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491:
ルシアン [×]
2018-10-18 02:36:07
>ジェイド
(どうしようもない呆れを含んだような態度を態とする彼に勝気な瞳をニィと笑みの形に変え「僕が欲張りだって事、今気付いたの?出会った時から忠告してあげてたでしょう!今更気付いたって遅いんだからねっ」小生意気に言い返してみせる。優しくするな、たかられる、など注意は散々した筈だ。其れを断り彼から甘やかしてくれるのだ。ならば断る道理もなし。逃してやらないぞ、と相手の片腕を両手でホールドし、べぇと悪戯に舌先覗かせる。ただでさえ己の視点から見たら彼は大きい。その彼に肩車された時の高さも想像出来ないのに、それ以上と言われてしまえばグルグルと頭を悩ませるしかない。「ええー!?僕、そんなに大きい樹は見た事ないや!きっといっぱい、色んな季節を経験して来てるんだね」人間でいうなら相当に年を取っているに違いない。長い年月を変わらずどっしりと腰を据え其処に存在し続けるということは沢山の喜怒哀楽があった事だろう。きっと色んな顔を持っているんだ。そう思うと今から見に行くのが楽しみで仕方ない。だから続いた彼の言葉も強ち間違いではなく、否定出来ない。ぐうの音も出ず、ぐぬぬ、と変な音が咽喉から漏れる。「…べ、別にいいやい!そうなった時はそうなった時でまた挑戦すればいい事だもんっ」ぷい、と拗ねたように顔を逸らして負け惜しみに言葉をぶつけ。勿論そうなった場合は必然的に彼も巻き添え。「言っておくけどそのプランが成功しないとジェイドはずーっと僕に付き合うんだからね!」びしり、と人差し指を突き付け、言いたい事だけを伝える。訪れた沈黙も、影を孕んだ瞳も、まだまだ幼い自分では払拭しきれないのか。寂しげに伏せられた睫毛がいやに目の奥に焼きついた。きっと今、どれだけ丁寧に言葉を連ねた所で彼には届かない。それはきっと彼の抱える秘密を知らないから。歯痒くて仕方ない。ふ、と小さな吐息を空気に溶け込ませ、まだまだ無駄口を叩きそうな口を閉じる。まだ時期は早い。お互いの心の準備が出来てない。そう言い聞かせ、かわりに彼がしてくれたように今度は自分が彼の頭を撫ぜる。相手が自身の高さに合わせ膝をついてくれていて良かった。でないと撫でることも出来ない身長差なのだ。「…ジェイドは僕を過大評価しすぎたよ」出会って幾つの凄いな、の言葉を貰ったか。苦笑まじりにポツリと呟いたのは小さな反抗。彼の翳る顔を晴らす事も出来ないのに、そう胸中で続けた。彼の顔を両手で引き寄せ、コツリ、と額と額を合わせる。ゆるりと瞼を閉じ、彼の吐息を感じ。「君にとっておきの言葉をあげる。僕は君が大好きだよ。君がナニモノであっても、例えどんな事を隠してても。僕は君の味方さっ!だって僕たちは比翼の鳥、どんな事があっても離れない───」二人で一つならどんな事があっても怖くない、乗り越えられる。もしこの先、隠している事で辛くなった時はこの言葉を思い出してほしい。君は一人ではないのだと思い出して。そんな願いを込め、そっと一つ一つの言葉を宝物のように大切に音にする。伝われば良い。静かに開いた瞳の中、彼の顔をヴァイオレットに映し込めば、ふんわりと柔らかく包むように微笑む。彼に頬を拭き取られるまで己が泣いていた事に気付かなかった。なるほど、これが嬉し泣きか。ストンと胸に落ちた。「涙にも色んな意味があるんだね。ジェイドと出会ってから、僕は色んな事を経験してるよ。とっても人生が素晴らしいものだ、って今は実感して毎日生きれてる」それがどれだけ尊い事なのか、きっとこの先本当の意味で実感する日が訪れるのだ。それを今はまだ知らないというだけで。へへ、と照れ笑い「紅茶、冷めちゃったね。淹れ直す?」楽しいティータイムに戻るべくそんな一言を合図に送って)
(/此方こそ遅い時間からのお相手にも関わらず、快く引き受けて下さり有難う御座いました…!束の間のひと時にとても癒され、明日も頑張れる気力をいただけました!少しずつジェイド様PL様と共に優しい物語を紡いでいけたら嬉しいです。明日もお早いとの事で、そんな中夜遅くまでお付き合い下さり感謝の気持ちでいっぱいです。本日も有難うございました、お休みなさいませ。礼)
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