自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
2：フルート　[×]
2018-06-07 22:42:28

用語集

＜リンボ＞
もとは別の名だった内陸の小さな街。今回の舞台でもある。
街とは言うものの、どこか田舎な雰囲気を残しており、ビルはあまり見かけない。
交通量もあまり多くはなく、歩行者のほうが多い。
街路樹も並び、見る限りでは普通の平和な街。
実際は資産家アルプトラオル家により買い取られ、人外の街と化している。
それぞれが人間と思って暮らしているため、お互い人外という認識がある人とそうでない人がいる。

＜人ならざる者・人外＞
人間が持つはずのない力を持った人々。
御伽噺や聖書に出てくる魔女や悪魔、天使の他に、吸血鬼や鬼、超能力者など様々。
人の姿をしているため、一見見分けはつかない。

＜能力＞
人外にはいくつかその種族特有の能力を持つ。
それは同じ種族でも個体差がある。
いくつかの能力の内、代償を支払うことで強大な能力を使用できるものもいる。
その能力は下手をすると天変地異を引き起こすとも言われる。

＜代償＞
強大な能力を使う際に支払うもの。
代償は決まっていて、複数ある。
・能力の代償
知力・体力・魅力・寿命などを失う
・人間の代償
自分自身ではなく、大事な人がいなくなるか、自分との関係がなくなる
・社会的地位の代償
地位や職、戸籍など社会的な居場所がなくなる
・経済的な代償
金銭的な損失、または破産する
・前世の代償
前世で代償をすでに支払っているが、その影響は現世も来世も続いていく。

＜レリクス＞
リンボが前の名で呼ばれていた時に、共に過ごしていた幼馴染二人が結成した探偵社。
そのうち幼馴染二人を含め、上位９人がエンジェル・ナンバーと呼ばれている。
最近立ち上げられた比較的新しい探偵社で、リンボをかつての街に戻すために活動中。
リンボに人がまだ住んでいると思っている。
三階建ての賃貸事務所の二階に事務所を構えている。
三階は空き事務所。一階はスナック。

＜エンジェル・ナンバー＞
レリクス上位9名。人数的には9人だが、本当は10人。
もう一人はアルプトラオル家へ行くと同時に離脱。
現在のNo.9は元No.0。No.1とNo.0の二人が探偵社の発案者。
それぞれイメージの合う石と色を身に着けている。
エンジェル・ナンバーはお互い人外であることは把握済み。

＜クックロビン＞
レリクス事務所の下にあるスナック。午後5時から開店。
レリクスとは協力関係にあり、ここで得た情報を手掛かりに、と提供する。
スナックなので基本お酒ばかりだが、たまに子連れの親が来ることもあり、ジュースなども置いてある。
同様の理由で店内禁煙。ママとチーママ二人で経営。水曜は休日。
レリクスリーダー（No.1）と副リーダー（No.9）とはお互い人外であると把握している。

＜アルプトラオル家＞
街を買収し、リンボとして再建させた資産家。
その実人外の一族。人外のための理想郷として、リンボを完成させた。
人を追い出すためにいろいろやったのもアルプトラオル家。
表は人間の資産家だが、裏では人外を集めて人外のための世界を造ろうとしている。
アルプトラオル家上位９人には悪夢という通り名のようなものがある。
リンボにある数少ないビルの持ち主で、そのうち一つがアルプトラオル家の居住として使われている。

＜悪夢＞
アルプトラオル家の当主を含む使用人や、幹部の人外9人の呼び名。
能力や見た目などからその名が付けられた。
出自はばらばらだが、理想は同じ。
レリクスとは敵対にあるが、同じ人外として分かり合いたいとも思う者もいる。

＜ウェザーコック＞
リンボの裏で活躍する3人組の情報屋。
リンボに人がいないことは把握済み。
アルプトラオル家の目的も知ってはいるが、中立派。
どちらに転んでも住みやすさは変わらないと思っている。
通り名に3種の神器の名が使われている。

悪夢の街の天使（3L/現代ファンタジー/戦闘/ほのぼの/人数制限あり）/15