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執務室でのんびりゆったり/1560


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自分のトピックを作る
1036: クロム [×]
ID:3828a8b82 2019-07-19 20:20:55

(/む。俺か。…わかった、征こう。確かにFE人口はそう多くないかもしれない。そんな中互いにに知っているというのは運命なのかもしれないな……これが絆か。
…だがそこまで思い入れがあるのならば他の者も呼べるがどうする?俺のままでいいのか?

呼べる者としては…
フレデリク、リズ、ルフレ(♂♀)、ウード、大人チキ、マリアベル、ヘンリー、サーリャ、アイク、しっこく()、マルス
これらのキャラが呼べそうではあるが)

1037: オリヴィエ [×]
ID:84557fab7 2019-07-19 22:18:52

(/そうですね…とても運命的な、その…絆を強く実感します。はぅ…ちょっと恥ずかしいですけど嬉しい、ですね…。
そんな、私なんかがクロム様を差し置いて他の方を呼ぶだなんてそんなの図々しすぎますぅ…でもクロム様のせっかくの厚意を無碍にしてしまうのも…うぅ…私はどうしたら…

ええと…こういう時は自分に素直になるのが一番ですよね…何よりせっかくのクロスオーバー企画ですし第一回はやっぱり同作品より別作品同士の化学反応を楽しみたいというのもありますから…なので、ここはあえてゼルギウs(ry…ではなく漆黒の騎士さんをお呼びしてもらってもいいでしょうか…?私の方からは鷺澤有里栖さんというごく普通の女子高生の方をお呼びする予定です…
異世界だけあって魔物とか賊も多少はいそうですけど、どんな敵も、えと…「身の程をわきまえよ」のひと言で一蹴してしまえる漆黒の騎士さんとなら危険もそんなに無さそうですよね…
前置きが長くなりましたけど、つまり一般人が異世界に迷い込んでいきなりラスボス級の強さの人に出会って交流する感じをイメージしているんですけどどうですか…?)

1038: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-20 13:17:22

(/……承知した。イーリスの皇子とはまた別の機会にはぐくむとよかろう。そしてその召喚される乙女は私が如何なる害意有れど全てから護り通してみせよう。
…して、出会う場は異界とのことであるが……普遍的中世ヨーロッパ辺りの森が深い長閑な農村、という認識で良いか?…それともまさか、SF…果ての未来の話……は無いか。無いな。……では、宜しく頼む)

…………ふむ。転移の魔法に異常でも起きたか、見覚えのない森だな……先ずは現状を把握するとしよう(転送魔法にてデイン領に戻る予定ではあったが…気がつけば見知らぬ場所に居る自分に多少訝しげに…と言っても鎧のせいで表情がわからないが、訝しげに軽く周りを見渡すと重厚な足音を響かせつつゆっくりと道無き道を進み)

1039: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-20 18:30:56

(/ふふふー、またまた楽しみが一つ増えたね。お互い自由にキャラを動かせるようになったし未知の出会いもこの先沢山ありそうでワクワクするよー
うんうん、やっぱり王道のファンタジーといったらこんな感じだよね。…あ、でも、SFもそれはそれで楽しそうだしそのうち機会があれば一緒にやってみたいね)

……んん…あれ?ここはどこ?なんで私森の中なんかで寝てたんだろう…と、とにかくまずは帰り道を探さないとだね。よし、がんばろう(枝葉から滴る雫がポツリと顔に落ち、その冷たさに小さく身じろぎして目を開け身体を起こすとそこは見知らぬ森の中で、何故自分がこんな場所で眠っていたのか記憶を辿ってみてもそれらしい原因などは何も思い当たらず首を捻って。全く見知らぬ土地の鬱蒼とした森の中に一人という状況に心細さを覚え、不安を誤魔化すように努めて明るくそう口にして歩き出して)

はあ…全然出口が見当たらないよー、困ったなぁ…っ!?…えっ、あ、あれは何?ひ、人なのかな…?見るからにヤバそうなオーラを纏ってるよね…み、見つかる前に逃げなくちゃっ……きゃ!?(あてもなく森の中を彷徨うこと30分程、次第に方向感覚なども曖昧になりつつあり、もしかしたら自分は一生この森から出られないのではないかと、そんな考えが頭をよぎりかけた瞬間少し離れた場所に遠目からでもわかる絶大な存在感を放つ漆黒の鎧を身に纏った存在を見つけ。その異様な雰囲気に本能的に危険を感じ取れば慌てて木の陰に身を隠し、そのままそそくさとこの場を立ち去ろうとした瞬間焦っていたせいか何かに躓いて転んでしまい。更に運が悪いことに躓いたのは木の根などではなく偶然そこで身体を休めていたらしい大きな狼型の魔物であったようで、唸り声からして休眠を邪魔された怒りを露わにしているのがわかって顔が青ざめ)

1040: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-22 04:57:47

(/…うむ。うちゅう戦艦とやらと相対して私の剣が通じるか否か試してみたいものだ。…キャラとストーリーの幅が広がるというのは良いものだな。新鮮だ)

……(なにやらこちらを伺う気配、そして聞こえた狼の唸り声に視線を向けること刹那。眼に映るは今にも飛び出さんとする魔物と……見知らぬ格好の少女。見たことのない服に貴族かはたまた異国のシスターか、少なくともデインの人間ではないなと思いつつ捨ては置けぬと即座に判断、その重厚な鎧姿が嘘の様に一足飛びに駆けると少女の前へ)

……異国の娘よ、しばし目を閉じ伏せられよ。(そう声をかけて真一文字に剣を走らせ一刀の元に魔物を斬り伏せ……少女の気配、体躯、躓く物腰などを見るに戦闘慣れはしていないだろうと想像、なれば魔物とはいえ生き物の生き死にを見せつけるのも酷かとわざわざ前に出て魔物の姿が見えないように屠れば、剣を納め骸を見せないように魔物を背にして振り返り)……もう大丈夫だ。怪我はないか?

1041: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-22 06:32:51

(/なんでだろう…縮尺的には流石に無理がある構図のはずなのに戦艦が真っ二つになってる絵しか浮かばないよ…あはは←と、とにかく新しい挑戦ってことで心機一転改めてよろしくね!)

っ……!(こちらへ飛びかからんとする狼を目前にして、恐怖が限界を超えて声を上げる事も身動きも出来ずにいると、次の瞬間視界を遮るように真っ黒な壁が立ちはだかり)…え、あ、は、はい!(その黒い壁が先程己が見たあの謎の漆黒の鎧姿だと気づき、さっき見た時はあんなに離れていたはずだと動揺をしながらも、遠目で見るよりも遥かに迫力のあるその佇まいと雰囲気に気圧され素直に言葉に従って瞳を閉じて顔を伏せて)

は、はい、私は大丈夫…です(もしかして、自分を助けてくれたのだろうか。そんなことを考えて恐る恐るといった様子でその鎧姿を見上げて。もしもそうではなく己に対し何か害意があったとしてももはやこの状況では逃げる事も出来ないし、太刀打ちなど当然出来るべくもない、そう開き直って意思の疎通を図るべく言葉を紡ぎ)あの、もしかして私を助けてくれた…の?


1042: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-23 03:53:20

…そうなるな。だが娘よ、この様な深い森の中で従者も付けずに一人で歩くのは感心しない。迷ったのか?他の者はどうした。……何処へ向かう?(剣を地に突き柄の先に両手を置いて見下ろし、問いに答えて。…幼な子であれば自分の姿を見て逃げるか泣きだすかするであろう所を怯えながらも意思疎通を試みる相手になかなかに見所はあるやもしれないと鎧の中でで薄く笑い、ならばここから情報を得ようとゆっくりした声で尋ね。極力怯えさせないように微動だにしない姿はまるで鎧の置物のようであるが……醸し出される存在感は置物にしては物騒過ぎであった…)

1043: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-23 04:40:44

それが…私にもよくわからなくて、目が覚めて気がついたらこの森の中に一人きりで倒れてたような感じで…景色とか生き物も私の住んでる場所では見たことがないものばかりだし…えっと、ごめんなさい、訳がわからないですよね(正に只ならぬ威圧感と存在感を放っている相手だが、自分の窮地を救ってくれたということはもしかしたら悪い人ではないのかもしれない、だとしたら見た目だけで判断をするのは失礼だろうし何より自分を助けたのがなにかの気まぐれだったとしても恩人であることには変わりない。そう考えては多少緊張を解いてその場に座り込んだまま顔を上げて投げかけられた問いに対して答えてみたはいいのだが自分で話していても支離滅裂で突飛な話しであり、これは全部妄想の中の話しだとでも言った方がよほど説得力があるだろうと思えるような内容で、それでも自分の知る限りの真実をありのまま包み隠さずに話しては最後に自重気味にそう呟き俯いて)

1044: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-24 02:51:26

……ふむ…では質問を変えよう。デイン王国、クリミア王国、テリウス大陸……ベオク、ラグズ……これらの単語どれか一つでも聞き覚えはあるか?ないのであれば、私の住まう大陸の者ではないということになる……加えて私もこの森は見覚えにない。転移魔法の失敗か何らかの干渉で飛ばされたと見えるが……さて、私の話は荒唐無稽だと思うか?(自分自信の言葉に確信が持てなそうな相手に尋ね方を変えて。相変わらず姿勢はそのままで、座り込んだ少女に手を貸すわけでもしゃがみこんで慰める訳でもなく、ただ自分意思で立ち上がるのを静かに待ち)

…異国の娘よ、私はこれよりこの後現在地を割り出す為に行動を開始する。其方はどうする?行くあても加護も無ければ付いてくることを勧めるが、強要はせぬ。自らで選ぶがいい。

1045: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-24 05:08:23

うーん…どれも聞いたことのない言葉ばかり…ということはここは私が居た場所ともあなたの居た場所とも違う場所ということになるのかな…?信じられない話しだけどそう考えるとこの状況も色々と辻褄が合うよね…(耳に入ってくる単語はいずれも自分には馴染みのないものばかりであり、ファンタジーチックな響きにもしや前に自分が読んだ漫画やプレイしたゲームなどで耳にしたことがあっただろうかと考え、まだこれが夢である可能性に縋ろうとしたがこれだけの情報量で一つもピンと来るものがなく、そもそもこれほど強烈なインパクトのある登場人物が出てくるような作品があれば忘れるはずがないとその可能性を自らで絶って。ともすれば、自分が今置かれている状況は正にその創作物語のようにどこか別の異世界へと飛ばされた不幸な一般人Aなのかもしれない、非現実的ながらそう考えると不思議と腑に落ち、落ち着いた口調で自分に言い聞かせるように呟いてからゆっくり立ち上がりスカートをパンパンと手で払って)

そういうことなら是非お供させていただきます。ええと…もしかしたら足を引っ張っちゃうかもしれないんだけど、あなたとっても強いみたいだから…是非頼りにさせてもらえたら嬉しいなー、なんて…あ、でももし途中で迷惑だと思ったらその時は私のことよりあなたの目的を優先してくれていいからね、私もその時は覚悟を決めるから

1046: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-25 07:59:36

良い。眼に映るもの耳に聞くもの全てが正しいとは限らぬ。自らで選ぶのだ。選択の先に死神が待っていたとしても…己が選択した道ならば後悔もすまい。
……迷惑かどうかは私が仕えるあのお方が判断する。それまでは娘はただの民に過ぎぬ。…国を構成するは民からだ。……これでも私は国を護る将。民の一人護れずとして国やあの方を護れん(落ち着きを取り戻し立ち上がる少女に頷くと、ついてこいとばかりに前を歩き始めて。その際飛び出した枝などは打ちはらい、通りやすくすることは忘れない)

覚悟を決めるならば向かいくる絶望に一矢報いてみせよ。剣は使えるか?それとも杖や魔道書か?万が一に備えて何か持っておくと良いだろう(と、念のために得意な武器があるかどうかを尋ねつつ)…このまま歩き続けて村が見当たらなければ野営をすることになるが……

1047: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-25 15:37:30

そう言われてみると私ってあんまり後悔とかしないタイプかなあ、自分で何かを選ぶのって誰も責任は負ってくれない分重圧はものすごいけど、私はむしろ大事な選択を誰かに委ねてしまう方が嫌だって考えちゃう方だから。
……つまり今後の私の処遇は、そのあのお方の気分次第ってことになるわけだね…。でも、なんだか少しビックリかも、最初あなたの姿を見た時は正直もう絶対に私は助からないんだーって思ったのに、こうしてお話ししてみたらすごく紳士的だし…ええと、こういうのって騎士道精神っていうのかな?弱きを助け強きを挫くーみたいな(道中の邪魔な枝葉などを取り除きながら先行していくという初見のイメージとは違った優しさを見せる相手の斜め後ろを、だいぶ緊張などもほぐれてきた様子で後ろ手を組みながら歩みは止めずに穏やかな笑みを浮かべ、相手の強い信念のこもった言葉に耳を傾けつつ、自分たちの過ごす世界ではあまり馴染みのない言葉だが正にそれは騎士道精神というものではないかと率直に返して)

へ?えーっと…私はそういう戦いとかは全然…運動神経とかも特別いい方じゃないし、魔法なんてそもそも私には未知の領域過ぎるし…(期待に沿った答えが返せないことを申し訳なさげな様子で頬を指先で掻き)野営かあ、それも致し方なしだね。そろそろ日も暮れるし暗くなった森の中をあんまり歩き回るのは危ないもんね…それにキャンプみたいなものだと思えば悪くないかも、なんて


1048: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-26 06:36:04

それが良い。人の生とは一度しか選べぬ選択の連続。自ら選び勝ち取らねばならない。……あのお方は行き場を失った者に優しいが…若しくはクリミア王国の王女…そうだな、グレイル傭兵団など頼ると良かろう。
…よいか、異国の娘よ。私は娘が言う強きを挫き弱きを助ける者ではない。私はデインの将、戦争の最中幾人も殺し多数の者に恨まれる存在だ。騎士道精神を意するにも血で汚れ過ぎている…挫かれるのであれば私の方であろうよ。……森で乙女を助けるのはこれで二度目にはなるがな…(ほんの少しだけ苦笑を色を滲ませつつ、いつまでも護れるわけではないと暗に諭して。しばらくの行軍ののち、幾分拓けた場所をみつければマントを外して相手に放り)…そのマントを使われよ。地に直接座したり寝たりするよりは幾分マシであろう

この見える範囲で枯れ木を集めて欲しい。私は食料を調達する…熊や鹿は食べられるか?…戦いの経験が無くとも武具に慣れておくことを勧めるが……無茶は言うまい。私が全ての敵を薙ぎ払おう


1049: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-26 08:42:54

あはは、ありがとう。そうだね…私にもちゃんと帰るべき居場所はあるけど、それでも万が一帰ることが難しいってことになったら私もどこかで新しい居場所を見つけないといけないよね。
戦争かあ…私は自分の経験として戦争というものを知ってる訳じゃないから…それにあなただって戦争だからって好き好んでその…人を殺めた訳じゃないでしょ?私をこうして助けてくれたのは何か打算があったり、それともあのお方の命令だから?きっと違うよね、だから私にとってはそれが全て、少しだけ危ない雰囲気を放っててそれでもどこの誰かもわからない私みたいな人のことも慮る優しさを持った騎士さん。ね?(どこか自嘲的にも思える相手の言葉に対し一瞬だけ難しい表情を浮かべたかと思えば、相手の言う戦争については何も知らない自分にとって相手の経歴云々よりは今こうして自分を守ってくれているという事実の方が重要だと断言し、少し楽観的過ぎるかなあ…などと苦笑を浮かべつつも、投げ渡されたマントを受け取り)ありがとう。ふふ、やっぱり優しいね

あ、うん!それぐらいのことなら私にお任せだよ。熊とか鹿って私は食べたことないけど、最近そういうの巷で流行ってるんだって、確かジビエ料理って言ったかな…なんだかワクワクするね…えへへ、想像したらお腹空いてきちゃった。…あはは…そうだね、もしどうしてもってなったら何か少しぐらいは使えるようになろうかなー…

1050: 匿名 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-27 06:28:39

左様。そして居場所は戦さ場以外の所が良かろう。…そこまで胆力があるならば問題はないかもしれないが、戦争は経験しないに越したことはない。……無論、保護せよと命令は受けてはおらぬし、打算も無い。…とはいえ……戦争抜きで人を斬ったのは幾度かあるのだが……その様子では何を言っても娘にとっては私は「良い騎士」なのだろう。無警戒にも程があるが(と、説得を諦めて甘んじて優しい騎士の名を受け取ると適度な丸太を切って簡素なテーブルや椅子の代わりとしたり、少しでも相手が過ごしやすいように品物を揃えて)…急拵えではこれが精一杯だな。

この見える範囲内であれば私は離れていても斬撃を飛ばせるので万一は無い。無いが、警戒は怠らんようにな。何かあれば呼べ。…じびえとやらはわからないが、期待には応えよう。最悪先ほどの魔物の様な者の肉になるかもしれんが…ああ、武技を身につけるのは今すぐでなくても良い、いつかは自分の身を自分で守れるようになると生き残りやすかろうという話だ。噂では村人から勇者まで上り詰めた農民がいるらしいしな。諦めぬ意思こそ肝心なのだ。(言いながら広場を離れていくと森の奥へと踏み入って)

1051: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-27 16:18:41

そうだね…私も出来ることなら争い事とかには巻き込まれたくないかなあ、大切な人が傷ついたりするのは見たくないし…。あー、今私のことどうしようもないお人好しだって思ったでしょ!?確かに実際私自身危機感が足りてないなぁって思わないでもないけど、でも…もしもあなたに悪意があったなら私じゃどうにもならないし、逃げ切れる気もしないし…それに本当に悪い人なら自分のことを悪いなんて言わないと思うんだよね(相手の言う事も事実として受け止めた上で、相手の善意を信じて今のこの状況を甘んじて受け入れるように口にしては、やっぱり私ってお人好しなのかも…と苦笑混じりに呟けば見事な手際で丸太をイスやテーブルに仕立て上げた相手とそれらとを見比べて目を丸くしていて)わあ、すごいね、あんな大きな木があっという間に椅子とテーブルになっちゃったよ…剣が凄いのかな?腕がいいのかな?それとも両方?

斬撃を飛ばせるって…流石にそれは冗談だよね。多分物凄く間合いを詰めるのが早いとかそういうことだよね、さっきもいきなり目の前に現れたし(先程の相手の言葉を思い出しながら、流石にそれは人間離れし過ぎているだろうと考え、そう結論づけては手頃な枯れ木を一人集めていき)…自分の身は自分で守る、かあ…これまで生きてきてそんなこと考えた事もなかったなぁ。私でも鍛錬を積んだら勇者に……はぁ…考え事してたら余計にお腹空いちゃったよ…枯れ木もこれだけ集めれば充分そうだし一旦戻ろうかな


1052: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-28 03:24:49

ふ…幼な子の身でありながら私にこれ程意見をはっきりと述べる者はおらなんだが……言ってることは最もだ。英雄王の時代より今に至るまでいつだって最後に平和を導くのはお人好しと呼ばれる者達だ。だが正義や悪、と言ったものは見方で変わってしまうもの。敵国から見れば私は悪で自国から見れば正……いや、私は駒に過ぎん。軍人とはそういうものだ。救ったとはいえあの方に仇を成す者であれば幼な子とて消さねばならぬ。…もっとも、そんな指令が下されるとは思えんが(話している間に自分も口調が和らいで口数も多くなりつつあることに自分自身を苦笑しつつもあまり慣れさせるのは良くないかと内心考えて)
…脚が4つあるテーブルや椅子を作ることは出来んが、物を乗せる台程度の簡素な物なら切ったりくり抜いたりするだけだ。並の剣で同じ事するのは刃を傷めるのでやめた方が良い(と、一応普通の剣ではマネをするなと釘を刺しつつ律儀に説明し)

……しかしあの娘のは何者なのか。魔力も力も無いように見えたが…女神の眷属……にも見えないな。デインに置くよりはあの方の側……ベグニオンに預けるのが良いかもしれん。…とはいえここがテリウス大陸でなかった場合は私もどうなるかわからないが……にしても、ううむ…漆黒の騎士で他者と話す機会が多くなかったからボロは出なかったが、こう話続けてるとやはり素になりかけるな…(時折気配を察知し少女の安全を確認しつつ、早速見つけた鹿を屠り血抜きを行いながら頭を悩めて。他に木の実や食べられそうなキノコを取ると広場へと引き返し)

1053: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-28 05:15:51

あはは…私もこんなに自分が怖いもの知らずだったなんて思いもしなかったよ。でも、流石に幼な子はないんじゃないかな、確かに成人はまだまだだけどさ…私ってそんなに子供っぽい?(むぅ、と不満げに唇を尖らせるが、こういう態度がそもそも子供っぽいのだろうかと思い直せば上目で相手をじいっと見やり)世の中に絶対の悪は存在しないってやつだね、正義とか悪とかっていうのはあくまでものの見方の一つでしかないって…つまり!私は私の中の正義に則ってあなたを信じて付いていこうと思った所存な訳です(この状況にもっともらしい理由がついたね、なんて嘯いて)
ええ!?真似なんてしたくても出来ないよー。でも良かったのかな?その並みじゃない凄い剣を使ってこんなことさせちゃって

…あっ、おかえりなさい…っと、わっ、大きな獲物だねえ。私の身体ぐらいありそうだよ…(ちょうど自分と同じぐらいのタイミングで戻ってきた相手の運んできた獲物を見て驚いた様子で)私の方も枯れ木集めてきたよ、これくらいで足りるかな?途中でキノコとか木の実とかも見つけたんだけどどれが食べられるものなのかとかそういうのよくわからなかったから他の収穫はなくて申し訳ないんだけどね…あっ、でもお皿代わりに使えそうな大きな葉っぱは見つけたよ、じゃじゃーん!(口で効果音をつけてそれを相手に見せて)

1054: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-29 02:08:23

……それは失礼した。見立てより行動も言動も……いや、この戦時に天真爛漫に笑うのは幼な子くらいのものであったのでな…許せ(言動も行動も子供そのものではないかと思ったが癇癪を起こされても得にはならないと考えて言い方を変えて)……そうか、娘がそう決断したのならば最早なにも言うまい。安全と思われる場所まで付いて来るが良い……危険の芽は私が全て打ち払ってみせよう。そして道具は使う為にある。無茶をしても壊れぬ信頼もある故に使用した。使える物は全て使わねば……地べたに食べ物を置くよりはよかろう?(そして改めて護ることを宣言すれば道具は使ってこそだと特に気にも留めず)

……うむ。肉を焼くには十分だ。火をおこすのと食事の準備は任せるが良い。娘は座って待って…そうだな、木ノ実もいくつか持ってきたから食べていると良いだろう。……娘が見つけたという木ノ実類は明日改めて取りに行くが、食事している間に私は水場も探してこよう。そのまま食べたら眠っていても構わない。今は元気かも知れんが体力は少しでも温存しておくべき故にな……(じゃーん!と元気よく見せつけてくる相手にどう反応していいか分からず、とりあえず良くやったと頷き……重そうな音を立ててしゃがみこむと集めて貰った木々を組み、火起こしの準備を始め)

1055: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-29 06:28:06

それ…言い方を変えてみても結局意味は同じことだからね、全然誤魔化せてないよ?…いいけどね(つまり自分は相手に言わせれば幼な子であるらしい、それに対し一応形だけの抗議をしてみるがここでムキになるのは尚更子どもじみてるなと考えてそれ以上の追及はせず)ふふふ、ありがと。そうさせてもらうよ…あっ、そういえば私たち自己紹介がまだだったよね?今までは色々あってそれどころじゃなかったし…てわけでまずは私から、私は鷺澤有里栖。有里栖でもなんでも呼びやすい呼び方で呼んでね、あなたは?
なるほど…うん、一理あるね。でもちょっと意外かも、私の中では「剣は騎士の誇り、そのようなことには使えぬ」とか言いそうなイメージだったから(声のトーンを落として口調を真似てそう言ってのけては楽しげな笑顔浮かべながら小さく肩をすくめて)

えっ、でも…私ばっかり何もしないでのんびりするなんて悪いよ。それに体力を温存しといた方がいいっていうならあなたもそうでしょ?ううん…むしろ私よりあなたの方がちゃんと休まないとダメだよ。お食事は一緒に、水場探しは明日の朝一に、ね?(負担を一手に引き受けようと言わんばかりの相手の発言に、実際サバイバル知識のない自分では殆ど力になれないのだから仕方ないとは理解しつつせめてこれぐらいはと、有無を言わさず行動するのなら自分もついてくと言い出しそうな強引さを見せて)

1056: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-30 04:28:33

サギサワ・アリス……ファーストネームを持つならばやはり貴族か。…アリス嬢、私は無骨な無法者の軍人故に無礼を重ねる事を先にに謝罪する。そして無礼を重ねるが私には名前が無い。…デイン国では四駿の一騎、漆黒の騎士と呼ばれている。更に命により素顔を晒すことを禁じられているのでご容赦願いたい(子供っぽい云々はどう考えても旗色が悪い為に流すが、続けて紹介された名前から貴族なのかと当たりをつけ向き直って跪き一応の敬意を見せて)
……騎士の誇りを掲げるのは武人であって軍人ではない。軍人とは即ち戦争屋だ。裏切り、挟撃、暗殺、毒殺……勝つ為ならなんでもするのが軍人だ。私も誇りは持ちたいとは思うが、非常時にまで持ち込むことはない(…今のは私のマネなのかと苦笑しつつも自分は誇り高い武人ではないと首を振って)

…甘く見ないで貰いたい。私はデインの最高戦力の一人。この程度の些事では体力など全く減らぬ。寧ろアリス嬢には何もせずに頂き体力を温存して貰いたいのだ。…日中明るいうちに全力で進む為に。そして先も述べた様に如何なる理由があっても素顔を見せる訳にはいかぬ。諦めよ。……その顔では無理にでも付いてきそうだが…途中で力尽きたら抱えて運ぶぞ?(今何もさせない理由は昼に無理して貰うからだ、とただ甘やかしている訳ではないことを説明するも、とても聞き入ってくれたような表情ではない為について着ても構わないが最終的には丸太扱いするぞと注意を入れて)

足手まといになったら置いていけと言いそうだが、アリス嬢には今後やって貰いたいことがいくつかあるのだ。大人しく聞き分けて頂けるとありがたいのだが?

1057: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-30 17:07:42

わわわっ、貴族だなんて、私はそんな大それたものじゃないよー。だからそんなに畏まらないでこれまで通りでいいからね?…だけど、そっかあ、だからずっとそんな重そうな鎧を着てるんだねー、漆黒の鎧に身を包んだ謎の重騎士…えへへ、なんだかカッコいいね(勘違いで畏まったような態度をとられて少し戸惑いながらも、話を聞いていくうちにその姿も正体を隠すためだとわかって納得がいき、その点について余計な詮索をすることはせず、勝手なキャッチコピーをつけて「どうかな?」とでも問いかけるかのように得意げな表情を見せたかと思えばすぐ緩い笑みに変わって)私が偉そうなことを言える立場じゃないけど、誇りを重んじるばかりに大事な時に決断出来なかったらそれこそ意味がないもんね…なんて、最初は剣を使うかどうかの話だったのに少し話を大きくし過ぎかな?

つまり今は休息も大事な仕事ってことだね、それに私が見てたらその兜も外せないと…そういうことなら私は明日に備えて全力でお休み…っていうのも変だけどのんびりさせてもらっちゃうね。私だって漆黒さんに迷惑かけたいわけじゃないから、今は私にやれることをするよ(そう言われてしまっては自分の独りよがりで迷惑をかけるわけにはいかないだろうと納得して引き下がり、椅子がわりの丸太に腰を落ち着ければ相手がとってきてくれたという木の実に手をつけて)…うーん、甘酸っぱくておいひぃー。これを使ってスイーツを作ったら美味しいんだろうなぁ…漆黒さんも落ち着いたら後で食べてみて、元気が出るよー


1058: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-07-31 12:28:14

そうか…アリス嬢がそう仰るのであれば、そうしよう。……見知らぬ地で身分を隠すのは確かに安全面で重要か。…謎の重騎士……どうかと言われても返答に困るが、アリスが呼びたい名で呼ばれよ。…なに、話が逸れたとて深く理解するには重要な事。気にされるな(と、勘違いを加速させて神妙に頷くと、そのその明るさもカモフラージュなのかと内心で勝手に評価を上げながら頷いて)…アリスも私という道具を使う際に使い方は考慮せずして構わない。

聡明で助かる。アリスは思慮深いのか高度な教育を受けられているのか、柔軟な発想の持ち主なのだな……きっと其方の国は穏やかな国なのであろう。…良ければ後学の為に国の話を聞いてみたいものだ。……では予定通り私は水場を探してこよう。この肉も良い感じに焦げ目が付けば食しても大丈夫だ(理由を話せば我を通すことなく納得してくれた相手に明るいだけの子ではないのだなと改めて思い、食べやすいサイズに切り分けた鹿肉を枝に突き刺せば火にくべて焼き始め)…わかった、後でいただこう。休息と食事は満足いくまでするといい。明日は早くに出発し出来るだけ距離を稼ぎたいからな……

1059: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-07-31 17:20:21

うーん…なんとなくだけど捻じ曲がって解釈をされているような気がするのは気のせいかな…うん、まあいいや気にしないでおこう。そう、謎の重騎士、あなたにピッタリのキャッチコピーかなって思ったんだけどもしかしてあんまり気に入らなかった?でも、それを呼び名にするには流石に少し長い気がするし…漆黒さん、それがしっくりくるかも(どうにもまだ勘違いが続いているような気がしてしまうが、重要なのはそこではない為あまり気にしないことにすればにっこり笑って相手に呼び名をそう確認して)道具なんてそんな寂しいこと言っちゃダメだよ、そりゃ私は一人じゃ何も出来ないから漆黒さんには色々頼っちゃうこともあるけど、それはあくまで使うんじゃなくてお願いだよ。だからそんなこと言わないで

高度かはわからないけど、私の住んでる日本という国では私ぐらいの年頃にはみんな学校という場所で色々な勉強をするんだ、争い事とかもないし…うん、確かにすごく平和で穏やかな国なのかも。だから尚更漆黒さんの言うような戦争とか言われてもあんまりピンと来ないのかなって…。あ、うん、行ってらっしゃい!漆黒さんのことだからあんまり心配してないけど気をつけて行って来てね(たしかに相手の言うことも当たらずとも遠からずかもしれないなと、自分も学校という学び舎で勉強をしていると話し、相手の実力を信用していることを示すように曇りのない笑顔で送り出せば火にくべられた鹿肉をじいっと眺めて)……ふぅ、お腹いっぱいだよー。ちょっとだけ食べ過ぎちゃったかも…食べた分は明日頑張るもんね、うん。後は漆黒さんの分っと…(食べ過ぎたことについて誰にともなくそう言い訳を口にしては、相手の分の鹿肉と木の実を葉っぱのお皿に取り分けて置いては近くにあった石を使って「お疲れ様」とだけメッセージを添えて、先程渡されたマントにくるまって一足先に眠りに落ちて)

1060: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-01 20:28:48

…いや……謎のと言われても私はデイン国軍人という所属ははっきりさせているつもりなのだが……うむ、元より好きに呼べと言ったのは私の方だ。呼びやすい名の方でよろしかろう。…そして私は道具ではあるが使い方を誤めたり扱いを雑に行えば全ては使い手に帰る…とも追加しておくところだったのだが、寂しいとは……なかなかに心優しい考えを持つものだ。…が、貴族であれば人の使い方を覚えることだ。…………うん?何?本当に貴族ではないのか?であれば商家の娘か?平民や農民にしては物腰も服装も品があるのだが…(貴族には従うが扱いを間違えれば容易く首を…と警告しかけたがそもそも貴族だという前提が誤っているかもしれないとようやく察して訝しげに問うて)

ニホンか…悪いが聞いたことない国だ。勉強というのは魔道書や武芸を学ぶのではないのだな?……争いが無いなど…世界が統一されたのか…こちらではラグズとベオクが手を取り合うなど夢物語すらあり得んが…やはり未知の別世界なのだな……ああ、行ってくる(平和な世界など存在したのか…と、遠い目をしつつ、見送られては水場を探しに)

(そして戻ってくると残されたメッセージに目を通しつつ、周りを警戒しながら食事を始めて)……ふむ、これはなんらかの文字なのだろう。…テリウス大陸の字ではないな。…………読めん←

(/今後の方針はどうする?
1.森を抜け村を発見、2.森を抜け発展した町を発見、3.謎のダンジョンを発見、4、その他)

1061: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-02 04:28:34

こういうのはその場のノリと勢いとフィーリングが大事なんだよ。ほら、素顔を明かせないところなんて正に正体不明で謎って感じでしょ?…あ、でもよく考えたら謎のじゃなくて謎多きにしておいた方が違和感なく受け入れてもらえたのかも…(と、割とどうでもいい部分を反省してみたり)あはは…漆黒さんのあの強さを知ってたら仮に私が貴族だったとしても冗談でも蔑ろな扱いは出来ないね。…あ、でも、商家の娘っていうのは当たらずとも遠からずかも…まあ、あんまり私自身その自覚はないんだけどね。跡を継ぐかどうかだって定かじゃないし普通の一般庶民として扱って欲しいかなーって…もし、この世界から無事に帰ることが出来たらちょっとしたお礼ぐらいならできると思うけどね

そうだよね、私もデイン国なんて聞いたことないし、ここまで会話が噛み合わないことを考えるとやっぱり私たちは住んでる世界がそもそも違うのかも…そう考えると、私たちがこうして巡り会えたのってすごく奇跡的で天文学的数字の確率の出来事なのかもしれないね。…なんて有り難がってる場合じゃないか……私はね、そのベオクとラグズというのがなんなのかはわからないけど、争わずに分かり合える道もきっとある、なんて部外者の立場で言うのはおこがましいけど、そうあって欲しいなとは思うかなって(改めてここが異世界だと自覚しては、断言は決してしないけれど…と前置きしては平和な世界についてそう自らの言葉で語らい)

ん?…もう食べられないよぅ…(よもやメッセージにそんな欠陥が出てるとは知りもせず軽く身じろぎしながら寝言を言っていて)

(/その中だとちょっぴり悩ましいけどやっぱちょっと発展した街はそそられるなあ…だからここは2番で!特に漆黒さんは目立っちゃいそうだけどあんまり細かいことは気にせずいこー!)

1062: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-03 15:33:44

ふむ…そういうものなのか…いや、確かにあのお方も意表を突くのと印象は大事だからと、なんの変哲もない民家に潜伏し、そこから出撃してみてはどうかという本気とも冗談ともつかぬ指示を受けたことがあったが…その辺りの機微が必要なれば御教示願おうか(と、ノリが必要ならば吝かではないがと真面目に受け取りつつ)……成る程、商家の娘か。……上に立ち人を動かすのは戦争も商売も変わるまい。商売も悪人の方が向くが……もし継ぐのであれば非情さも学ぶと良い。其方は優しき者故に非情に慣れとは言わぬが知っておくと生き延びれるだろう。……ではここでは平民として扱う。…む?帰れたら、か…?…もし元の世界に戻ったとしたら私も元の世界へと帰るのだろうし、会う事は無いのではなかろうか。平和の世界に剣や騎士は必要ないだろうしな。

うむ、神の奇跡は見たことがあるが、別世界を繋ぐなどというのは途方もない奇跡であるのは間違いない。…うむ…ラグズとは鳥や虎、竜などに化身…変化できる能力を持ち、その能力を持たぬ者が我々ベオクだ。話し合いは無駄だな。ベオクとは自分と少しでも違う者を排斥したがる。排斥されたラグズはベオクを憎む……身体的特徴がかなり違うのだ。アリスの国では差別もないのかもしれないが……国を分け不干渉にするしか和平の道が無かったのだ(やはり別世界の住民なのだろうと改めて思いラグズとベオクの説明を始めれば、種族が違うと平和も難しいのだと淡々と語り)

……ふ、異世界に放り出されて泣き言一つないとは平和の世界の出身とはいえ随分胆力があるのだな。沈んだ顔を見せるよりはずっとよい。……少し眠り、日が昇れば起こして出発するとしよう(と、呑気な寝言に小さく微笑むと座った姿勢のまま仮眠に入り)

…………

…そろそろ良いか(そして夜が明けて明るくなり始めた頃に立つと軽く身体をほぐして出立の準備…携帯できる食料やら水袋やらをまとめ、朝食用の木のみやキノコを焼き始め)…焼きあがるころには日も出てアリスも起きるか起こすか

1063: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-04 00:53:29

漆黒さんが突然なんの変哲もない民家から出てくるサプライズなんて、もし敵側だったら一生もののトラウマになりそうだよー…だけどそうやって思いついた面白そうなことをあまり難しく考えずに即実行に移したりしてみるっていうのは正にノリと言えるよね。…って、漆黒さんの場合は命をかけた戦いをしているんだからあんまり考え無しに行動したりしたらそれはそれで困ったことになっちゃいそうだけど…(言ってから自分と相手とでは立場が違うことに気づき、あはは…と誤魔化すように笑って)それは確かに漆黒さんの言う通りかな、うぅー…何事も勉強しておけば役に立つことはわかるけど内容が内容だけに胸の内がなんというか、こう、ドス黒い感じになりそうかも…。あっ、そっか、そうだよね、なんだか同じ世界に帰るようなつもりでお話ししちゃってたけど今のこの状況がむしろイレギュラーなんだもんね

そっか…悲しいけど、やっぱりそういうのはどこの世界でも同じなのかなぁ…私の世界でも大々的ではなくても差別はあるし、他の国では差別が原因で争ってるところもあるし…私の周りはみんな優しくていい人たちばっかりだからついつい他人事になりがちだから余計に良くないよね。だけどね、いきなり全体は無理でもまず人と人同士からならもしかしたらって思うんだ、なんて…やっぱりそんな風に考えちゃう私が特別お人好しなのかな?(例えば自分のように考える人もいる、そこから広がっていく輪というものもあるのではないかと口にしてはみるが流石に少し楽観的すぎるだろうかと頬を掻いて)

ん…あれ?ここって…そっか、夢じゃなかったんだ…(火のパチパチと燃える音に目を開き、辺りの景色にもしかしたらこれまでのことは全部夢で目を覚ましたら自分のベッドの上かもしれない、という淡い期待は打ち砕かれ一瞬落ち込んだような表情を見せたがすぐに気を取り直し、火の番をしている相手の方へ笑顔で向き直り)おはよう、漆黒さん。…なんだかいい匂いがするね、えっと、キノコに木の実?そういえば、このキノコなら昨日枯れ木拾ってる時に結構見かけたかも

1064: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-05 20:13:58

だがそれも命令あってこそ。それに何処から出撃しようとも私に敗北はない。敵軍を試すマネはしたが、その程度で揺らぐのであれば私の敵足り得ない(と、やや強引ながらも問題ないと切り捨てて)……他者を欺き傷つけることができぬのであれば出来る者を使えば良い。戦が得意な者は戦いに、内政が得意な者は執務に。全てを自分で行い全てを背負うのは万人に出来ることではない……悪事の手口を学ぶのは防護の為にもなるが…向き不向きもあろう。……私がアリスの世界に行けば騒ぎになる。それぞれの世界に帰るのもまた適材適所というものだ。平和な世界に剣は必要あるまい…

……お人好しではあるし、理想論だな…。確かにアリスの様に手を取り合う者がいなかった訳ではない。敵対する間柄でも子を設けた者もいる。……その未来は明るいものでは無かったが……そんな両者の関係を嘆き痺れを切らしたのは神であった。両者手を取り合わぬのなら全て滅んでしまえと。それでも争いはなくならん……救いようのない話だろう?ならば後はお人好しが力をつけ王になり他の全てを叩き潰さねば収まらんだろう(そんな考えを持つものはいたが、結局最後は争いになるのだと淡々と語り)……アリスのそのような考え方は本来正しいものなのだが…

起きたか。……ではある程度満たされるまで食べるが良い。余ったものはこの袋に詰めて携帯食にされよ。……似たキノコを見たのはあちらの方か?離れていたとはいえ大凡の位置は把握していたが(と、キノコを目撃したという方向を指差しつつ、水袋や携帯袋を置いて)……水も汲んである。潤しておくとよい。

1065: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-06 00:05:55

そこで淡々と任務だからだって言い切れちゃうのは漆黒さんらしいね、これで慌てふためく姿を見て楽しかったとか愉悦を感じたりし始めたら逆に漆黒さんどうしたのってなりそうだし…あはは、ある意味そこもまた向き不向きだね。そういうその場のノリとかユーモアとか、漆黒さんが前面に押し出すとちょっとおかしな感じになりそうだからそこは得意な人にってね?(実に相手らしい感想にこくこくと頷き、適材適所という考え方はこういう場面にも適用出来るのでは?とはにかんだように笑って)うん、それはもう間違いなく大騒ぎだよ…それでも、一緒にのんびりお茶をしてひと時の休息場所ぐらいは提供出来たら良かったのになーって

なるほど…でも、よく考えてみたらそれもそうだよね。長年にわたっての問題なんだから私がその場でパッと思いつくようなことなら既にそれは誰かが通った道なんだろうし…喧嘩両成敗、戦いを終わらせるために戦う必要があるんだね。その口ぶりだと漆黒さんはそんなお人好しに心当たりがあるのかな?(自分の意見が認められて嬉しく思う反面正しさだけではどうにもならないこともあるんだなと、しみじみ頷けば、相手の言うそのお人好しについて関心を示して)

うん、ありがとう。いただきまーす!(相手の気遣いに感謝を述べれば早速食べ始めて)えーっと…うん、確かあっちの方角だったかな。そうなると今日は食料の確保もしつつあっち側へ進んでみた方がいいかな?今のところ行き先に何の手がかりもないもんね?(水をゴクゴク飲んで、ぷはっと声を漏らせば相手に今後の予定を尋ね)

1066: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-07 14:48:22

そうだな…剣が必要無くなった暁にはその様な技能も身につけなければならないのかもしれないが…今は必要あるまい。それらはアリスの方が上手そうだ。今この異世界でそういったものが求められた場合は頼りにするとしよう(ここではなにが起こるかわからないので仮にユーモアが問われた場合は助力を願う、などと適材適所に頷き)…………そうか。やはりお人好しがすぎるとは思うが、私を知る者のいないアリスの世界でなら鎧を脱ぎ剣を置いても良いかもしれんな…

ああ、どこの世にもお人好しはいるものだ。現にデインと敵対するクリミア軍はラグズベオク両方による混成軍でな。エリンシア姫は優しさと芯の強さを併せ持つ為政者である……此処がテリウス大陸であればアリスをクリミア軍に庇護して貰う予定だったのだ。……悪い扱いはされないだろう(お人好しについて聞かれると心当たりをこれが最適解だとばかりに告げて)

人の手がかりは無いが川を見つけた。水とは高きから低みに沿って流れる。なれば川を登れば山の方へ、下れば海へと出るだろう。…私の国では水辺の近くに村があることが多い。上流と下流、どちらに村があるかわからぬが当てもなく彷徨うよりは良いだろう。…アリスは何か案はあるか?なければ山を目指すか海を目指すかを決めて貰いたいのだが(火の始末をし、残骸などを地に埋めながら選択肢を訪ねて。食べる様子から体力と健康に異常は見られないなと安堵すれば、先ほど指し示された方向へと向き)
…出立の準備を始めてほしい。その間軽く食料は集めておく

1067: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-07 17:06:37

ふふふー、お任せだよー。得意かどうかはわからないけど、それでもこういうことでも私で役に立てることがあるなら嬉しいしね(どんなことであれ役に立てるのは嬉しいようで、ふふん、と得意げな表情を見せて)…そうなったら素敵だね、その時は漆黒さんの素顔を晒しちゃダメだっていう命令も無効かな?それとも、あくまでも非公式?

その王女様ってすごいんだね。その人の下でなら敵対している種族同士でも手を取り合える道も模索出来るんだ…あ、でも、デインにとっての敵国ってことはつまり漆黒さんとはある意味敵同士ってことになっちゃうんだね…それはちょっぴり寂しいなあ…でも、暫定ここは多分漆黒さんの言うテリウス大陸でも私の住んでる日本でもないもんね。だからもうしばらくは一緒に居られるね(自身が直接戦いに参加するわけでなくとも相手と敵対する国に行くことは少し切なく思ったが、そもそもここが自分たちの知る世界とは異なる場所であるためその前提自体が通らないと安堵して)

あっ、そっか!確かに漆黒さんの言う通りだね。うーん…私の世界だと海辺には必ずと言っていいほど港があるし港があればそこに住んでる人たちも必ずいると思う。だから海を目指す方が良いんじゃないかなって私は思うけど…って、こんな感じの意見でいいのかな?べ、別に海の幸とかそういうのに惹かれた訳じゃないよ?(一応素人なりに考えた結果を相手に告げて、若干頭をよぎった思考を言わなくてもいいのについポロリとこぼして)
うん…あっ、そうだ、朝の食事の残り包んでおくね。私と一緒だと漆黒さんも落ち着いて食事出来ないだろうし持ち歩いて一人になったタイミングにでも食べて(お皿代わりの大きな葉っぱに朝の残りのキノコや木の実をくるんで二つ包みを作れば一つは自分、もう一つは相手に手渡し)

1068: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-08 19:25:31

もとより集落に着き人と会話する事態になれば仲介を願う予定だ。素顔の見えぬ鎧よりは少女の方が警戒されずに済むであろうから、その時は重ねて頼む(役立てることが嬉しいらしい様子を見てはほんの少し微笑ましく穏やかな声ででまだまだ頼るぞと伝え)……ああ、この異世界でも私を知る者がいないのであれば兜を取るのも吝かではないのだが、同郷がいないと確定した訳ではないからな……アリスの国に渡れたのならば一時は脱いでも構うまい。流石にそこまでは同郷の者もついてはこれまいだろうからな

…敵同士になったとしても私の敵は軍であって民間人ではない。アリスが剣を取りクリミア軍となるならば私も剣を向けねばならないが、ただの民間人であれば直接まみえることはない。……とはいえ確かにここは私の知る大陸ではないのだから預ける予定も立たぬという訳だが…そこまで一緒に居たがるのは同じデインの将ですら中々いないな…(話せば話す程に物怖じしない少女だなと思いつつ、一緒に居られることに安堵する様子に苦笑して)

……承知した。港があると良いが、ここから海までどれ程の距離があるかわからぬ。可能であればアリスを抱えて行軍した方が速いのだが、どうか?…意見はどんなものであれ発言した方が良い。右も左もわからぬ世界で可能性を模索するには多角的な見方が必要だからな。………例えそれが食べたいからという理由からであっても(…慣例としては気がつかない振りをするところだが、今までの言動から失言に対してリアクションを取った方がいいのかと小さくツッコミを入れて)

気遣い感謝する。…では食後の休憩を取りつつ出立の準備を進められよ。私も食材を集めたらすぐに戻る(と、包みを一つ受け取ればアリスが見つけたらしいキノコ群を回収すべく消えるようにその場から向かい)

1069: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-09 05:07:37

あはは…確かに漆黒さんが声をかけたら大抵の人は竦み上がって会話どころじゃなさそうだもんね…私も最初は絶対殺られるって思ってたし…漆黒さんも含めて危険はないよって説明しなきゃだし責任重大だね(こぶしをぐっと握ってこの先に待つ自分の役割に意気込んで)そっか、でももしそれが実現しちゃったら漆黒さんは自分の世界に帰れてないってことだしそれはちょっと両手離しには喜べない案件だね

直接は戦わなくてもやっぱり自分の知ってる誰かが敵対する国にいるのは悲しいことだなって、心情的にどちらの無事も祈りたいのに戦争ではその願いはきっと叶わないから…だから、今の時点ではそんなことにならなくてなんだかホッとしちゃって。漆黒さんは見た目はすごい威圧感あるし無骨な感じだけど、本当は色々気遣ってくれて優しいし、それに今は私が頼れるのって漆黒さんだけだからね(短い付き合いながら相手を信用しているということを示し、何よりもし自分が一人だったらこの世界で生き延びるなど不可能だろうし心も折れていたと確信していて)

ええっ!?か、抱えるって、もしかして私を小脇に…?(予想外の提案に目を丸くして驚いて)あぅ…もうっ、そういうところを突かなくていいんだよ…い、一応言っておくけど食い意地が張ってる訳じゃないんだよ?食いしん坊とか大食いとかじゃなくて食べキャラってやつなんです、うん

…さてと、これでよしっと。こういう時、ちょっと焦ったくなって迎えに行こうかなとか考えちゃったりもするけど、下手に動くとそれが変なフラグになったりもするし…大人しく待つのが一番だよね。漆黒さんならむしろ一人の方が安全だろうし我慢我慢…(それほど時間もかからず身支度を済ませて、相手の帰りを大人しく待ち)

1070: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-11 16:04:10

最悪私が認められずともアリスだけなら入れるかもしれん。その場合は私は集落の外に待機するので情報だけ仕入れてくれれば問題ない。だから気負わずにな。…その場合中での危機に対しては初動は遅れるが……なんとかしよう(意気込む後押しに仮に交渉が失敗しても気にするなと宥めつつ)
……ふむ。仮に私だけ取り残されたのであればそれは最早私だけの問題。その時は自分で対処するからアリスが気にやむことはない。

その優しさは戦場には不要なれど戦前戦後には必要とされるものである。得意分野が違うのだ、気に病むことはない。それに国とは一人で為すものではなく、民がいてこそ。民を護れずとして何が騎士か。軍属でもなく身の程をわきまえぬ愚者でもなくば危害は加えぬし助けもする。それだけのこと……安心されよ、私の剣の届く範囲である内は護ると誓おう。…あとはこれから目指す集落に身を落ち着ける宿でもあれば良いのだが……金品の類はあまり持ち合わせておらなんだ。……問題は山積だな…(信用はありがたく頂戴するがそれに過度の感謝は不用だと静かに語り。それよりも今後はどうするべきかと先について思案を巡らせ )

森を行くのであれば危険を避けるため後ろを歩いて貰う必要性があったが、海に行くとなれば障害物のない川に沿って下るだけ。なればアリスの歩幅に合わせるよりは担いで駆けた方が早いというもの。…………とは言ったものの、傍目から見れば人攫いにしか見えぬのが難点か。抱えるのでなく肩にでも乗ってもらうべきか…?…食べきゃらというのはよくわからないが……よく食べよく眠るのは健康の証である。隠すものでもないと思うが(と、女性の扱いとしてはどうかと思われる様な発言をしつつ、慌て誤魔化すように言葉を重ねる相手に首を傾げ )

……戻った。準備はできているようだな……では出立しよう。人の暮らす場所に着けば良いが、先ずは川だ。そこから川下へと向かう。この気温であれば川で身を清めることもできるが…日をかけずに集落につければその分人並みの生活をその分早くこなせる。今しばらく不便に我慢せよ(腰や背に皮袋を下げてマントを羽織い準備を整えれば、行くぞ、声をかけて )

1071: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-11 19:10:44

漆黒さんってばまたそんなこと言うんだから…でも大丈夫、私がちゃんと責任もって交渉してみせるからそこは大船に乗ったつもりで任せちゃってよ。まあ…もしもダメだったらその時は情報だけもらって私も一緒に外で過ごせばいいし…それはそれでキャンプみたいで楽しいよ、きっと(相変わらず自分のことはいいからというスタンスの相手に苦笑零せば、その時は自分も一緒だと胸を張って)それはそうかもしれないけどさ、やっぱ苦楽を共にしてきて自分だけ良ければそれでオッケーとは割り切れないのが人情ってものなんだよ、漆黒さん

ふふ、剣の届く範囲である内は、か…うんうん、頼もしいねー。あっ、確かにそれはそうだね…私も今はお金になりそうなものは何も持ってないし…最悪の場合何かお仕事をさせてもらってそれで宿代はどうにかするしかないかも…うん、きっとなんとかなるよ。難しく考えるよりも行動あるのみ…って、流石にちょっと無責任かな?(今後の展望について、確かに問題は山積みだがきっと大丈夫だと根拠のない発言をしては頬を指先で掻いて)

それもそうだけど、私もそんな状態で運ばれたら流石にちょっと恥ずかしいっていうか…でも、私の歩幅に合わせてたらそれはそれで余計に時間がかかっちゃうし…それなら肩に乗せて運んでもらう方がいいかなーって…。それは確かに間違ってないけど!だけどほら、女の子としてはね…漆黒さんもこんな時騎士としては女の子の扱いというのもちゃんと弁えないとダメだよ、漆黒さんからすれば私はまだ女の子である前に護るべき幼な子なんだろうけどさ(そんな風に少し説教じみた発言が出来てしまう辺り相手の事をより深く信頼している証で)

よーし、出発だね。えっと、とりあえず漆黒さんの肩に乗せて貰うんだよね。…そういえば丸1日シャワーとか浴びてなかったけど変な匂いとかしないかな…うん、細かい事は気にしないでおこう、それじゃ次こそ行こっか(軽く自分の匂いを確かめるようにスンスンと鼻を鳴らせば最終的に考えるのをやめて相手に向き直り)

1072: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-12 22:40:40

全然本編とは関係ないんだけどちょっと自慢したいから聞いて聞いて
今日ね、私とか金剛さんの声帯の妖精さんのライブがあってそれに参戦してきたんだ!…って、まあ、それだけでオチも何もない話なんだけど、この喜びを誰かにお話したくなっちゃって…えへへ←

1073: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-13 05:46:11

そうか、あまり重圧をかけても良い結果は生まれないと思いさったのだが、心配はいらぬようだな。……人情とやらはわからぬでもないが、騎士とは、駒とはそういうものだ……などと言えば怒るのであろう?……気負わなければそれで良い、任せた(まるで諭すようや言い方に頷き、ならばせめて責任は感じるなと言葉を重ね )

私の剣は弓矢が届くくらいの範囲であれば一薙ぎで屠る事ができる。先程は信じてない様子だったが一応覚えおくと良い。…私のいた大陸の金貨はいくつか持ち歩いているが使えるとも限らん。が、剣や鎧を売れというのは拒否する。……おあ、無責任ではない、何事も動かねば何も始まらぬ。なれば魔物退治や警備の仕事があれば承ろう(心配するなとばかりにフォローを入れ、何が起きても心配ないと改めて伝え )

軍には男も女もないのだが……よい、では乗れ。女性として隠匿したいのであれば無理には聞かぬが、始めに自ら暴露するように言ったのはアリス……というのも黙っていた方が良いか(と、相手につられて珍しくそんな軽口を言いながら背を向けてしゃがみこんで )……匂いは鎧があるからわからぬ。まだ一日では汚れてはおるまい。……ゆくぞ(匂いを一時気にする相手に、獣でなくば匂いはわかるまいと呟いて、一足飛びを重ねて飛ぶように走りだし )…猫のラグズよりは僅かに遅いが速度は出せる、落ちぬようにな

(/……そうか、金剛の声のお方か……私は声優全般に疎いため名前は存じ上げぬが良い思い出となったであろう。良かったな。やはりご本人を間近で見るのはテンションの上がり方が違うであろう?)

1074: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-13 09:56:44

うん、怒るよー。いくら騎士だからってもっと自分を大事にしなきゃダメだよーってね、こう見えて私が怒ると怖いんだよー…なんてね。…でもまあ、その辺は大丈夫、気負うも何ももしダメだったらまた昨日のように過ごせば良いだけだもん、二人一緒なら平気平気(少しばかり芝居掛かった口調でそう冗談めかしては、最後には事も無げにニッコリ笑って)

あはは…本当に冗談じゃなかったんだ…あ、でも漆黒さんがそんな嘘を吐くような人じゃないって今はちゃんと分かってるから勿論信じるよ、もしピンチになったら頼りにさせてもらっちゃうね。あ、それなら私の国のお金もちょっとならあるけど、それは多分最初から使えないだろうなあって考えてたよ…でも、漆黒さんのそれって金貨ってことは金なんだよね?もしかしたらお金としては無理でも金としては価値があるのかも…私たちの世界だと使われるお金は国ごとに違うんだけど金は全国共通で価値があるものだから、もしかしたらもしかするかも…漆黒さんのその剣と鎧を売るなんてことになったら私だって困るし最初からその選択肢はないしね(相手にとっても自分の身を守るめにも重要なその剣と鎧を売るような事態には陥らない為にも、相手の手持ちの金貨について、それなら金策に使えるかもしれないと考えを巡らし)

そりゃ軍ではそうかもしれないけど、私は軍人さんじゃないしここは戦場でもないんだよ…だけどまあ、うん、そう言われちゃうと返す言葉もないんだけど…(相手の指摘にぐうの音も出ないようで少し悔しげにして)わわわっ、すごく高いし速い速ーい!景色がどんどん後ろに流れていっちゃうよー。これよりも速い猫のラグズさんってすごいんだねー(予想を遥かに上回る速さにテンションが上がりハシャいで)

(/うん、すっごく楽しかったよー。それに現地の食べ物とかも沢山食べることも出来たし…えへへ、食べキャラとしてはその辺も外せなかったっていうかなんていうか…。と、とにかくお話聞いてくれてありがとね!)

1075: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-14 19:44:40

自分を大事にしない訳ではないが、例えば国王が騎士に自害せよと命令を出せば従うのが支える者の定めなのが一般的だ。私にはその様な命を下されることはなく、私はどの様な事態になっても自らの命を守りつつ切り抜ける自信と実力があると自負する。一人で放り出されても問題はないが、アリスはそうなればついてくるのが理解できたし、其方が問題ないと言うならばそれでよい。長くなったがつまり、交渉は成否に関わらず気楽にせよ、ということだ(改めて面白い娘だとアリスの笑顔を眺めつつ話をまとめて、二人でなんとかなるという言葉に頷き)

なるほど、我々の国でも金塊そのもので商談を成立させることもある。この金貨は金塊を削り出して作ったものであるから確かに装飾された金のコインとしての価値があるだろう。必要であれば渡すから言うと良い(理解が得られたので金貨はいつでも出せると伝え、何か策があれば頼むとお願いして)

気に障ったらならすまん。猫と言っても体長はアリスより大きい。戦ったことはあるが勇敢で素早い……やはり動物は人より特化した能力があるな。アリスの国にラグズはいないのか?……あるいは、滅んでしまったのか…?……ああ、あまりはしゃいで落ちることがないようにな。しっかりと掴んでおられよ……見よ、川だ。ここから川下に向かう(落ちぬようにと注意しながも、アリスの国のラグズ事情を訪ね、絶滅してしまったのかと僅かに声のトーンを落とし。……さして時間がかからない内に川に到着すればスピードを落とさず川にそって進み)

1076: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-14 21:08:15

なるほど、現実の騎士の世界もシビアなんだね…私たちの世界に騎士はもういないけど創作として伝わってる騎士像って正に漆黒さんの言うように忠義を貫くべき、主命は絶対って感じだし…その点漆黒さんの場合は扱いを誤ればそれは主に返る、だもんね?(自分のよく知る騎士のイメージと相手の違いに、少しだけ悪い笑みを浮かべながらそう揶揄して)

ふふふー、今回のは我ながら中々機転の効いた発想だったね。後は相場で足元だけ見られないようにしないといけないけど…漆黒さんが後ろに居たらそんなこと出来ないよね、きっと。…なんだかちょっと悪い気もしちゃうけど私たちも生き抜く為に必要なことだもんね(懸念材料についても相手がついてきてくれればその心配はなさそうだと、この状況に順応しつつあるのかほんの少したくましい一面を見せて)

私より大きな猫っていうと、雰囲気的にはトラとかそんな感じなのかなあ…確かラグズって私たちみたいな人のような姿から獣の姿に変わるんだったよね?私たちの世界だとそんな生き物は創作とか伝説の中にしか出てこないかも…。…うん、大丈夫だよ、バッチリ掴まっておくから!水辺だと風が涼しいねー…って、漆黒さんは鎧だからあんまりわからないかな?(掴まる腕にほんの少し力を込め、若干の空気の変化を感じ取って相手へ問いかけて)

1077: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-17 00:13:18

…ああ、私には為すべき事がある。命令は聞くが命はやれない。私の首を欲するならば剣を交え私に打ち勝つことだ。そして真に忠義に厚い者であるならば主の過ちを肯定するだけでなく正す…のが正しいと思えなくもない。……しかし騎士がいないとはやはり随分と平和なのだな。…剣も攻撃魔法も無い世界……私には想像がつかないな(悪い笑みを浮かべる相手に静かに頷き、平和過ぎる世界では自分は何もすることがなさそうだと静かに思いを馳せて)

商人に交渉するにもまずは中に入れるかどうか。門番はいるだろうか。金を握らせれば通れるか。……この非常時だ、使えるものは何でも使われよ。商談でも戦闘でも出過ぎず引かず状況に応じて邪道非道も使い分ける軍師の様な策略が肝要だ(脅迫も厭わぬといった具合の様子に頼もしいなと小さく笑うと、自分もやれる事ならばなんでもやろうと頷き)

無論猫のラグズより大きい獅子や大鷹のラグズもいる。だが伝説の中でしか姿を見せないのはやはり人に狩られたか。もしくは神に消されたか……うむ、そうか。快適であればいい。私は暑さも寒いか寒さも感じないが涼しげな空気は読める…………む。アリスよ、あの川の向こう、少し遠くに人工的な壁が見えるのがわかるか?……あれが集落……いや、規模からみて街か。城や砦は見えぬが……更に奥に見えるのは水平線か?…思ったより早くみつけられたが(話をしながらしばらく進むとふと遠くに人工物が目に入り足を止めて。何か見えるかと問い)

1078: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-17 03:01:20

うんうん、右腕的なポジションに据えるならやっぱ漆黒さんみたいなタイプだよね。忠実に仕事をしてくれて、それでも間違いはキチンと正してくれる…一つも間違わない生き方の出来る人なんていないんだから言うべき時はちゃんと言ってくれる人が側にいるかどうかって凄く大事なんじゃないかなって。うん、有り難いことにね…漆黒さんはもし私たちの世界のように自分たちの世界から争いが無くなって戦うための力が必要ないってなったらどうするのかな?何かしてみたいこととかあるの?(相手が想像もつかないという状況にもしもなったのならどうするだろうと、敢えて問いかけてみて)

なるほどー、流石は漆黒さんだね、タメになるよー。出来るだけ穏便に…それでも目的はちゃんと達せれるように…なんだか参謀役になったみたいでワクワクしちゃうね(流石の処世術に感心して頷きつつ、自分の役割に気負うどころかやり甲斐を感じている様子で)

そういえば、漆黒さんって本当に神様が実在するんだみたいにお話してるけど、漆黒さんの世界だと神様も実在するの?………えっと、うん!かなり大きな街みたい!門は見えるけど、開けっ放しだし沢山の人が出入りしてるみたいだから一人一人チェックはしてないんじゃないかな?…っとと(話の途中で見えたという街の方へ自身も目をやり、日差しを遮るように額の辺りに手を当て目を凝らして門らしき場所から人が頻繁に出入りしていることを伝え、片手を離していたためかバランスを崩して落ちそうになって慌てて掴まり直して)

1079: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-17 12:24:20

してみたいこと、か…………そうだな、人が人である限り例え戦争が無くなったとしても小さな争い諍いは絶えまい。それらを抑える抑止力になれれば、とは思う。所詮私の出来ることは戦いだけだからな(想像はつかないが人間の行動を見るに完全にはなくならないだろうと考えて、長い思考の末にそう答え)

生真面目な者であれば真剣にと言う所であろうが、気負いなくワクワクする程度の心構えの方が上手くいく事もある。……神か?確かに滅多に人前に姿を現さぬ故に存在を疑う者もいるが、実在はするし私も見たことがある…正と負の女神がおり、一度正の女神によって大陸が………大丈夫か(話途中で落ちそうになるアリスに一度足を止め支えようと手を上げるが、掴み直したところで彼女の言葉のまま視線を門へと)……なるほど、道行く人々の服装を見るにそこそこ発展し裕福な町と見える。私の様な全身鎧は居ないようだが、武具を携帯している者がいる…であればアリスのいた平和な世界でなくどちらかと言えば私寄りの世界…であろうか(と、道行く人々からそう推察するとそのまま門の方へと歩みを進めていき)

アリスよ、そのまま乗っているか?それとも降りるか?

1080: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-17 18:50:59

あはは、そこはどんな時代になっても漆黒さんの考えは変わらないんだね。でもどうせ戦うんなら剣術道場の師範なんかも良いんじゃないかな?多分漆黒さんの強さなら門下生になりたいって人も沢山いるんじゃないかなって思うし、後はボディガードとか…特にボディガードについては一緒にいて安心感が違うって私が太鼓判を押しちゃうよ(などと例え話にも関わらずどこか楽しげに掘り下げるように語り)

気負うなって漆黒さんが言ってくれたからね。緊張とかの感情って人に伝播してしまうものだから、それなら私もワクワク楽しいなーって気持ちで接した方が向こうも警戒を解いてくれるかなって…とかなんとか言って、実はそんな考えとは関係無しにこの状況を割と楽しんじゃってる私が居たりして(それっぽいことを言いながらもそれも半分ぐらいは建前なのだと素直に口にしてはてへへ、と笑い)あ、うん、大丈夫だよ。あはは…油断してたよー、危ない危ない……でも、ということは好都合だよね。つまり武器とかは持っていても問題なく街には入れるってことだし、後はどうやっても目立っちゃう漆黒さんの鎧姿がどうか、だね…(これは好都合だと思った反面、それでもやはり相手の鎧姿は異質だろうと考えては、じいっと見やり)…っと、そうだ!それなら漆黒さんは私のお付きの騎士ってことにしよう。一応私がそれなりにやんごとなき立場の人間だってことなら護衛に名うての騎士の一人や二人連れててもおかしくない!…と思う。どうかな?(街の近くまで来ると、相手の身体を伝ってピョンと地面に降り立てば向き直り、人差し指を立ててこんな作戦はどうかな?と提案をしてみて)

1081: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-18 19:58:45

剣術道場…騎士は居らずとも剣を学ぶ場所があるのか…私ができるのは実践稽古くらいだが、護衛であれば……しかし、アリスの国は基本的に平和なのだろう?あまり出る出番はなさそうではある(楽しげに話する様子に合わせて淡々とではあるが想像で物を言うに、あまり必要ないのではと結論に至り)

…物は言いようだな。だがその底抜けの明るさがより良い未来を呼び寄せるのだろう。悲観するよりはよっぽど良い。……ふむ。お付きの人か……やんごとなき立場の者の所持金が乏しいのが問題だが、お忍びで抜け出したとでも言えば護衛が一人なのも手持ちが少ないのも誤魔化せよう。ではアリス嬢。いや、姫と呼んだ方がよろしいか?私の名は漆黒のままで良いとは思うが(たのしんでいるのは見ればわかったために苦笑するようにつぶやき、続いて提案に頷けば呼び名について言及し)

1082: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-18 23:11:01

うん、戦う為じゃなくて精神を磨いて己を高める為に学ぶんだよー。他にも競技として試合をすることもあるし…勿論真剣は使わないけどね。平和な世界でもやっぱりそれなりの立場にある人はリスク管理?が必要なんだよ、だから腕のいいボディガードは引く手数多だと思うけど…出番がないのはそれはそれで漆黒さんには少し退屈かな?(職業としての需要はあっても実質殆ど仕事がないというのはやはり退屈なのだろうかと考え、小首を傾げて)

あはは…そんな風に肯定されちゃうと逆に私の緊張感の無さが申し訳なくなっちゃうけど、私はマイナスに考えるよりはプラスに考える方が好きな方だからここは甘んじて漆黒さんの評価を受け入れちゃいます(などと口走り、ふふん、と得意げな笑みを浮かべて)なるほど、流石は漆黒さんだね、私の思いつきだけの作戦をあっという間にそれらしくまとめちゃったよ…でも、ちょっと姫は恥ずかしいかなあ…うーん…だけど設定にはリアリティも必要だもんね…それじゃあ、コホン…さあ、行きましょう漆黒(最初こそ姫という呼び名を恥ずかしがっていたものの、形から入るタイプなのか役に入り込めば、むしろノリノリに見えなくもなくて)

1085: 漆黒の騎士 [×]
ID:3828a8b82 2019-08-19 13:46:53

なるほど。平和の世界には平和なりの剣の使い方があるという訳か。とはいえ警戒するのは良いことだ。確かに出番が無いのは少々退屈ではあるが、抑止力として働くならばそれも良かろう。…となればアリスは私を雇うのか?(と、想像の話ではあるが仮にそうなったら、好奇心旺盛のこの娘はついてくるのだろうか、その場で別れるのだろうかと尋ねてみて)

…取り繕った姿は剥がれやすい。役に慣れなくば普段通りでも構わないが……大丈夫そうだな。…では先頭を歩かれよ。既に幾人かの人々がこちらに気づいてチラチラ見ているようだ。門番がいないのであればまず向かうは宿か、情報を集める為の酒場か、自警団などがあればそれなりの詰所…ギルドなどがあるかもしれん(役を意識しすぎて少々わざとらしい感じもしたが慣れれば大丈夫だろうと頷き)

1086: 鷺澤有里栖 [×]
ID:84557fab7 2019-08-19 15:23:25

ね?どんなに世界が平和になったって漆黒さんほどの逸材をそう簡単には楽隠居させてあげないんだよ。私が漆黒さんを雇うなら本格的に実家の事業を継ぐことを視野に入れないといけないかなー、そうしないと人一人雇うような給金なんて絶対払えそうもないし…それにもし雇ったとしても私ぐらいの立場だと尚更危険とは無縁だろうし、きっと日々の話し相手とかお茶の相手とかそういうことで飼い殺しにすることになっちゃうかも(もしも自分と相手の人生がこの先も交わり続けるようなことになれば自分がとるであろう選択肢を口にしつつも、それはもしかしたら相手にとっては不本意なものになってしまうかもしれないけれどと苦笑を浮かべ)

そうね…それでは漆黒、私はまず酒場というのが見てみたいわ。沢山の人が集まってさぞや賑やかな場所なのでしょう?そこでこの土地の色々なお話を聞いてみたいわ。一緒に探しましょう(周囲の視線に無意識に背筋を伸ばし、さもこことは違う異国からやってきた世間知らずなお姫様といった風な体で、まず何をするにも情報が大事だろうという意見を相手に伝えて。最初は相手の物々しい立ち姿に周囲は警戒しているようだったが、演技の効果は上々なようで己が物怖じすることなく無邪気に話しかけているのを見て付き人か何かだろうと判断したのか周囲の関心はやがて薄れていき)

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