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【殺戮の】──私を、殺して──【天使】/4


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自分のトピックを作る
■: ザック [×]
2017-12-29 11:50:59 





────だったら、泣いてねぇで笑えよ。




倫理的には許されない、「ザクレイ逃避行エンド」のお話。






1: ザック [×]
2017-12-29 11:51:55




▼Episode4ラスト、再会して上記の言葉を交わした“後”の、ザックとレイの物語。

▼原作とは違い、提供のザックはレイに対してはっきりした愛情を持っています。再会時に、余裕の態度を見せておきながら結局それを失して思わず抱きしめてしまうくらいには。……つまり一種の原作崩壊行為なので、苦手な方はお引き取りを。

▼当トピックでは、レイの「私を殺して」を、「私の存在を望んで」という本音の言い換えだと解釈しています(ご希望であれば詳細を説明いたします)。
そのため、ザックがレイを以前とは別のかたちで「望む」ようになってもレイの願いは叶うという設定。

▼とにかくザックがレイ大好きです。猫のように甘えます。でも守るべき場面ではしっかり戦ってくれるようです。

▼ザックが脱獄し、施設から攫い出した後、レイに思いっきり愛情表現をしながら、レイはそれに戸惑いつつも応えながら、追っ手の目を忍びつつわりといちゃいちゃしつつふたりで生きていくストーリー。

▼お相手様選定式。>2のロルで「脱獄するザック」を描写しますので、参加希望の方は「あの夜の施設にいるレイ」を描いていただければ。

▼再建につきご了承くださいませ。





2: ザック [×]
2017-12-29 11:52:31



(けたたましいサイレンの鳴り響く、重い闇に沈んだ監獄。看守たちの慌てたような足音と叫び声、他の囚人たちの興奮したざわめきを後に、男は赤黒く染まった囚人服を脱ぎ捨て、取り上げられていたかつての服に着替えて、鎌を手にそっと抜け出していき。奪った鍵でとうとう裏口から外に出て、血の滲む身体を抱えつつ頭上の青い満月を見やると──)

レイ…………レイ、レイ……

(──凄惨な死相の浮かんだ顔で、まるで熱に浮かされてのうわ言のように、狂おしく求める少女の名を呼んで。
会いたくて仕方がなかった。廃ビルの地下深くで出会い、「脱出できたら殺してやる」という奇妙な約束を取り交わした後、様々な危機を共に乗り越えていくうちに、いつしかなくてはならない存在になっていたあの少女……レイチェル・ガードナーに、会いたくてたまらなかった。
レイはまだ、俺が殺してやると──“望んでやる”と誓った言葉を覚えてくれているだろうか。あの日、警察に預けたまま別れた後も、誓いを忘れずに生きていてくれるだろうか。
それを今夜、ようやく確かめることが出来る。冷えた夜気を肺に取り込み、ゆっくり息を吐き出すと、殺人鬼アイザック・フォスターの黒と金色の眼に、未だ死相は浮かんでいるものの、生気のような輝きが戻り。真っ赤な口を三日月のように歪めて笑うと、鎌を今一度背負い直し、閑静な街の宵闇の中にふっと姿を掻き消して。)

待ってろ、レイ──今夜ようやく、誓いを果たしに行ってやる。




3: ザック [×]
2017-12-29 11:53:11




(/状況説明回のため少々長くなっておりますが、ロルの長さはこれより短くも長くもすることが可能です。
以上にてレス解禁。ロルのペースは応相談、イベント等相談できるお方を優遇。お声がけをお待ちしております!)





4: 匿名さん [×]
2017-12-29 12:17:52





( 本当はいけないのだけど──そう前置きしてカウンセラーの女性が酷く穏やかな面持ちで告げた言葉に、一瞬理解が追いつかなかった。刹那、眼前が真っ赤に染まり、辛うじて保っていた無表情とその唇から洩れた返答は「 そう…そうですか 」の端的な一言。冷えて暴力的なまでの冷気を放つ床から伝わる温度に、レイチェルの身体全体と、心も一気に凍えていくような感覚を自分でも感じ取る。その後女性が続けた言葉は頭に入る事はなく、確か二つ返事をしてから、彼女に倣うまま部屋に戻った気がする。静謐な闇夜には、二人の足音だけが響いていた。 )

……本当は、ずっと夜は、眠れなかった。
……心も、落ち着かなくて……今夜も、寝られないはずだった。
( 最低限の物しか置かれていない殺風景な部屋を、虚ろな青の双眸に映し出すと、床を踏み締め軽ささえ感じる足取りで長机まで移動する。少しでも身体を動かしていないと、信じたくもない事実だけが脳内を侵し、得体の知れない感情に押し潰されそうだった。…この青白い月だけでも自分の思いを聴き届けてくれるだろうか。誰もいない空間で一人呟いた言葉は誰の耳に入る事もなく空気に溶ける。酷く機械的な動きで部屋を消灯すると、重くなった身体を引き摺るように寝具へと向かう。 )
……でも、もう目を閉じるしか、なくなったんだ。
( あの日、殺人鬼の男と交わした約束だけが、打ち寄せる波のように幾度も反芻する。今自分はどんな表情をしているだろう。口角を無理矢理釣り上げてみせる、殺人鬼の男はちったぁマシになったと褒めてくれるだろうか。──嗚呼、駄目だ。こんな不格好な引き攣った笑顔では目が死んでると呆れられて仕舞う。冷え冷えとした布団に身を預け、覆せない事実と、鮮明に残る記憶に思考を沈める。何も見たくないとゆっくり瞳を瞑る瞼の裏側に、不敵に笑う殺人鬼の面影を見た。 )



( /移動させて頂きました。前トピの>14で御座います。一応、同じ物ですが前トピにて提出させて頂いたロルテを貼って置きます故…! )





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