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自分のトピックを作る
156:
白鷺 涙 [×]
2019-03-29 21:55:13
咲月君〉
(頭に置かれていた手がそっと動き出す。優しく、包み込むように此方の頭を撫でるその手が心地よく思いながら息を吐けばその手は離れていき。彼の言葉に少々反応する。彼は自分の良き理解者になれるだろうな__なんて考えたのはちょっぴり上から目線だっただろうか。このシェアハウスの最年少が何を考えているんだと馬鹿馬鹿しく思えば気を取り直して彼の言葉を聞き入れて。分かってくれるんだ、と安心したような目線を無意識に彼に向ければふた昔のことを思い出してしまい。優しい母はいつも自分の絵を褒めてくれたけれど、本心はいつまで経っても分からなくて。何処か満たされないような、そんな雰囲気を見せていた母親の苦悩なんて自分には分かる筈がなくて。そんな自分が嫌になって、絵に逃げて、自暴自棄になって。…嫌な思い出だが過ぎてしまった時は戻せやしなくて。)
「…分かってくれて嬉しい。…もし眠れなかったら、本でも読んでくれる?」
(冗談っぽく肩を竦めながらそう告げれば思いを馳せる。父親はあまり自分には興味がなくて、仕事が一番だったと思う。父親のことはあまり好きではなくて、母親に甘えてばかりで。母親は眠れない夜にいつも本を読んでくれた。そんな記憶の数々も、今ではいい思い出なのかもしれない。自分ではよく分からなくて、けれど踏み込むには胸が痛くて、微妙な距離感と妙な胸騒ぎとくだらない考えが交差しているのも事実。このシェアハウスに来たキッカケだって…なんて、深く考え過ぎだろうか。そんな自分を自嘲気味に笑えば彼の言葉に続けて告げ。)
「…そうだね、料理は僕らに任せた方が…良いかも。…僕は来週の日曜なら、大丈夫」
(穏やかな表情を浮かべながら役割の分担を考え始める相手の方を見つつ浮かんでくる過去の記憶。思い出したくない記憶も、大好きな記憶も、何だって。考えるだけ無駄だと忘れてしまいたくなるけれど、忘れたい思い出は忘れられない思い出だから。それに気が付いてしまったから。ふうっと気を取り直すように息を吐けば彼が此方の態度に気が付いたのか桃華がケーキを選んだ後にもう一つ選んで良いと言い。ぱぁ、と顔を明るくさせて「ホント…!?」と少々驚いたような顔をし。溢れた涙を気にするようにハンカチを差し出してきた相手に軽く有難う、と礼を告げて有難くハンカチを受け取り。ちょんちょんとハンカチの隅の隅の方で涙を拭けば洗って返した方がいいかな、と相手の方を見て。)
「…あり、がと。…洗って返すね」
咲月君、叶恋ちゃん〉
(咲月と話していれば先程此方を女子力が高い、と褒めてくれた叶恋が居り。話し掛けてきた為に自分なりに答えてみようと頭の中を整理してみる。__温度差。ちょっとした、温度差。この温度差を自分から埋めるべきなのか、迷ってしまったのだがその辺は咲月がどうにかしてくれるだろうと甘えてしまい。最年長しての余裕、リーダーシップを兼ね備える咲月に全て任せることにして彼女の言葉に自分のペースで答え。)
「…来週の日曜日、どうかなって。…この家の近くの公園で、お花見」
(協力を惜しまない、と言っている辺り余程皆とワイワイするのが好きなのだろう。彼女と咲月に任せていれば良い花見になりそうだと勝手に自分を除外して。自分が関わるとややこしくなる、大人しく料理だけ作っていようと思えばそっと目線を外して。過去の言葉から振り返ってしまうのは自分の悪い癖だと思えば軽く前髪を流して。ムードメーカー的な叶恋、そしてリーダーシップのある咲月。何方もコミュ力が高いからか尊敬する場面が多く、2人の姿を目に映しながらそっと目を伏せ。)
( / そうですね、此方としても雰囲気を楽しみたいと思っています。パッとしない涙ですが、少しでも皆様のお役に立てたらいいと思っております。
宜しくお願い致します。)
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