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自分のトピックを作る
■:
H∧L [×]
2019-03-23 09:29:55 ID:6b716f026
初めまして、トピ主のH∧Lと申します。
私、小説を書くのが趣味でして…。
まだまだ駄作ですが、載せておきます。
皆様の小説も見たいなー、などと
思っておりますので、ぜひ!
1:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-23 09:39:51
短編小説です。
「あの時、あの瞬間。あの言葉を」
ー キミはさ、ボクのこと…嫌い? ー
そんな、単純な問い掛け。
僕は咄嗟に、答えることが出来なかった。
「嫌いじゃないよ」
そのたった七文字の言葉が、出てこなかった。
その子は、踵を返した。
『じゃあね』
何故だか、酷く悲しそうな顔をして。
「待って」
ああ、こんな言葉は出てくるのに、
大事な言葉が出てこない。
『…なあに?』
その子は、ゆっくりこちらを振り向いた。
「僕は…君が」
この先が、出てこない。
言葉を紡いだ、僕は…こう言った。
「…何でもないよ、また明日」
『…そっか』
その子は、本当に居なくなってしまった。
…本当に、僕は意気地無しだ。
…彼女を救えたのは、僕だけだった筈なのに。
…次に、彼女を見たのは、明日の新聞だった。
《○○市の私立高校に通う×××さんが、昨日
△△山の山中で遺体となって…》
…僕は、この言葉を繰り返していた。
「あの時、あの瞬間…あの言葉を」
どうでしょうか?お楽しみ頂けたなら幸いです。
2:
朔月 [×]
2019-03-23 11:57:14
うわお悲しい……何故そうなってしまったのかと考えるのが楽しいです。
私も趣味で小説を書いている者です。名乗るのが遅れました、朔月( サクヅキ )と申します。
入ってもよろしいでしょうか。
3:
朔月 [×]
2019-03-23 12:08:04
それと気のせいだッたら申し訳ないのですが、主様の小説の中に出てくる心情のセリフがとあるメーカーのセリフに似てるのですが……参考にしたんですか?
あのメーカー楽しいですよね。違ったらすみません。
4:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-23 15:31:32
朔月さん
そうです、あのメーカーのセリフに
一目惚れしてしまったので…。
5:
朔月 [×]
2019-03-23 16:04:48
わわ、同士だった……!!あれすっごくいいですよね!
私も明日くらいに載せますね。それともしかしてセシル様ですか?
6:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-23 20:00:54
朔月さん
はい、そうですが…
もしかして、雨露さんですか?
7:
朔月 [×]
2019-03-24 06:16:03
>>6
やはり!
わ、バレましたかw
そうです、雨露です。お久しぶりです!
8:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 09:40:37
お久しぶりです!
9:
白神 [×]
2019-03-24 12:17:11
失礼します~、小説を書く事を一つの
生き甲斐にしております、白神と申します~…
参加しても宜しいですか~…?
10:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 12:22:09
白神さん
ありがとうございます、ご参加歓迎します。
11:
白神 [×]
2019-03-24 13:00:00
嗚呼~、何卒ありがとうございます~…
僕が書くものは~…恋愛が多いですかね~…
たま~にホラー系とか…?
リクエストもされたらちゃぁんと書きますよ~
12:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 13:25:15
自分はミステリー等が多いですかね。
13:
白神 [×]
2019-03-24 15:49:40
ミステリーですかぁ…凄いですね~。
僕、そう言うの全然書けないんですよ~…
是非とも尊敬させてくださいな………
14:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 17:05:25
とは言っても…駄作なんですがね。
トリックを考えるのがどうも苦手で…。
15:
白神 [×]
2019-03-24 19:49:50
僕がミステリーに手を出さないのは~…
それが原因なんですよねぇ…トリックを考えるのって、
とても難しそうなんですもの…
あ、ところで話は変わるのですが~…
即興で書いたわけのわからない小説を載せても良い…ですか?
16:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 20:03:06
大丈夫ですよ。
17:
白神 [×]
2019-03-24 20:44:52
ありがとうございます~…短編二つ、お送りしますね~
【敬語主人と関西弁執事】
「…何やあんさん。もう行ってまうんか」
廃れたビルの屋上で、フェンスの上に立つ男の背に向けて、
青いスーツの男が話し掛ける。
「嗚呼、君でしたか…ええ、何せもう、
意義も意味も感じないものでね」
背を向けたまま、顔に雑布を着けた男は答える。
それを見て、青スーツの男は渇いた笑いと共に、
主人に煙草を差し出した。
「そか……まぁええわ。他の三人には
僕から言うとして…ホンマにええんか?」
「ええ、勿論……嗚呼、南瓜君は知ってますから、
言うのは狂授と小君の二人、ですかね」
「はえー…僕南瓜の奴は地味に苦手やったから助かるわぁ…」
「おや、後で怒られても知りませんよ?」
薄い、しかし何処か翳りを帯びた微笑みを零せば、
彼はその罪の名に相応しく、憂いを目に滲ませて、ただ一言。
「ほな、僕の大事なご主人さん…何卒、お元気で、宜しゅう」
"憂鬱"の罪人は、その主の背を軽く押した。
「愛する団員達よ。今こそ別れめであるが故に…いざさらばっ!」
人々に幸福を分け与えるサーカス団の団長は、
星が煌めく夜空へと消えて行った。
【陽気医師と陰気患者】
「…如何しました?そんなに見詰めて、
いくら私と言えど照れちゃいますよ…?」
「…五臓六腑が引き千切れ、意識朦朧とする中でも……
それに気付かないフリをする…」
身体中に包帯を巻いた女が、ベッド脇に立つ医師から虚空へと
視線だけを動かして、我ここにあらずと言った様子で呟く。
「それは、一体…」
医師が女を振り向いて、その顔を覗き込むようにしてみれば、
半分程閉ざされた女の視界に、困惑したように開く唇が見えた。
「…先生の事だよ……言わなくたって、アタシには解ってる……
先生は、重い罪を償うために、贖うために……忘れるために、
医者をやってる……なんで?」
女が低く呟いてから、薄く眼を開けば、狼狽しているのか、
顔を蒼白くした医師がそこにいた。
「…答えなくても、良いよ……でも先生…それなら、アタシの事、
ちゃんと治療してね…約束だよ……」
女が身体を起こし、ベッドから降りる。ベッドの上に散っていた
赤味掛かった茶の長い髪が、女の動きに合わせて引かれて行った。
「…面白い患者ですねぇ。家族が居ないなら、
私が養って差し上げましょうか…♪」
女が病室を出る時に、ポツリと漏らした一言を思い出した
医者は、抑え切れない笑いを隠すために、手で口元を覆った。
―――約束破ったら、末代先まで呪っちゃうから―――。
うわっはー…自分で書いた筈なのに、
何を書きたかったのか解らなくて草生えましたわ~…
18:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 21:47:01
それでは、自分も少し…。
「死にたがり屋で、**ない少年」
僕は、カミソリで手首を切ってみる。
血は溢れてくるのに、一向に意識は遠のかない。
しかも、傷もすぐに塞がってしまった。
「……ああ、やっぱり**ないや」
僕は、死にたいのになぁ。
そう呟いて、僕はカミソリを置いた。
これも何回やったことか…。
お風呂に顔も突っ込んだし、
毒だって飲んでみた。首筋だって傷付けた。
でも、**ない。
僕は、そんな身体なのだ。
『……またやってるのか』
…ま、これをするのはこの人に会うためでも
あるんだけど。
彼は僕の担当職員で、ノエルというらしい。
「だって死にたいんだもん」
『…はぁ…分かっているだろ、お前だって…。
お前は【**ない】身体なんだ。
俺たちの薬でそうなったんだから』
そう、僕は人体実験されたのだ。
もう一人、森の野性児みたいな子と一緒に。
その子がどうなったかは…知らないが。
僕は成功したらしく、
年を取ることも死ぬことも無くなった。
でも、僕は死にたかった。
「…ねぇ、ノエルさん」
『…何だ』
「いつか…僕を死なせてよね」
『…ああ。いつか、な』
彼は軽くあしらうと何処かへ行った。
「…さて、次はどんな死に方にしようかな…」
19:
H∧L [×]
ID:6b716f026 2019-03-24 22:33:00
自分は基本天使やら悪魔やらの王道ですかね。
ファンタジーはお話の流れがめちゃくちゃに
なりやすいので…。
でも一度だけ「死神探偵」というジャンルを
開拓したことはありますね。
少しだけ短編小説を…。
(「汝はこの世界を照らす光となるか?」という
トピックのアナザーストーリーです)
俺はエリスと離れて、森に遊びに来てた。
しばらくいつもみたいに熊や狼と遊んで、
帰ろうとした時だった。
急に意識が途切れた。
薄れる意識で必死に開けた目には、
白い服の奴らが映ってた。
どこかに放り込まれる感触がして、
酷く背中を打って目を覚ました。
「…う」
俺が呻くと、隣にも誰か居たらしく声が漏れた。
『…あれ、君も?』
「お前、誰?」
『僕?僕はね、キースだよ』
「ふーん、俺ハンナ!よろしく」
しばらくキースと喋ってると、先程の白い服の
奴らがぞろぞろと入ってきた。
【…こんな子供を…】
【仕方ないだろう、命令だ…】
【…分かっているが…】
何か喋っているのは、聞こえた。
でも、俺はエリスみたいに頭が良くないから
何を言ってるのかまでは分からない。
『あーあ、君は死にたいからここに
来たんじゃないんだね』
「お前、死にたくて来たのかよ?」
『そうだよ』
そんなことを喋っているうちに、白い服の奴が
近付いてきた。
そして、俺に何か打ってきた。
「…ぐ……っっ!」
俺の体に激痛が走る。
身体中がバラバラになるような、
指先から身体が崩れていくような感覚に
襲われる。
そんな激痛が暫く俺の身体を襲い、
楽になったかと思って目を開くと…
白い服の奴らが喜んでた。
【不老不死の実験は成功だ!】
【これであの方にもご報告が…!】
…俺は、元から純血の人間じゃない。
母さんはエルフの、ハーフだ。
「……ッ!」
俺はふと、ふつふつと沸き上がってきた怒りに
任せて拘束具を引きちぎった。
運良く、横の奴は気絶してたから
気付かれなかった。
【…な、何だ、この力は!】
俺は近くに置いてあった刀を手に取り、
取り敢えずそいつを斬りつけた。
鮮血が飛び散って、俺の髪にも服にも散る。
俺はとにかく走って、森を抜けた。
村には、心配そうな顔をしたエリスがいた。
『その血はどうしたんだ、ハンナ…』
「俺さー、**なくなっちった!」
心配を掛けないように笑顔で言うと、エリスは
何故か知らないけど真っ青になった。
『…何故だ?』
…その問い掛けをした時のエリスの顔が
精巧な彫像みたいに表情が無かったのは
多分、俺の気のせいだ。
「いやー、何かよく分かんねー奴らに
連れてかれて、薬打たれて気付いたら。
シルキーとやりあっても傷がすぐ
塞がっちまうし、ライオネルとやりあっても
傷一つ負わねーんだもん」
『…そうか』
エリスは俺の言葉を聞くと、
いつもの冷静な顔に戻った。
『…お前は、お前だけは…俺と同じように
なってほしくなかった』
…エリスが呟いた言葉は、よく聞こえなかった。
いや、聞こえても多分意味は理解できない。
20:
白神 [×]
2019-03-24 22:52:00
ザ・王道を突き進む…カッコイイ…!!
……嗚呼、そう言えば僕の小説に出るのって大概
人外だった気がしますね~…さっき載せたのも、
怪異(主人)と不死身(執事)、悪魔(医者)と
吸血鬼(患者)のコンビですし~…
皆ぁ、簡単に自己紹介でもして来たら~…?
「少々立て込んでるので後々します」
「僕も今めっちゃ忙しいねん。堪忍な」
「私、私は…名乗る程の者ではないンですヨ」
「…血をくれたらする……」
って感じの子達なんですよねぇ…
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