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『太古の神殿と滅びの唄』非募/24


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21: Miltiadis [×]
2018-03-14 10:13:06




(振り返り様に視界に飛び込んできたのは幼子のように穢れを知らぬ純粋無垢な笑みを、燦然と輝く太陽の如く陽気に湛えながら此方に駆け寄る彼女の姿。元より輝かしい髪が橙黄色の光に照らされる様はまるで黄金の透き通った溟海に潜む自由な畝りを連想させられ、更に細長く煌びやかな睫毛の下から興奮によって光沢を増した翠玉の二つの瞳に真っ直ぐ見つめられれば長らく氷結した心に温かな絵の具で色付けられる気分になり。風光明媚な土地から吹きゆく風や揺れる草木の音色、昆虫や動物達の惑いの感情、空の海でさえどういうわけか新鮮味があり、まるで希覯の訪問者を歓迎しているかのようで薄らいで行く警戒心と彼女への興味が胸の内から湧き出すのを感じ。側による様子を一瞥し意気揚々と紡がれる言葉の一つの”海の底に沈んだ”に反応して片耳を向け、城壁とも言える有毒の硫化水素の海と猛毒を持つ蛇蝎の島を思い浮かべれば改めて外の世界からの訪問者であるという事を認識し。物欲に駆られた盗賊や開拓者にしては無雑であり華奢で端麗な娘一人が企みを持って訪れたようには到底思えず、自ずと声帯を震わし「___“シネスティア”、唄によって築かれ唄によって滅んだ秘境の地。死の海は城壁に過ぎない、…君も見たはず。此処は紛れも無い現実世界のものさ。」左右も分からず嘸かし恐ろしい思いをしてきただろうと思考を巡らせるが彼女の双眸に微塵も恐怖が浮かんだ事は無く、強いのか隠蔽上手かどちらにせよ実に風変わりな訪問者であると感心し。背後が未だ森林であり、猛獣どもが珍しい匂いに釣られて蠢く様子を感じ取ると徐に一歩前進するが彼女の細長い四肢を思い出すと漸く小さな身体では限界がある事を思い出し。見遣れば矢張り擦り傷だらけの下肢に窶れた顔色が伺え、申し訳無く身を屈めれば折れた翼の目立つ背を差し出し)もって三日の命。此処に居ればやがて裂かれて喰われ二度と元の世界に帰る事は出来ない。尽きたくなければ共においで、_______…名は?

22: Miltiadis [×]
2018-03-18 11:04:13



(/一度上げておきますね、お忙しいかと思いますので気長にお待ちしております!)

23: Thea・Lupino・Rowlands [×]
2018-03-18 19:41:27




( /申し訳ありません、本当なら今すぐにでも返信したいのですが、少々背後が忙しない状態でして…!未だ幾日かお待たせしまう事になりそうなので、こうしてご一報させて頂きました。誠に申し訳ないです…。 )




24: Miltiadis [×]
2018-03-19 01:52:26



(/かしこまりました、ご丁寧に有難う御座います!何せ体調の崩しやすい季節ですのでどうぞお身体にはお気を付けて下さいませ…!気長にお待ちしておりますのでお手隙の際でもまたお相手願えたらと思います、それでは今暫く待機しておりますね!)

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