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美しい白髪姫と汚れた黒髪執事/218


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141: シオン [×]
2018-06-27 18:38:13

…、まぁいいか。

あぁ、この子は私の可愛い奴隷よ…。

(冗談で言った言葉を呆れ顔で見て流し正門をくぐったら前に白い執事服と白いメイド服を着てる黒い仮面を被った人間にシオンはシュバルツを奴隷といい同じネックレスを見せ微笑み奥に歩みを進め)

142: シュバルツ [×]
2018-06-27 19:19:32

…彼らは、魔界の住人ですか?
(主の手前ジロジロと見る訳にはいかなかったが、仮面の男女の前を通り過ぎると器用に視線だけを後ろにやりつつ正体を尋ねて。)

143: シオン [×]
2018-06-27 19:38:58

神の使いよ…。

めんどくさい神のね…あいつらがいるってことはいるでしょうね…。

(シオンは嫌々そうな顔を歪め悪口をいいため息をつきすたすたと暗いトンネル状の道で所々にランプがついておりシオンが通るとゆらりと揺れ『あいつらの飼い主にオークションでどうせ会うわ』と呟き)

144: シュバルツ [×]
2018-06-27 20:59:01

…シオン様が言うなら余程なのでしょうね。出来るだけ関わらない様に致します。
(露骨に顔を歪める相手に、神とやらのタチの悪さが薄々理解出来ればその事を心に留めて。薄暗い順路を「魔界人の趣味はなんというか、独特ですね…。」と少々気力を削がれた様子で進んで行き。)

145: シオン [×]
2018-06-27 21:20:17

言っとくけど私の趣味は可愛いもんよ?

私なんかよりもっと変なのいるから…。
ほら、出口よ。

(シュバルツの疲れたような顔に笑い忠告をしながらあるき光が見えそれをくぐると赤い月が世界を照らし黒いロープを被ってるものや蝶やコウモリ化け物みたいなものが行き来している時には首輪をつけて引きづられてる人間もいてシオンは美しくないと思いシュバルツに『ようこそ、コチラノセカイヘ』と始めて出会った笑顔で囁き)

146: シュバルツ [×]
2018-06-27 21:58:10

…おお、良いですね。赤い月と異形三昧。
(暗い道を抜け、人の世界とは違う赤い光と跋扈する人外達が視界に入ると、何処と無く嬉しそうに返し。流石に引き摺られる人間を見て良い気持ちはしないのか「うーん、待遇は本当に主人次第ですね…あ、あの猫頭さん可愛い。」と途中まで同情の篭った目線を向けていたが、直ぐ他へ目移りしてしまい。)

147: シオン [×]
2018-06-27 22:04:39

アザレアのときもそうだけど…。
シュバルツ…猫好きなの?

(シオンはシュバルツの発言に違和感を発見し猫が好きなのか?と面白そうに笑いかけそうこうしてるうちに目の前で首がない馬が引いてる馬車が止まり扉が開き黒い蝶がシオンの前で手紙となり消え手紙には『裏とったよ~んあとは頑張って落としてね~』と身のぼえのある名前が書かれていて)

148: シュバルツ [×]
2018-06-28 11:49:14

確かに猫は好きですよ、此方を振り回してくれる所とか、あのツンとした雰囲気とか。
(しれっと答えていると、目の前に留まる首無し馬車に何事かと足を止め。覗かずとも見えた既視感のある文体、名前に「アゲハ様?…裏取り、何のお話でしょうか。」と首を傾げ。)

149: シオン [×]
2018-06-28 12:04:23

可愛いげがあったのね~

ん~オークションで事前に出るもの調べてもらったのよ…私が目的なのはこの子の片割れよ。

(シュバルツの猫好き一面を見て笑いアゲハの手紙を読みシュバルツの問いかけに自分につけてる白い蛇のブレスレットを優しく撫で馬車に乗りオークションの目的を話し)


150: シュバルツ [×]
2018-06-29 19:14:34

成程、そういう事でしたか。
(馬車に乗り込んで相手の向かい側に座り、目的の詳細を教えられるとその手首に光る白蛇を見て頷き。馬車がカタカタと音を立て進みだすと「…因みに相場はどのくらいに?」とオークションに疎い為浮かんだ素朴な疑問を投げかけて。)

151: シオン [×]
2018-06-29 19:30:47

ん?5億ぐらいかしら?
場合によっては増えるかもね~
(何気なくさらりと大金を笑顔で答え窓にもたれ掛かり魔界の風景を眺めていて)

152: シュバルツ [×]
2018-06-29 20:36:01

う…頭が痛くなります。
(自身からすれば途方もない金額に、思わず額を押さえて溜息をつき。馬車に揺られながら見る異界の景色は、禍々しくも何となく親しみが持て「魔界ってもっと気色悪い所かと思ってましたが、案外居心地の良い場所ですね。」と微妙に失礼で正直な感想を零し。)

153: シオン [×]
2018-06-29 21:14:35

そうね~、今日はここの王と皇女が機嫌良いからかしらね~前来たときは酸の雨降ってたわね~。

(ケラケラとあれは凄かったと笑い馬車が止まりバサバサとシオンの肩に鳥が止まりシオンは鳥を指に移し魔力を込めると招待状に変わり『さてついたみたいね』と微笑み馬車を出た)

154: シュバルツ [×]
2018-06-29 21:49:12

にわか雨で死人が出ますね。
(酸の雨という物騒なフレーズに軽口で返すと、馬車から降りて。格式高い場という事が辺りの雰囲気からありありと解れば「オークション側が招待状を出すとは、余程上客と認識されておられる様で。」と主の散財っぷりを揶揄しつつ服の座り皺をさり気なく直し。)

155: シオン [×]
2018-06-29 22:07:43

そりゃあ、死神界の幹部がくればオークション側も嬉しいでしょうね~。

(さらりと重大なことを言いスタスタと歩きオークションの商人たちに挨拶をしながらV.I.P.部屋まで専用エレベーターに向かうためとある壁の宝石に招待状を照らすとエレベーターが現れシオンはそれに乗り)

156: シュバルツ [×]
2018-06-29 22:30:58

…そういう事情は、せめて此処へ着く前に教えて頂きたいものです。
(主の待遇すら知らないままでいるのは従者としてあまり好ましくない事、会場で大恥をかく所だったと少し低い声で抗議しつつ相手の後ろを歩き。豪奢な装飾の施されたエレベーターへ乗り込み、ドアが閉じると「その、幹部階級は何人程いるものなのですか?」と疑問の追求に入り。)

157: シオン [×]
2018-06-29 22:42:27

幹部は7人いて。そんな力差はないわよ。ちなみにアゲハも幹部の一人…。幹部情報なんて滅多に言わないわ、下手したら弱点を教えるってことになるから…。

(シオンは微笑みシュバルツに話すってことはそれほど信用してるということを言わないでおいてチーンという音がなりエレベーターの扉を開くと白い花が描かれてる部屋がありシオンはその部屋に入ると白と紫の色を豪華に装飾されたベッド、ソファ、机や椅子などがあり台所も用意されていて)

158: シュバルツ [×]
2018-06-30 21:36:16

ああ、アゲハ様が同僚だと仰っていました…そんな人を私一人で対応させたんですか。
(朝方の客人を思い出して、主の意図を斜め上に解釈すれば深く嘆息しエレベーターから出て。VIPルームルームらしき場所へ足を踏み入れると「もう普通の住居ですよねこれ…」とあまりの豪華さに呆れた様な表情で内装を見回して。)

159: シオン [×]
2018-06-30 21:44:03

ふぅ、疲れた…まだ始まらないし…

シュバルツ~紅茶いれて~

(ふらふらとため息をつき壁一面に張ってある硝子の前に置いてある2、3人は座れるぐらいのソファーベッドにもたれ掛かりキッチンの方へ指を指しシュバルツに紅茶を入れるよう指示をし白いブレスレットを外しパチンと指をならしブレスレットを小さな蛇に変え首にかけ)

160: シュバルツ [×]
2018-06-30 22:27:16

かしこまりました。
(指示を受けると部屋の物色を止め、テキパキと用意を始めて。最初から置いてあった魔界産の菓子を、幾つか引き出しから取って味を確かめ。その中でもクセの少ないものを盛り付け、紅茶と共にソファ前のローテーブルへ出すと「お待たせ致しました。ダージリン風の魔界茶と、チョコレートクッキー風の魔界クッキーです。」とテキトーな説明を添えて。)

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