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 うちのこ格納庫 / 交流可/143


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81: うちのこ大好き芸人 [×]
2021-01-24 22:28:46




〈 君の愛は、哀の色。 〉


──彼は、愛おしげな瞳で私にキスをする。私じゃない人の名前を呼びながら。

──俺は、彼女がひどく傷付いた顔で微笑んだのを、見ない振りをした。


最愛の彼女を失って抜け殻のようになってしまった青年と、彼を一途に想い彼女の身代わりになる決断をする女の子の、脆くも美しい恋愛譚。

紆余曲折あれど、最終的には結ばれてハッピーエンドになる予定。



>提供
名前/ 柊 颯真( ひいらぎ そうま )
学部/ 文学部3年
容姿/ 夜を溶かしたような黒髪。前髪が少しだけ長めだけれど、清潔感を損なわない長さに整えられている。目尻がすっと切れ長になった目元は憂いを帯びて、アンニュイな表情をつくっている。鼻筋は通っていて、唇はやや薄め。体格は細身で、がっしりというよりは、しなやかな筋肉がついている程度。身長174cm。全体的に、『綺麗』『繊細』という言葉が似合うような風貌だが、肩幅の広さや手の大きさ等にはしっかりと男性らしさが顕れている。ただ、最近は彼女を亡くしたショックで食欲も無く、不健康な域まで細くなっているよう。服装は、飾り気のないシンプルな服装を好み、柄物よりも基本は無地。アクセサリー等も腕時計以外は身につけていない。
性格/ 一般的な大学生よりも、少し落ち着いていて、大人びていて、皆の中心でワイワイ騒ぐより、一歩引いて物事を俯瞰するタイプ。かと言ってノリが悪いのかと言われればそうでもなく、わりと付き合いは良い方。冗談もよく言うし、ちょっとした揶揄いも皮肉も親愛の表現として用いている。比較的どんな人とも上手く付き合っていく事ができ、他人と程良い距離感を保つことが得意。周りをよく見ていて、小さな事にも気がつく気配り上手。文学部に所属しているだけあって、ニュアンスにまで気を遣うほど言葉の使い方には慎重。他人の感情を読み取る事も得意で、感受性豊か故に無意識に寄り添ってしまいやすい。そんな繊細さが彼を優しい人にしているのだが、裏を返せばそれは脆さにもなってしまい。彼女を亡くしてからは何もかもが投げやりで、笑うのも怒るのも “振り” をしているだけ。心ここに有らず。追い掛けるよりも追い掛けられる恋愛をすることが多く、事実、花館まゆりとの交際も彼女からのアプローチによって成立していた。誰にでも優しい彼だが、彼女には特別優しく、そして誠実。恋愛面でもそれ以外でも、他人の感情には敏感なくせに、自分の感情や自分に向けられる好意には鈍感という、何とも狡い人。

ロル/

( その日は酷い雨だった。丁度長いこと取り掛かっていた課題のレポートを書き終えたところで、これでようやく彼女とゆっくり会う時間が作れる、だなんて呑気に考えていた。そこに彼女から電話が掛かって来るものだから、待ちくたびれたのか、はたまたエスパーなのか、なんて口元を綻ばせながら電話を取った。電話口から聞こえてきたのは、彼女の声ではなく、取り乱した様子の彼女の母親の声。『あの子が、まゆりが、車に轢かれて──』。がん、と、頭を思い切り殴られたような衝撃と、時間が止まったような感覚。さっきまで煩いくらいに響いていた雨音が、遠のいていく。まゆりが、死んだ? 整理のつかない頭の中を、その言葉がぐるぐると回る。うまく意味に変換できないその文章を、何度も何度も反芻して、やっとのことで理解する。まゆりが、死んだ。 )  ……うそだ。 ( ようやく絞り出した声は、吐息みたいに弱々しくて。誰にも届かないまま、泣き喚くような雨音に掻き消されてしまった。 )


>主要人物
名前/ 花館 まゆり( はなだて ーーー )
学部/ 数学科3年
容姿/ 肩甲骨の下辺りまである、香染の滑らかな髪。前髪は眉下まで下ろしてふんわりと巻いている。その下から覗く瞳は、髪より少し深い色で、綺麗なアーモンド型。通った鼻筋に、桜色の唇は上品な大きさ。白く柔い肌をしており、身体つきも女の子らしく華奢なために、容姿だけ見れば何処かのお姫様のよう。身長は162cm。服やメイクにこだわりがあるタイプではなかったため、似合うと言われた服やメイクを突き詰めた結果、性格とは正反対な儚げな容姿を完璧に作り上げてしまった。
性格/ 儚げな風貌に反して、さっぱりとした性格。決して愛想が悪いわけでも、誰かと積極的に衝突するわけでも無いが、思ったことはある程度正直に言ってしまうし、嫌だと思ったことははっきりと拒否する。自分の芯がしっかりとしていて、周りに流されるだとか、誰かに貶されて自信を無くしてしまうなんて事とは無縁。そんな堂々とした姿が我儘に映り、彼女のことを毛嫌いする人も一定数居るが、また憧れの対象とする人も一定数居て、好き嫌いの分かれるタイプ。実は研究者気質で、一つのことに没頭すると周りが見えなくなってしまう節があり、そんなところも彼女の評価を両極端に分けていた。誰にでも気さくに声を掛けられるために顔は広いが、本人は狭く深くの付き合いを好み、親友や彼氏との時間を何より大切にする。そんな彼女も、好きな人の前では恋する乙女で、相手の言動に一喜一憂したり、可愛らしく甘えてみたりと柔らかな一面を覗かせる。それでも芯の部分は変わらず、四六時中べたべたとくっつくようなことは無い。適度な距離感が、二人の交際を上手く進められた要因なのかもしれない。
備考/ 酷い雨の日、彼氏の家へサプライズ訪問しようとしていた道中に、スリップした車に轢かれてこの世を去った。その車の運転手も、打ちどころが悪く亡くなってしまったらしい。


>募集
提供の彼女が生きている時からの片想い / 同じ大学 / 一途 / 今にも死んでしまいそうな提供を見ていられず、自分を亡くなった彼女だと思い込む提供に付き合ってしまっている
※提供から完全に『花館まゆり』として扱われます。好きな人に愛してはもらえるけれど、それは自分としてじゃない、という複雑な心境を表現していただければ。
※提供が募集を彼女だと思い込むようになった経緯については、募集側から「代わりだと思っていい」と言ってくれるのか、それとも何処かが似ているのか、話し合いながら決めて行けたらなと思っています。





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