自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
14： 梨　[×]
2020-05-17 13:42:41

『刀はいいよね…こんなにも強くて美しい！……そう思わない？ボクはね、この美しさをできるだけ沢山の人に、直に感じてもらいたいんだ』

『？…美しいと感じたから素直にそう伝えることの何が悪いって言うんだい？』

名前　／　丹包玄光 ( あかがねくろみつ )
番号　／　肆
年齢　／ 27歳
性別　／男

役職　／　刀狩衆、古美術商
所持する刀・武器　／　神刀四振『火之迦具土神』
火の神・火之迦具土神が斬り殺された際にその血から生じた刀。鞘から抜くと刀身に灼熱の焔を纏うが、刀としてはおそろしく鈍でそこらの家庭用包丁の方がよく切れるレベル。また、当たり前のように熱いので使用者の手は必然的に火傷を負う羽目になるのだが丹包本人は特に何も気にせず振るう。一応分類としては打刀。刃身はうっすらと赤みがかった濤乱刃。柄巻や鞘は鮮やかな緋色で統一されており、鍔や鞘には焔を象った装飾が施されている。

容姿　／　身長177cmのやや痩せ気味だが妙にしっかりとした体つきで肌は浅黒い。マトモにしていればなかなかに整った精悍な顔つきなのだが、基本的に瞳孔開きっぱなしかつ口元にはいつもニマついた笑みを浮かべていかにも危ない人の顔をしている。目は切れ長で虹彩は赤みの強い焦茶。髪は猫っ毛で一部メッシュのように白髪の混じった黒髪のオールバックウルフショート。両手に雑に巻かれた包帯の下には手先の感覚すら失う程の深い火傷を負っている。普段上はハイネックの黒インナーの上から白地に黄色と茜色の菊柄の羽織をコート感覚で肩に掛け、首から暗褐色の長い数珠紐を二重に巻いて掛けている。下は黒のスキニーパンツとショートブーツ。刀の鞘は腰のベルトに挟んでいる。店頭では店長命令によりきちんとした和装に眼鏡と白手袋または黒い皮手袋を着用。髪も下ろして表情も気持ちマトモになるので普段とはほぼ別人に見える。

性格　／　楽観的でどこか子供っぽく、事実わりと純粋で無邪気にド直球。しかし気紛れかつジェットコースターテンションのため油断ならない。自分定義の「美しいもの」をこよなく愛するが、逆に「美しくないもの」に対してはとことん冷酷、もしくは無関心。愛でる対象は有機物から無機物、概念まで見境無く、美しさの定義は見た目意外にも有様や生き様、機能美等の内面的な意味合いも含まれている。自分自身のことにはほぼ無関心。同じ美の理解者に対してよく懐く。

経歴　／　裏のお仕事を生業とする裕福な家の出。しかし彼の母親は彼を出産した際に容態が悪化しその後間もなく死去。それが原因で父親から存在を疎まれるようになる。幼い頃から祖父の収集した美術品の数々に囲まれて育ち、中でも日本刀の美しさには一際魅了されてきた。13歳の時に祖父が亡くなり、形見の整理中に一振りだけ厳重に保管されていた『火之迦具土神』を見つけ、うっかり所持者として認められてしまい、以来まるで何かに取り憑かれたように「刀を解放するため」という名目で「刀を収集している者達」に対して説得、交渉、及び武力的解決法により刀を回収していく…が、回収した刀はその後個人的に信用できる美術館や流通に適当にばら撒いている。本人曰く「こんなにも美しい作品達を一所に集めて仕舞い込んでおくなんて勿体無い！刀 ( かれら ) の美しさは広く世に知れ渡り正統に評価されるべきだ！」とのこと。その刀達が世に放たれ、その後どんなことが起こるかは考えてはいないし興味もない。ただ単にこの「美しいもの」が世に認められ、各々愛されるのならばそれで良いと思っている。自称「刀の味方」。

備考　／　一人称は「ボク」、二人称は「アナタ」。刀の事を「彼等」または「兄弟達」と呼ぶことも。剣術は昔習っていた剣道に我流の剣術を折り混ぜたものでわりと正々堂々まっすぐなスタイル。普段は祖父の親友が営む老舗の骨董屋「青藍堂」で真面目に働いている。本人曰く「刀の声が聞こえる」らしいが周囲からは完全に気が触れていると思われている。他の刀狩衆や収集家に対しては目的上好戦的だがそれ以外には基本無害で気さく。

( ／お待たせしました！ひとまず書き上がりましたので一度ご確認願いします…！何だか妖刀とそれに魅了されて発狂したただの危ない人になってしまいました…神刀や目的の解釈諸々違っておりましたら幾らでも書き直して参りますのでご指摘等あればなんなりとお申し付けくださいませ…！ )

刀 狩（ 戦闘 ／ 流血 ／ 登録制 ／ 少人数 ）/35

刀　狩（　戦闘　／　流血　／　登録制　／　少人数　）/35