにこっそりプレゼント忍ばせたろ思っとってん。……せやけど先に貰てしもたら我慢出来へんわ。俺にも直接渡さしてな(サプライズ失敗をたはと茶化しながら、いそいそと用意していたサンタ帽子を貴方に被せればトナカイの角とパーティグッズの赤い鼻を自分に付けて)俺、誠士郎の書く字ぃがめっちゃ好きや。せやからこれで仰山書いてな(貰ったクリスマスカードに書かれる綺麗な字に双眸を細めてから、用意したプレゼントを向けて。クリスマスらしい派手な紙袋には赤い袋と紺色の品有るラッピングがされた箱が一つずつ、赤い袋にはネタとして買った手の平サイズのクリーム色のテディベアと初めて作ったからこそ歪で良い出来とは言えない少し焦げた手作りのステンドグラスクッキーが、本命の箱の方には黒地にゴールドで”escapade(無茶な/悪戯)”と刻印されたボールペンが。)ホンマはね、俺とお前の名前入れたろかなって思ってん。けど注文するとき擽ったなって、俺とお前だけわかってたらええわ!って誤魔化してもぉた。(首に巻くマフラーに顔を埋めるのは貰ったプレゼントの余韻から抜け出せない証拠で、そわそわと緊張から落ち着かない様子で普段に増して流暢に働く口で伺って)




34:  [×]
2020-12-25 23:45:56













……よう似合うとるやん、ええ男っぷりやで。喉も手ぇも、縁の大事な商売道具や、冷やしたらあかんよ。( 緊張に強張る表情は、貴方の喜ぶ表情ひとつであっという間に穏やかな笑みへと変わってゆき。人を笑わせる才能に溢れた貴方の心地良い声も、扇子を操る器用な手も、大切にしてほしい。そんな思いで自分が選んだものを身に付ける貴方の姿に、どこか擽ったい気持ちになりつつ、悩み抜いて選んだそれらがしっくり収まっているのにホッとし、目を細めると蜂蜜を溶かしたような甘い声で心からの賛辞を送り )せやったんか。クリスマスの内に顔出せるかわからん思て、フライングしてもうた…色々考えてくれとったのにすまん、堪忍や。( しょん、と肩を落としながら嘆息するも、俯いている内に突如被せられた何かに目を丸くし )────ん?なんやこれ、( サンタ帽子を両手で抑えるように少しずつ触れて確認してゆくと、天辺についた真っ白な綿をもふもふと手の平で遊ぶように鞠つきの如く、数度優しく弾ませ。ふと貴方に視線を戻すと一瞬固まった後思い切り良く吹き出し、自分が何を被されたのか瞬時に察して )っふハ、はははは!自分、えらいかぁいらしいやん、……あかん、ホンマかわええ……はー。最高や、( 愛嬌のある貴方にぴったりのちょっとしたトナカイの仮装が、あまりに可愛らしくて、揶揄い混じりの褒め言葉と共に大きく開けた口元に手を添え、一頻り笑うと息を整えるように深呼吸を繰り返しながら徐々に落ち着きを取り戻してゆき )ありがとう、縁。……開けてええ?( 差し出されたポップな紙袋を、大切そうに受け取るとネイビーの箱の蓋をゆっくり開き、大きく目を見開いて )……escapade、はは。こんな上等なペン、持ったことないから緊張してまうわ。おおきに、縁。…仕事んときも勉強んときも仰山使わしてもらうな、( 細身の美しい光沢を放つそれをそっと手にし、ゴールドの刻印を人差し指でなぞりながらその意味を理解し、ふっと笑い。じわじわ込み上げる感動に声を震わせつつ、手の中のそれを再度愛おしげに撫で )こっちも開けてええの?──、( ボールペンを元の位置に戻しゆっくり箱の蓋を閉じると、その傍らにあった、自分の頭に乗っているサンタ帽子と同じ鮮やかな色をした袋のラッピングを丁寧に解きはじめ。まず初めに目の合った柔らかな色合いのテディベアを手の平に乗せると、ちょんと小さな頭を撫でて破顔し。続いてカラフルで見た目にも楽しいステンドグラスクッキーを手に取り、既製品では無いとわかるや、驚きに満ちた視線を向け )これ、…縁が作ったん?
クリスマスももうすぐ終わってまうな、…いつも待たせてしもて…堪忍や。( しゅん、と眉下げ )設定つけて話してる方の返事はいつでもかまへんよ。暫くこっちの会話続けてもええし、元に戻ってもええし、縁に合わせるわ。













35: 加賀 [×]
2020-12-26 15:31:20




……お陰さんで喉も手ぇもぬっくぬくやしポッカポカしてんで、ありがとお。ホンっっっマに嬉しい。大人んなってサンタさん来たん初めてやわ(寒い寒いと言いながらも二の次だった優先度合いのせいで買った試しの無い防寒具がこんなにも温かいなんて、と幸せだからこそ体温が高くなっているとも知らずに心底嬉しそうに微笑み。)~~~っ!可愛ええのはお前や!かぁいらしいの極み、可愛ええキング此処に決まる。辞書で「可愛い」を引いた時の例文にお前の名前載せる法律作らなアカンのちゃう?いや、アカンて。……そんくらいお前は俺のてっぺんなん。嘘とか盛っとるとかちゃうからな(簡単な仮装がこうもヒットするとは、と嬉しさに胸を弾ませたのも束の間で。小動物だとか子供だとかのテレビを見たってこうも胸が震えるほどの可愛らしさを覚えたことは無い。感極まってぎゅうと目一杯に抱きしめて、好きや好きやと鳴き声のように繰り返しながら貴方の肩口に顔を摺り寄せて)…これ使うてまた俺のええ子スタンプカード作って欲しいねんけどええ?。ほんでな前見たいに管理したって(誰かへ贈るプレゼントなんて当り障りのない妥当な物しか選んだ経験しかない。「貴方」なら何が喜んでくれるのかを考えて選んだそれへのリアクションは緊張感を持ち、そのリアクションに何方が貰い手なのか分からなくなってしまう程の嬉しさを貰ってしまえばへへと照れ臭そうに笑いながら調子よく強請り)随分料理下手ぁなサンタさんやな。無理して食わん方がええよ、けったいな仕上がりやもん。(ラッピングを行った時は勢いが有ったのか、今冷静な状態で明るい下で見るクッキーは貴方の手の内に有るのも恥ずかしくなってしまう代物だと自覚して。なははと茶化すように笑い飛ばしてから)……せいしろ甘いのん好きやんか、初めてのクリスマスやし何か一個作ってみたかってんけど。天下の料理サイトを味方にしても見本みたいには出来へんかった。お菓子作れる人は凄いでホンマに(仕上がりの未熟さに居た堪れず尻すぼみにモゴつく声と泳ぐ視線で白状し)
幸せなクリスマス過ぎてどぉしよ、楽しいなあ(眉を下げる貴方を見ればゆるりと頭を左右に振ってから、くふくふと嬉しそうに両目を細めて)待たされてるなんて思うてへんから気にしやんでええんよ。どぉしよ、どっちも魅力的やけど……ほんなら今回は我儘言わしてくれな()折角のイベント事やから先にこっちの会話続けてもええかなぁ。こっちの話が落ち着いたらまた戻らせてな!(迷うように双眸をぎゅむと瞑り数秒うんぬんと唸り、決めた案に瞑った目を開きつつ尋ねかけ)




36:  [×]
2020-12-26 21:44:33













大人になっても頑張ってるええ子んとこには来るんやで。…ちゃんと見とる、言うたやろ。( いつか屋敷で交わした約束を反芻しながら徐に手を伸ばし、はしゃぐ貴方の柔らかな髪をゆったりとした丁寧な動きで撫でつつ穏やかに告げ )まてまて勝手に決めんな…んな法律いらんし、そんなん制定する方があかんねん。……!( 先程までの笑いの余韻が尾を引き目尻に浮かぶ涙を人差し指の背で拭うと、ぺらぺらと淀みない口にあわせてテンポ良く切り返し。自分より小柄だけれど、しっかりと男らしい腕だとか、少し低めの体温、こうして近付く度にほんのり香る貴方の匂いに包まれると堪らなく安心する。甘く、幾度も紡がれる"好き"に逆上せそうになりながら、ぎゅっと両腕を貴方の背に回し抱き返すと形の良い耳に唇を寄せ、ちょっぴり恥ずかしそうに、幸せに満ちた声色で囁いて )…俺もや、縁。……スタンプカード?あんなんでええならなんぼでも作ったるよ。───そや、縁が自分で買うて持っとるやつあったやろ?今持ってるならくれへん?( きょと、と瞬くも、迷う間も無く即答すると、ふと最初は貴方の購入したカードに押印していたことに気が付いて軽く首傾げ )………いただきます。……ん!めっちゃうまいやん、( 貴方の発言は気にも留めず、手近なテーブルにプレゼントをそっと置いてから、クッキーのラッピングを解き、両手を合わせて挨拶を。少し焦げ付いたそれを一つ、大切そうに手に取っては透き通ったピンク色を光に翳し、嬉しそうに口元緩め。そのまま空いた手を皿のように顎下に添え、さくりとひと口。確かに少々焦げた味はするものの、口の中でほろりと崩れ、飴と共にとろけてゆく程良い甘さ、バターの柔らかな風味に、ぽつりと嘘の無い素直な感想がまろび出て。花でも飛ばしそうな空気を纏い、にっこりと満面の笑みを浮かべ礼を述べると、残りのクッキーを名残惜しげに見つめ )けったいなんて言わんといてや。俺のために作ってくれたんが、いっちゃん嬉しい。ホンマありがとうな。……全部食べてまうの、勿体無いなぁ。
俺も…一緒に過ごせてホンマ楽しいし、嬉しい。( こく、と肯定するように頷き、はにかみつつ告げ )そんなん我儘の内に入らへんわ、勿論かまへんで。戻るタイミングとかはまた頃合い見て相談させてな。( 小さく笑い飛ばした後、軽く両手を合わせてお願いのポーズを )












37: 加賀 [×]
2020-12-27 21:34:46




………。(貴方の声に形が有ったなら丸っこくて温かくて美しい物だと思い至る。幸せを共有できている事実にお喋りで喧しい唇は動きを止めて、何か場繋ぎをと浮かぶ言葉が喉で閊えてしまう。ピーチクパーチクと騒がしい代わりに黙ったまま照れと幸せに緩む顔を向け、結局口を付くのは茶化すみたいな軽口で)俺もじゃわからへん、せいしろの綺麗ぇな声でちゃんと言うて。……おん?ちゃんと持ってんで。持ってるけど、これ使うの嫌や。誠士郎が作ってくれたやつがええ(承諾が戻れば喜ぶようににへらと笑い、それも短く財布に入れて持ち歩いていたスタンプカードを指先に摘まんだところでその可能性にムと眉間に皺を寄せて駄々を捏ねる様に渡すのを渋り)!、苦うなかった?飴ちゃんは固ない?歯も腹もいける?……せやけど、…くふ。そうか。そか。勿体ないことあらへんで!、せいしろが喜んでくれるなら俺なんべんでも作るし。次のはもっと上手なの食わしたる(手料理を振る舞うだけなら未だしも自信が有るとは言い難いそれにおずおずとと心配をぶつけ。普段は凛と澄まされた表情が解けるようにふわりと和らぐのを愛しく感じつつ、単純にもころりとやる気が漲ってしまう。込み上げる笑いを隠さずに約束だと言葉を付け加え)




38:  [×]
2020-12-28 23:48:35











───お、俺も。好きや…縁。( ぐう、と言葉に詰まり唇を引き結んだのと同時、あっという間に耳まで熟れた林檎のように赤くし。貴方の背に回した腕の力を強めて抱き寄せ、色付いた顔を見られぬように耳元でもう一度、羞恥からか少しばかり上擦った声を吹き込んで )ちゃうちゃう、そっちに続き押したろとかやなくて、新しいんと合算しよかと思ってん。な、ええ子の縁くん、…それ、俺にくれへん?( 貴方が危惧していることを首を横に振りつつ否定してから、左の手の平を差し出してはもう片方の人差し指をむくれた顔まで伸ばし眉間にできた皺を解すようにちょいちょいと押して。柔らかく微笑みながら、財布に収まったそれを目線で示し、幼い子どもに尋ねるかのような調子で軽く首傾げ )また?ええんか?………そんな気張らんでええよ、もう十分すぎるくらい美味いわ。( きょと、と喜びの中に少しの驚きと期待を滲ませた声で聞き返しつつ首傾げ。何かと忙しい貴方が自分のために慣れないであろう菓子作りを再びしてくれる、その約束まで貰ってしまえば、ずっと浮き立ったままの心がますます大きく跳ねて。さらりと賛辞を述べつつも嬉しくて堪らない様子で、クッキーが収まった袋の口を閉じて元の紙袋に大切そうにしまいこみながらぽつぽつと噛み締めるように思いの丈を口にし )多分な、俺が同じレシピで作っても、きっとこんなに美味いって思われへん。──惚れたやつが作ってくれるもんて、こんなに美味いんやな。せやから、…また作ってくれるんめっちゃうれしいわ。












39: 加賀 [×]
2020-12-29 09:43:44




……幸せ過ぎて死んでまう。────誠士郎、(意識が期待に傾いた際に抱き寄せられれば抵抗も無くそのままに、熱を持つような甘やかな声で耳元に伝えられた一言をほんの数秒の内に焼き切れるほど何度も何度も頭の中で繰り返して。次第にやりきれない程の愛情が心臓をチリチリ燃やせば、込み上げる本音が呟くように喉を流れ。その一言を切欠に片腕を貴方の首に回し、頭部を強く固定して。喉仏をゴクリと上下に動かし生唾を飲むと赤く染まる貴方の顔を覗き込み、愛おしむように溶けた声で注意を引きたいとたったひと言貴方の名前を呼びかけ、勢いに任せる様な食むキスを行って。形の良い唇に歯を立てて遊ぶみたいな甘噛みを何度も繰り返すと、伸びた舌が唇の隙間をこじ開け口づけはじわじわと深い物に変わり。早まる心拍数と乱れる呼吸、上がる体温が呼吸をすることを忘れさせると酸素不足に意識が薄くなりクラりと目眩が起き。)───っふ、…アカン、中坊の砂利とちゃうのにお前の事しか考えられへんわ。(一秒でも早く酸素を取り込むため唇を離せば、その際にひいた糸を名残惜しむような甘ったれた犬みたいに舐めとって。とめどない幸せに頬が綻ぶと色めいた行為には不釣り合いなほどふざけ合うようにじゃれついた声でくすくすと笑ってしまって)……!ほんなら渡さなダメや、縁くんはええ子やから先生の言うことちゃんと聞けんねん。せやから通信簿はよく出来ましたにしといてな(心配無用と諭されれば出し渋るそれをはいと簡単に手渡して、その際にはぷくくと笑いを堪えつつ軽口を向けて)きっと気いつくサンタさんが魔法掛けてくれてんねや。俺のマフラーも手袋も惚れたやつが選んでくれたっちゅう魔法やし、クッキーやって魔法掛かってへんかったら苦いでそれ。…恋人はサンタクロースなんてよう言ったなあ、(クリスマスの切欠が無ければ手作りのお菓子を作ろうとは中々思えなかっただろうに、こんな風に喜んで貰えることを知れただけでも大収穫。緩む口許はそのままにジッと正面から見詰めて)もおこれくらいにしてや!これ以上のプレゼントは貰えへんよ、ウチの彼氏はほんまに男前やなぁ(見詰める顔は惚れた弱みを抜いたとて一等に可愛く端麗で、それなのに貴方の言葉は全部が全部喜ばせてくれるのだから狡いと独りごち。その癖で素敵なプレゼントだと解釈をする。これ以上喜んでしまうことにストップを掛けるべく開いた片手を向ければキャッと照れるように茶化して)






40:  [×]
2020-12-29 18:35:02










な、なんやねん、見んなや、あほ。!………ッん、ん、う……ふぁ、…ン、( 情けなく真っ赤に染まっているであろう顔をあっさり覗き込まれ、苦し紛れに悪態をつきつつ、貴方の視線から逃れるべく背けてしまおうとしたその刹那、がっちりと固定されてしまった頭部に困ったように視線を泳がせて。好物のチョコレートを溶かして蜂蜜と砂糖を混ぜたような甘い声に誘われ、彷徨わせていた瞳が貴方を映すと、普段は愛嬌をたっぷり漂わせたその表情から一転、透き通ったヘーゼル色に余裕無さげな熱情をたたえている様にハッと息を呑み。口を挟む隙を与えられる間も無く、唇ごと食べられてしまいそうなキスをゆっくりと瞼を落とし受け入れ。歯を甘く立てられただけなのにふわふわと気持ちが良くて混乱する、息継ぎをしようと僅かに開けた唇の合間からぬるりと差し込まれる柔らかく濡れたそれに、恐る恐る自分の舌を絡めながらも、貴方をもっと近くに感じたくて腰を抱き寄せ。口付けが深まれば深まるほど、舌に触れる貴方のピアスの異物感や、唾液が混ざり合う水音を意識してしまい、熱くなってゆく体がぞくぞくと震え、鼻に抜けるような声が漏れて。熱の籠ったそれにすっかり翻弄されてしまい、酸欠状態で目尻に涙の粒がぷくりと浮かんだ頃、漸く解放されると緩慢に瞼を持ち上げ )───っは、ぁ、……はは、…ちょっと、訳わかんなくなるかと思たわ、( 酸素を思い切り取り込み、余韻を残した甘い吐息を漏らすと、ぷつりと切れた銀糸をどこかぼんやりと眺めた後、脱力したように笑いながら貴方の肩に額を乗せて )おおきに。…はいはい、途中で悪い子ぉにならんようにな。成績下げてまうで。( 受け取ったカードを確認するとスタンプは既に3つ、失くしてしまわぬよう鞄にしまい込みながら冗談めかしてくすくす笑い )恋人がサンタクロースなら、…俺の気いつくサンタさんは縁やったってことやな。自分、魔法掛けんのめっちゃ上手いんとちゃう?すごいわ、( ふむ、とひとつ頷くと、貴方の瞳を掬い上げるように覗き込みながら、此方に向けて開かれた手に自分の手のひらを重ね、恋人繋ぎをするように指を絡めてにぎにぎと数度触れては、茶化すつもりは全く無い純粋な表情で尋ね、緩く笑って )なあ、写真撮らへん?…いや、良かったら、やけど。( いつの間にか外されていたトナカイの赤い鼻を差し出しながら、ちらりと貴方の整った顔を見やり、控えめに伺うも慌ててフォローするように続け )











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