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蝶屋敷にて (〆)/33


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21: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-11 22:08:35

(矢張り夢の内容は告げるべきではなかった一瞬の間だが重たい沈黙。口にしてしまった事で何かが変わったその違和感に怪訝に眉を疎ませ鼻を吸うと彼女の言葉が嘘だという事がわかってしまった。彼女の取り繕う様な笑顔を最後に辺り一帯は暗闇に包まれて、己が決意を一蹴する様な彼女の言葉には冷水を浴びせられた如く唖然となる。だが逃げる様に離れた彼女の気配を感じるとそのまま暗闇に消えてなくなってしまいそうで、必死に声をあげる。)
俺にとって禰豆子と変わりないくらいしのぶさんは大切な存在です!
(離れていく、消えていく闇の中は嫌な妄想を駆り立てる言葉だけでは彼女を繋ぎとめられないと身を大きく捩りベッドから転倒する、俯せに寝転がり自由の効く両手で地を這い少しでも彼女の元へと。形振り構わず口から零れたのはたった一つの気持ちで)
好きなんです!…しのぶさんのことがどうしようもなくっ…だ

22: 匿名 [×]
2019-10-11 22:48:47




(最初は純粋な気持ちからだった。元気な彼の姿を見ていると何故か自分迄も明るく溌剌とした日々を過ごしているとそう思えた、でもそれは都合のいい妄想で自分なんかじゃ彼等のように毎日希望を持ったそんな顔で日常を向かい入れるなどとうに出来ず。他人を見る事でそう錯覚しているだけなのだと気づいてしまう、目の前の闇に溶けいるように姿を消そうとした…のだが、「炭治郎君、!危ない…!?」衝撃音と共に転がり落ちた彼に声を荒らげ、足が動きを止めた。再び心臓が脈を打とうともがき動く「…動かないで、それいじょ…う、っ。やめて、辞めてください。」地に手をつき必死に此方へと来ようとする彼と反対して後退る、頬を垂れる汗に夜風が肌を冷たく冷やして肌が引き攣ると同時に笑顔も曇って。困惑の表情が浮かべ取り繕っていた笑顔もとうに剥がれた。どうすれば…!と湧き上がる焦りに頭を強く振ることしか出来ない「私なんかが、貴方の傍に居るなど許されない。こんな、復讐に囚われた人間なんかが、…。」手を伸ばしそうになってしまうじゃないか…手から無造作に落ちた火の点っていない蝋燭を床に投げ捨て力無く膝を着く。出そうになる感情の渦をぐっと喉の奥に追いやってしまうだけだった。)

23: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-12 00:01:34


(暗闇の中、彼女の制止も聞かずにその声のする方へと体を進める。如何して足なんか折ってしまったのだろうかと歩く事の出来ない我が身を疎ましく思いながら我武者羅に腕を動かし地を這う。あと少しと伸ばした指先に彼女の指先が触れた様な気がした。もう片腕で体を支え上半身を無理に起こすと暗闇の中彼女の輪郭が見える。眼を凝らし見た彼女の表情は今までに見たことのない様な余裕のないもので、本来の彼女を垣間見た様なその今にも崩れてしまいそうなその姿に気付けば自然と両腕を伸ばし引き寄せてしまっていた。)
許されないなんて…悲しい事を言わないで下さい。何より俺がしのぶさんの傍にいたいんです
(彼女が復讐に身をも滅す覚悟でいたことは知っていたもののそれを止める言葉が思い浮かばない、代わりにこの折れそうな体を今度は決して離すまいと強く抱き締める。結局言葉にするのは身勝手な自分の願望でしかなくそれでも共に在りたいのだと双眸より涙が零れ落ち頬を濡らした)
俺が全部受け止めます!しのぶさんの怒りも哀しみも全部…だから俺と一緒に生きてください


24: 匿名 [×]
2019-10-12 09:39:55



(彼は何故こうも優しくあれるのだろうか。耳から浸透していくその言葉一つ一つにどうしようもなく胸が締め付けられる、その触れた指先から熱が伝わってくるのが今はどうしようもなく愛おしくそして慈悲深かった。こんな都合の良すぎる迄の言葉に縋ろうとする弱い自分自身を決して許したくはないのに、彼の涙が数滴己の手の甲に垂れたのを感じるともうそこからは視界が歪み只々相手と同じ様に涙を流す。頬を垂れ服を濡らさんとする止めどない涙に詰まる喉にも、何年ぶりに泣いたのかさへ分からなくなっており。姉が死んで以降枯れてしまったと思っていた眼の露に今は抱き締められる温かさを手放したくなく、「私だって怖かった。貴方に全て打ち明けてしまいたくなってしまうんです。そんな事許されないのに、だって…」力無い言葉の語尾には、…私は柱だから。と付け足して強く抱擁される彼の背中にひしっと手を回し今は今だけはと彼の方に自分の顔を押し付け、「命を捨てるつもりでいるのに、そんな風に言われると死ぬのが怖くなってしまいます。…貴方と共に生きる明るい未来に憧れを抱きそうになる。」悲痛に絞り出した声を嗚咽を交えて言い放つと、顔を離し相手の目元を指でなぞると困った笑みを讃えて。)

25: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-12 13:27:44

(涙で揺らぐ視界の中見えた彼女の表情に驚愕し目を見開く。堪えていた感情を抑えられず涙を流すその姿はあまりにも美しくてそして柱としての彼女の殻を破り本来の彼女に漸く近付けた気がして胸に熱い想いが込み上げてくるのを感じると彼女の背に沿っていた両手で彼女の肩をしっかりと掴む。泣く事をやめて覚悟を決めた真剣な眼差しで彼女を見つめて揺らぐ事のない決意を力強く言葉にした)
命を捨てるだなんて死ぬなんてそんなことは絶対にさせません
俺が必ず鬼舞辻を倒すと約束します…ッだからその約束を果たせたら…
(涙を拭う指先に目元を細め少し距離の離れた彼女の微笑みを見つめたまま言葉を呑み込む。一度顔を落とすとこれから続ける己が言葉に心臓の鼓動が早くなり身体中が熱くなる。全集中の呼吸で乱れた気を整え顔を上げて愛しい彼女へと意味深長に言葉を続けた)
俺とずっと…この先ずっと一緒に生きていってくれますか?


26: 匿名 [×]
2019-10-12 15:50:20




(目の前の霞んだ景色がより鮮明に、明かりなんてないのに彼の瞳が暗い意識を消してくれる。心に刺さっていた邪念の針がすとんと落ちて自傷していた己の半身が完全に消え去っていった、毒を巡らせて自分自身を武器にしていた一松の罪悪感もこの時だけは消え失せ目に溜まる涙など気にせず「─はい。生きます、だって貴方が救ってくれた命です。全てを受け入れてくれると言うのなら…私の全てを託しましょう。」闇に使っていた全てが今、彼の元に光の元に晒されて冷たかった全てが溶かされていく。頬を染め互いに告白しあった内容は全て全てが夢の様で心からの笑顔を向けて。「…さぁ!鬼舞辻無惨を倒す前に貴方がやるべき事は怪我を治す事ですよ。そして、『 二人で 』支え合って…ね、そうでしょう?」肩を貸しベットへと戻してやると落ちた蝋燭をそっと近くの棚へと置いて、最後に彼の頬へと唇を落とすと軽い音を立てて姿を消した、もう大丈夫。凍てついた心さへも彼に救われてしまったのだから。「─────好いていますよ。炭治郎君」闇にとけいる寸前にそう言葉を残して、

────自分の人生を変えてくれた夜が明け、また新しく太陽が昇りその日が新たに時間を進める。いつも通りの日々、いつも通りの様子で彼の部屋には行かず近くの縁側へと腰を下ろし蝶の飛び交う庭へと目を向けて昨日の晩を思い出すと心の奥がほっとする。ひとりでに含み笑いが盛れだして、)

27: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-12 17:45:20


しのぶさん…ありがとうございます。
俺ずっと貴方を大切にします…
(彼女が纏った重々しい憤怒の匂いが散りのように消え、晴々とした彼女本来の笑顔に心はとうに奪われていた筈なのに釘付けになる。その輝かしい笑顔に心底嬉しそうに満面の笑みを返しお互い笑い合うと「二人で」という問いに大きく頷いてみせる。ベッドの上に仰向け寝て彼女を見上げ頬に触れた柔らかな感触に何が起こったのかわからずに呆然としてしまい再び彼女の方へと視線を仰ぐが其処には人の姿はもうない。去り際の言葉と残る頬の感触に血が沸騰したかの様に体が熱くなり己が耳まで響く心音に意識が冴え渡り今宵は眠る事は出来ないだろうと布団を顔まで覆い隠した。


____…窓から明るい日差しが差し込み雀の鳴く音で朝の訪れに気付くと布団を肩まで降ろし顔を覗かせる結局一睡も出来ずに眼の下には薄っすら隈が掛かっていた。いつもと違い未だ訪れない彼女にもしや昨夜の出来事は自分の夢か妄想だったのではないかと信じがたく何となく頬をつねってみせた。)

28: 匿名 [×]
2019-10-12 21:39:39




(身体が軽い、心も跳ねるように気分がいい。普段なら妬ましいと睨みつけていた太陽の煌々とした日の光も肌を焦がしていく熱さも全て自分を祝福している一部に思えてしまう、先程継子である彼女にも『…何かいい事があったのですか?』と問われたが、その問いには満面の笑みで…内緒です。としか答えなかった、何故ならこの幸せ全てをまだ今だけは独り占めしていたかったから。見事な羽をチラつかせる蝶の舞を堪能してそろそろ彼が起きてくる時間帯、肩に止まった1羽のそれを引き連れて踵を返す。「はーい、おはよう御座います。よく眠れましたか?」と普段通りの何気ない質問を投げ掛けて、彼の目の下の隈へと目線を落とすも流石に昨日の今日じゃあ…と仕方なしに微笑みかけて。実の所は自身も眠れて居ないのもあるがそれでも自然と心は満たされている、ふと肩の蝶が離れていく咄嗟に伸ばしてしまった手は空中に投げ出され薄紫色の帯を揺らしながら顔を掠め其れは彼の手元へと降りたった。
「─────お裾分けです。」先程見ていた庭園の景色を見せてはやりたいが彼の今の足ではあそこの距離まで到底いけやしない、そんな彼にもこの蝶だけは見せてあげたかったと得意げに言い放つ。)

29: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-13 04:01:57

(彼女の弾む声音を聞き顔を上げると明るい雰囲気を見に纏った彼女から嬉しそうな匂いが香り昨夜の出来事が夢ではなかったと安堵する。いつもより一層愛らしく見える彼女の顔がまともに見れずきっと一睡もしてない事など直ぐにばれてしまうのに彼女の問いに「はい、しっかり眠れました」と嘘をついてしまう。彼女の
手が空を掴むように差し出されたのを見遣ると彼女の指先から自分の手の中へひらりひろりと
舞い降りる可憐な蝶を見て感嘆の声を上げる)
わぁっ…とても綺麗ですね!態々俺に見せる為に連れてきてくれたんですか?
(蝶を指先に乗せ顔に近付けると直ぐに己の指先から離れ飛び立ってしまった。庭の景色を自由に見れない自分の為の気遣いなのだろうその気持ちが嬉しいと緩む表情抑えられずに微笑み
いつもよりも輝いて見える彼女の姿を今度はしっかりと見上げながら腹を決め布団の上に置いた拳に力を込め開いた口から感情の赴くままに言葉を紡ぎ出していく)
蝶も嬉しかったんですけど…なんだか今日のしのぶさんはより可愛らしくて…あの目上の人に失礼だと思うんですが…本当にすっごく可愛いです!


30: 匿名 [×]
2019-10-13 18:44:33



「────ったく、貴方って人は…。私をこうも簡単に惑わせて天然も良すぎるところですよ。」
(突発的に発せられた言葉はどうも感情の赴くままに口に出したのか、可愛いという単語を強く主張してくる固まりきっていない文に手の甲で顔を隠すと隠しきれていない耳の部分に熱が溜まっていく。恥を知らない誠なき瞳にこうも揺らされる事には、心臓が鳥の羽根で燻られるようななんともむず痒い気持ちにされてしまい悔しいような気持ちさへも今や彼との大切な時間として閉じ込めておくことにしよう。彼の手を離れて窓から姿を消した薄紫の足跡を目で緩く追うと彼の笑顔に笑顔で返事を返して、「…それに寝不足を隠そうたってそうはいきませんよ。まぁ、それは後程に…炭治郎君今や貴方は鬼滅隊の戦闘力として御館様からも注目されています。そこで考えたのですが未だ怪我の癒えぬ状況ではありますが基礎的な呼吸法を用いた回復訓練をしてはみませんか?」挑発的に口角を引き上げると包帯の固く結ばれる片足を見つめるが、きっと彼ならとそうきりだして。)

31: 三丁目のミケネコさん [×]
ID:9a01706f8 2019-10-13 21:55:53


すみません。しのぶさんに対する想いが抑えられなくて…反省してます!
(天然というのは理解出来ないが顔を覆い隠してしまった彼女を見て純粋な気持ち故のものだったが申し訳無くなり頭を深く下げる。反省はしているがこれからもきっと彼女を困らせてしまうだろうと考えながらゆっくりと頭を上げ不敵な彼女のまた違った表情に惚れた性か胸を高鳴らせてしまうものの彼女からの提案を受け身を引き締めるかの様背筋をピンっと伸ばし真剣な眼差しを向けて大きく頷いてみせ響くような声ではっきり返事をして)
はい勿論です!早く足も動ける様になりたいし…どんな訓練なんですか?

32: 匿名 [×]
2019-10-14 14:48:10



「宜しい、いい返事ですね!ではまず炭治郎君は全集中の呼吸・常中というのを最初に取得しましたよね?それを意識的に怪我をした患部に向ける事でその部分の治癒力を底上げするという方法です。…その際には痛みも伴うかもしれませんが私がついていますので安心してください、」
(一通りの説明を済ませるとベットのすぐ横に腰掛を準備し隣へ居座ると、包帯の巻かれた足を布団へと下ろし相手の手をそっと握る。煉獄の良きとした呼吸で止血をする方法の横領として生み出した治癒力アップの方法に些か成功できるものかと不安はあるものの、庭の景色を彼との共に眺めるという願望を叶える為には頑張ってもらうしか他に無い。「頑張ってください、それにもし成功することが出来たらご褒美をあげますから。」目を細めて微笑むと握っていた手を引き寄せて形の良い相手の耳元へと顔を近づける「─────接吻して上げます。」あの晩に頬にしたのは覚えてはいるがまだ唇の経験は無い。己のファーストキスともなるその発言だが彼ならばと余裕な笑みを浮かべた。)

33: 三丁目のミケネコさん [×]
2019-10-15 18:32:51


はい!俺、しのぶさんがいてくれるなら何処までも頑張れそうですっ(彼女の説明を聞き以前に傷を塞ぐ呼吸法を教えてくれた炎柱の事を思い出しその応用といったところかと自分なりに解釈をしてみせ、彼女が一緒にいてくれるのであればどんな痛みや困難な訓練にも立ち向かえる気がする。満面の笑みで期待に応える事を約束して見せたが彼女の手の温もりと耳元で囁かれる言葉に笑みを浮かべる余裕が崩れ果て、褒美だと提案されたその言葉に昨晩の頬に交わされた唇の感触が鮮明に脳裏に過ぎると彼女の唇が触れた頬の箇所に片手を添え、耳まで顔を紅潮させてその褒美を躊躇いがちに口にしてみせた。)せっ…接吻ですか?…

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