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戦闘恋愛なりちゃ 悪と正義のわちゃわちゃ設定【プロフィール置き場・トピ主伝言板】/295


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234: 七種 穂乃花の中の人 [×]
2020-07-18 19:52:13

プロフ一部修正

穂乃花の過去
絶望。この言葉がこれ程似合う人は、それ程いないだろう。これは深い底無しの闇に閉ざされた、とある少女の記憶。この町にて、星の申し子としてとある少女は生まれる。少女は穂乃花と名付けられた。しかし穂乃花はとても病弱で、今にも死にそうな体だった。だが、穂乃花は決して愛されなかった。なぜなら、穂乃花は普通の人間では無かったから。魔力が命そのものの、失敗作だった。いらない存在だった。必要とされない存在だった。化け物のような存在だったのだ。もちろん穂乃花は優しい性格なため、むやみに人を攻撃したりはしない。危害も加えない。だが人間というのは残酷な生き物。穂乃花は育児放棄される事になった。身の回りのお世話は、全て唯一味方の姉がしてくれた。両親は穂乃花の事を見向きもしなかったが。そして三歳になると、いよいよ虐待を受けるようになった。幸い姉は虐待を受けなかったため、穂乃花を守ろうとしていたが。でも両親は、それを良く思っていなかった。すると両親は穂乃花を奴隷のように扱い、毎日毎日働かせるようになった。食事は三日に一回で睡眠時間は五時間程にもされた。しかも料理や洗濯が完璧でないと食事を四日抜きにされて、カッターナイフで手や足に切り傷を入れられたりアザが出来るまで殴られたりもした。おまけに何か気に障る事があると暗いクローゼットに丸一日閉じ込められ、何かに逆らえばカッターナイフや包丁が穂乃花めがけて飛んでくる始末だった。時には「化け物は早く死んでしまえ」「お前さえいなければ俺らは幸せなんだ」と怒号を吐かれながら殴られたり、食事はもちろん抜きで外の柱で頑丈なロープで丸一日繋がれたりもあった。そんな日々が続き四歳になると恵人さんと、五歳になると雪音さんと友達になる。心配かけたくなかったため虐待の事や星の申し子の事は秘密にしていたがやはり幼稚園や小学校でも「魔力持ちくせにこんな簡単な事も出来ないのか」「化け物は学校に来るな」「お前は底辺の人間なんだから底辺は底辺らしく大人しくしてろ」といじめを受ける事になりバレたため、その事は少しだけ言うようにした。でも相変わらずいじめや虐待は無くならなかった。アザが出来るまで体中を殴られたり蹴られたり、人前で無理矢理服を脱がされたり、犯されそうになったり、自■に追い込まれたり、こんな日々が何年も続いたのだ。しかし穂乃花は七歳になってから姉が両親に目の前で■されたり、自分が殺されかけたりしても決して弱音を吐かずにいた。というか、もう人生を諦めている感じだった。雪音さんや恵人さんの前では笑顔の仮面を無理矢理張り付けたように作り笑いばかりしていたため、気付かれはしなかったが。そんな日々を送っていよいよ十一歳になると、穂乃花の傷やアザがだんだん目立つようになる。すると両親は、虐待している事がバレると思い引っ越しをする。もちろん穂乃花の味方がどこにもいない空間に行くため、穂乃花は憂鬱だった。もちろん友達等一人として出来るはずも無く、またまたいじめを受ける事になる。そして十三歳になると、せい虐待も受けるようになる。「魔力持ちの化け物は魔力持ちの化け物らしく俺らの言う事を聞いていればいい」「お前みたいなゴミが生まれるからこんな事になったんだ」こんな事をいつも言われながら。そんな毎日を送っていく内に穂乃花は目から光を失い、内気で大人しすぎる性格になり、魔力持ちの自分を嫌いになり、この世の中に希望なんて存在しないと思うようになった。そして十四歳のある日、ついに両親から絶縁される事になった。そして不幸のどん底に突き落とされた穂乃花は、最期を迎える所としてこの懐かしい町に戻って来たのだ。

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