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何でもサーカス団の日常。(コメディ・バトル・ファンタジー)/67


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61: サージ・マンディ [×]
2019-07-07 12:14:03

>エレンさん
「うわわ、エレンちゃんに何やってんのぉ!スケベッ!」
鮮やかな動きに、片手の代わりに武器の持ち手をつかって拍手を送りかける。しかしエレンを羽交い締めにしたガードマンを見るや眉を怒らせ、背後からモーニングスターでぶん殴った。



62: 桐島 新葉 [×]
2019-07-07 12:41:44

>All

エレンさん...!
(急な事態に焦りつつもグリップを数回引っ張りチェーンソーのエンジンをかけると、振動が指先、腕にまで伝わる。額に冷や汗をかきつつ相手を見定め武器を構えて)もう片方のガードマンの動きを封じなければ...


63: シャルロッテ [×]
2019-07-07 14:15:04

>ALL

「……ガッチャ【捕獲】」

不敵に言い放ち、ヒロインは微笑む。

「……馬鹿ピエロぉ!」

凛とした声が、響く。

「…誰が馬鹿ピエロだ」

ピエロの微かな声と共に、窓を割って
ライフル弾が飛び込む。

「…っぐぁっ!?」

それはガードマンの足に命中し、相手は呻く。

「…補助サンキュ…」

ヒロインは窓に向けてウインクをすると、
もう一人に飛び掛かった。

先程までの何処かぎこちない動きが
嘘のように滑らかで、ヒロインはひらりと
宙に舞った。

そして複雑に組まれた柱にひょいと
飛び乗ると、名乗りを上げた。

「…レディース&ジェントルメン!
私は《レッド・クレセント》ヒロインの
エレン・フュリアスでございますわ!
私のパフォーマンス、お楽しみ下さいませ!」

ヒロインはお姫様のような笑みを湛え、
柱からナックルを構えたまま
ガードマンに飛ぶ。

「…っあ"…!…お嬢様、何を…っ!」

「…お嬢様って呼ぶんじゃねぇ!
オレは、オレは…飾り物じゃねぇんだっ!」

ヒロインは激怒して、気絶している
ガードマンを殴り続ける。

64: 桐島 新葉 [×]
2019-07-07 15:22:55

>All

何が起こってるのか理解出来ないのですが...お嬢様、とは一体...アハハ
(とりあえず銃弾を受け倒れているガードマンの足を切りつけながら、呆然と目の前の出来事を見渡す。呻き声は、太ももからどんどん広がっていく血とともに大きくなっていく)
エ、エレンさん!(錯乱状態の彼女に呼び掛けてみるが)

65: シャルロッテ [×]
2019-07-07 16:37:38

>ALL

「…お前は黙ってろッ!…これは、
オレの問題なんだ!」

ヒロインは、叫ぶ。

顔に返り血が飛んでも、なおも殴り続ける。

「……休憩はいかがですかぁ?うちの
毒舌ヒロイン・エレン様っ!」

ピエロはヒロインの首に手刀を叩き込む。

「…っ、ぐ…」

ヒロインはその場に倒れ込む。

のも束の間。

「……おし、お前ら合格!」

ヒロインはにこりと笑う。

「………優秀な奴らって報告しといてやる」

ピエロもまた、少し笑う。

「エレンちゃん、本気でやり過ぎよ」

ガードマンの一人が鬘を外す。

そこには相変わらず長い金髪の副団長が居た。

「年寄りには中々キツいものだな」

もう一人も鬘を外せば、そこには
マジシャンがいた。

「この屋敷はオレの家。親父はとっくに
死んでるし、試験会場として使ってんだ」

ヒロインはけらけら笑う。

66: シャルロッテ [×]
2019-07-08 16:46:52

>ALL

「いやー、文句なしで合格!」

団長までひょっこりと顔を覗かせる。

その後ろからはラドゥが恐る恐る覗いている。

「明日から公演出てもらうから、準備してね」

団長はにこりと笑うと副団長を連れて
帰っていった。

67: シャルロッテ [×]
2019-07-22 22:43:17

>ALL

「おーい、新人二人組!帰んぞー!
ボーッとしてたら置いてくからなー!」

ヒロインの声が、響く。

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