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 ❀✿ 審神者養成学校 ✿❀ /66


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48: 名無し [×]
2018-02-11 19:10:24


[ 審神者ID ] 612
[ 登録名 ] 金糸雀( カナリア )
[ 時代 ] 大正時代
[ 年齢 ] 20歳
[ 性別 ] ♀
[ 学年 ] 4年( 入学時17歳 )

[ 性格 ] 争い事には不向きに見える和やかでお淑やかな女性…という印象を抱かれがちだが、第一印象に反して芯が強く気も強い。どんな状況下でもにこやかな表情を保ち、誰に対しても臆することなく接する。正義感が強く勉学に対しても真剣に取り組むものの、ちょっとした悪戯にさり気なく参加したり、他人の規則違反をそっと見逃したりする様子から根っからの真面目人間ではない様子。大人びているように見えて自分の時代にはなかった機器や食文化に目を輝かせる等、年齢相応の反応を見せる姿も。誰かに弱音を吐くのが苦手で多少の悩み事やストレスは自分で解消してしまおうと考えがち。その為自分でも気付かぬ内に色々と背負い込んでしまう事も屡々。行動力はあるが言動自体はゆったりとしておりマイペース。これまで友人と呼べる存在がいなかった事が影響して、親しくなった人物には面倒見が良く構いたがり。

[ 容姿 ] 日本人にしては色素の薄い樺茶色の髪と黒い瞳を持つ。癖がなく真っ直ぐに伸ばされた髪は胸に掛かる程の長さ。前髪は瞳に入らぬよう切り揃えられている。穏和な表情が目立つものの、そのつり目がちな瞳からは意思の強さが見え隠れする。160cmの身長に年相応な平均体型、しゃんと伸びた背筋が身長を少し高く見せる要因に。制服の巫女装束は規定通り着用。制服着用時は髪型もそれらしく見えるように一つに束ねる等、意外と形から入るタイプ。規定違反になると面倒な為身に着けはしないが、母から譲り受けた髪飾りを常に持ち歩いている。

[ 備考 ] とある華族の長男と愛人との間に生まれた、所謂妾の子。良い暮らしをさせて貰ってはいたものの、父親から愛情と呼べる物を与えられた記憶は無いに等しい。母親は入学する数年前に亡くなり、現在の性格はそれ以降に形成されたもの。望まぬ縁談を強要されかけていた所に審神者候補生としての話が舞い込み、迷う事なく後者を取った。故に家からの仕送りは必要最低限しかなく、学校から金銭を得る為に成績は上位を保ち続けている。口には出さないが卒業時の成績優秀者枠を狙っているのだとか。
霊力は人並みだが質は高い。コツコツと努力を重ねるタイプで、どちらかというと座学が得意。とは言え身体能力も決して低くはない。筋力や瞬発力は周りに劣るものの粘り強さと持久力、ここぞという時の素早い判断力でそれらを補っている。
古き良き作法を心得る一方、新しい事に何でも挑戦したくなる野心家。入学当初はちんぷんかんぷんだったパソコン操作も今ではお手の物。特に料理に関しては西洋の文化を取り入れた物にも多数手を出しており、入学前は包丁すらまともに握れなかったのが嘘のようにメキメキと料理の腕を上げている。
一人称は私、二人称は貴方。教師や先輩、刀剣男士には敬語を使用。好きなものは抹茶、キーマカレー、未知の世界、料理、読書。苦手なものはレバー、蜘蛛、ピエロ。怪談話には嬉々として参加し、多少の悪戯にも笑顔で対応するがピエロだけはトラウマがあるらしく、悲鳴を上げて腰を抜かす程。

[ ロルテスト ] 

( 中途半端な時期の呼び出しに内心ひやりとしたのは数日前の事。目立った規約違反はしていない筈だが、少しの違反もしていないのかと問われれば嘘になる。何処からかその行為が露呈したのか、それとも実家が遂に金銭面での支援を断ったのか。可能性としては後者の方が高いと思っていた。幾ら良い成績を残そうと、学費が支払われなければ学校には通えない。学費を全額免除される程の実力は残念ながら持ち合わせていなかった。そこまでを一足に考えたあの日は心底落ち込んだものだ。だから新しいサポーターが決まったのだと知らされた時は驚き、そして喜んだ。三年時、己には新しいサポーターである刀剣男士が付かずそのまま四年生へ。そういう生徒は他にもおり、己もまた五年生に上がる時までサポーターは一人なのだと勝手に思い込んでいた。そして今日はその新たなサポーターとの対面の日。扉一枚挟んだその先に、これから長い付き合いになるのであろう人物がいる。深く息を吸い込みゆっくりと吐き出した後、ノックをして扉を開ける。緊張はなかったが、しかし予想以上に気分は高揚しているらしい。心臓の音が随分と大きく聞こえた。 )
はじめまして、金糸雀と申します。
( 部屋の中に人影を確認するや否や、柔らかく緩めた表情はそのままに己の名を告げる。しんとした室内に迷いのない声が静かに響いた。さて、相手の瞳に含まれているのは憎悪か恐怖か戸惑いか。何れにしろ此方に対して良い感情を持たれている等と、そんな甘い考えは持ち合わせていない。しかし叶うのならば良い関係を築くことが出来ればと願っていた。少なくともこれから三年間共に学生生活を送ることになるのだから。相手の瞳から視線を逸らさぬよう真っ直ぐ見つめたまま、距離を縮め過ぎないよう一歩一歩近づく。此処が限界だと感じる所で歩みを止め、握り返して貰えるかも分からない、もしかすると振り払われるかもしれない手をすっと差し出し )
これから三年間、宜しくお願いしますね。

❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿

( おや、と思ったのは校舎の昇降口近くの廊下を歩いていた時。僅かに水が落ちる音が聞こえたかと思えば、それはあっという間に騒がしいものとなり。昼過ぎから曇天ではあったが、こんなにも急に降り出すとは。思わず小さな溜息を零し晴れる気配のない空を見上げて。生憎傘は持ち歩いておらず、実家から支払われる少ないお金で余分な傘を買う事も憚られ。寮までそう遠い訳でもない。少しくらい濡れても大丈夫だろうと腹を括り、そのままの姿で昇降口へと向かって )


一二年時サポーター ✿ 陸奥守吉行(別の本丸から)
三四年時サポーター ✿ 未決定


( / 作り込まれた設定と複雑な関係性、そして何より学生生活を楽しむことが出来るという点に心惹かれ、参加希望させて頂きます。ロルテは主様と同じように二種類書かせて頂きました。不備が御座いましたら何なりとお申し付け下さいませ。それではご確認及びご検討、宜しくお願い致します…! )
   

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