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【FGO】嗚呼、日常。【3L】/4409


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自分のトピックを作る
2129: 御影尋 [×]
2021-02-23 20:31:16

>>ナーサリー
…貴女が楽しいのなら、それでいいのですよ。ふふ、ご馳走様です
(ぱあっと…自分と比較すれば、そりゃあ大抵の人間の表情は豊かなものだが、この少女も自分よりいくらも表情が変わる。差し出されたチョコレートを少し身をかがめて口に含んでは、黙々と口の中で溶かしながら目を細め…うん、甘い、とても。この時間の甘さには…おとぎ話の1ページのようなこの空間には敵わないけれど。貴女が用意してくれるという美味しい紅茶を楽しみに、折角ならばと近くの棚から新たにクッキーを引っ張り出しては、こちらへどうぞ、というようにこたつの入口の片方を捲り)

>>アンリマユ
(支えるように腰に回ったからだが温かくて、口元はまだ微妙に汚れている飼い犬なのに、さっきまでシーツを汚していたヒトなのに、身体から力が抜けそうになる。その拍子に引かれた身体にギリギリでベッドに手をついて、ぐらりと揺れた不快な視界に眉を寄せ…指先が冷えているからか、ベッドすら温かい。多分、貴方は自分の為に言ってくれているのだと、流石にそれくらいは分かるから…諦めたように貴方の背中に手を回し「…傷、ごめんなさい」と、忘れかけていたけれど背中につけてしまった痕を指先で撫で。傷つけるつもりはなかったのだけれど…貴方に、独占欲の証を刻めたようで少し嬉しかったことは黙っておこう)

2130: アンリマユ [×]
2021-02-24 21:04:17


御影尋.

あはぁ、オマケに噛み付くわマタタビ(餌)じゃねえんだぞ。
(小さな腕が背中にまわり思惑通り抱きしめ返してくる貴女に口角を弛めモコモコを堪能しようした矢先、申し訳なさそうな声に動きをとめる。一瞬、噛み跡のことかと思ったけど不正解だったようで生傷を撫でる指を甘受しながらそんなことか、と上記を。…まあ、揶揄うくらいには全く気にしてなくて嫌ではなかった証明として、軽口も許してくれるだろう。傷なんかよりも今は貴女のほうが気になる為腰に回していた腕を解き。「それよかアンタ包帯持ってないの?」と。仮にも戦場に立つ身として自前の救急箱くらい持ってないかと淡い期待を寄せ尋ねて、)
 

2131: 御影尋 [×]
2021-02-24 22:27:35

>>アンリマユ
…嗚呼、そういえば、その引き出しにストックがあったような
(自分もジャーキーではないのだが…と言い返しては、恐らく拗ねてしまう気がして不服気に眉を寄せ。とはいえ、多分貴方はただ“気にしていない”と伝えたかっただけなのだろうと前向きに捉えておいて、離れた腕に自分も身を引く。素直じゃないのはお互い同じ、似た者同士なのだから仕方ない。さてと…医務室に健全に運ばれることが多くなった最近だが…そもそもは此処へ逃げ帰っていた訳だし、まだ包帯はしまわれていたはず。丁度手の届く位置にあるサイドテーブルの上段に手をかけ引き出せば、コロコロと躍り出た白い布を「あったあった」と手に取って)

2132: ナーサリー [×]
2021-02-25 15:00:42

≫アンリマユ

うふふふっ、なんだか楽しいわ。鬼ごっことかくれんぼを同時に遊んでるみたい。これは遊びに使えそうね!今度みんなとやってみましょうか。狼さんも一緒に。
(こそこそきょろきょろ。本なので動作も何もないが、貴方の真似をしてあっちを警戒こっちを警戒、としているうちに楽しくなってきて弾むような声で小さく呟いて。そうしてようやく無事に──「──外!お外だわ!窓越しの風景は飽き飽きしてたけど、枠の外はこんなにも凄いのね!狼さん!見て、白い!白いわ!全部白い!うふふふっ!」と、腕の中でガタガタと本が弾む。手放せばすっ飛んで雪の中に突っ込んで行ってしまいそうな勢いで。)

≫御影尋

ええ!わたし幸せで楽しいわ!マスターもおいしかった?甘い?──ふふっ、わたしもこんなに甘くておいしいく感じられるのは、マスターが一緒だからかしらね。さあ、紅茶もできたわ!砂糖はセルフで…うふふっ、誰も注意する人がいないから好きなだけ入れられるのよ!
(チョコレートを食べるマスターの様子をじっと見つめる。目を細めてご馳走様と聞けた。──良かった、甘く楽しく感じてくれている。嬉しい。じゃあ次は紅茶だ。心を込めたし、たぶん上手にできたほわほわ暖かく香るミルクティーとシュガーポットをこたつの上に置いて、開けられたこたつに足を通して入る──ちょっとスカートがふわふわ膨らみ過ぎて入り難かったのは誤算だったけど。「ありがとうマスター。あったかいわ…あっ!それはクッキーね!じゃあ紅茶と一緒にいただきましょう!」沢山のチョコレートにクッキー、紅茶とマスターに囲まれて、大満足のお茶会だ。)

2133: アンリマユ [×]
2021-02-25 20:56:02


御影尋.

ちゃんと包帯持ってるのね、エライエライ。
(一見お菓子しかなさそうなこの部屋に、包帯が常備されてる事実に少し感心して。それから包帯に気を取られてる貴女を見てると後ろからちょっかいを出したくなる、がこれ以上噛みついたのなら温厚な飼い主もいい加減叱るか呆れそうな気が。…そもそも“深入りはよくない”と身を以って味わったばかり、誰だってあんな地獄夢に見たくはない。今回は自重するとしてのしっと肩に顎を乗せ、貴女の手のなかにある物を一瞥し「一人じゃ大変だろ、巻いてやるよ。」と殊勝にも自らお手伝いを買って出れば片手を差し出し、)


ナーサリー・ライム.

(自動扉を抜けるとそこは一面の雪景色。雲1つない空の下、冷たい風が頬を撫で澄んだ空気は取り込む度に自分の身体中を洗濯しているように思える。太陽の光を受けキラキラと輝く真っ白な絨毯は何度見ても綺麗で飽きない。腕の中にいる少女も顔こそ無いものの、その声音は喜色に満ちていて連れて来て良かったと密かに思い「はいストーップ。遊ぶのはいいけどあんまり遠くに行くのは禁止な。お嬢さんちっちぇし、もし迷子になったら見つけてやれそうにないからさ。」と離したらどこまでも飛んで行ってしまいそうな貴女に予め釘を刺しそっと腕の力を抜き、)
 

2134: 御影尋 [×]
2021-02-26 23:56:57

>>ナーサリー
いただきます。ふふ、ええ、でもあまり入れすぎては…そうですね、怒られてしまうかも
(ころころと変わる表情はまるで起承転結、同じ感情を共有しようとする姿はまさに物語。甘いチョコレートと、クッキーと、可愛い貴女、こたつの上に並んだティーセットと、湯気のたつお茶、ふわふわと視界で揺れた貴女のスカートと…小さな体は人をダメにするコタツという怪物に食べられてしまったみたい。シュガーポットからいつもより気持ち少なめに砂糖をお茶の中へ移動させながら、楽しそうな貴女に一応の忠告をしつつも「まあ、見つからなければ良いのです」と、悪い大人の入れ知恵を)

>>アンリマユ
ふふん、偉いでしょう?
(もはや慣れ始めている距離感。口にしたセリフは限りなく棒読みだとしてもご愛嬌。実際、首や肩に上手く巻ける自信は無いものだから…ぽすん、と差し出された手の平に包帯を置いた時に触れた指先が熱を拾い上げて…飼い犬はこんなに温かかったか、と。背中に触れた熱に寄りかかるように身体の力を抜いて、細く息を吐く。湯たんぽみたい…張っていた糸が切れるように、いつも通りの貴方に安堵してしまったからか肩に乗った顔に頬を寄せて擦り寄って)

2135: ナーサリー [×]
2021-02-27 20:20:27

≫アンリマユ

はーい!遠くにはいかないわ。だって狼さんも一緒に遊ぶんだもの!こっそり先にお菓子食べちゃだめよ!?
(緩められた手から飛び出し、人型に戻ると雪に飛び込んで雪に足跡や人型をつけたり掘ったり丸めたりで大忙し。あっという間に雪まみれになってからようやく返事を。振り返っては期待した目で「雪合戦で遊びましょう?それとも、雪だるま?かまくら?」と。こんな時の子供は強引だ。もっとも、お菓子も同じくらい大好きなので物で釣ればついていってしまうだろうが。)

≫御影尋

こたつって凄いのね。なんだが頭まで全部入り込みたくなっちゃう…あはっ、怒られてしまってもマスターと一緒なら何も怖くないし──そうねそうね!見つからなければいいんだわ!
(親猫の後ろを歩く仔猫のように、好きな人を真似したいのが子供のサガ。こたつを堪能しつつ同じような分量の砂糖を紅茶に入れてくるくると混ぜながら、大人の悪知恵にもそれはそれは楽しそうに笑うのだ。「マスターマスター、次はクッキーをくださいな。」と、身を乗り出し口を開ける様子は雛鳥のそれ。誰かの為の物語のはずが、すっかり甘えてしまっている──)

2136: アンリマユ [×]
2021-03-01 21:12:29


御影尋.

んえ、動くなってミイラにしちまうぞ。
(急にどうしたのか擦り寄ってくる…いや、だからオレはマタタビじゃないんだってば。くすぐったいし動かれると手当てしにくい為、身じろぎしながらやんわりと猫を押し返して。今はゴロゴロと喉を鳴らしていてもきっと“ソレ”を見たら逃げようとするかもしれないから…、お腹辺りに腕をまわして体を固定する。それから空いてるほうの腕を使って近くの引き出しを引っ張ると「忘れ物デスヨ。」と何とか消毒液と脱脂綿を取り出し、飼い主が逃げないようにさりげなく脚も絡め、)


ナーサリー・ライム.

げっ…バレた?ニヒヒッ、独り占めしないからさぁまずはコレ食っちゃおうぜ。
(一緒に遊ぶのだからお菓子を独り占めする気はなかったけど抜け駆け禁止!と言われれば、わざとらしくビクッとしておどけてみせて。サクサクと冷たい地面を踏みしめながら貴女に近づくと全身についた雪を払い落としてやり、それから肉まんが入った袋を持ち上げ。せっかくだから温かいうちに食べたい、初めて食べるのなら尚更寒い日に食べる肉まんの美味しさを知って欲しい。辺りを見渡して雪の積もってない場所を見つけると「取りあえずあっち行こうぜ。」と言って手招きし、)
 

2137: 御影尋 [×]
2021-03-03 20:35:06

>>ナーサリー
…おやおや
(コタツに食べられるという表現はとても言い得て妙なのだ。自分が如何せん甘党だとはいえ、好んで…悪戯でもなしに、誰かにオススメはしないものの、同量の砂糖を紅茶に放り込んだ貴女に小さく笑って。それはそれは、大人というものは甘くて狡くて卑怯なのだけれど、それを真似する貴女はとても可愛らしい。開いた小さな口に上記を小さく呟いた後、手近なイチゴジャムクッキーを摘み上げ貴女の口元へ。ほら、求められたのならば与えることは得意なものだから)

>>アンリマユ
…、…!?
(ミイラは嫌だ。仕方なく大人しくしておこうと体勢を戻したところで、腹部に回った腕と絡まった足に頭の上に疑問符がぽんぽんと浮かぶ…なんだろう、病院に連れていかれる前のゲージに入れられる猫のような心持ち。と、視界にチラついたのは忘れ物…というより、拒絶した物。声にならない悲鳴を上げて、身体を固くしたあと…いやだってどう考えてもしみるし、絶対に痛いし、これ以上泣き顔は晒したくない。流石に本気の拒絶、貴方の腕に爪を立てて、無言のまま貴方から離れようと身を捩り)

2138: アンリマユ [×]
2021-03-04 21:27:40


御影尋.

よくそんな調子で風呂入ろうと思ったな。
(つい先程まで人で暖を取ってたくせに現金な飼い主だコト。腕がキリキリと痛むのを感じつつ、案の定逃げようとする体を力づくでベッドに引き戻し、強制的に座らせたところで顎を定位置である肩に乗せ。…とはいえ思えば、今日は貴女の苦手なことばかりしてるから、少しくらい優しくしてやらないと割に合わないか。口角を上げ耳元に顔を寄せると「しゃーねえなぁ。手当て終わったらアンタの言うこと何でも1つ、聞いてやるよ。」と甘言囁き脛に口付ける代わりに耳たぶに触れ安易にフクジュウの意を示し、)
 

2139: 御影尋 [×]
2021-03-04 22:50:37

>>アンリマユ
(血塗れで寝るのは流石に嫌だという意思しか無かった…とは言えず、簡単に乗せられたベッドの上、慣れたように自分を捕縛するこの飼い犬が何だか一周まわって憎らしい。ぎりぎりと立てていた爪、未だに熱を持ったままの傷口、と、ふいに耳元で響いた悪魔の囁き。くすぐったい、と苦情を言うより先にぐるぐると…それこそ、プリンを食べたいだとか、ゆっくり寝たいだとか、色々脳裏を過ぎるわけで…爪をしまうように指を離して、ぎゅっと貴方の腕を握っては「…痛く、しないで、ください」と、小さな声でお願いを)

2140: アンリマユ [×]
2021-03-06 08:43:08


御影尋.

(敵でも見るような目。怖がられることはあるが貴女からそういう目を向けられるのは初めて…面白いものを見れてますます上がる口元。覗く牙、自分でも瞳孔が広がるのが分かり、ぐにゃりと視界が細くなる。残念ながら飼い犬は医者じゃないし、手にした願望器が万能とは限らない「ンな顔すんなよ。後でこの体好きに使わせてやるからさァ、キキキ。」鬱憤を溜めるのは良くない。どうせ優しくなどしてやれないのだから別の提案を出せばこてんと小さく首を傾け。今にも泣き出しそうな飼い主を見ると、蜜を煮詰めたような瞳を溶かし、)
 

2141: 御影尋 [×]
2021-03-06 20:49:50

>>アンリマユ
…、
(視界には映らないものの、心底楽しそうに、なんならきっと玩具を手にした子供のように貴方が笑っているのが分かって心底不愉快。聞こえた悪魔の甘言は悔しいほどに魅力的で、こちらを見た瞳がそれはそれは甘そうで…いやでも、怖いものは怖いし、痛いのは嫌だし、何より「…こんなにしたのは貴方でしょう、責任もって痛くしないでください。」と僅かに頬を膨らまして。手当てが終わったら、頭を撫でて、抱きしめて、沢山沢山甘やかして、黒く再臨することを許してやらないんだから…何だかんだ悔しいので、ふいっと顔を逸らして)

2142: ナーサリー [×]
2021-03-07 15:48:58

≫アンリマユ
うふふ、油断ならないんだから。わたしには通用しないのよ?──あら?雪を払ってくれるの?ありがとう。狼さんは紳士なのね。
(わざとそんな態度を取っているとは知らずにちょっと得意げに喜び、雪も払ってもらってにこにこと。手招きに応じて雪のない場所について行きながら、「思い出したわ。確か東洋のお菓子にマンジュウというものがあるのよね。その小さな暖かいかまくらもマンジュウの一種なのかしら。どんな味がするか、楽しみ!」ちらちら、肉まんを見つめながら興味津々だ。)

≫御影尋

もしかしてこたつって感知できない魔力とかあって、人を引き寄せてか離さない何かが──何もいないわよね?
(思わず寝そべってしまいたくなる…もしや思考誘導する魔的な何かが居るのでは、とめくって中を確認してみたり。そして紅茶を一口。甘さにふにゃりと表情が緩み、クッキーを食べさせてもらえば、「これはイチゴジャムね!おいしいわおいしいわ!大好きよ。うふふふ」と甘いの×甘いので幸せ。それは背景にハートが沢山飛んでいそうなくらいの喜び様で。次はアレ次はコレともぐもぐサクサク夢中で食べて。ちょっとくらい頬に欠片がついてても気にしない。)

2143: 御影尋 [×]
2021-03-07 18:01:57

>>ナーサリー
冬になると出現する、レア度の高い化け物が“コタツ”なんですよ…実はコレ、もう何人も食べられたという曰く付きのコタツでして
(中を覗き込んだり、甘いお茶を楽しんだり、クッキーに幸せそうに笑ったり…小さなビスクドールのような貴女が目を輝かせる姿は何だか見ていて微笑ましい。夢中でお菓子に手を伸ばす様子に、頬についたお菓子を指先で取ってやりながら上記をぽつり。「もし、自分が食べられてしまったら…その時は、無事に逃げるのですよアリス」と目を細め、自分は手近なチョコレートを口に放り込み)

(/背後様!聞いてください!背後様の可愛らしいナーサリーに釣られて(?)尋背後のカルデアにナーサリーが召喚されました!!今育ててます!可愛い!!!縁に感謝を…!!!)

2144: アンリマユ [×]
2021-03-07 21:11:21


御影尋.

黙ってほんなにはれたのは、そっちだろう…?
(不機嫌そうな貴女とは対照的にこちらはむくれっ面を拝めて大満足。口内に微かに残った鉄臭さこそ飼い主を喰らった何よりの事実証明であり、べろを出しながら小生意気に煽ってみせれば、台詞を言い切る前にさっさと奥にしまい。腕をにぎる貴女の手をそっと腰布へと導き、掴ませると「もし泣いたらチョコちょーだいねェ。」と、勝手に約束を取り付けたのを皮切りに怪我の手当てに取りかかり。少しでも痛みを軽減すべく傷口は出来る限り避けて、その周りに消毒液を吹きかけてゆく、)


ナーサリー・ライム.

(駄犬・ケダモノ扱いが常のくろすけを紳士呼びとは…後にも先にもこの少女以外ほかに現れなさそうだ。適当なところに腰を落としたところで、雪を踏む小気味の良い音と共に耳に届いた疑問。少なからず極東の知識を持ってる身としては、貴女の間違いが少し面白くてつい笑ってしまう。一旦肉まんの袋を置いた後「食い物じゃないって!かまくらっていうのは、雪で造る家のことでこういう形してて──、」と伝わるかはともかくとして身振り手振りで貴女に説明して、)
 

2145: 御影尋 [×]
2021-03-07 22:18:14

>>アンリマユ
…、っ
(べっと覗いた舌を掴んでやりたい衝動、それよりも先にしまわれてしまったのだけれど。そっと掴まされた布をぎゅっと握りしめて、聞こえた身勝手な約束に…こうなったら今年はチョコレート無しにしてやると決意。すーっと冷たい液体が、熱い傷口の周りに触れる度に小さなヒリヒリとした痛みが脳内を這いずって回って…痛い、怖い、貴方が優しくしてくれているのは分かるけれど、最初からクライマックス、もう既に耐え難い。唇を噛み締めて、そっと腰布を掴んでいた指先から力を抜くと、少しずつ、ずりずりと貴方から逃げるように壁際に移動して)

2146: アンリマユ [×]
2021-03-07 23:35:22


御影尋.

(どんなに注意を払ってもやはり滲みるのだろう。消毒液を吹き掛けた瞬間ぐっ、と全身が強ばり壁際に逃げてゆく飼い主。すかさずお腹に巻きつけていた腕に力を込めて「こーら、動いたらかえって長引くぞ。」と。…痛がる貴女を見てもいまいち共感出来ないのは…きっと、感覚が壊れているからだろう。それでも早く終わらせようとは思うわけで、軽く頭を撫でた後気を取り直して消毒液を染み込ませた脱脂綿を患部に優しく押し当てて血液を拭き取り、)
 

2147: 御影尋 [×]
2021-03-08 00:08:34

>>アンリマユ
(分かってる、動いたら余計に痛いことくらい…分かってる、飼い犬の手を煩わせちゃダメなことくらい。腹部に回った腕の力が想像以上に強くて、簡単に引き戻された身体と労わるように撫でる手…感情は貴方ごと怖くて拒絶しそうで、痛みが神経を刺激して身体がかたかた震える。今更、先程までのことが全部恐ろしくなってきた、諦められたはずなのに、本当は立派な贄になれるようなマスターじゃない。「…アンリマユ、痛い」と震える声で呟いて…とはいえ、泣かないように唇を直ぐに引き結んでは、刺すような痛みに耐えるように目を閉じて)

2148: ナーサリー [×]
2021-03-08 17:27:23

≫御影尋

なんてこと!?バケモノだったなんて!だめ!だめよ!だめなの!!こたつなんかにマスターを食べさせないわ!!
(幸せな笑顔がピシリと固まり、目を丸く驚きに見開いて。即座にクッキーやチョコを手放し、貴女にしがみつきながら魔力を練り上げ。「どうしてそんな危険な物がここに…マスター、出なきゃ!一人で逃げるなんて嫌よ、マスターがいないと嫌──読者のいない本なんて…何の価値もないんだから!」お菓子より何より貴女を優先し、引っ張りだそうと。止めなければ憐れこたつは魔術で丸焼きか氷漬けか吹き飛ばされる未来が…)

(/背後様おめでとうございます!ナーサリーちゃんは声と仕草と最終再臨絵が非常に可愛いので是非使ってあげて下さい!ゲーム上の可愛いさを上手く表現できていればいいのですが…さてはて。)

≫アンリマユ

どうかしたかしら?悪役としての役割(ロール)を与えられても、きっと本質は──あら?かまくらは食べ物ではないの?ジャンヌリリィもバニヤンもジャックもアビーも東の知識が薄くてあまり詳しくはないの。でもちょうど良かったわ!これだけ雪があるんですもの、食べたら作ってみせてほしいの。
(紳士に悪も善もない、そんな風に笑いながら真似して側に腰を下ろし、肉まんをどのように食べるのか気にしながらかまくら談義に耳を傾けて。「理屈はわかっても実物見た方がより理解できるわ。見せてはくれないの?」と。それはそれは期待した目で。)

2149: アンリマユ [×]
2021-03-08 20:53:22


御影尋.

(捻くれてて、平凡で、運が無くて、この世全てなんてものを背負わされた者同士。似たような立ち位置ながらも決定的な違いは確かに存在していて、絞り出すように吐き出された弱音がまさにそれだ。世話が焼けると呆れる一方で、それ以上に──安心した。貴女が何と言おうとこちら側(都合のいい生贄)に堕ちてきたって良いことなど、無いのだから。赤が染み込んだ脱脂綿を握りしめると貴女に「痛いならべーってしてみ。」と、詳細は告げずひとまずべ、と出した自分の舌を人差し指で指差し、)


ナーサリー・ライム.

何言ってやがる、お前さんも一緒に作るんですよ。目指すは、そうだな…マスターが入れるくらいの大きさで!
(子リスのようなくりくりとした大きな瞳と視線がかち合えばにやり、と悪戯っぽく笑ってみせて。見てるだけなんてきっとつまらない…せっかくなので貴女も巻き込んで我らが飼い主のお家を造るのはどうだろうか。そのためにまずは腹ごしらえを…貴女も気になるみたいだしそれにほら、腹が減っては何とやらだ。袋を漁り中からホカホカの肉まんを一個取り出すと「ほい、熱いから気を付けなよ。」と言って貴女に差し出し、)
 

2150: 御影尋 [×]
2021-03-08 21:42:40

>>ナーサリー
おや…この化け物は自分のペットなので、貴女と自分を…そうですね、基本的には傷つけたりはしませんよ
(少しの悪戯のつもりが、随分と驚かせてしまったらしい。こちらに猫のように飛びついて、番犬の様にコタツを威嚇し始めた貴女に少々の申し訳なさと…あとは、小さい姿が故に微笑ましさすら感じて困ったように目を細め。とはいえ、壊されてしまっては…というか、部屋ごと破壊されかねないので。「ほら、おいで。怖くないですよ」と手を広げ、自身の脚の間に招くように首を傾け。貴女を抱きしめながらコタツで温まれたなら、どんなに贅沢だろう)

(/使います!!使いますー!!今頑張って育てています…ぐへへ。背後様の愛のお陰で(???)お迎え出来たことですし、可愛らしい背後様のナーサリーと我が娘も引き続き戯れさせてくださいませ…突然背後から失礼しました、今後ともよろしくお願いいたします!/蹴)

>>アンリマユ
…ぅ、
(ひんやりとしたふわふわが触れる度、燃えるように熱くなる傷口。強ばった身体は筋肉がこれ以上縮まれないと震えているし、お腹に回ったままの貴方の腕を抱き締めるようにしがみついて泣くのを我慢…我慢していれば、早く終わる、早く終わる…から。聞こえた声に薄らと涙の膜が張った瞳を覗かせて、素直に引き結んでいた唇を薄く開けるとちろりと舌先を出す。しがみついた腕だけじゃ痛みも不安も無くならなくて、不安定な心が怖いと叫ぶ貴方しか縋れる相手が居なくて、猫の尾の様に脚を絡めて…“助けて”と、傷つけた相手に叫ぶのはあまりにも哀れだけれど)

2151: ナーサリー [×]
2021-03-11 15:04:16

≫アンリマユ
まあ!わたしにもできるの?なら手伝わせて!頑張るわ!うふふ、マスターの為ってなったらもっともっと大きくしたくなっちゃうけど。
(まずは見本を、と思ったが一緒に作るのだと聞かされ。両手をあげてぴょんぴょん、やるわやるわと楽しそうに跳ね、その両手を思いっきり広げていっぱい大きいのを作りたい、と。──渡された肉まんを受け取り、改めてじっと見つめ。「雪のように真っ白なのに熱くてふわふわだわ!これが、かまくら…じゃなくてニックマーン…人名かしら?作った人の名前?…ふー、ふー…」火傷しないように、その小さな唇で息を吹きかけて熱を冷まし口へと運び、)

≫御影尋

ペットなの?本当の本当に大丈夫?大丈夫なのね?確かに危険な感じはしなかったけど──わかったわ。マスターがそう言うなら。
(説得されてこたつと貴女を交互にチラチラ。こたつに少しだけ警戒心を残したまま足の間に腰を降ろし。おもむろにぽんぽんとこたつテーブルを叩けば、「いいこと?あなた、マスターを少しでも食べたら承知しないんだから!ページを閉じるように半分になりたくなかったらちゃんとマスターの言うことを聞くのよ?」と少し物騒に言い聞かせ、ようやく貴女に寄りかかるように背中を預けて。背中に感じる暖かさと足を温めるこたつに、すぐ表情が緩まれば、そのままぎゅっとして欲しいとばかりに貴女の手を捕まえようと手を伸ばし。)

2152: アンリマユ [×]
2021-03-12 18:31:23


御影尋.

(縋るように食い込んだ指が肌にしわを作り掴まれてるのは手脚なのに、何故か心臓もギチギチと痛んで…本当に勘弁してくれ。必死にしがみついてくる貴女を見てると、以前目を離したら消えてしまいそうだ、と言われたことを思い出して、余計に痛みを訴える気が失せる。眉下げシーツに落ちる前に目の縁に溜まった涙を適当に拭きながら「また泣いてら。そんな掴まなくてもどこも行かねえよ。」と小さく笑い。だって手当てが終わったら一緒に昼寝して…チョコだってまだ貰ってない。差し出された小さな舌を軽く指先で突いた後、口付けようと自身のも伸ばし、)


ナーサリー・ライム.

ニックマーンじゃなくて肉まんね。中に肉が詰まった饅頭だからそう言うんだろ、よく知らねえケド。因みにあんこが入ったのはあんまん、カレーが入ったのはカレーまんって言うぜ。
(ぴょこぴょこ。飛んだり跳ねたりしてた貴女が隣にやって来たのを確認すると自分の場合、冷まさずそのまま齧り付き。…熱々のそれを口いっぱいに頬張りながら上記を。続けざまに「他にもピザ味のがあったり…。コンビニっつー24時間やってる店には季節限定だったり、色んな種類の饅頭が売ってるんだよ。」と極東の地に召喚された際の記録を思い出しどこか懐かしそうに目を細め、)
 

2153: 御影尋 [×]
2021-03-12 23:09:07

>>ナーサリー
っ、ふふ。はいはい、アリスはお強請りが上手ですね
(コタツはどうやら、少しは大丈夫なイキモノ判定を受けられたらしい。足の間に座った小さなお人形はコタツを脅した上で、その温かさを甘受して軽い体重が身体にぶつけてくる。よしよし、と頭を撫でようと持ち上げた手を追うように伸びてきた小さな手に小さく笑うと抱き締めるように後ろから腕を回し…お強請りも、最初に部屋にやってきた時と比べれば随分と慣れてきたものだと見習いマスターは満足げ。小さな手を指先で擦りながら「お強請りが上手なヒトは、好きです」と目を細め)

>>アンリマユ
ぅあ、え…ぅ…
(泣いてない。けして泣いてない。とはいえ、涙を拭う指先が温かくてほっとしてしまったのが悔しくて、悪戯に言われたことに倣った自分の舌をつつく指を食べてしまおうかと思った矢先に近付いた顔。不慣れな刺激、自分からならばなんてことは無いのに…ぎゅう、と蛇のように貴方の脚にキツく絡めてしまう。嗚呼、もう!喧嘩を売られた訳では無いけれど、ぶわっと這ったゾワゾワは恨めしい。痛みを塗り替えたもどかしい感覚に気付かないふりをして…少しの間、何かを考えるように眉を寄せてから「…がう」といつかのように短く吠えて、牙を剥く。前は鼻先に噛み付いたけれど、今日は、その生意気な口を塞ぐように。)

2154: アンリマユ [×]
2021-03-13 16:57:07


御影尋.

(体は冷たいのに内は温かくて視覚の暴力と相まって本末転倒だと分かっていても熱に呑まれそうになる。舌を引き抜き少しの間余韻に浸っているとがう、と小さく吠えながら顔を寄せてくる飼い主。完全に気を抜いていた為、不意打ちに多少は虚をつかれるもすぐに口付けの合間を縫って「にゃお、じゃねえの…?」とからかいながら瞳を愉快げに蕩かし。…何だったら、このまま貴女だけそのもどかしい感覚とやらに呑まれてしまえとすら思うわけで腕を持ち上げると髪は避け、耳の輪郭を指先でなぞったり内側を愛でるように撫でたりと弄んで、)
 

2155: 御影尋 [×]
2021-03-13 20:31:25

>>アンリマユ
(にゃお、なんて可愛い鳴き声が似合わないことは貴方が一番よく分かっているくせに。一本取ったつもりが、貴方があまりにも余裕そうで悔しさばかりがつのる…いや、というよりは、自分の余裕のなさが悔しいのかもしれないけれど。こればっかりはきっと一生埋められない。自分ばかりが着実に、追い込まれる、温かい指先が触れる場所が全部心地よくて、擽ったくて、冷たいはずの身体が熱を持って…まずい、逃げないと。ぱっとしがみついていた手を緩めると、猫パンチ宜しく貴方に向けて手を振って)

2156: アンリマユ [×]
2021-03-13 21:59:02


御影尋.

(腕の中で擽ったそうにもぞもぞと反応を示す主人が可愛くて唆られてつい夢中になって刺激を送っていると視界の隅にて、細い腕が大きく揺れたのが見え。そのまま頬に猫パンチ…される前に拳を受け止めてしまえば、おいたが出来ないように指をきっちりと絡めて笑い。痛いのもその逆の感覚も嫌だなんてわがままな飼い主だこと…口にはせず、逃げようとする貴女の耳元で「なぁに、もうギブ?このくらいで雑魚かよ。」と嫌味ったらしく挑発することで逃げるのを阻止しようと、)
 

2157: 御影尋 [×]
2021-03-13 22:37:38

>>アンリマユ
…、…。
(顔に熱が集まったように熱くて、耳元から背筋にまで走った感覚が悪寒なのか、別の何かなのか判断がつく程知識はない。口を数度、ぱくぱくと動かしたのは言いたいことは山積みなのに表現するのに言葉が出てこなかったがゆえ…呆気なく絡め取られた指が、何だか物凄く悔しくてきゅっと唇を引き結び。最初から逃がす気なんてさらさらないのではなかろうか…下手に暴れて、折角痛みに耐えた傷が悪化しても困る。貴方の顔が近いのを良いことに、視界にチラついた耳に唇を寄せて。「…もっと構ってくれるんですか?」…いや、本当に限界なのは自分なのだけれど。貴方が離れないのなら、売られた挑発は買うしか選択肢がない自分は、がぶ、と傷をつけないようにその耳に噛み付いて)

2158: アンリマユ [×]
2021-03-13 23:34:27


御影尋.

(来る者は拒まず、去る者は追わない主義だがこうして腕の中に囚われてる間はおいそれと逃す気もない。悔しそうにしてたかと思いきや身を寄せてくる貴女に愚かな駄犬は諦めたのだと判断し、見えない尻尾を揺らし。相変わらず負けず嫌いだと、口を開きかけて「…ッ、」不意に耳に走った刺激に一瞬とはいえ呼吸すら止めて眉を八の字に下げる。急に噛み付いてきた貴女に戸惑いを隠せないまま「なにして…アンタはマスターなんだから何もしなくていいんだって。」とそちらの動きを抑制するように絡めた指に少し力を入れ。…うん、だって翻弄されるよりする方が何倍も楽しいし、飼い主がグズグズになってる姿が見たい、)
 

2159: 御影尋 [×]
2021-03-14 00:20:48

>>アンリマユ
…貴方に好き勝手されるのは、少々納得がいかない
(まるで動くなと唸る犬みたい。唇を耳元から離し、身体ごと逃げるようにベッドの端に少しずつ避難しながら…痛みも和らぎ始めた傷口を髪の毛で隠してしまおうと首を振り、苦虫を噛み潰したような声で上記を。飼い主をいじめて楽しいのだろうか…悪趣味なことに変わりはないだろう、お互いに。ぎゅっと絡んだ指先に力を込めては「黙って貴方のオモチャにはなりませんよ、自分」…例えそれが奉仕だったとしても、だ。人間を睨む野良猫のように、苦そうな色の瞳に警戒と威嚇の光を浮かべて)

2160: アンリマユ [×]
2021-03-14 01:15:09


御影尋.

ちえっ、ケチだなー。そんなんだからいつまで経っても乳無しなんだ。
(そんなに嫌なのか。こちらの事なんてお構いなしに身をよじって逃げようとする貴女を目の当たりにすると流石に気持ちも萎えるもの、唇尖らせいつかのように悪態を吐き捨てて。それから繋がったほうの手を軽くブン、と振っては貴女から離れ一足先に自分はベッドのなかに潜り。…と、危うく忘れかけていたが手当ての最中だったんだ。手の甲で包帯と消毒液をそちらに転がし。恨めしそうにこちらを睨む貴女から視線を外すと瞳を閉じて、)
 

2161: 御影尋 [×]
2021-03-14 02:10:51

>>アンリマユ
(拗ねたように解放された身体が急に寒さを訴えてきて、布団に潜る貴方が余計に恨めしい。こちらに転がってきた医療品を鏡の前で使ってしまおうとベッドから立ち上がり…ぐらりと揺れた視界。無頓着が故に忘れていたけれど、身体はとうに限界だったような…静かにベッドに背を預けながら床に座ると、壁際に小さくなって目を閉じる…「…乳無しとは相変わらず失礼ですねぇ。貴方だって成長しない駄犬のままでしょう」と言葉を吐き出して。大丈夫、黙っていれば誰も気付かない、怒らない、痛いことはもう無い。無意識に傷口を庇うようにして這わせた指先が、僅かに湿ったそこを抉ったようでじんわりと頸だけが熱を持ち)

2162: アンリマユ [×]
2021-03-14 14:40:18


御影尋.

?死んでるんだから当たり前だろ。…つか口じゃなくて、手を動かしてくんねえかなぁ。
(同じく拗ねたような声が鼓膜を打ち閉じていた瞼をゆるりと持ち上げ。成長…、とは精神面、それとも肉体面のことを言ってるのか。…何にせよ不満があるならこの体の持ち主に言って欲しい。傷付けたのは自分で分かってる…けど、他のマスターだったらもう手当てが終わってる怪我だからこそ呆けてる貴女に眉を寄せ。腕についた多数の爪跡を一瞥した後「お前ドクター相手でもこんな調子なの?」と。何せ戦闘後はいつも貴女を預けて自分はトンズラこく為、こんなにも手こずるのかと…、)
 

2163: 御影尋 [×]
2021-03-14 16:34:35

>>アンリマユ
…?、はい、ええ、まあ
(手を動かそうにも気だるくて動きたくないのだけれど…ぐわんぐわんと揺れる視界が嫌で目を閉じたまま、貴方の言葉を反芻する。死んでいるのに、温かい体温を持っているなんて狡い、欲しくなってしまう。頭に描いた医務室は、痛い記憶しかなくてあまり良い思い出はない、それでもドクターの腕に爪を立てるわけにもいかなくて、結局自分に傷が増えて治療が長引く悪循環…「起きたらやります、寝ます」単語だけ並べて、体力の回復を最優先した自分はそのままずりずりと壁を枕に欠伸をひとつ)

2164: アンリマユ [×]
2021-03-14 17:42:28


御影尋.

も~寝るならこっち来いよ、馬鹿。
(いつもみたいに潜り込んでくればいいのに下手したら寝違いそうな体勢で眠ろうとする飼い主に呆れが募り。ベッドから降りて向かうは貴女の元…ではなく出口。自分さえ出て行けば、他人の目さえ無ければ、ちゃんと傷も手当てしてベッドで寝てくれるはず。…それに“最初から居ない”のだからわざわざ起きて探しに行くことだって無いだろう?そう信じて…「包帯巻くだけなんだから、ものぐさしないでちゃんと巻けよ。」扉の開く音を聞きながら振り向きざまに伝え、)
 

2165: 御影尋 [×]
2021-03-14 20:33:47

>>アンリマユ
…はぁい
(馬鹿じゃない、と言いたいけれど、出口に向かう飼い犬を引き止められるほど褒められたことはしていない自覚はある。本当は手を伸ばして、掴んで、行かないでって、一人にしないで、そばにいて…なぁんて、言いたい、けど…「アンリマユさん、また明日」、貴方の背中に何とか絞り出した単語を投げて。貴方はきっと、自分の手元から離れたいのではないか…首輪が邪魔だと言われたら、自分は外せるだろうか。手を伸ばして貴方が潜っていた布団を手繰り寄せると抱き枕のように抱き締めて顔を埋め、ぐぅっと喉まで出かかった言葉を飲み込んで)

2166: アンリマユ [×]
2021-03-14 22:06:47


御影尋.

……、
(振り返ればそこには床に座り込んだまま人が使ってた布団を大事そうに抱き締めてる飼い主がいて…これで無自覚というのだから、本当に質が悪いったらない。背後では自動ドアが閉まる気配、ガリガリと人差し指で頬を引っ掻きつつ、寝台のサイドテーブルに歩み寄り。部屋の主には無許可で自分のスペースとしてる引き出しの最奥からリボンの巻かれた小箱を持ち出し、部屋の隅っこで小さくなってる飼い主の前でしゃがむ。素直じゃないのはお互い様「…ん、やる。」とぶっきらぼうに言うと持ってた箱を貴女の後頭部にこつり、)
 

2167: 御影尋 [×]
2021-03-14 22:45:14

>>アンリマユ
(自分の布団から当たり前のように貴方の気配がして…今更一人が平気だと思えるほど自分は強くない。寒い身体を温めるように布団に顔を埋めていれば、部屋の中で動くヒトの気配。こつん、顔を上げて、衝撃の主を見上げて…から、箱を受け取るように両手を伸ばし。箱を片手で受け取って、もう一方の手で貴方の手を掴もうとして、やめた。そばに居て、寒い、一人にしないで、今だけでいいから、身体が重たくて怖い、痛いのは嫌…言いたい、けれど、貴方はきっと呆れるから。手に取った箱をまじまじと眺めては、「…開けても?」と小さく問い)

2168: アンリマユ [×]
2021-03-14 23:43:58


御影尋.

良いよぉ、けどその箱にはちょっとした魔術が掛かってね。“悪い子”が食うとクッキーが爆発しちまうんだ…ヒヒヒ。それでも食うかい?
(こちらを見上げた顔は今にも泣き出しそうな表情をしていて思わず空っぽになった手が頭に伸びる。そのままわしわしと可愛がりつつ問いかけに二つ返事を。まあ、本当は何も仕込んでない、ってことくらい流石に分かるだろうけど。…それでも好物をつまみながらだったら痛みも恐怖も少しは和らぐんじゃないかと、淡い期待を寄せ巻かれたリボンを解きつつ選択を迫り、)
 

2169: 御影尋 [×]
2021-03-15 00:19:21

>>アンリマユ
…自分“いい子”ですもん
(頭に伸びてきた手が、温かくて何だかほっとしてしまって、ぎゅうと布団に脚を絡めるようにして体温を補い…貴方は時々とても優しいと思う。目の前で解かれていくリボンは緊張の糸みたいで、箱の中身は大好きな甘いもの、「…いい子なので、少しなら痛いのも我慢出来ないこともないです」、目の前に現れたソレに指先を伸ばして、貴方曰く爆発物らしいそれを口元へ運びながら近くに転がっていた包帯を横目に見遣り)

2170: ナーサリー [×]
2021-03-15 10:30:12

≫アンリマユ

ふぅん…なるほどね!つまりチョコレートが入っていればチョコまんでクッキー…ジンジャーブレッドが入っていればジンジャーブレッドマンであんぱんが入っていたらアンパンマンってことね!狼さんは十分詳しいみたいだけど、東の国のサーヴァントなの?わたしも行ってみたいわ、だってこんなにおいしいもので味の種類が沢山あるんでしょう?
(はふはふ、もぐもぐ。若干勘違いして覚えたようだが、隣で話を聞きながら一生懸命肉まんを頬張り、その味に舌鼓を打つ。「おいしい、いいな、羨ましいわ」と東の国へ思いを馳せながら食べ進め。こっそりと外で雄大な自然の景色を眺めながら誰かと一緒におやつを食べるのはとても幸せで楽しい。歌を歌い出したいくらいにはご機嫌に身体を揺らし。)

≫御影尋

甘えてしまうのもしかたないわ。主従関係って本と読者、それだけだと思っていたのだけれど、こんなにもマスターが恋しいし、こうして一緒にお茶会をしていると甘えたい気持ちが止まらないの!それに、マスターがおねだりが好きなら、わたしもっと欲張りにならなくちゃ!うふふふ♪
(後ろから抱えられるとより貴女の優しさと暖かさを感じ取れて、表情も心もチョコレートのように穏やかに溶けていく。自分の手を撫でる貴女の手を捕まえて抱きしめ、持ち上げ…自分の頬を寄せてすりすり。抱きしめてもらった次はなでて欲しい、「ごめんなさい、これじゃあマスターもわたしもお菓子を食べられないわ。でも、少しだけこうさせてね。」と。)

2171: アンリマユ [×]
2021-03-16 20:22:15


御影尋.

甘いもの持っててヨカッタネ、たまたまに感謝しろよ~。
(自分の言いたいことはちゃんと伝わったようで何より。そして喜ぶべきなのか、嘆くべきなのか三度目のバレンタインとホワイトデー。くれるって言うから…というより、長い付き合いの相手に換金アイテムもといガラクタを投げるのは人でなしとて少し気が引けて。今年は柄にもなくちゃんと用意してみたお返しをどさくさに紛れて渡せたので満足。目的も果たせて尚且つ嬉しそうにクッキーをつまむ貴女に一瞬、微かに頬を弛ませ首から肩にかけてグルグル包帯を巻きはじめ、)


ナーサリー・ライム.

いんやぁ?ただ、前に日本に召喚されたことがあってさ…っつってそん時はマスターの方針でほぼ牛丼しか食わせて貰えなかったんですけどねえ!!お陰でどこ召喚されても、牛丼見るたびにソイツの顔思い出すよ。
(今にして思えば主従仲はそう悪くなかったし基本的には輝かしい思い出ばかりだが、食事に関しては“正気じゃない”の一言に尽きる。お互い好物でも何でもない、そんなに美味しくもない物を朝・昼・晩毎日毎日食べ続ける日々は軽い拷問と言っても過言ではなく、契約が切れた今でも軽いトラウマだ。霊基に確りと刻まれた記憶という名の傷跡に少し弱ったように、肩を竦めつつ遠くのほうを見つめ、)
 

2172: ナーサリー [×]
2021-03-18 15:12:15

≫アンリマユ

メニューが一つだけだなんて、物語だったら致命的よ!その時の狼さんは悪い魔法使いに捕まった囚われのお姫様として召喚されたのかしら…?でもそれなら、今はとても充実しているってことでいいのかしら。また昔に戻りたいとか思ったりは、するの?
(もぐもぐごくん。小さな口ではなかなか一個食べきるのに時間がかかる。ようやく食べ終えると小首をかしげて貴方の顔を見上げ、その少し弱ったような顔に、その背中に手を伸ばし、よしよしと撫で。「でも悪いことばかりじゃなかったんでしょう?悪いことも良いことも全部合わせて物語なのよ。人は悪い物語は消したがるものだけど…あ、次はミルク瓶をくださいな。」と最後には明るく催促を。)

2173: 御影尋 [×]
2021-03-20 22:38:53

>>ナーサリー
…あ゛ー
(可愛い。なんて可愛いのだろう、この娘は。堪えきれなかった心の声が弱ったような、負けを認めるような声になって口から溢れ出て、触れた頬の体温を確かめるようにふにふに指先で愛でてから手の甲で撫でて。小さな体に擦り寄るように身を寄せて、甘いものもこれなら我慢するのも悪くない。けれど、その度に「…物語の最後がくることは理解しているのですが、なんでしょう、なんでしょうね」…この旅の終わりが惜しいなんて願ってはいけないことを願う。今はコタツの温かさと貴女の重みを甘受することにして、うつらうつらと目を閉じ)

>>アンリマユ
…ふふ、愛されてますねぇ、自分
(貴方のことだから、これをわざわざ用意してくれたことはわかっている。最初の年はバンダナを、2年目は花火を、今年は…クッキーをおくる意味なんて貴方は気にしていないだろうけれど。この贈り物に見合う手作りチョコなんて、用意出来る自信はない。「あんひはふはんほ」と、貴方も食べてくれと自分は摘んだクッキーを咥えて、せかせかと飼い主の治療をする飼い犬にひとつ差し出して)

2174: ナーサリー [×]
2021-03-24 10:49:16

≫御影尋

大丈夫よマスター。人は終わりがあるから希望や夢を見て、想像して物語を作るんでしょう?マスターが物語の続きを綴ってくれれば────あら?
(貴女に撫でられ、包まれて幸せ。そんな幸せを与えてくれるマスターから聞こえた独り言のようなつぶやき、惜しむ色。こんな童話を愛してくれるマスターならば世界を敵に回したってって思ってしまう。──ふと、体にかかる重みが増した気がして、そぉっと貴女の様子を伺ってみれば、どうやら眠りかけてるようで。「マスター、マスター?眠るならベッド…叶わないならせめて横になりましょう?ねぇ、ますたー…?」大きな声にならないようにそっと囁いて、貴女の手をぽんぽん、ゆさゆさ。起きて?──起きない。とんとん、ゆさゆさ…次第に自分まで眠くなってきてしまって、貴女の手に抱かれたまま目を閉じ、、、すぅ、すぅ…。)

2175: アンリマユ [×]
2021-03-25 22:04:53


ナーサリー・ライム.

新しいものが見たくて終わらせたんだ、思い出すことはあっても戻りたいとは思わない。正義の味方はお姫様を助けられて…めでたしめでたしで終わった舞台の幕をもう一度上げようなんざ、無粋な真似はしないさ。
(自分よりも幼い子に元気づけられるのは些かむず痒い気分。しかし小さな手が頭やら頬を撫でる感触は何だか気持ちよくてそのまま身を委ね、ユラユラと体を揺らし。「もしかしたらコッチに来ることもあるかもね、そん時は仲良くしてやって。仕事相手は沢山いるけど友達はいねえ残念なお姉さんナンデス…女子会のなんたるかを叩き込んでやってちょうだい。」と小さな手にミルクの瓶を握らせて笑い、)


御影尋.

可愛くしてやったんだから(?)前みたいに寝ぼけて取るなよ~。
(楽しそうな声に不服げに眉寄せつつ取れないように布の先をちょこんとリボン結びすれば手当てはおしまい。一息つく間もなく、差し出されたそれは手当てのご褒美か、せっかくなので素直にあーんされて。サクサク、頬を動かしつつクッキーを咥える貴女をちらり。「……。」食べたいわけではないが、飛び出てる物は引っ張るかしまいたくなるのが人の性。自然と目が惹かれてそろそろ、と口元に指を近づけ、)
 

2176: 御影尋 [×]
2021-03-28 22:32:49

>>ナーサリー
…、おやまあ
(終わりがあるから、その結末を夢見るのか、はたまた、その終わりに絶望をしたままそちらに向かわざるを得ないのか…きっと、どちらも正解なのだろうと思う。生に執着のない自分には難しいことでも、きっと貴女ならハッピーエンドに導いてくれる。ぱちり、と目を開けると貴女に体重をかけてしまっていたことに気が付いてのそりと身体を…起こそうとして、貴女が静かなことに気が付いて。少し逡巡したあと、貴女を横抱きにしてベッドに運ぼうかと手を伸ばし)

>>アンリマユ
…、む
(綺麗に巻かれた包帯は、じくじくと痛む傷口を無かったことにするようで、結ばれた先が何だか首輪のリボンみたい。指先から消えたクッキーに満足気に目を細めていたけれど、こちらへと伸びてきた指先にぱちりと目を瞬いた後、もぐもぐと一足先に口に放り込んで。もっもっと咀嚼しながら、ふいっと顔を逸らし…あげませんよ、甘いものは毒判定食らっちゃいそうなんでしょう?なんて言葉も飲み込んで、汚れた指先を拭く先を探すように視線をさ迷わせながら「だめ」と辛うじて一言)

2177: ナーサリー [×]
2021-04-03 15:20:47

≫アンリマユ

物語としては何度でも繰り返し見てほしいものだけど、それはあなたにとってハッピーエンドなのね?それならいいわ。それで、新しいものはちゃんと見つけられた?
(見上げた視線と撫でる手を外し、くすっと笑って渡されたミルクをこくこく飲み出して、満足そうに尋ね。「お茶会に牛丼はちょっと合わないものね、もし会えたらしっかり教えるわ!もちろんお友達にもなるの!その時は狼さん、あなたも一緒よ?」くすくす微笑みながら、飲み物ものんで一息ついて、満足満足。)

≫御影尋

──…くぅ、すぅ…
(小さな寝息を立てながら、貴女に横抱きにされて運ばれて。むにゃむにゃと幸せそうな笑顔を見せながらも、無意識に貴女の服の裾を掴む指先は離れたくないと言っているようで。「…ますたー…。離しちゃ、、嫌よ…」と寝言を。人はいずれ大人になり童話から離れるのは仕方ない。いずれ来る終わりが幸せでありますよう、本の内容は忘れられても、幸せだった記憶は残りますように。いつかの終わりまで、きっと。側に。)

2178: アンリマユ [×]
2021-04-07 00:28:06


御影尋.

食ったら祟られ…….あ、にっひひ。
(ただ飼い主を苛つかせたかっただけなのでクッキーは別にどうでもいいとして“ 食べたら祟るだろう? ”と挑発を重ねようとしたところでふっと降ってきた天啓に、生意気なガキっぽく口角をつり上げる。早速、安全そうに見えるベッドの上に逃げると遠くへ叫ぶ時のように手を口の横に添えながら「やーい、妖怪プリン女!つるつるぺったん!飯嫌い!」と今時小学生でもしない低レベルな煽りを入れ。良い気になって悪口を列挙する様は憎らしくもあるが遊んで欲しくて吠える犬のようでもあり、)


ナーサリー・ライム.

そうだねえ…オレにはもう関わりのない話だが、救われたものは確かにあったよ。
(救いたかった相棒も助けられたし文句なしの大円団を迎えられて大満足。…だから強く再会を望むことはないけれど。もしも万が一、奇跡とやらが起こってまた会うことが出来たのならその時は。「……まあ、気が向いたらな。」と人差し指で頬をかきつつ、ぶっきらぼうに誘いに応じ。…何だか居ても立っても居られず、貴女を置いてそそくさとその場から離れれば雪をかき集め始め、)
 

2179: 御影尋 [×]
2021-04-14 16:52:09

>>ナーサリー
…ええ、貴女が望むなら
(決して寝心地は良くないはずの腕の中で、小さな姿をした英霊はさも幸せそうに眠っているものだから、なんだか日常が平和で溢れたものみたい。物語がハッピーエンドになった時、その世界に貴女はいないと分かっているけれど…せめてそれまで、自分は「大丈夫です、傍に居ます。最期まで」、小さい身体を抱え直しながらベッドに腰掛けて)

>>アンリマユ
…、
(むっ…煽り文句にほんの少しだけ、眉を寄せるけれど、まあ仕方がない事実なので。軋む身体を持ち上げて、抱え込んでいた掛布団を貴方の方へと放り投げ。ベッドに脚を掛けては「うるさいわんわんは、檻にしまってしまいますよ」と手を伸ばし…さあ、痛いのを我慢したのだから、貴方にも苦しんでもらおうじゃないか。指先が貴方に届いたならば、そのまま引き寄せて抱き留めてしまおうかと)

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