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泡沫の往く先。( 〆 )/30


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22: 八坂 秋彦 [×]
2020-02-17 05:16:35






(すみません、見返してみるとさすがに誤字が酷かったので訂正させてください…!上の物は削除依頼致しました)
返信不要と有りましたが失礼致します!
地雷なんてとんでもありません!とても読み易く端正なロルで非常に勉強になります。寧ろ此方のロルが青臭い上に独り善がりでお恥ずかしい限りです…!

展開については最初は此方が受け身がちになってしまうので、積極的過ぎるくらいが良い塩梅なのかなと。展開やロルについてだけでなく、息子の口調などでももし気になる点がありましたら、途中でも是非仰ってくださいませ!こちらご返信は大丈夫です。







23: 香月 依子 [×]
2020-02-17 15:39:40






( 少年とはいえ男性だ。力の差は歴然で簡単に引き剥がされ、距離が生まれる。抱き締めた時に聴こえてきた少年の声は震えていた。その震えは恐怖からか、嫌悪からか。彼女にはどちらでもよかった。どんな理由でさえ、少年をこのままここに置いてはおけない。彼の顔面には “虐待” という可能性の証拠が色濃く残っている。虐待という理由付けで “保護” するなら誘拐にはならないだろう。少年と一緒にどうやって帰ろうかという思考を巡らせ、答を導き出すまで目の前にいる少年を見詰めていた。いくら考えても模範的な解答しか浮かばず、考えるより行動に移すと少年の右手を強く握りしめ自宅へアパートへと向って歩き出す。離されても今度は絶対に離さない──この手だけは。たとえ拒否されても離さずにただひたすら歩く。どんな事を言われても気にしない。弟に言われていると思えば可愛いものだ。保護した少年は弟と年齢が近いのもあり、尚更保護せずには居られなかった。ひたすら歩きあっという間にアパートへ到着する。『 狭いけど、中へどうぞ 』契約している部屋の鍵で解錠、彼を中へと招き入れてはすぐに施錠。アパートは四畳半一間。すぐに電気をつけると室内には壁一面に本棚が沢山並んでいた。その種類は豊富で児童書から専門書まで一通り揃っている。部屋の真ん中には四角い卓袱台と厚みのある座布団が二枚。とりあえず座布団へ座るように優しく声をかけると本棚からとある本を探し始め、数分も経たぬうちにお目当ての本を見つけた。それは少年が持っていた雑誌と同じ雑誌。バックナンバーを探すと何冊か残っていたので笑顔で少年に全て手渡す。 )  ちょっと待ってね。確かこのあたりに──あ、あった!過去に出版された古い雑誌しか残っていなくて申し訳ないけど、よかったらどうぞ。その雑誌、擦り切れるまで読まれているみたいだから好きなのかと思って。……それよりもお腹すいていたらなにか作ってくるから、本を読んで待っていてね?  ( 弟へ接する様に優しく頭を撫でてから台所へと移動。前掛けエプロン姿になると明日の食事や彼への食事も兼ね夜の内につくっておこうと手際よく準備し、調理が開始されて )









24: 八坂 秋彦 [×]
2020-02-18 05:52:13






( どうにか相手の身体から距離を取ると、息を荒らげながら眼前の人間を見る。予想通りの若い女。ほんの少し…違う国の血が入っている気がする。それから目に入ったのは丸々とした翠。夜の黒と血の錆ばかり見ていた自分にとってそれは余りに美しく、鮮やかで──思わず目を奪われる。最早何物にも無感動だと思われた心臓がトクン、と脈打った気がした。しかしそんな時めきにも似た驚きは、喉元に迫り上がる乾きを感じると直ぐに霧散して。「…あんた何者なんだよ。一体何を──」と問い詰めかけるも、それらが言葉が形を成す前に突然手を引かれる。振り解こうとすれば出来たのかもしれないが、自分を捉えるその細腕から強い意志を感じ取れば何も言わずにそれに従って。この女が人攫いだろうが変質者だろうが、自分をあの朽ちかけた牢獄から救い出してくれるのならば本望。…どれだけ遠くに行ったって、主の掌の上なのは分かっていたけれど。しかしそんな悲観的な予想とは裏腹に、辿り着いた先は何の変哲もないアパートの一室だった。久々の明かりに目を眩ませながらも漸く慣れてきた目に映ったのは、大量に並べられた本の背表紙の数々。『三島由紀夫』『川端康成』『松本清張』──読みたかった新書の数々。そして手渡されたのは夢にまで見た文芸誌の続き…余りに多くの事が一気に起こり過ぎて何が何やら分からずに茫然として、撫でられた手を払う余裕すらない。女の匂いから来る渇きからこれが夢ではないとやっと確信を持つと、雑誌を持ったままに、発言からして恐らく台所の方へと消えた彼女を追って。)いや待てって…あんた誰だよ。こんな薄汚いガキ捕まえてどうするつもりだ?最近流行ってるとか言う新手の人攫いか?説明しろって!






25: 香月 依子 [×]
2020-02-18 13:39:42






(軽快なリズムで包丁が野菜を刻んでいく。頭の中は明日の仕事の事よりも少年の事で占められており、玉葱を刻み終えると足音が聴こえた。一旦手を止め包丁を俎の上へ置くと一呼吸置いて気持ちを落ち着かせた後、振り向いて少年と向き合った。闇の中であり、座っていたのもあって少年と身長差がある事に驚いた。身長は弟の方が僅かに高いが僅差であり、少年と呼ぶには難しい。目の前にいるのはこどもではなく、ひとりの男だ。彼の顔面に広がる赤紫を見るのは未だに馴れず、何も出来ない自身に対して悔しさから唇僅かに噛み締めてはゆっくりと距離を縮め、眼の前に立つ。右手を伸ばし頬へ優しく触れては身長差がある為見上げるようにして見詰める。翠の眼をゆらゆらと揺らませ悔しさが混じった様な表情にてゆっくりと先ずは自己紹介から始める『 ……ごめんなさい。何も言わずに連れてこられて怖かったよね。私の名前は香月 依子──』自己紹介を終えると顔の赤紫について気になるが、話すのはきっと怖いだろう。彼の場合、問てもきっと納得する回答を得られないと結論づけて。頬へ触れていた手を離し今度は彼の両手を包み込む様に優しく両手で握りしめ、確り彼の瞳を見詰めながら質問に答えていく『 ……薄汚いガキなんかではないわ。あなたはもう、子どもではなく立派な男性なのよ。私、あなたを放っておけなかった。あの場所に居て欲しくなかったの!人攫いと言われても反論できない事をしてしまった。その事実は覆せないから謝るわ 』途中から感情的になり弟と彼を重ね合わせると気持ちが溢れ、細い腕へ軽く触れると再び優しく抱き寄せ言葉を紡いでいく。) でも……その顔の痣や傷は大人として見過ごせない。あなたを一刻も早く、どうしても安全な場所へ保護したかったの。男性なのに腕だってこんなに細い……毎日きちんと食事してる?






26: 八坂 秋彦 [×]
2020-02-20 04:38:13






( 暫く黙って彼女の言い分を聞いていたが、聞くほどに腑に落ちない。『保護』『安全』『放っておけなかった』、どれも耳馴染みの無い言葉で、飲み下すのに時間がかかる。つまりこの女は正義感からだとか良心が痛んだとかの理由で、態々自分を連れ出したと言うのだろうか。こんな…得体の知れない自分を。今迄に小屋の前を通る人間はこの女以外にも、少ないながらもいた。けれどもその大半がゴロツキや気の触れた碌でなしの類で、そもそも正面な人間はあんな所は避けて通る。通らざるを得なかった何人かはまるで汚らしい物でも見るような目つきで自分を見るか、反対に目も呉れずに通り過ぎるだけ。だからこんな対応をする人間が居るだなんて信じられなかった。女の温かい手が、頬に、手に、まるでそこに付いた数多の傷を癒すかのような労りを以て触れる。本来なら礼の一つでも言うべきなのだろうが、長く夜の冷たさの中では生きていた少年はその術を忘れていた。だから『ありがとう』の代わりに「…俺のこと、何にも知りやしない癖に」と、不貞腐れたように小さく悪態を吐くに留まった。話している間に感極まったのだろうか、女に再び抱き寄せられると今度は慌てて身体を押し返して。)

…あんたが人攫いとか変質者じゃなくて、ただの通りすがりのお人好しってのは理解した。でもあんたどうやら勘違いしてるみたいだな。俺には確かにボロっちいけど帰る家があるし、保護者もいる。この傷や痣だって、あんたが想像してるような事で出来たわけじゃあない。俺にはちゃんと…

( これ以上触れるな、近寄るな。夢を見せるのはやめてくれ。今一度女の方に向き直ると、威圧するように上から顔を近寄せて。睨みつけながら威嚇するつもりで言葉を並べて行ったものの、最後にはまるで咽ぶようにその声音を震わせて。自分が不幸なのは自分が一番よく分かっている。それでも他人からそれを指摘されたなら、惨めさは自分の中により一層深く影を落として。不意にそこから来る居心地の悪さに襲われると、「…早く帰らないと」とぽつり呟く。女の口から『食事』と言う言葉を聞けば、それまで鳴りを潜めていた猛烈な渇きにも再び襲われ。そう言えば食事がまだった。主の様子だって心配だ。それに…自分が此処に居る事自体、この女にとって害にはなっても良いことなんか一つもない。多少の強引さには驚いた物の、自分を一人の人間として気に掛けてくれた彼女の思いには擽ったさを孕んだ嬉しさを感じていた。だからこそ、これ以上自分に関わって欲しくなかった。それを''ただの通りすがり''である彼女にどう言い表すべきかと言葉に悩み、眉間に皺を寄せ歯痒そうに唇を噛んでは沈黙し。結局下手な事を言う前に去るのが互いにとって最善だと言う考えに思い至ると説明する事を放棄して、何も言わず彼女に背を向けて。)






27: 八坂 秋彦 [×]
2020-02-20 04:44:28






其方からのご返信を読んでいたら色々と思いが溢れてしまいまして、良い言い回しも思い浮かばず心情を連ねる事しか出来ずで予定よりかなり長くなってしまいました…!何度もくどいですが、文字数に関しましては此方に合わせる必要は全くありませんので!次からはもう少し自重いたします…!何度も失礼致しました!(こちらご返信不要です)






28: 香月 依子 [×]
2020-02-20 16:59:17






(解っていた筈だった。こんな事をしても根本的なことは何も解決しない事を。彼には当たり前だが帰る家が有り、家族だって居る。家族──そう。彼は彼女の家族では無い。弟と年齢や背格好も似ていたから重ねてしまっていただけだ。彼の口から発せられた言葉で改めて突きつけられる。私たちは家族ではない。赤の他人だという事実を。しかし、彼を一時的にだが保護して住まいへ連れて来た事に後悔はない。きっとあのまま見過ごしていた方が後悔する。彼にはきっと偽善者だとか思われているだろう。何と思われても構わない。憎しみが多い方が心に僅かでも残って貰えると考えては無意識に口を開いていた『 ──待って。さっき渡した本、あなたにあげるから。弟が昔読んでいた雑誌だし、もう読む人は居ないの。もしも欲しかったら、持って帰って。その方が本も喜ぶし 』このまま帰って欲しくなく適当な理由付けて呼び止めてしまった。理由ならもっと良い案が思い浮かんだ筈。だが、彼が持っていた本を見て彼なら本を大切に読んでくれると思い、託す事に。ぐるりぐるり、思考がこんがらがる。何時もなら冷静になって対処できる筈なのだが、彼を目の前にするとどうしても弟と姿を重ねてしまい、家族というフィルターがかかる。家族と思い込むと途端に駄目になってしまう。彼とは今日初めて出会った筈なのだが、何者も寄せ付けないような危うい雰囲気。言っていることと表情がちぐはぐで噛み合わない所に惹かれている。彼を大人としてやはり放ってはおけない。意を決したのか先程とは違い明るく朗らかな口調にて背中へ向かって話し掛ける。)

帰る前にあなたにお願いがあるの。私と一緒に食事をして欲しい事と、あなたの名前が知りたい。やっぱりずっとあなたと呼ぶのは嫌で。どうしても名前で呼びたいの……あなたの事を。

(願いが叶うかはわからないが、再び包丁を握り野菜を刻むという作業を再開させる。普段なら慣れた手つきで滅多に失敗しないのだが、ぼんやりとしながらの調理が悪かったのか包丁の刃先が人差し指の皮膚を掠り、血が溢れ出す。『 ──痛っ。もう、ダメね……今日は 』傷がそんなに深くなかったのが幸いで、俎へ包丁を置くと慌てて救急箱を探し傷の手当をしようと消毒液やら色々と取り出して)









29: 香月 依子 [×]
2020-02-20 17:00:06





不要という事ですが、日頃のお礼を伝えたく。これは確認してもらえればという軽い感じですので、返事不要でございます。

此方こそいつもお世話になり、文章につきましても毎回勉強になっております。PL様が生み出す描写や紡ぐ物語が好きすぎて毎回お返事をそわそわしながら心待ちしております。気持ちが重すぎてごめんなさい。文字数や心情につきましても当方も毎回くどい程につらつらと連ねておりますのでお気になさらずに!寧ろ息子様の気持ちが知れて得している程ですので、出来ればPL様には何も気にせず自由に、思うままに文字として記していただければと!当方も毎回自由すぎて申し訳ない程ですので。





30: とある悲恋好き [×]
2020-03-06 23:09:59






上げるとなると催促している様な気がして申し訳ないので下げて投稿します。
3月になりましたがやはりお忙しいのですね。こちら側で止まってしまっていますので、ロルの相性が関係して投稿しにくいのでしたら御相手解消も視野に入れておりますので、遠慮なく申してください。


相性ではなく他の理由だった場合、もしもまだ御相手続行してもらえましたらその時はまた改めてよろしくお願いします。


これ以上此方から投稿はいたしません。
まったりしながら再会できる日を心よりお待ちしております。








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