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Fate/Abyss Road【戦闘/和風/人数制限有】/70


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自分のトピックを作る
61: アサシン/五右衛門 [×]
2020-11-07 19:42:37


>恋雪

「罠ねぇ…確かに良い考えだが…コイツがその罠の仕掛けって訳だな?」
主が手にしたのは宝石の原石のような石。中央部に直線のみで作られた文字のような記号が彫られており、魔術に縁の無い自分でもそれが魔術を用いた品物である事は明確に理解出来た。石を見せながら主はそれの使い方とその非効率さを嘆いた。非効率なのは分かったが絡繰仕掛けでも無いのにそんな代物を作れる事自体、自分にとっては驚くのに充分だったのだが…しかし子供みたいに驚いてばかりもいられないので此処は黙っておく事にする。
「一回ぽっきりしか使えない、か…つっても遠見が出来るってんなら俺に仕込んで相手のサーヴァントの顔でも写すかい?まぁ、最終的にどう使うかは作ったアンタが決める事だ。わざわざそんな手間掛かる物作ったんだ。無為無策って訳でもあるめぇ?」
他のサーヴァントが何者なのか、それを知る手立てとしては充分なようにも思えた。だが、この主なら他の手も考えているかもしれない。ならその意に従ってみるのも一興だ。聖杯戦争とやらは自分が生きてきた頃にあったどんな戦争とも違う。魔術という得体の知れない力が関わる摩訶不思議な戦だ。ならその戦に長けた者の言葉は決して無視出来るものではないだろう

62: 恋雪 [×]
2020-11-07 21:01:20

>アサシン

「えぇ、幾つかは貴方に仕掛け、残るものは人通りの多い場所と少ない場所に……6:4の割合で仕掛けます」
(アサシンに仕掛けることを考慮し、アサシンから発される魔力を解析し結晶がアサシンの魔力に反応しないように作ってある為、いくつかは彼に仕掛け他のものは島の内部に仕掛けると話しては相手に結晶の入った巾着袋を差し出す)
「島内に仕掛けるものは貴方が適しているという場所に仕掛けなさい」
(自分がやるのも一つの手だが、今さっき島内を探索していた彼なら、適している場所ならそれなりに分かるだろうと、彼に対する密かな信頼と効率を考えては凛とした佇まいで話していて)

63: アサシン/五右衛門 [×]
2020-11-07 21:46:02


>恋雪

「了解。ただ、仕掛ける前に聞きたい事がある」
石の入った巾着を自分に渡しながら今後の作戦を話す主。やはり無為無策では無かったようだ。仕掛ける場所を主自身では無く自分に任せたのは信頼の証なのだろう。だったらより効果を発揮させたいと考え、幾つかの質問を投げかける
「まず、『霊脈』だったか?それがどこに集中しているか教えてくれ。あればの話だがな」
魔術師にとって『霊脈』と呼ばれる魔力の流れが収束する場所は重要だという事位は召還されてから得た知識に入っている。無論主もそれは知っているだろうが、生憎と自分にはそれを見る事が出来ないしそもそも魔術には縁遠い身故にそれらがどうあるか判別する事が出来ないのだ。
「一応の候補はあるが、精度を上げるんなら絞り込んでおきたくてね」
『天下の大泥棒』を自称した割には何とも情けない、と思われるかもしれないが盗みを働く時は案外そんなものだった。入念な下調べと準備、これはどうあっても基本であり自分は単にそれが早かったのと身軽だったからこそどんな場所でも好き放題やれたのだ

64: 恋雪 [×]
2020-11-07 22:55:22

>アサシン

「この島、実はそれなりに霊脈が分散してて特定するのに時間を要しましたが……一箇所だけ、この島の中央部にある庭園らしき場所……そこに集中しているのか島の中での魔力反応が他と比べ高い……恐らくはそこでしょう」
(この島の霊脈はかなり広範囲に渡って分散していて、特定するのにこれもまた寝る間を惜しんで特定し漸く掴んだ位置が、島の中央部にある広い庭園……己が見に行った際は観光地の一つになっているのか昼間は人が多い。しかし綺麗に整備された美しい庭園とは真逆に、庭園の北側は鬱蒼とした木々が集中していた。そして何よりもその庭園は他の場所に比べ魔力が多く感じられ、ここに集中しているというのは直感的に理解出来た)
「魔力量によって発光の度合いが微弱に変わる結晶でも調べましたので、確実だとは思います……他に、頭に入れておきたい情報はありますか?」
(しっかりとアサシンを見据えてから、少しでも相手が楽になる為、他に欲しい情報がないかを尋ねる。今は比較的、気遣いが分かりやすく出ているのか声に冷たさや鋭さは感じられず、その代わりに感情の起伏も感じられない声で淡々と話していて)

65: アサシン/五右衛門 [×]
2020-11-07 23:54:39


>恋雪

「成程成程・・・じゃあそこには仕掛けておこう。あとは・・・アンタが仕掛けて欲しい場所はあるかい?俺だけが見る訳じゃねぇんだし、魔術師の事は魔術師がよく分かるんじゃねぇか?」
候補はいくつもある。まずは宿。外から来るヤツは此方に縁者がいない限りは宿を取る。ただ、仮に縁者が居たとしても情報が漏れることを恐れて泊まらない可能性が高い。小さい島故に島民に深く関わるような行為はしない筈だ。だが、ここに仕掛けるのは最後にする。本陣に護衛を置かないバカは居ないからだ。次に考え得るのは食料品や生活必需品を買える場所。飲まず食わずで生きていられる者のは居ない。居たとすればそいつは人とは違う『何か』だろう。最後は廃墟廃屋の類いだ。ここに定住する可能性は低いが、聖杯戦争が激化すれば拠点を移動するマスターや伏兵を忍ばせる可能性も出てくる。そうした候補から更に人の多い少ない場所を加味し、極端に人が少ない場所を除外する。地元民で無い場合、幾ら隠密に徹するとはいえ地元の繋がりが深い場所では逆に怪しまれる。こうして数を減らしていくが手持ちの石が置けるギリギリの数までしか絞れなかった。
「一応見当は付いたが、今の内に仕掛けておくかい?」
こういうのは早い方が良い。もうすぐ日も暮れるから隠密するには最良の時間にもなる。とはいえ主から長時間離れているのは彼女の身を守る事が出来ない分、心配でもあった

66: 恋雪 [×]
2020-11-08 12:12:33

>アサシン

「念の為、教会や海岸にも設置をお願いします」
(教会は懺悔を受けに来る者がいるかもしれないという可能性を考慮し、海岸は一度行ってみたがなかなかに人目に付きにくい上、聖杯戦争という特殊な闘争の中で疲弊した心を和らげるにはもってこいの場所であり、相手と己がいる小道のように『自然が生み出す結界』も微かに感じられた。故に多少なりとも引き付けられるだろうと考えたのだ。心和らぐ場所にでも監視の目をつけるのは些か残酷にも思えるが、こうでもしなければ勝ち残れないと他のマスターやサーヴァントに対する同情を一切排しては、相手に頼んで)
「善は急げ、思い立ったが吉日……なるべく早く仕掛けてください……ですが悟られてしまっては本末転倒ですし、何の動きがない今なら多少なりともゆっくりでも構いません」
(悟られて結晶を逆に利用されては困る。そしてアサシンの身に何かあれば聖杯戦争が激化する以前に采配ミスで参加資格を失ったマスターとなるのだけは願い下げだった。だからこそ、急ぎ過ぎないように言葉をかけて。しかし、その仕掛けている間は己は無防備な状態になるのが難点だった。アサシンと共に仕掛けるのも一つの手ではあるが、彼もマスターの監視下に置かれながら仕掛けるのは微妙な心境になるだろうな…と考えては少しの間、どうするべきか考え込んでいて)

67: アサシン/五右衛門 [×]
2020-11-08 14:12:55


>恋雪

「了解。しかし教会はちと手間だな。向こうも監督役なら魔術についてずぶの素人って訳でもあるめぇし、まぁそこら辺を上手くやるのが俺の仕事なんだがな」
この島の教会関係者がどれだけ魔術について知っているか、これに関してはある程度頭に入れて行動するべき事である。どうも魔術師と教会は仲が良くない、というより表沙汰にしないだけで結構やり合っているらしい。わざわざこんな島の中で余計な敵を増やす必要も無いだろうし、仕掛けるには慎重すぎるという事は無いだろう
「聖杯戦争が本格化する前に仕掛けとく場所と、本格化してから仕掛ける場所に分けるとするか。んで、ちと仕掛けるには分が悪いが日中に仕掛けるってのはどうだ?」
それならマスターから離れていても危険が及ぶことは無いだろう。衆人環視とは言わずとも日中にマスターを殺すなり戦闘をするサーヴァントはそうそう居ないだろう。居るとすればそれは『秘匿』を重要視する他の魔術師から聖杯戦争関係無く敵対視されるだろう。結果として日中に目立った動きをするマスターはほぼ居ないと言えるだろう。
「どっちにしろ仕掛けるのは明日が良いかもしれねえな。だが・・・男一人で行くにしちゃちと場違いな場所もあるからなぁ。出来れば男女で居た方が怪しまれない場所もあるんだがなぁ・・・」
砂浜に男一人、移動しながら何かするという光景は些かもの悲しくも思うし、今後聖杯戦争が本格化すれば終結するまでは満足に落ち着ける状況など無くなる。それなら今の内に多少なりとも心の滋養を蓄えておくべきだと少しばかりの老婆心と共に悩みこむフリをしてみようか

68: 恋雪 [×]
2020-11-08 16:35:55

>アサシン

「なるべく気をつけて、貴方が仕掛けやすい時を狙っていただいても構いません……そうなると日中の方が比較的確実にはなりますね…」
(相手の日中に仕掛ける案に微かに頷きながらその案を肯定しては、「なるべく日中を狙ってください」と相手の案を受け入れる姿勢をとる。明日から仕掛けるのにも特に異論はない。もうすぐ日が暮れてしまうからこそ、他のマスターが動く可能性が極めて高くなる。今日のところはアサシンにはゆっくり体を休めてもらい、明日になってから頑張ってもらおうと考えては)
「今夜は一度戻って、明日に備えなさい」
(と、上記のような言葉をかける。最も、サーヴァントに休息がいるのかどうかは知らないが…そんな中で、男一人では行きにくい場所がある、という相手の言葉は聞き逃さずに、暫く相手の顔を見ていれば悩むように一瞬眉を顰める。男一人で居るのに怪しまれて仕掛けをバレてしまっては本末転倒……かと言って、己がアサシンと行動してアサシンが動きづらくなってしまってもそれはそれで困るし、実家にしられればお叱りを受けそうな気もするが意を決しては口を開く)
「一人で行きづらい場所には、私も同行致しましょう……もっとも、私が足手まといでなければ、の話ですが」
(相手が行動しやすいように合わせてやるのも策の一つ。そっぽを向きながらアサシンにそう言い放っては口を噤み、そっぽ向いたまま返答を待っていて)

69: アサシン/五右衛門 [×]
2020-11-08 17:17:06


>恋雪

「アンタが足手まといになる事はそう無いさ。俺は忍び込んだり他人様のモンかっぱらうのは得意だが、魔術に関しちゃ素人も良いトコだ。そういう不得意な分野には頼れる相談役が欲しいもんでな。それに、白昼堂々戦闘なんてするヤツぁそういないだろうし、居たなら居たでそん時ゃケツ捲って逃げるさ」
『全勝』が全てではない。必要な局面で勝てばそれが最終的な『勝ち』になる。だからこそ、時には逃げる方が良い事もあるのだ。それに、主を連れて行くメリットとデメリットではメリットの方が多い。魔術師だという事もあるが、美人連れというのは自分のやる気にも繋がるし、案外怪しまれる事も少ないのは経験則で知っている。
「ま、今日は一旦引き上げるとしますか。此処に長居してたらやましい事してると勘ぐられそうだしな」
諸々の最終調整は宿でする方が彼女としても良いだろう。小路から彼女を連れ出しながらふと思った事を言葉にしてみる
「お前さんと家にどんな諍いがあったかは知らねぇし、頼まれねぇ内は知る気もねぇ。お家騒動なんざ見飽きたってのもあるが、そこはお前さんの問題だからな。けどよ?この戦に勝てばお前さんのやる事にいちゃもんをつけられるヤツは居なくなる。だからよ、勝とうぜ。この戦」
彼女が聖杯に何を望むかは知らない。だが、何かを求めているのは聖杯戦争に参加している時点で明確だ。自分にも望みはあるしそれを叶えるつもりで参加している。それでも彼女が聖杯を手に入れる事は願望器を手に入れる以上の価値があるはずだ。ならばこそ、彼女に取らせてやりたい。今はただそれが自分の望みだった

70: 恋雪 [×]
2020-11-08 17:51:13

>アサシン

「……そう。なら貴方に付き添いましょう、魔術に関しては私に任せなさい」
(相手の返答を聞いては、逸らしていた視線を相手に戻して、相談役を受け負う。共同で動くことに関しても己にはメリットがある。アサシンはアサシンで土地の形状を大方把握しているのは安心であるが、己も知っておいて損はない。そこからまた何か策も思いつくかもしれないし、もしかしたら聖杯戦争の攻略に時間を割くという名目で実家から回ってくる夥しい量の書類仕事からも少しは解放されるかもしれないとも考えていて。何はともあれ、アサシンと行動を共にすることは決まった。引き上げようという相手の言葉に頷いてから、連れられるがままに宿へと足を向ける)
「………………えぇ……必ず、勝ちましょう」
(連れられている中、ふとアサシンが口にした話に思わず言葉が詰まり彼の顔をじっと見つめる。光が差して紫色に見える黒の瞳に冷たさや刺々しさもなく、何も感じさせない瞳でもない、一瞬だけ年相応な女性の瞳でアサシンを見つめた後は、いつもの何も感じさせない瞳に戻ると正面を見据えてはただ一言、頷いて返答する。一瞬だけ、彼の言葉が荒んだ心に染み渡った気がしたし、刹那の時だけだったが幸福を共にした今は亡き恋人の姿と重なった。願わくば『一人の人間として当たり前の幸せ』を掴みたい。同時に、聖杯を手に入れればもう誰も己の行動にちゃちゃを入れるものもいないという相手の言葉に、ぐっとこの聖杯戦争を制するという意識が高まる。そして、彼の願いも叶えてやりたいと密かに考えていて)

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