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自分のトピックを作る
2589:
山田 晃太 [×]
2020-07-06 04:44:19
>>2588 駿さん
…そう…教えてくれて、ありがとう…里山くん。
(自分に着いてきて彼に何が起こったのか、それと容態を教えてくれる里山と共にエレベーターに乗り込み。気が気でなかったが何が起こったのかと彼の容態を話して貰えたことは少なからず自分を安堵させる。しかし小さいとはいえ、彼の頭に器材が落下したという事実に胸は痛んで。落ち着いては見えるが里山も、庇われた大野もその胸の内にあるのはきっと…。いつも通りに笑えているかは分からないがこれ以上気を使わせたくはなく、礼を紡ぎ笑ってみせて。すぐに彼のいる病室の階に着いては開かれたエレベーターから降りて。506号室と書かれた病室の扉の前に里山と二人で来るも、外で待っていると優しい声で肩を叩かれれば「…ん…ありがとう…里山くんもね」そう笑顔で口にしては扉に手を掛け中へと入って。扉はゆっくりパタンと閉まり、視線の先には頭に包帯を巻いてベッドへ横たわる彼の姿。表情から笑みは消え、ギシリと胸は重く軋み痛みを紛らわせるように胸元握るもすぐに彼の元に歩みより。その白い頬に唇に伸びた手は指先はそっと…そっと触れる。…温かい…ちゃんと…温かい…。彼はちゃんとここに…いる。目頭が熱くなり自身の頬を伝う雫を手の甲で拭っては先程まで里山が使っていたのかパイプ椅子がそのままになっていて腰を下ろす。布団の中に手を忍ばせそっと掴んだのは彼の手。手繰り寄せ両手で包み込み自らの額へ軽く押し当てふーっと長く息を吐き出して。安堵感と今だ軋む痛みを抱きながらも彼がここに居てくれることが幸せで。人の命は容易く消えてしまうから…自分はそれを身に染みて分かっているから…。彼の姿を見るまで本当に不安だったのだ。彼が目覚めたらシェアハウスに帰って…彼が食べれそうなら温かいスープを作ってあげたい…そう思いながら眠る彼を見つめて)
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