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陽が照らす桜の木(〆)/247


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自分のトピックを作る
161: アルムナーク [×]
2021-02-28 19:41:38



【ファウスト】

坊ちゃん!……仕方ありません、時間切れのようですね。

(洞窟内に響き渡る銃声とその直後に聞こえた主人の悲鳴。今まで微塵も見せはしなかった少しばかり焦りの表情を浮かべ、更に洞窟入り口の方から聞こえて来た爆発音と震動。
先程敵側の主人が援軍がどうとか言っていたが、偽りでは無く本当だったのだと理解すれば両の獣手を人間の手へと戻し眼鏡の鼻緒に中指を当てクイっと上げれば、比較的落ち着いた声色で諦めたように言葉を続け。
最早[太陽(シャムス)]の人間という事と目前の二人が契約関係に有り、ある程度の実力を知れた事だけでも収穫を得たと言える。また主人の能力に対する適応力を把握するという目的も果たせた訳で、当初の予定通りそろそろアジトへ帰還しても良い頃合いだと判断。
ナイフを持ったままの少女と魔人を尻目に、ゆっくりと主人の元へ行くと)

坊ちゃん、此処は潔く退くべきかと。貴方の力ならば平氏を蹴散らすことなど容易いでしょうが、ここは…ね?



【アルムナーク】

…今のうちにこっちへ来い。大丈夫だから…

(此方に背を向けている為少女の表情は分からないが、肩を震わせながらも必死の抵抗だったのだろう事は伺え。敵の魔人が離れた事により、少女へそっと声を掛けると目一杯の涙を溜めて此方に振り向き。ナイフを手放したくとも震えるあまり思う様に離せないらしく、少女の目を真っ直ぐに見て手を差し伸べればナイフを手放しカランッと乾いた音を鳴り響かせて走って来たのを受け止めて。)

162: カラム・ハッサン [×]
2021-02-28 20:43:20


【カラム】

……なんだ!?

(大きい反撃が来るかもしれないと覚悟を固めたところで、突然広場に発砲音が響き、少年が悲鳴を上げたために自身も驚きを口にして。その後、恨みの込められた瞳で彼が見た方向を自分も確認すれば、先に降参してくれていた子どもの一人が銃を撃ったのだと分かり。……正直 "え、ちょっと待って、怖" と思った。そもそも誰を狙ったのかも現状では判断し難いのだが、仮に敵方を狙ったのだとして、プロでも外すことがあるのが射撃というもので、自分と少年の立ち位置から、銃弾が自分に当たっていた可能性もそう低いようには思えず。続けて発砲されたら、次こそ当たらない自信はない。一瞬、わぁ、どうしよう、と考えかけたが、銃口から煙をなびかせている鉄砲を手にした子どもと目が合えば、その子は余程プレッシャーを感じていたのか震えている様子で、それでも口を動かし、確かに "負けないで" と言ったように見えて。

助けようとしてくれたことを確信でき、かつ、続けて援軍の到着を予測させられる物音が鳴り響けば、少し安堵するのと同時に、子どもたちに二次攻撃の不要性を示すが如く、しっかり頷き返し。身体はあちこち痛いが、もう兵士たちの足音も聞こえてきている。正面に視線を戻せば、負傷した少年と、いつの間にか少年の隣に来ていたらしい魔人の男、二人に向けて、自身も満身創痍で地面に膝をついたままながら)

タイムアップだろ、降参しろ。



【タルジュ】

…………うぅ……。

(単純に痛いというだけではなく、流れ出る血で不安感が募り、本音を言うなら心細くて仕方なく。何処か安全な場所に逃げ帰りたいという気持ちはあったが、そんな弱気なことを誰が許してくれるだろうか。今までだって自分が不出来で駄目だから、父親も冷たかったのだろうし、先生も助けてくれなかったし、周囲にも馴染めなかったのだと、嫌な記憶が次々に脳裏を巡り。強い振りをしないと、結果を出さないと、ようやく見つけた新しい居場所も失ってしまうと焦りが募るが、そこで不意に自身の隣に知った相手がやってきて。

……地面に落ちた影でそのことに気付けば、この失敗を怒られるのではないかと内心ひどく怯え、俯いたまま表情を固く歪めたが、実際に相手の口から出てきたのは "逃亡の提案" であり。つい顔を上げ、やや驚いた表情で相手を見返したが、相手の提案が自分をからかっての嘘のようなものではなく、どうやら本当に "一緒に逃げないか" という意図で言ってくれているようだと察すれば、心底安堵して。油断すれば泣いてしまいそうになるのも、不安をそのままに、逃げるなんていいのか?許してもらえるのか?と問いたいのも、どうにか意地で堪え、あくまで強い振りを貫こうと気持ちを持てば、暗に逃げることを肯定しつつ、小さめだがハッキリした声遣いで)

……ファウスト、第三段階をくれ。そっちの方が早く走れるから。



163: アルムナーク [×]
2021-02-28 21:11:20



…アイツらのそばに居れば大丈夫だ。行けるか?

(敵側魔人の発言から撤退するつもりらしい。戦闘を続けるつもりなら、此方としてはこれ以上子供達を守りながらの先頭には限界がある訳で。正直敵の判断に胸を撫で下ろす心境ではあるが、撤退せずに敵の姿はまだある為に警戒だけは怠らず。いち早く相棒の側に行きたい気持ちを抑えながらも、恐怖から泣き続ける少女に優しく声を掛け先程よりは落ち着いた様子を見て、言葉を続ければ2、3度頷き。背中を軽く押して誘導、他の子供達の側へ行ったことを見届ければ相棒の元へ。)



【ファウスト】

いえ、これ以上は貴方の命に関わります。
…どうか私目の願いを聞き入れ、お乗り下さい。


(第二段階までの魔装をし限界が近いにも関わらず、怪我を負いその上第三段階魔装をするとなれば精神どころか肉体の崩壊も招く恐れも有り。それだけは避けたいと拒絶すれば、己の本能力である氷虎重装を発動させ、氷の結晶を背中に纏った虎の姿になり。主人が乗りやすい様に姿勢を低くして)

164: カラム・ハッサン [×]
2021-02-28 21:34:32


【カラム】

……おい、こら待て、どこに行く気だ。

(こちらも怪我を負っているため、再度攻撃を受ければ戦局が危うくなりかねないが、敵方の二人の会話から、戦闘よりも逃亡に気持ちが傾いていることを察して。敵方の魔人が獣の姿に変化した様には少々関心を引かれたが、臆することはなく、その場に膝をついたまま、咎めるような台詞を投げて)



【タルジュ】

……分かった。

(相方の提案を素直に聞き入れれば、端的な返答の後、さらに相手の耳元に向けてそっと、相手にしか届かないような声量で「……ありがとな」と述べ。その背に乗るや、こちらを睨んでいる敵方の主人と、彼の近くに行こうと歩を進めている魔人を振り返り、最後の意地でキッと視線を返し「……邪魔が入ったからこうなったんだ。なかったら違った」と憎々しげに言葉を繋ぎ、仕舞いには如何にもベタな捨て台詞を吐いて)

お前ら、覚えてろよ…!?



165: アルムナーク [×]
2021-02-28 22:06:40


カラム、やめておけ。

(近くまで来ると相棒の怪我の度合いが酷い事が分かる。それでも咎めの言葉を投げ掛ける姿勢は、少々小っ恥ずかしいが彼らの言う"正義"の組織に所属する故か。その姿勢には逞しさも感じるが、此処で引き留めればどんな状況になるか分からない。ならば此処は引き止めも深追いもしない方が良いと長年の戦闘経験から、相棒へ言葉を投げ掛けて。)


【ファウスト】

…賢明な判断です。またお会い出来るのを楽しみにしていますよ?まあ…生きて出る事が出来たらの話ですがね?

(主人の言葉に耳を傾け小さく頷くと去り際に、咎める様な言葉を放つ敵主人を見ては満身創痍な状態でありながらまだやるつもりなのかと呆れ半分とその姿勢に興味が湧く。ただ邪魔が入っては面白くないと諦めつつ、再度敵である魔人を見てその判断を称賛し。
再開するのを心から願っており、去り際のプレゼントとでも言えようか。意味深な言葉を残してその場を後にして。
その直後に洞窟内の至る所から順番に爆発が起こり)

166: カラム・ハッサン [×]
2021-02-28 22:41:49


え、嘘、まじ!?

(相方の制止は耳に届いたが、敵方を睨む瞳をそらすことはなく。内心、逃げる気なのであれば、他に出入り口があるのだろうかと考えて。何故なら、出入り口が自分たちも使った一本のみなら、そこにもうこちらの援軍が駆けつけているのは敵方も分かっているはずで、今自分がここで必死に止めずとも、逃亡には妨害が入ると踏んでおり。しかし、もし他にも道があるのなら、流石に追えない、自分も相棒も満身創痍だ。……これ以上の無茶はできないと、敵方を鋭く睨みつつも黙ってじっとしていれば、やはり他にルートがあるらしく、少年を背負った大きな虎は、意味深長な言葉を残し、奥の道へと消えていって。

仕方ない、戦闘を通して子どもたちに犠牲を出さなかっただけで良かったかと思いかけたところで、方々から爆発音が鳴り響き、辺りが震動し。反射的に周囲を見渡すと、発生した事態に対し、素で所感を述べ。その間にも子どもたちは悲鳴を上げ、だが、同時に広場の入り口付近には衛兵たちが姿を現し。リーダー格と思わしき先頭の兵士は、広場の様子を一瞥し、負傷者が二人いることと、後は子どもばかりだと認識するや、力強く声を張り『遅くなって済まない!我らは王家の兵だ!歩ける者は早くこちらへ!負傷者は移動を手伝う!』と言って。

素早く身軽そうな数人の兵士が果敢にも崩れ行く広場に踏み込み、入れ違いで元々壁際にいた子どもたちは広場を出ていき。人質に取られ、離れた位置にいた子どもたちは、動ける者は自力で入り口に向かって走りだし、動揺や足元の氷のために動けない子は、駆けつけた兵士によって軽々と持ち上げられて運ばれて。自身の近くにも兵士がやってくれば、肩を貸そうとしてくれるが「……いや、自分で歩けるさ」と断り。だが、次の瞬間には他の兵士もやってきて、後ろから羽交い締めのような体位を取られ、持ち上げられ、先にいた兵士には両足を掴まれ、強制搬送の憂き目に遭い。肩を負傷しているので、かなり痛く「ちょ、痛たた! 待った、待った!」と言うが、聞く耳は持ってもらえず。迅速に外へと運ばれながら、心配事を半ば文句のように)

待って、待って、あれで全員か分からないんだよ、子どもたち! 奥にもいるかもしれなくて!!



167: アルムナーク [×]
2021-02-28 23:19:38



あの野郎…んなモン大した事ねぇよっ。
…チッ、おい衛兵。コイツと子供らをしっかり守れよ?じゃなきゃ"殺.す"。

(意味深な言葉を残して去るとは如何にも悪人らしい。轟音と震動から察するに、この洞窟丸ごと爆破するつもりなのだろう。そう考えていると、その場に現れた衛兵から『君も怪我をしてるんだろう、早く此処を出なければっ』と腕を掴まれるも払い除け。相棒の言う様に、他にも誘拐された子供たちが残されている可能性は捨て切れず。舌打ちを一つ鳴らし衛兵の兵隊長を呼びつけるや否や、暴言を吐きながらも半ば強制的に相棒と子供達の事を託して。すると爆発の衝撃と振動で崩れ落ちる瓦礫を避けながら奥へと一人走り消えていき)

168: カラム・ハッサン [×]
2021-03-02 03:22:06


******

…………ん、あれ……ここは!?

(いつの間にかぐっすりと眠り込んでいたらしく、目を覚ましてみれば、寝巻き風の服を着せられ、ベッドの上で。少し姿勢を変えようとしたのみで、身体のあちこちが痛み、何があったのかをゆっくりと思い出し。……そうだ、洞窟。確か爆発が起きて、でも、丁度兵士たちが駆けつけてくれて。慌ただしい空気の中、兵士たちの手で強制的に外に連れ出され、待ち構えていた救護班に引き渡された辺りからどんどん記憶が曖昧になっていき。腹と肩を目視で確認すると、丁寧に包帯が巻かれている。どこかのタイミングで意識を失い、そのままここまで運ばれたのだろう。ここが何処なのか、地理的なことは分からないが、少なくとも病院の一室であることは理解でき。ほっと息を吐くのと同時に、額に軽く手を当てては「……爆発オチなんて、サイテー」と、敵方に対する不満めいた台詞をこぼし、ベッドに背を預け。

だが、その後すぐ瞳を見開くと、痛みにも構わず上体を起こして素早く病室内を見回し。ここは二人部屋のようだが、隣のベッドには誰もおらず。なら、相方は何処に行ったのか。自身のベッドの脇の台に恐らくは医療スタッフを呼ぶためのベルがあることを視認しては手を伸ばしかけ、しかし、直前で止めると、まずは一旦本当にこの部屋に相方、あるいは医療スタッフはいないのかを確認しようと、どこへともなく呼びかけて)

アルム? アルム、どこに行った? ……誰かいませんか?




169: アルムナーク [×]
2021-03-03 10:04:14



──お、目覚ましたんだな。気分はどうだ?

(此処は王家直属の病院、王族の他に王に仕える側近なども利用する病院。タイミング良く相手の呼び掛けに、呼応するかの様に病室のドアを開け二人分のペットボトルを片腕に抱え姿を現して。手当てを受けてからこの病室へ案内され、安静にする様にと言われたものの一向に寝付けず、飲み物を買うついでにぶらぶらしていた訳で。

また病院内で上半身裸はやめてくれと医療スタッフから口煩く言われた為、病院側から支給された相棒と同じ寝間着風の服を渋々身に纏い、額や手首など負傷した箇所に包帯、顔の擦り傷には絆創膏と見た目は痛々しいが、然程気にする様子もなく。相棒の隣、つまりは自分に用意されたベッドへ移動し腰掛けると、水の入ったペットボトルを一本差し出して。)

170: カラム・ハッサン [×]
2021-03-12 00:46:36


アルムっ! ……良かった! 無事……ってわけではなさそうだけれど、

(上体を起こした姿勢で無意識のうちに片手ではシーツを握りしめ、きょろきょろと辺りを見回していたが、折良く病室の扉が開けばそちらに視線をやり。相手の姿を見るや、一瞬だけ驚いたように瞳を丸くしたが、すぐにパァっと笑顔になるとやや前のめりになって安心した旨を口にし。台詞を紡ぎながら、改めて相手の外見を確認すれば、一度前のめりになった姿勢をすすす…と元の位置に戻しつつ「……普通に立ち歩けているみたいだな」と続けて、如何にも安堵したように目を細め、肩の力を抜き。

それと同時に、少し身体を動かしたことで走った疼痛に思わず「痛っ……」とこぼし、左手で傷口を庇うが、もう片方の手でペットボトルは受け取って。緩い笑顔で「ありがとう」と返せば、ボトルの蓋を回しながら……間を置いたものの、あくまで先に聞かれた"気分についての問いかけ"への答えを兼ねた言い回しで苦笑いを交えつつ、最後は真面目なトーンで)

……悪くないよ。あちこち痛いけれど。途中から全然記憶がないんだ。洞窟が崩れてきた後、何がどうなったんだろう。あの二人はやっぱり逃がしてしまったまま?



171: アルムナーク [×]
2021-03-13 11:34:16


生きてんだから、無事なのと一緒だろ?

(正直動く度に折れた肋骨の痛みはあるものの、相棒の笑顔を見るなり、その痛みすらどうでも良いくらい心底安心して。あの状況で生きて出られたのは、必死ながらに銃を撃った子供の咄嗟の判断のおかげでもあり、冗談っぽくありながらも真面目に答えて。


衛兵到着と同時に、敵が逃げる為に仕掛けた爆弾が爆発を引き起こし危うく逃げ道を塞がれる寸前だった訳で。相棒と言えば衛兵により強制的に搬送され、恐らく怪我による痛みと疲労とで意識を失ったのだろうと推測。自分はといえば相棒と救出した子供達を衛兵に任せ、他に子供達が居るかも知れないと洞窟の更に奥へ探しに行った訳で。残された子供達も全員救出出来たものの、ある意味でその部分の相棒の記憶の欠如があって良かったと内心胸を撫で下ろして。多少ぎこちなさを残しながら相棒の問い掛けに対し口を開けば)

あ…っと。衛兵が行方を探してるよ、恐らく手かがりを残さない為の洞窟爆破だろうし見つからねーと思うがな。
でも子供達は全員無事だから安心しろよ?




172: カラム・ハッサン [×]
2021-03-13 20:10:17


全員?

(相手の言葉に一度ぴくりと眉を動かし、単語を復唱すると、次の瞬間には緩く微笑んで「……それは良かった。親御さんも安心しただろうね」と言って。それから水を一口飲み、ゆっくり頷きつつ思い出したように「ああ、そういえば」と繋げると、相手の方に視線を向け直し「……女の子、いただろう?ぼんやりしか覚えてないけど……あっちの魔人を一度足止めしてくれた……それから、銃を撃った子、二人のお陰で助かったんだ」と述べて、すぐ近くのテーブルにペットボトルを置き。疼痛に気を遣いながら、ゆっくり手前に腕を伸ばし、凝りをほぐせば、そのまま仰向けにベッドに倒れて。片手で自身の前髪をかき上げ、天井を眺めながら、最後は苦笑いを交え)

お礼を伝えたいものだね。銃の方は、正直少しずれていたら、俺に当たっていたんじゃないかとも思えて、怖かったんだけれどね。



(/会話回です。←)



173: アルムナーク [×]
2021-03-13 21:50:47



その事なんだけどな…

("親"と言う単語を聞くなり難しい表情になり、少しばかり言いにくそうに口を開き。話すべきか悩みはしたが、正直に話すべきだろうと意を決すれば「…殆どの子供は家に帰りたがらない奴ばかりだ。それに、親に連絡した所で知らぬ存ぜぬ扱い…だから保護施設で預かる事になってるってよ?その二人の子供もな」と続け。中には親と連絡が取れないなどの事情から、実際に帰れたのは全体の4分の1程度。話に出た例の二人の子供も、保護施設で暮らすと聞いており。施設の場所は聞いているし、いずれ会えるだろうと思いつつ冗談を交え)

礼を言うにしても、先ずは怪我治さねーとな。
ついでに説教でもしてやったらどうだ?



174: アルムナーク(PL) [×]
2021-03-15 21:11:13


(/PL様会話見逃し申し訳ありません!

会話回、良いと思います!
それと補足です。上記本文で子供達の様子について話しておりますが、ファウストが発言した様(救出 >121 )な家庭の事情から子供達も帰ることを拒み、保護施設で預かる流れにしてみました。少しばかり暗い感じになるやもしれませんが、苦手な場合は仰って下さい。訂正して改めて投稿させて頂きますので!)

175: カラム・ハッサン [×]
2021-03-15 23:03:11


え…

(相手の説明を聞けば、ぽかんとした表情となって言葉を漏らし。一拍ほど間を置いてから納得したようにゆっくり頷くと「……ああ、あいつが言っていたこと、嘘じゃなかったんだな。それにしても "殆ど" か」と述べて少し瞳を伏せ。だが、続けられた相手の冗談でクスッと小さく笑うと、そのまま笑顔を取り戻し、起き上がって「説教なんて、助けてもらったんだからさ」と言い。それから相手のことをそれとなく眺めつつ、語り出しは軽口ながら、後半の方では何処となく興味と寂寥を交えた語調で)

……にしても、今回俺は割りと本当に死ぬかと思ったんだよ。だけど、こういうことをアルムはずっと繰り返してきたの? ……前世の誰かさんと一緒に。



(/えぇぇ、返信をもたつかせている間にお気を煩わせてしまい、誠にすみません!汗 >172のPL発言は半ば独り言のような感覚で書いたもののため、全くスルー上等でした。紛らわしい真似をしてしまい、かえって済まない思いです。また、子どもたちの事情についても了解です。苦手な展開ではありませんし、普通に乗らせてくださいな☆ お気遣いを大変にありがとうございます)



176: アルムナーク [×]
2021-03-16 10:13:17



…事情がどうであれ、奴等がした事は許されねぇ。目には見えねー傷を負った子供も居るだろうしな。

(月[カルム]に属する者と知り、幼い子供達を使って実験していた事も知り、例え上からの命令だったとしても到底許される事では無くて。実際後から救出した子供達も正気を失った瞳をしており、話しかけても怯えるばかりで警戒していた。幸い怪我は無かったが、目に見える怪我が全てでは無い訳で。もっと早く助けられていたらと思うと胸が痛む、そんな気持ちを流し込む様にペットボトルの蓋を開け水を飲み。
それでも相棒の笑う様を見て、何処か安心して釣られる様に笑みを浮かべ。

転生者であり選ばれし者ではあるが、現相棒と契約してから因縁組織との戦闘は初めてだったなと思い返せば少しばかり申し訳なく、苦笑いを浮かべながらペットボトルの蓋を閉め。問い掛けに対しては軽い口調でありながら「ああ、数千年くらい前からな。"与えられた運命(さだめ)"ってヤツなのかも。正直慣れちまってる部分はあるかも知んねー。」と内心とは異なる思いを口にし。目の前で大切な物を失う事に慣れる訳がない、慣れたくもない。今度こそ断ち切らなければと思いつつ、相棒が最後に述べた単語に引っ掛かりを覚えれば)

そういや、俺が暴走しかけたのを止めたよな?カラムと契約してからは初めての筈だが、どうして止めれた?



(/いえいえ、お気に病まないでくださいね!汗

そう言って頂けて良かったです!
この後の展開予定のカラム君のお父さん話にどう持っていけたらと悩んでおりますが、何かご要望等はございますでしょうか?)

177: カラム・ハッサン [×]
2021-03-26 02:24:05


…ん? 暴、走…? …ああ、そうか。

(まるで聞き慣れていない単語を聞いたかのように、相手が紡いだ台詞に含まれていた言葉を一度だけ復唱すれば、その後すぐに何かを思い出したかの如く、一旦相手から視線をそらし、自分自身だけで納得するように頷いて。それから相手に視線を戻せば、少々決まり悪そうに笑い、片手を自身の頭にやりながら「……何となく、だよ。何となく、あのままだと良くない流れになるような気がしたんだ」と告げ。さらに上げた腕を落としては、口元には柔和な雰囲気を残しつつも、瞳の奥にはやや真剣な光を宿して)

……あれが、聞いていた暴走寸前の状態なわけだね。留まってくれて良かった。あの坊やに隙ができたのも、結局あの一幕があってだしな。



178: アルムナーク [×]
2021-03-26 22:28:04



…ふーん、何となくね。

(相手の表情に少々引っ掛かりを覚えつつも、深く追求する事はせず復唱し。それでも寸前で止めたのは紛れも無く相棒である相手、今はそれに対する感謝しかなく真っ直ぐに相手を見れば「…暴走前に止めれたのはお前が初めてだよ。…ありがとな、マジで。」と嵐が来る前触れかと思う程に珍しく頭を下げて礼を述べ。すると病室の外からドアをノックする音が聞こえ、何事も無かったかの様に直ぐに頭を上げドアの方へ視線を向けて。)


部下『失礼します…って起きてる訳n……っ!?えっ!?ちょ、いつ目覚められたんですか!?凄く心配したんですよ!中々目覚めないって医者は言うし…って言うか、アルムさんもカラムさんが目覚められたんなら知らせて下さいよっ、もう…(ドアを開けて中に入ると、目覚めず眠っている筈の上司が起きてベッドに座っている姿を目にして言葉を失い一瞬硬直して。だが次の瞬間には驚いた様に一人で言葉を続け、その様子は忙しなく喜怒哀楽を繰り返して。年の頃合いは頃19、20歳程で軍服を身に纏った…というより痩せ細った体に軍服が合わず、軍服に着せられているといった印象を与える一般兵士。右手には分厚い資料が挟まれたバインダーを持っていて。ふと思い立った様に軍服の胸ポケットから携帯を取り出せば、兵士長へ報告する為に電話を掛け「──です。はい…へ?今から、ですか?──はっ、了解致しました。」と簡潔に報告し電話を切り)』


179: カラム・ハッサン [×]
2021-03-27 03:26:07


え、アルム…!?

(戦闘の最中、不意に脳裏をよぎった記憶は断片的で、あの時の自身の感情と言動は正直なところ、別の誰かに取りつかれているようですらあって。それほど咄嗟のことであり、改めて振り返るとどうにも不思議で気恥ずかしいような心持ちにすらなり、相手からの言及に対しても、さりげなくぼかすかの如く曖昧な返事をしてしまったのだが、その返答への相手のリアクションは思いの外に真面目で畏まったもので。これでまだ他の人物であれば、なんだよ、改まっちゃってさ、等と言って笑って流すこともできただろうが、何せ、相手である。割りと失礼なところだろうが、素直に衝撃の方が上回ってしまい、思わずそれまでのヘラついた表情から一転、驚きに目を見開き、仕草もぴたりと凍らせ、台詞を繋ぎ。

な、なんだこれは、嵐の前触れ? それとも、何処か怪我の打ち所が悪かったのか?と考えかけたが、その刹那、突如ノックの音が響いて。半ば反射的に扉の方へ視線をやると、顔を覗かせたのは若手の兵士。一瞬、あれ、誰だっけ?と思うが、例によって人の顔を覚えるのは得意分野、すぐに脳内検索でざっくりとした情報がヒットし。……確か、リズクって名前だったな、と思い当たり、素性としては自身の部下である。本音を言うなら、全然この関係には慣れていない。そもそも自分は元々行商人であり、上に立つより、下にいた方がしっくりくるというもので。だが、初めて会った時、自分とそう変わらないか、もしくは1、2歳、向こうの方が年上かもしれないのに瞳を輝かせ "これから自分は貴方の部下だ" と敬意の込もった挨拶をしてくれたことは覚えており。

回想している間にも兵士は何やら早口で述べており、仕舞いには携帯を取り出したかと思うと、ほんの少しのやり取りですぐに終話した様子で。ようやく出来た隙を見計らい、話しかけても大丈夫かなと判断すれば、ベッドの上に座った状態のまま、穏やかな口調で僅かに首を傾げつつ)

……えーと、ごめんな? リズク、心配かけたんだね…?



(/内心が多方面に対し割りと失礼な上、モブを勝手に命名し、過去も勝手に補完しました。問題があれば、お伝えください←)



180: アルムナーク [×]
2021-03-27 10:13:16



リズク『本当ですよ、もう…でも無事で良かったです。…おかえりなさい、カラムさん、アルムさん。
(携帯を胸ポケットにしまうと、無事なのだと再認識すれば安堵して今にも泣き出しそうな表情を浮かべて。かと思えば、目尻に涙を溜めながら笑みを浮かべ涙を拭いながら交互に見て上記を。)』



…忙しねー奴だな。少し落ち着け、兵士長が居たらどやされんぞ。
(表情がコロコロ変わる様を見て、本当に兵士かと疑いたくなる程に頼りないと言うか、戦場に駆り出されたとして生きていけるのかと不安になるくらいで。それでも自分たちの帰還を喜んでくれる存在がいる事に、表情には出さずとも嬉しい様な何とも言えぬ歯痒さを感じ、それを誤魔化す様に冗談を交えつつ部下をいじり。
それはそうと彼が此処に来たのには理由がある筈だと推測すれば「…リズ、報告があんだろ?聞かせろ」とリズクの持つ分厚い資料へ目をやり促して)



リズク『あ、アルムさん、やっと僕の名前を!…はっ、えーっと…お二方が戦われた2名の行方についてですが、追跡しましたが足取りが途絶え残念ながらまだ捕まっておりません。現在も捜索中との事です。それと……
(これまでアルムから名前で呼ばれた事などなく、少々感動したものの促された事により気を引き締めバインダーを両手に持ち、資料を見ながら報告をして。少しばかり言いにくそうに言葉を詰まらせチラチラと二人を見て、こんなこと言ったら怒られるかもしれないと恐る恐る再度口を開けば)
…目覚められたばかりで大変恐縮なのですが、王宮の太陽[シャムス]会議室で会議を開くから急ぎ来る様にと…はははっ…いくら何でも急すぎますよね…』



(/全然問題ありませんよ、寧ろウェルカムです!
リズクについて補足しますと、戦闘は不向きだけど情報収集や情報処理などのデスクワークは得意な兵士と言った感じです。世話係または秘書とでもお思い下さい←)

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