(彼も怪我がないと聞けばホッとして逞しい彼に惚れ直しつつ場所を移動して。二人用の自転車は前後に乗れてハンドルは前に乗る人が操作する。ペダルは前後で連動しておらず一人でも漕げなくはないが2人で息を合わせて漕ぐとスピード感がより出て気持ちよく乗れるらしく。先に自転車に跨った彼に運転は任せることにして自分も彼の後ろへとサドルに跨ると彼の肩に両手を添えて。「それじゃせーので…いや、…Ready, set …go!」せーので漕ぎ出そうと言い出し掛けるも先程の彼の掛け声を思い出してはsetで溜めるとgoのタイミングで勢いよくペダルを踏み込んで)