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---Abandoné【 指名制 】/318


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36: タナカ ミノル [×]
2017-12-09 21:12:12


了解しました。こんな僕のために、わざわざ気を遣ってくれて申し訳なかったね。
勿論、君の言う通りにさせていただくよ。丁度、僕もそうしたいと思って居たところだから。
いつか、君と話ができる日を願っているよ。

ーーーーー

>マダム

_____っ、な……んで……?
( 想像した痛みと衝撃に備えて目を瞑る。現実から逃げるように、或いは自分の最期でさえ見ないように、必要以上にしっかり目を瞑る。震える体、冷たくなってく四肢末端。だがいつまで経っても、いつまで待ち望んでも、その衝撃はやってこない。不審そうに不信そうにゆっくりと目を開いた先には闇が広がっていた。否、本当に目を開いたのかさえ疑問に思うほどの闇に、目を奪われたと言った方が正しいのかもしれない。等間隔で刻まれる靴音に気がついたのは、全てが闇の中から現れた後。若い女が微笑んだのか、老いた女が笑ったのかは分からない。年齢の読めないふくよかな唇が三日月を描き、くっきりとしたアイラインに縁取られた瞳と目が合っている。目が合っているのだ。人と目を合わせることを大の苦手の自分が、今やこの女性の瞳と合わせ、それを苦に思わない。恐怖に似た全く別の無機質で豊かな感情がじわりじわりと自分を蝕んでいく。それはさっきまで惚けていた頭がようやく回り出したことと同義だった。回り出した頭は目の前の女性の言葉を脳内で反復する。可愛い……死にたがり? 確かに自分は死にたがりだ。だがそれが嫌で、嫌いで嫌悪していたから、止めた。人生そのものを、辞めたのだ。辞めたはずだった。それに疑問すら覚えられずに依然として動かない、否、動けない自分に、目の前の女性は優しげに声かける。やがては歩幅一つ分だけ、普段の冷静な自分ならば絶対に許さないであろう距離を取られても、尚動けずにいて。すぅ…と輪郭をなぞる指を瞳だけを動かして追いながら、相手の言う"知っている"という言葉に、恐怖よりも純然たる素朴な好奇心が先を越す。自己嫌悪に陥る間もなく、惨めに震えるその声で理由を問いかけようとして )


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