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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
21：
アルトラ [×]
2018-02-03 12:48:12
（空が吠えていた。激しい雨と光を伴うその咆哮は深い森をも掻き回し、大地を崩し、木々を焼いて薙ぎ倒す。一体どれほど巨大な獣が暴れているのかと、狼の腹にも似て黒々と膨れた雲を見上げながら洞穴の中で冷えて強張る体を丸めた、それが持ちうる記憶の最後だった。半身がひやりと冴えて、雨水が流れ込んできたのだろうと身を起こせばそこは既に見知らぬ景色の中。今は陽射しも痩せ衰える冬だというのに視界は真夏より白く眩み、それでいて立ち上る土と草の匂いは無い。そもそも土も草も無い。つるりとした平坦な石が四方己を取り囲み、その外側を更に平坦な石が取り囲むその光景には僅かながら見覚えがあった。人間の巣――脳裏に姿がよぎるのと、鼻先が匂いを嗅ぎとったのはほぼ同時であり周囲へ分散していた神経は鋭く一つに束ねられて曇った扉の向こうを貫く。長々と続く鳴き声は若くもないが老いてもいない雄のものが一匹分、しかし別の人間と意思疎通を図っている様子もある、それでいて覗く姿もまた一匹分……妙な風景のせいか勘が鈍る分爪の先まで殺気立ち、扉が開いた瞬間それは低い唸りとなって牙の隙間から流れ出た。痩せた草食動物のような手足、色褪せた髪、猛々しさとは程遠い顔立ち、それら弱者の証を一瞬で認めた瞬間こちらへ向けられた声を搔き消す為に一層唸る。人の形をしていても喉から迸るのは狼の威嚇。本当に弱い獣ならばこの凄みだけで決着がつくが、相手は己の耳や鼻を欺いてここまで捕らえて連れてくるだけの力を何かしら備えているはずで、食え！殺せ！と叫ぶ本能と警戒しろ、注視しろと訴える理性に従い視線は真っ直ぐに食らいついたまま、前足で石のくぼみの淵を掴み、いつでも飛びかかれるようギシリと鳴るまで力を込めて）
22：
八重樫 刻 [×]
2018-02-05 23:51:32
(／お返事が遅れており、大変申し訳ございません。また、遅れておきながらこうして書いておりますのがレスではない事に関しましても、重ねて申し訳ございません。
この度は、一言お詫びをさせて頂きたく取り急ぎ馳せ参じた次第でございます。
と、言いますのも…ごく個人的な事情である為、本当に申し訳無いのですが…現在私生活において少々ばたついておりまして、暫くまともな時間を確保するのが難しい状況となってしまいました。丁寧で美しい文章を書いて下さる貴方様へのお返事であるからこそ、急いで書き上げる推敲も不十分なものをお返しする訳にはいかないと言うのが個人的な考えでして…それ故、ある程度時間を掛けてでもきちんと推敲した文章をお返しさせて頂きたいと考えていたのですが、その為の時間がなかなか確保出来ないのが現状です。
そして、こうした状況がいつまで続くかと言う見通しが今の所立てられず…レスまでにかなりお時間を頂戴してしまう事は確実なのですが、いつ頃までに、と言う予定さえも申し上げられない状態となってしまいました。
何も言わずに長々とひたすらお待たせしてしまうのが心苦しく、一言ご挨拶させて頂きました。開始早々、本当に申し訳ございません…
もし、ゆっくりゆっくりとした進行でもお付き合い下さるという事であれば、こんなに嬉しい事はありません。しかしながら、何分募集を掛けておきながらこの体たらくですので…多少なりとネガティブな印象を抱かれた場合には、或いはこのトピでのやり取りの解消をご希望される場合には、どうぞご遠慮なく仰ってください。
長くなってしまいましたが、取り急ぎのお詫びとさせて頂きます。
お返事に困ってしまわれた場合には、このまま蹴って頂いても構いませんので…)
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