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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
11506:
今瀧 龍 [×]
ID:5762b1903 2020-08-14 09:12:33
>真田 雪菜ちゃん
あぁ!
俺は雪菜の魔力、嫌いじゃ無いよ。なんか…瑠璃男と違っているよな。上手く言えないけど…優しくて、暖かい感じだったんだ。
11507:
烏丸 桐恵&禁忌 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 09:15:06
>斑鳩刹那さん、呉蘭花さん
「そうか。分かったよ。では一緒に帰るとするか。……禁忌。送迎頼めるか?」
『……了解した。』
ちゃっかりしていてるなと内心思いつつも黒のローブを展開させ、ローブは桐恵と刹那を包み込むとあっという間に消えていった。
『……蘭花。少しだけ話しをしても構わないだろうか?』
刹那と桐恵が消えていった事で蘭花と二人だけになり、気が付いたらそんな事を口走っていた禁忌。
人の姿になってから禁忌自身彼女の事が気にしているのか、その表情は若干の戸惑いがある様にも見える。
11508:
真田雪菜 [×]
2020-08-14 09:15:18
>今瀧さん
暖かい…ですか?(首を傾げ)
11509:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 10:54:46
>烏丸桐恵さん
黒いローブに覆われたと感じたのも一瞬。瞬く間もなく、目の前には研究所があった。涼しい風が森の木々の間を吹き抜ける音のみがこだまする。
久々に思える静寂と安寧の中、しばし隣の烏丸さんを眺めていた。
(最凶の禁忌の製作者で……ニシの先代……疾風さんの命の恩人で元同僚……)
十分すぎるほど濃い肩書だが、それは彼女の本質をほとんど説明していない。
瞳が象徴する冷酷さと、それに相反する無邪気さや茶目っ気。禁忌やユーリ、疾風さんに見せる心からの愛情。そして刹那を抱きしめたときに見せた、悲痛な表情。過去の一部を聞いてもなお、彼女の素顔は全く分からない。
「……本日は、ありがとうございました」
お礼だけ言うが、言葉が続かない。正直、素顔や本性が分からない烏丸さんを、完全には信じられなかった。しかし何を聞けば本性が理解できるかも分からない。悩んだ末、ようやく口を開く。
「……貴女は、私に何か聞きたいことはありますか?突然何言ってるんだ、とお思いでしょう。自分でもそう思います。禁忌たちから大体のことは聞いているでしょうし。ほとんどのことは答えますよ」
それでも知りたかった。彼女が自分の何に興味を持ち、何を望むか。それが、烏丸さんの本質を知る第一歩になるかもしれない、そう感じた。
11510:
烏丸 桐恵&禁忌 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 11:50:55
>斑鳩刹那さん
刹那からの意外な提案。
それはお互いの今の関係から一歩踏込もうという確かな意思が見て取れた。
「…………刹那。君は……人間から拒絶された事はあるかな?」
そして気付けば桐恵は刹那に悲痛かつ切ない……そんな印象を抱かせる表情をしながら一つの問いを投げ掛けていた。
11511:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 11:51:31
ネーム間違えました。
11512:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 13:49:22
>烏丸桐恵さん
「人から拒絶されたこと……ですか?」
すぐに思い出すことができず、問い返す。烏丸さんの悲痛な表情は、冗談でそう問いかけたのではないことを物語っていた。
「うーん……中学の頃に、そんな感じのことはありましたね。陰口や顔を見て笑われるほかに、みんなから距離を置かれるみたいな。『来ないで』って直接言われたことは少ないですが、私が近づくとどっかに行かれて。見てはいけないものを見る目で見られることもしばしばでしたね。でも……」
歴史の教科書を読むような、淡々とした口調で話していたが、一瞬言葉を詰まらせる。
「でも、一番辛かったのは……小学校からの一番の友達にそれをされたことでした。彼女は所謂『オタク友達』で、一緒に漫画の話をしたり、メカロ曲を歌ったりしてたんです。いじめが始まってからも、しばらくは話しかけてくれて、『刹那ちゃん』って呼んでくれて。彼女に『斑鳩さん』って呼ばれたとき、何かが壊れる感じがしましたね」
彼女が変えたのは呼び方だけではなかった。友人に裏切られたあとの刹那の人生は、烏丸さんも知るところだろう。
「あーっ、ごめんなさい!長々と話しちゃいました!まあ結論は『ある』でいいですかね!」
決して明るくない話に烏丸さんを付き合わせてしまったことに対して、かなり高いテンションで謝罪した。
11513:
今瀧 龍 [×]
ID:5762b1903 2020-08-14 14:25:24
>真田 雪菜ちゃん
あぁ、なんか…心まであったまる感覚に近いかな?それぞれの魔力に特徴や、相性…とかあるらしいけどな。(詳しいことはよくきーてねーけど!と苦笑して)
11514:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 15:48:40
>斑鳩刹那さん
「私が疾風と知り合う前に家族や親戚、親友等を組織によって殺された事は話したと思う。……だが、その話には裏と少々の語弊があったんだ。そう、私は………両親に………捨てられたんだよ。私の家は貧しくてな。家賃すら満足に払えない生活を送っていた。ところがある日、私は両親から『桐恵は親戚の元で暮らすんだ。』と告げられてな。特に疑問も抱かず言われるがまま迎えに来ていた人の車に乗り込んだよ。だが、思えばこの瞬間から私の人生の歯車が……狂い始めていたのかも知れないな。悍しい数々の実験。気味の悪い内装。全てに吐き気を覚えた。そして……その組織から全てを知らされた。借金返済の為に私という存在を組織に売り渡した事。組織によって自分の関係する者が両親を除いて殺された事。……全てが崩壊していく様な感じだった。偽りの生活に……偽りの愛情。私が与えられていたのは………全てが『偽り』だったのだと。……これは、私の両親と私を引き取りに来た組織の一員の……その時のやり取りの録音だ。」
桐恵の手にあったのはボイスレコーダー。
刹那に確認させると桐恵は再生ボタンを押した。
レコーダー
一員『確かに。ではこれにて失礼します。……しかし外道ですね貴方達も。まさか借金の型に自分の娘の頭脳を売り付けるとは。』
父親『あの娘の悪魔じみた頭脳に私達がどれ程世間から批判を受け虐げられたか。まぁ今となってはどうでも良いことですがね。桐恵には親戚の所で暮らす様に、と言ってありますから。』
母親『それにしてもあの娘の異才がこんな形で役に立つなんてね。良かったじゃない貴方。』
父親『ああ、そうだな。厄介払いが出来て借金返済も出来た。正に一石二鳥だよ。最後に役に立ってくれたな。あの出来損ないも。』
カチッ
停止ボタンが押され再生が止まる。
その記録は一人の人間の精神を崩壊させるには十分な内容だった。
11515:
リリィ [×]
2020-08-14 16:09:16
>11490、>11491
>ヒノネさん、ルカさん、雪音さん、天音さん
ルカ(小春):およ?私が?へへ~…そう言うこと言われると照れるな~…でも、ありがとう!
うんうん!じゃあ、私は今日から穂乃花とヒノちゃんと天ちゃんのお姉ちゃんだね!フフ…(嬉しそうにそう言えば、左手を腰に添えて胸元を右手で「任せなさい!」と言うようにトンっと叩いてみせる。ルカさんの姿なのに自分の姿が見えてることに少し疑問を抱くものの、「難しいことは分からないからいいや」と特に気にしておらず)
星乃:フフ…ヒノネちゃんも小春ちゃん見えてたのね。私も見えるわよ。
ルカ(小春):えっ…二人とも私が見えてるの?
星乃:最初に小春ちゃんって言ったでしょう?
小春:そっか!
11516:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 16:27:54
>烏丸桐恵さん
烏丸さんの話やボイスレコーダーから流れた会話の内容は、嘘だと思いたいほどに悲惨、悪い言い方をすれば「胸糞悪い」ものだった。しかし70年以上前のものだろう年代物のボイスレコーダー、なにより烏丸さんの悲痛な表情は、それらが全て真実だと告げている。
「そんな、自分の娘でしょう!?天使ということはあっても悪魔なんて―――」
叫んだ刹那の脳裏に蘇ったのは、憎しみに満ちた那由多の瞳。彼女は、自分の祖母が「絶縁された」と言っていた。
しかし、だ。那由多の祖母、つまりは自分の大伯母は、厄介払いと一族の欲のために売り飛ばされたのではないだろうか。やたらと贅沢趣味があり、「姉に似ている」という理由で刹那を毛嫌いする祖母の態度は、その推理を裏付けることが出来た。
「はとこが、私を恨んでいた理由も納得いきます。あの子の祖母……私の大伯母は私たちの曽祖父に、斑鳩本家に絶縁されたんです。
人は、欲や世間体のためならどこまでも残酷になれるんですね。自分の子どもを捨てることすら厭わないほどに」
なんて醜いんだろう、と自嘲の笑みが零れた。
11517:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 17:02:42
>斑鳩刹那さん
「……確かにな。……だが、私には両親への憎しみや殺意といった感情が湧かなかった。何故か解るかな?」
普通それだけの仕打ちを受ければそういった感情が芽生えても何ら不思議は無い。
にも関わらず桐恵は憎しみも殺意も抱かなかったという。
それは不思議という他なかった。
11518:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 17:25:41
>烏丸桐恵さん
「分かりません。……悲しみ、ですか?大事な人たちに捨てられたことの悲しさが、憎しみや殺意を上回った、みたいな」
それは紛れもない、刹那の過去の感情だった。親友に裏切られたとき感じた、「なんで、どうして」という思い。心が壊れ、自殺を試みたときすら親友への憎しみはなかった。
11519:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 18:18:40
>斑鳩刹那さん
「確かにそれも間違いでは無いな。少なからず悲しみを覚えたのは事実だ。……だが、一番の正解は……『私以上に私の両親に対する憎しみと殺意を抱いた存在が居たから』だよ。」
苦笑しながら淡々と語る桐恵。
だが、その瞳にはどこか悲壮感に溢れていた。
11520:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 18:40:09
>烏丸桐恵さん
「貴女以上に両親を憎む存在、ですか」
悲壮感に満ちた瞳で苦笑いしながら語る存在の正体は全く分からず、ただおうむ返しした。
11521:
夢見ルカ [×]
2020-08-14 19:11:46
>小春さん、望月さん
ルカ(……えっと、望月さんでしたよね?初めまして…ボクは夢見ルカと申します。小春さんの様子の通り、ボクはまぁ特殊な力のようなものがありまして……といっても、その様子だと望月さんはご存じのように見えますが。ともかく、ヒノネのことも含めて、ありがとうございます。そして、よろしくお願いします。)
と、望月さんに対して自己紹介と挨拶をする。
11522:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 19:30:13
>斑鳩刹那さん
「……『禁忌』だよ。私が『最凶の禁忌』を生み出したのは組織に入れられて半月程度。そこで『最凶の禁忌』を完成させた事に組織は大層御満悦でな。暇潰しなのか褒美としてなのか解らないがレコーダーに録音された当時の内容の全てを話してくれたんだ。……そして私はその瞬間に真の恐怖、……そして本物の情を知った。普通なら精神が崩壊しても可笑しくは無い。だが、禁忌がそこまで怒りを表に出した理由に思い至った時………私は涙が止まらなかったんだ。禁忌は………私の為にそこまでの怒りを見せていたのだ、と理解した。AIという存在にも関わらず、私の為にそこまでの感情を露わにしてくれたのだと。」
瞳を閉じながら己の過去を思い出し語る桐恵の頬からは涙が静かに伝っていた。
だがそれは悲しみからくるものではない。
当時の喜びの気持ちを再現したかの様に……穏やかな涙を桐恵は静かに流していた。
11523:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 20:47:37
>烏丸桐恵さん
「……私、禁忌に謝らないと。呉さんに優しさを見せた彼女に、つい驚いてしまった。彼女が優しいってことを、知っていたはずなのに」
以前禁忌と共に、紅葉を助け出したことを思い出す。紅葉を傷つけた輩に激怒し、瀕死の紅葉に、涙を流さんばかりの調子で渇を入れた姿。禁忌に優しさが芽生えたのではない。もともとあった優しさが、彼女を力としか見ない輩によって曇らされていたのだろう。
そして優しさが曇らされたのは、禁忌だけではない。
「……慰めになるかは分かりませんが、これだけは忘れないでください。今の貴女には、禁忌やユーリがいます。疾風さんがいます。紅葉ちゃんだって……貴女を信用していなければ、わざわざニシに来ることはしなかったでしょう。そうでしょう、『桐恵』さん?」
親しみを込めて名前を呼び、自分より高い位置にある頭に背伸びして手を伸ばす。刹那もまた涙を流しながら、烏丸さんの頭を優しく撫でた。
11524:
烏丸 桐恵 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-08-14 21:38:32
>斑鳩刹那さん
「……っ!」
少女に慰められている。
それは普段の彼女であれば到底許容出来るものではなかった。
だが、今は……今だけは別。
感情を抑え切れなかった桐恵は衝動的に刹那を抱き寄せていた。
自分は今、刹那に涙を見せている。
そんな羞恥心を隠す様に。
「………済まない。こんな弱々しい顔を………君に見せなくないんだ。…………もう少しだけ…………このままで…………居させてくれ………。」
刹那を抱き寄せる桐恵の全身は震えていた。
途切れ途切れになる震える様な彼女の涙声。
それは全てを失ったあの時から桐恵が必死に抑え続けてきた烏丸桐恵の人としての……『弱さ』だったのかも知れない。
11525:
斑鳩刹那 [×]
2020-08-14 22:08:06
>烏丸桐恵さん
「はいはい、分かりましたよ」
そう言った刹那の声も震えていた。嗚呼そうか、この人は耐えてきたのだと。冷酷さの鎧で、悲しみや弱さを覆っていたのか。力を追い求めることで、人間としての弱さを隠し続けていたのか。涙にくれる烏丸さんを見ながら、そんなことを思った。
「ごめんなさい。………もうとっくに悪に染まっているはずなのに、涙が抑えられない。悪に染まらなきゃいけないと分かっているのに……本当に弱いな」
悪の組織に戻ると決めたとき―――信じてくれた正義の人を裏切ったとき、刹那は優しさや正義の心を捨てる覚悟でいた。紅葉やユーリを守るため、過去の仲間を撃たなくてはいけなくなったとき、躊躇わず引き金を引けるように。それなのに、烏丸さんの涙に動揺してしまった。彼女の痛みに共感してしまった。ぽつぽつとつぶやいて、烏丸さんの胸に顔をうずめた。
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