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黒、双つ … 〆/26


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自分のトピックを作る
7: 帽子置き場 [×]
2018-03-07 10:51:47


( 思いの外長引いていた案件が漸く片付き数日振りに缶詰状態を解かれれば、幾つか有る中でも葡萄酒を多く常備しているセーフハウスへと帰路を急いで。目の下に薄らとクマを作りながらも秘蔵の上等な酒に思いを馳せ上機嫌に川辺りを歩いていたものの、相手の姿を視界に捉えるや否や舌打ちを一つ零してそのまま通り過ぎようとし )

( / 絡み文ありがとうございます…!
不備だなんてとんでもない、流麗で絡み易いとても素敵な文章で気後れしそうです;;
改めまして、様々な面で至らない点が多いかと思いますが、精進致しますので何卒宜しくお願いいたします…!

ありがとうございます!予想以上に双黒の信頼関係が途轍もないもので……私も暫く放心状態でした( ´ ▽ ` )ノ )



8: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-07 17:51:01

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…………何だ、誰かと思えば中也じゃないか。
( こんな時間の静かな川沿いに現れた人の気配は嫌でも穏やかな意識の中に入り込み、厄介な輩か或いは可憐なお嬢さんだったりはしないだろうかとさり気なく横目でその存在を確認すれば、そこに居たのは予想外によく知った姿で。思わず上記零しては通り過ぎようとする相手に何と揶揄ってやろうかと視線で追い掛けているとその目の下に居座る隈が目に入り、思わず「…わあ、酷い顔。」なんて呟いて。ㅤ)


( /ㅤいえいえ、恐縮です;此方こそ素敵な文章で返して頂きとても続けやすいです、有難うございます…!
此方もまだまだ未熟な身ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します!

本当…映画製作発表時のキービジュからある程度覚悟はしていた積もりだったのですが、いざ観てみるとその衝撃の強さにあっけなくやられましたし、全体通して本当に素晴らしい作品でした、、、ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

9: 帽子置き場 [×]
2018-03-07 21:47:46


…手前みたいに暇じゃねえんだよ、此方は。
( 相手の呟きに思わず足を止め振り返り、退勤時に部下にも似た様な言葉を掛けられたのを思い出せばそれ程迄に疲労が表情に出ていただろうかと僅かに顔を顰めながら答えて。場所が場所なだけに勘違いしたのか「手前は未だあんな酔狂な真似してんのか。此処じゃ浅くて**やしねえぜ」と呆れた様な眼差しを注ぎ )

( / 返しにくくないようでしたら何よりです〜!

上映中終始、どのキャラもただひたすら素晴らしかったですよね……OP、挿入歌、EDの入るタイミングも良かったです…!! )



10: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-08 01:57:22

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知ってるよ、此処ではもう何度か失敗しているもの。
( 相手の物言いたげな視線など物ともせず自分を誰だと思っているんだと何故か自慢げに答えては、以前この川に入った時は結局気持ち良く水に流され続けただけだったなあと思い出し溜息吐いて。水辺特有の冷たい風を頬に感じるとまた川の方に視線戻し「別に今日はそういう心算で来たんじゃないよ、ただ眠れなかっただけ。」そう言い切ると同時に浮かんだ白い息に今更冬の夜である事を思い出したのか控えめに身体を震わせ。ㅤ)


( /ㅤもうまずOPがめちゃめちゃかっこよくて……!!挿入歌は二期のラストを思い出し、あの時よりも更に自分と向き合い成長した敦の姿に感動させられましたし、EDは相変わらずの歌詞の良さで完全に泣かせに来てましたね、、、
一場面一場面考えさせられる点が多すぎてもう何度でも観に行きたいです……ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

11: 帽子置き場 [×]
2018-03-08 17:01:29


…手前にしちゃやけに繊細じゃねえか。
( 予想外の返答に思わずといった様子で目を瞬かせては、心内を隠しもせずに声色に滲ませつつ答えて。川を眺める相手の横顔からその真意を読み取ろうとするも、寒さに身を震わせる姿が目に入れば小さく溜息を零してから羽織っていた外套を相手に放り、「感性が如何とか抜かしやがったらぶっ飛ばすからな。行くぞ」とだけ告げて踵を返し迷わずセーフハウスの方向へと歩き出して )

( / 死 ね が伏字になってしまうのを完全に忘れておりました、ごめんなさい。゚(゚^ω^゚)゚。
本当にそれです……敦くん自身の成長は勿論、そんな成長した彼の最後の台詞でその場に居た太宰さんや鏡花ちゃんも大いに救われたんだろうなぁ、と思うとめちゃくちゃ泣けました;;
早速明後日また見に行きます!第1弾の特典は残念ながら手に入らなかったので、第2弾は確保したいところです…! )



12: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-09 10:20:53

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わっ…!…えっ、なあに、何処行くの。
( 今更何も考えず外に出て来てしまった事を軽く後悔して居れば、不意に投げられた何かに反応しきれず半ば反射で受け取るとそれが相手の外套である事に気が付き。少し迷ったものの貴重な優しさを有難く受け入れる事にしようと素直に肩に羽織り、間髪入れず歩いて行ってしまう相手の背中を慌てて追い掛けては「…良いの?私が着いて行っても。」と珍しい自分への対応にいまいち相手の思考が読めずに疲れた顔を覗き込んで。 )


( / いえいえ!流れから分かったので全然大丈夫ですよー!この二人の会話は気を付けないと私もうっかりやりそうです…w
あ~~分かります、最後の台詞は本当にずるかった…;;
太宰に対して冒頭と同じ言葉を返した敦の遣り取りは観てる此方まで救われたような気持ちでしたし、本編にも引けを取らない濃い内容と救済の描写、良作すぎて公式さんに感謝しかないです…
おおお、私も明日観に行きますー!15歳の双黒という響きに今から動悸が止まりません…! )


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

13: 帽子置き場 [×]
2018-03-09 16:09:58


足が早い食材を使っちまいたいんだよ、暇なら一杯付き合えや。
( 控え目に許可を求める相手らしからぬ様に更に調子を狂わされれば、それでも素直に“放っておけない”等と口に出来るはずも無くぶっきらぼうに答えて。少しして見えてきた一棟のタワーマンションのエントランスを躊躇無く潜り釦を押して昇降機を待ちながらちらりと相手を見上げるも、彼是と探りを入れる心算は毛頭無く「眠れねえって事は……夕飯は食ったのか?」と空腹の度合いだけを尋ね )

( / 他にもきっと伏字になってしまう単語がありますよね…気をつけます。笑
前回は衝撃のあまり見逃してしまった部分もあるので、そういう細かい台詞や表情などを明日はしっかり見てきたいと思います…!!
特典が本当に楽しみですよね!早く読みたいような読むのが恐ろしいような…。 )



14: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-10 03:59:11

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夕飯代わりにお酒なら少し飲んだよ。
( 自分の住む社員寮から近い所に部屋なんて取っていたのかと自分が隣に居た頃の記憶には無いマンション内を何となく見回していて。食事についての問いを投げられると用意が面倒だからという理由で日本酒以外特に何も口にしていない事を遠回しに伝えては、「何か作ってくれるのかい?」と以前何度か口にした事のある相手の料理が随分美味しく感じた事を思い出し多少の期待を滲ませて。ㅤ)


( /ㅤ私も今日はじっくり物語の中の深い部分と向き合いつつ、今度こそ双黒のシーンで動揺しないように頑張りたいです……でも正直動揺せずに観られる日が来る気がしません…!
双黒という二人、お互いへの心情描写等も含め今まで二人の関係性についての情報が少なかっただけに、特典小説を一回で受け止められる自信が無いです……;;ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

15: 帽子置き場 [×]
2018-03-10 16:18:26


碌なもん食ってねえな。
( その言葉から相変わらずの食生活が窺えれば、小さく溜息を零して端的に相槌を打ち到着した昇降機へと乗り込んで。釦を押して高層階にある自室へ向かいつつ時刻を確認しては、「夜中だからがっつりは作んねえぞ。あと先にシャワー浴びてえ」と飽く迄自分のペースを譲らずに答え、少しだけ草臥れた様子で欠伸を一つ零し )

( / 2回目、行ってきました…!
前回よりは落ち着いて観ることができましたが、やっぱり双黒のシーンは動揺してしまいました!笑
特典小説もまさかあそこまで中也のバックグラウンドに触れてくるとは思わず、不意打ちで思いっきりやられました…(;▽;) )



16: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-11 16:05:35

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

空腹である事をつい忘れてしまうのだよね。
( 自身にあまり食への興味が無いからか空腹状態であっても別の事をして居ればやがてその感覚は薄れていく事の方が多く、昔の友人にもその件で定期的に呆れられていた事を思い返しながら少し困った様に笑って。本来なら特に何でも無い筈の返答に対し、まるで新しい玩具を与えられた子供の様に目を輝かせては「良いよ、私もその間好きにしてるから。」と自身の踏み入れたことのない部屋に興味津々な様子で。ㅤ)


( /ㅤお返事遅くなりました…!
私は昨日三回目だったのですが、観てる最中に新しい事に気付き新しい疑問が生まれると全て観終わった後もう一度観たい!と思ってしまうので、上映期間中は定期的に足を運んでしまいそうです…。
昨日帰ってきてから夜中にひっそり特典小説を読み、あまりの情報量に頭が追い付かず半ば放心状態で眠りました…未だにちょっと信じられない気持ちです…;何ていうか、朝霧先生偉大すぎます、、ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

17: 帽子置き場 [×]
2018-03-11 23:14:20


余計な真似してみろ、窓から投げ捨ててやるからな。
( 先程からやけに楽しげなその様子が引っかかれば、釘を刺すべく眼光鋭く睨め付けながら宣言して。程なくして止まった昇降機から降りると角部屋の一室の前で立ち止まり、カードキーで解錠し重厚なドアを開ければ、単身には少々広く感じられる玄関で綺麗に揃えて靴を脱ぎ。帽子やら上着やらをポールハンガーに掛け、序に相手に貸していた外套も引っ掛けると、真っ直ぐ廊下を進みリビングの暖房を入れて )

( / こちらもですのでどうかお気になさらず…!
細部まで本当によく練られていて、考察し甲斐がありますよね。見る度に新しい発見がありそうです!
放心状態わかります;まだ受け止め切れていない部分もあり、夢を見ていたかのようなぼんやりとした心地がします…。有り体な言葉で言えば兎に角しんどかったです(;_;) )



18: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-12 15:04:49

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ


君は私の自殺の手伝いをするのが余程好きな様だ。
( 鋭い視線が刺さると待ってましたと言わんばかりに心底楽しそうに笑っては飄々と言葉を返し、見るからに一般人が住める部屋では無い趣にも動じず相手に続き扉を潜ると玄関からでも分かる彼らしい感性に苦笑を零すのみに止め。借りていた外套を手渡してから自身も適当に靴を脱いで中に入り、リビングに入ると手持ち無沙汰に窓際に寄り掛かっては眠らぬ夜の街を眺めつつ此処から飛び降りたら流石に**そうだと半ば癖のように有り触れた思考に浸って。ㅤ)


( /ㅤ特典小説を踏まえると更に腑に落ちる部分も多く、あの二冊が何故映画の特典だったのかというのも小説の内容を読んで納得した感じでした…
あの設定の上で今まで中原さんは動かされていたのかって色々思い返しながら凄く納得させられて、彼に感じていた違和感の諸々が紐解かれた感覚で……此処まで追ってきて良かった、という一言に尽きます…;ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

19: 帽子置き場 [×]
2018-03-12 20:06:20


──あの木偶が大人しいってのも不気味だな…。
( 相手を一人残して自分はそのまま風呂場に直行するも、シャワーを浴び終え部屋着に着替えたところで不意に先程迄の相手の様子を思い出せば眉間に皺を刻んでぽつりと呟き落とし。タオルで髪を拭いながらリビングへと戻れば何やら物憂げに窓際に佇む相手の姿が目に入り、ほんの僅かな躊躇いの後「おい太宰、手前も手伝え」と無難な言葉を投げかけダイニングへと入っていき )

( / 違和感が紐解かれたという感覚も確かにあります。あるのですが、私は同時に今まで“中原という人間はこうだ”と信じていたものが根幹から揺らいでしまったような、何にも無い空間に突然ひとり放り出されてしまったかのような心地がしました。
何というか、思っていたよりも余っ程切ないというか儚い人なんだなぁと思いまして…。)



20: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-13 17:41:57

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

えー、私も何かするの?
( 不意に聞こえた背後からの声に思考の海から浮かび上がるとどれ程こうして居たのだろうかと自身でも驚いたように瞬きを繰り返し、振り返ると同時に気持ちを切り替えると顔を歪め文句落として。しかしやる事が無く持て余しているのが現状であった為に渋々後を追うと「私、邪魔しか出来ないと思うけど?」と普段台所に立つ機会が殆ど無い自分に手伝える事など思い当たらず疑問符を浮かべ。 )


( /ㅤ多分私の中の中原という人間が小説で提示された物にとても近かったというのは有ると思います。この作品の主題とする「生きる理由」「救済」…その何方にも当てはまらず、登場人物が皆誰かに生きる理由を求め見出す中、中原からの「生きたい」だけが見えなくて、何処か人間味が無いように感じていたというか…。
寧ろ小説を読んで彼の中の人間らしさを感じる事が出来て、この人は自分を愛したかったんだと、それを知れて良かったって思いました。でもじゃあ今、彼は自分を愛せているかと言われると…って所は有るんですが……、、でも確かにあの時、中原は救済された様に感じたので…。
わああごめんなさい、ロルより感想が長くなってしまいました…!!ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

21: 帽子置き場 [×]
2018-03-13 23:44:19


食器出すくらい出来るだろ。そこのグラス、テーブルに持ってっとけ。あと大皿を二枚用意しろ。
( 冷蔵庫の中身を確認しながら相手の話を軽く聞き流すと、視線は取り出した生ハムから外さないまま食器棚を指し示し相手に指示を出して。その後も食材を幾つか用意すれば、慣れた手つきでアボカドの種を取り除いたりグリッシーニに生ハムを巻いたりとオードブルを作っていき。食材を消費したいのは本音でもある為、クラッカーにクリームチーズを塗りスライスしたアボカドやらトマトやらをトッピングしたかと思えば、目分量の味付けで帆立のマリネを作ってみたりと、ものの十五分程で大皿二枚を埋め尽くし、それらを持ち上げれば「完成だ。ほら座れ、穀潰し」と何処か機嫌良く相手を振り返り )

( / なるほど、お恥ずかしながらそこまで噛み砕いていただいて漸く、おっしゃる様に救済要素を感じる事が出来ました…!
恐らく今迄中也に対して抱いていた印象は背後様とさほど変わらないのですが、背後様が“人間味が無い”と思われた部分を私は“弱さを見せない絶対的な強さ”と捉えていたようで…。最強の異能力と身体能力、強靭な精神を持ち合わせた中也を只ひたすら強い人間なのだと安直に思い込んでいたのですが、裏を返せば確かに人間味に欠けますよね…。
だからこそ小説を読んで動揺してしまったのですが、その動揺も背後様の解釈を聞きかなり拭われました。
切ない、つらいばかりでは無かったんだな、と思うことが出来、幾分か心のしんどさが解消された心地がいたします…(;_;) )



22: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-15 00:05:32

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ


…毎回思うけど、意外な特技だよね、それ。
( 命令口調で指示を寄越す相手に対し咄嗟に反抗心が芽生えるも、下手な事をして食事に有りつけなくなる可能性を考え思い直すと云われた通りに大皿を二枚用意してからグラスを運びに行き。戻ってくると何の変哲も無かった食材達が美味しそうに大皿の上に盛り付けられて居て、その後も驚く程の手際の良さであっという間に品数を増やし大皿が埋まる様子を見届けては無意識に感嘆の声を洩らし。二人で使うにも少し大きく感じるようなテーブルに着くと、満足気な表情と綺麗な料理達に視線を向け「中也の手は魔法の手だね。」なんて悪戯に笑って。ㅤ)


( /ㅤすみません、今日まで少し忙しくまた間が空いてしまいました;;
わわ、私の解釈が背後様にとって何か救いになったのなら何よりです…!!あまり自分の解釈を人と語り合う機会が無く、話しても理解されない事も多いので視点が特殊なのかなと思っていたので…。
メタな話、元々中原のキャラクター性の大部分が太宰によって形成されているなという印象は受けてたのですが、本当に人間としての中原は太宰と共に育っていっていたのかと思うとそこが信じられない心地です…、、ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

23: 帽子置き場 [×]
2018-03-16 11:53:49


魔法の手…?そりゃ手前の手だろうが。
( 重力操作を使い器用に片方の皿を水平に浮かせ、料理に合いそうな葡萄酒を一本選んで空いた方の手に取れば、横着をして全て纏めて食卓へと運び。グラス二つに葡萄酒を注いでから相手の向かい側に座るも、相手が零した予想外の一言には思わず毒気の無いきょとんとした表情を浮かべてしまい、然も当然といった口調で訂正の言葉を返し。何の気無しに放った言葉故か直ぐに切り替えて両手を合わせると、長年染み付いた師の教え通りに「戴きます」と礼儀正しく食前の挨拶を済ませ )

( / 大丈夫ですよ〜!こちらも少し遅くなってしまい申し訳ありません;
私は本当に読解力が乏しく感覚でさらっと読んでしまう事が多いので、こうやってどなたかの解釈を伺えるのはすごくありがたいです…!
中原に関しては明かされていない重要なエピソードがまだまだありそうですし、今後の展開も見逃せないですよね…!! )



24: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-18 02:50:00

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ


…ううん、それは予想外の返答だ。
(ㅤ揶揄う積もりで云った筈が全く想定していなかった応えに此方が目を丸くする羽目になり、一拍遅れで考える様に口元に手を持っていくとその言葉が導き出されるに至った思考回路が読めず納得のいかない様子で唸り。自分を困らせている当の本人はさっさと食事の体制に移ってしまい何処か悔しい気持ちを抱えながら此方もつられるように手を合わせては気を紛らわせる為に手近な料理を口に運び、言葉にこそしないもののその期待を裏切らぬ味に自然と表情が和らいで。続いて注いでもらった葡萄酒に口を付けると「何だか不思議な気分だ、君と二人で食事だなんて。」と自分達には似合わぬ穏やかな時間が急に可笑しく思えてきたのか小さく笑い声落とし。ㅤ)


( /ㅤわああそして気付くのが遅くなってしまったという…!!重ね重ね申し訳ないです;
周りに同ジャンルの人がほぼ居ないので、私もこうして感想を言い合える事が本当に嬉しいです、、改めて有難うございます…。
最後の書かれ方からしてまだあの後の二人も描かれる機会が有りそうですよね。お互いを相棒と呼び始めた切っ掛けがその後の事件に有るのかな、と思わせる描写もあったのでまだまだ落ち着けません…!ㅤ)


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

25: 帽子置き場 [×]
2018-03-19 21:38:27


云うんじゃねえ。意識すると飯が不味くなる。
( 味付けが理想通りの物に仕上がった為機嫌良く晩酌に浸っていたものの、沈黙を破った相手の一言に思わず顔を上げるとあからさまに顰め面を作ってみせて。気を紛らそうと盃を呷る度に頬に差した赤みが増していき、とうとう目が据われば完全に気が抜けた様子でぼんやりと宙を見つめ、それから静かに目を伏せると「…ねむれそうか」とだけ零して。酔いが回ってきても相手の“眠れなかった”という一言が頭の片隅に引っかかっており、ゆっくり視線を上げればその双眸を見つめながら「なあ、だざい」と少々辿々しい口調で続け )

( / 大丈夫ですよ〜!忙しい時期ですし、お時間のある時にいらしてください*°
太宰サイドのバックグラウンドも更に深く掘り下げられる可能性がありますしね……楽しみな反面今後も精神的な揺さぶりがあるのかと思うと少し身構えてしまいます。心の準備をしなければ…! )



26: 包帯無駄遣い装置 [×]
2018-03-20 19:00:33

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…中也、もう酔ったの?
(ㅤ自身の発言により思い切り歪んだ相手の表情を肴にゆったりとお酒の味を楽しんで居れば向かいから芯の定まらぬぼんやりとした声が聞こえ、その一言にまるで心臓を掴まれた様な心地になり困惑した様子で顔を上げると不安げに揺れる蒼に射抜かれてしまい一瞬息を呑み。彼なりに気を遣ってくれていた事には気付いていたもののそんなにも気にさせる程だっただろうかと何と返したら良いのか分からず、頼りなく名前を呼ばれてしまえば困った様に目を細め相手の質問には応えないまま「お水、取ってこようか。」と自分にしては随分と下手糞なやり方ではぐらかすように席を立とうとし。ㅤ)

( /ㅤすみません、有難うございます…!
そうなんですよね…結局太宰の出自に関しても、分かったのはあのまま彼処に居ても心配するような親は居ない、という事ぐらいですし…
映画から怒涛の情報量なので、正直まだ処理しきれていない部分も有り、多少落ち着く時間が欲しい所です…;ㅤ)


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