TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

耽溺のグランギニョル【 指名制 / NBGL 】/844


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
394: ジェイド [×]
2018-10-16 02:42:46



>ルシアン

そうだぞ、仲良しだ。流石ルシアン、賢いなあ(こくりと頷いて貴方の言葉を肯定する。どうやら貴方の辞書に意気投合の四文字は刻まれていなかったようだが、言葉端からニュアンスを汲み取った貴方の聡明さに惜しみない称賛を贈りつつわしゃりと頭を撫でて。キラキラと輝くような貴方の瞳は、ショーケースに入れられた宝石とは別の、純粋無垢な美しさを持っていて思わず目が眩むような錯覚さえ覚える。はっきりと“怖くない”と言い切った貴方に、ふと緩めた表情はどう映るだろう。「……ルシアンは、物知りだな。怖い場所で育ったのか?」最後まで人の良い顔をして――その一節がどうにも心に突き刺さり、数秒間の沈黙が訪れる。自分こそそうだ、貴方を気遣い精一杯優しさを注いだとして、捕食者と獲物という構図は覆らない。ぐ、と何かを堪えるように息を飲んだ後、鋭く真意を突くような貴方の言葉に知性を感じつつ、その生い立ちを問うてみる。貴方の生い立ちに心の底から興味があったわけではなく、ただ心を疼かせる罪悪感を誤魔化したいだけなのかもしれない。胸を抑えたい気持ちを堪え、貴方の顔をじぃっと眺めて。「そうだな、噛まれたら痛そうだ。ただ、もし――。もし、俺がお前に悪いことをしたら、その時は力いっぱい噛んで、俺を叱ってくれ」大きく開かれた貴方の口から覗く小さな牙を見詰めつつ、痛そうな表情を作るために顔をしかめて。ふとそこで言葉に行き詰まり目を伏せ、すぐに貴方の瞳へ視線を戻しながら、どこか物憂げな、微かな切なさを感じさせる微笑みを浮かべてお願いを一つ。おまじないの説明をされれば、成る程そういうことだったのか、と合点がいって手槌を打って「ああ、約束は破らないぞ。嘘吐きじゃない大人もいるって、ルシアンに教えてやらなくちゃな」これまで貴方の言葉尻には、どこか大人を毛嫌いするようなニュアンスが浮かんでいたのを思い出す。自分も貴方にとっては“大人”に分類されるのだろう、ならば模範的な姿を見せてやらなくてはと意気込む。バケモノがどの口で言うのか、と内心で自嘲気味にほくそ笑んで。「分かった、有難う。…絵を描く道具は足りてるか?欲しいものがあれば、教えてくれよ」明日の約束を、貴方が快諾してくれたことにまずは礼の言葉を。ふと貴方の持ち物へ思いを馳せれば、先程見せてくれたスケッチブックとクレヨンの記憶が蘇る。それで十分だと貴方が言うのなら問題は無いのだが、もし不足があるなら遠慮はするな、と、自身の胸を軽く拳で叩いて見せて。思い詰めたような貴方の表情、零れ落ちた言葉は鋭敏な聴覚を持つバケモノの耳に届いていて、それは今まで貴方が贈ってくれたどの言葉よりも深く己の心を抉った。意志に反して訳の分からない屋敷へ拉致され、バケモノのいる場所で生活を強いられる貴方の苦痛に、まだまだ配慮が足りなかった自分の不甲斐なさに歯噛みする。寂しさを誤魔化すように矢継ぎ早に紡がれた貴方の言葉、精一杯の強がりの笑顔――気付けば、両腕でしっかりと貴方のことを抱き締めていた。「…今日だけ、だぞ。」溢れ出す感情を抑えるような、掠れた声で呟く。空腹の自分、その隣に美味しそうな餌を置いて眠るなんて正気の沙汰ではないが、それでも貴方に寂しい思いをさせるよりはましだ、と。しっかりと抱きかかえた貴方の頭、その耳元で「俺の部屋にベッドは一つしかないが…我慢できるか?」懸念するのは、ベッドが一つしかない事。無論自分の部屋で眠るのは原則として己だけなのだから当然と言えばそうなのだが、窮屈な思いをさせてしまわないだろうか。寝相は良い方だと自負してはいるが、ともかくは貴方の返答を待って)




最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle