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アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL //3827


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2425: メアリ・フィールズ [×]
2019-05-19 20:05:39


>主様
( / こんばんは!先日お相手頂いたばかりではありますが、宜しければまた>2420の続きからお話しさせて頂けませんでしょうか?)



2426: 赤の女王 [×]
2019-05-19 20:24:06



>キキ

(/お越しくださり有難うございます…!ベッドですがどんな物がいいと見に行くので有れば羊邸に来た旨の交流文を頂いても良いでしょうか…!因みに…!もしお姫様ベッドを手に入れるのが目的でしたら他の住人の元で仕事をして購入資金を手に入れてからの方がオススメです!)



2427: 赤の女王/ジャック [×]
2019-05-19 20:38:59



>メアリ

お姉さんだが、俺から見たらまだまだコドモだっつーこと。("小さい"と言う言葉を引き金にするように、彼女がぷんすこと怒り始めればその必死さが寧ろ可愛らしくもより一層と子供らしさを引き立てていると思えて為らず。背丈だけ、その見目の雰囲気だけを取るならばティーンエイジャー、思春期の女性と言った所だろうが、言動や空気感が彼女をより幼く見せていると如何したって子ども扱いが顔を覗かせてしまい。自由な手を使い自らのことをトンと軽く叩いて示しては「ほら、アンタから見たら俺はオッサンだろ?……ああ、ただのオッサンじゃなくてイケてるオッサンな」逆転の発想として自分から見た彼女は子供だが、彼女から見た己は逆だと言う事を説くように、ただ告げるのでは面白くないとキリッとした雰囲気で後者を添えて。上機嫌に服に触れた彼女の発言に合わせて追い掛けるように自らも視線を彼女の服装へ、ヒラヒラと揺れるような服装は何処か大人びたような雰囲気も纏っていて、何よりもその言葉通り可愛い満点な姿を見せられればつい肩を震わせて自然な空気感でくっくと微笑まし気な笑みを零し「――ッああ。嬢ちゃんは可愛い満点だ」目尻の皴を深める様にウインクをパチン、そうして暫く庭園を進めば漸く到着した出入口。扉を開き、彼女が入ることを促すと「ようこそ、アリス。――赤の城に、」彼女が足を踏み入れるその時に、それがまごう事無い後に引けない現状だとでも言う様に、そんな言葉を添えて。)

(/お越しくださり有難う御座います…!早速お返事をさせて頂きました!。女王との顔合わせですが強制イベントではない為、省略される場合は終えた旨のロルを頂けると幸いです…!)



2428: レオナルド [×]
2019-05-19 20:55:56


(/お世話になっております。先日までの気候が嘘の様に暑い日が続いていますが主様はいかがお過ごしでしょうか?寒暖差の激しい季節ですので、ご自愛くださいませ。本題となりますが、もしよろしければ>2347の続きから失敗アリス様とお話させて頂ければと思うのですが、既に2名のアリス様がいらっしゃっていますし、お忙しいようでしたら日を改めますので遠慮なく仰ってくださいませ!)


2429: 赤の女王/ジャック/失敗アリス [×]
2019-05-19 21:10:40



>レオナルド

此処は僕と成功作を閉じ込めておく場所だから、貴方達みたいな本物のアリスは嘘か取り繕いで此処を遠ざけられるよ。(自らにとっては可愛い見目をもつこの家こそが、自由を奪う檻なのだ。淡々と、それでいて自由を持ち歩くアリスに対する嫉妬を浮かばせながら扉を開いて。途端、中に広がるのは可愛らしい見た目とは真逆な血生臭さの広がる荒んだ様子で。花瓶は割れ落ち、いつの物か分からない花が枯れている。壁紙はナイフのような物で切り裂かれて、床に意識を向けなければ落ちている硝子破片に気付けない。目のとれた人形があっちこっちと置かれる様は奇妙で、不気味。そんな部屋を一瞥もせずに薄暗い中を真っすぐに進み、「階段だから、気を付けて」少しだけ振り返れば今度は階段を下りて行く。暫く、まるで土の中に帰るかのように幾つもの段差を降りて行けば「――痛い?」目を慣らさないと何も見えないほどの暗闇、到着した部屋に入れば電気を点けて。それでも尚、薄暗さの残る部屋は全面がガラス張りで、不気味な深海魚が泳ぐ映像が流れる他は簡素な部屋が広がって。ぽつり、呟きほどの声量で尋ねるのは今更に近いそんな問いかけで)

(/こんばんは!お越しくださり有難う御座います…!いつも暖かいお言葉を頂き、とても嬉しいです。こちらは元気です…!レオナルドさん、背後様にお会いすることが出来、より一層と元気になります…!。背後様もどうぞお体を第一にしてくださいませ。早速お返事をさせて頂きました!お時間が許します迄どうぞ宜しくお願い致します。)



2430: メアリ・フィールズ [×]
2019-05-19 21:31:39


>ジャック
……メアリがどー見えてうからんて、分かんらいもん。ちっちゃく見る人もおっきく見る人もいるんらもん、その人のためにメアリがころころ変わっちゃったら疲れちゃうれしょお?
(確かに相手の言う通り、自分よりも大人な人間から見れば"お姉さん"などと捉えるのは可笑しな話だろう。どうやらその指摘自体にはやや悔しさを感じつつも納得したようでむっとしつつも少しばかり沈黙してしまい。しかしそれでも全てを認めきれないのは体ばかり大人になって幼い中身を抱えた自分だからこそのギャップが関係しているのか、黙っていれば大人扱いされたとしても少し口を開いてしまえば途端に幼児でもあやすように態度を変えられてしまう、そんな周りの反応への不満の様な呟きを漏らせば握った拳でとんと自分の胸を叩いてから「らから!メアリはメアリの中ではずっと、ずうっとお姉さんらの!おっぱいおっきくなっても、まだ全然言葉分かんらくても、メアリはお姉さんでいるの!」曖昧で自分本位な言葉ではあるものの、見た目や心に左右されない価値観を求める様な主張を強い口調で告げればにいっと得意気に笑みを浮かべて見せて。そうしているうちにたどり着いた赤の城は今まで自分が目にしたこともないほどの荘厳な佇まいで、胸の中から溢れてくる感動に思わず息を飲めば相手の声やその意味深な言葉も耳を素通りしていき、それよりも体を前へ前へと急かす好奇心に突き動かされ歩みをどんどん速めていけばするりと相手の手を離し。しかし扉をくぐる直前、急にばっと相手の方を振り返れば満面の笑みを浮かべた頬におどけるように両手の人差し指を当て「メアリじょおーさまにも、かぁいい満点貰ってくうからねぇ!ジャックもいい子れ待ってうんらよぉ!」先程子供やらオッサンやらの話で劣勢に立たされたことを何気に根に持っていたのだろうか、からかう様に大声で留守番を命じてからくるりと身を翻せば改めて女王の待つ部屋へと入っていき。)

( / 折角のお顔合わせですので、是非女王様ともお話しさせて頂ければと思っております…!とは言えどうしても展開としては動きが鈍くなってしまうかと思いますので、もし主様の立ち回りがやりにくくなってしまうようでしたらお話しした、という体で場面を省略してしまっても構いません。如何致しましょうか?)



2431: レオナルド [×]
2019-05-19 21:57:17


>失敗アリス

……なるほど。(分かっているのかいないのか。彼の言葉に同意を示しながら荒廃した室内を興味津々と言った様子で無遠慮に眺め回しては「君たちの家は掃除し甲斐がありそうだな」蒼眼を細めて、にっこりと口許に笑みを浮かべて見せる。銃撃戦や抗争の後みたいだとは流石に口に出さなかったがこの殺伐とした空間で以前出会った青年と、前を歩く青年が同居して暮らしている姿はあまり想像が付かない。薄暗いだけに留まらず、調度品の選択もナンセンスだ。これなら家財で溢れ返った同居人の家の方がよっぽど趣があるだろう。暗がりを慣れた様子で進む彼の細い背を眺めながら電灯を取り換えれば少しは明るくなるだろうかなんて机上の空論。導かれた部屋は今まで通り抜けた場所よりは幾らか落ち着いた有様で、左掌で右肩の患部を止血の為に強めに抑えたまま、ともすれば聞き逃してしまいそうな控えめな問いにくすくすと喉奥を低く鳴らす「痛くないと言えば嘘になってしまうな」彼の金糸を撫でてやろうと気紛れに伸ばした右手には乾き始めた血がこびり付いており、苦笑交じりに腕を引き。シャツの裾口で汚れた指先を拭いながら、名も知らぬ魚が泳ぐ映像を何となしに一瞥) ところで子猫ちゃん、君はソーイングセットは持ってるか?


2432: 赤の女王/ジャック/失敗アリス [×]
2019-05-19 21:59:19



>メアリ

―――。(扉が開く。どんな"アリス"が迷い込んで来たのか、何度繰り返したとしても胸がどきどきと張り詰める。どんな性格をしているのか、どんな見た目をしているのか、どんな、どんな、と幾つもの疑問が期待に変わりニコニコせずにはいられない。そうして姿を現した彼女を見ればより一層と雰囲気を和らげて曇りなく微笑み「初めまして、私の可愛いアリス。その可愛い顔をもっとよぉく見せて」ガウンが抑えていても動きに合わせてひらりと揺れる服、スタイルの良い体躯、何よりも大きく張っていた透き通る声。「わたくしが、赤の女王。――ジャックは意地悪しなかった?」ふふ、と朗らかに微笑みながら自らの頬へそっと手を伸ばして先ずは肩の荷を下ろすようにと他愛の無い話を。そうして、漸く綴るのは彼女がどうしてアリスと呼ばれるのか、アリスの存在とは、そしてこの国が今、どういう状況にあるのか。だから、助けて欲しい。と言う余りにも勝手すぎる懇願で。眉尻を落とせば、口角をきゅと結びするりと瞳を細めて目の前の可愛らしい少女の反応を待つばかり)

(/いえいえ!折角ですので女王にてお返事をさせて頂きました…!それではお時間が許しますまでどうぞ宜しくお願い致します…!)



2433: キキ・フラメル [×]
2019-05-19 22:05:20



>羊

( 蜥蜴である所の彼の元で短い時間ではあったが仕事の手伝いを出来た事は大きかった。すぐ様考え方が変わるなんてそんな純粋さは無いが“特別”が如何に“特別”であるかを聞けたのだから。彼の元で手伝いが出来たのだから次は__と真っ先に脳裏に浮かんだのは自室の部屋のシンプルさ。それをより良い物にする為に行くべき場所はただ一つ。見る人が見ればこれしか持っていないのかと思われるだろう、あの日帽子屋から貰ったワンピースを今日も今日とて身に付け、小さなバッグ一つでお城を出れば目指すは羊邸。軽やかな足取りで迷子になる事もなく目的の場所へ辿り着けば大きな家の前、扉をコンコンと数回ノックし「真っ白ふわふわの羊さんはいますかー?」“羊”から連想される容姿を勝手に決め付け声を張る。それから一歩後ろへと下がり主人が出て来るのを今か今かと待って )


(/ 初っ端から遅くなってしまいすみません!では、今日はベッドを見ると言う目的で羊さんと交流させて下さい。よろしくお願い致します…!)




2434: 赤の女王/ジャック/失敗アリス [×]
2019-05-19 22:14:49


>レオナルド

(怪我をしたならば手当てが必要、――手当てとは?。必要最低限の知識を与えられていなければ一から十まで何も分からない、そもそも痛覚の感覚さえもが曖昧なのだ。伸ばされたと思った彼の腕の動きを観察するように眼に映す。確かに伸びて来たその腕が、途中で引っ込まれるとその気遣いさえも気付かずに疑問として姿を浮かすばかり。「――ソーイングセットなんて、今必要?。怪我を治療するのが先、痛くないのは"嘘"なんでしょう」ソーイングセットと言えば縫物に使う品、帽子屋が成功作の縫いぐるみを直すのに使っていた物。記憶を辿ればそれ以外の使い道を知らないからこそ、暢気に縫物でも始めるのかと真面目に思ってしまう。苦笑は痛みから生まれた物、にも拘らず縫物?と重なる疑問に皴が眉間に刻まれると、まるで頼りになるのは自分だけとでも言う様に他のアリスを手当てする住人を遠目に見ていた過去の記憶を手繰り寄せ、ガサゴソと無造作に置かれる机の中を探り。取り出したのは一度も使われたことの無い小さな救急箱、確か白い布を巻いていた。救急箱を手に彼の元へ戻れば「縫物なら後でだよ」机の奥より見つけた針と糸と糸切狭くらいしか入っていない小さなソーイングセットを彼へと渡し。白い布、白い布、とそればかりを頭に包帯を取り出して「巻くから動かないで、初めてだから協力してくれなきゃ出来ないよ」依然変わらず濃い匂いが鼻を掠める。嫉妬したのは事実、だが自らにも成功アリスのような残虐性があったなんてと突きつけられるような思いが浮かび、痛々しい傷口に後悔が浮かぶ。つい、__ごめんなさい。と音無く口の動きで小さく漏れた。は、と我に戻ると手にしていた包帯を伸ばすように解いて)



2435: 赤の女王/ジャック/失敗アリス [×]
2019-05-19 22:27:28



>キキ

真っ白フワフワで最高にゴージャスな美人のメリーなら今忙しいわよ。なぁにチンチクリン、くだらない用事だったらその尻引っ叩くから覚悟しなさい(しゃなり、しゃなり、纏うアクセサリーの音を鳴らし、ひらひらと必要以上のフリルを揺らして扉を開くと其処に居た少女の姿を瞳に映す。バサバサとした奇抜な睫毛に縁取られる瞳で彼女を見つめること数秒、先ほどの言葉を引用するように、更には追加したナルシズムを交えて「――ふぅん、服のセンスは有るアリスじゃない。外は日に焼けて黒くなるからイヤなの、ちゃきちゃき中入ってドアをしめて頂戴」パンパンと手拍子をするように音を鳴らし、急かす様な言葉を選びつつ中へと誘導を行って。彼女に背を向ける様にして真っ白で豪華な、そして高級で派手な物ばかりが並ぶからこそ品の無い、そんな邸宅を進めば「何が欲しいのよう。メリーの雑貨は一流品ばかりなんだからサイフの中身がパンパンでも一文無しになるからネ、覚悟しとくなさい!」アリスが己を訪ねて来たと言う事は理由は一つ、何か欲しいものが有ると言うことだろう。高飛車な姿そのままにふんぞり返りながらゲラゲラと笑い声を上げて話に耳を傾けて)



2436: メアリ・フィールズ [×]
2019-05-19 22:44:10


>赤の女王
__…んん、メアリ分かんらいこと分かるまれ、ちょっぴり考えらいとかも。
(待っていた彼女の姿は初めてこの世界で目にしたあの赤い薔薇のような、花弁のドレスを纏った妖精の様にも見える美しい佇まいで思わずぽかんと呆けた様に口を開いたまましばしその姿に見惚れてしまい。しかしそうして立ち尽くしたのもほんの一瞬、柔らかく迎え入れてくれる相手の言葉に僅かに感じていた近寄りがたさにも似た緊張も無くなり嬉しそうに其方へ駈け寄れば求められた言葉をそのまま実行して見せるかのように、軽く背中で手を組みながら顔を見せる様に少しだけ身を乗り出してみせ。相手の落ち着いた雰囲気に宥められたのか、先程までの聊か興奮した様子も落ち着き大人しく彼女の語るこの世界の現状や自分自身の状況について耳を傾ければ、その言葉が途切れたところで少しだけ困ったように首を傾げながら呟きを漏らし。何せ此処にくるまでも大分刺激的な出会いばかりだった上、以前の世界では直面しないような稀有な現状はすぐに理解するには難しいもので、それでも時折うんうんと唸りながら考えてますとばかりに顎に手を当て「……んっとれぇ、じょおーさまが皆のために助けれほしーのは分かうの。れも、それってじょおーさま以外の皆が助かうためのお願いれしょお?」次の女王を求める理由、この世界を守りたい彼女の懇願は確かに立派で自分が理想とする"お姉さん"のような存在だと思える。しかしながら自分が病で倒れた後のことを考えて女王候補を探しているのだとしたら、助けてという彼女の願いは彼女自身を救うものではないような気がしてしまい「__じょおーさまは、助けれあげられらいの?」言葉に上手く出来ないモヤモヤをどうにか声にするように少しずつ、考えながら問いを口にすれば悲観しているわけでもなくただただ純粋な疑問にきょとんとした表情で其方を見つめて)

( / ありがとうございます!それでは引き続きよろしくお願い致します。)



2437: レオナルド [×]
2019-05-19 22:50:08


>失敗アリス

ああ、Grazie、だが包帯を巻く前にちょっと待ってくれ。…道すがら、傷の具合を確かめたんだが、浅いが範囲が広い。これなら縫合した方が早く治る。(だから針と糸が欲しかったんだ。今夜の夕食のメニューを告げるかの様な気軽さで、手渡された小さなソーイングセットの中身を確かめながら口角を吊り上げる。慣れた手つきで針穴に糸を通し、適当な長さに裁断すれば彼が持ってきた救急箱の中を勝手に漁り、消毒液らしきボトルを手に。傷口にぱしゃりと振り掛け。ついでに針にも振り掛けておく。本当は熱菌消毒をしておきたいところだがこの住居にコンロがあるとは想像に難く、妥協点で手を打とう。肩口が赤く染まったシャツを脱げば、至る所に刻まれた銃創や古傷の跡が色濃く残る、引き締まった筋肉質な上体が露に。脱いだシャツは適当に地面に落として青年の手元の包帯を奪い取り、代わりに針に通した糸を渡して自らもその場に腰を降ろす「…できるな?」何を、とは言わず、振り返って蒼眼をゆるりと細めて)オレじゃあ、手が届かないから、君を頼るしかないんだ。


2438: キキ・フラメル [×]
2019-05-19 23:02:42



>羊

あれま、本当に真っ白ふわふわだった。あのね、メリーくらいゴージャスなベッドが欲しいんだ。色はピンクか白で、カーテン付きのお姫様ベッド。此処ならあるって帽子屋さんに教えてもらったの。
( 扉が開いたそこに立つのは本当に真っ白な羊。ぽかんと口を開けてその派手派手しい姿を上から下まで不躾に見詰める事数秒。棘のある呼び名や連なる言葉の数々にハッと我に返ると一先ず早口に此処に来た理由を伝え。背を追うようにして「おじゃまします」と邸宅の中へ。噎せ返る程に甘美な匂いを放つ薔薇庭園とも、落ち着いたお城の中とも違うまるで異世界の異世界に来たような豪華さと派手さで彩られた部屋の中をぐるり、ぐるり、頭を大きく回し見やる。これは何を買うのも本当に高そうだ。足を止めて「メリー」と一言。「このワンピースは私を一番初めに見付けてくれた人からの贈り物なの。特別よ。特別な贈り物」邸宅に入る前に褒められたワンピースの裾を握り締め今になって呼び止めてまで自慢げに伝えるのはこれが如何に気に入っているか。うっそり、まるで何かに酔いしれているかのように頬を赤く染め上げ裾から手を離せば続いて「今日はねぇ、お金持ってきてないから見るだけ。お気に入りを見つけるだけの日なの。メリーがっかり?」お金が無い事を一番に、続けてゆうるりと首を傾けつつ心情を問うて )




2439: 赤の女王/羊/失敗アリス [×]
2019-05-19 23:19:44



>メアリ

(核心、余りにも的確な核心だった。いつの日からか、自分の事は考えないようになっていた。国の為が、自分の為と、余りにも当然と思っていたからこそ真直ぐな疑問として向けられた彼女の言葉が確りと突き刺さる。ゆるゆると、ほんの少しだけ困ったように、ただ目を細めてふっと微笑む。「貴女はとても優しいアリス。その質問の答えはきっと、今は分からなくても――何れ解るわ」ゆっくりと、落ち着いた声色で。唐突のこの状況の中、彼女が自分自身の身を案じるのではなく何よりも先ず、この矛盾点を付いたと言う事は彼女の其処に有る優しさが理由なのだ。だからこそ、自分のことなんて気が付けば遠回しになっていたと言う事に気付かないほど、気づけないほど、深みに嵌ってしまうことだろうと。それが良いことなのか、悪いことなのかは分からない。自分と同じく、他の誰かを優先してしまうのが見えてしまう。「ねぇ、――女王としてでは無くて、私としての"お願い"をしても良いかしら。」ほんの少しだけ首を傾ければパッチリと開く彼女の瞳を見つめ直すように目を向けて、「たまにで良いの。こうやってお話を聞かせて欲しいわ、――昔はね、国の色んな所へ行くのが好きだったの。今は出来ないけど、私の代わりに色んな所へ行って、色んな出来事を体験して、その話を私に聞かせて欲しいの」自らの手首に回るローズクォーツがあしらわれたブレスレット、其れを彼女へと差し出すと「出かけ先で貴女が困らないように、――公爵夫人がおまじないをしてくれたブレスレットなの。貴女のことをきっと守ってくれるわ」お礼と言うには細やかすぎる。それでも願わずにはいられないのは甘えか我儘で。)



2440: 赤の女王/羊/失敗アリス [×]
2019-05-19 23:45:01



>レオナルド

(結合、出来るか。言葉が繋がった。体を縫い付ける?そう簡単には信じられない言葉に思わず身体が強張り、息をすることを忘れてしまう。その中で在っても何処か冷静に観察してしまう目が捉えたのは幾つもの傷が重なる、筋肉質な体。その体を見るだけで、彼が今までにだって危ない目に会ってきたと言う事は言葉よりも確りと伝わり。ヒュ、ヒュー、と浅い呼吸が数度繰り返され、緊張感に堪らず指先が震えてしまう。___生唾をゴクリと音を立てて飲み込めば張り詰める筋肉の乗った肩口へ、鋭い針の先を向けて。押し込むより前に、自らの袖口を捲くれば彼の口元へ自らの親指を運び「痛かったら、噛んで堪えて。声を上げたら、成功作が帰って来るから」親指で形のいい彼の唇をそっとなぞれば、改めて傷口へ針の先をひたりと触れさせて。……覚悟の後に、それでも慣れない手つきで布を縫うのとは訳の違う結合を始めて。布でさえ縫ったことなんて無いのに、人の肉を縫うことに慣れる訳もなく。余りにも長い時間に思えたその時間を終える頃には背中が汗でぐっしょりと濡れており。パチン、と糸を切ってから「―――ユニコーン。……日が昇ったらすぐにユニコーンの所に行って。若しくはジャバウォック。行くって、約束。」何方かの所へ行けば、どうにかしてくれる。自分が行ったことは露呈してしまうが、彼の怪我は治る筈。息が止まるほどの緊張感が解かれる様に、漸く長い息を付いて)



2441: 赤の女王/羊/失敗アリス [×]
2019-05-19 23:52:53



>キキ

―――ベッド?今すぐにって言うのは何個かしか見せられないわよ。いきなり言われたってメリー困っちゃうもの(カツン、カツン、馬鹿みたいに鋭く高いヒールを弾いて音を鳴らしながら進んだ先は倉庫のような場所、中にはドレッサーや可愛い全身鏡、収納ボックスだって真っ白に薔薇の絵が描かれている豪華で煌びやかな仕上がり。それらを尻目に先へ進めば漸く目的の品であるベッドが数種類、レースで作られた天蓋がヒラヒラと付けられている物に、猫足ベッドの可愛い物、中には寝心地抜群のウォーターベッドだって並んでいて。「ガッカリなんてしないから安心しなさい。メリーは将来のお客だって大事にすんの。最終的にたんまり金を落としてくれるならそれでイイわよ」今日は持ち合わせが無いと言う事を素直に言ったその気概を気に入ったのか、ぷっと吹き出すように息を漏らしてから「ガキんちょがンなこと気にしてんじゃねーのよ」愈々堪え切れずにゲラゲラと大口を開いた豪快な笑い声を纏いつつ彼女の華奢な背中をバシンと叩いて、何とも力強くウインクをバチンと彼女へ送り。「此処に有るので気に入るのが無かったら、こんなのが欲しいって言うのを今度持ってらっしゃい。メリーが近い奴を探してから用意してあげる。……アッ、でもネ。こっちはメリー大変だからべらぼうに高いから覚悟しなさい」人差し指を伸ばせばクルリクルリと回しつつ、言い方こそ問題ありだが任せてほしい旨を伝えて)



2442: メアリ・フィールズ [×]
2019-05-19 23:55:13


>赤の女王
__ッそれれも、今は分かんらいもん!なんれ皆を助けてっれおっきいお願いは言えうのに、じょおーさまのお願いばっかりちっちゃいろ!こんらの、お菓子の分けっこらったら大喧嘩れしょお?
(優しくて、それでいて核心を薄いベールで包んでいってしまうようなつかみどころのない相手の答えにむうっと唇を尖らせながら言葉を詰まらせ。相手が困ってしまっているような気がして、そうでなくともこれからもっと困らせてしまう気がして口にしたい言葉を喉元で何とか押しとどめていたものの、当然だが幼児の様な単純で無計画な脳みそでは言わぬが花などという精神を全うすることなど到底出来ず。甘い夢が結晶になったかのような優しい色合いのブレスレットを彼女から受け取った辺りでとうとう我慢の限界が訪れてしまい。堪え切った感情を爆発させるように突然がばっと体を起こせば駄々をこねる様な言葉で理解できない子供としての反論を続け。そうしてひとしきり不満をぶちまけてからきっと相手の方に向き直ると何を思ったか、あろうことか彼女の両頬をぎゅっと押しつぶす様に両掌を添えて「メアリがもしじょおーさまらったら、毎日会いにきてもらわらきゃいや!お土産もいっぱいほしーし、旅行に行ったみたい!っれ言えうくらいじゃなきゃやだ!みんなの為に頑張ってうんらもん、同じくあい、いーっぱいかぁいい満点くれなきゃ絶対、ぜぇったいだめ!」顔を近付けたままわっと吐き出した想いはもし自分が相手だったら、なんて想像するだけで漏れ出した不満や寂しさといった我儘で、少し怒った様な表情でそれらを語りつくしてからじいっと相手の瞳だけを見つめればそのままこつん、と額を合わせてみて)
__メアリみたいに我儘ばっかりまでしらくてもいいけろ、お願いすうなら遠慮はらめらからねぇ!メアリらって、折角やうなら中途半端なお願いより完璧なお願いを叶えて喜んれもらいたいもん!

( / すみません、そろそろ寝落ちしてしまいそうなので本日は失礼致します。
短い時間ではありましたがお相手ありがとうございました。)



2443: 赤の女王/羊/失敗アリス [×]
2019-05-20 00:20:58



>メアリ

――(余りの事に面を食らってぽかんとする。頬に受けた手は、華奢なのに何処か力強くて呼び覚まされる様に目が大きく開き唇が薄っすらと開かれた。ある程度の年齢を重ねていればこそ、簡単なことほど困難な訳で、自らにとって、女王候補とは何ら関係ない自分の我儘が、彼女にとっては中途半端なお願いになっていることにも、今となっては自分を気遣うばかりで全力な触れ合いなんて久しぶりだと言う喜びに近い事実にも、何に驚いているのか混乱してしまう程、暖かさを帯びたびっくりをしてしまう。最初こそ時間が止まったようにその衝撃を理解しようとしていたが、何処か怒ったように全身全霊で伝えられた彼女の意思は失礼かもしれないがとても嬉しかった。だからこそ彼女の背へ腕を回せばそっと抱き寄せて、「ありがとう。」囁くように、吐息と共に伝えたのは心からの想いで。ふっくらとした彼女の柔らかい頬へそっと口付けを行えば、彼女から貰った心が緩むような安らかさに浸りつつ自然と瞳は細められて「菫のような可愛いアリス、――私は沢山の話を貴女から聞きたいわ。遊園地に行ったなら兎の人形を、湖だったら綺麗なサンゴを、森のお菓子屋さんでは林檎のクッキーを、他にも沢山のお土産だって欲しいわ。それに、一人で寝てるのは寂しいの。一日だって多く会いに来て欲しい。」完璧なお願い、として頭に浮かぶのは遠慮なんてものを取っ払った言葉の数々で。頬に残ってしまった口紅を指で拭う様に指先で触れてから茶目っ気の残る笑みを浮かべて)

(/とても楽しいお時間を有難う御座いました…!夜遅くまでお相手して頂きとても楽しく、メアリちゃんの無邪気で一生懸命な様子に女王共々癒されました…!。またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ!お会いできるのを楽しみにしています…!お疲れさまでした!)



2444: キキ・フラメル [×]
2019-05-20 00:35:08



>羊

( 確かに文の一つも無く欲に動かされるまま来てしまったのだから困惑するその気持ちはわかる。それでも何だかんだで邪険にせず案内してくれるのは根本的な所にある彼の優しさか。__それとも商売人としてのあれこれか。浮かんだ後者の考えは無かった事にしよう。ふるり、頭を横に揺らして打ち消してから一歩歩みを進める度に大袈裟な音を鳴らすヒールに視線を向けつつ後ろを着いて歩けばややして種類豊富なベッドが並ぶコーナーへと辿り着く。どれもこれもが酷く素敵に見える中、直感的にピンと来たのは可愛らしい猫足ベッド。「これ!メリーこれがいい!この猫足ベッドのやつにレースのカーテンは付けられないかな?」ビシッと人差し指を向けて商品を決めればオプションとしての付け足しもちゃっかり要求。「たーっぷり働いてメリーにとって特別なお客様になるよ。メリーのお店が存続するには私が必要だってなるくらい」豪快な笑い声に釣られるようにして両手を目一杯に広げやや失礼にも当たる言葉を口にした所での背後からの衝撃には反射的に前に出した右足で以て踏ん張ろうか。商品に倒れ込み傷でも付けようものなら優しい羊が狼になるかもしれない )




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