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201号室( 〆 )/1606


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523: 遊佐 [×]
2020-03-06 08:47:51

_…何言ってんだか。全く解答になって無いし。教育と言うより、調教って言った方が拗らせたあんたには合ってるんじゃない…?…事実なんだし多少くらいなら乗って構わないよ( 相手の反応に思わず小さく喉奥鳴らし、呆れ含ませた声色で返すと戯れ止めて表情戻し親指立てた姿を眺め。上記の言葉を残して普段より少し長く浴室籠り、どうにか腹の底に疼く情動を鎮めるとシャワー終えて。濡れた髪を其の儘に一度寝室入り、瞼を下ろす相手を寝たと判断して仕舞い無言で髪を一撫でしては踵を返し立ち去ろうとして )



524: 春彦 [×]
2020-03-06 09:16:52


──我が儘になってくれって言ったよねえ、俺。まあ、どっちかっつったらこっちが駄々捏ねてんだけど……ちゃーんと良い子で待てたんだ、ご褒美に添い寝くらいは頂戴よ。( 目を閉じている分普段より長いシャワーの音やシーツから香る恋人の匂いも鮮明に感じられ、漸く触れた指先に溜まった欲がぞくりと滲み。立ち去ろうとする気配にその手を掴んでは些か強引にベッドへ引き倒し、逃がさないよう覆い被さるも艶のある姿を見下ろすとかえって自制心が働き、眉根を寄せて煮え切らない苦笑を浮かべつつ声のトーンを和らげて )



525: 遊佐 [×]
2020-03-06 09:40:07

!…__ッ、寝…てたんじゃなかったの。( 突如として手首を掴む掌に驚く間も無く力の掛かる方へ体勢が崩れ、ベッドに引き込まれては己に被さって来た相手を瞠目した双眸で捉え。反射的に問い掛けつつ眉根寄せ苦笑する相手を認めては「何処が良い子なんだか……取り敢えず分かったし添い寝はするから一旦退いて。ベッド濡れるよ」と次ぐ和らぐ声調に些か動揺の色を滲ませた声音で返し、髪からシーツへ垂れる水滴に上半身を浮かせ )



526: 春彦 [×]
2020-03-06 10:24:32


ねー、最後の最後で待てが出来なかった。大人しく寝たフリして待ってたってのに。…悪い子ついでに調子乗っとこう。( 素知らぬ顔で戯けながらも珍しく動揺を見せる相手に掴んだ手へ力が篭り。上半身を起こした事で上気した肌が間近に迫れば他人事のように呟き、顔を寄せると露わになった首元から順にキスを下ろしていき。鎖骨への甘噛みの後にきつく吸い上げて鬱血痕を残し、更に下の胸元へ冴えた視線が誘われれば寝返りを打つようにごろりと離れて背中向け。如何にも寝惚けたような緩慢さでゆらゆらと手だけ振ってみせ )締切ハイな俺にちょっかい出そうとしたのが運のツキ…ってのは言い訳なんだけど。今度こそお利口に寝てるんで諸々お構いなく、風邪引く前に髪乾かしな。じゃ、先におやすみってだけ言っとくよ。



527: 遊佐 [×]
2020-03-06 11:13:55

また随分と白々しい事で。それに寝た振りの時点で中々の悪戯っ子だけどね…、…ッ…( 肌に柔い唇が触れ、其の儘に首から鎖骨に掛けた口付けに先刻鎮めた筈の疼きが再発し。他人事の様な呟きに冷やかな声音にて繕うも鎖骨に齎される徐な吸い上げに息を詰まらせ、湧き上がる情慾に眉根を寄せた所で相手が離れて。折角鎮めた時間を含めどうにもやられっぱなしの状態に納得が行かず其の背に熱を帯びた上唇を触れさせると低く、欲を孕む声で告げては名残惜しそうに相手から離れベッドを下りては寝室を後にして )……良いよ。運の尽き序でに今日帰ったら続きさせてよ、先に言っとくけど僕はあんたと違って紳士にはなれない質だから其処は宜しく。じゃあお休み春彦さん、こんな時間までどうも。



528: 春彦 [×]
2020-03-06 20:21:28


( 遅い時間に目を覚ませばのろのろとシャワーを借り、徐々に覚めてくる頭で今朝方の大人気無さを自省して。耳に残る捨て台詞と何処に居ても漂う相手の気配に燻る思いはあるものの、部屋着のまま作品や本を眺めてだらだらと過ごし紛らわせては日が落ちた頃にスマホを取り出し『今朝はとんでもない時間まで付き合わせてごめん、流石の俺でもおイタが過ぎた。君が2日分ぐっすり休めるようにベッドメイキングは完璧。無論毛布も完備。褒めてくれちゃって良いよ』ひとまず何も聞かなかった素振りのメールを送り、替えたばかりのシーツの上に端末ごと寝転がって )



529: 遊佐 [×]
2020-03-06 21:37:27

寒いな…。 ( 今朝は結局ベッドに戻るが高まった感情に眠る事無く出社後の休憩時間に仮眠を挟む形となって。確りと仕事を終え、定時で上れば会社のフロントにて懐からスマホを出すと画面上に表示された相手からの着信に鼓動が一つ跳ね。其の儘片手で弄ってメールを開き、文面から薄っすら贖罪地味た物が滲むのを何となく感じては『締切でハイになってたんでしょ、それよりあんたの体調が崩れてないかの方が気になる。ベッドメイキング含め今週もお疲れ様、今仕事終わったし帰ったらね』とやや遠回しながらも身を案じる文章を打ち込み返信すれば仕舞い、寒空の下へと出て3月らしからぬ冷気に思わず小さく身震いしつつ自宅へ歩き始めて )



530: 春彦 [×]
2020-03-06 22:47:10


( 文庫本ひとつ読み終える頃には幾らか思考も落ち着き、目先のスマホが唐突に相手からの返信を表示するも、鼓動より労わるように並ぶ言葉への愛おしさを強く感じて。そんな己への安堵もあり『俺はがっつり寝溜めしたから元気100倍。芳樹くんにも分けてあげるから早く帰っておいで。一週間よく頑張りました』と短いながらも浮かれた文章に花丸を添えて送りつけ。浮かれついでに温もったベッドから起き上がれば本を本棚へと戻し、上着を羽織ってベランダへ向かい、一服しながら眼下の通りを眺めるとやがて現れたそれらしい人影にゆるりと手を振り口パクをして )──お、来た来た。"おかえり"と…本人であってくれ。



531: 遊佐 [×]
2020-03-06 23:22:40

( 肌を刺す様な寒気を肩で切り、道中で届いたメールに安堵覚えつつ自宅へ着けば前回同様に見上げ、窓から差す室内の明かりに浮き出た人型のシルエットを認めて。無論、其れが恋人であるのは明確で緩やかな速度で手を振るその姿に胸が温かくなり、足を止めては眩しそうに目を細め白い息と共に笑みを零し。相手に分かる程度にひらりと片手を軽く振ってから歩めばマンションへ入り、気持ち急ぎ気味に着いた部屋に入室して第一声を投げ掛け )__ただいま。…あんな所で何してんの、風邪引いても知らないよ。



532: 春彦 [×]
2020-03-06 23:42:44


──おかえり芳樹くん。結局一睡もしてないだろ、君。ちゃーんと帰ってこれるか心配で見張ってたんだよ…この冷え込みじゃあ下手すりゃ死ぬかと。( 歩を止めた相手に目を凝らし、笑顔のリアクションを認めてはふっと熱の籠もった紫煙を吐いて。その姿が見えなくなってから煙草を消して部屋へと戻り、早くも扉の開く音が聞こえると次いだ一声に本気とも冗談ともつかずに答え、へらつきながらも相手の元へ歩み寄れば冷えた肌の色につい両腕を広げて )



533: 遊佐 [×]
2020-03-07 00:06:36

ん…そう、其れはどうも。心配せずとも会社で仮眠取ったし平気だけど……誰の所為で、どうしてだと思う?( リビングから現れた相手の姿をいざ目の当りにすると押込めた分、反動した様に情動が腹の底から湧き上がり、今は布地に隠れた鎖骨の痣が甘く疼き。己を浅ましく思いつい相好が崩れそうになるのを拡げられた両腕に収まる事で隠し、相手の熱と仄かに香る煙草の匂いを味わいつつ意地悪な台詞を息と共に耳へ吹き込み )



534: 春彦 [×]
2020-03-07 00:35:13


……っはい、俺です。俺が悪うございました。そこに関してはもう全身ドット柄にされたって文句言えねえわ。どうぞ遠慮なく草間彌生風にしちゃって。( 纏う冷気ごと相手を抱き締めれば労いをこめてぽんぽん背を叩き、今夜こそ早寝させようと思案するも耳を撫ぜる台詞に手を止めて。思わず呑んだ息ごと謝罪を吐いては頭を垂れるように肩口へ額寄せ、これ以上煽られないようにしながら蘇りそうな高揚を如何にも渋々といった軽口で冷まし、薄っすら抱いた期待はやけくそな笑みで隠して )



535: 遊佐 [×]
2020-03-07 01:11:09

そうだね。あぁ…詰まりは全身付けられるのが御要望って訳かな…?良いよ、我儘になって良いと許可も貰ったし__早速メイキングされたベッド行こうか( 背に伝う掌の感触に安らぎを感じるが疼く情慾の前には負け、叩く行為を止めて、半ば肩口に埋まる唇から漏れ出る渋さを纏う軽口に喉奥鳴らし。離れ難くも両手を胸板へ添えぐっと押して身体を離せば崩した相好の儘で顔を見詰め、問を重ねながら相手の下腹部を食指で突いた後に其の手を取って )



536: 春彦 [×]
2020-03-07 01:39:54


まーた墓穴掘ったか俺は…ま、詫び抜きにしても君の我が儘なら何だって聞いちゃうけどさあ。噂の欲張りとやらがどんなモンだか楽しみだね──ほら、この前買った奴。ニトリの。( 押しやられるまま身を引くと視界に映る笑みにさえじんわりと体温が上がり。不意に下腹部を擽る指の感触で温もりが熱へと変われば自嘲気味に零し、手を引きながら寝室へ向かって。あくまで純粋な興味だと強調しつつ前屈みでベッドに片手つき、若干皺が寄ったシーツを撫でては一瞬高揚より思い出が勝り笑みを和らげて )



537: 遊佐 [×]
2020-03-07 02:31:47

…相変わらず胸焼けするくらいに甘いね、僕の我儘なんか聞いてたら切りが無いから。…本当だ、こうやって見るとやっぱり暗色にして正確かな。皺は直さなくて良いよ__どうせ乱れるし( 自嘲するも相手自ら寝室へ向かい、興味を唆ったと言った余裕そうな様子に思いが燻る己をふっと鼻で笑い返答し。柔和な声音で告げる相手とシーツを交互に見て素直な感想を呟くが、相手の油断を見逃さずベッドへ着く其の手首を掴んでは引っ張って勢いの儘に組み敷き、今朝と逆転した体勢で繋いだ手をベッドに縫い留めて )



538: 春彦 [×]
2020-03-07 03:06:17


そのキリの無い我が儘とやらを聞きまくって、春彦さん無しじゃやってけない甘々駄目人間に仕立てようっつー策略かもしれないよ──……、芳樹くんも割りかし甘ったるいけどね。それが様になるんだから参った参った…参ったついでに、これじゃあせっかくの男前に手が届かねえんだけど。( 冗談めかした抑揚で語りつつ、感想につられて部屋とベッドの色合いを眺めていればぐるりと視界が反転し。見開いた目で頭上の相手を捉えると扇情的なアングルに朝方の情動をそっくり取り戻しそうになり、その行動を揶揄するように笑みを歪めては縫い止められた手を握り、軽口で平静を装う唇を寄せるべく上体を起こそうとして )



539: 遊佐 [×]
2020-03-07 03:37:48

何言ってんの。…まァそうバラしてる時点で策略も何も無くなってるけどね。割りかしでしょ、あんた程に甘ったるくは無い__…あぁ、そうだね……駄目だよ。じっとして( 冗談めかす語りには可笑しそうに目を細め含みを持たせて。普段見下ろす事のない相手の姿に徐々に鼓動が高鳴り、深まる笑みに見入って気の無い返事をするも不意に起き上がろうする相手に握る手とは逆の手を離し、上体を押し戻すと共に低く潜めた声調で懇願にも似た言葉で制止させ )



540: 春彦 [×]
2020-03-07 04:06:30


そう言う所含めて甘ちゃんなのが君の彼氏だからねえ…ま、甘いだの苦いだの野暮な押し問答は程々にしとこうか。せっかく芳樹くんが俺を欲しがってくれてんだ、黙って見てなきゃ勿体無い。( 楽しげな眼差しにつられて甘い単語を重ねるも、気の無い様子の意図を考えれば己も無駄口を続ける気は起きず。掴まれた手より懇願するような言葉に抗う意思を奪われ、押し戻されるまま身を投げ出しては邪な期待を抑える事も諦めて。あくまで愉しむ程度に熱を帯びた目で視界覆う相手を堪能し、促すように笑いかけ )



541: 遊佐 [×]
2020-03-07 04:22:31

そう、普段喋りっぱなしのあんたが黙ってると却って変な気分になるな。取り敢えず…__面倒だし服で良いか…。これ、本気出せば抜けると思うけど抜かないでよ。( 甘い単語すら情慾を疼かせ、口を噤む相手の熱っぽい眼差しと愉快気に促す笑顔に瞳を揺らすも戯れだと言葉を吐き。大人しくする相手に一度両手離し思案した後、男らしい所作で上の衣服を全て脱ぎ捨てて。其の儘相手の両腕を頭上まで持ってこさせると脱いだ服で手首を縛って固定し、漸く解放された両手を頬に添えては半ば奪う様に唇を重ねて )



542: 春彦 [×]
2020-03-07 05:07:10


──身動き取れなくて良かったよ、本当……じゃ、せいぜい本気出させない程度によろしく。( 唐突に露わになる肉体へ視線が奪われ、予想だにしていなかっただけに容赦無く心臓が早鐘を打つと苦笑と共に目を伏せて。否が応にも視界に入る肌がじわりと脳裏を蝕む心地に溜め息零し、両腕に続いて切実にぼやく口まで塞がれれば逃げ場のない情欲を押し込むように早急に唇を開き。そこでしか相手の熱を感じられない物足りなさも相まってその下唇を深く食んではゆるりと舌先で愛撫して )



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