TOP > 1対1のなりきりチャット

脳髄さえも蕩かすやうな【会話文/募集】/2


最新 ▼下へ
自分のトピックを作る
1: 赤い夢 [×]
2018-10-09 23:54:47



▅世界観


【壱】大正耽美のグロテスク
西洋かぶれの軍服姿はエリートの証。サーベル携え正義を執行する彼等を、よもや血に狂った殺人鬼だとは誰が思うか。巷で話題の残虐殺人事件の真犯人は、無残絵に感化された一人の若き将校で。嘗て何にも心動かされなかった彼は今や赤にのみ血湧き肉躍る怪人で、今夜もまたうら若き乙女がその魔手に掛かろうとしていた。が、サーベルの切っ先をさらりと避けた彼女はうっそり笑ってこう言った。「あら、お仲間でしたのね」
▶募集 残虐思考の若き将校
▶提供 うら若き乙女


【弐】血腥い昭和のお話
悲惨な結果をもたらした第二次世界大戦も漸く終結し、戦地からは生き残った軍人達が国へと帰ってきた。港では帰りを待ち侘びていた家族が涙ながらに迎え、例に漏れず都会の一角に豪商と名を馳せる一家も又長男の帰りを心待ちにしていた。然し帰ってきたのは片手片足を失い荒んだ瞳をした荒々しい男。裕福な家庭で満足な勉学を積み理知的であった優男はそこになく、家族でさえも持て余した挙句離れへと押し込まれた。そこで世話人が必要だろうと雇われたのは空襲により家族を失った身寄りのない女。ある日男は食器を投げ付けられようと、足蹴にされようと文句一つ言わない女が血を吐くのを目にすることに。心にも体にも欠損を抱えた二人のいぢらしい喜劇、此処に開演。


【参】和風ダークファンタジー
黄昏時を出歩いてはいけないよ。
黄昏時は、誰彼時だから。
朱色に曇天の空模様。赤い鳥居を何十本、何百本も潜り抜け辿り着く先は小さなお社。彼岸花の咲き乱れる紅の世界に、黒い面した女が一人。顔を失い、名前を忘れた客人を己が領域に匿う其の人は一体全体何者か。彼女の柔らかなる庇護の元、浮かび上がるのは一つの疑い。彼女こそ、元いた世界に帰れない元凶なのでは、と。
▶募集 客人
▶提供 女


【肆】現代ダークファンタジー
アメリカはロサンゼルス、ここは人と魔物が共存する街である。日中は人が出歩く大通りを夜は魔物達が闊歩する。共存とはいえトラブルは勿論多く、狼男の人間捕食に吸血鬼の血液売春、ゾンビの奇行は言うまでもない。そこで設置されたのが魔物対策課、通称M対である。彼等が相手にするのは正真正銘人間には手に負えない魔物であるが故に、二人一組のバディ行動が義務付けられている。だが扱う事案が異例ならばそこに所属する人間もまた一癖二癖。バディと反りが合わないなんて、有り得ない話ではない。そんな課で犬猿の仲で知られる一組のバディのお話。
募集▶ 男性警官
提供▶ 女性警官


【伍】童話パロディ
「この世の全ての苦難と共にお前らの夜明けが来ないことを…!」
竈の中で火炙りになる魔女の最後の言葉、血反吐の呪い。手を繋ぎ、見守っていた幼い兄妹は思わず固まった。嫌な予感に駆け出して扉へ縋り着けば何のことは無い、お菓子の家へ永久に閉じ込められて。刻々と過ぎる時の中で、ふと気が付いた。何故、歳を取らない_?苦難はまだ続く。食糧も底を付き飢餓に晒されれば、美味しそうに見えるのは目の前の愛しい片割れ。先に手を掛けたのはどちらだったか。肉を裂き血を啜り、漸く腹を満たした所で後悔が襲うももう遅い。己の所業に泣き崩れた所で、「…ヘンゼル?」死んだ筈の片割れが茫然と此方を見ていた。夜明けは、こない。
▶募集 ヘンゼル
▶提供 グレーテル




最新 ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle