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6646: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 12:43:09

             >雪菜さん

会釈をした雪菜は大抵の者は普段通りに見えるのだろう。
しかし、ユーリは彼女の魔力の波長が酷く乱れているのに気付いていた。
そもそもユーリは屋敷から酷く波長の乱れた膨大な魔力を感知した為にその彼女の様子には薄々検討はついていたのだが……。

『貴女の魔力の波長が随分と乱れている。……何があった?』

6647: 斑鳩刹那 [×]
2020-05-29 12:46:19

紅葉と一緒に屋敷に戻った私は、自分の部屋で眠ってしまっていたらしい。目が覚めたとき、すっきりとした気持ちだった。
「あれ...?この声は...」
部屋の外から声が聞こえる。一つはよく知る声、もう一つは知り合ったばかりの少女の声。
>6642 >6643 の会話を扉越しに聞いて)
二人の真剣そうな調子にどうしても興味がわいてしまい、ドアを開けて二人の会話を聞こうと試みた。

6648: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 12:57:50

           >斑鳩刹那さん

「あれは……『ユーリ』と、雪菜さん?」

意外な組み合わせの二人(片方はAI)が話しているのを刹那の隣で紅葉は見つける。

「見つからない様に隠れましょうか」

刹那と同じ様に紅葉もユーリの彼女の会話に興味がある様で気付かれない様に聞く事にした。

6649: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 13:02:10

>ユーリさん
………なんでもないです。それより斑鳩さんはご一緒ではないのですか?きっと心配されていると思いますし、そちらへ行かれたらいかがでしょう?……それでは私はこれで。失礼します。
(そう言い切って頭を下げ、その場をあとにしようとする。きっとユーリさんに話したとしても、ルサルカさんと同じようなことを言うだろう。これは相談してはいけないことだったのだ。
だからもうなるべく話さないことにしよう。)

6650: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 13:34:58

             >雪菜さん

『貴女は……『少し前の私』とよく似ている。自分の持つ圧倒的な力を振るう事に対しての恐怖。それによる他者からの干渉の拒絶。その結果……。貴女はその圧倒的な力を隠して生きてきた。』

自分と似た境遇による彼女へのシンパシー。
それがユーリが彼女に話し掛けた理由なのだろう。

『私も少し前までそうだった。『最凶の禁忌』として生み出され、周囲の魔力を際限無く吸収する能力と森羅万象を斬る能力を筆頭に私の絶対的な『力』のみに誰もが関心を持つ。そう、誰もが力だけを求めた……私はどうでも良いと言外に言われている様に見えた。次第に私は……何もかもが醜く見えたんだ。人の欲求も、人の親切も、人の感情も、……そして、『人』そのものも。そんな私が今こうしていられる理由が分かりますか?』

一旦言葉を区切ったユーリは溜める様に言った。

『そんな絶望に苛まれた私は……そこで『守りたいと思える大切な存在』と出会う事が出来たんです。マスターは私に『ユーリ』という唯一無二の名前をくれました。私を『友達』という一つの命ある存在として見てくれましたよ。』

全てを受け入れてくれる相手。
それが力を持ち過ぎた者にとったどれだけの救いであるかをユーリはその身で知っていた。
知っていたからこそ、同じ悩みを抱えている彼女を放って等置けなかった。

『……貴女にもいる筈です。貴女の全てを知って尚、貴女に手を差し伸べてくれる。貴女の味方で居てくれる。そんな人が。』

それが誰を指しているかは雪菜自身が一番理解しているのだろう。

6651: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 13:46:18

>ユーリさん
………でも、ルカさんは……私に「自惚れるな」って……
(そう、私が一番頭に残る言葉。あれはきっと、調子に乗るなと怒っているんだと思った。自慢しているのか、と。)

6652: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 13:50:10

             >雪菜さん

その口調は何処かマスターである紅葉の面影が見て取れた。いや、それは寧ろ聞き慣れないのに何処か馴染んでいる様に聞こえたのだ。

『貴女にとってその『力』は……。貴女にとって『守りたい大切な人』を守る為に使えば良いと……私は思う。その力を否定してはならない。力自体には善も悪も有りはしない。その力を含めた全てが……『真田雪菜』という人間だ。そしてそんな『真田雪菜』の全てを知って尚、貴女の味方で居てくれる『大切な人』が居るのだから。』

6653: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 13:57:19

>ユーリさん
……!
でも、リュークさんはまだしも、他の人は……
(大切な人、で龍さんの姿が脳裏に蘇る。そう、彼は私を責めないかもしれない。でも、他はどうなのか。
大した実力もないくせに魔力だけ多くてずるい、だなんて思われたりしないだろうか。その恐怖だけ消えないのだ。
完全に払拭できたわけではなかった。

6654: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 13:57:23

             >雪菜さん

『気を悪くしないでやって欲しい。あれは『貴女の力を拒絶したりしないから遠慮するな』という彼なりの激励だからな。彼も目的の為に色々努力しているんだろう。大目に見てくれると助かるよ。』

そう話すユーリはとても機械とは思えない人間味に溢れている様に見えた。

6655: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 14:04:30

>ユーリさん
え……?
(その言葉にぽかんとする。自分はてっきり、「さりげなく自分は強いですアピールをするな、ウザいから」という意味で、完全に気を悪くさせてしまったのかと思っていたからだ。)

6656: 斑鳩刹那 [×]
2020-05-29 14:12:57

>紅紅葉さん、真田雪菜さん
ユーリさんの真田さんへの言葉がはっと響き渡る。
『貴女にとってその『力』は……。貴女にとって『守りたい大切な人』を守る為に使えば良いと……私は思う』
そう諭す彼の言葉に、先ほどの訓練を思い出した。

『貴女は何の為に力を求める。誰の為に闘う?』
『そして思い出せ!貴女にとって本当に大切なモノが何かをっ!!』

ユーリが雪菜さんにかけた言葉は、私にかけたものと同じだ。そして雪菜さんは、私に少し似ている。力を得て苦しんでいること、大事な人がいること。
「ユーリさん、真田さん!」
ドアから飛び出して二人の会話に割り込む。礼儀を考える余裕はなかった。



6657: ルサルカ [×]
2020-05-29 14:15:16

>ユーリさん、真田さん

ルサルカ(……眠ろうと思ったが、単純にトイレにいきたくなった……たしか、この方向に……)

ルサルカは目に見えて、少し気落ちしてるような様子でトイレを目指していると……

ルサルカ(……会話?……この声は……真田と、ユーリか?いったい何の話を……)

そしてとっさに物陰に隠れて、二人の話を聞くルサルカ。

ルサルカ(誤解……やはり、あの言い回しは余計な誤解を生んでしまっていたか……駄目だな、俺は。悪役だった頃の癖が染み付いている……なぜ、俺はもっとしょうじきに伝えなかったのか。)

ルサルカ自身、別に真田さんに不快な思いも、けなしているつもりもなかった。単純に、あれは遠回しに励ましているつもりだった……が、真田さんには逆効果だったようだ。しかし、いましがたユーリが、その誤解を解いてくれようとしてくれる……

ルサルカ(……今が、挽回のチャンスか。)

そう思い、物陰から出てくる。

6658: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 14:21:16

>斑鳩さん、ルサルカさん
……斑鳩さん……ルサルカさん……
(1人は声をあげ、もう1人は静かに出てきたその人物達の名前を呼ぶ。そしてそのうち1人は、とても気まずい空気になった1人だった。思わず目を逸らしてしまう。)

6659: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 14:22:38

             >雪菜さん

『確かに今はそうかも知れない。だが貴女が信じる事を止めなければ……次第に周囲の見る目が変わっていくよ。周囲の目線などそんなモノだよ。だから信じてあげてくれ。自分の『力』を。『大切な人』を。そして……『自分自身』を』

6660: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 14:24:36

>ユーリさん
自分、自身を……

6661: ルサルカ [×]
2020-05-29 14:26:26

>真田さん

ルサルカ「……話に割り込むかたちで出てしまったことに関して、すまないと思ってる。だが……俺からも、ユーリが言った言葉を補足する形で……真田に謝りたいと思う。すまない、真田。お前にむけていった「自惚れるな」という発言は……本心から出たものでもなく、ただの建前だ。俺が伝えたかったのは……ユーリの言う通り、『こっちに遠慮しなくていい。』という意味だ。本当にすまない……俺は、悪役として活動していた頃から、直接的に本音を言うことを避けて、敢えて遠回しな言い方しかしてこなかった……その悪癖が、真田を傷つけた。……本当に、すまなかった。」

まずルサルカは、自分のはなった言葉の意味を語り、とにかく謝った。

6662: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 14:33:32

>ユーリさん
…い、いえ……私こそ早とちりしちゃって…それに、まるで私が魔力に関して自慢しているみたいに聞こえて、お気を悪くされたんじゃないかって…ごめんなさい……
(謝られたことに戸惑う。どう考えても私が悪い。自慢するようなニュアンスになってしまったからだ。)

6663: 紅 紅葉 [×]
ID:3d63c5bb6 2020-05-29 14:44:49

           >斑鳩刹那さん

刹那に何か思う事があったのか。
彼女は雪菜とユーリの元へ駆け出していった。

(「フフッ、随分気にかけているみたいですね。」)

雪菜に話し掛けるユーリを隠れて見ていた紅葉は優しく微笑んでいた。

6664: ルサルカ [×]
2020-05-29 14:45:09

>真田さん

ルサルカ「いや、こちらこそすまなかったな。……ここまで話したついでに、俺の本音も話しておくと……俺は、自身が生まれた境遇からか、大人が嫌いなんだ。特に、他人の不幸をなんとも思わず、欲に任せ利権をむさぼる大人が、だ。……だからか、俺は子供には肩入れしたくなるんだ。ルカも、紅も、斑鳩も……そして、今瀧と、真田もだ。……そういう子供たちの、助けになってやりたい。俺はそう思っている。……そして叶うなら、そんなお前ら子供たちが、穏やかで幸せな日々を過ごしてくれたら……と、願っているんだ。これは、ルサルカ個人の願いだ。」

だから、ルサルカは他人であろうと……相手が子供なら、助けようと声をかけようとする。刹那さんや紅葉さん、雪菜さんを助けようとしたのは……つまりは……

ルサルカ「俺はな、大人を恨み、6年間を暗い道へ落としてしまったルカや、俺のような殺しを目的とした存在を……そういった、悲しみから生まれるような奴らを、生み出させたくないんだ。だから……可能な限りは、救いたい。……それが、俺の本心だ。」

6665: 真田雪菜 [×]
2020-05-29 14:49:06

>ルサルカさん
……優しい方なんですね。私も、救いたいです。


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