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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
名無しの部族 [×]
2020-05-02 02:16:19
お声掛け頂いた26248様のみお待ちしております。
1:
名無しの部族 [×]
2020-05-02 02:21:21
(/改めてお声掛けいただきありがとうございます。クレバーな雰囲気ながら原始生活とは圧倒的に相性が悪そうな息子様とどんな日々を過ごせるのかと早くもわくわくが止まらず、こちらも勇気を出して再募集して良かったと喜びを噛み締めております…!これからよろしくお願い致します。
身に余るご提案まで頂いて恐縮ですが、既にすっかり惚れ込んでしまっているので提示してくださった通りの潔癖症バイヤーさんにお相手をお願いしたく存じます。
こちらのCに対してもご希望のイメージや萌え・萎え要素など、ご意見がありましたら何なりとお聞かせください!)
2:
潔癖症の貧弱バイヤー [×]
2020-05-02 07:46:32
(/先ずは始めにご挨拶を失礼致します!素敵な世界観に見合うか不安だった息子ですが、そのように仰って頂けて安心しております!早速プロフィールの制作に移ります。
募集の際に挙げられていた息子様の候補がどれも魅力的で、優柔不断ゆえにどれが良いと選び兼ねてしまっています、当方好みの幅が広く余りに受け身であったり女性的、過度なツンデレや無口塩対応で無ければ萌になりますので是非演じたい部族様を作って頂けると嬉しいです。希望を一つ挙げるなら、年齢差が広ければジェネレーションギャップが生まれやすいことと此方の息子が行った何気無い動作をプロポーズと間に受けることになるのではと思うので、可能であれば年齢差が大きい方が好みです…!)
3:
潔癖症の貧弱バイヤー [×]
2020-05-02 21:16:30
名前/櫟 虎丸(いちい とらまる)
年齢/36
性別/男
容姿/切れ長の目は垂れ気味で瞳孔が鋭いのが特徴、瞳の色は淀む黒。ウルフカットの髪は清潔感のあるミディアムヘアで毛先が肩口を少し超える長さ、毛先は脱色をした金色だが全体的に白髪が多く混じる鼠色。アジア人らしく全体的にさっぱりとした薄い顔立ちで何方かと言うと印象に残り辛い。薄らにやけた面が多く、垂れ気味の目はにやけ面の際に目尻に皺が刻まれている。胡散臭い顔を隠すために丸い色眼鏡を着用しており、薄紫色のレンズは漂流した際に向かって右側にヒビが入っている。一見すると気づき難いが舌を伸ばすと根本の近くにピアスが付いており、エメラルドが光る。頼りないまでの痩身は体制により肋骨が浮き出る情けない鶏がら体系。そんな細い体の背中下から腰に掛けて名前に因んでのゲン担ぎか、ホワイトタイガーのタトゥーが彫られている、瞳だけ色が入っているようで鮮やかなアイスブルー。背は180㎝と高い方に入るが姿勢が悪く猫背のせいで幾分か小さく見えてしまう。グレーチェックの上着とタイトな黒パンツ、白のシャツと黒に薄っすらと虎柄が印字されたベストとカジュアルスーツのスタイル。全体的に胡散臭さを纏った何処となくアウトローな雰囲気を持っている。治安が良いとは言えない成金丸出しの装飾品を幾つかと、爪には虎柄のネイルをしている。
性格/遜り上手で人の懐に入ることを得意とした人好き。人間観察が趣味と言った有り触れた趣味を持ちながら、人を煙に巻く言葉選びと小賢しく狡賢い。ハッタリ上手で土壇場に強いのか駆引きを得意としている。自由気儘な性分のようで気紛れだが何をするにしても文句が多い。綺麗好きの潔癖症、何方かと言えば神経質で細かいことが気になる面倒くさい人間。基本的に自己愛が強く自分以外に対して無関心、冷徹なインテリタイプ。力が無いからこそ口の上手さと上への取り入り上手で生き抜いてきた。対人に関しては恐れることなく強気になれるが、対人以外となると途端にビビりになってしまう。虚勢を張り上手く取り繕っているだけで実際には小心者でチキン。年齢を重ねているので、ある程度の諦めの良さと良くも悪くも大人の考えを持っている。執着欲や独占欲が薄く、そのくせで欲しい物が出来れば奪ってでも手に入れてやると言う傲慢さを持っている。矛盾する人間臭さがあるのか、泥水を啜ってでも生きてやると言う生に対する意識だけは人一倍。
備考/日本で詐欺師紛いのバイヤーをしている。商品は物に留まらず異国の女子供を浚っては斡旋するなどと下卑た存在。何よりも金を愛しており、自分以外の存在に対して信頼を持っていない。騙し騙されの世界で生き抜いて来たからか、人を疑うことと逆に人を取り入れる為の距離の詰め方には自信を持っている。今回はお得意の社長より現地最高級の麻薬と日本語を喋らない幼い少女を多額の金で買うと依頼を受けたことで尻尾を振って探しに来たらしい。依頼物自体は時間が掛からずに早々と見つけることが出来たが、折角だからとバカンスを楽しむべくクルージングを兼ねた現地人とのコネ作りを行っていたところで嵐に会ってしまい遭難、自慢のブランドスーツがボロボロになってしまった所で死ぬ気で辿りついた陸地が孤島。色眼鏡はヒビが入り、濡れたスーツを乾かしてすっかり壊れてしまったスマホと腕時計を情け程度に所持したまま、何が出てくるかわからない木々の中に入ることは出来ずに数日、然し襲い来る飢えには勝てず腹を括る。日本では恋愛感情を持つことは無いが性欲は枯れていないようで、老若男女問わずに一夜限りの繋がりを結んでいた。この場においても尚、金を愛しているようで財布と身に纏う装飾品などを大事にしている。ただでさえ年齢による体力の無さにも関わらず、得体のしれない物を口にすることが出来ない潔癖さのせいで栄養失調のような状態が続いている。酒も嗜むが、肺を虐めるヘビースモーカーらしくお気に入りの煙草が無いことと広い風呂に入れないことが今の悩み。
(/愚息のプロフィールが出来ましたので提出致します。これを基盤に変更や付けたしなどが出来ますので遠慮なくお伝えいただければと思っています…!逆にここは違う方が良いなども有りましたらお気軽にお伝えください!)
4:
名無しの部族 [×]
2020-05-03 00:34:45
(/お早い提出ありがとうございます、想像以上に魅力的かつダーティーな文明人様にこれ以上の要望などございません…!虎モチーフという部族少年ががっつり食いつきそうな要素まで組み込んでいただけて感無量です!
虎丸様の設定とご希望を踏まえ、こちらの息子は好奇心旺盛な16歳の少年。図体は大人顔負けながら内面は若者らしく純粋で無鉄砲、虎丸様のパーソナルスペースをずかずか踏み荒らしたり、ハッタリにコロッと騙されるような、例に挙げた中では「グイグイ来るワンコ系」に近いキャラが良いかと考えてみたのですがいかがでしょうか?
また募集板でも記載した通り当方少年×中年が大好物でして、この年齢で了承していただける場合は食い合いと言いつつ左右固定でお願いしたく…!プロフィール完成後でも構いませんので、その点も含めてご要望やご意見がありましたら遠慮なく教えていただけると嬉しいです。遅くとも明日中には提出致しますので、申し訳ありませんがもう少々お待ちくださいませ!)
5:
潔癖症の貧弱バイヤー [×]
2020-05-03 00:57:45
(/確認を有難う御座います…!完璧に趣味を詰め込んでしまったプロフィールとなっていたのでそのように褒めて頂きとても嬉しいです!
そして提示いただきました息子様のイメージが既にとても好みですのでぜひとも「グイグイ来るワンコ系」の息子様にお相手をして頂きたいです!、加えて左右固定の件ですが当方が完受が未経験の為、至らないことも多々見られると思うのですがそれでも大丈夫でしたら是非宜しくお願い致します…!プロフィールもお暇な時で大丈夫ですのでどうぞお気に為さらずに…!)
6:
名無しの部族 [×]
2020-05-05 00:22:09
(/度々失礼致します。少々プロフィール制作に難航しておりまして、お言葉に甘えてあと一日ほどお時間を頂いてもよろしいでしょうか…?こちらへのご返信は不要ですので、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんがもう少しだけお待ちいただければ幸いです。
また左右につきましてはぼんやりとした前提のようなものですので、未経験でも全く問題ございません!むしろ当方の嗜好にお付き合いくださりありがとうございます…!)
7:
名無しの部族 [×]
2020-05-05 23:46:32
名前/ラジャ
年齢/16
性別/男
容姿/艶のある褐色肌に東南アジア系とインド系の半ばのようなくっきりした目鼻立ちを持つエキゾチックな風貌。耳に掛かる程の黒髪は活発な性格を表すように外側へと跳ねており、後ろ髪のみ長く伸ばし編み込んでいる。猫科の獣を思わせる吊り目は海と同じエメラルドグリーン。少年らしさが色濃く残る顔立ちながら目力が強く、鋭く発達した犬歯や未だ成長中の178cmの逞しい肉体と相まって野生的な凛々しさを醸し出す。一族の習わしとして全身に赤いボディペイントが施され、獣の牙を模した頬の逆三角模様が特徴的。蒸し暑い熱帯雨林気候故に黒いジャガーの毛皮を腰と手甲・脚絆のように手足に巻き付けただけの半裸スタイルがデフォルト。己が狩った獲物の爪や牙を用いた装飾品は毛皮同様腕の立つ戦士の証。
性格/大自然に育まれた喜怒哀楽も欲望も開けっぴろげな素直さを持ち、良く言えば純粋、悪く言えばガサツ。寝て起きて腹が満ちればすべて世は事も無しという大雑把極まる明るい性分。若さ故の無鉄砲と腕っ節への自信に満ち溢れ、未知の物さえ溢れる好奇心のままに近づき、触れ、齧ってみる大胆不敵で懐っこい性格。優れた肉体と五感を持つ分頭は使い慣れておらず本能のままに突っ走りがち。獣であれヒトであれ興味を抱いたものには何処までもまっしぐらな犬気質。子供らしさを通り越して動物じみた印象を与えるものの、とうに成人を迎えており自認は一人前の男。一族の戦士として時に命を賭して戦い、弱い者を守らねばならない自覚と度胸はしっかりと胸に刻み込まれている。少年らしいひたむきさと男らしい荒っぽさを併せ持つある種最も勢いのある年頃。
備考/現代文明から取り残されたいわゆる未接触部族の若者。海流の関係で島への接近は困難、ヘリで近づこうものなら槍や弓矢が飛んでくる、その好戦的な姿勢と赤く塗られた外見から"鬼"と恐れられ周辺国からもアンタッチャブルな存在とされている為に外界については全くの無知。島こそが世界の全てであり、仲間こそが全人類だと当然のように信じ込む。故に人間に対する警戒心は皆無だが勘は人一倍鋭く、男衆の中でも頭一つ抜きん出た狩りの名手。若く強い男として部族の娘達から引く手数多ではあるものの、未だ恋の一つもせず女よりも強い獣や怪物じみたヘリや船に胸躍らせる青臭い年頃。脳筋と言えども持ち前の好奇心と直感、柔軟な思考故に学習能力と順応性は高い。
(/長らくお待たせしてしまい申し訳ございません、改めてプロフィールのご確認をお願い致します!属性からして癖の強い息子ですので、こうして欲しいという点や情報が足りない箇所などがありましたら教えていただけると大変有り難いです…!)
8:
櫟 虎丸 [×]
2020-05-06 00:45:59
(/あまりにも素敵な息子様に心臓を鷲掴みにされていました!良くも悪くも意思疎通に至るまでが困難そうな二人の交流が今から楽しみで仕方ないです…!大自然の中で育ったからこその伸び伸びとした本能と、現代的な物に対する前向きな興味と好奇心が両立している息子様に心を奪われていますのでぜひこのままでお願いします!)
9:
名無しの部族 [×]
2020-05-06 02:37:24
(/お褒めいただき光栄です!困難ながらも意思を汲もうと息子なりに前のめりに努力致しますので、是非とも都合良く利用してやってくださいませ…!
またお伺いするのを忘れてしまっていたのですが、虎丸様が他者に対して冷めていらっしゃる分、此方は一目惚れに近い設定で序盤からグイグイ押していきたいと考えているのですがいかがでしょうか…?恋愛抜きの交流から始めるのも楽しそうですし、お好みに合わせてご検討をお願い致します!
それでは他に問題等が無ければ早速交流に移らせていただきたいと思います。虎丸様がジャングルに踏み込む場面から始めてくださっても、此方からスタートする形でも構いませんのでお気軽にお声掛けください!)
10:
櫟 虎丸 [×]
2020-05-07 02:02:01
(塩っ辛い海に放り出されたのは何日前の事か、真昼間を長時間外で過ごす事が少なければ太陽に虐められる肌が日焼けでヒリヒリと痛みを訴えている。傷口に塩とはよく言った物で、焼けた肌をより痛めるように蒸発した海水が白い海塩となり肌に浮かぶ。「あ。泣きっ面に蜂の方が近───ッてぇなあ」助けを求めるのに砂浜を散策する最中、浮かんだのは傷口に塩を塗るの類義語のようで。下らないことでも思案していなければスマホ奴隷として文明機器に頼る男は暇に殺され兼ねないらしい。そんな呟きさえ最後まで言えなかったのは閃きに合わせて指を鳴らした動作が日焼けの痛みを強めたからのようで悲鳴のように上擦る語尾上がりの叫びをやんやと喚き倒し。痛みを堪えて対峙するのは木々が視界を塞ぐ何が出るやも分からないジャングルのようで。最初の一日くらいは誰かしらが救助に来てくれると信じていた、それも極度の空腹で飢えを覚えなくなったのを越して栄養失調の気が見られたことで時折視界が霞む今では、怯えから避けて通っていたそこに向かうのを余儀なくされている。パキと小枝を踏み、顔周りに飛び交う小さな虫にでさえヒィだのヒャアだの情けない悲鳴を繰り返しほんの数メートル入り込んだ所で目が霞む。「あーもうイヤ、早く風呂入って布団で寝たい。一刻も早く、今すぐでも良い、神さま仏さまこの際なんだって良い。どーすりゃ帰れんだよ。頼むよ助けてくれや、足でもお舐めしましょうか」暑いのに体は寒気がする、それでも止まらない愚痴に拍車を掛ければビッと中指を立てて空へとその腕を伸ばし生きるというただそれだけに対する意志を固めて)
(/一目惚れをして頂ける何とも素敵な設定にひいひい言っています…!是非此方からお願いしたい所存です!今現在で検討しているのが折角のアピールに対してそれが恋愛だと気付くことに時間がかかってしまいそうなのと、気付いたあともラジャさんを餓鬼んちょ扱いしてしまいそうで中々恋愛としての進展が薄く長期化してしまいそうなのですが、早めに両想いが良いなど有ればお伝え下さい!
早速ジャングルに出向くロルを落としたのですが、もし絡みづらければお手数ですがラジャさんからの場面で出して頂いてもよいでしょうか…!)
11:
ラジャ [×]
2020-05-10 17:56:40
(嵐の爪痕さえ緑が呑み込む森の中、満ち満ちる陽光と草熱れを腹一杯に吸い込みながら極彩色の鳥を駆る。へし折れた木々やツタに阻まれ滑空するそれへ抱き締めるように飛び掛かり、意気揚々と縊った所でふと細く響く声に顔を上げてはぐるりと辺りを睨めつけながらすぐ側のラワンの木へと。鳥かサルか、否。空に程近い枝を足場に俯瞰し、片手の獲物をつまみ食いしつつ耳を澄ませてみれば奇妙な鳴き声はどうやらこちらへ向かっているようで。カリコリ小骨を砕く音にも負ける薄っぺらな咆哮、乾いた亀より鈍いその足取りは死期の近い獣のそれだろう。それでも未だ見ぬ獣なら一目見なければ浮ついた腹わたが収まらない──そう頭ではなく無意識で思考し、前のめりに覗き見た葉陰から現れた"獣"に眼も瞳孔も見開いて『──トラ、』生存本能が真っ先に見出したその模様、その名を零せば応えるように縞を宿した指先がツッと天を刺す。瞬間爆ぜたのは好奇心かシャーマンの言うテンケイか、訳も分からず"獣"の目と鼻の先へと飛び降りては口元の血を拭うのも忘れてぐんと強く顔を上げ『──なあ、お前、何だ?』暫しの凝視の後、瞳は薄紫の丸模様に奪われ続けてもそれが獣ではなくヒトであると察した本能が嬉々と喉を震わせて。『16年、俺は16年も生きてる。草も獣も世界も全部知ってる。でも、お前みたいなのは初めて見た。何でだ?』『何で色が無い?』『トラ、殺したのか?こんなにひょろっこいのにか?』跳ねる鼓動にせっつかれてぐるりぐるり、品定めをする肉食動物の足取りで色褪せたような人間を眺め回し、スンスン鼻を鳴らす傍ら血濡れた牙を剥き出す笑顔で矢継ぎ早な問いかけを。その答えも待てぬまま赤い汁と羽根に汚れた手を伸ばし、どうやら模様ではなく薄い花弁か貝殻であるらしい目元のそれにベタ、と触れて)
(/すれ違いもガキンチョ扱いも大好きですし、背後共々いつかほんの少しでも振り向いていただければ十二分に幸せというスタンスですので、どうかお気遣いなく虎丸様らしいペースで仲良くしていただければ幸いです…!無論ばっちいもの扱いもご遠慮なく!
絡み文もありがとうございます、ローカル言語を話しているものとして台詞を『』で括っておりますが、こちらこそ読み辛い・やりづらい箇所がありましたらいつでもご指摘くださいませ!こちらの会話は蹴っていただいて構いませんので、改めてよろしくお願い致します…!)
12:
櫟 虎丸 [×]
2020-05-12 23:04:56
(息を呑んで立ち止まると余りの驚きに呼吸が狂い、肺が押し潰されるような息苦しさにヒュと擦れた音が鳴り色眼鏡越しの目が見開かれた。神でも仏でも何でも良いと懇願したが、現れたのが何を話しているかもわからない原住民だなんて誰が予想出来たと言うのか。ふつふつと浮かび上がったのは底知れぬ絶望、コミュニケーションが円滑に取れない今ではお得意の口八丁が役に立つとは思えない。胃の底から込み上げるのは吐瀉物ではなく酸っぱく苦い胃液のみ、それは泥を噛むよりも辛かった。鼻をつく血液の生臭さが後の自分の行く末のようで生きた心地がしない。刃物を向けられている訳ではないがほんの少しの対応を間違えれば目の前の男は何の躊躇いも無く死に掛けの老体にいっそひと思いの止めを刺すだろう、生きている内に俎板の鯉の心境を知れるとは、どうやら貴重な経験をしているらしいと自覚をする。胃の辺りが締め付けるように痛い、眼はグルリグルリと回る様に目の前の男を二重にして見せる、それでも生き永らえたい執着心だけが表情筋に力を籠めると壊れたみたいに胡散臭い笑みを浮かばせて。白旗を上げる代わりに両腕を胸元へ運び広げた手の平で全面的な降伏を見せ『こんにちは、初めまして。危害を加える気はほんの少しだって無い。』『此処には漂流して来た、助けを呼ぶ方法は何か有るか?』途中途中に言葉が詰まる様子を見せながら選んだのは一般的に使われる英語だったようで、それでも通常より動いていない役立たずの脳みそは言葉に詰まり。余りの渇きで引っ付く喉を潤すべく浮き出た喉仏は上下に動きゴクリと生唾を飲み込んで。───その時、色眼鏡に彼の手が触れると驚くことにこんな状況でも潔癖と言うのは生きているらしい、ヒィッと甲高い悲鳴が反射的に上がり取り繕うように可笑しくも無いのに愛想笑いで誤魔化して。直ぐに骨ばった利き手で色眼鏡を目から外せば『これが欲しいならやるとも、ヒビが入っちゃぁいるがね。太陽から目を守るのにはまだまだ使える。だから頼む、───俺を殺、すな。』言語が通じているのか、通じていないのか、その判断さえもついていない状態で色眼鏡を彼へ差出す姿は恋人にプレゼントでも渡すか目上の者へ取り入るために贈り物を献上する以外の何にも見えず。最後の最後には命懸けの懇願を、今にも消えてしまいそうな蝋燭の最後の燃え広がりと言った強い眼差しで、嫌になるほど見てきた海を連想させる美しいエメラルドグリーンを見つめ)
13:
ラジャ [×]
2020-05-17 22:48:54
(笑いながら悲鳴を上げる、そんなちぐはぐな行動さえ神秘と映れば差し出された物も放ったらかしに剥き出しの目が放つ眼差しを受け取り。夜よりずっと暗い黒を見つめれば見つめるほどに血が沸き、背筋がざわつき、心臓がドクドク暴れるのは闇を恐れる本能か、虎男が唱えた奇妙な呪文のせいなのか。脳みそは何一つ追いついていないというのに、瞳の奥の奥に獣の瞳孔を見出すと腹の底から勝手に言葉がせり上がり『──怖がるな、トラ。俺は強いんだ。トラは殺したことないけど、ほら見ろ、それでも強いぞ』知らず知らず無邪気な少年の顔を凛々しい男の笑みに変え、胸元にぶら下げたジャガーの爪が連なる首飾りを掲げてみせる。その行動は嗅ぎ取った怯えらしき感情への答えであり、ようやく貰い受けた飾りを大事そうにそこへ引っ掛けては、空になった痩せぎすの手をグイと掴んで『お前にはラジャがいる、だから死なない。絶対だ!』不可思議な熱さに突き動かされるまま声を張り、驚いた鳥達がギャアギャア鳴き交わす森の中を力任せに歩き出し。腹が減って弱っているんだろう、多分。手に持つ鳥と大差ない指の感触に手負いの獣を連想しつつ、弱った者を守る責任感ばかりでなく"良い所を見せよう"という青臭い見栄から勇ましく湿った大地を蹴り。背丈より高い草とツタをかき分け、時折我慢出来ずに後ろを振り返りつつ道なき道を迷いなく進み、やがて聞こえきた水の音に一声上げて指をさし。行く先には木々が開け、真っ直ぐ差し込む日差しにきらきらと光る細い川。その柔らかな土の岸辺で引っ張ってきた手を離し『飲め!』再び水面と相手を交互に指すと、やにわに食いかけの鳥をブツ、ブツッと生々しい音を滴らせながら引き裂いて。自分には歯型のついた片脚を、あとは柔らかな腹も内蔵も丸ごと相手に突き出して『食え!』と、言葉からも活気を分け与えるような大声で畳み掛け )
14:
櫟 虎丸 [×]
2020-05-21 16:39:18
(何を話しているのかがわからない。言語の理解が追い付かないと言う事が余計な恐怖を煽っているようで、引っ張られるままに足を進ませながらも何度か繰り返された″トラ″と言う響きを記憶して。状況が追い付いていない中で連れてかれる恐ろしさ、見えぬ道を進んでいくような恐怖に小心者の心臓は破裂してしまいそうな煩さを刻む。時折、風に乗って届く生臭さがより一層の恐ろしさを見せつけるようで捕まれる手を握り返すことも振り払う事も何もできず、ただ操り人形のように引っ張られるのみで。最後の力を振り絞るように足を動かし、引っ張られていた腕が手放されたことでほんの少しのよろけを見せた後に自分が過ごしていた場所とは違う穏やかな空間に息を飲み込んで。塩っ辛い水ではない、それは飲む前から感じ取れる。脱水を起こしかけていた体は吸い込まれるように川へと足を近づけて、よろよろズリズリと足先を引き摺り倒れこむように膝を折れば懇願するほどに欲していた川の水を浴びる様に口へ運び。両手で掬い上げた水を零してしまわないようにゴクゴクと喉の音を上げながら何度も繰り返して飲み込むと、朦朧としていた意識が少しばかり鮮明になった気がする。口を伝った水を裾で拭えばフーと長く細い息を吐いて頭を抱え、この場所へ誘導してくれた得体のしれない原住民が離れている訳が無いと言う現実にどう立ち向かうべきかと考えを巡らせて。その中で肉を引きちぎるような生々しい音が聞こえ、その音にサァと血の気を弾かせれば抱えていた腕をだらりと落とし。恐る恐るとその音を探る為視線を向けかけた時に大きな声がぶつけられると、露骨に肩を揺らして恐怖心を表へと出し。ひいと息音を悲鳴のように零して見開いた眼で相手へ顔を向けると『───う゛……っぷ』向けられた肉の血なまぐささに、堪えられず口を覆い隠せば補給したばかりの水を嘔吐してしまわないように堪え。食えと言っているのか、生肉を?食えるわけ無い、でも断ったら?気を悪くする?殺される?。一瞬のうちにグルグルと考えが巡り『気持ちだけ受け取るよ、有難う。水場を教えて貰って助かる』頭をほんの少しだけ左右に振ることで控えめな否定を示してから、川を指さし感謝を示すべく両手を合わせてお辞儀を見せる。身振り手振りで敵意が無い事を現せば気を悪くしてしまうと言う一番の恐ろしさを頭の隅に置き、殺されないためにはどうにかして親近感無いし愛着なり親密さを築かなければ、そんな浅ましさで自らの事を指さし『トラ。ト・ラ。俺の、名前。トラ。トラマル。』と同じ単語を何度も繰り返すことで自己紹介を行って見せて)
15:
名無しの部族 [×]
2020-05-28 22:25:55
(/期限日までお待たせしてしまい申し訳ございません。重ねてお詫びさせていただきたいのですが、感染症の影響により背後の環境が変わり、どうしてもお返事を考える時間が確保できなくなってしまったため、非常に勝手ながらお相手の解消をお願いしたく存じます。不安定な時期に募集をかけ、虎丸さん背後様に大変なご迷惑をおかけしてしまい本当にお恥ずかしい限りです。
謝っても謝りきれる事ではございませんが、pfはもちろん必要であれば当トピックの設定もそのまま流用していただいて構いませんので、櫟 虎丸さんという素晴らしいキャラクター様と魅力的な文章を生み出される背後様がより良いご縁に巡り会えますよう心よりお祈り申し上げます。描写も息子様の造形も色鮮やかでとても美しく、短い期間ながらお相手を務めさせていただいた事は身に余る光栄でした。長々と失礼致しましたが、どうかお体にお気を付けて素敵ななりきりライフをお過ごしください。本当に申し訳ございません、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。)
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