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アンチデヴィルポリス(反悪魔都市)【異能力闘争/ギルド制/初心・途中歓迎】/126


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2020-10-14 23:00:47

>35

(/はい、大丈夫ですよ)


>全能力者協会所属者へ
>25
>32


( 東京特有の現代的なビルや建物が立ちならぶ街のちょうど中央には、他とは一線を画した異質な建物があった。それは明治から変わらない建築様式の大使館のような重々しい建物である。次いで、その建物の入り口付近には『 能力者協會 總本部 』の文字がある。

ーー今日、能力者協会の団長である真島鎮勢は、本部内の会議に出席していた )


「…それで真島くん。これから我々の悪魔対策はどうすべきなのか、君の考えを聞かせてくれ」


( 政府関係者が集う厳粛とした会議の席の中で、真島は臆することなく口を開いた)


「…せんえつながら、今までのやり方では、協会成員が無駄に死んでいくばかりです。これからは東京はもちろんのこと、埼玉や千葉、神奈川など協会の活動範囲を拡大しつつ、積極的に悪魔を捕らえ、研究および兵器利用すべきでしょう。できることであれば、暗黒領域への調査も本格的に行うことも検討していただきたい」


(政府関係の人間は皆がまゆを潜めた )


「…しかし、だ。真島くん。悪魔というのは皇サマの御光に弱いはずだろう?我らが王、光を司られておられる皇サマの玉音を明治国全域に流している。吾人の王を信じたまえ」


「申し訳ありません。お言葉ですが、近年、悪魔を起因とする事件発生率は増加傾向にあります。この際です。ハッキリと申し上げますが、皇サマの御光とは、玉音とは、音声とは、特定悪魔のみへの効能であり、大多数の悪魔にとっては関係ないのでは?」


(突如、バンッと音が鳴り響いた。真島と同じく、黒い制服を着た軍帽をかぶるヒゲの男が、鬼の形相をして机を叩いたのだった)


「…キサマァ!王の御前で今一度、そのような浅ましきことこの上ない陳述ができるのかァァ!!」


「副将軍、落ち着きたまえ。彼の言説は一理あることには間違いないはずだ。…それで真島くん。君の協会の活動範囲の拡大と悪魔の研究・兵器利用など全てを考慮して、今後の資金はどれほどかかるのかね?」


「少なくともこれまでの10倍は必要になるでしょう。研究費については専門家でないと分かりませんので、20倍になるかもしれません」


「ふむ。…なるほど。真島くん、こちらも本音を話すとだが、我々政府は君を信用していないのだよ。君が、協会の団長に就任してからどれほど人が死んだことか。我々としても不本意な形で君を団長にしてしまったがねェ、こりゃあ、あまりにも愚直だと言わざるをえない。
…そこで君に一ヶ月間、自由に財力を利用する財源管理の権限を与える。そして『この一ヶ月間で、悪魔の捕獲数、討伐数で成果をあげる』ことを約束してくれたまえ。
もし、君が成果を上げることができたら君の案に乗るとしよう。無理だったならばそれまで。その時は協会を廃止して、軍を設置するつもりだ」


「分かりました。では、たった今より財源管理権を行使させていただきます」


「 たった今からだと?」


( 真島は懐からスマホを取り出して、画面をいくらかタップする動作を繰り返した。そして事を終えるとスマホをしまい、官僚の方へと向き返した)


「えぇ、時間は有限ですからね。協会に所属している者全員に支給したスマホへと通知しました」


「 …何をだね?」


「賞金についてですよ。悪魔の捕獲数・討伐数をあげたいのであれば賞金の額を10倍につり上げればいい。それだけのことです。それともう1つは、3日後にこの本部への招集を勧告させていただきました」


「どういうことだね?」


「説明会みたいなものですよ。私は、団長としてこの協会に属する成員たちの指揮を高め、組織全体の連携を取らなければなりません。それこそ、いつ襲来するかも分からないギャクサツの悪魔への備えでもありますが」


「ふむ…なるほどな。では一ヶ月の間で君が多大なる成果を上げられることを祈っている」


( 真島は小さく会釈した。
ーー先程、真島が全協会所属者に通知した内容は【悪魔を捕獲した際の賞金額の釣り上げ】と【今日から3日後、協会総本部にて能力者集会を開くこと】となっている)


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